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  1. 富士吉田市議会 2022-03-24
    03月24日-03号


    取得元: 富士吉田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年  3月 定例会(第1回)          令和4年第1回(3月)定例会会議録(第3号)  令和4年3月24日(木曜日)                午後2時15分開議                               午後3時13分閉会---------------------------------------出席議員(20名)   1番   渡辺 将君          2番   伊藤 進君   3番   藤原栄作君          4番   渡辺大喜君   5番   鈴木富蔵君          6番   渡辺新喜君   7番   宮下宗昭君          8番   勝俣大紀君   9番   羽田幸寿君          10番   前田厚子君   11番   渡辺貞治君          12番   小俣光吉君   13番   桑原守雄君          14番   横山勇志君   15番   勝俣米治君          16番   渡辺幸寿君   17番   戸田 元君          18番   渡辺利彦君   19番   奥脇和一君          20番   太田利政---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名   市長        堀内 茂君    副市長       前田重夫君   教育長       奥脇義徳君    監査委員      渡辺龍雄君   企画部長      渡辺源夫君    総務部長      渡辺隆信君   市民生活部長    勝俣強志君    産業観光部長    水越欣一君   都市基盤部長    萱沼与重郎君   演習場対策室部長  権正英久君   ふるさと納税             眞田喜久雄君   市立病院事務長   渡辺 亨君   推進室部長   教育部長      田辺静輝君    企画部次長     渡辺一史君   総務部次長     萱沼孝文君    監査委員事務局長  小野 直君   秘書課長      白須 圭君    総務課長      柏木和人---------------------------------------職務のため出席した事務局職員   事務局長      渡辺三洋君    次長        天野義仁君   課長補佐      奥脇茂樹君    臨時職員      林 純司君---------------------------------------議事日程第3号   第1 議案第1号 令和4年度富士吉田一般会計予算   第2 議案第2号 令和4年度富士吉田国民健康保険特別会計予算   第3 議案第3号 令和4年度富士吉田後期高齢者医療特別会計予算   第4 議案第4号 令和4年度富士吉田介護保険特別会計予算   第5 議案第5号 令和4年度富士吉田介護予防支援事業特別会計予算   第6 議案第6号 令和4年度富士吉田看護専門学校特別会計予算   第7 議案第7号 令和4年度富士吉田市立病院事業会計予算   第8 議案第8号 令和4年度富士吉田水道事業会計予算   第9 議案第9号 令和4年度富士吉田下水道事業会計予算             予算特別委員会委員長報告   第10 議案第21号 富士吉田監査委員の罷免について             監査委員の罷免の是非を審査するための特別委員会委員長報告   第11 議案第10号 富士吉田個人情報保護条例の一部改正について   第12 議案第11号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について   第13 議案第12号 行政手続等における押印の見直しに伴う関係条例の整備について   第14 議案第13号 富士吉田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について   第15 議案第14号 富士吉田市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   第16 議案第15号 富士吉田小口資金融資条例の一部改正について   第17 議案第16号 富士吉田市立富士の杜・巡礼の郷公園の設置及び管理に関する条例の制定について   第18 議案第17号 富士吉田消防団員等公務災害補償条例の一部改正について   第19 議案第22号 令和3年度富士吉田一般会計補正予算(第16号)             総務経済委員会委員長報告   第20 議案第18号 富士吉田放課後児童クラブ条例の一部改正について   第21 議案第19号 富士吉田特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について   第22 議案第20号 富士吉田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について             文教厚生委員会委員長報告   第23 議案第24号 工事請負契約の締結について(防衛関係事業(8条)(仮称)富士の杜巡礼の郷公園整備工事(3工区))   第24 議案第25号 富士吉田公平委員会委員の選任について---------------------------------------会議に付した事件   議事日程に同じ------------------------------------------------------------------------------     午後2時15分 開議 ○議長(小俣光吉君)  本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 傍聴人に申し上げます。市議会傍聴規則第7条の規定により、静粛に傍聴するようお願いいたします。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(小俣光吉君)  報告事項を申し上げます。 報道機関から、傍聴席より本日の会議の撮影を許可願いたい旨の申出があり、許可いたしましたので、御了承願います。 市長から、今定例会へ提出する追加案件につき通牒に接しておりますので、この通知書を職員をして朗読いたさせます。     (「省略」と呼ぶ者あり) 省略いたさせます。 以上で報告事項を終わります。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 議案第1号 令和4年度富士吉田一般会計予算 △日程第2 議案第2号 令和4年度富士吉田国民健康保険特別会計予算 △日程第3 議案第3号 令和4年度富士吉田後期高齢者医療特別会計予算 △日程第4 議案第4号 令和4年度富士吉田介護保険特別会計予算 △日程第5 議案第5号 令和4年度富士吉田介護予防支援事業特別会計予算 △日程第6 議案第6号 令和4年度富士吉田看護専門学校特別会計予算 △日程第7 議案第7号 令和4年度富士吉田市立病院事業会計予算 △日程第8 議案第8号 令和4年度富士吉田水道事業会計予算 △日程第9 議案第9号 令和4年度富士吉田下水道事業会計予算 ○議長(小俣光吉君)  日程第1、議案第1号から日程第9、議案第9号までの9議案を一括議題といたします。 予算特別委員会委員長の報告を求めます。 15番勝俣米治君。     〔15番 勝俣米治君 登壇〕 ◆予算特別委員長勝俣米治君)  報告いたします。 3月2日の本会議において当委員会に付託されました次の案件について、3月11日、14日及び15日の3日間、委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果について報告いたします。 なお、本委員会は審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、不肖私が委員長に、横山勇志君が副委員長にそれぞれ互選されました。 議案第1号 令和4年度富士吉田一般会計予算 議案第2号 令和4年度富士吉田国民健康保険特別会計予算 議案第3号 令和4年度富士吉田後期高齢者医療特別会計予算 議案第4号 令和4年度富士吉田介護保険特別会計予算 議案第5号 令和4年度富士吉田介護予防支援事業特別会計予算 議案第6号 令和4年度富士吉田看護専門学校特別会計予算 議案第7号 令和4年度富士吉田市立病院事業会計予算 議案第8号 令和4年度富士吉田水道事業会計予算 議案第9号 令和4年度富士吉田下水道事業会計予算 以上9議案は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 決定理由。 議案第1号について。 本案は、令和4年度富士吉田一般会計予算でありまして、予算総額は268億1,000万円とし、前年度当初予算に比べ26億6,900万円、11.1%の増額となっております。 主な歳入については、市税において、前年度当初予算に比べ5%増の64億5,600万円余りが計上されております。また、地方交付税は、前年度当初予算に比べ3.5%増の29億5,000万円が計上されております。 このほか、国・県支出金48億100万円余り、寄附金30億円余り、繰入金37億8,400万円余り、市債14億3,900万円余り、その他の収入として43億7,700万円余りが計上されております。 歳出については、第6次総合計画の6つの体系に沿って、第1章「安心で健やかな暮らしを支える『保健・医療・福祉』の向上」に83億700万円余り、第2章「心豊かな人を育む『教育・文化・スポーツ』の充実」に22億2,500万円余り、第3章「未来につなげる美しく快適な『生活環境・景観』の創造」に17億5,400万円余り、第4章「暮らしの安全性・利便性を高める『都市基盤防災環境』の整備」に32億3,600万円余り、第5章「活力とにぎわい・交流を生み出す『地域・産業・観光』の振興」に8億6,000万円余り、第6章「みんなで未来を考え取り組む健全な『地域経営』の推進」に62億5,900万円余り、その他一般経費として41億6,500万円余りがそれぞれ計上されており、同計画に掲げられている「富嶽共創」の基本理念実現に向けての予算として、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 なお、歳入の審査の中で、市税について、市民税等増加傾向であるが、不測の事態にも対応できるよう、しっかりとした財源確保に努めてほしいとの要望がありました。 指定寄附金ふるさと納税)について、市全体でさらに盛り上げていくために、市内業者全般に対し、返礼品作成の協力を広く要請してほしいとの要望がありました。 また、歳出の審査の中で、企画・調整事業において、SDGsの「誰一人取り残さない」という理念等について、引き続き庁内、そして市民への啓蒙活動を推進してほしい、また、その理念に基づき、誰もが使いやすい公共交通を目指し、一日も早く具体化できるよう、調査研究を推進してほしいとの要望がありました。 まちづくり事業について、西裏通りミリオン通り等の様々な構成要素を含めた中心市街地全体の活性化を進めてほしいとの要望がありました。 ふるさと寄附推進事業における企業版ふるさと納税について、マッチングサイトのさらなる活用等により、企業誘致も見据える中で、引き続き推進してほしいとの要望がありました。 防犯対策事業について、犯罪抑止や安心・安全なまちづくりの観点から、防犯カメラの増設、青色防犯パトロール車の増台を前向きに検討してほしいとの要望がありました。 障害者総務事業福祉タクシー利用料金助成において、利用率の向上を目指し、利用者目線で、より使いやすくなるよう検討してほしいとの要望がありました。 地域密着型施設等整備事業について、本市住民が優先的に入所・利用できるような施設になるよう努めてほしいとの要望がありました。 生活習慣病対策事業について、ウォーキングアプリを活用し、市民の健康増進のため、また、医療費抑制のため、予防対策に努めてほしいとの要望がありました。 看護専門学校特別会計繰出事業について、山梨県からのヒアリング等については、県補助金増額を目指し、積極的に関わってほしいとの要望がありました。 森林環境譲与税基金管理事業について、制度として使途は限定されるが、事業の方向性を明確にし、有効活用を図ってほしいとの要望がありました。 鳥獣対策事業について、自然との調和や資源の有効活用を図るに当たり、ジビエ加工施設を活用し、関係する若手や後継者の育成をしっかりと推進してほしいとの要望がありました。 観光宣伝観光客誘致推進事業について、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、働き方や観光に大きな変化が生じており、より多角的な施策の組立てをお願いしたい、また、宣伝効果のさらなる向上を目指し、あらゆる方法を検討・駆使する中で、引き続き推進してほしいとの要望がありました。 企業立地推進事業について、様々な方法を模索する中で、さらなる企業誘致をしっかりと推進してほしいとの要望がありました。 公園管理運営事業について、新倉山浅間公園周辺環境整備については、長期的なビジョンでしっかりとした計画を立て、着実に対応してほしいとの要望がありました。 富士山火山対策事業について、富士山噴火避難計画等災害対策について、市民が安心して暮らせるよう、本市がリードする中で関係機関と調整し、早急に推進してほしいとの要望がありました。 教育研修事業について、GIGAスクール構想におけるタブレット端末等のさらなる活用を目指し、より充実した教職員への研修をお願いしたいとの要望がありました。 図書館管理運営事業について、ビブリオバトル等を開催し、本との出会い、本への親しみの増進を図ってほしいとの要望がありました。 市民体育施設管理事業における外部委員を含めた検討組織の立ち上げについては、障害者スポーツをはじめとしたあらゆるスポーツ関係者を交え、様々な意見が反映されるよう、多方面での委員選考をお願いしたいとの要望がありました。 総括質疑において、業者委託等による外部発注も必要ではあるが、市内の人材発掘人材育成にもしっかりと注力する中で、本市特有の伝統や文化等を後世に伝承するよう努めてほしいとの要望がありました。 議案第2号について。 本案は、令和4年度富士吉田国民健康保険特別会計予算でありまして、予算総額は54億3,039万3,000円であり、前年度当初予算に比べ1.9%の減額となっております。 歳入については、国民健康保険税に10億300万円余り、県支出金に38億3,000万円余り、繰入金に5億8,500万円余りが計上されており、また、歳出については、保険給付費に37億5,800万円余り、国民健康保険事業費納付金に13億9,000万円余りが計上されており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第3号について。 本案は、令和4年度富士吉田後期高齢者医療特別会計予算でありまして、予算総額は11億7,798万1,000円であり、前年度当初予算に比べ11.6%の増額となっております。 歳入については、後期高齢者医療保険料に4億8,500万円余り、一般会計繰入金に6億9,100万円余りが計上されており、また、歳出については、後期高齢者医療負担金に11億6,000万円余りが計上されており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第4号について。 本案は、令和4年度富士吉田介護保険特別会計予算でありまして、予算総額は47億5,261万4,000円であり、前年度当初予算に比べ5.3%の増額となっております。 歳入については、保険料に9億2,600万円余り、国・県支出金に17億6,200万円余り、支払基金交付金に12億2,800万円余り、繰入金に8億1,700万円余りが計上されており、また、歳出については、保険給付費に44億8,300万円余りが計上されており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第5号について。 本案は、令和4年度富士吉田介護予防支援事業特別会計予算でありまして、予算総額は1,704万4,000円であり、前年度当初予算に比べ3%の増額となっております。 歳入については、サービス収入に600万円余り、繰入金に1,000万円余りが計上されており、また、歳出については、介護予防サービス事業費に1,600万円余りが計上されており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第6号について。 本案は、令和4年度富士吉田看護専門学校特別会計予算でありまして、予算総額は1億8,806万5,000円であり、前年度当初予算に比べ8.5%の減額となっております。 歳入については、教育使用料に1,900万円余り、一般会計繰入金に1億3,800万円余りが計上されており、また、歳出については、人件費を含む学校運営費に1億8,700万円余りが計上されており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第7号について。 本案は、令和4年度富士吉田市立病院事業会計予算でありまして、収益的収入及び支出については、収入額87億4,785万8,000円、支出額84億8,550万4,000円が計上されております。 収入額としては、入院収益に45億1,700万円余り、外来収益に23億800万円余りが見込まれております。また、支出額については、職員給与費に44億6,800万円余り、薬品等材料費に16億5,600万円余りが見込まれており、収益的支出は前年度当初予算と比べ0.3%の増額となっております。 資本的収入及び支出については、収入額5億6,346万3,000円、支出額9億8,933万7,000円が計上されております。 収入額については、企業債、一般会計負担金及び国庫補助金が主なものであり、支出額については、病院改良工事費に2億8,100万円余り、企業債元金償還金に2億9,100万円余りが見込まれており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案第8号について。 本案は、令和4年度富士吉田水道事業会計予算でありまして、収益的収入及び支出については、収入額7億7,904万7,000円、支出額7億4,919万円が計上されております。 収入額としては、給水収益5億6,700万円余りが主なものであり、主な支出額については、減価償却費に4億200万円が見込まれており、収益的支出は前年度当初予算と比べ4.1%の増額となっております。 資本的収入及び支出については、収入額8億7,889万4,000円、支出額11億9,990万2,000円が計上されております。 収入額については、企業債及び国庫補助金が主なものであり、支出額については、施設整備及び改良費に10億2,100万円余り、企業債償還金に1億7,300万円余りが見込まれており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第9号について。 本案は、令和4年度富士吉田下水道事業会計予算でありまして、収益的収入及び支出については、収入額8億6,147万3,000円、支出額8億3,647万6,000円が計上されております。 収入額としては、下水道使用料2億6,900万円余り、他会計負担金4億2,400万円余りが主なものであり、主な支出額については、減価償却費に4億9,600万円余り、流域下水道維持管理費負担金に2億1,800万円余りが見込まれており、収益的支出は前年度当初予算と比べ3.9%の減額となっております。 資本的収入及び支出については、収入額5億8,390万6,000円、支出額9億4,136万2,000円が計上されております。 収入額については、企業債及び国庫補助金が主なものであり、主な支出額については、建設改良費に4億3,900万円余り、企業債償還金に4億2,800万円余りが見込まれており、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(小俣光吉君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  討論なしと認めます。 これより日程第1、議案第1号から日程第9、議案第9号までの9議案を一括採決いたします。 9議案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小俣光吉君)  起立全員であります。よって、日程第1、議案第1号から日程第9、議案第9号までの9議案は、委員長の報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第10 議案第21号 富士吉田監査委員の罷免について
    ○議長(小俣光吉君)  日程第10、議案第21号を議題といたします。 本件については、桑原守雄君は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。     〔13番 桑原守雄君 退場〕 ○議長(小俣光吉君)  監査委員の罷免の是非を審査するための特別委員会委員長の報告を求めます。 16番渡辺幸寿君。     〔16番 渡辺幸寿君 登壇〕 ◆監査委員の罷免の是非を審査するための特別委員長渡辺幸寿君)  3月8日の本会議において、当委員会に付託されました次の案件について、3月18日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果について報告いたします。 なお、本委員会は審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、不肖私が委員長に、渡辺貞治君が副委員長にそれぞれ互選されました。 議案第21号 富士吉田監査委員の罷免について 以上1議案は、原案のとおり同意すべきものと決しました。 決定理由。 議案第21号について。 本案は、富士吉田監査委員の罷免でありまして、委員の桑原守雄氏は、地方自治法第198条の3第1項及び第2項に反し、職務上知り得た秘密を漏らす等、職務上の義務違反が認められるため、罷免することについて、地方自治法第197条の2第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 本案の提出に伴い、地方自治法第197条の2第1項の規定により、本委員会において、3月18日に公聴会を開催いたしました。 公聴会においては、弁護士2名、法務研修講師1名、合計3名の公述人から、賛成2件、反対1件の意見を賜りました。 公聴会を含めた本委員会において、慎重に審査を行った結果、妥当と認められますので、原案のとおり同意すべきものと決定いたしました。 なお、本案に対する反対討論として、合議の事実がないままに監査結果を出したこと及び監査結果が正確に全部記載されていないことなどを公にした行為は評価されるべきであり、そして、何よりも当該監査委員の主張が事実だとすれば、本市監査の信頼はなくなり、それは市行政への損害を見過ごすことになるとの理由から反対である旨の討論が、また、当該監査委員の行動は、やむにやまれず、公益を守るための行動であることなどの理由に加えて、罷免の確たる事由もないとの理由から反対である旨の討論がそれぞれありました。 これに対し、賛成討論として、当該住民監査請求の結果に異議を唱えるだけにとどまらず、監査委員のみが知り得た監査過程の内容を公表した行為は、明らかな守秘義務違反であること、また、監査のやり直しについて、市長に対し、監査において議論されていない内容や虚偽の内容を記載した意見書を提出したことなど、これまでの一連の言動が監査委員としての資質及び適性を欠いていると言わざるを得ないとの理由から賛成である旨の討論がありました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(小俣光吉君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 本案に対する討論については、反対、賛成それぞれの立場から討論の通告を受けておりますので、順次発言を許可いたします。 初めに、前田厚子君の反対討論を許可いたします。 10番前田厚子君。     〔10番 前田厚子君 登壇〕 ◆10番(前田厚子君)  富士吉田監査委員の罷免について、反対の討論をさせていただきます。 私は、反対の立場から討論させていただきます。 罷免理由の中で、関係法令を出されており、職務上知り得た秘密を漏らす等、職務上の義務違反があると認められるとの文言があります。今回の監査委員の罷免については、記者会見での発言、監査結果が発出されるまでの事務手続の瑕疵への発言等が、本当に職務上の義務違反に当たるか否かは、十分な検証・検討もなされず、「一連の行為」という曖昧のまま、内容の事実も明らかにされていません。先日、行われました公聴会の中で、内容についての義務違反・非行は、まだまだ精査しなければ、裁量権の逸脱・濫用の可能性もあるのではないかと公述されていました。ここで、いきなり罷免という形ではなく、今回の監査請求の内容、監査結果が決定に至るまでの合議内容及び監査審議の行為、発言の事実を十分に明らかにすることが優先すべきではないかと考えますので、私は監査委員の罷免には反対いたします。 以上、反対討論とさせていただきます。 ○議長(小俣光吉君)  次に、渡辺利彦君の賛成討論を許可いたします。 18番渡辺利彦君。     〔18番 渡辺利彦君 登壇〕 ◆18番(渡辺利彦君)  議案第21号 富士吉田監査委員の罷免について、賛成討論を行います。 監査委員桑原守雄氏は、住民監査請求における監査におきまして、秘密とされる合議による監査の審議にまで踏み込んだ内容を、本人からの意見書として市長、議長、マスコミ及び自治会に配布しており、さらに、意見書には本人が審議の中で発言していない虚偽の記載もされております。また、桑原氏所属の会派の議員に対し監査の審議内容を漏えいしていることも明らかであります。これは地方自治法197条の2に規定している職務上の義務違反である「守秘義務違反」及び「監査委員としてふさわしくない非行」に該当する行為であり、罷免に値するものと言わざるを得ません。よって、議案第21号 富士吉田監査委員の罷免につきましては、賛成するものであります。 以上、賛成討論といたします。 ○議長(小俣光吉君)  以上をもって討論を終結いたします。 日程第10、議案第21号を採決いたします。 本案は、委員長の報告のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小俣光吉君)  起立多数であります。よって、日程第10、議案第21号は、委員長の報告のとおり同意されました。 桑原守雄君の再入場を許可いたします。     〔13番 桑原守雄君 入場〕--------------------------------------- △日程第11 議案第10号 富士吉田個人情報保護条例の一部改正について △日程第12 議案第11号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について △日程第13 議案第12号 行政手続等における押印の見直しに伴う関係条例の整備について △日程第14 議案第13号 富士吉田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について △日程第15 議案第14号 富士吉田市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について △日程第16 議案第15号 富士吉田小口資金融資条例の一部改正について △日程第17 議案第16号 富士吉田市立富士の杜・巡礼の郷公園の設置及び管理に関する条例の制定について △日程第18 議案第17号 富士吉田消防団員等公務災害補償条例の一部改正について △日程第19 議案第22号 令和3年度富士吉田一般会計補正予算(第16号) ○議長(小俣光吉君)  日程第11、議案第10号から日程第18、議案第17号まで及び日程第19、議案第22号の9議案を一括議題といたします。 総務経済委員会委員長の報告を求めます。 7番宮下宗昭君。     〔7番 宮下宗昭君 登壇〕 ◆総務経済委員長(宮下宗昭君)  3月2日及び8日の本会議において、当委員会に付託された次の案件について、3月16日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果について報告いたします。 議案第10号 富士吉田個人情報保護条例の一部改正について 議案第11号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について 議案第12号 行政手続等における押印の見直しに伴う関係条例の整備について 議案第13号 富士吉田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 議案第14号 富士吉田市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 議案第15号 富士吉田小口資金融資条例の一部改正について 議案第16号 富士吉田市立富士の杜・巡礼の郷公園の設置及び管理に関する条例の制定について 議案第17号 富士吉田消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 議案第22号 令和3年度富士吉田一般会計補正予算(第16号) 以上9議案は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定しました。 決定理由。 議案第10号について。 本案は、富士吉田個人情報保護条例の一部改正でありまして、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による個人情報の保護に関する法律等の一部改正に伴い、引用する法律名等を改正する必要があるため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第11号について。 本案は、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理でありまして、民法の一部を改正する法律の施行に伴い、成年年齢を20歳から18歳に引き下げる等のため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第12号について。 本案は、行政手続等における押印の見直しに伴う関係条例の整備でありまして、押印を求める手続を見直し、行政手続における市民の負担軽減や利便性の向上を図るとともにデジタル化及び業務プロセスの効率化を推進するため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第13号について。 本案は、富士吉田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正でありまして、人事院規則の一部改正に伴い、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援と、特別休暇に不妊治療のための休暇を加えるため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第14号について。 本案は、富士吉田市職員の育児休業等に関する条例の一部改正でありまして、人事院規則の一部改正に伴い、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援として、職員が育児休業をしやすい勤務環境の整備に関する措置を講じるため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第15号について。 本案は、富士吉田小口資金融資条例の一部改正でありまして、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急支援策として実施している富士吉田市小口資金融資に対する利子補給金の交付の特例を1年間延長するため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の中で、小口資金融資について、コロナ禍で中小零細企業はまだまだ厳しい経営状況にあり、これまで以上に制度の周知徹底を図るよう努めてほしいとの要望がありました。 議案第16号について。 本案は、富士吉田市立富士の杜・巡礼の郷公園の設置及び管理に関する条例の制定でありまして、本市の歴史的文化の継承及び地域の活性化を図ることのできる場として、富士吉田市立富士の杜・巡礼の郷公園を設置するため、所要の規定を整備するものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第17号について。 本案は、富士吉田消防団員等公務災害補償条例の一部改正でありまして、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律による消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正に伴い、株式会社日本政策金融公庫等が行う恩給・共済年金担保融資が廃止されるため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第22号について。 本案は、令和3年度富士吉田一般会計補正予算(第16号)でありまして、今回、歳入歳出にそれぞれ1億6,758万7,000円を追加し、総額を343億5,026万5,000円とするものであります。 歳入では、総務費国庫補助金2億851万5,000円、財政調整基金繰入金6,704万4,000円等を増額し、ふるさと振興基金繰入金2億565万5,000円を減額するものであります。 歳出では、特定防衛施設周辺整備基金積立金5,516万4,000円、障害者総務事業費3,394万1,000円等を増額するものであります。 また、繰越明許費として、ふるさと寄附推進事業外7件9億679万3,000円を追加するものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告いたします。 ○議長(小俣光吉君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  討論なしと認めます。 これより日程第11、議案第10号から日程第18、議案第17号まで及び日程第19、議案第22号の9議案を一括採決いたします。 9議案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小俣光吉君)  起立全員であります。よって、日程第11、議案第10号から日程第18、議案第17号まで及び日程第19、議案第22号の9議案は、委員長の報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第20 議案第18号 富士吉田放課後児童クラブ条例の一部改正について △日程第21 議案第19号 富士吉田特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について △日程第22 議案第20号 富士吉田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について ○議長(小俣光吉君)  日程第20、議案第18号から日程第22、議案第20号までの3議案を一括議題といたします。 文教厚生委員会委員長の報告を求めます。 16番渡辺幸寿君。     〔16番 渡辺幸寿君 登壇〕 ◆文教厚生委員長(渡辺幸寿君)  3月2日の本会議において、当委員会に付託されました次の案件について、3月17日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果について報告いたします。 議案第18号 富士吉田放課後児童クラブ条例の一部改正について 議案第19号 富士吉田特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第20号 富士吉田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 以上3議案は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 決定理由。 議案第18号について。 本案は、富士吉田放課後児童クラブ条例の一部改正でありまして、放課後児童クラブ利用負担金の引下げ及び減免対象を拡充することにより、放課後児童クラブ利用児童の保護者における経済的負担を軽減するため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第19号について。 本案は、富士吉田特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正でありまして、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令の施行に伴い、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業者等における諸記録の作成等について電磁的記録により行うことを可能とするため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第20号について。 本案は、富士吉田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正でありまして、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、家庭的保育事業者等における諸記録の作成等について電磁的記録により行うことを可能とするため、所要の改正を行うものであり、妥当と認められますので、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(小俣光吉君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  討論なしと認めます。 これより日程第20、議案第18号から日程第22、議案第20号までの3議案を一括採決いたします。 3議案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小俣光吉君)  起立全員であります。よって、日程第20、議案第18号から日程第22、議案第20号までの3議案は、委員長の報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第23 議案第24号 工事請負契約の締結について(防衛関係事業(8条)(仮称)富士の杜巡礼の郷公園整備工事(3工区)) ○議長(小俣光吉君)  日程第23、議案第24号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第24号について御説明申し上げます。 本案は、防衛関係事業(8条)(仮称)富士の杜巡礼の郷公園整備工事(3工区)に係る工事請負契約の締結でありまして、契約金額1億8,062万円で、協栄エンジニアリング・山廣興業防衛関係事業(8条)(仮称)富士の杜巡礼の郷公園整備工事(3工区)共同企業体と契約しようとするものであります。 工事の内容につきましては、(仮称)富士の杜巡礼の郷公園整備に必要となる敷地造成工、舗装工、デッキ工、植栽工などの工事を令和5年3月31日までの工期において行うものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(小俣光吉君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第23、議案第24号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  御異議なしと認めます。よって、日程第23、議案第24号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  討論なしと認めます。 これより日程第23、議案第24号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小俣光吉君)  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第24 議案第25号 富士吉田公平委員会委員の選任について ○議長(小俣光吉君)  日程第24、議案第25号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第25号について御説明申し上げます。 本案は、富士吉田公平委員会委員の選任でありまして、委員の田邊和廣氏が、令和4年3月27日をもって任期満了となりますので、後任に、富士吉田市新町一丁目10番3号、湯山忠志氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 よろしく御審議の上、同意くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(小俣光吉君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第24、議案第25号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  御異議なしと認めます。よって、日程第24、議案第25号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小俣光吉君)  討論なしと認めます。 これより日程第24、議案第25号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小俣光吉君)  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり同意されました。 以上で今定例会の会議に付託された事件は全て議了いたしました。 これをもって令和4年第1回富士吉田市議会定例会を閉会いたします。---------------------------------------     午後3時13分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   令和4年3月24日                     富士吉田市議会                        議長  小俣光吉                        議員  桑原守雄                        議員  渡辺貞治                        議員  前田厚子...