次に、第2款総務費、37ページから62ページまでの質疑を許します。
発言願います。 13番 吉川君。
5 ◯13番(吉川清里君) 49、50ページをお願いいたします。1項13目交通対策費、12節の委託料、
町内循環バスの運行業務の委託料について質問をさせていただきます。
町内循環バスの運行業務の詳細については施策の成果の41ページ、42ページに
利用人数等が記載をされております。これを見ますと、令和元年度から運行本数を1日1便に消滅したというふうにありますが、1便当たりの利用人数も若干減少傾向にあるということが見て取れます。基本的には1時間1便と、東回りも西回りもそういう運行ですけれども、昼の時間帯では便数が減っておるのが実情です。これについて町民の方から、確かに朝夕の通勤・通学の利用人数が多いのは事実ですが、昼の時間帯も「ないことによって非常に不便をかこっている」というような声も届いております。この利便性についてどのように捉えているかを答弁お願いします。
6 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。
くらし安全課長 前川君。
7 ◯
くらし安全課長(前川仁志君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
決算書の49、50ページ、委託料の
町内循環バスの運行についてということでお尋ねでございますが、
町内循環バスの運行につきましては、その利用状況ですとか、あと運転手の勤務時間に関する規定等を含めた安全性の確保などを勘案いたしまして、御指摘のとおり令和元年度に運行便数を見直したところでございます。
議員御指摘の便数に関する利用者の声ということでございますけれども、毎年、乗降調査に合わせまして行っている
アンケート調査におきましては、現状の運行に関する好意的な意見をいただいている一方で、ダイヤの改正ですとか、バス停の箇所、また増便に関する要望、こういったものをいただいているのも事実でございます。
町の循環バスにつきましては、あくまで路線バスの形態ということで運輸局の許可の下運行しておりますので、その上で生じます物理的な制約はどうしてもございますので、一朝一夕に全ての御要望にお応えすることは難しいところでありますけれども、今御指摘がありましたように、町民の利便性というものは町の
循環バス運行の主たる目的でもございますので、今後の運行におきましての検討の一つということで捉えさせていただきたいと思っております。
8 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 13番 吉川君。
9 ◯13番(吉川清里君) 今、答弁で「
アンケートでいろいろな意見が寄せられている」というのがありましたけども、やはり具体的に、昼の便数が減ったことによっての変化、あるいは町民の意見等も、単に漫然と
アンケートを取るのではなくて具体的に聞くべきではないのかなというふうに思いますので、その辺の考えをお聞きしたいというふうに思います。
また、以前、議会でも議論になりましたけれども、昼の便を運休とするということについては運転手の休みも保障するということですが、普通は、その場合、代替の運転手を充てて、労働者ですからきちんとお休みを取ってもらった上でなるべく利用する方の利便性を損なわないというのを取るのが
公共交通機関としての責務だというふうに思うんですが、多分人件費の問題はあると思いますが、ただ、それによって人件費が倍になるとか、そういうことではないと思いますので、その辺の試算をされているのかを答弁お願いします。
10 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。
くらし安全課長 前川君。
11 ◯
くらし安全課長(前川仁志君) 循環バスの運行調査の際に行っておる
アンケートにつきましてでございますけれども、今「いろいろなお声をいただいている」ということでお答えさせていただいたところでございますけれども、今後、その辺、どういった便が必要なのか、どういった使い方が必要なのか、私が言ったことも含めて、また
アンケートのほうは継続して進めていきたいと思っております。
また、お昼の時間帯、調整のためにというようなことの中で、人件費の試算というのは特段行っておりません。というのは、運行バスにつきましては、それに係るキロ当たりの経費、それと見込まれる収入料、そこから算出しておりますので、あくまでも走行距離によって変わってきますので、便が増えれば走行距離が増える、よって委託料が増えるという仕組みになります。試算としては、そのため人件費を増やすとどうなるか、運転手を増やすとどうなるかというのはちょっとできておりませんけれども、あくまでも利用時間帯、そういったものを含めた中で今後の検討ということで考えさせてだきたいと思います。
12 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
13 ◯議長(松浦俊介君) ないようでしたら、これで総務費の質疑を終わります。
次に、第3款民生費、61ページから76ページまでの質疑を許します。
発言願います。 14番 森野君。
14 ◯14番(森野善広君) まず、61ページ、3款1項1目の18節負補交で、
社会福祉協議会への補助金が令和2年度よりも減っておりますけれども、その理由についてお願いいたします。
同じく18節の
特別給付金で、これは5万円の給付金ということでありますけれども、施策の成果のほうを見ると36名に給付したというふうになっております。給付したのは36名ですけれども、この給付金の受給資格のある方、何名の方にこういう給付があるということで通知をしたのか、人数をお願いいたします。
63ページの3款1項2目です。12節の中で
配食サービスが令和2年度よりも減っております。これについて、なぜ減ったのか、答弁願います。
その中で
オンライン訪問看護制度というのがあります。これについて、施策の成果のほうを見ると14名が利用したということで、1人当たり10万円の経費がかかっております。内容はどういう内容かと見ると、スマホとか、タブレットを使ってオンラインで、訪問看護をしたような、それに代わることをやるということでありますけれども、1人10万円というのは、ちょっと費用対効果の点で問題があるんじゃないかというふうに思うんですけども、やった効果は、私は分からないので、1人に10万円かけてやったことについての評価をお願いします。
それと同時に、やった後の利用者の感想があります。「非常によかった」というのが100%ということでありますけれども、「継続してやってほしい」というのが93%ですか、9割以上の人が「引き続きやってほしい」というふうに言っているんですけども、引き続きやるのかどうかという判断があると思うので、その辺りの判断をお願いいたします。
同じ款項目の17節で通いの場というのがあるんですけれども、これはどういうものか、施策の成果のほうでも載っていないので説明をお願いいたします。
18節の負補交の中で、
シルバー人材センター、令和2年度が970万円、令和3年度では100万円減っておりますけれども、
シルバー人材センターのこの減額の理由について答弁願います。
決算書の65ページに行きまして、
福祉センター費でありますけれども、3款1項5目
福祉センターの負担金、これが、コロナの中で閉館している期間が結構あったと思うんですね、閉館している期間については様々な経費については変わってくると思うんですけれども、令和2年度、令和元年度と同じ額が出ております。その理由について答弁願います。
それと、この
福祉センターの地下に調理場があるんですけれども、全然使われていないんですよね、造ったけれども。災害のときのための施設だということであるとは思うんですけれども、ふだん使っていなくて、災害が起きたときに「さあ使おう」といったときに、これはちょっとまずいんじゃないかなというふうに思うんです。だから、せっかく
福祉センターの改装の際に造った調理場でありますから、やっぱりちゃんとふだんも利用したほうがいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
ちなみに
地域交流センターでは年間66回利用されております。だから、その一部を利用者がよければそちらのほうも利用してもらうというふうなこともありと思います。地下の調理場が全然使われていない、施策の成果の表にも載っていないんですけども、これは頭から外れているのではないと思うんですが、その辺りの見解を答弁願います。
69、70ページ、18節の負補交で、
住民税非課税世帯に対する
臨時特別交付金というのがありますけれども、2,123世帯と。これは令和2年度にやったやつの一部なのか、それとも別のやつなのか、ちょっと説明を願います。別のやつだとすると、
対象世帯数は何世帯で、そのうち2,123世帯ということになりますから、対象世帯の何%になるのかということで答弁願います。
71ページにも、コロナ対策の給付金の支援事業というのがあります。
子育て世帯に対しての給付金が10万円。施策の成果を見ると4,759名が給付されているということでありますけれども、これについても、何人が対象なのか、4,759人は何%なのかと。
その下の低
所得者子育てというのも、これは5万円の給付ですけれども、251人が施策の成果を見ると給付されております。これは対象が何人で251人は何%なのかと。
以上です。よろしくお願いします。
15 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。
福祉介護課長 岩崎君。
16
◯福祉介護課長(岩崎健二君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
決算書の61、62ページの
社会福祉総務費の18節負補交のうちの、
社会福祉協議会への補助金が減った理由という御質問ですが、こちらの減額につきましては、補助金の対象経費として算出している対象職員の退職等に伴い
対象人件費が減ったことや
県社会福祉協議会事業の受託に伴いまして受託金の収入があったことなどから補助金が減額となったものであります。
続きまして、決算書の63、64ページをお願いします。こちらも負補交の一番上の3行目になります
生活困窮者特別定額給付金についてでございますが、こちらの対象者は、
県社会福祉協議会事業である
特例貸付制度の
総合支援資金を申請し決定を受けた町民に対し申請に基づき上乗せ支援をしたものであります。
特別貸付制度の
総合支援貸付決定者は40名となっておりまして、そのうち36名が申請した形になります。
続きまして、同じ63、64ページの
高齢者福祉費の12節の委託料、
配食サービスが減になった理由というお尋ねですが、
当該利用者の
施設入所等に伴う利用中止などにより実利用人数及び利用食数が減ったものであると考えております。
続きまして、同じ63、64ページ、
高齢者福祉費の12節の委託料、「
オンライン訪問看護での1人当たり10万円で費用対効果が疑問である」という御質問ですが、こちらは14名
オンライン訪問看護をやったんですが、1人を除く13名が
スマートフォン等をお持ちではなく
iPad等をリースした関係で、費用の半分ほどがリース代となっております。こちらは、一応、本年度も既に事業を実施しておりまして、7月に募集をかけ、8月に説明会を行い、9月の中旬頃から再度事業をスタートする予定となっております。今年度につきましては利用者がお持ちの
スマートフォンやiPadを利用して事業を行うことによりまして、一応35名の枠で事業を進めたいと考えております。
あと、参加者の評価につきましては、「
日常生活動作を維持するのに役立った」「心配事や悩み事の相談ができた」が9割以上の方が占めておりまして、「今後も利用したい」ということの感想があり好評の事業であったと考えております。
続きまして、63、64ページ、
高齢者福祉費の17節備品購入費の「通いの場とは」という御質問ですが、通いの場とは、高齢者の
生きがいづくりのため地域の方が近くの集会所や公民館等に集まり地域の特色に合った活動を行っている場のことで、地域の、特に高齢者の交流の場のことを言いまして、本町では各区公民館で実施しているいきいきサロンがこれに当たります。本タブレットの購入につきましては、タブレットにセットした
脳トレアプリ等、このいきいきサロンで活用していただくため交付金を活用し購入したものであります。
続きまして、同じ63、64ページの
高齢者福祉費、18節の負補交で、「
シルバー人材センターの補助金が減額になっているのはなぜか」という御質問ですが、昨年度に全庁的に補助金の見直しを行いまして、令和3年度から1割の減となったものであります。
続きまして、67、68ページ、「コロナの関係で
福祉センターが閉館している時期があったが委託料が同額なのはなぜか」という御質問です。
福祉センターにつきましては、令和3年度、貸館業務を中止した期間はありましたが、施設を閉館したわけではなく貸館業務を行わなかった関係で、
施設管理等につきましては通常どおりであることから指定管理の委託料に変動はございません。
あと、「地下の調理室が使われていない、災害時に使用するようだが」という御質問ですが、今後、地下の教室の利活用につきまして検討してまいりたいと考えております。
続きまして、決算書の69、70ページ、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金の関係ですが、
住民税非課税世帯の対象世帯につきましては2,278世帯でありまして、そのうちの2,123世帯が申請いたしましたので、93.2%の世帯が申請し支給を受けたものであります。こちらの事業は令和3年度事業となっております。
失礼しました。
福祉センターの地下の調理室なんですが、コロナ前は利用希望があれば使用していた、あと、
社会福祉協議会の
自主事業等で調理教室を実施しているという報告を受けております。今後も利活用について検討してまいりたいと思います。
以上です。
17 ◯議長(松浦俊介君) 暫時休憩します。
午前09時23分休憩
────────
午前09時24分再開
18 ◯議長(松浦俊介君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開いたします。
こども未来課長 小松君。
19
◯こども未来課長(小松義和君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
決算書の71ページ、72ページになります。3款2項1目18節負補交の
子育て世帯等臨時特別支援事業費4億7,590万円、こちらにつきまして「
支給対象者数は何人か、そして支給率は何%か」ということでございますけれども、
支給対象者数は4,780人、支給者は4,759人ということで、支給率は99.6%ということになります。
続きまして、その下になりますけれども、低所得の
子育て世帯生活支援特別給付1,255万円の対象者数と支給者数でございますけれども、
支給対象者数が251人で支給者数251人ということで、支給率は100%ということになっております。
以上でございます。
20 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。
21 ◯14番(森野善広君) まず、63ページの
配食サービスの件でありますけれども、施策の成果のほうを見ると、これまで1食当たり250円だったのを、公平性を期すということで補助金のほうを同額にしたということが書かれております。したがって1食当たりの金額が違ってきていると。ということは、値上げになっている配食もあるということになります。そこら辺の価格の変動による影響、先ほどの説明ですと利用者が施設に入ったとか、そういうことでありますけれども、価格の変動による問題はなかったのかということについて答弁願います。
それと、施策の成果の内容を見て初めてこのことを知ったんですが、やはり制度について、この程度の制度だから議会にも報告しなくてもいいということかも分からないんですけども、全協とかで説明があるべきじゃないかというふうに思うんですが、その点について答弁願います。
それと、先ほど
福祉センターの地下の調理室について、「これから検討する」という後で「利用しておりました」という話がありましたけれども、ならば、なぜ施策の成果の100ページのところで調理室の項目が抜けているのか、
福祉センターの項目の中に地下調理室はありません。だから、利用しているかどうか全然分からないということになっておりますので、先ほど課長が答弁した内容であれば「日常的に利用している」というふうなことでありますので調理場の項目を入れるべきではないかというふうに思いますけれども、その点について答弁願います。
22 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。
福祉介護課長 岩崎君。
23
◯福祉介護課長(岩崎健二君)
配食サービスの価格が変わった関係ですが、令和2年度に実施した利用料の改定につきましては、
受益者負担の観点、利用者間の公平性から1食当たりの利用者の一律負担額を見直しまして、町から各事業者への負担額を一律344円に改定したものであります。
なお、利用者の減につきましては、利用者の
施設入所等に伴う利用終了が主なものであり、利用料の変更が利用者の減につながっているものであるとは考えておりません。
あと、利用料金が変わったことについて、「全協等で説明すべきではないか」という御指摘がございましたので、以後、こういう料金の改定につきましては御報告したいと考えております。
あと、施策の成果の100ページのところに
福祉センターの利用の関係が載っておりますが、「調理室を使っているのであればそちらのほうも記載すべきではないか」という御意見です。次年度以降の施策の成果にはそちらのほうの記載を追加したいと考えております。
以上です。
24 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
25 ◯議長(松浦俊介君) ないようでしたら、これで民生費の質疑を終わります。
次に、第4款衛生費、75ページから88ページまでの質疑を許します。
発言願います。 14番 森野君。
26 ◯14番(森野善広君) 75ページの4款1項1目18節の負補交ですけども、夜間救急の運営費が令和2年に比べて800万円の増額になっております。そのための流用が行われているわけでありますけれども、その理由について答弁願います。
それと、令和3年度から医薬品備蓄センター運営費等5つの負担金が増えております。その点について、増えた結果どのように変わったのか、答弁願います。
それと、これを見ますと歯科医師会への負担金がありません。医師会については、沼津医師会に同じ項目で107万9,000円出ておりますけれども、沼津医師会と沼津歯科医師会は別です。だから、栄養士会とか、保健師会とかいろいろ増やしたわけでありますけれども、歯科医師会が入っていないと。こういうことで増やすのであれば、同じように歯科医師会も入ってもおかしくないと私は思うんですけれども、歯科医師会に出していない理由について答弁願います。
79ページの4款1項3目の健康づくり推進費の12節委託料で、フッ化物洗口液調合等業務というのがありますけれども、これについて説明願います。私、施策の成果のほうでちょっと見当たらなかったので。
それと、健幸コンシェルジュの養成支援業務というのがありますけれども、施策の成果のほうを見ると講演会を教室を行ったということがありますが、その結果どういうふうに変わったのかというのがありませんので、そういうコンシェルジュを養成して、地域に入ったりとか、いろんな団体のところで何をやったのかということについて答弁願います。
その下の4目のすこやか増進費、次のページになりますけど委託料の12節で、ここに幼児フッ化物塗布業務というのがあります。施策の成果をのほうを見ると、297人がコロナの関係で集団でやるのをやめて歯科医院のほうでやっていると。令和2年度は0人なんですけども、3年度はそういう形でやって297人。しかし、それまでは1,000人近くの乳児・幼児にフッ化物を塗布していたんですね。コロナといえども、そういう保健予防活動については縮小すべきではないというふうに思うんですが、その点について答弁願います。
27 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 健幸づくり課長 平井君。
28 ◯健幸づくり課長(平井重徳君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
まず、決算書の75、76ページの4款1項1目保健衛生費の18節負補交、沼津夜間救急医療センター運営費の増額理由についてでありますが、沼津夜間救急医療センターの運営費負担金につきましては、前年度の決算で生じた収支差額を基に分担市町3市3町、沼津市、三島市、裾野市、函南町、長泉町、清水町で案分比率に応じて当該年度の後期負担金で調整してございます。したがいまして、令和2年度の沼津夜間救急医療センターの決算では新型コロナウイルス感染症拡大による受診控えや新型コロナの症状を持つ患者を診療しないなどを要因とした診療報酬減収による約5,900万円の欠損額が生じたため、これを3市3町で案分比率で分担して補ったことによる増額となります。
続きまして、同じく75、76ページの4款1項1目の保健衛生総務費の18節の負補交におきまして、「新しく看護協会などの負担金を開始したが歯科医師会への負担金はないのか」との御質問ですが、1目保健衛生総務費の18節負担金には看護協会のほか医薬品備蓄センター運営費や県精神保健協会などの負担金があり、これらにつきましては令和2年度まで4款1項5目の保健衛生費の18節の負補交から支出しており、目を変更して支出したため新しく設けた負担金ではございません。
なお、歯科医師会への負担金の支出ですが、直接歯科医師会への負担金などはございませんが、同じ18節の負補交に休日歯科診療における歯科救急医療業務として、裾野市、長泉町、清水町の1市2町で分担金を歯科医師会へ支出してございます。
続きまして、4款1項3目の健康づくり推進費におけるフッ化物洗口事業業務につきましてでございますが、こちらにつきましては、永久歯の虫歯予防を目的に町内の幼稚園、保育所、保育園の年長児のうち希望のあった、昨年度で申し上げますと213人に対して週5日のフッ化物洗口事業を実施したものでございます。
続きまして、79、80ページの4款1項3目健康づくり推進費、12節委託料の「健幸コンシェルジュ養成支援の成果は」についてでございますが、健幸コンシェルジュ養成支援業務では、SWC協議会、いわゆるスマート・ウエルネス・コミュニティ協議会に健幸コンシェルジュ養成事業と健康スポーツプログラムの認証事業を委託し、健幸コンシェルジュ養成事業では健幸コンシェルジュの役割などを学ぶ講座を実施し、6施設27人といった多くの職員が健幸コンシェルジュとして認定される成果がございました。
また、健康スポーツプログラムの認証事業につきましては、それぞれ認定された6施設が町民に提供する独自のスポーツプログラムを考案、作成をし、そのプログラムをSWC協議会から認証を受けるものであります。これにより、各施設ではSWC協議会に認められた独自のスポーツプログラムを持って自信を持って町民の方々に提供できる成果がございました。
続きまして、81、82ページの4款1項4目すこやか増進費、12節の委託料、幼児フッ化物塗布業務においてでございます。歯科医療機関でのフッ化物塗布につきましては、1歳6か月児並びに3歳児の各健診において歯科衛生士による保護者への歯科指導及びフッ化物塗布の必要性などの受診勧奨を図ってまいりましたが、数字的にコロナ禍前の集団検診で実施していた実数よりも減少となってしまいました。その主な要因といたしましては、コロナ禍における歯科医療機関への受診控えなどが理由として考えられます。
現在のコロナ禍では、引き続き歯科医療機関でのフッ化物塗布業務を行ってまいりますが、その周知などにつきまして、より一層受診勧奨を図ってまいるとともに、今後、新型コロナ感染症の減少状況によっては、歯科医師の先生方と相談しまして、元の集団接種、集団健診でのフッ化物塗布について検討してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
29 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。
30 ◯14番(森野善広君) 75ページの歯科医師会の件ですけども、1市2町で別の形で出しているという話ですが、それはどこのところの歳出に入っているのか、説明をお願いいたします。
乳幼児のフッ化物の塗布につきましては、最初に言いましたように、保健予防活動についてはコロナの中でもきちんとやる必要があるというふうに思います。ほかの成人病検診やがん検診、国保の特定健診についても、コロナ禍の中でも、変動はありますけれども、それなりにやられております。この乳幼児のフッ素塗布だけが大きく落ち込んでいるというふうに思いますので、その点については、保健予防活動はコロナ禍の中でも質、内容、量を落とさないという立場をやっぱりきちんと持ってもらいたいというふうに思うんですが、その点について答弁願います。
31 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。
暫時休憩いたします。
午前09時42分休憩
────────
午前09時45分再開
32 ◯議長(松浦俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
健幸づくり課長 平井君。