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  1. 府中市議会 2022-12-14
    令和 4年厚生常任委員会(12月14日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年厚生常任委員会(12月14日)               令和4年第7回府中市議会定例会                 厚生委員会会議録  令和4年12月14日午前10時1分、厚生委員会を議場において開会した。 1 出席委員   委員長  広瀬和彦         副委員長  真田光夫   委 員  棗田澄子         委  員  加藤吉秀   委 員  水田 豊         委  員  大本千香子 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   健康福祉部長   唐川 平   参事兼湯が丘病院事務長                             皿田敏幸   市民課長     内海敏雅   健康推進課長    宮原哲也   福祉課長     近藤鉄也 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   主任        吉岡佑三子 1 本日の会議に付した事件   議案第76号 府中行政手続における特定個人を識別するための番号利用等に関
            する条例の一部改正について            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前10時1分 開会・開議委員長広瀬和彦君) ただいまから、厚生委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  本委員会に付託されました案件のうち、まず、議案第76号「府中行政手続における特定個人を識別するための番号利用等に関する条例の一部改正について」の件を議題といたします。  本案概要について、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 議案第76号につきましては、ただいま配信をいたしました議案概要資料説明をさせていただきます。  生活に困窮する外国人生活保護法に準拠して保護をするに当たり、個人番号を利用することは、いわゆる番号法規定をされた事務以外の事務において、市独自に個人番号を利用する場合に該当し、番号法規定に基づき、当該事務条例で定めるものでございます。  改正の理由といたしましては、医療扶助において、被保護者医療機関受診薬局の処方を受ける際に、マイナンバーカードを提示して資格確認を受けるというオンライン資格確認導入の原則義務づけがされたためでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  慎重なる審議をよろしくお願いいたします。 ○委員長広瀬和彦君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員水田豊君) この対象となる外国人人数とか、在留資格がどうなっているのかということと、医療扶助が必要となる具体的なケース、ちょっとイメージができないので、具体的なケースを教えていただきたいということと、それに関連して新旧対照表に、これまで精神障害者医療費については、同じような規定があったということが書いてあったので、これも事務的にどういうふうな手続を経て使っていたのかがわかれば、ちょっと想像しやすいので教えていただきたいと思います。 ○委員長広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) まず、対象となる外国人在留資格につきましては、出入国管理及び難民認定法に基づく在留カード、または、日本国との平和条約に基づく日本国籍を離脱した者等出入国管理に関する特例法に基づく特別永住証明書を持たれた方で、生活に困窮する外国人対象となります。  外国人対象となる人数でございますが、令和4年12月1日現在、生活保護受給者293名のうち3名の方が対象となっております。また、在留資格につきましては、3人中1人は永住者、残りの2名の方については特別永住者になっております。  続いて、医療扶助についてですが、病気やけがの治療のため、医療機関等にかかるための費用を扶助しております。現在、生活保護受給者医療機関受診する場合には、担当ケースワーカーに病状や発症時期を、受診を希望する医療機関薬局を申し出ることになっております。申し出を受けたケースワーカーは、医療機関に連絡するとともに、生活保護医療券生活保護調剤券などを後日発行し、医療機関薬局に送付しております。オンライン資格確認導入されますと、生活保護受給者医療機関受診する前にケースワーカー生活保護受給者であることの情報受診予定医療機関などを資格確認システムに登録するようになっております。生活保護受給者マイナンバーカード医療機関に提示することで受診するようになります。  導入メリットといたしましては、生活保護受給者医療機関薬局窓口で、医療保険制度の被保険者と同様の形で資格確認が行われることや、診察時に薬剤情報や健診情報を一元的に閲覧することが可能となり、良質な医療サービスが受けられるようになると考えております。また、医療機関にとりましても、マイナンバーカードによる確実な資格確認及び本人確認ができることになり、一方、医療機関オンライン資格確認の整備が整っていない場合の受診等につきましては、医療券という、紙になるんですが、そちらを併用し、必要な受診に支障がないように対応していきたいと考えています。  さらに、本市におきましても、現在、ケースワーカーが年間約1万枚の医療券調剤券を発行しておるんですけれども、こちらの事務効率化も図られると考えております。 ○委員長広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) 私からは、既に対象であった精神障害者医療費支給事務についての内容について、お答えをいたします。  まず、精神障害者医療費支給事務につきましては、令和3年4月から条例を施行しております。これ以降、府中市へ転入された方が受給者証交付申請をされる場合に、マイナンバー独自利用事務として、情報提供ネットワークシステムを使用しまして、他の自治体と情報連携を行うことができることになっております。これによりまして、例えば申請者の税の情報につきましては、それまで前住所地交付を受けた課税証明書の提出が必要でございましたが、この条例施行によりまして、御本人に同意を得た上で、マイナンバーカードを利用し、ネットワークシステム上で税情報確認ができるようになっております。ですので、申請者の方には、前住所地から証明書交付を受けてお持ちいただく手間と負担が軽減されるメリットがある制度でございます。  ちなみに、これまでマイナンバー連携対象になられた方については、現時点ではいらっしゃらない状況でございます。 ○委員長広瀬和彦君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員大本千香子君) 現在府中市にいらっしゃる外国人の方で、マイナンバーカード取得は、どのような状況なのかということと、それから、外国人の方の困窮相談は、どういう形で受けられているのかを伺いたいと思います。 ○委員長広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) それでは、私からは、外国人マイナンバーカード取得状況についてお答えいたします。  12月9日現在、府中市に居住されています外国人は588人いらっしゃいます。このうちマイナンバーカード取得されておるのは200人になっております。 ○委員長広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) また、生活保護受給者マイナンバーカード取得数についてなんですが、293人中、今72人の方がマイナンバーカード取得されております。現在、担当ケースワーカー訪問調査の機会において、保有していない世帯に対してマイナンバーカード交付申請の御案内、チラシ等を活用して、マインバーカードの保有の必要性メリット説明し、被保護者の方がマイナンバーカードを保有できるよう、申請促進に取り組んでいるところでございます。  続いて、困窮相談対応状況なんですが、生活困窮相談対応は、現在、社会福祉協議会府中くらしサポートセンターと、生活保護相談窓口である福祉課において、相談者に対し、悩みや不安など相談状況を聞いた上で、課題解決に向けた支援や助言を行っております。  また、男性職員相談しにくい内容のものについては、女性相談員にかわって話を聞いてもらうなどの配慮を行っているところでございます。  くらしサポートセンターは、相談者生活保護を必要と判断した場合には、生活保護相談窓口である福祉課につないでおります。また、福祉課においても、保護には至らないが生活困窮状態にあると判断をした場合には、くらしサポートセンター利用勧奨を行い、生活福祉資金貸付事業などの制度を活用いただいて、自立につなげていただけるような取り組みをしているところでございます。  現在、府中くらしサポート生活相談相談件数は、令和4年度10月末現在では47件となっており、昨年度と比較して相談件数は減少しております。また、生活保護受給者については、ほぼ横ばい状態となっております。これは、国において、地方公共団体コロナ禍において、原油価格物価高騰を受けた生活者事業者負担軽減を地域の実情に応じてきめ細やかに実現できるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を拡充したことにより、この交付金を活用したさまざまな支援策を市において迅速かつ適切に実施した結果、コロナ禍における原油価格や電気・ガス料金を含む物価高騰の影響を受けた市民への生活支援につながったと考えております。 ○委員長広瀬和彦君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長広瀬和彦君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○委員長広瀬和彦君) それでは、本議案については、議員間討議は実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長広瀬和彦君) なければ、本案を採決いたします。  本案原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○主査(加島広宣君) 起立全員であります。  よって、本案原案のとおり可決されました。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜委員長広瀬和彦君) 以上で、厚生委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告の作成については、御一任願います。  以上で、厚生委員会散会いたします。                午前10時15分 散会...