◎副議長(池田祐輔議員) 表彰状、渋川市、望月昭治殿。あなたは
市議会正副議長として4年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり、本会表彰規程によって表彰いたします。令和4年5月25日、
全国市議会議長会会長、清水富雄。大変おめでとうございます。(拍手)
○議長(
望月昭治議員) 以上で表彰状の伝達を終わります。
△開議 午前10時8分
○議長(
望月昭治議員) これより会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めてまいります。
△諸般の報告
○議長(
望月昭治議員) 日程に先立ち、この際諸般の報告をいたします。 お手元に配付いたしましたとおり、それぞれ報告いたします。 諸般の報告を終わります。
△議場における発言
○議長(
望月昭治議員) 議場での質疑及び答弁について皆様にお願いいたします。 前回の定例会に引き続き、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う議席及び座席配置で会議を行います。つきましては、マイクが設置されていない席も使用しているため、議員につきましては一般質問と同様、1回目は登壇し、2回目以降は質問者席で、説明員につきましては全て登壇して発言願います。 以上、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
△日程第1 会期の決定
○議長(
望月昭治議員) 日程第1、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から22日までの14日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から22日までの14日間と決定いたしました。
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(
望月昭治議員) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において5番、田中猛夫議員及び12番、山﨑雄平議員を指名いたします。
△日程第3 請願・陳情
○議長(
望月昭治議員) 日程第3、請願・陳情を議題といたします。 本日までに受理いたしました請願・陳情は、文書表のとおり
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第4 報告第1号 令和3年度渋川市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第2号 令和3年度渋川市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について 報告第3号 令和3年度渋川市
下水道事業等会計予算繰越計算書の報告について
○議長(
望月昭治議員) 日程第4、報告第1号 令和3年度渋川市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第2号 令和3年度渋川市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について、報告第3号 令和3年度渋川市
下水道事業等会計予算繰越計算書の報告について、以上3件を一括議題といたします。 報告事項の内容について説明を求めます。 星野総務部長。 (
総務部長星野幸也登壇)
◎総務部長(星野幸也) おはようございます。ただいまご上程いただきました報告第1号 令和3年度渋川市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましてご説明申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。繰越明許費の事業につきましては、昨年の9月定例会、12月定例会、本年の第1回臨時会及び3月定例会におきましてご議決いただいたもので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 それでは、順に各事業の概要をご説明申し上げます。5ページから11ページまでの報告第1号参考資料と併せて御覧ください。まず、1ページの1行目、2款3項
マイナンバー活用事業の翌年度繰越額は154万円であります。これは、転出、転入手続の
ワンストップ化に対応するために
住民基本台帳システムの改修を実施するものであります。 2行目、3款1項
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金事業の翌年度繰越額は3億5,872万3,249円であります。これは、
住民税非課税世帯等に対して1世帯当たり10万円を給付するものであります。 3行目、3款2項
渋川すこやかプラザ管理事業の翌年度繰越額は446万6,000円であります。これは、
渋川すこやかプラザの変圧器の更新工事を実施するものであります。 4行目、3款2項
放課後児童クラブ感染症対策事業の翌年度繰越額は630万円であります。これは、
放課後児童クラブにおける
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 5行目、3款2項
子育て支援総合センター感染症対策事業の翌年度繰越額は360万円であります。これは、
子育て支援総合センターにおける
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 6行目、3款2項子育て世帯への
臨時特別給付金事業の翌年度繰越額は430万8,000円であります。これは、離婚等により、実際に子どもを養育しているにもかかわらず給付金を受け取れていない養育者へ10万円を給付するものであります。 7行目、3款2項
放課後児童支援員等処遇改善事業の翌年度繰越額は495万円であります。これは、
放課後児童支援員等の処遇改善のため、収入を引き上げるための措置を実施するものであります。 8行目、3款2項
保育所等感染症対策事業の翌年度繰越額は1,160万円であります。これは、保育所等における
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 9行目、3款2項
保育士等処遇改善事業の翌年度繰越額は2,412万2,580円であります。これは、保育士等の処遇改善のため、収入を引き上げるための措置を実施するものであります。 10行目、4款1項
新型コロナウイルスワクチン接種事業の翌年度繰越額は3億9,561万2,000円であります。これは、
新型コロナウイルスワクチンの追加接種の実施に必要な体制を整備するとともに、接種費用を負担するものであります。 11行目、4款1項
感染症対策事業の翌年度繰越額は500万円であります。これは、
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 12行目、4款1項
新型コロナウイルス感染症自宅待機者支援事業の翌年度繰越額は364万円であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と判断された自宅待機者に食料品等を支援するものであります。 最下行、6款1項
畜産環境対策総合支援事業の翌年度繰越額は2,365万3,000円であります。これは、畜産農家の家畜排せつ物の利用を促進するため、堆肥の高品質化やペレット化に必要な施設、機械の導入経費を補助するものであります。 2ページをお願いいたします。1行目、6款1項
農業者等経営継続支援事業の翌年度繰越額は1,930万円であります。これは、農業者等に対し、事業の維持、または継続のための助成金を支給するものであります。 2行目、6款1項
ため池防災減災事業の翌年度繰越額は3,164万7,000円であります。これは、
防災重点農業用ため池の劣化状況評価を実施するものであります。 3行目、7款1項
飲食関連事業者等支援事業(第2期)の翌年度繰越額は570万円であります。これは、飲食店と直接的な取引があり、営業時間短縮要請の影響を受け、売上げが一定程度減少した小規模事業者を支援するものであります。 4行目、7款1項
飲食店経営継続支援事業(第2期)の翌年度繰越額は1,692万6,000円であります。これは、群馬県が支払う営業時間
短縮要請協力金の対象とならない飲食店を支援するものであります。 5行目、7款1項
ものづくり中小企業者経営継続支援事業の翌年度繰越額は4,300万円であります。これは、ものづくりの中小企業者に対し、事業の維持、または継続のため、助成金を支給するものであります。 6行目、7款1項しぶかわ
観光応援キャンペーン事業の翌年度繰越額は1億8,107万円であります。これは、群馬県の
愛郷ぐんまプロジェクトを利用した宿泊客に渋川市
ふるさと感謝券を配付するものであります。 7行目、8款2項市道1―2046号線外2
路線道路改良事業(有馬地内)の翌年度繰越額は4,894万8,000円であります。これは、
主要地方道高崎渋川線バイパスから有馬企業団地へのアクセス道路の拡幅整備を実施するものであります。 8行目、8款2項
橋りょう維持補修事業の翌年度繰越額は9,275万円であります。これは、半田地内の新井橋、長井小川田地内の元藤木橋の補修工事等を実施するものであります。 9行目、8款2項
伊香保温泉融雪施設整備事業の翌年度繰越額は7,548万2,000円であります。これは、市道山手線の融雪施設の更新工事を実施するものであります。 10行目、10款1項
校外活動支援事業の翌年度繰越額は916万3,000円であります。これは、小中学校の校外活動で使用するマイクロバス1台を購入するものであります。 11行目、10款2項
小学校特別教室空調機器整備事業の翌年度繰越額は4,449万5,000円であります。これは、
橘小学校特別教室の
空調設備整備工事を実施するものであります。 12行目、10款2項
小学校トイレ改修事業の翌年度繰越額は1億6,119万4,000円であります。これは、渋川西小学校の
トイレ改修工事を実施するものであります。 13行目、10款2項
小学校感染症対策事業の翌年度繰越額は1,485万円であります。これは、小学校における
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 14行目、10款3項
中学校施設管理事業の翌年度繰越額は256万1,000円であります。これは、
北橘中学校屋内運動場の受変電設備の改修工事を実施するものであります。 15行目、10款3項
中学校感染症対策事業の翌年度繰越額は900万円であります。これは、中学校における
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 最下行、10款4項
幼稚園等感染症対策事業の翌年度繰越額は250万円であります。これは、幼稚園等における
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 3ページをお願いいたします。1行目、10款5項
社会教育施設等感染症対策事業の翌年度繰越額は194万600円であります。これは、
社会教育施設等における
感染症対策用品を継続的に整備するものであります。 最下行、10款5項
美術館移転事業の翌年度繰越額は1,710万8,000円であります。これは、美術館移転に伴う美術品等の運搬業務及び第二庁舎の一部を美術館として改修するための設計業務を実施するものであります。 以上で報告第1号の説明を終わります。
○議長(
望月昭治議員)
木村上下水道局長。 (
上下水道局長木村裕邦登壇)
◎上下水道局長(木村裕邦) 引き続きまして、ご上程いただきました報告第2号 令和3年度渋川市
水道事業会計予算繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 議案書の13ページをお願いいたします。本報告は、令和3年度予算経費のうち、年度内に事業が完了しないため翌年度に繰越しして使用することになりました建設改良費の繰越額につきまして、
地方公営企業法第26条第3項の規定によりご報告申し上げるものであります。 繰越計算書の1行目、1款1項
配水施設改良事業の翌年度繰越額は2億6,011万7,000円であります。繰越ししました事業は、説明欄に記載の12件であります。 それでは、順に繰越理由等の概要をご説明申し上げますので、15ページから17ページまでの参考資料と併せて御覧ください。繰越計算書の説明欄の1件目、
真壁地区配水管布設工事は、廃止予定の配水管から取水していた家屋が確認され、給水整備工を増工したことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業は4月11日に完了しております。 説明欄の2件目、伊香保(長峰)地区送水管布設替工事は、関連する
西沢流入制御装置等設備工事の完了後に施工する必要があり、同工事の工期が延期されたことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は8月31日を予定しております。 説明欄の3件目、
伊香保地区水管橋架設工事は、令和3年10月14日に水管橋の損傷が確認された後の事業着手となることから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は6月15日を予定しております。 説明欄の4件目、
中郷地区配水管布設替3―2工区工事は、一部の材料が一時出荷停止となり、納入に遅延が発生したことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業は4月21日に完了しております。 説明欄の5件目、
半田地区給水整備3―2工区工事は、工場に隣接した施工場所であり、作業日の制約を受けたことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業は4月28日に完了しております。 説明欄の6件目、
特環渋川汚水管布設第3工区
関連配水管整備工事は、関連工事である
特環渋川汚水管布設第3工区工事の進捗に合わせて適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は6月20日を予定しております。 説明欄の7件目、上信自動車道(
渋川西バイパス関連)配水管整備3―1工区工事及び議案書の14ページ、説明欄の1件目、
上信自動車道関連配水管整備3―3工区工事から5件目、
上信自動車道関連配水管整備3―6工区工事までの6工事は併せてご説明させていただきます。いずれも国土交通省が事業主体となる上信自動車道(
渋川西バイパス事業)に関連する管路工事であり、本体工事の進捗に合わせて適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。 恐れ入りますが、13ページにお戻りをお願いいたします。説明欄の7件目、
上信自動車道関連配水管整備3―1工区工事の事業完了は10月14日を予定しております。 議案書の14ページをお願いいたします。説明欄の1件目、
上信自動車道関連配水管整備3―3工区工事及び説明欄の2件目、
上信自動車道関連配水管整備3―3工区工事(その2)の事業完了は、8月31日を予定しております。 説明欄の3件目、
上信自動車道関連配水管整備3―4工区工事の事業完了は、8月10日を予定しております。 説明欄の4件目、
上信自動車道関連配水管整備3―5工区工事の事業完了は、6月15日を予定しております。 説明欄の5件目、
上信自動車道関連配水管整備3―6工区工事は、4月22日に事業完了をしております。 続きまして、
取水施設改良事業の翌年度繰越額は9,615万8,000円であります。繰越ししました事業は、説明欄に記載の3件であります。 それでは、順に繰越理由等の概要をご説明申し上げますので、18ページの参考資料と併せて御覧ください。説明欄の1件目、
西沢流入制御装置等設備工事監理業務委託は、西沢流入設備装置等整備工事の進捗に合わせて適正な委託期間を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は7月15日を予定しております。 説明欄の2件目、西沢流入制御装置等整備工事は、半導体不足により計器の納入に遅延が発生したことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は6月30日を予定しております。 説明欄の3件目、沼尾川取水堰耐震補強工事は、国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所の許可条件により河川工事の期間に制約を受けたことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は令和5年3月17日を予定しております。 以上、水道事業会計予算で繰越しをした事業は、
配水施設改良事業が12件、
取水施設改良事業が3件の計15件、翌年度繰越額の合計は3億5,627万5,000円であります。 以上で報告第2号の説明を終わらせていただきます。 引き続きまして、報告第3号 令和3年度渋川市
下水道事業等会計予算繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。議案書の19ページをお願いいたします。本報告は、令和3年度予算経費のうち、年度内に事業が完了しないため翌年度に繰越しして使用することになりました建設改良費の繰越額につきまして、
地方公営企業法第26条第3項の規定によりご報告申し上げるものであります。 繰越計算書の1行目、1款1項管渠整備事業の翌年度繰越額は4,808万6,000円であります。繰り越しました事業は、説明欄に記載の7件であります。 それでは、順に繰越理由等の概要をご説明申し上げますので、21ページから22ページまでの参考資料と併せて御覧ください。繰越計算書の説明欄の1件目、公共下水道公共渋川舗装復旧工第6工区工事は、地元調整に不測の日数を要したことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は9月30日を予定しております。 説明欄の2件目、公共下水道公共渋川汚水管布設工事第15工区工事から、説明欄の5件目、公共下水道公共渋川汚水管布設工第25工区工事までの4工事は併せてご説明させていただきます。いずれも国土交通省が事業主体となる上信自動車道(
渋川西バイパス事業)に関連する管路工事であり、本体工事の進捗に合わせて適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。 戻りまして、説明欄の2件目、公共下水道公共渋川汚水管布設工第15工区工事の事業完了は、12月23日を予定しております。 説明欄の3件目、公共下水道公共渋川汚水管布設工第16工区工事の事業完了は、11月4日を予定しております。 説明欄の4件目、公共下水道公共渋川汚水管布設工第17工区工事の履行期限は、令和5年3月31日を予定しております。 説明欄の5件目、公共下水道公共渋川汚水管布設工第25工区工事は、5月30日に事業完了をしております。 説明欄の6件目、特小―7マンホールポンプ交換工事は、令和3年12月27日に経年劣化によるマンホールポンプの故障が確認された後の事業着手となることから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は11月30日を予定しております。 議案書の20ページをお願いいたします。説明欄の1件目、
特環渋川汚水管布設工第3工区関連水道移設補償は、下水道工事において支障となる群馬用水管の切り回しに不測の日数を要したことから、関連する水道管移設が年度内に完了しないため、繰越しをしたものであります。なお、履行期限は6月20日を予定しております。 続きまして、処理場整備事業の翌年度繰越額は1億346万6,000円であります。繰り越しました事業は、説明欄に記載の2件であります。 それでは、順に繰越理由等の概要をご説明申し上げますので、22ページの参考資料と併せて御覧ください。説明欄の1件目、物聞沢水質管理センター再構築工事(第2期)(その1)は、分水槽付近の掘削地面における不明管の撤去に不測の日数を要したことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業完了は9月30日を予定しております。 説明欄の2件目、小室排水処理施設監視装置交換工事は、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、機器の納入に遅延が発生したことから、適正な工期を確保するため、繰越しをしたものであります。なお、事業は5月30日に完了しております。 以上、下水道事業等会計予算で繰越しをした事業は、管渠整備事業が7件、処理場整備事業が2件の計9件、翌年度繰越額の合計は1億5,155万2,000円であります。 以上で報告第3号の説明を終わらせていただきます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第1号、報告第2号及び報告第3号を終わります。
△日程第5 議案第65号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市税条例の一部を改正する条例) 議案第66号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例) 議案第67号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
○議長(
望月昭治議員) 日程第5、議案第65号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市税条例の一部を改正する条例)、議案第66号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例)、議案第67号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)、以上3議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 星野総務部長。 (
総務部長星野幸也登壇)
◎総務部長(星野幸也) ただいまご上程いただきました議案第65号 市長専決処分の報告と承認について、議案のご説明を申し上げます。 議案書の23ページをお願いいたします。初めに、専決処分をさせていただきました理由及び提案理由につきましてご説明申し上げます。 25ページをお願いいたします。専決処分書であります。今回専決処分をさせていただきましたのは、渋川市税条例の一部を改正する条例であります。地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりご報告し、議会のご承認をお願いするものであります。 29ページをお願いいたします。今回の専決処分につきましては、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令、地方税法施行規則等の一部を改正する省令の公布に伴い、所要の改正を行う必要が生じたものであります。この改正は、令和4年4月1日から施行されるものでありましたので、令和4年3月31日付をもって専決処分をさせていただきました。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。議案第65号の参考資料といたしまして、31ページから34ページまでの新旧対照表を併せて御覧ください。27ページをお願いいたします。上から4行目、第34条の7の改正は、平成25年度までに新たな公益法人制度に移行した従前の社団法人、または財団法人に対する個人住民税の寄附金税額控除の経過措置に係るものでありまして、個人住民税の更正決定に関し、平成26年度の第1期納期から起算して更正等の期限であります7年が経過したことにより、法律改正に合わせまして経過措置を廃止するものであります。 上から8行目、第48条の9の改正は、法律改正に伴い、規定を整備するもので、項ずれ等を解消するものであります。 上から11行目、第73条の2及び上から13行目、第73条の3の改正は、固定資産税台帳の閲覧に係る改正でありまして、市町村長は記載されている住所が明らかになることにより、人の生命、または身体に危害を及ぼすと認められる場合には、住所の削除などの措置を講じたものを閲覧に供することができるとする法律改正に伴い、規定を整備するものであります。 上から15行目から28ページの上から7行目までの附則第10条の2の改正は、固定資産税の地域決定型地方税制特例措置、いわゆるわがまち特例に係るもので、法律改正に伴い、規定を整備し、項ずれを解消するものと、28ページ、上から5行目の第17項の次に第18項を加えるものでありまして、28ページ6行目、法附則第15条第44項として、わがまち特例に貯留機能保全区域の指定を受けた土地に係る課税標準の特例が新設されたことに伴いまして、同条同項の規定に基づき課税標準となるべき価格に乗じる4分の3を参酌して、市町村の条例で定める割合につきまして4分の3と定めるものであります。 上から8行目、附則第10条の3の改正は、窓の断熱改修工事など省エネ改修工事を行った住宅に係る固定資産税の減額につきまして、適用期間を2年間延長するなど、法律改正に伴い、規定を整備するものであります。 上から15行目、附則第12条の改正は、現行5%と規定されております商業地等に対する固定資産税の課税標準額の上昇幅を令和4年度に限り2.5%とする法律改正に伴い、規定を整備し、負担調整を講ずるものであります。 下から13行目、附則であります。第1条の施行期日でありますが、この条例は令和4年4月1日から施行するものであります。 第2条は、この一部改正条例の施行等に伴います固定資産税に関する経過措置の規定であります。 引き続きご上程いただきました議案第66号
市長専決処分の報告と承認につきまして、議案の説明を申し上げます。35ページをお願いいたします。初めに、専決処分をさせていただきました理由及び提案理由につきましてご説明申し上げます。 37ページをお願いいたします。専決処分書であります。専決処分をさせていただきましたのは、渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例であります。地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりご報告し、議会のご承認をお願いするものであります。 40ページ、最下行をお願いいたします。今回の専決処分につきましては、地方税法等の一部改正に伴いまして所要の改正を行う必要が生じたものであります。この改正は、令和4年4月1日から施行されるものでありましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、令和4年3月31日付をもって専決処分をさせていただきました。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。なお、議案第66号の参考資料といたしまして、41ページから43ページまでの新旧対照表を併せて御覧ください。39ページをお願いいたします。上から4行目、附則第5項の改正から、上から8行目、附則第7項までの改正は、渋川市税条例の固定資産税と同様、地域決定型地方税制特例措置、いわゆるわがまち特例に係るもので、法律改正に伴い、規定を整備し、項ずれ等を解消するものであります。 上から10行目、附則第19項の改正から、40ページの上から5行目、附則第11項、第10項の改正までにつきましては、項の整理及び項ずれ等所要の改正を行うものであります。 40ページ、上から7行目、附則第9項の改正は、市税条例の固定資産税と同様に、現行5%と規定されております商業地等に対する課税標準額の上昇幅を令和4年度に限り2.5%とする法律改正に伴い、規定を整備し、負担調整を講ずるものであります。 上から12行目、附則第8項を附則第9項とし、附則第7項の次に次の1項を加える改正は、項の整理と、市税条例の固定資産税と同様、法附則第15条第44項としてわがまち特例に貯留機能保全区域の指定を受けた土地に係る課税標準の特例が新設されたことに伴いまして、同条同項の規定に基づき課税標準となるべき価格に乗じる4分の3を参酌して、市町村の条例で定める割合を4分の3と定めるものであります。 下から9行目、附則であります。第1条の施行期日でありますが、この条例は令和4年4月1日から施行するものであります。 第2条は、この一部改正条例の施行に伴います都市計画税に関する経過措置の規定であります。 以上で議案第65号及び第66号の説明を終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) 角田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) 続きまして、議案第67号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)につきまして議案のご説明を申し上げます。 議案書の45ページをお願いいたします。初めに、専決処分をさせていただきました理由及び提案理由についてご説明申し上げます。議案書の47ページをお願いいたします。専決処分書であります。今回専決処分をさせていただきましたのは、渋川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。地方税法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要が生じたものであります。この改正は、令和4年4月1日から施行されることから、地方自治法第179条第1項の規定により、令和4年3月31日付をもちまして専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものであります。 次に、議案の内容につきましてご説明申し上げます。51ページから52ページにつきましては、議案第67号の参考資料として新旧対照表をお示ししましたので、併せて御覧ください。議案書の49ページをお願いいたします。渋川市
国民健康保険税条例の一部を次のように改正するものであります。本文3行目、第2条第2項ただし書の改正は、国民健康保険税の基礎課税額に係る課税限度額を63万円から65万円に引き上げるものであります。 4行目、同条第3項ただし書の改正は、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を19万円から20万円に引き上げるものであります。 6行目、第26条第1項の改正は、第2条第2項ただし書の基礎課税額に係る課税限度額の変更及び同条第3項ただし書の後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額の変更によるものであります。 8行目の附則については、第26条第1項の改正に伴い、字句を整理するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日については令和4年4月1日から施行するものであります。 適用区分については、本改正は令和4年度以後からの適用とするものであります。 また、53ページにつきましては、議案第67号の参考資料として課税限度額の引上げによる影響についてお示しをさせていただきました。 以上で議案第67号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第65号、議案第66号及び議案第67号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第65号、議案第66号及び議案第67号については、委員会付託を省略することに決しました。 議案第65号の討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本件は、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第65号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市税条例の一部を改正する条例)は、これを承認することに決しました。 議案第66号の討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本件は、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第66号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例)は、これを承認することに決しました。 議案第67号の討論に入ります。討論はありませんか。 17番、角田喜和議員。 (17番角田喜和議員登壇)
◆17番(角田喜和議員) ただいま議題となっています議案第67号
市長専決処分の報告と承認についての
国民健康保険税条例の一部を改正する議案でありますけれども、説明でもありましたが、国民健康保険の医療費分並びに支援分の課税上限を引き上げるものであります。これについては、今現在生活が大変な中、また所得がなかなか増えない中においての引上げとなります。据え置くべきと考え、専決処分でありますが、反対の意見を表明いたします。
○議長(
望月昭治議員) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 起立により採決いたします。 本件は、これを承認することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
望月昭治議員) 起立多数であります。 よって、議案第67号
市長専決処分の報告と承認について(渋川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)は、これを承認することに決しました。
△日程第6 議案第68号
市長専決処分の報告と承認について(令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第1号))
○議長(
望月昭治議員) 日程第6、議案第68号
市長専決処分の報告と承認について(令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 星野総務部長。 (
総務部長星野幸也登壇)
◎総務部長(星野幸也) ただいまご上程いただきました議案第68号
市長専決処分の報告と承認について(令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第1号))につきまして、ご説明申し上げます。 議案書の55ページをお願いいたします。地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりご報告し、議会の承認をお願いするものであります。 57ページをお願いいたします。専決処分書であります。今回専決処分をさせていただきましたのは、令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第1号)であります。 初めに、専決処分の理由につきましてご説明申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策及び新型コロナウイルス生活経済安定対策を早急に実施するためのものであります。事業の執行上、緊急性を要しますことから、地方自治法第179条第1項の規定により、5月13日付をもちまして専決処分をさせていただいたものであります。 次に、内容についてご説明申し上げます。59ページをお願いいたします。令和4年度渋川市の
一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものであります。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,260万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ332億6,560万3,000円とし、第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりといたしました。 64ページ、65ページをお願いいたします。2の歳入につきましてご説明申し上げます。15款国庫支出金、1項2目1節の説明欄、
新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金は1億2,276万7,000円の追加であります。これは、
新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種費用について、国の負担を見込むものであります。 2項1目1節の説明欄、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は2,519万1,000円の増額であります。これは、今回の
新型コロナウイルス感染症対策及び新型コロナウイルス生活経済安定対策の財源として国の臨時交付金を見込むものであります。 2目1節の説明欄1行目、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費補助金は1,710万円、2行目、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事務費補助金は10万4,000円のそれぞれ増額であります。これらは、生活困窮世帯に支給する
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期限延長に伴い、必要となる経費につきまして国からの補助金を見込むものであります。 2節の説明欄1行目、子ども・子育て支援交付金は103万1,000円の増額であります。これは、
放課後児童クラブにおいて、
新型コロナウイルス感染症の影響により、クラブを臨時休所させた場合における保護者への利用料返還に対する補助の申請期限延長に伴い、必要となる経費につきまして国からの補助金を見込むものであります。 2行目、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費補助金は9,455万円、3行目、子育て世帯生活支援特別給付金給付事務費補助金は266万3,000円のそれぞれ追加であります。これらは、子育て世帯生活支援特別給付金の支給に必要な経費について、国からの補助金を見込むものであります。 3目1節の説明欄、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金は1億816万6,000円の追加であります。これは、4回目の接種体制を整備することについて、国の補助金を見込むものであります。 66ページ、67ページをお願いいたします。3の歳出につきましてご説明申し上げます。3款民生費、2項2目子育て支援費の説明欄2行目、子育て世帯生活支援特別給付金事業は9,721万3,000円の追加であります。これは、コロナ禍における物価高騰対策として低所得の子育て世帯の生活を支援するため、児童1人につき5万円を支給するものであります。 4款衛生費、1項1目管理予防費の説明欄1行目、
新型コロナウイルスワクチン接種事業は2億3,093万3,000円の追加であります。これは、
新型コロナウイルスワクチン接種について、3回目の接種終了から5か月以上経過した60歳以上の方及び18歳以上で基礎疾患を有する方などを対象に4回目接種を開始するためのものです。 2行目、
新型コロナウイルス感染症自宅待機者支援事業は2,311万円の追加であります。これは、新型コロナウイルスの感染拡大の終息が見通せないことから、継続して事業を実施するためのものであります。 10款教育費、3項2目学務費の説明欄、修学旅行実施支援事業は105万円の追加であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、中学校の修学旅行が中止になった場合等の補償を行う保険への加入費用を補助するものであります。 以上で議案第68号
市長専決処分の報告と承認について(令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第1号))につきましての説明を終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 13番、加藤幸子議員。 (13番加藤幸子議員登壇)
◆13番(加藤幸子議員) 65ページの
新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金のところでお聞きいたします。 今度の
新型コロナウイルスワクチンは4回目の接種です。市民からは、大変今まで副作用があったという方から、4回目は考えているのだということを言われました。この対象者は何人で、ワクチンの種類は何なのか、お聞かせいただきたいと思います。 それから、67ページの
新型コロナウイルス感染症自宅待機者支援事業です。これは、今まで何件の方がお使いになったのか、またこの中で支援の物資ですけれども、どのようなものがあるのかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) 角田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) ただいま4回目のワクチン接種のことにつきましてお尋ねをいただきました。まず、今回こちらで想定をしている対象者でございます。対象者につきましては、1点が60歳以上の方、また18歳以上で基礎疾患のある方等でございます。まず、60歳以上の方につきましては、3万2,500人程度想定をしております。また、18歳以上で基礎疾患のある方につきましては、3,100人ほどを想定をしているところでございます。 また、もう一点の接種するワクチンについてでございますが、ファイザー製のワクチン、またモデルナ製のワクチン、それぞれを医師会、医療機関と調整をしまして、その2つのワクチンで接種をしていく、そのような形で進めているところでございます。
○議長(
望月昭治議員) 真下危機管理監。 (危機管理監真下彰文登壇)
◎危機管理監(真下彰文) ただいまこれまでの支援の実績、それと支援物資の内容についてご質疑をいただきました。初めに、これまでの実績についてお示しをいたします。昨日までの集計でございます。354世帯、901人に支援を行っております。支援物資の内容についてでございます。これにつきましては、3種類用意をしてございます。まず、Aセットといたしまして、これにつきましては食料品、それと日用品、一般的なものを用意をしております。内容につきましては、レトルト食品でありますとかインスタント食品、缶詰類、またティッシュペーパー、トイレットペーパー、消毒用品等を用意をしております。Bセットといたしましては、これに幼児用の物資を追加しております。内容としましては、粉ミルク、紙おむつ、消毒用品、これは乳児用でございまして、幼児用としましては離乳食、紙おむつ、消毒用品等でございます。最後に、Cセットでございますけれども、これにつきましてはAセットに生理用品等を追加したという形で用意をしているところでございます。
○議長(
望月昭治議員) 13番。
◆13番(加藤幸子議員) 新型コロナワクチンの接種の種類はファイザーとモデルナということで、2種類を考えているということでよろしいのですね。モデルナで副作用が出たというお話がかなり聞かれるものですから、今回はファイザーがないといううわさも聞いておりますので、その辺は確認をしたいと思います。 それから、ワクチンの申込みについてはがきで申し込める、これは大変いいことだなと思いますが、はがきで申し込む人は高齢者が多いと思うのです。高齢者は移動ができません。自分で自動車を運転してワクチンを受けに行くということはできませんので、できればそこの住所のあるところの医院に予約を取っていただくという配慮をぜひしていただきたいと思います。見解をお聞きします。 それから、
新型コロナウイルス感染症自宅待機者支援事業ですが、これは大変喜ばれております。ところが、残念なことにコロナになりますと食欲が落ちるのです。それで、一番食べたいのは何かといったら、おかゆだというのです。それが入っていないのが非常に残念だということがございますので、ぜひ今後おかゆを入れていただけるかどうかも検討していただきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員)
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) ワクチン接種に関しまして2点のお尋ねをいただきました。まず、1点でございますが、ファイザー製のワクチンの供給についてでございますが、こちらにはファイザー製のワクチンが供給されないという情報は現段階では入ってございません。なので、医師会、また各医療機関と調整をしまして、3回目にスタートいたしましたようにファイザー製ワクチン、またモデルナ製ワクチンをほぼ同数で予約枠を設定をして接種をしていく、そのような形で医師会等と調整を図っているところでございます。順調に進めるものと考えているところでございます。 また、2点目のはがきでと、おまかせ予約のことでしょうか。おまかせ予約、やはり高齢者の方を対象にとても好評なシステムということで、好評なご意見等もいただいているところでございます。議員にご提案いただきました住所地で配慮をというところでございます。やはり私どももその辺りのところも配慮をするポイントの一つかな、そのように考えているところですが、住所の登録地であったとしても、そこに実際に居住されていない方というのも比較的多くいらっしゃるのでございます。そういったところも配慮しながら一つの検討材料として検討していきたい、そのように考えております。
○議長(
望月昭治議員) 危機管理監。 (危機管理監真下彰文登壇)
◎危機管理監(真下彰文) ただいま支援物資の内容についてご希望といいますか、ご要望いただきました。そういった声がなかなか聞こえてこない。確かに好評をいただいておるのですけれども、内容物についてのご希望等をいただく機会がなかなか少ないものですから、今回いただきましたご意見は大変参考になりました。この物資を用意する事業者もございますので、そういったところと協議をしながら、今後可能であれば変更等をしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 4番、田村なつ江議員。 (4番田村なつ江議員登壇)
◆4番(田村なつ江議員) それでは、4番、質疑させていただきます。議案第68号
市長専決処分の報告と承認について(令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第1号))について、お伺いいたします。 まず、議案書67ページ、説明欄4行目、
新型コロナウイルスワクチン接種事業、これは
新型コロナウイルスワクチン4回目の接種の体制を整備し、3回目の接種から5か月以上経過した人から7月4日接種を開始するものであります。ここで、改めて本市のワクチン接種者合計の1から3回目の接種率をお伺いいたします。 それから、対象者は60歳以上の人、既に通知され始めていますので、これは承知をいたしております。18歳以上で60歳未満で基礎疾患を有する人や重症化リスクが高いと医師が認める人とありますが、この定義については市民に分かりづらいと思いますし、また市民の方々も、これでは基礎疾患、俺はそうなのかとか、いろいろなご相談もちょっと来ております。また、昨日の新聞にも基礎疾患のある人について、11市が自己申告制、4回目接種券周知に課題と掲載されていました。本市では、周知はどのようになされているのかお聞かせください。 続きまして、議案書67ページ、説明欄5行目、
新型コロナウイルス感染症自宅待機者支援事業、この政策については全て戦略会議等で決めているそうなので、市長戦略部長にお聞きします。濃厚接触者の定義が変わりましたが、従前の人も対象になって支援事業を受けられるものなのか、お伺いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 角田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) ワクチン接種のことにつきましてお尋ねいただきました。まず、ワクチンの接種の状況でございます。まずは、本市の1回目の接種につきましては接種者6万3,119人で接種率は38.2%、この接種率につきましては全人口に対する接種の割合でございます。2回目接種につきましては6万2,747人で82.7%、3回目接種につきましては4万9,971人で65.9%となっているところでございます。この申し上げました数値につきましては、手元にあります6月7日現在の状況でございます。 (「1回目の数字はおかしくないか」と呼ぶ者あり) 83.2%でございます。1回目83.2%、2回目82.7%、3回目65.9%となっている状況でございます。 続きまして、4回目接種におきます基礎疾患のある方の接種券の発行方法ということでお答えをさせていただきたいと思います。本市におきましては、基礎疾患をお持ちの方に対しましては、ご自身で接種券の発行をしていただくことで進めております。その理由といたしましては、市で基礎疾患をお持ちの方を漏れなく把握をすることが困難なこと、また接種券を一律に発送、送付することによります誤接種、誤って接種をする誤接種や混乱を防ぐことなどから、安全性を第一に考えまして接種券の発行申請をしていただくこと、そのような形で進めることといたしました。市民の皆様への周知につきましては、広報しぶかわの6月1日号や市のホームページにより行っているところでございますが、申請につきましては電子申請、電話申請、書類申請、その3つの方法から選択を行っていく形を取っております。ただ、申請する際には基礎疾患につきましても、慢性の呼吸器の病気や慢性の心臓病など分かりやすく数多くの例示をしながら、スムーズに申請をしていただけるような工夫をしているところでございます。引き続き丁寧で分かりやすいご案内をしていきたい、そのように考えているところでございます。
○議長(
望月昭治議員) 伊勢市長戦略部長。 (市長戦略部長伊勢久美子登壇)
◎市長戦略部長(伊勢久美子) ただいま田村議員から濃厚接触者への自宅待機の物資支援の関係のご質疑をいただきました。ご質疑にございますように、以前は濃厚接触者の指定を保健所が行っておりました。しかし、オミクロン株がはやりまして、非常に感染者の数が増えていった中、保健所では濃厚接触者の特定はいたさないこととなりました。感染した方の近くにいる方が15分以上マスクなどをしないで会話や食事をした場合など一定の基準を示しながらも、その感染した方の周辺の方が独自に濃厚接触者であるということを特定、また感染等が職場等で起こった場合には、その職場が濃厚接触者を特定すると変化をしております。このため、同じような条件の中で濃厚接触者となった方につきましては、この物資支援の対象といたしております。危機管理室に申込みをいただきまして、原則翌日にお届けをいたしております。
○議長(
望月昭治議員) 4番。
◆4番(田村なつ江議員) ただいまそれぞれ答弁いただきました。
新型コロナウイルスワクチン接種4回目でありまして、この18歳以上60歳未満の先ほどの基礎疾患を有する者というのがやっぱり新聞にも載るようで、自己申告制だと周知に課題だと掲載されるぐらいでありますから、渋川市もやはりこの本人の自己申請では確かに周知が課題になってくると思います。本人たちも自分がそうなのかということさえ、あの文章だけだと、定義で示されたものだと非常に分かりにくいのが現状だと思います。市民に分かりやすいように、またそして漏れのないようにお願いをしまして、次に行きます。 先ほど戦略部長から
新型コロナウイルス感染症自宅待機者支援事業についてご答弁いただきました。となりますと、定義は変わりましたが、従前の人も対象になるようなお話でよろしかったと私は受け止めました。となりますと、今までちょっといろいろな方に、濃厚接触者になられるような方といろいろお話をさせていただいたのですけれども、また職員の方にもお聞きしましたけれども、この濃厚接触者が確認できない場合は対象外だと言われたのです。今までだと、確かに保健所が濃厚接触者を追っていたから、家族でなくてもよかったわけです、濃厚接触者。それが今は家族限定みたいにされてしまって、家族のところは追うけれども、管理者が例えば保育園だったら保育園が管理者となって、濃厚接触者だったり、対応はしていくと思うのです。介護施設だったら介護施設が管理者となっていると思うのです。そうすると、そこが管理者になったので、お年寄りが、例えばおばあちゃんがなってしまいましたってなると、そこの関係者のご家族に濃厚接触者はどなたかというので家族は追うと思うのです。それだと管理者がいるわけですから、市が問い合わせても濃厚接触者は分かるわけです。それが家族外だとすれば、例えば友人等で食事した、それがここにも定義というか、濃厚接触者として特定する人、先ほど部長がおっしゃいましたようにマスクなしで15分以上いるとか、必要な感染予防策なしでの食事をしたとか、換気の悪いところというのが分かります。こうなってしまっている人が、例えばそこの中の1人が陽性になりました。では、報告。単独だと保健所だと思うのです。そうすると、保健所がその人の家族は追うけれども、そこに一緒にいた人は濃厚接触者として管理はしていないというのが現実だと思うのです。そうすると、そこの場合にその人はどこにも管理者がいないわけでありまして、本人が手を挙げたところで、あなたは濃厚接触者ではないと。管理者がいないのだから分かりません、自分が申し出ても。確かめることはできます。誰々さんが陽性だから、私はそこにいました。それで、ご本人が、その陽性者が確かにいましたよとなればそこは確認できると思うのです。今の現状だと、その確認が取れないために、出しませんよと渋川市は言っていると思うのです。現にそうなっていると思います。確認が取れていないのだから。その辺は、ちょっと守るべき弱者、本当に家族外でもいらっしゃると思うのです、中には。その人を救うためにはどのように考えているのか、お聞かせください。
○議長(
望月昭治議員) 市長戦略部長。 (市長戦略部長伊勢久美子登壇)
◎市長戦略部長(伊勢久美子) 自宅待機者への支援につきまして、重ねてご質疑をいただきました。自宅待機者につきましては感染をしておりませんので、隔離等、また外出禁止等の制限はございません。しかし、濃厚接触者となっておりますので、基本的にはまだ陽性か陰性か分からないところはありますので、できるだけ人と接触をせず、自宅にいていただきたいと。そのような方に自粛を支援する今回の事業となっております。先ほど田村議員のお話があったように、確かに施設、また学校、職場等で発生した場合につきましては濃厚接触者の特定がしやすいという場面はあると思います。今例示いただきました、友人と食事をしてその友人が感染をしていたと、そのことが後で分かったという場合についても、先ほどの濃厚接触者の特定の条件に合えば当然濃厚接触者であると思います。今お断りをしているということをちょっと私も存じてはおりませんでしたが、そのような場合につきましては、自分はいついつ、こういう場面で濃厚接触者となったということを申し出ていただいて、広くそういう方を救い、また支援をしていくことが市の責務だと考えております。今後は、そのような対応をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 4番。
◆4番(田村なつ江議員) ただいまの戦略部長の答弁でしっかりご答弁いただきまして、濃厚接触者の確認が取れなくても、手を挙げてしっかりそうだということが把握できればその事業内容に相当するということでありました。それでよろしかったでしょうか。 今の続きなのですけれども、この
新型コロナウイルス感染症自宅待機者支援事業の要綱にも、もともとここの保健所、第2条でうたっているのですけれども、保健所からの接触者はもちろんそうなのですけれども、その後にも(2)で在宅生活に係る支援が必要であると市長が認めた場合というところで、これは支援の事業の対象になるのかなと思っていましたが、そのようなところで確認が取れないと駄目だということをちょっとお聞きしていたものですから、ここで確認をさせていただきました。また、弱者にとってはやはりこういう支援事業があると大変喜ばしいことだと思いますので、ぜひ続けてやってほしいと思います。 それから、群馬県では、今度あれなのですけれども、
新型コロナウイルスワクチン接種なのですけれども、群馬県では太田市や前橋市、大泉町など、他市町でモデルナ製ワクチンの大量廃棄処分になっていると発表されました。例えば前橋市だと約8,400回分、太田市だと約3,700回分、あと他市でもいろいろあるのですけれども、本市の状況をお聞かせください。
○議長(
望月昭治議員)
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) ワクチンの廃棄に関しましてお尋ねをいただきました。渋川市では、3回目接種から医師会、また各医療機関と協議を行い、ご協力をいただきまして、ファイザー社製のワクチンとモデルナ社製のワクチン、両方をほぼ同じ割合で予約枠を設定し、接種を進めていただいてきたところでございます。現時点でのワクチンの廃棄の予定はなく、進められているところでございます。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第68号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第68号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本件は、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第68号
市長専決処分の報告と承認について(令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第1号))は、これを承認することに決しました。
△日程第7 議案第69号 市道の廃止について 議案第70号 市道の認定について
○議長(
望月昭治議員) 日程第7、議案第69号 市道の廃止について、議案第70号 市道の認定について、以上2議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 柴崎建設交通部長。 (建設交通部長柴崎憲一登壇)
◎建設交通部長(柴崎憲一) ただいまご上程をいただきました議案第69号 市道の廃止について、議案第70号市道の認定についてにつきまして、提案理由及び議案の内容を申し上げます。 議案書の69ページをお願いいたします。初めに、議案第69号 市道の廃止についてご説明を申し上げます。市道の路線を次のとおり廃止したいので、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものであります。 提案理由でありますが、第1号は小室地区道路改良事業により市道位置を変更するため、廃止をお願いするものであります。 第2号は、第4種踏切道の廃止協議に伴い、市道位置を変更するため、廃止をお願いするものであります。路線名、起点、終点は記載したとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 71ページをお願いいたします。廃止路線、番号1の位置図であります。番号1の廃止路線は、市立北橘中学校から北東約800メートルに位置する路線であります。 73ページをお願いいたします。番号1の平面図であります。路線名等は、図の中に記載したとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 75ページをお願いいたします。廃止路線、番号2の位置図であります。番号2の廃止路線は、市立渋川北中学校から東約300メートルに位置する路線であります。 77ページをお願いいたします。番号2の平面図であります。路線名等は、図の中に記載したとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 以上で議案第69号 市道の廃止についての説明を終わります。 引き続きまして、議案書79ページ、議案第70号 市道の認定についてご説明申し上げます。市道の路線を次のとおり認定したいので、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 提案理由でありますが、番号1は小室地区道路改良事業により市道位置を変更するため、認定をお願いするものであります。 番号2は、第4種踏切道廃止協議に伴い、市道位置を変更するため、認定をお願いするものであります。 番号3は、真壁地区道路改良事業により認定をお願いするものであります。 路線名、起点、終点は記載したとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 81ページをお願いいたします。認定路線、番号1の位置図であります。番号1の認定路線は、市立北橘中学校から北東約800メートルに位置する路線であります。 83ページをお願いいたします。番号1の平面図であります。路線名等は、図の中に記載したとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 85ページをお願いいたします。認定路線、番号2の位置図であります。番号2の認定路線は、市立渋川北中学校から東約300メートルに位置する路線であります。 87ページをお願いいたします。番号2の平面図であります。路線名等は、図の中に記載したとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 89ページをお願いいたします。認定路線、番号3の位置図であります。番号3の認定路線は、真壁調整池南、群馬用水沿いに位置する路線であります。 91ページをお願いいたします。番号3の平面図であります。路線名等は、図の中に記載したとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第69号及び議案第70号については、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第8 議案第71号 訴訟上の和解について
○議長(
望月昭治議員) 日程第8、議案第71号 訴訟上の和解についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 島田教育部長。 (教育部長島田志野登壇)
◎教育部長(島田志野) ただいまご上程いただきました議案第71号 訴訟上の和解について、提案理由並びに議案の内容をご説明申し上げます。 議案書の93ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。国家賠償請求事件について和解を成立させたいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、本案を提出するものであります。 次に、議案の内容についてご説明を申し上げます。前橋地方裁判所令和2年(ワ)第418号国家賠償請求事件につきまして、裁判所の和解勧告により和解したいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 議案書の95ページをお願いいたします。初めに、本事件の概要をご説明申し上げます。本事件の原告におきましては、平成29年当時本市の市立学校に在籍しておりました未成年者でございます。本事件は、平成29年6月に行われました体育の授業に参加した教育実習生、こちらがソフトボールの試合中に投げましたボールが原告に当たりまして、原告が傷害を負ったとしまして、本市に対して国家賠償法に基づき損害賠償金の支払いを求め、令和2年8月に前橋地方裁判所に訴えの提起を行ったものでございます。 原告の主張につきましては、2の訴状の概要にあるとおりでございますが、市については受け入れた教育実習生を指導、監督する義務、また児童生徒の生命、身体の安全に対し、配慮すべき義務があるということから、学校授業中における本市の過失により生じた原告の損害を賠償する責任があるとしたものでございます。 本件につきましては、令和元年7月から令和2年7月までの間調停が行われておりましたが、その後令和2年10月から本年3月に前橋地方裁判所におきまして口頭弁論が行われ、最終的に3月23日に同裁判所より和解案が示され、原告も和解を望んでおりましたので、市としてもこれに応じようとするに至ったものでございます。 恐れ入りますが、93ページにお戻りください。1の当事者でありますが、原告は記載のとおりであります。被告は渋川市であります。2の和解条項の(1)でありますが、被告は原告に対し、和解金として100万円の支払い義務があることを認め、これを支払うとするものであります。 2でありますが、原告はその余の請求を放棄するとするものでございます。 3でありますが、原告、被告ともに本件に関し、本和解条項に定めるもののほかに何らの債権、債務のないことを相互に確認するものであります。 4でありますが、訴訟費用は各自の負担とするものでございます。 なお、和解金の100万円につきましては、市が加入しております全国町村会総合賠償補償保険により満額補填ができるように現在調整をしておるところでございます。 以上で議案第71号の説明を終わります。 ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 6番、池田祐輔議員。 (6番池田祐輔議員登壇)
◆6番(池田祐輔議員) 議案第71号 訴訟上の和解についてですが、本件は平成29年6月に起きた事件であり、3年後の令和2年8月に前橋地方裁判所に原告よりの訴えの提起が行われたという説明がありました。また、事件発生から5年経過しての和解案が裁判所から示されたということで、本議案に対して和解を成立させたいとの説明がありましたが、この5年間の経過と詳細について、先ほど部長から少し説明がありましたが、議会に対して審議して判断するための説明が不足しているのではないかと感じます。この議案は、委員会に付託されますので、委員会審査までに経緯、経過、また詳細について全議員に対して文書での提出を求めたいと思います。本件詳細につきましての資料請求を議長にお諮りいただけますよう、お願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) お諮りいたします。 ただいま6番、池田祐輔議員から当局に対して求めた資料請求につきましては、本議会として資料請求することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認め、さよう決しました。 それでは、委員会審査までに資料の提出をお願いいたします。 ほかに質疑はありませんか。 15番、須田勝議員。 (15番須田 勝議員登壇)
◆15番(須田勝議員) 議案第71号 訴訟上の和解について、先ほど6番議員から詳しい資料を求めましたが、私からは、これ本会議場ですので、記録には残しておきたいので、まずこの事件の概要の細かさは、資料が出る前の時点でまず私が聞きたいのは、この生徒がけがをしたときのけがの程度の詳細を今ここで聞きたいのと、あと損害賠償金の827万何がしの内訳、先ほど池田議員からありましたが、5年間の長期にわたった、長引いた理由、4点目として、双方弁護士が入っていると思いますが、弁護士の内容、見解をお聞きします。
○議長(
望月昭治議員) 島田教育部長。 (教育部長島田志野登壇)
◎教育部長(島田志野) ただいま議員より4点質疑をいただきました。まず、1点としまして該当した未成年者のけがの程度ということだったかと思います。けがの程度につきましては、右耳の辺りにソフトボールが当たったということで、右の耳の挫傷、それから耳の低音部の部分が聞き取りにくい一時的な難聴状態、また末梢神経の障害、そういったところでございます。 また、訴状で相手方から言われていた金額、八百二十幾らの内訳ということでよろしかったかと思いますが、こちらにつきましては通院にかかった費用、またそれに付き添った方の付添い費、その他傷害の慰謝料、後遺障害に関する慰謝料、後遺障害に関する逸失利益、そちらと弁護士費用を合わせてのものになっております。 また、ここまで延びてしまった理由ということになろうかと思いますが、こちらにつきましては原告が事件当時市内の学校に在籍しておった未成年者であったということもあり、こちらといたしましても細かいところをできるだけきちんと話合いをしながら、お互いの間で納得した形で進めていきたいと考えておったところですが、なかなかその辺りで折り合いがつかなかったということも延びてしまった理由の一つであったかと思います。 また、最後に弁護士の見解ということでございますが、こちらといたしましては市に全ての責任があるということではなく、相手方の生徒につきましてもソフトボールをするに当たり、学校側で注意を促したところ、その注意をちょっと逸してしまったところがあったということもあり、相手方にも落ち度があったというところもございました。その上で、市としましてはやはり市の授業の中で起きてしまったということがございますので、そういったところで市の責任もこれは避けることはできないという、そういったところでございます。
○議長(
望月昭治議員) 15番。
◆15番(須田勝議員) 私は、教育福祉常任委員会の委員ですので、また委員会で細かいことは聞きますが、いかんせんこの中学校の生徒がけがをして、この5年間の間には、当然髙木市長の前の話だと思いますが、その間教育長も替わっていると思いますし、教育部長も何名か替わっていると思います。このけがをした子も、5年間ということはもう成人近くにはなっていると思います。やっぱりこういう事案はもう少しスピードを持ってやらないと、やっぱり渋川市の教育上、解決しなくてはならないこと、そちらが問題になってきますので、この続きは委員会で私はします。もう12時になってしまいましたので、私のこの本会議での質疑は終わらせていただきます。 休 憩 午前11時59分
○議長(
望月昭治議員) 休憩いたします。 会議は午後1時に再開いたします。 再 開 午後1時
○議長(
望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第71号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第9 議案第72号 渋川市税条例等の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第9、議案第72号 渋川市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 星野総務部長。 (
総務部長星野幸也登壇)
◎総務部長(星野幸也) ただいまご上程いただきました議案第72号 渋川市税条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び議案のご説明を申し上げます。 議案書の101ページ最下行をお願いいたします。初めに、提案理由であります。地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令、地方税法施行規則等の一部を改正する省令の公布に伴い、所要の改正を行う必要が生じたものであります。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。議案第72号の参考資料といたしまして、103ページから111ページまでの新旧対照表を併せて御覧ください。97ページをお願いいたします。最初に、第1条関係であります。上から9行目、第18条の4の改正は、法律改正に合わせました地方税法第20条の10に基づく納税証明書の交付に係る改正で、当該証明書に記載されている住所が明らかにされることにより、人の生命、または身体に危害を及ぼすおそれがあると認められる場合、その他当該証明書を交付することが適当でないと認められる場合には、納税証明書に住所に代わるものとして市町村長が適当と認める事項を記載をし、交付するものであります。施行日は、民法等の一部を改正する法律に規定する日であります。 上から12行目、第33条の4及び上から17行目、第33条の6の改正は、上場株式等の配当所得等について法律改正に合わせて改正するもので、所得税と個人住民税の課税方式を一致させることとしまして、課税方式を確定申告書の記載によって適用するものであります。施行期日は、令和6年1月1日であります。 下から8行目、第34条の9の改正は、上場株式等の配当所得等について、総合課税、または分離課税がある場合の配当割額、または株式等譲渡所得割額の各所得割額の控除を確定申告書の記載によって行うものとするもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和6年1月1日であります。 下から4行目、第36条の2の改正は、公的年金等受給者の住民税申告義務に係る規定の整備であります。公的年金等に係る所得以外の所得を有しなかった者が配偶者特別控除を受けようとするときは、住民税申告書を提出しなければなりませんが、配偶者が所得税の源泉控除対象配偶者の場合はこれを除くとするものであります。施行日は、令和6年1月1日であります。 98ページをお願いいたします。上から4行目、第36条の3の2の改正は、給与所得者の扶養親族等申告書の記載事項に配偶者控除、または配偶者特別控除の適用を受ける者の氏名を追加するもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和5年1月1日であります。 上から13行目、第36条の3の3の改正は、公的年金等受給者の扶養親族等申告書の提出義務に特定配偶者を有する者を追加するとともに、当該申告書の記載事項に特定配偶者の氏名を追加するもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和5年1月1日であります。 下から8行目、第73条の2及び下から5行目、第73条の3の改正は、法律改正に合わせました固定資産課税台帳の閲覧及び交付に係る改正で、住所が明らかにされることにより、人の生命、または身体に危害を及ぼすおそれがあると認められる場合には、固定資産税課税台帳に住所に代わる事項を記載したものの閲覧及び交付とするものであります。施行日は、民法等の一部を改正する法律に規定する日であります。 下から2行目、附則第7条の3の2の改正は、住宅借入金等特別税額控除の延長及び見直しによるもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和5年1月1日であります。 99ページをお願いいたします。1行目、附則第16条の3の改正は、上場株式等に係る配当所得等の申告分離課税を所得税での適用がある場合に限り適用するもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和6年1月1日であります。 上から7行目、附則第17条の2の改正は引用条項の削除に伴うもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和5年1月1日であります。 上から9行目、附則第20条の2の改正は、外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律第8条第10項の改正で、申告方式の選択に係る規定を整備するもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和6年1月1日であります。 上から13行目、附則第20条の3の改正は、租税条約等の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例に関する法律第3条の2の2の改正で、先ほどと同様、申告方式の選択に係る規定を整備するもので、法律改正に合わせて改正するものであります。施行日は、令和6年1月1日であります。 下から9行目、附則第26条の改正は、法律改正に合わせまして住宅借入金等特別税額控除の延長及び見直しを行うことに伴い、規定を廃止するものであります。施行日は、令和5年1月1日であります。 下から7行目、第2条関係であります。昨年度公布されました渋川市税条例の一部を改正する条例(令和3年渋川市条例第24号)につきまして、施行日であります令和6年1月1日前に一部改正を行うものであります。 下から5行目、第36条の3の3及び下から2行目、附則第2条の改正は、公的年金等受給者の扶養親族等申告書の提出義務に年齢16歳未満の扶養親族を有する者を追加するもので、法律改正に合わせて改正するものであります。それぞれ条例第36条の3の3の施行日は令和5年1月1日、同附則第2条の施行日は令和6年1月1日であります。 100ページをお願いいたします。100ページから101ページまでの附則は、施行期日、経過措置、従前の例による規定でありますので、説明を省略させていただきます。 以上で議案第72号の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第72号は、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第10 議案第73号 渋川市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第10、議案第73号 渋川市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 星野総務部長。 (
総務部長星野幸也登壇)
◎総務部長(星野幸也) ただいまご上程いただきました議案第73号 渋川市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び議案のご説明を申し上げます。 議案書の113ページをお願いいたします。初めに、提案理由であります。租税特別措置法の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要が生じたものであります。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。議案第73号の参考資料といたしまして、115ページの新旧対照表を併せて御覧ください。改めて113ページをお願いいたします。下から7行目、第2条の改正は租税特別措置法の改正によるもので、新たな項が設けられたことにより生じた項ずれを解消するために改正を行うものであります。 下から5行目、第4条の見出しの改正は字句の整理を行うものであります。 附則でありますが、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上で議案第73号の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第73号は、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第11 議案第74号 渋川市
学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第11、議案第74号 渋川市
学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 島田教育部長。 (教育部長島田志野登壇)
◎教育部長(島田志野) ただいまご上程いただきました議案第74号 渋川市
学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例について、提案理由並びに議案のご説明を申し上げます。 議案書の117ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。渋川市立伊香保小学校及び伊香保中学校の単独調理場を令和4年度の1学期をもって廃止し、2学期より南部学校給食共同調理場からの配食に切り替えることに伴い、同調理場の対象校とするため、所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。なお、119ページに新旧対照表をお示しいたしましたので、併せて御覧ください。渋川市
学校給食共同調理場条例の一部を次のように改正するものであります。別表、渋川市南部学校給食共同調理場の項中、従来対象校としておりました渋川市立渋川北小学校から渋川市立古巻中学校までの7校に新たに渋川市立伊香保小学校及び伊香保中学校を加えるものでございます。 附則でありますが、この条例は令和4年8月1日から施行するものであります。 以上で議案第74号の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第74号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第12 議案第75号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第12、議案第75号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 角田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) ただいまご上程をいただきました議案第75号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 議案書の121ページをお願いいたします。初めに、提案理由についてご説明を申し上げます。今回の改正は、
新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免措置を令和4年度においても引き続き行うため、所要の改正をしようとするものであります。なお、議案書123ページに議案第75号参考資料として新旧対照表をお示しいたしましたので、併せて御覧ください。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。渋川市介護保険条例の一部を次のように改正するものであります。8行目、附則第7条第1項は保険料の減免対象を規定するもので、同項中、令和4年3月31日を令和5年3月31日に改めるものであります。 附則は、この条例の施行期日を公布の日からとし、令和4年4月1日以後に納期限が定められているものを遡及適用するものであります。 以上で議案第75号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第75号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第13 議案第76号 渋川市道路構造条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第13、議案第76号 渋川市道路構造条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 柴崎建設交通部長。 (建設交通部長柴崎憲一登壇)
◎建設交通部長(柴崎憲一) ただいまご上程をいただきました議案第76号 渋川市道路構造条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び議案の説明を申し上げます。 議案書の125ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。道路法等の一部改正により所要の改正を行うものであります。 主な改正内容は、交通安全施設として自動運行補助施設を加えるとともに、歩行者利便増進道路に係る規定を追加するものであります。なお、参考資料といたしまして、議案書127ページに新旧対照表がございますので、併せて御覧いただければと思います。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。渋川市道路構造条例の一部を次のように改正しようとするものであります。8行目、第33条は交通事故防止のため必要があるときに設置すべき施設を規定するものですが、これに自動運行補助施設を加えるものです。 13行目、第44条は新たに歩行者利便増進道路の規定を加えるもので、第1項は歩行者利便増進道路のうち、歩行者が通行する道路には歩行者が滞留する部分を設けることを規定するものです。 16行目、第2項は歩行者の滞留する部分に歩行者利便増進施設の誘導の必要があるときは、当該施設の設置空間を確保し、これについて必要があるときは街灯、ベンチなどの工作物を設けることを規定するものです。 下から7行目、第3項は、歩行者利便増進道路の構造は渋川市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例で定める基準に適合する構造とすることを規定するものです。 下から2行目、附則でありますが、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上で議案第76号の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第76号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第14 議案第77号 渋川市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第14、議案第77号 渋川市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 柴崎建設交通部長。 (建設交通部長柴崎憲一登壇)
◎建設交通部長(柴崎憲一) ただいまご上程いただきました議案第77号 渋川市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び議案の説明を申し上げます。 議案書の129ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。道路法等の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。なお、参考資料として、議案書131ページから133ページに新旧対照表がございますので、併せて御覧ください。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。渋川市
道路占用料徴収条例の一部を次のように改正しようとするものであります。8行目、別表の改正は、法第32条第1項第3号に自動運行補助施設等の占用料を新たに規定するものです。 下から4行目、別表中の改正は、自動運行補助施設等を規定することにより、号の整理を行うものであります。 下から2行目、附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上で議案第77号の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第77号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第15 議案第81号
市道金井大野線(第4工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結について
○議長(
望月昭治議員) 日程第15、議案第81号
市道金井大野線(第4工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 柴崎建設交通部長。 (建設交通部長柴崎憲一登壇)
◎建設交通部長(柴崎憲一) ただいまご上程をいただきました議案第81号
市道金井大野線(第4工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結についてご説明を申し上げます。 追加で配付をさせていただきました議案書の1ページをお願いいたします。
市道金井大野線(第4工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約を次のとおり締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 1の契約の目的は、
市道金井大野線(第4工区)鉄鋼スラグ対策工事であります。 2の工事の概要は、舗装工一式であります。場所は、渋川市金井地内であります。 3の契約の方法は、条件付一般競争入札であります。 4の契約の金額は、2億4,475万円であります。 5の契約の相手方は、群馬県渋川市半田3225番地、ホクブ株式会社、代表取締役、須田誠一であります。 3ページをお願いいたします。議案第81号の参考資料は、落札内容を示したものであります。工事名は、
市道金井大野線(第4工区)鉄鋼スラグ対策工事であります。契約の方法、公告日と開札年月日は記載のとおりであります。入札参加申請社数は8社、入札参加業者数は6社で、いずれも市内の業者であります。落札業者は、記載のとおりでございます。予定価格は2億4,981万円で、落札価格は2億4,475万円であります。予定工期は、令和5年3月24日であります。工事内容は、施工延長404.7メートル、舗装工としまして車道部の表層1,537.5平方メートル、上層路盤1,537.5平方メートル、下層路盤1,646.8平方メートル、歩道部の表層につきましては1,112.9平方メートル、路盤につきましては1,112.9平方メートル、凍上抑制層として1,112.9平方メートル、附帯工一式であります。 次に、5ページをお願いいたします。位置図であります。図面中央付近に太線で明示した部分が工事場所であります。 次に、7ページをお願いいたします。平面図であります。主要箇所について説明を申し上げます。図面中央に太線で明示した部分が舗装工の施工箇所であります。附帯工といたしまして、区画線等の設置を行います。 次に、9ページをお願いいたします。アスファルト舗装の標準断面であります。既存の鉄鋼スラグ砕石を撤去し、砕石で盛土を行い、舗装を施工いたします。 以上で議案第81号
市道金井大野線(第4工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結についての説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 17番、角田喜和議員。 (17番角田喜和議員登壇)
◆17番(角田喜和議員) ただいま上程されました議案第81号
市道金井大野線(第4工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結について、質疑を行います。 この中身について見ましたらば、金額が2億4,475万円です。それで、説明では一式工事ということで、どういったものがどれだけ使われるのかが全く分かりません。9ページの標準横断図を見ても分かりません。この問題については、計画では鉄鋼スラグ砕石を60センチメートル敷設してあるものを撤去する、また粒度調整砕石30―0を10センチメートル、それからアスファルト舗装5センチメートル、これを撤去した上に改めて表層工、上層路盤、下層路盤、路床盛土等々が示されておりますが、工事内容についてもっと具体的にお示しをいただきたいと思います。鉄鋼スラグ砕石が何立方メートルあって、仮置場はどうするのか、いつ、どういう時点で撤去して、それを運び出してどこへ配送するのか。そうでなければ、こんな2億4,400万円もこの舗装工事だけでかからないと思うのですが、その詳細について説明を求めます。
○議長(
望月昭治議員) 建設交通部長。 (建設交通部長柴崎憲一登壇)
◎建設交通部長(柴崎憲一) ただいま角田議員より鉄鋼スラグ対策工事につきましての内容等のお示しをということでご質疑いただきました。まず、内容でございますけれども、内容につきましては、現状ここにつきましては渋川市道と歩道が通っております。こちらの部分に敷設されておりますスラグを撤去するもので、車道の舗装の撤去からスラグの撤去並びに歩道の舗装の撤去、スラグの撤去ということで行います。あわせて、歩道部分にはこれまで植栽としてメタセコイアが植えられておりました。こちらを40本ほど撤去いたします。抜根をいたします。そちらも処分ということで考えております。その後、車道並びに歩道とともに舗装をし直しまして復旧をするものでございます。 そして、スラグの数量でございますけれども、何立方メートルということでございましたので、立方メートルに直しますと1,443.5立方メートルの撤去ということになります。トン数にいたしましては、3,031.4トンということになります。 それとそのスラグの処分方法でございますけれども、これまでと同様に仮置場、こちらにつきましては渋川スカイランドパークの第7駐車場を仮置場といたしまして、そこに一旦仮置きをした後に積み替えをして、これまでと同様に富山県の処分業者へと搬出をするものでございます。富山県の搬出業者につきましては、これまでと同様に株式会社アイザックを想定をしているところでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 17番。
◆17番(角田喜和議員) この議案第81号は、舗装工一式の工事ではないですか。内容が違うではないですか。舗装工一式というのはもう既に撤去されて、舗装すればいいだけの工事が舗装工の中に撤去するスラグも3,031.4トン、こういったものがあるのだったらそれは舗装工一式ではないではないですか。スラグ撤去だとか、そういったものを別事業として、本来だったらば別の工事として大同特殊鋼株式会社との契約の中でそのお金を捻出する、そういったものも含めてやるべきことではないのでしょうか。この舗装工一式というところにちょっと疑義がありましたので、質疑をさせていただきましたが、この処分と、これについて改めて舗装工には幾らかかるのか。一式になっていますけれども、当然設計書があるわけですから、設計書には何立方メートルをどこに何キロ運ぶ、それが幾らですよというのはあってしかりだと思うのですが、議長、ここで3問で質疑をやって全部答えが出ないかもしれませんが、この撤去にどのくらいかかるとか、これで議会で議決すればもう工事にかかるわけですけれども、この中身についての詳細な数値等々を経済建設常任委員会までに準備をしていただいて、議員の皆さんに全員、これ舗装工事1つになっていますので、それについてもう少し具体的に細かい資料を出していただけるように要求しますので、お諮りしていただければと思いますが、いずれにしましても今2問目の質疑ですので、この具体的な中身についてもう少し説明を求めた上で議長にお計らいいただいて私の質疑は終わりにしますけれども、お願いをいたします。
○議長(
望月昭治議員) 17番議員に、細かい資料説明については委員会付託したいと思っておりますので、資料の提出をお願いしますから、それでご了解いただけますか。
◆17番(角田喜和議員) はい、いいです。全員にお願いしたいということでございます。
○議長(
望月昭治議員) お諮りいたします。 ただいま17番、角田喜和議員から当局に対して求めた資料については、本会議として資料請求をすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認め、さよう決しました。 それでは、委員会審査までに資料の提出をお願いいたします。 建設交通部長。 (建設交通部長柴崎憲一登壇)
◎建設交通部長(柴崎憲一) ただいまスラグの対策工事につきまして、もう少し詳しい内容ということでご質疑いただきました。今分かる範囲でお答えをさせていただきたいと思います。 まず、舗装工一式ということになっているというところでございますけれども、こちらにつきましては主要な工事を表示をさせていただいているものでありまして、こちらの中には当然ながらスラグ工事も対策工事も入っているということでございます。主要な工事を表示させていただいたということでご理解いただければと思います。 それと詳しい内容の一部でございますけれども、スラグの処分費、こちらにつきましては全体のこの2億4,475万円の中で、経費込みではございますが、スラグ処分費が5,772万円ほど、スラグの運搬費が6,909万円ほどになっております。舗装工事等、こちらにつきましては側溝とか縁石等、そういったものも入っておりますが、1億1,300万円ほどという工事の割合となっております。そのほかにつきましては、先ほど申し上げましたけれども、その中にはメタセコイアの撤去で40本分等々が入っております。施工延長につきましては、歩道部を加えまして404.7メートルほどの工事ということになっております。よろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) ほかにご質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第81号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第16 議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第16、議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程をいただきました議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和されつつある中、群馬県の社会、経済活動再開に向けたガイドラインにおける警戒レベルは、5月28日に2から1へ引下げとなりました。ゴールデンウイーク中の伊香保温泉の宿泊者数も前年対比で168%増加し、にぎわいを取り戻しつつあります。こうした中で、渋川市においては
新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の対象となる市民が速やかに接種を受けられるよう、6月1日から接種券の発送を順次開始いたしました。
新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続く中、国においては原油価格や物価高騰によってコロナ禍で経済的に厳しい環境に置かれた生活者や事業者等に対する支援を行うため、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策を決定いたしました。本市ではこの総合緊急対策を受けて、既に低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金について、6月16日からの支給開始に向けて事務を進めているところであります。国の総合緊急対策では、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金にコロナ禍における原油価格、物価高騰に対応するため、地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細かな対策を実施できる新たな枠が創設されたところであります。今回の補正予算につきましては、この総合緊急対策を踏まえ、これまでの新型コロナウイルス生活経済安定対策に加えて、物価高騰に直面する市民や市内事業者の負担軽減を図るため、市内の小売店、飲食店等で利用可能な割引券を配付し、市民や市内事業者を支援するための予算、小規模事業者が実施するウィズコロナ、アフターコロナに対応した事業の継続、強化を支援するための予算、介護施設等の食材高騰対策を応援するための予算、
新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休園となった園児の最終的な受皿として一時預かりの体制整備を行うための予算など、予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものであります。なお、充当財源につきましては、国庫支出金及び県支出金で措置いたしました。 内容等につきましては、総務部長からご説明申し上げます。急施を要しますので、ご審議の上、早急にご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) 星野総務部長。 (
総務部長星野幸也登壇)
◎総務部長(星野幸也) 議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の1ページをお願いいたします。令和4年度渋川市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億7,571万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ337億4,131万5,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 6ページ、7ページをお願いいたします。2の歳入につきましてご説明申し上げます。15款国庫支出金、2項1目1節の説明欄、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は4億3,892万3,000円の増額であります。これは、今回の原油価格・物価高騰等総合緊急対策及び新型コロナウイルス生活経済安定対策の財源として見込むものであります。 16款県支出金、2項5目1節の説明欄、地域観光事業支援補助金は3,678万9,000円の追加であります。これは、群馬県が実施する
愛郷ぐんまプロジェクト第5弾の延長に合わせ、しぶかわ観光応援キャンペーンの期間を6月30日まで延長するための経費として県の補助金を見込むものであります。 8ページ、9ページをお願いいたします。次に、3の歳出についてご説明申し上げます。3款民生費、1項1目社会福祉総務費の説明欄、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者就労自立支援事業は200万円の追加であります。これは、生活困窮者の就労による自立促進及び生活基盤の確立を図るため、就労収入の増加により、生活困窮世帯に対する支援金の支給が途中で終了となる世帯に就労自立支援として10万円を支給するものであります。 4目高齢者福祉費の説明欄1行目、高齢者世帯エアコン購入費等
助成事業は2,700万円の追加であります。これは、コロナ禍における高齢者の熱中症予防のため、75歳以上の高齢者のみで構成される市民税非課税世帯におけるエアコンの新設、または故障による買換え費用の2分の1を補助するものとし、補助額の上限を5万円、市内事業者利用の場合には当該補助額に最大2万円を加算した額とするものであります。 2行目、高齢者介護・福祉施設等食材高騰対策応援事業は1,541万9,000円の追加であります。これは、食材価格が高騰する中、介護施設の利用者が安心して食事の提供を受けられるよう、食材高騰分として入所者1人当たり6,000円、通所者1人当たり2,000円を事業者に補助するものであります。 6目国保年金費の説明欄、国民健康保険特別会計事業勘定は480万円の増額であります。これは、特別会計の財源調整によるものであります。 2項3目児童保育運営費の説明欄、
新型コロナウイルス感染症特例型一時預かり事業は330万円の追加であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により保育施設等が臨時休園した場合に、休園となった施設に通う園児の最終的な受皿として、
子育て支援総合センター内のキッズランドで一時預かりを実施するための体制を整備するものであります。 7款商工費、1項1目商工振興費の説明欄1行目、しぶかわ暮らし応援キャンペーン事業は2億4,918万3,000円の追加であります。これは、物価高騰の影響を受ける市民生活を支援するとともに、地域経済の活性化を図るため、市内の小売店、飲食店及び宿泊施設等で利用できる割引券を1世帯当たり5,000円、さらに2人目以降の世帯員1人につき2,000円分を追加し、全世帯に配付するものであります。なお、事業の実施期間は令和4年9月1日から令和4年11月30日までを予定しております。 2行目、売上減少事業者等経営支援事業は5,500万円の追加であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響で売上げが減少した中小企業者及び個人事業主の経営を支援するため、国の事業復活支援金を受給した事業者に対して給付額の10%を上乗せで給付するものであります。 3行目、小規模事業者事業継続強化支援事業は3,200万円の追加であります。これは、コロナ禍における物価高騰の影響を受ける市内小規模事業者のウィズコロナ、アフターコロナを見据えた事業継続、強化のための独自の取組を支援するため、インターネットを活用した宣伝広告費用やインバウンド向け外国語表記看板の作成等PR費用について、補助率3分の2、補助額の上限を20万円、キャッシュレス決済の導入、インターネット上のショップへの出店及び自動翻訳機等の設備導入費用について、補助率3分の2、補助額の上限を30万円としてそれぞれ補助するものであります。 10ページ、11ページをお願いいたします。説明欄、公共交通で行くしぶかわエコ旅応援キャンペーン事業は5,022万1,000円の追加であります。これは、コロナ禍における原油価格高騰の影響を受ける観光業及び交通事業者を支援するとともに、自家用車を使用しないエコ旅を促進するため、県外から鉄道、または高速バスを使って本市を訪れ、市内宿泊施設に宿泊した方に1人につき渋川市
ふるさと感謝券を3,000円分配付するものであります。なお、事業の実施期間は第1弾として令和4年9月1日から令和4年9月30日まで、第2弾として令和5年1月10日から2月22日までを予定しております。 以上で議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 4番、田村なつ江議員。 (4番田村なつ江議員登壇)
◆4番(田村なつ江議員) 4番、質疑をさせていただきます。議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)について、お伺いいたします。 補正予算関係議案書11ページ、説明欄1行目、公共交通で行くしぶかわエコ旅応援キャンペーン事業、まずこの事業効果についてお伺いします。 次に、エコ旅に利用した公共交通の証明はどのように考えているのか、また県外への周知はどのようにするのかお聞かせください。
○議長(
望月昭治議員) 金井産業観光部長。 (産業観光部長金井裕昭登壇)
◎産業観光部長(金井裕昭) 公共交通で行くしぶかわエコ旅応援キャンペーンについてご質疑をいただきました。まず、事業効果ということでございますが、今回この事業につきましてはエコ旅ということをコンセプトにしております。現在県外から長距離の移動を想定をしている自家用車から公共機関の利用を図ることで環境への負担の軽減が図られるということで考えております。 それから、2問目が公共交通利用の確認ということになるかと思いますけれども、まず乗車券の控え、また領収書、またスイカ、パスモ等の利用明細、利用履歴、そういったもの、またチケット購入のサイトの申込み画面、注文状況等画面を確認をするということで考えております。なるべく窓口の負担がないように考えておる中でございます。 それと、県外者への周知ということでございますが、予算的には周知費として取っておる中、県外の、またJRを利用いたしまして、JRの駅のところにポスター掲示、また広告宣伝料ということで他市の、逗子市や世田谷区のバナー広告等、そこに掲載をしていければと考えております。
○議長(
望月昭治議員) 4番。
◆4番(田村なつ江議員) 今答弁いただきましたが、事業効果については何かちょっとはっきりしたものが私には見えてきていません。エコ旅に利用した公共交通の証明ということですが、スマホの画面だったり領収書、利用明細等、またスイカとかというお話をいただきましたけれども、これはどなたをターゲットにしているか分かりませんけれども、領収書といっても、例えば鉄道なんか使った場合は、領収書って発行してくださいって言わなければ領収書は発行してくれないと思うのです。切符を買えば、切符は最後は向こうに機械で持っていかれてしまうのではなかったでしたか。なので、これ窓口をなるべく使わないといっても、この証明はしっかりしたものでないのかなと思いますけれども、大丈夫でしょうか。 県外の周知ですけれども、JRとかにということで広告宣伝費用も入っていて、広告を張るとかという形だけだと、どうも市内でもいろいろなものをやるときに周知しているといっても、なかなか市民にも周知できないところを、県外まで持っていって周知できるものなのかというところはまだ心配であります。県内でも公共交通を利用すればこの事業に加えてもよいのではないでしょうか。また、5,022万1,000円、この予算はどのように計算して出てきたものなのか、お示しください。
○議長(
望月昭治議員) 産業観光部長。 (産業観光部長金井裕昭登壇)
◎産業観光部長(金井裕昭) まず、利用の確認ということで今ご指摘がございましたが、窓口での確認作業が大変になるということはあるかと思いますけれども、そのために事前にやはり多くの方に周知ができるかというのがこの事業のポイントということになるかと思います。基本的には、旅館に見える、ホテルに見える場合は、自動車で来ている方以外は基本的には公共機関を利用しているということになろうかと思いますが、この辺も性善説的な考え方の中で利用の確認をしていただくということで、ホテルの負担のないようにしていただくということで考えております。 また、県内の方でもということでございましたけれども、県内につきましては、既に
愛郷ぐんまプロジェクトが開催されているということと、またエコという中で長距離を想定している事業でございますので、県内の方については自家用車が多く利用されるということもございますので、今回については県外ということにさせていただいております。 それと金額の根拠ということでございますけれども、まず予定している期間の前年度の誘客数から算定いたしまして、事業対象者を1万6,200人と見込んでおります。4万9,000枚の
ふるさと感謝券の印刷を想定しているというところでございます。
○議長(
望月昭治議員) 4番。
◆4番(田村なつ江議員) 先ほどの県内でも公共交通を利用すればこの事業に加えてもよいかというところでは、
愛郷ぐんまプロジェクトもあるので、県内はということでしたが、
愛郷ぐんまプロジェクトに関しましては近県も全部対象になると私は理解していますので、公共交通を利用するのであれば、やはりこれは多少なりとも県内も有効にするべきではないかと思います。ただいま予算はどのようにと言いましたら、ちょっと聞き漏れがあったらごめんなさい。約1万6,000人ぐらいというところはどこから出てきたのでしょうか。この事業に関しましては、既にみなかみ町が同じような事業をされていると私は聞いていますが、その事業効果が得られなかったようです。再度この事業についての事業効果をお伺いします。 この事業につきましては、もう少し検討する必要があるのではないかと私は考えますが、市の見解を求めて私の質疑は終わります。
○議長(
望月昭治議員) 産業観光部長。 (産業観光部長金井裕昭登壇)
◎産業観光部長(金井裕昭) まず、人数、枚数の根拠ということでございます。これにつきましては、宿泊見込者数ということで令和3年4月と令和4年4月の差を見まして、増加率が143%ありました。それの県外者の割合、過去実績がありますけれども、令和3年、令和2年、元年の宿泊者数でありますが、その中で宿泊者数の55%が県外者ということであります。4月、その対比が143%に対しまして、今回の伊香保の宿泊者、それからそれぞれの、令和3年9月、令和4年1月、令和4年2月、そこから求めまして、それぞれ令和3年9月のときが5万2,511人、令和4年1月が6万4,686人、令和4年2月が3万9,231人、見込みで15万6,428人ということを求めまして、そこで県外の割合55%を出しております。その8万6,035人から求めて、8万6,035人に見込みの18.8%を掛けますと1万6,200人と。1万6,200人に対して3枚を掛けますと、4万8,600枚ということでございます。見込み人数につきましては、1万6,200人ということでございます。 それと、事業効果がということで、みなかみ町ということでありますけれども、今回の事業につきましてはコンセプトをやはりエコということにしておりますので、自家用車から公共機関の利用促進ということでございますので、まずは県外の方からの誘客を求めていくということが重要かという中で、県外のみとさせていただいておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑はありませんか。 13番、加藤幸子議員。 (13番加藤幸子議員登壇)
◆13番(加藤幸子議員) 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)、コロナ関連について、9ページです。
新型コロナウイルス感染症特例型一時預かり事業ということで330万円が組まれておりますけれども、濃厚接触者以外で
子育て支援総合センターで行うということですけれども、休園をした、どうしても預かり先がない子どもを見るということでしょうけれども、親にとってみたら本当に助かる事業だと思いますけれども、これはどこの職員がこれをやるのか、そして1日何組ぐらいの子どもを預かるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) 山田福祉部長。 (福祉部長山田由里登壇)
◎福祉部長(山田由里)
新型コロナウイルス感染症特例型一時預かり事業でございますが、こちらはどこの職員が面倒見るのかということですけれども、休園になった施設の職員となります。通常全員が濃厚接触となっていない場合がありますので、そういった職員の方に従事していただきます。その職員の配置ですけれども、臨時休園の施設に勤務する職員の派遣になりますので、国の定める配置基準に従って保育に必要な人数を確保して、従事する職員を配置することになります。 それから、定員でございますが、場所を
子育て支援総合センターのキッズランドと園庭と考えておりまして、そちらの面積から換算しまして定員を80人と考えております。
○議長(
望月昭治議員) 13番。
◆13番(加藤幸子議員) 定員が80人ということは、休園した園の職員が
子育て支援総合センターに行って子どもを見るということですよね。そうすると、園そのものが、もし本当に80人見るとすると、移動していってしまうかなと思いますけれども、ここに濃厚接触者として特定する人ということで書かれております。今だんだんコロナそのものが流行が収まってきている中で、濃厚接触者の定義をしながら、PCR検査や抗原検査、そういうものを科学的にしないでこういう定義でもってしていくということは、いかがなものかなと思います。国は、なかなかPCR検査、抗原検査をするおつもりがないようですけれども、私は子どもをもし見るのであるとすれば、それはきちんと検査をして、科学的に証明された上で見るべきだと思いますが、お考えをお聞かせください。
○議長(
望月昭治議員) 福祉部長。 (福祉部長山田由里登壇)
◎福祉部長(山田由里) この事業を行うに当たって、検査をするべきではないかというご質疑だと思うのですけれども、私どもでも検査をすべきかどうかということは慎重に検討いたしました。新型コロナウイルス感染特例型一時預かり事業における感染確認の検査についてお答えしますけれども、この事業においては、利用する園児の保護者に対して事前の感染確認検査を求めないこととしております。その理由といたしまして、事業を利用する園児は感染症患者、または濃厚接触者でない園児であって、無症状であることが条件となります。このことを踏まえてご説明いたしますが、薬局でも入手可能な簡易検査キット、抗原検査のものになりますけれども、こちらは厚生労働省によると、症状がないときに使用した場合は検査結果が正しく出ない可能性があります。無症状者への使用を推奨しておりません。それから、医療機関における感染確認の検査につきましては、検査結果の判明に数日要することがあります。保護者が希望する日に事業の利用ができない状況になってしまうほか、無症状者は保険診療の対象とならないために医療費を全額負担することになります。さらに、無症状者に対する検査は行政検査体制の逼迫につながり、迅速な検査及び対応が必要なケースに支障が生ずる懸念があります。事業の実施に当たって、事前の感染確認検査を求めずに感染症対策を徹底することとしたいと思っております。このことについては、先ほども申し上げましたけれども、慎重に考えまして、医師会長ともご相談いたしまして決めた結果となっております。利用される園児及び職員について、同じような考え方でおりますので、感染の確認ということはせずに濃厚接触の判定を厳格に行っていきたいと考えております。
○議長(
望月昭治議員) 13番。
◆13番(加藤幸子議員) PCR検査は、無症状の人がすると高いということですけれども、今医療機関では、私はもうPCR検査を3回もさせられました。せきが出ているのですけれどもと行くと、もうPCR検査です。これは、症状があるから保険の中で対応できますけれども、子どもというのは保育園中を飛び回るのです。誰が接触者だか濃厚接触者ではないか、大変判断に苦しむところだと私は思います。80人まで見るという状況の中で、できればそこで感染されたとならないように、いい施策だと思いますけれども、中途半端です。ぜひ国にもPCR検査するようにお願いをして、それから私は事業としてやればよろしいかなと思いますので、国に要望をぜひしていただきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 7番、山内崇仁議員。 (7番山内崇仁議員登壇)
◆7番(山内崇仁議員) 議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)の質疑を行います。 3番、歳出の中の3款民生費、高齢者世帯エアコン購入費等
助成事業について伺います。今回のこの対象要件が市内に居住し、渋川市に住民登録のある75歳以上の高齢者のみの世帯で、かつ市民税非課税世帯となっていますが、この世帯が一体幾つあるのかをお聞きします。 また、予算の算出基準として5万円掛ける500世帯となっていますが、この500世帯の考え方を教えてください。 続きまして、高齢者介護・福祉施設等食材高騰対策応援事業について伺います。これは、なぜ今回介護施設に限定しているのか。また、いつからいつまでの補助を考えているのかを伺います。
○議長(
望月昭治議員) 山田福祉部長。 (福祉部長山田由里登壇)
◎福祉部長(山田由里) 非課税世帯の算出と、それから500世帯の算出についてですけれども、非課税世帯については市で算出をするのは困難でして、国の国民生活基礎調査の70歳以上の非課税世帯の割合39.1%というのを基礎にして算出しております。75歳以上の高齢者のみの世帯数が5,805世帯になっておりまして、そこに先ほどの非課税世帯の割合39.1%を掛けます。それから、エアコンの未設置率、これが60歳以上の世帯のエアコンの未設置率が20%であるという消費動向調査、令和4年3月のものですけれども、こちらを参考にしまして算出いたしましたのが454世帯になりますので、およそ500世帯と見積もっているものでございます。
○議長(
望月昭治議員) 角田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) 高齢者介護・福祉施設等食材高騰対策応援事業につきまして、2点お尋ねをいただきました。 まず、1点目につきましては、なぜ高齢者施設かというところでございます。今般食材費の高騰という状況があったものです。それにつきましては、私どもとしていたしましては各高齢者施設の状況等を具体的に確認をした、その結果高齢者施設におきましてもやはりそういった運営等に苦慮されている、そういった状況を確認をし、また一方ではそれの影響を受けます利用者のことも私どもは考えております。そういった両方面から考慮いたしまして、今回高齢者施設を対象として、そういった状況を踏まえましてさせていただいたところでございます。 次に、補助の時期、いつからいつまでかというお尋ねでございました。この補正予算をいただきました後に申請手続等をしていただき、その後となりますから、令和4年9月から令和5年3月まで、今年度いっぱいという7か月間を対象とした制度設計とさせていただいたところでございます。
○議長(
望月昭治議員) 7番。
◆7番(山内崇仁議員) エアコンなのですけれども、500人の算出根拠は何となく分かりました。ただ、この対象者が市民税非課税世帯なのです。そういう中で、このエアコンを設置する費用、2分の1の補助となっています。そのお金が本当に出せるのかどうか。それから、エアコンを設置した後、これは電気代がかかるわけなので、今の生活を考えたときにその電気代が負担できるのかどうか。その辺というのはどう考えているのか。補助率を2分の1ではなくて、もっと上げるような考えがあるのかどうかをお伺いいたします。 それと、これエアコンなのですが、500台の予算を組んでいますけれども、500台って集まるのですか。多分今半導体がなくて、白物家電とかって大分逼迫している状態になっています。その中で、これだけのものを集めるというのは結構大変なのかなという気もします。 それから、介護施設なのですが、今年の9月から来年3月までということで、食材が高騰しているというところで、ほかの人もみんな同じなのです。そういう中でこの介護施設だけというのはおかしくないですか。ほかにグループホームにいる人もいるし、病院にいる人もいるし、普通の生活をしていても厳しい人っていっぱいいるのです。そこをどう見るのか、その辺についてお伺いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 福祉部長。 (福祉部長山田由里登壇)
◎福祉部長(山田由里) エアコンの補助額でございますが、2分の1の補助と基本的にはしておりますが、市内の事業者を利用した場合は最大2万円を加算することとしております。ですので、市内の業者を利用しながら多少補填していただければと思っております。 それから、設置後のお金についてなのですけれども、こちらも物価が高騰しておりますし、原油価格も高騰しておりますので、負担のかかることだとは思いますが、今回は急な予期せぬ物価高騰によって、まだ終息が見えないコロナ禍の中で、今年の夏エアコンの購入を断念した結果、熱中症になってしまう高齢者を何とか防ぎたいという思いで緊急的に行うものですので、まずはエアコンの購入ということに充てていただければなと思っております。 それから、エアコンが500世帯分あるのかどうなのかということですが、こちらも私どもでも考えまして、当初量販店とか、そういった大きなところでの価格で算定しておったのですけれども、量販店だけの購入では足らないだろうということで、市内業者の方たちからの購入というものも考えて制度設計したものでございます。
○議長(
望月昭治議員)
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) 食材費高騰の関係につきまして、重ねてのご質疑をいただきました。今回高齢者介護・福祉施設等に限ってということでございます。渋川市では、様々な施策を展開をさせていただいて、それぞれの分野でそれぞれに支援をやっているところでございます。今回食材の高騰ということにスポットを当てまして、今までなかなか高齢者介護・福祉施設等に手を入れられていなかったという状況がございます。そういった今回のこういった背景を踏まえて、そういったところを今回は対象とさせていただいたところでございます。今回食材という視点では、他の様々な施設については対象からは外しておりますが、今回はそういった今までの経過等も踏まえまして、高齢者介護・福祉施設等に限らせていただいた経過がございます。
○議長(
望月昭治議員) 7番。
◆7番(山内崇仁議員) ぜひ本当に市民のことを考えていろいろな計画を立てていただきたいなと思います。エアコンは、本当に2分の1、5万円プラス2万円としてもなかなか高齢者の人にとっては大きな負担になるのかなと思います。ぜひその辺を考えていただいて、高齢者が本当に使いやすく、安全に暮らせる制度にしていただきたいなと思います。 それから、介護施設等の食材高騰対策なのですが、やはり皆さんいろいろなところから、我々も生活していく中で食材が上がって困るのだという意見を非常に聞きます。そういう中で、こういうふうに偏った形でやってしまうと市民の人って物すごく不安に思うというか、何で我々は補助してもらえないのという意見が聞こえてくるのです。ぜひいろいろなところが対象になるようにしていただきたいなと思います。多分これをやるとしたら学校の給食も同じだと思うのです。今食材全部市で負担していますから、どうにでもできるのでしょうけれども、本当に今いろいろなものが上がってしまっていますから、ぜひ市民の皆さんに平等に渡るような施策を考えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 答弁いいですか。要らないですか。 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第78号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。
△日程第17 議案第79号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第17、議案第79号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程をいただきました議案第79号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)につきまして提案理由を申し上げます。 今回の補正予算につきましては、若年がん患者の在宅療養を支援するための予算、HPVワクチンの任意接種費用を遡って助成するための予算、渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館を新たに市役所第二庁舎に整備するための予算、新電力の小売事業者の撤退に伴い、市施設の電力受給契約を臨時電力へ切り替えるための予算など、予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものであります。なお、充当財源につきましては、県支出金、繰入金及び市債等で措置をいたしました。 内容等につきましては、総務部長からご説明申し上げます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) 星野総務部長。 (
総務部長星野幸也登壇)
◎総務部長(星野幸也) 議案第79号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の13ページをお願いいたします。令和4年度渋川市の
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億762万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ339億4,894万2,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 第2条、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」によりたいと思います。 第3条、地方債の追加は「第3表 地方債補正」によりたいと思います。 18ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費につきましてご説明申し上げます。なお、33ページに議案第79号参考資料として令和4年度6月補正予算一般会計繰越明許費事業一覧を整理いたしましたので、併せてご参照ください。9款1項消防ポンプ車購入事業は2,943万8,000円であります。これは、世界的な半導体不足等により、通常よりもシャシーの出荷に時間を要することが見込まれることから、適正な納期を確保するため、繰越明許費をお願いするものであります。 19ページをお願いいたします。第3表、地方債補正は地方債の追加であります。起債の目的欄、
美術館移転事業(合併特例事業債)は限度額を7,580万円とするものであります。これは、
美術館移転事業における市役所第二庁舎の改修工事に係るものであります。充当率は95%、交付税措置は70%が需用額算入されるものであります。なお、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりであります。 22ページ、23ページをお願いいたします。2の歳入につきまして、主なものをご説明申し上げます。16款県支出金、2項3目1節の説明欄、若年がん患者在宅療養支援事業費補助金は77万4,000円の追加であります。これは、公的支援の受けられない40歳未満の末期がん患者の在宅療養に係る費用の一部を補助することに伴い、県からの補助金を見込むものであります。 4目1節の説明欄、持続的なこんにゃく生産を支える総合対策事業補助金は100万円の追加であります。これは、コンニャク農家の経営規模の拡大及び低コスト化の取組を支援するため、機械の導入費用に係る県の補助金を見込むものであります。 18款寄附金、1項5目1節の説明欄、ふるさと応援寄附金は166万1,000円の増額であります。これは、令和4年4月以降の寄附金額のうち、美術館応援分を
美術館移転事業の財源として充当するものであります。 19款繰入金、1項1目1節の説明欄、財政調整基金繰入金は1億1,567万8,000円の増額であります。これは、今回の補正予算の財源として充当するものであります。 2目1節の説明欄、ふるさと創生基金繰入金は241万円の増額であります。これは、令和4年1月から、3月までのふるさと応援寄附金のうち、美術館応援相当額を
美術館移転事業の財源として充当するものであります。 6目1節の説明欄、小野上地区農業用水等渇水対策施設維持管理基金繰入金は222万9,000円の増額であります。これは、電気料の増額のうち、小野上地区の矢木沢立坑分の財源として充当するものであります。 21款諸収入、5項4目1節の説明欄1行目、一般コミュニティ
助成事業助成金は、渋川地区の金井南牧及び南町自治会の備品等の整備が対象で220万円。2行目、魅力あるコミュニティ
助成事業助成金は、渋川、伊香保、子持、赤城及び北橘地区の自治会連合会の備品等の整備が対象で、それぞれ587万5,000円の追加であります。これらは、宝くじの収益を財源とした一般財団法人自治総合センターの助成金及び公益財団法人群馬県市町村振興協会の助成金がそれぞれ交付決定となったことによるものであります。 24ページ、25ページをお願いいたします。次に、3の歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。今回の補正予算のうち、公共施設等の電気料に係る内容につきましては、燃料価格高騰の影響により新電力の小売電気事業者との契約更新及び新規契約が見込めない状況であることから、令和4年8月に現在の契約が終了いたします52施設につきまして、同年9月以降、東京電力の最終保障供給を受けるために必要な予算を増額するものであります。補正額は、合計で1億511万3,000円の増額となります。以下、各款の説明欄に記載した各事業のうち、電気料の説明につきましては省略させていただきます。 3款民生費、2項2目子育て支援費の説明欄2行目、国県支出金精算還付金は329万6,000円の追加であります。これは、令和3年度に交付された国庫補助金を精算するためのものであります。 4款衛生費、1項保健衛生費は、26ページ、27ページをお願いいたします。1目管理予防費の説明欄1行目、感染症予防事業は432万5,000円の増額であります。これは、子宮頸がん予防に効果があるとされるHPVワクチンの積極的勧奨の差し控えによって定期接種の機会を逃し、その後自費で接種した方に対して接種費用を遡って助成するものであります。 7款商工費、1項1目商工振興費の説明欄、地場産業後継者育成支援事業は119万9,000円、28ページ、29ページをお願いいたします。3目観光費の説明欄、日本版DMO支援事業は220万円のそれぞれ増額であります。これらは、
新型コロナウイルス感染症の影響で十分に活動ができなかった地域おこし協力隊員2名の活動期間を延長するためのものであります。 10款教育費、1項2目教育指導費の説明欄、一般経費は100万円の増額であります。これは、国家賠償請求事件につきまして前橋地方裁判所からの和解勧告を受け入れ、相手方に和解金を支払うためのものであります。 以上で議案第79号 令和4年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第79号は、予算常任委員会に付託いたします。
△日程第18 議案第80号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第18、議案第80号 令和4年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を務めます。 角田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長角田義孝登壇)
◎
スポーツ健康部長(角田義孝) ただいまご上程いただきました議案第80号 令和4年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の35ページをお願いいたします。今回の補正は、事業勘定に係るものであります。初めに、提案理由についてご説明申し上げます。今回
新型コロナウイルス感染症傷病見舞金の予算を増額する必要があることから、補正を行うものでございます。 次に、内容についてご説明申し上げます。令和4年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ480万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億4,117万円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 40ページ、41ページをお願いいたします。初めに、2の歳入についてご説明申し上げます。6款繰入金、1項1目7節の説明欄、その他繰入金は480万円の増額であります。これは、今回の補正予算の財源であります。 42ページ、43ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。2款保険給付費、6項2目傷病見舞金の説明欄、
新型コロナウイルス感染症傷病見舞金支給事業は480万円の増額であります。この
新型コロナウイルス感染症傷病見舞金支給事業は、国の
新型コロナウイルス感染症傷病手当金を受けることができない個人事業主を対象に市の事業として実施しているものであります。今回国の傷病手当金事業が令和4年6月30日から9月30日までに期間延長されたことに伴い、国の傷病手当金事業と歩調を合わせて実施している本事業の予算に不足が見込まれることから、増額するものであります。 以上で議案第80号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第80号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第80号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第80号 令和4年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
△休会の議決