清水町議会 2022-09-22
令和4年第3回定例会(第6日) 本文 開催日: 2022-09-22
令和5年10月から導入される消費税の
適格請求書等保存方式、いわゆる
インボイス制度では、
免税事業者である
センターの会員は
適格請求書を発行できないため、
センターは仕入税額控除ができず、新たに預かり
消費税分の
納税義務が生じることとなる。
しかしながら、
公益事業の実施を設置目的とする
センターの運営は、収支相償が原則であり新たな税負担のための財源がないため、
当該制度の導入は、
センターの運営に重大な支障を来すおそれがある。
仮に、
センターの税負担の財源を確保するため
会員配分金を減額すれば、
地域社会に貢献している高齢者のやる気や生きがいがそがれ、また、発注者に
税負担分を上乗せすれば、
センターの受注は激減し、高齢者の
就業機会が失われることも考えられるなど、
地域社会の活力低下をもたらすことが懸念される。
よって、国においては、
センターと会員間の取引は一般の商取引とは異なることに鑑み、
インボイス制度導入後も
センターの会員の少額な手取り額がさらに減少することがないよう、
会員配分金は
当該制度の適用除外とするなど、
センターの安定的な運営のための適切な措置を講ずるよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和4年9月22日
静岡県駿東郡
清水町議会
衆議院議長殿
参議院議長殿
内閣総理大臣殿
総務大臣殿
財務大臣殿
厚生労働大臣殿
経済産業大臣殿
以上、意見書の朗読をもって
提案理由の説明に代えさせていただきます。
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
4 ◯議長(
松浦俊介君) 提出者からの
提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
5 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております発議第12号につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
6 ◯議長(
松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第12号は、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
7 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
8 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより発議第12号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
9 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、発議第12号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
10 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第2 議案第36号
清水町議会議員及び
清水町長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例についてを議題といたします。
本案は、
総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
総務建設委員長 大濱博史君。
(
総務建設委員長 大濱博史君登壇)
11
◯総務建設委員長(
大濱博史君) ただいま議題となりました議案第36号
清水町議会議員及び
清水町長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例について、
総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月6日に本委員会に付託され、9月12日に
委員全員と当局から副町長及び
所管課長の出席を得て審査を行いました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は
全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
12 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
13 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
14 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
15 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第36号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
16 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
17 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第3 議案第37号 清水町職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
本案は、
総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
総務建設委員長 大濱博史君。
(
総務建設委員長 大濱博史君登壇)
18
◯総務建設委員長(
大濱博史君) ただいま議題となりました議案第37号 清水町職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、
総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月6日に本委員会に付託され、9月12日に議案第36
号審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は
全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
19 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
20 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
21 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
22 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第37号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
23 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
24 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第4 議案第38号 令和4年度清水町
一般会計補正予算(第6回)についてを議題といたします。
本案は、
総務建設委員会及び
民生文教委員会に付託してありますので、それぞれの委員長より報告を求めます。
まず初めに、
総務建設委員長 大濱博史君。
(
総務建設委員長 大濱博史君登壇)
25
◯総務建設委員長(
大濱博史君) ただいま議題となりました議案第38号 令和4年度清水町
一般会計補正予算(第6回)について、
総務建設委員会の
所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月6日に本委員会に付託され、9月12日に議案第37
号審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本
委員会所管事項については
全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
26 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
27
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第38号 令和4年度清水町
一般会計補正予算(第6回)について、
民生文教委員会の
所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月6日に本委員会に付託され、9月13日に
委員全員と当局から副町長、教育長及び
所管課長の出席を得て審査を行いました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本
委員会所管事項については
全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
28 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
29 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
30 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
31 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第38号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
32 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
33 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第5 議案第39号 令和4年度清水町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。
本案は、
民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
34
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第39号 令和4年度清水町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)について、
民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月6日に本委員会に付託され、9月13日に議案第38
号審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は
全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
35 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
36 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
37 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
38 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第39号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
39 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
40 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第6 議案第40号 令和4年度清水町
介護保険事業特別会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。
本案は、
民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
41
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第40号 令和4年度清水町
介護保険事業特別会計補正予算(第2回)について、
民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月6日に本委員会に付託され、9月13日に議案第39
号審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は
全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
42 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
43 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
44 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
45 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第40号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
46 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
47 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第7 議案第41号 令和4年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)についてを議題といたします。
本案は、
民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
48
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第41号 令和4年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)について、
民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月6日に本委員会に付託され、9月13日に議案第40
号審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は
全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
49 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
50 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
51 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
52 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第41号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
53 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
54 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第8 議案第42号 令和3年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本案は、
総務建設委員会及び
民生文教委員会に付託してありますので、それぞれの委員長より報告を求めます。
まず初めに、
総務建設委員長 大濱博史君。
(
総務建設委員長 大濱博史君登壇)
55
◯総務建設委員長(
大濱博史君) ただいま議題となりました議案第42号 令和3年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、
総務建設委員会の
所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月7日に本委員会に付託され、9月12日に議案第38号の審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、歳入について質疑を行いました。
最初に、委員から「ふるさと納税で町外へ流出した金額は。」とただしたところ、「本町町民が他市町村へ行った寄附額は1億4,300万円余です。」との答弁がありました。
次に、委員から「滞納処分による町税の徴収額が増加している理由は。」とただしたところ、「税の公平性を鑑み、滞納処分として口座の差押えを積極的に行ったことによるものです。」との答弁がありました。
次に、委員から「収納率の向上のため、差押え等を今後も積極的に行っていくように。」との発言がありました。
次に、委員から「ふるさと納税寄附額の増額理由は。」とただしたところ、「ポータルサイトを1つ増やしたこと、先進地を参考に返礼品の開拓をしたこと、特にうなぎ店の返礼品により、高額の寄附が多くなったことから、寄附金額の増加となりました。」との答弁がありました。
次に、委員から「ふるさと納税と企業版のふるさと納税に対する今後の取組は。」とただしたところ、「企業版ふるさと納税は、内閣府のポータルサイトに加え、民間のサイトを活用するなど間口を広げるとともにシティプロモーション事業を充実していきたい。ふるさと納税は、掲載サイトの増加、返礼品の充実、体験型のふるさと納税の充実を考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「ふるさと納税において、清水町は他市町と比べ、どのような位置にあるのか。」とただしたところ、「寄附額は、他市町村と比べてまだまだ少なく、ほかの市町村に税金が流出している状況であります。町として制御できないところもあるが、歳入を増やす努力をしていきたいと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「ふるさと納税については、町がどのような位置にあるのか、全体のバランスの中で、税収のことなどを考えてもらいたい。」との発言がありました。
ほかに質疑なく、次に歳出について各款ごと質疑を行いました。
1款議会費については質疑なく、2款総務費の質疑を行いました。
委員から「大学等新幹線通学支援事業は、若者の定住促進として、行っているのであれば、通学支援以外の事業も考えてはどうか。」とただしたところ、「通学支援のほか、例えばUターンで帰ってきた方への支援については、町の特色や費用対効果等を踏まえ、今後の参考とします。」との答弁がありました。
次に、委員から「公共交通利用促進事業のバス、タクシー利用券の配付について、町民からの意見を聞いているのか。」とただしたところ、「大変助かったという意見があった一方で、ほかのことで支援をしてほしかったという意見も聴いています。」との答弁がありました。
次に、委員から「マイナンバーカードの安全性は。」とただしたところ、「マイナンバーカードのシステムには様々なセキュリティ対策が施されています。カードには主要の4情報、名前、住所、生年月日、性別とマイナンバーが記載されておりますが、ICチップには、プライバシー性の高い個人情報は記録されていないため、重要な個人情報の流出は、原則としてはないものと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「マイナンバーカードの普及促進を図る必要があると考えるが、町の考えは。」とただしたところ、「積極的に広報等を活用し、交付率を上げていきたいと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「高齢者運転免許証返納支援事業について、見直し等を考えているのか。」とただしたところ、「バス、タクシーの4,000円分の利用券を交付しているが、およそ6割の利用率であることを踏まえ、その額の妥当性について考えていきます。」との答弁がありました。
次に、委員から「職員健康診断業務等の減額理由は。」とただしたところ、「健診業務の委託先を変更し、健診業務を包括的に実施したことにより安価になったこと、また、会計年度任用職員の健診業務が協会けんぽの助成対象になったためです。」との答弁がありました。
次に、委員から「情報リテラシー向上事業では、幼稚園、保育所の職員はパソコンが1人1台でないためセキュリティ対策講習の対象から除かれているが、今後は全職員が受講するべきである。」との発言がありました。
次に、委員から「広報しみずの発行が月2回から1回になったが、経費の削減はできたのか。」とただしたところ、「令和2年度分が低入札だったことと、原油価格の高騰で印刷単価が高騰したことにより、8万1,000円の微増となり、削減には至りませんでした。」との答弁がありました。
次に、4款衛生費の質疑を行いました。
委員から「塵芥処理費委託料に関して、燃えるごみの分別を今より細分化することはできないのか。」とただしたところ、「本町のごみの分別は、ほかの市町村に比べて細分化されており、現時点で、さらに細分化することは難しいと考えます。」との答弁がありました。
次に、委員から「柿田川調査船は、柿田川の調査や研究の際に必要だと思うが。」とただしたところ、「柿田川の調査は国が行っており、今後対応が必要な場合には、国や環境保護団体等関係機関と協議し、対応していきます。」との答弁がありました。
次に、委員から「剪定枝葉の回収の処理単価が下がった理由は。」とただしたところ、「枝よりも葉や草が多かったことや運搬車両の積載量を下げたためです。」との答弁がありました。
5款労働費については質疑なく、6款農林水産業費の質疑を行いました。
委員から「農業振興についての考えは。」とただしたところ、「ブランド米推進協議会に参画し、米の高価格買いによる農業支援を行っており、また、新規就農者の募集や育成のため、手軽に始められる週末だけの農業や既存の農家者による指導なども考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「農地は食物を作り出すだけでなく、防災や自然破壊の抑制など様々な効果がある。また、毎年の積み重ねが長年の成果につながる。結果として、農地の保全ができていないことを指摘する。」との発言がありました。
次に、7款商工費の質疑を行いました。
委員から「ゆうすいポイントの加盟店の発行ポイントとカードの保有者が減っている理由は。」とただしたところ、「カードの保有者数の減少は、古いカードから新しいカードに移行する際に精査した結果です。加盟店発行ポイントの減少は、飲食店がコロナ禍の影響を受けたものと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「ゆうすいポイントは、100万ポイント発行されたので1億円の経済効果があったとのことだが、1ポイントにつき100円の経済効果とはならないのでは。」とただしたところ、「ゆうすいポイントユーザーで消費が循環したという観点で、経済効果と捉えています。」との答弁がありました。
次に、8款土木費の質疑を行いました。
委員から「玉川卸団地線周辺まちづくり地権者合意形成支援等業務委託の内容は。」とただしたところ、「まちづくりを推進する方を対象とした勉強会の開催、現況報告等のニュースレターの作成、意向調査の作成等についての支援業務です。」との答弁がありました。
次に、委員から「玉川卸団地線周辺まちづくり地権者合意形成支援等業務を委託しても効果が上がっていないのでは。」とただしたところ、「関係地権者の方の様々な意見に対する対応や事業を進めるに当たってのアドバイス等の支援を受けているため、関係地権者との合意形成に寄与するものと受け止めています。」との答弁がありました。
次に、委員から「町営住宅の共益費が高いことと、共益費を住民が集金していることは問題があると思うが。」とただしたところ、「共益費は、町営住宅条例で入居者の負担となっています。共益費の対応は、簡単には決められないものでありますが、近隣市町の状況の確認や入居者の意見を聴くなど今後対応していきたいと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「丸池連絡橋高欄改良工事の内容は。」とただしたところ、「欄干の下段に、転落防止の柵などを設けるため改良工事を実施しました。」との答弁がありました。
次に、9款消防費の質疑を行いました。
委員から「消防団の団員に払われる報酬は、直接本人に渡っているのか。」とただしたところ、「消防団の意向を尊重し、各団に対して対応しています。」との答弁がありました。
11款災害復旧費、12款公債費、13款予備費については、いずれも質疑なく、歳入歳出全般の質疑を行いました。
委員から「実質収支の8億6,700万円の黒字をどう考えるのか。」とただしたところ、「歳入において、町税、地方消費税交付金といった一般財源が予算に比べて増額したことが要因になりました。適切な検証をしつつ、堅実な財政運営をしていきます。」との答弁がありました。
次に、委員から「実質収支が黒字にもかかわらず、区や商工会の補助金を削減した理由は。」とただしたところ、「コロナの影響で町税をはじめ歳入の状況が不透明であり、そういう中で収支均衡を図る上で予算編成を行った中での事務事業の見直しの1つとして行いました。」との答弁がありました。
次に、委員から「財政調整基金が増額する見通しの中で補助金の見直しを先延ばしするなどの配慮が必要だったことを指摘する。」との発言がありました。
次に、委員から「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業について、町の評価は。」とただしたところ、「町民生活への支援、町内事業者への支援につながったものと考えています。感謝の声があった一方、さらなる支援の要望もあったので、国や県の動向を注視し、財源を見極めながら総合的に勘案し、必要な方に必要な支援を今後も続けていきたいと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「新型コロナウイルス対策に関する事業について、評価が高かった事業は、国からの交付金などがなくとも町単独ででも実施してはどうか。」とただしたところ、「令和4年度も続けて実施している事業について、事業の内容や効果、あるいは事業のさらなる継続などを検討していきます。」との答弁がありました。
次に、委員から「新型コロナウイルス対策に関する事業について評価の高い事業は、国の交付金がなくても引き続き実施したほうがよいと考えるので、精査した上で次年度以降の予算に反映されるように期待する。」との発言がありました。
次に、委員から「マイナンバーカードの交付率が令和3年度末で40.98%と高くないが、町の見解は。」とただしたところ、「一般質問でもありましたが、高齢者の方については、シニアクラブの皆さんと協力しながら対応していきます。また、様々な民間事業者がマイナンバーの支援をしているので、町として広報していかなければならないと考えています。」との答弁がありました。
ほかに質疑なく、討論を行いました。
反対討論として、「令和3年度の決算は、黒字決算である。しかしながら、その一方で、住民サービスを減らし、不用額が出たことを考えると、単純に喜べない決算である。ふるさと納税は1億円ほどが町外に流出しており、ゆうすいポイント事業やバス、タクシー券配布事業は費用対効果の精査がされていないことなどを指摘し
反対討論とする。」との発言がありました。
次に、
賛成討論として、「令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中で、西間門新谷線の工事など主要な事業の継続的な実施、大学等新幹線通学支援事業の実施、新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金を利用した様々な事業の実施は評価する。令和3年度の決算は、過去最高額の決算規模となった令和2年度に次ぐ規模となり、財政の健全性を示す各種指標は安定した数値、水準を示しているが、町債残高は90億円を超えている。財源の確保、費用対効果の精査を念頭に置き、効率的かつ堅実な行政運営をすることを切望して、
賛成討論とする。」との発言がありました。
ほかに討論なく、採決の結果、本案の本
委員会所管事項については賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
56 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
57
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第42号 令和3年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、
民生文教委員会の
所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月7日に本委員会に付託され、9月13日に議案第41
号審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、歳入の質疑に入りました。
質疑なく、次に歳出について各款ごと質疑を行いました。
3款民生費では、委員から「緊急通報システム利用支援事業について、身体に障害のある方などにとっては使用しにくいのでは。」とただしたところ、「発信機については、ペンダント発信機がついた固定型と携帯型の2種類から選択できるようになっているが、今後の技術革新も踏まえ調査・研究していきたいと考えます。」との答弁がありました。
次に、委員から「敬老会が中止になった代替としてクオカードを配付したが、見解は。」とただしたところ、「敬老会事業費を流用して配布したものであり、おおむね好評でありました。」との答弁がありました。
次に、委員から「敬老会が中止になった場合は、クオカードを配布するよりも、地域の体操クラブの拡充等に充てるなど高齢者の立場で考えて検討するべきである。」との発言がありました。
次に、委員から「住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の不用額が大きい理由は。」とただしたところ、「住民税非課税世帯の世帯数について、国が示す算定率で計算した予算計上時の世帯数とシステム導入により抽出した実際の世帯数とに差があったためです。」との答弁がありました。
次に、委員から「児童福祉総務費の不用額が大きい理由は。」とただしたところ、「児童手当において、見込みより対象児童が少なかったため、また、子育て等臨時特別支援事業において、実際の支給対象者が、国の基準により算出した人数よりも少なかったためです。」との答弁がありました。
次に、委員から「高齢者福祉対策を総括し、どのように評価するのか。」とただしたところ、「オンライン訪問看護事業を実施するなど、コロナ禍で事業を縮小せざるを得ない中、新たな事業に取り組んだ1年でした。」との答弁がありました。
次に、委員から「高齢者福祉対策の課題解決の取組は。」とただしたところ、「生活支援サポーター養成講座や新たな外出支援対策の検討、高齢者の情報格差の解消に取り組みます。」との答弁がありました。
次に、委員から「児童福祉対策を総括し、どのように評価するのか。」とただしたところ、「保育所の待機児童の解消はできなかったものの、コロナ禍において、放課後児童健全育成事業、こども医療費の助成、子育て総合支援
センター等の運営など、おおむね良好な事業展開ができたと考えます。」との答弁がありました。
次に、委員から「児童福祉対策の課題解決の取組は。」とただしたところ、「人材派遣の活用などにより保育士を確保し、待機児童の解消に努めます。また、児童福祉の各種サービス・事業の効果的な周知に努めます。」との答弁がありました。
次に、委員から「ファミリーサポート
センターの会員が減少した理由と今後の取組は。」とただしたところ、「会員の継続確認など精査を行った結果、減少したものであり、今後はホームページや広報、地区の回覧等で会員の募集をしていきたいと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「フェイスブックページの清水町子育てのわきみず「わtoわ」について、若い世代はフェイスブックを使用する頻度が少ないと言われているが、見解は。」とただしたところ、「外国籍の方は、若い世代でも使用している方が多いと聞いているため、フェイスブックとインスタグラムを連動させながら必要な情報をSNSで発信していきたいと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「町内保育所循環相談派遣業務における取組は。」とただしたところ、「臨床心理士が、発達に不安のある子供や保護者の相談に応じ、対象の児童を観察するとともに、面接やWISC検査等を行って支援につなげています。」との答弁がありました。
次に、委員から「手話通訳者の養成が必要だと考えるが、手話奉仕員養成講座修了者の活用の場は。」とただしたところ、「手話サークルに所属し、聴覚障害者への支援やイベントで手話の広報活動を行っています。また、養成講座の受講をきっかけに、公的資格の取得を促しております。」との答弁がありました。
次に、委員から「放課後児童健全育成事業の利用児童数が減少した理由は。」とただしたところ、「少子化による児童の減少と新型コロナウイルス感染症の拡大による利用控えが原因と考えられます。」との答弁がありました。
次に、委員から「広義の待機児童数が115人とのことだが、保育所の定員どおりの児童を受け入れるには何人の保育士が必要か。」とただしたところ、「清水保育所は4人、南保育所は10人の保育士の補充が必要です。」との答弁がありました。
次に、4款衛生費の質疑を行いました。
委員から「2種混合の予防接種の接種率が下がった理由は。」とただしたところ、「新型コロナウイルス感染症拡大により医療機関への受診控えが多いことや新型コロナワクチンの接種を優先して接種したことが主な理由と考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「BCGの接種率が下がった理由は。」とただしたところ、「年度またぎの接種により、接種率が100%を超えたり、下回ったりすることがありますが、基本的には全員が接種しています。」との答弁がありました。
次に、委員から「健康マイレージ事業は、達成者数や協力店舗数が少なく、事業として必要性が感じられないが、見解は。また、今後の普及活動は。」とただしたところ、「運動、食事等の生活習慣の改善や運動の習慣化などの行動変容を促す効果がある事業と考えており、今後は、広報しみずや健幸スポーツの駅などを活用して周知し、まち歩きアプリと連動させるなど、幅広い世代の健康寿命の延伸につながるよう普及啓発をするとともに、新規協力店舗の呼びかけもしていきます。」との答弁がありました。
次に、委員から「まち歩きアプリの必要性は。」とただしたところ、「身体の状態と変化を見える化し、生活習慣病の予防や健康被害を防ぎ、運動習慣の定着につながるものであります。また、プッシュ通知による町からの健康情報の提供や、ゆうすいポイントとの連携による健康づくりからの地域経済の活性化なども期待できます。」との答弁がありました。
次に、委員から「まち歩きアプリなど様々なアプリを導入すると、管理が複雑化していく。また、無料で優れたアプリがあること、人によって必要なアプリが異なることなどを考慮して事業を進めるよう指摘する。」との発言がありました。
次に、委員から「中学3年生の約5分の1しかインフルエンザの予防接種を打っていない。少ないと思うが、見解は。」とただしたところ、「新型コロナワクチンの接種を優先する方やインフルエンザの流行がなかったことにより、接種実績が少なかったと考えられます。」との答弁がありました。
次に、委員から「成人保健予防事業の参加者が少ないと感じるが。」とただしたところ、「成人保健予防事業として毎月定例の健康相談等を実施していますが、それ以外にも保健
センターでは、随時、健康相談を受けているため、対応件数としては少ないものではありません。」との答弁がありました。
次に、委員から「こんにちは赤ちゃん事業の訪問相談件数が下がっている原因と対応は。」とただしたところ、「新型コロナウイルス感染症への不安を抱き、訪問を拒否される家庭が多かったことが原因です。訪問できなかった家庭には、保健
センターの乳幼児健康相談や電話相談で対応しています。」との答弁がありました。
次に、10款教育費の質疑を行いました。
委員から「新成人生活応援支援金は、生活困窮者や新型コロナウイルス感染症対策に充てるべきだったと考えるが、見解は。」とただしたところ、「新型コロナウイルス感染症の影響で様々な事業が中止、延期された時期において、成人式についても中止され、その代わりとして実施した事業であります。新成人以外の方については、その都度、必要な支援をしていかなければならないと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「これまでのGIGAスクールについて、どのように評価しているか。」とただしたところ、「児童生徒が学習に積極的に取り組む姿勢が見られ、動画機能を活用するなど、より深い理解につながっています。また、教職員の事務の効率化が図られています。一方で、新型コロナウイルス感染症対策により全校集会や講座等がリモートで開催されることがあり、対面による実体験の不足が懸念されます。」との答弁がありました。
次に、委員から「GIGAスクールの課題解決の取組は。」とただしたところ、「発達段階に応じて必要となる実体験が不足しないよう理科の実験など実体験が必要な状況を見極め、タブレット端末はめり張りをつけて活用しています。また、タブレット端末使用時の姿勢や注意点などのルールを定め、児童生徒の視力などの健康面に配慮しています。教職員については、知識や指導力の向上のため、アプリケーションの操作やオンライン授業の手法などの研修を行っています。」との答弁がありました。
次に、委員から「教育相談事業において、指導主事の受けた相談件数が少ないが、学校の実態が把握できていないのでは。」とただしたところ、「あくまでも指導主事が教育委員会で受けた相談の件数であり、学校でも様々な相談を受けており、学校と教育委員会で情報共有を図っています。」との答弁がありました。
次に、委員から「外国語支援員の派遣時間数が増加しているが、支援員を増員しない理由は。」とただしたところ、「週2回程度の派遣を予定しているが、まだその時間数には達していないため、増員に至っていません。なお、週2回程度の時間数を超える状況になれば増員など検討したいと考えています。」との答弁がありました。
次に、委員から「学校給食費調理業務委託料が、増額した理由は。」とただしたところ、「西小学校の給食等調理業務の契約の更新に伴う入札の結果であります。」との答弁がありました。
次に、委員から「学校の空調工事は既に完了しているという認識だったが、南中学校空調設備工事の内容は。」とただしたところ、「普通教室には空調設備を全部設置しましたが、特別教室の全てには、まだ設置していません。今回の工事では、南中学校の特別支援教室と特別教室の一部に空調設備を設置しました。」との答弁がありました。
ほかに質疑なく、次に、歳入歳出全般の質疑を行いました。
質疑なく、次に討論を行いました。
反対討論として、「全体を審議した中で、子育て施策については、新型コロナウイルス感染症の影響があったとしても、施策として効果を発揮していないと指摘したい。保育所の待機児童が3桁を超え115人になっており、保育士不足は全国的な傾向ではあるが、町内の民間保育所では公立よりも保育士を確保しており、行政としての努力が足りない。学童保育の利用人数が減っていることなど教育関係で効果が出ておらず、少子化が原因という答弁もあったが、子育て施策の不十分さが、かえって悪循環として少子化になっているのではないか。子育て施策は、子育て世帯だけに利益があるのではなくて、税収も増え、町の経済活動にも利益があるので力を入れるべき施策だと思うが、令和3年度の決算を見る限りは不十分であった。高齢者施策でも新型コロナウイルス感染の波がまだある中で敬老会など大人数が集まる事業は困難であるが、それに代わる事業を的確に行うべきである。以上を指摘して、
反対討論とする。」との発言がありました。
次に、
賛成討論として、「新型コロナウイルス感染症の影響を受け、行政運営にも一定の制約があったが、健幸スポーツの駅事業やGIGAスクール事業が開始され、新型コロナワクチンの接種事業についても迅速に行われた。コロナ禍における国の経済対策等に的確に対応し、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業などを実施するとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用したオンライン訪問看護事業などを実施し、町民が安心して生活できる環境整備が図られたものと評価する。しかしながら、ここ数年間で実施した図書館・保健
センター複合施設の建設や小中学校の空調設備事業などに伴う維持管理費の増加や障害者介護給付事業費などの扶助費の増加が見込まれ、また、新型コロナウイルス感染症の影響もあることから、本町の財政状況も厳しくなることが予想されるため、財政の健全性を維持しながら、次世代に責任を持てる行政運営をするよう指摘し、
賛成討論とする。」との発言がありました。
ほかに討論なく、採決の結果、本案の本
委員会所管事項については賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
58 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
59 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。 13番 吉川君。
(13番
吉川清里君登壇)
60 ◯13番(
吉川清里君) 私は、議案第42号 令和3年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。
一般会計の令和3年度の決算は、実質単年度収支は約7億4,500万円の黒字となっております。コロナ禍で落ち込んだ税収もやや持ち直し、結果として黒字になっているにもかかわらず、町内の各種団体への補助金が、当初予算では軒並み約1割削られています。
区運営事業費や商工会をはじめ、安全協会や社会福祉協議会、保護司会、民生児童委員協議会、シニアクラブ、体育協会、幼児交通安全クラブまでもが補助金が1割カットされており、そして決算では、区運営事業費、社会福祉協議会、シニアクラブへの補助金はさらに減額となっています。
コロナで先行きが見えない、財政困難だと言っておりますが、しかし、その一方で7億円もの黒字が出る、そして財政調整基金を積み増すという状態の中で、町民生活に密接した各種団体への補助金を減額するというのは矛盾しているのではないでしょうか。
コロナでイベントなどが減ったとしても、各団体は事業継続のために、創意工夫をして、感染予防も注意をしながら活動を続けています。そうした各団体に対して、一律補助金カットというやり方はあまりに冷たい町政だと言わざるを得ません。
総務費で、マイナンバーカードの安全性と普及についての質疑がありましたが、マイナンバーカードは健康保険証の代わりとしたり、あるいは銀行口座とも連動させるなど個人情報の塊ですが、その一方で、情報の流出や、取扱いにミスが絶えません。先日も、マイナポイントを二重発行したトラブルが全国で350件あったと総務省が発表いたしました。ポイント付与で普及を高める狙いではありますが、しかし、個人情報の安全性が保障されないのでは、町民に不利益をもたらす危険性も否定できません。
保育所費では、年度末の広義の待機児童が115人もいたことは問題です。町立保育所は定員を下回る人数しか入所を受け入れておらず、足りない保育士14人を確保できていれば、待機児童数を減少させることができたはずです。保育士不足は全国的な傾向ですが、民間保育所が定員を上回る入所ができるよう保育士の確保にも努力をしている中で、町立保育所もせめて定員数は入所できなければ、児童福祉法の保育の責任を果たしているとは言えません。
学校の工事費についても、未対応の修繕箇所がありながら多額の不用額を出しているのは、子供の教育環境を整備する町の責任はどうなのかと疑問があります。当初予算に組んだものはきちんと整備を完了させるべきでしょう。
以上の点で、令和3年度の決算は、コロナ禍にあった町民の安全と安心、そして活動を保障する内容ではなかったとして、私の
反対討論といたします。
61 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。 3番 松下君。
(3番 松下尚美君登壇)
62 ◯3番(松下尚美君) 私は、議案第42号 令和3年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論します。
令和3年度は、昨年度から引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くの事業を縮小、延期するのはともかく、例年であれば計画していた町民体育大会、鯉のぼりフェスタ、駅伝、マラソン大会、敬老会、湧水まつり、産業祭、みどりまつりなどが実施されませんでした。しかも、町民体育大会、鯉のぼりフェスタ、湧水まつりについては、そもそも予算計上さえ計画されなかったことを残念に思います。
その中に当たって、児童生徒の特性に応じた教育支援体制を進めるための適応指導教室や通級指導教室が開設されたことは評価されることと思います。
コロナ禍の中の影響を受けた町内企業や町民生活に対する支援、公共施設等における感染症予防対策などに多くの補正予算が編成されました。
国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを積極的に活用した結果、令和3年度決算は、過去最高額の決算規模となった令和2年度に次ぐ大きな規模となり、さきに述べたように、例年では実施していた事業を見送った結果、健全化判断比率をはじめとする各種財政指標等は安定した水準が維持されました。しかしながら、財政調整基金の年度末残高は5億3,500万円余であること、また、町債残高が90億円を超え、高止まりの傾向なことは大いに危惧すべき点であります。
いまだ新型コロナウイルス感染症の終息時期は見えない中であり、今後も清水町を取り巻く環境はなお一層厳しさを増すことが考えられます。コロナ禍で拡充された各種国からの特例的な財政支援が恒常的なものと考えず、町民が今困っているところに投資できる機敏な財政運用、かつ、中長期的な視野に立った計画的な事業展開に努めていただくことを期待し、私の
賛成討論といたします。
63 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
64 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
65 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第42号を採決いたします。
この決算に対する委員長の報告は、いずれも認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
66 ◯議長(
松浦俊介君) 挙手多数であります。
したがって、議案第42号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────────────────
67 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第9 議案第43号 令和3年度清水町土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本案は、
総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
総務建設委員長 大濱博史君。
(
総務建設委員長 大濱博史君登壇)
68
◯総務建設委員長(
大濱博史君) ただいま議題となりました議案第43号 令和3年度清水町土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、
総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月7日に本委員会に付託され、9月12日に議案第42号の審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、議案について質疑を行いました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案については
全員賛成をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
69 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
70 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
71 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
72 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第43号を採決いたします。
この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
73 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第43号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────────────────
74 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第10 議案第44号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本案は、
民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
75
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第44号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、
民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月7日に本委員会に付託され、9月13日に議案第42
号審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
最初に、委員から「被保険者が減少している理由は。また、県全体の傾向は。」とただしたところ、「人口の減少や高齢化率の上昇のほか、平成28年度から施行された被用者保険の適用拡大などにより減少しており、県全体でも減少しています。」との答弁がありました。
次に、委員から「療養給付の入院費の1件当たりの日数や1日当たりの費用が増加したことについて、受診控えなどに伴う重症化が懸念されるが。」とただしたところ、「入院手術等は、必要に応じて適正に行われていると考えています。」との答弁がありました。
他に質疑なく、討論はなく、採決の結果、本案については賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
76 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
77 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。 14番 森野君。
(14番 森野善広君登壇)
78 ◯14番(森野善広君) それでは、議案第44号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。
国保会計の中で、出産一時金40万5,000円、合計で42万円払われますけれども、今出産の公的病院での平均は45万です。大赤字です。少子化と言われる中で国保会計から出せるお金がこういう状況では、本当に少子化問題は重要だと言わざるを得ません。これに見られるように、国保会計が社会保障制度としていろんな問題があるということで、討論をいたします。
厚生労働省は、社会保障の役割として3つの機能というのを挙げています。その一番最初が、生活の安定です。ところが、この国保医療制度は、先ほど言いました出産一時金にも表れるように、生活の安定につながっているのかということであります。
本会議の質疑のときに、私も準備をしておりましたけれども、行わなかったですが、その中の質問の一つに、令和2年、3年の収納率、以前と比べて1%以上の上昇が行われているけれども、なぜだということで質問をするつもりでありました。その後、当局の担当課のほうから答えはいただきましたけれども、先ほどの一般会計の討論と同じように、収納率の向上は収納対策、収納対応の強化で、その成果だということでありました。
しかし、私の知っている人の何人かの話によりますと、コロナ対策で、令和2年、3年、いろんな給付金が一律に、また所得の低い方に出されております。5万、10万のお金が入ったときに、ためている国保税を払いたいと思うと言う方が何人かいました。払いたくても払えない、そういう実態に今の国保税の高さはなっているんじゃないでしょうか。
私もこれまで、社会保険料に比べて国保税は2倍近くなるというふうに言いました。扶養家族が4人のときには、45万を超えておりました。議員報酬400万です。1割以上。今、扶養家族が、子供が就職をして減りましたけど、それでも35万です。議員を辞めたら、私は国保税を滞納する、何回も言ったことがありますけれども、本当に大変なんです。子供が小学校、中学校で、下の娘は2人、陸上をやりましたけれども、ユニホームは町から支給して、駅伝の
メンバーになりましたから、もらえますけれども、靴は自分で買わないといけない。陸上のシューズは1万以上します。買えないもので、ヤフオクで中古の陸上のシューズを数百円で買って、それを娘たちは使って、清水町のために走っておりました。こういう状況ですよ。
社会保障制度が暮らしを安定させることになっているのか。国保税は、その逆です。扶養家族が増えれば、子供が増えれば、税金は増える。所得税は、扶養家族が増えれば控除が増えますので、税金は減りますけれども、国保税は増えるんです。こんな社会保障制度はないと思います。
皆さん、こういうふうに言うと、国の制度だからしようがないじゃないか、町としてできないじゃないかというふうな意見もあります。しかし、一般会計の衛生費は何のためにあるのか。保健予防活動で保険給付費を下げる、そういうことができるんじゃないでしょうか。また、法定外の一般繰入れは、令和3年度842万です。僅か842万、平成19年には9,000万ありました。国保世帯は4,000世帯ですから、9,000万あれば国保世帯に保険税を2万円下げることができたわけです。ところが、どんどんどんどん減らして、これは清水町のせいだけではなくて、国や県の圧力の中で減ってきたわけでありますけれども、800万円にまで減ってきている、それがさらに保険税を押し上げる結果につながっている、こういうのが国保特別会計です。到底認定するわけにはいけないことを述べて、私の
反対討論とします。
以上です。
79 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。 2番 飯田君。
(2番 飯田安雄君登壇)
80 ◯2番(飯田安雄君) 私は、議案第44号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。
国民健康保険制度は、平成30年4月から県が財政運営の責任主体となる広域化に移行しました。本制度は、国民皆保険の最後のとりでと言われるとおり、住民の皆様の暮らしと健康を守る大変重要な制度であります。
令和3年度の決算の状況を見ますと、歳入においては、歳入の根幹となる国保税の現年度分の収納率が前年対比1.8ポイント増加しており、滞納繰越分と合わせた全体でも前年度比1.4ポイントと増加したことは、収納対策について一定の評価ができるものと考えます。
一方、歳出では、全体の65.3%を占める保険給付費については、前年度比0.9%の微増となり、コロナ禍による医療機関の受診控えが回復しているように思われます。
このような状況の下、歳入においては国保税の確保に努め、歳出においては医療給付費の増加を抑制するため保健事業を促進し、特定健診の受診率向上など、また、町の健康課題である糖尿病等の重症化予防に主眼を置いた取組の強化を図るなど、国保財政の健全な運営に努めたものと考えております。
最後になりますが、新型コロナウイルス感染症の影響など不透明な状況の中で、国民健康保険事業を取り巻く状況は依然として厳しいことが見込まれますが、今後におきましても、さらなる収納率の向上を図るとともに、当町の国保制度が被保険者の皆様の命と健康を守る持続可能な制度であり続けることを要望し、私の
賛成討論といたします。
81 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
82 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
83 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第44号を採決いたします。
この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
84 ◯議長(
松浦俊介君) 挙手多数であります。
したがって、議案第44号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────────────────
85 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第11 議案第45号 令和3年度清水町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本案は、
民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
86
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第45号 令和3年度清水町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月7日に本委員会に付託され、9月13日に議案第44号の審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
最初に、委員から「居宅介護のサービス費が減少し、施設介護サービス費が増加した理由は。」とただしたところ、「居宅介護サービス費については、訪問看護、通所介護、通所リハビリテーションの給付費が減少しており、これらは対面によるサービスであることから、新型コロナウイルス感染症の影響による利用控えがあったと考えています。一方、施設介護サービス費については、介護老人福祉施設サービス費、介護老人保健施設サービス費が増加しており、施設入所者の重度化が進んでいると推察されます。」との答弁がありました。
次に、委員から「高齢化社会の進展で居宅介護サービスの限界が近づき施設入所に比重が置かれつつあると思うが、見解は。」とただしたところ、「居宅介護サービスは、新型コロナウイルス感染症の影響によって利用控えがあったと考えており、施設介護サービスは、介護する側も高齢化しているため、需要は増えているという認識です。」との答弁がありました。
他に質疑なく、討論なく、採決の結果、本案については賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
87 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
88 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。 14番 森野君。
(14番 森野善広君登壇)
89 ◯14番(森野善広君) それでは、議案第45号 令和3年度清水町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。
今年の1月に私の妻が、火の始末で布団が燃え上がり、1メーターぐらい炎が出て、あと発見が5分、10分遅かったらとんでもない事態になって、そういうことがありました。本当に肝を冷やしました。
そういうことで、注意をしているんですけれども、本当に24時間、目が離せないという状況であります。そういう状態でも、私の妻は要介護の2です。デイサービスを利用すると週2回、多くて3回しか利用できない。週の半分以上は自宅になりますから、ずっと私が目を離さないように注意しないといけない。とても体がもちません。
半年ぐらい前に、沼津の大岡で療養している奥さんの首を絞めて、旦那さんも山梨県で自殺をしたという事件がありました。もう他人事じゃないです。やっぱりちゃんと介護してもらえる、そういうことが本当に普通に生活していく上で必要です。
平成12年に介護保険制度ができたときに、これで老老介護がなくなる、画期的な制度ができた、みんなで支え合う制度だということで出発いたしましたけれども、そういう実態にはなっていない、そういうことが解決されない家族がたくさんあるというのを感じています。普通にデイサービスに預ければ週2日か3日ですけれども、ただ、小規模多機能という施設に預ければ週4日から5日、施設のほうで預かっていただくことができます。そうすると、自宅にいる日にちが2日ぐらいになって、大分変わります。本当に小規模多機能で、そういう形のサービスはありがたいというふうに思っておりますけれども、ただ、これも問題があります。
うちの妻は入院を繰り返しますので、入院をすると当然入院費はかかってきます。ところが、入院している間、介護保険を利用しなくても、この小規模多機能は登録制ですので、一月のお金は毎月かかってくるんです。医療と介護の両方、お金を払わないといけない。2万から3万円、負担が増えます。医療費の上に。これは、先ほど言いましたけれども、高過ぎる国保税と同じように、介護のサービス料だけでも、我が家では年間に40万から50万かかります。さらに医療費を、入院したときには、介護のほうは免除されない、そういう制度です。だから、やむなく小規模多機能の登録を消してから入院することになります。しかし、そうすると、小規模多機能は便利ですから、登録者が多いもので、退院してきたときに登録できるかどうか分かりませんということなんです。本当に困るんです。またデイサービスから繰り返さないといけない。週2日、3日です。
医療と介護が併用してできない制度が幾つかあります。例えばデイサービス、介護保険のデイサービスと医療のデイサービスは同時に受けられません。介護保険のデイサービスが少ないからといって、医療のほうのデイサービスを受けようとしても、これはできないんです。そういうふうに、医療と介護は同時にサービスを受けられないというのが幾つかあります。こういうふうな形で、非常に要介護者、そして家族にとって、なかなか使いづらい制度になっている。
そしてさらに、先ほど言いましたように、利用料が高いということです。私の知り合いで老人保健施設に自分のお母さんを入所させることができた、当初は喜んでおりましたけれども、その後の話では、蓄えがどんどん減っていくと言うんです。その方が言うには、蓄えが底をつく前に葬式を迎えたい、こんなことまで言うんです。世の中には葬儀を2回もやる人もいれば、そういうふうに底をつく前に死んでほしい、このようなことを言わなければいけない、そういう状況であるというのは、法の下に平等という日本では、私はあり得ないと思います。介護保険制度もいろいろ助かる面もありますけれども、いろいろ問題がある。こういうことで、私は
反対討論といたします。
以上です。
90 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。 1番 向笠君。
(1番 向笠 誠君登壇)
91 ◯1番(向笠 誠君) 私は、議案第45号 令和3年度清水町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。
創設から22年を迎えた介護保険制度ですが、急速な高齢化の進行とともに認知症有病者や独り暮らしの高齢者等の急増が予測され、同制度は今後さらなる重要な役割を担っていくものと考えます。
第8期清水町介護保険事業計画の開始に当たります令和3年度決算の状況を見ますと、保険給付費につきましては、前年度と比較し301万7,000円増、0.1%の微増にとどまり、要介護認定者数は計画の範囲内で推移しており、必要なサービスを提供しながら適切な介護保険財政の運営が図れた結果であると推測します。
また、地域支援事業につきましては、前年度と比較し552万7,000円増、率にして6.2%の伸びを示しております。包括的支援事業においては、地域包括ケアによる高齢者実態把握訪問や総合相談の推進、認知症総合支援事業においては、認知症の方を地域で支えることを主眼に置きながら支援体制の構築と認知症ケアの向上を進めていることは評価するものであります。
介護問題は長寿化に伴い、誰にでも起こり得ることです。町民の誰もがより長く元気に活躍できるよう、健康づくりや介護保険の取組を推進し、介護保険制度が適正に維持運営されることを切望し、私の
賛成討論といたします。
92 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
93 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
94 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第45号を採決いたします。
この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
95 ◯議長(
松浦俊介君) 挙手多数であります。
したがって、議案第45号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────────────────
96 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第12 議案第46号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本案は、
民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
民生文教委員長 桐原直紀君。
(
民生文教委員長 桐原直紀君登壇)
97
◯民生文教委員長(
桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第46号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、
民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月7日に本委員会に付託され、9月13日に議案第45号の審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案については賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
98 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
99 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
100 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
101 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第46号を採決いたします。
この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
102 ◯議長(
松浦俊介君) 挙手多数であります。
したがって、議案第46号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────────────────
103 ◯議長(
松浦俊介君) 日程第13 議案第47号 令和3年度清水町下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
本案は、
総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
総務建設委員長 大濱博史君。
(
総務建設委員長 大濱博史君登壇)
104
◯総務建設委員長(
大濱博史君) ただいま議題となりました議案第47号 令和3年度清水町下水道事業会計決算の認定について、
総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
本案は、9月7日に本委員会に付託され、9月12日に議案第43号の審査終了後、同
メンバーによる審査に入りました。
初めに、議案について質疑を行いました。
質疑なく、討論なく、採決の結果、本案については
全員賛成をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
105 ◯議長(
松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。
委員長の報告に対する質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
106 ◯議長(
松浦俊介君) これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
107 ◯議長(
松浦俊介君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
108 ◯議長(
松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第47号を採決いたします。
この決算に対する委員長の報告は認定とするものです。この決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
109 ◯議長(
松浦俊介君)
挙手全員であります。
したがって、議案第47号は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
以上で、今定例会に付議された案件は全部終了いたしました。
これをもって、令和4年第3回
清水町議会定例会を閉会いたします。
どなた様も御苦労さまでした。
午前10時33分閉会
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○
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和4年9月22日
清水町議会議長 松 浦 俊 介
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署名議員(14番) 森 野 善 広
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署名議員(1番) 向 笠 誠
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