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総務常任委員長(遠藤恭子君) 皆さん、おはようございます。
総務常任委員会に係る閉会中の継続調査結果をご報告申し上げます。 平成30年第4回
壬生町議会定例会におきまして、閉会中の継続調査といたしました「災害時の避難に関する事項」について、平成30年11月12日、30日の2日間にわたり、全委員出席のもと調査しました経過と結果についてご報告いたします。
総務課消防防災係から「災害時の避難に関する事項」について、まず
ハザードマップについての説明がありました。 委員からの「
ハザードマップには、過去に水害のあった地域が記されているが、土地が低く、水がたまりやすい場所においては、水害時に地下水が汚濁したという話がある。
地下水使用地域においては、そういった情報もマップに落とし込むことが必要ではないか」という意見に対し、「水害時の地下水汚濁については、実際に発生した場所に限らず、可能性があると思いますので、次回の
ハザードマップ改訂の際に注意喚起できるような記載を検討したいと考えています」との説明を受けました。 また、「
ハザードマップに記載する必要のある情報がこれからどんどん増えていくと思うが、次回の改訂時期はいつ頃を想定しているのか。現時点では何部配布しているのか」という質問に対し、「今回の
ハザードマップを2万部作成したので、全部数配布が終了した段階で、次回の改訂版を作成する予定です。しかしながら新庁舎建設を控えており、災害対策本部の場所も変わるので、庁舎の移転時には、改訂版を作成しなければならないと考えています。また、配布済み部数については、全戸配布で1万1,538部、その他含めて1万3,000から4,000部が配付済みとなっています」との説明を受けました。 また、「
ハザードマップに記載されている浸水想定区域は、ほとんど河川のそばであるが、浸水を想定するに当たっては、堤防が弱いということか」という質問に対し、「本町には姿川、黒川、思川と3本の河川があります。川幅が広いところや、堤防が整備されているところばかりではなく、川幅が狭い、あるいはうねっているようなところもあります。そういった場所については、堤防が決壊する可能性があるということで、この
ハザードマップに記載をしています」との説明を受けました。 また、「
ハザードマップを作成し、水害を想定したからには、対応策を考える必要がある。町所管ではない部分については、必要な整備を国・県に要望していく考えはあるか」という質問に対し、「先ほどの3河川とも県管理の河川であり、堤防も県が整備するものとなっています。町では建設課が担当部署となるので、建設課と情報を共有しながら、堤防の強化を要望していきたいと考えています。また、年に数回ほど県と関係市町が堤防の状況について現地確認を行っており、その際にも必要な整備を県に要望しています」との説明を受けました。 次に、食糧等の備蓄について説明を受けました。 委員からの「応援協定について、協定締結後、特に何もなければ、双方でやり取り等はないのか。また協定先に記載されている
ファミリーランド21は、本町から撤退しているが、協定はどうなるのか」という質問に対し、「年に一度担当者の確認と協定の確認のため、協定先と連絡をとっています。
ファミリーランド21については、壬生店が閉店したことにより、小売事業から撤退されるとのことで、物資の供給もできなくなることから、協定を解除することになるかと思います。以前シンユーストアと協定を結んでいましたが、閉店し、新たに
ヤオハンフードセンターが開店することとなったため、
ヤオハンフードセンターと協定を結び直した経緯はあります」との説明を受けました。 次に、避難所について説明を受けました。 委員からの「災害時には携帯電話や固定電話といった普段利用している情報伝達手段が利用困難となるため、特別な情報伝達手段が必要となるが、その点の準備は行っているか。また、障がい者への対応について障がいの状況に応じて一人ひとりその人に合った避難所を紹介する必要があると思うが、その点はどうか」という質問に対し、「緊急時の連絡体制については、災害時には携帯電話や固定電話が使えない可能性が高くなるので、町では防災行政無線を整備しており、町内各箇所に設置してある子局から災害対策本部に連絡できるようになっています。また、各消防団が無線を所有しているので、そこから本部へ連絡することや、石橋消防の無線により、壬生町の状況を外部へ伝えることも可能となっています。福祉避難所に避難する要配慮者については、健康福祉課と連携し、見守り隊等を通じて避難時に援護が必要な方に避難援護希望の有無や個人的な情報をいただき、有事の際の避難の流れについてお伝えしています。なお、状況によっては、福祉避難所以外の指定避難所の一部の部屋等を福祉避難室として開設します。また、来年に策定予定の第2期壬生町地域福祉計画にも援護が必要な方の避難について方向性を示し、消防・警察・行政・地域が連携してサポートしていきたいと考えています」との説明を受けました。 次に、他県民の避難受け入れについて説明を受けました。 委員からの「広域避難協定を結んでいる笠間市からの避難受け入れについて壬生町総合運動場で1,686人、
南犬飼地区公民館で1,249人、嘉陽が丘ふれあい広場で676人の受け入れとなっているが、何に基づいて算出した数字なのか。仮設住宅の設置を想定しているのか」という質問に対し、「仮設住宅の設置は考えていません。総合運動場であれば体育館など、現状ある建物の平米数で計算しています。2平米で1人の受け入れを可能とし、各施設の
受け入れ可能人数で算出しています」との説明を受けました。 その後、壬生町防災センターと
石橋地区消防組合壬生消防署へ移動し、
備蓄品等現地視察を行い、各所において食糧品や衣料品、毛布等の備蓄品を確認し、担当職員より説明を受けました。 新庁舎建設に伴い、
ハザードマップの改定などの予定もあり、今後も引き続き町民の安全・安心の向上に努めていただくよう要望いたしました。 以上、
総務常任委員会の報告といたします。 平成30年12月4日、
総務常任委員会委員長、遠藤恭子。
○議長(楡井聰君) 以上で、
総務常任委員会の閉会中の継続調査結果報告についての件を終わりといたします。
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△日程第5 議案第1号 壬生町が設置する
一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第5、議案第1号 壬生町が設置する
一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。 〔町長 小菅一弥君登壇〕
◎町長(小菅一弥君) おはようございます。 議案第1号 壬生町が設置する
一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定についての提案理由を申し上げます。 壬生町清掃センターは平成11年に稼働してから19年が経過をし、近年施設の老朽化が著しいことから今後の本町の安全かつ安定的なごみ処理を確保するために、平成32年から3カ年をかけて施設の大規模な改修を行う
基幹的設備改良工事を行い、施設の延命化を計画しております。
基幹的設備改良事業に着手するに当たりましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定に基づき、当該施設の変更届を県知事に提出をするものとなっております。また、この届け出については、施設が周辺地域の生活環境に及ぼす影響についての調査の結果を記載した書類を添付することとされていることから、現在、
生活環境影響調査を実施しているところでございます。 この
生活環境影響調査の結果については、その書類を公衆の縦覧に供し、利害関係を有する者に意見書を提出する機会を付与することとなっており、この手続等については、条例で定めることとなっております。 このようなことから、条例の制定について提案をさせていただくものでございます。制定しようとする条例の概要といたしましては、
生活環境影響調査結果の縦覧等の対象となる施設の種類のほか、縦覧の場所及び期間、意見書の提出先及び提出期限等、
生活環境影響調査結果の縦覧等の手続について定めるものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。
赤羽根信行議員。
◆5番(赤羽根信行君) 2点ほど質問をしたいと思いますけれども、現在実施されている
生活環境影響調査の内容とその結果をどう活用していくのか、また、もう一つの一点目として、今回、清掃センターの
基幹的設備改良事業の実施のために本条例を制定するということですけれども、現在の清掃センターを設置した時点では必要なかったのか、その二点をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) 赤羽根議員のご質問にお答えしたいと思います。 まず、一点目ですが、生活環境調査の内容とその結果をどう活用していくかということになりますけれども、現在実施しております生活環境調査では、大気汚染、騒音、振動、悪臭及び水環境について調査予測及び分析を行うことが求められております。 清掃センターにおいては、大気環境調査を夏季と冬季の年2回、騒音・振動調査を1回、悪臭調査を1回実施する予定となっております。なお、水質につきましては、清掃センターでは
クローズドシステムを採用しており、施設排水を河川へ放流しないことから、選定しておりません。この結果に基づき、現状に対してどのような影響がどの程度生じるかを予測し、影響の程度が生活環境の保全上、支障のないものであるかを分析することで、地域の生活環境の保全に配慮した
施設計画づくりを行うことを目的とするものでございます。 二点目の条例の制定について、現在の清掃センターを設置した時点で必要なかったかということでございますけれども、現在の清掃センターにつきましては、設置に当たって平成5年から平成6年にかけまして、環境影響評価を実施し、その結果を反映した計画を平成7年度から平成8年度に策定して、工事を平成9年から平成10年に実施した経過がございます。 今回の条例につきましては、平成9年6月に廃棄物処理法が改正されたことにより、
生活環境影響調査の実施及び縦覧手続等が規定されたため、本条例を制定しようとするもので、現在の施設整備時期には必要としておりませんでした。 以上でございます。
○議長(楡井聰君)
赤羽根信行議員。
◆5番(赤羽根信行君) わかりました。 最後にもう一点なんですけれども、
生活環境影響調査を現在実施中のことですけれども、
清掃センター基幹的設備改良事業の実施によって、現時点で見込まれる周辺地域への影響についてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) 赤羽根議員ご質問の現時点で見込まれる周辺への影響についてということでお答えさせていただきます。 今回の事業につきましては、老朽化により性能の落ちた設備の回復を図ること、あわせて
地球温暖化対策の強化に資することを目的としてやっております。また、事業実施に当たり、環境省の交付金を活用する予定ですが、事業実施後においては、施設の稼働時間を24時間の連続運転をすることが必須条件となっております。事業実施後に施設でのごみ処理量が増加するわけではございませんので、設備の機能向上により二酸化炭素の排出量が減少することや、24時間の連続稼働によるダイオキシン類の排出濃度の低下などが想定されております。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 田部明男議員。
◆2番(田部明男君) まず、
生活環境影響調査の前提のことでちょっと三つほど教えてもらいたいことがあります。
基幹的設備改良工事ということですが、三点ありますから、一つは、どういう工事でどれくらい経費を見込んでいて、その改良工事をやる間、ごみは一体どこで処理されようとしているのか教えてください。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) ただいまの田部議員のご質問にお答えします。 第一点目のどういう工事かということでございますけれども、
基幹的設備改良事業につきましては、大々的な改良工事となりまして、燃焼設備、
燃焼ガス冷却設備、
排ガス処理設備などごみ処理施設を構成する重要な設備や機器の大規模な改良事業となっております。主な設備の部品交換、更新、撤去等を実施するものであって、全体的な建物については改修するという業務ではございません。 二点目として、経費ということですけれども、現在、
生活環境影響調査を実施しておりまして、来年度、現在、長寿命化計画も作成しておりますことから、それによりまして、来年度工事の仕様書などを作成して、具体的な金額は確定することにはなるわけなんですけれども、現在のところの見込みといたしましては、改良工事ということで、26億1,000万円程度を見込んでおります。 第三点目の改修工事に当たってのごみ処理の仕方ということでございますけれども、現在清掃センターでは1日40トン程度ごみを燃しているわけでございまして、その期間、片炉ずつの工事になりますが、どうしても処理し切れないということがございますので、その面につきましては、町内に一般廃棄物の処理施設等もございますので、そちらのほうと調整を行って依頼をするような形を今のところは考えております。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 田部明男議員。
◆2番(田部明男君) ありがとうございました。 あと二点ほど伺いたいんですが、この条例案の第一つは、第8条に当該区域を管轄する市町の長に協議するものとするというふうにあります。具体的にはこの件ですと、鹿沼市が関係するのかなと思いますが、鹿沼市との協議はどうなっていますか。それが一点目。 二点目は、第9条にこの条例は交付の日から施行するというふうになっています。本議会でこれが可決されると、その日から執行ということになるんですが、そういうことですと、環境影響評価の文書についてはすでにでき上がっているんじゃないかと思いますが、いかがですか。もしでき上がっているんだったら、それは議員に明らかにしたほうがよいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) 田部議員の第一点目のご質問なんですけれども、鹿沼市との協議についてということでございますけれども、清掃センターから鹿沼市との境界までの最短距離につきましては500メートル程度になっております。施設の稼働による影響につきましては、煙突からの排ガスの影響が最も大きいものと考えられます。その範囲につきましては、施設の種類や規模、立地場所の気象等の自然条件および社会的条件を踏まえまして判断することとなりますので、今後の調査結果により判断してまいりたいと考えております。 二点目の質問でございますけれども、公布の日から施行ということになりますかということでございますけれども、現在の
生活環境影響調査につきましては、現在実施中でございまして、あらかたの結果が出るのは、1月を想定しております。1月に結果が出ましてから縦覧ということになっておりますので、今議会ではこの縦覧条例を上程させていただいて、承認していただいた後に1月の結果を受けまして、地域住民の方等に縦覧していただいて意見を求めるという形になっております。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) お尋ねをいたします。 まず、この条例の中に含まれている生活環境調査の周辺地域、この周辺というものはどこら辺までなのか、水、におい、それから排ガス、いろんな種類があるんですが、一番広いものは例えば何キロとかあれば教えてください。 それから意見を述べられる利害関係を有する者、この定義に関してもどのような方についてなのかお尋ねをいたします。 それからもう一点なんですが、今現存のセンターに関しては、壬生町廃棄物の処理及び清掃に関する条例というもので運営をされていると思います。この中に入っている処理計画は毎年年度初めに公示するものというふうに示されているようなんです。私はちょっと記憶が、議会に対して見せていただいた記憶がないんですが、これはものはあるということで理解してよろしいでしょうか。 その三点、お願いします。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 一点目の今回の調査での影響範囲ということなんですけれども、今回の調査につきましては、大気汚染調査ということで年2回夏と冬実施するということになっておりますけれども、調査地点につきましては、壬生町羽生田小学校の敷地内をおかりして、1カ所やっております。また、直近ということで、壬生町ふれあい女性センターで実施しております。 なぜ羽生田小学校ということになるかといいますと、想定される煙突排ガスの最大濃度着地地点というものが1,000メートルから1,500メートルとされておりまして、羽生田小学校につきましては、その間の1,200メートル地点ということになりますので、公共施設ということがありまして、羽生田小学校を選定させてもらって調査しております。 続きまして、利害関係者ということになりますけれども、利害関係者につきましては、対象となる人の範囲を利害関係者だからということで、狭くするものではなくて、周辺に居住する住民を初めとして、施設の稼働、車両の通行等により、日常生活に影響を受ける住民や周辺で事業を営んでいる方も含まれるという広い意味となっております。 以上でございます。 あと、もう一点が…… 〔「6条で処理計画は作成して、今、工事行為」と呼ぶ者あり〕
◎生活環境課長(川又孝司君) 清掃センターの処理計画につきましては、法の6条におきまして、工事行為ということで工事をさせていただいております。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) ご答弁をいただきました。 先ほど調査そのものが羽生田小と女性センターということで、これは農作物への影響に関しては特段調査をする予定がないというか、対象にはならないということでよろしいんでしょうか。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) 今回、アセスということで、調査していく項目につきましては、あくまでも業務につきましては廃棄物処理施設環境影響調査指針ということで、平成18年に環境省の大臣官房のほうから出ていますものと、栃木県の環境影響評価条例というものを参考に項目を選定しておりまして、その中で指定されているものにつきましては先ほど申し上げましたように、環境、悪臭、騒音、振動ということになっておりまして、その結果、先ほど大気調査につきましては羽生田小学校とふれあいセンターということになっておりますけれども、悪臭につきましては、ふれあい女性センターと直近の民家ということで、夏の一番においが出やすい時期に実施しているものでございます。 また、騒音、振動につきましても、一番近い女性ふれあいセンターと、また同じ直近の民家ということで、それも実施して、24時間の観測をしているということであって、農作物についての調査ということでは、特段実施してございません。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。
◆11番(江田敬吉君) 幾つかに絞ってお尋ねをしますが、まず最初に、この施設ができたのと、どういうふうに推移してきたかというのをちょっと聞きたいです、まず。 それで、これをつくったときの記憶は私も知っていますけれど、神戸製鋼か何かでつくったんだと思うんですが、大体25億ぐらいかかって今のセンターをつくったんだとは思うんですが、これ対応年数というか耐久年数というのか、どこでも焼却場を持っているでしょうから、これの焼却年数というのは、法定焼却でいうと何年とはあるのかもしれませんが、いずれにしても、私があそこへ軽トラにごみを積んで行くと、何年か前からもうおろす場所がなかったんですよ、故障していて。だから、相当前から故障していたというのがあってね、それは職員の皆さんも大変だなという思いはあったんですよ。それで今になって大改修というこういう話を聞いたんでね。故障が始まったのが何年ぐらい前からなのか。つくってから15年ぐらいから故障が始まっているのか、18年ぐらいから始まっているのか、これは後で作るメーカーへの折衝としては重要な問題がありますので、よその町の施設の耐久年数等も参考にしながら判断すべきではないかなと、こう思うんですよ。 もう一つ、大改修に踏み切るために、今、課長の前任者の説明を聞いてると、21億ぐらいかかると、こういう話でしょう。あれを新品で新規につくったときは、25億ぐらいだと思うんです。これは間違いないと思うんですが、正確には知っている人がいるだろうから、説明してもらえばいいんですがね。それで、そういう格好で来て、大改修で21億もかけるのなら、新しくつくりかえたほうがいいんじゃないのというのが私の判断なんですよ。 どうしてもつくりかえたり何かすると故障が頻繁に発生しますから、こういういい加減なやり方じゃなくて、抜本的にあれを中止しちゃうとみんなのごみがたまってどうしようもありませんから、宇都宮あたりに頼んで、焼却してもらうという方法はとりあえずあるかもしれませんがね、自前でやっぱりきちっとしていくということが基本であると思いますから、大改修も必要かもしれませんが、同等の経費をかけるんだとすれば、新規につくりかえるという検討に着手したほうがいいんじゃないかと、こういう指摘をしておかざるを得ないんで、考えがあったら聞かせてください。 それから、二つお聞きしますが、さっき課長答弁では、環境汚染なり環境対策に対する取り組みが甘いんじゃないかという感じがするんですよ。青酸カリの1,000倍もあるダイオキシンの全体的な防御を振動や悪臭で防げないだろうと私は見ているんですよ。ですから、年中故障して、生ごみをいぶしていたらダイオキシンをどんどん放出しますから、800度以上の熱で焼却しないとダイオキシンが発生するというんでしょう。これはそっちのほうが詳しいと思うんだけれど。そういう状況ですから、かなりの量のダイオキシンが放出されているんじゃないかと考えるのが普通だと思うんですよ。 だから、そういう厳しい目で監視をして、どう対処すべきかという結論を出していかないと振動や悪臭なんかじゃ守れないですよ、これ。カドミウムだの重金属だってどう出ているのかわからないでしょう。これを破壊して大改修するというと、かなりの量のあれでしょう、汚染物質が放出するんでしょう。それを除去するために、どういう専門家を頼むのか知りませんがね、この対策を十分やらないと、修理に伴って破壊も始まるんでしょうから、そういうときに、飛散したり、堆積しているやつをどう防御するかということが、かまえていないと、条例をつくって、縦覧したなんていう程度のものじゃないですよ、これ。それで、そういう担当部署で厳しくやっぱり受けとめてほしいというふうに思うんです。 まずそこまで答えてくれる。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 第一点目、まず施設の耐用年数ということでございますけれども、一般的に焼却施設の耐用年数につきましては、全国的に20年から25年と言われておりまして、建物につきましては法によりまして耐用年数の関係では50年と言われております。その関係で、全体的な建物がまだ大丈夫ということでございますので、いろいろ検討した結果、耐用年数が来ております中の基幹的な改良ということで進めていくということで判断して、今回の事業に至るわけでございます。 また、新規につくったほうが、今壊れているから、いいんじゃないかというようなご質問でございますけれども、当初の建設におきましては、平成9年に工事の契約ということで33億ほどかけて清掃センターをつくっておりまして、現在までにメーカーの保証等を除いた期間で修繕費のほうが、議員さんもご承知のとおり、毎年毎年予算のほうで随分工事費等を使っているような形になってございます。 その中で、新規ということになりますと、今現在詳しく見積もりをしたわけではございませんが、大体処理数量1トン当たり1億円ぐらいかかるんではないかということでございまして、今、壬生町でも70トンの処理能力ということでやっていますので、70億なりかかるのではないかとちょっと聞いておりますけれども、まだ具体的に試算したわけではございませんので、その辺はちょっとご了承願いたいと思います。 第三点目の環境の公害ということでございますけれども、ダイオキシンにつきましては、先ほど議員さんのほうからご指摘がありましたように、800度で燃さないとダイオキシンのほうが除去できないということになっておりまして、現在清掃センターではダイオキシン等の除去に当たりまして、850度から950度ということでダイオキシンを除去するような温度に保っているような形で焼却をしてございます。 清掃センターの改修工事ということになりまして、そのほかにもいろいろ環境汚染物質が出てくるということになるわけでございますけれども、その辺につきましては、来年設計をいたしまして、その辺の処理方法なり建設の工事のやり方等を請負業者が決まりましたら、そちらのほうと詰めながら検討してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。
◆11番(江田敬吉君) 縦覧するための条例を制定することについては私は反対するものじゃありませんので、それは大いにつくっていただいて結構なんですが、問題はどうやって汚染防止対策をやっていくかということが町の行政上重要な柱ですから、これが。ここを曖昧にして縦覧なんか一生懸命考えたってどうしようもないんで、こんなことは。それで、そこのところをちゃんとやっぱり受けとめてやってほしいという考えで申し上げました。 問題は、もう一つちょっとお尋ねしておきますが、一般廃棄物処理に対する、一般廃棄物ですよ、産廃でなくて一般廃棄物の場合は、壬生町が事業者に対する許可権を持っているんでしょう。許可権。それで、町が処理業者みたいな仕事になると、これは町判断でできるんだろうと私は思っていたんですよ。ただ、この問題が出てくると、その知事に対して、今度は報告する義務があるという法律関係になっているみたいなんで、これはどういうふうに理解したらいいんですか。許可権を持っていても実際の汚染物質を排出するおそれがある場合は、知事の許可が必要なんだと、こういう整理なのかどうかね。ちょっと教えてください。
○議長(楡井聰君)
川又孝司生活環境課長。
◎生活環境課長(川又孝司君) 江田議員の質問にお答えさせていただきます。 廃棄物処理法の第9条の3におきまして、先ほど議員さんがおっしゃられているように、町につきましては、こういうごみ処理施設等を設置または内容の変更等をする場合には、知事に届け出ることということで決まっておりますので、その法律の規定に基づいて今回やっていくものでございます。 以上です。
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号 壬生町が設置する
一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定については、会議規則第37条第1項の規定により、教育民生常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号 壬生町が設置する
一般廃棄物処理施設に係る
生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定については、教育民生常任委員会に付託することに決しました。 教育民生常任委員会は12月13日まで審査を終了し、議長宛てに報告をお願いいたします。
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△日程第6 議案第2号 壬生町税条例等の一部を改正する条例の一部改正について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第6、議案第2号 壬生町税条例等の一部を改正する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。 〔町長 小菅一弥君登壇〕
◎町長(小菅一弥君) 議案第2号 壬生町税条例等の一部を改正する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 壬生町税条例等の一部を改正する条例の一部改正につきましては、平成28年度の税制改革に伴い平成31年10月1日から、自動車取得税が廃止をされ、軽自動車においては、新たに軽自動車税環境性能割が課税されることとなっております。 これにつきましては、平成29年条例第8号により、平成31年10月1日施行として既に一部改正が済んでおり、軽自動車税環境性能割の賦課徴収は当分の間県が自動車税の環境性能割の賦課徴収の例により行うこととしておりますことから、非課税、課税免除、減免の対象を自動車税と同様の範囲にする必要が生じたことに伴い、施行前である町税条例等の一部改正条例を一部改正するものであります。 改正内容につきましては、県が自動車税の環境性能割において行う非課税等の対象車両に相当する軽自動車を非課税等の範囲とするための条例、条文及び軽自動車税環境性能割の課税免除や、減免の申請に係る条文を町税条例附則において設けるものであります。 なお、非課税等の具体的な対象車両につきましては、総務省自治税務局市町村税課からの事務連絡に基づきまして、町長が定めるとし、条文には規定をせず、県と町とで締結する協議書の中で規定をして告示することとしております。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 落合誠記議員。
◆16番(落合誠記君) 第15条の2の2、そして第15条の2の3、いずれも「町長は当分の間」、「町長は当分の間」という文言が入っております。実は今関係団体から自動車税の税体系についてさまざまな提言がございまして、こちらの自動車税、町では軽自動車税プラス環境性能割については、自動車保有税として一体化すべきというような、そうした税体系に関する言及がございますけれども、この「当分の間」という文言等々を鑑み、これは新たな税体系への移行を勘案してのものなのか、把握があればお答えいただきたいと思います。
○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。
◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 これは実質的に陸運事務所に隣接した自動車税事務所のほうで課税をしているということから、実務上市町村の税ではあるけれども、市町村では課税ができない。それを「当分の間」というふうに言っているというふうに理解はしております。
○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。
◆16番(落合誠記君) 自動車の税体系といたしましては、取得段階、保有段階、走行段階ということで、取得段階につきましては取得税が廃止になって、消費税8%から10%になったということで、走行段階非常に揮発油税等々についても非常に体系が二重課税タックスオンタックスと言われておりますので、非常に今国会のほうでもその辺はもんでいるところでございますので、後ほど関係団体のほうからさまざまなアプローチがありますので、こちらは非常に、検討の中においては軽自動車が地方の重要な交通手段になっている状況に鑑み、十分な配慮をするということでございますので、後ほどさまざまなアプローチがあるということを申し伝えておきます。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 答弁はいいですね。 玉田秀夫議員。
◆8番(玉田秀夫君) 2点ほどちょっと伺います。 今の町長からの説明によりますと、来年の10月1日施行という説明でしたけれども、本来であればこういうものは来年の10月1日の施行であれば、来年の6月あたりの議会に上程するのかと思うんですが、それが今回このように12月議会に上げられたというその何か理由があるのか、その辺をお伺いしたいのと、それから、あと一つ、この資料の3を見ますと、非課税、課税免除減免対象車両の範囲ということなんですが、何ら今現状と変わらないような気がするんですが、何かこの内容に改めてつけ加えられているものが現状とほかにあるのか、その点あったらば、教えていただきたいと思います。
○議長(楡井聰君) 越路正一税務課長。
◎税務課長(越路正一君) ただいまの玉田議員のご質問にお答えさせていただきます。 まず、本条例につきましては、来年の10月1日施行ということでございまして、来年の6月あたりでもよろしいんではないのかなというふうなお話かと思いますが、今回この条例のもととなっている条例、そちらにつきましては来年の10月1日施行という形で、もう既に平成29年3月でご可決いただいております。 そういったことで、そちらが円滑に導入できますよう、県のほうからの指導的な部分もございまして、来年の3月までに町条例、そちらを改正するようなスケジュールでお願いいたしたいというふうなことを伺っております。 それで、それを受けまして、近隣市町の対応を確認させていただきましたところ、ここの近隣ですと6市2町ですか、全部で8つの自治体におきまして、4市2町、6自治体が12月、残り2が来年3月といった形なもんですから、足並みをそろえるというふうな形で、今回12月議会という形で上程させていただいた次第でございます。 二点目の資料の3ですね、資料の3で現在も同様ということでございますが、現在の自動車取得税におきましても、その課税免除が実施されておりまして、対象車両につきましては、ほぼ同じ形で引き継ぐというふうな形になっております。 しかし、今回のこの条例を制定いたしませんと、この軽自動車税におけます非課税、課税免除、そういった類のものがなくなってしまうというんですかね、制定しませんと課税免除ができなくなってしまうということがありますものですから、今回この条例を制定して新税目となってもその減免ルールというんですか、そういったものを継続させるという、そういった条例の改正となっておるところでございます。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 田部明男議員。
◆2番(田部明男君) 非課税の具体的な対象車両というのは、大体どのぐらいの台数になるんでしょうか。教えてください。
○議長(楡井聰君) 越路正一税務課長。
◎税務課長(越路正一君) 非課税の対象車両ということなんですが、資料の3を見ていただくとあれなんですが、まず一番最初に書いてありますが、非課税の対象車両ということで、日本赤十字社が所有するというふうな限られた数字になります。次に課税免除、こちらにつきましても、NPO法人ということで、法人などがもう限られてしまって、しかもさらに設立から3年以内というふうな形になっております。 その下の減免の対象、こちらにいたしましても、災害などでの滅失とか損害を受けたとかそういったものになります。または、その下のほうになりますと、消防ですとか救急とか、そういった特殊なものになりますので、なかなかあとは、次のページですか、資料3の2のほうになりますと、心身の障がい者の方々のお乗りになる車ということなもんですから、きちっとした数字というものはまだ把握はできてはおりませんが、100台以内ぐらいでなるのかなというふうな、あっても100台は超えることはないのかなぐらいにはとっておるところでございます。
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第2号 壬生町税条例等の一部を改正する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第7 議案第3号 平成30年度壬生町
一般会計補正予算(第2号)決議について
△日程第8 議案第4号 平成30年度壬生町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について
△日程第9 議案第5号 平成30年度壬生町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)決議について
△日程第10 議案第6号 平成30年度壬生町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について
△日程第11 議案第7号 平成30年度壬生町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)決議について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第7、議案第3号 平成30年度壬生町
一般会計補正予算(第2号)決議について、日程第8、議案第4号 平成30年度壬生町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について、日程第9、議案第5号 平成30年度壬生町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)決議について、日程第10、議案第6号 平成30年度壬生町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について、日程第11、議案第7号 平成30年度壬生町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)決議についての5議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。 〔町長 小菅一弥君登壇〕
◎町長(小菅一弥君) 議案第3号 平成30年度壬生町
一般会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、本年度も終盤を迎えますことから、各事務事業の精査を行い、過不足額を計上するとともに、国・県補助事業の確定に伴う施設の適正な管理運営のために、緊急を要する修繕、燃料費や電気料の値上がりによる予算不足が見込まれる施設の維持管理費等を盛り込み、予算編成をいたしたところであります。 まず、歳出予算の内容につきまして、款ごとにご説明を申し上げます。 2款総務費では、財産管理費におきまして庁舎維持管理事業等の燃料費及び光熱費の増額を行いました。 また企画費の壬生・ふるさと夢大使事業では、新たに特別夢大使の委嘱を予定しているため、必要な経費等の計上をいたしました。さらにふるさと応援寄附金推進事業では、上半期の寄附の申込状況から、お礼の品代の報償費を増額をしております。 財政調整基金費では、補正予算の編成に当たり、財源調整のため積立額を減額いたしました。 また、まちづくり推進基金費では、普通財産売り払い収入及び寄附金等を原資として積立額を増額しております。 3款民生費では、社会福祉費といたしまして、障害児通所給付事業における利用者と利用回数が増加をしているため、扶助費の増額をいたしております。 また、児童福祉費では、子供のための教育・保育給付事業におきまして、認定こども園等への負担金について公定価格の上昇及び処遇改善加算のため増額をいたしました。また、平成29年度の国・県負担金の額の確定により、償還金を新たに計上いたしました。 さらに、放課後児童クラブ施設整備事業におきまして、藤井小学校放課後児童クラブを平成31年7月から供用開始をするため、設計業務委託料を計上するとともに、睦小学校においては、待機児童の解消を図るため、校庭に新たな学童保育室を整備するための設計業務委託の予算を計上いたしました。 4款衛生費では、清掃費におきまして、清掃センターの光熱水費及び修繕費を計上いたしました。 6款農林水産業費では、農地費の多面的機能支払交付金の追加交付分を計上するとともに、農業集落排水事業特別会計繰出金につきまして、特別会計の補正予算に伴い増額計上をいたしております。 8款土木費では、道路橋梁費におきまして、国庫補助金の本年度の交付額が確定をしたことから、事業内容の精査を行い、工事請負費等の減額をするものであります。 また、都市計画費では、みぶハイウェーパークにおける電気使用料が増加をしているため、不足額を見込み計上するものであります。 9款消防費では、非常備消防費におきまして、工場火災における消火活動により破損いたしましたホース等の備品購入費を計上するものであります。 10款教育費では、小学校管理費におきまして、猛暑対策による電気使用量の増加で、予算不足が見込まれるため、光熱水費の増額をいたしました。 また、社会教育費では、中央公民館改修等工事におきまして、債務負担行為により実施をしております大ホール舞台照明機構設備改修工事でありますが、本年度の支払い額が確定をしたことから減額をいたしました。 11款災害復旧費では、台風24号の強風により、車塚古墳及び愛宕塚古墳敷地内の樹木が多数倒木をしており、その伐採及び搬出処分委託業務に係る費用を計上いたしました。なお、その財源といたしまして、国庫補助及び災害復旧事業債を見込んでおります。 次に、歳入の主なものについてご説明申し上げます。 1款町税では、個人町民税におきまして、譲渡所得が見込めるよう申告をされたため、所得割において大幅な増収が見込まれることから増額計上いたしました。 10款地方交付税、震災復興特別交付税におきましては、今年度の交付額が確定をいたしましたので、補正をいたしております。 13款使用料及び手数料では、証明書コンビニ交付が増加をしておりますので、手数料の補正をいたしております。 14款国庫支出金では、民生費国庫負担金におきまして、障害児入所給付費等に関する負担金及び子どものための教育・保育給付費負担金を計上いたしております。また、土木費国庫補助金では、本年度の交付額の確定により、道路整備等に関する防災・安全交付金を減額するとともに、教育費国庫補助金では、史跡災害復旧費補助金を計上いたしました。 15款県支出金では、国庫補助金に対応いたします補助金等が計上されております。 16款財産収入では、大師町地内に所有をしておりました土地の売り払いが成立をしたため、歳入を計上いたしました。 16款寄附金では、8月以降に納入されました寄附金を計上するとともに、ふるさと応援寄附金におきましては、上半期の申込状況が前年度を上回るペースで推移をしていることから、9月補正予算で補正をいたしておりますが、再度増額を計上するものであります。 20款諸収入では、ごみ収集等により集められました資源ごみ(紙類、鉄・アルミ等)の売却単価が当初予算時の見込みを下回るため、予算の減額をいたしております。 21款町債では、国庫補助事業の減額により、道路整備事業債を減額する一方で、公園整備事業債を増額し、さらに史跡災害復旧事業債を新たに計上いたしました。 これによりまして、
一般会計補正予算第2号は、歳入歳出それぞれ9,034万6,000円を増額し、補正後の予算総額を130億9,068万2,000円とするものであります。 次に、議案第4号 平成30年度壬生町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、税制度改革による費用と、保険給付費の見込み額の精査により編成をいたしたところであります。 まず、歳出から主な内容を申し上げます。 1款総務費では、制度改革の影響により、電算システムに新たな部品改修の必要が生じたことから、これに対応するための委託料を増額計上いたしております。 2款保険給付費では、第2四半期までの支給実績から見込み額を精査いたしました結果、不足が見込まれる一般療養給付費、退職者等療養給付費、一般高額療養費につきまして増額計上いたしております。 次に歳入について申しあげます。 6款県支出金では、保険給付費等交付金におきまして、歳出にて増額計上いたしましたシステム改修に係る費用及び保険給付費の増額分に対し、それぞれ特別調整交付金と普通交付金として交付が見込まれますことから、同額を増額計上いたしております。 これによりまして、
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ9,327万円を増額し、補正後の予算総額を45億5,603万6,000円とするものであります。 議案第5号 平成30年度壬生町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、主に介護給付費等の所要額を見直し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出の主なものから申し上げます。 1款総務費では、介護保険制度改正に伴い、介護保険システムの改修及び要介護認定読み取りプログラム認定ソフトの改修をするため、介護システム改修業務委託料を増額計上いたしております。 2款保険給付費では、介護認定において要支援1、2と認定をされた方が受ける福祉用具購入負担金と、予防給付の対象者にかかわるケアプランの作成料である介護予防サービス計画給付費に不足が生じるため、増額計上いたしました。 3款地域支援事業費では、要支援者や地域支援事業該当者の方が受ける予防ケアマネジメント事業費に不足が生じるため、増額計上いたしております。また、地域支え合い推進事業委託において、人件費に関する委託費に不足が生じるため、増額計上いたしております。 次に、歳入について申しあげます。 2款国庫支出金におきましては、介護給付費負担金、地域支援事業交付金及びシステム改修委託料への補助分を増額計上いたしました。 3款支払基金交付金、4款県支出金におきましても、システム改修委託料への補助金を除き、ほぼ同様にそれぞれ増額計上いたしております。 7款繰入金では、それぞれの給付費及び事業費の増額により、介護給付費繰入金、地域支援事業繰入金を増額いたしました。また、システム改修に伴う委託料等の増額により、そのほかの一般会計繰入金を増額いたしました。 これによりまして、
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ591万2,000円を増額し、補正後の予算総額を31億573万7,000円とするものであります。 次に、議案第6号 平成30年度壬生町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、施設管理費のうち修繕費を増額し、編成したところであります。 まず、歳出につきましては、本年7月11日に発生をした落雷により、恵川地区中継ポンプ場が被災をし、現予算の中で緊急な修繕工事を実施したことから、今後実施予定の修繕工事の所要額に不足が生じるため、修繕費を増額計上いたしました。 次に、歳入につきましては、一般会計繰入金を増額計上し、調整をいたしたところであります。 これによりまして、
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ109万3,000円を増額し、補正後の予算総額を3億5,021万5,000円とするものであります。 次に、議案第7号 平成30年度壬生町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、保険料の歳入見込みと保険基盤安定負担金について精査の結果により、編成をいたしたところであります。 まず、歳出から申し上げます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、栃木県後期高齢者医療広域連合へ納付すべき保険料についての見込み額の精査と、保険基盤安定負担金の額確定を合わせまして、納付金額を増額計上いたしております。 次に、歳入について申しあげます。 1款後期高齢者医療保険料では、第2四半期までの結果から、被保険者数の伸びなどにより、年度内の見込みを精査いたしました結果、増額計上いたしております。 3款繰入金では、保険料の軽減分を補う保険基盤安定負担金につきまして、栃木県後期高齢者医療広域連合から今年度の確定額が提示されましたことから、この結果に合わせて減額計上いたしております。 これによりまして、
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ1,572万2,000円を増額し、補正後の予算総額を4億4,356万5,000円とするものであります。 以上、
一般会計補正予算及び各特別会計補正予算につきましてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 まず、議案第3号 平成30年度壬生町
一般会計補正予算(第2号)決議について行います。 戸崎泰秀議員。
◆3番(戸崎泰秀君) 一般会計予算の補正予算に関して、21ページ、民生費の下から3番目ですね、障害児通所給付事業に関してなんですが、先ほど町長から利用者及び利用回数の増加による増額補正ということで、1,972万増額していますが、これ当初予算の50%の増額補正ということで、この理由と今後のサービスについての分析なり見解なりを教えてください。
○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。
◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 障害児通所給付事業につきましては、支給決定者が平成29年度は平均で35人でしたが、上半期の利用状況から本年度は49人になると見込みました。また、月平均の利用日数が3.7日から5.1日に増加したことが増額計上の理由でございます。 今後のサービスの利用につきましては、保護者の療育に対する啓蒙が普及したことにより、支援を望む方が増加していると分析をしております。さらに、サービス利用の支給決定は、保護者の希望を尊重いたしまして、国庫負担基準に基づき決定をしていることも要因の一つと考えております。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 戸崎泰秀議員。
◆3番(戸崎泰秀君) ありがとうございます。 保護者の負担の軽減というこの観点から、続きまして23ページのほうの、下から大体4つ目ですね、藤井小と睦小の放課後児童クラブ、藤井小に関しては31年度供用開始、睦小に関しては待機児童の回避のためと、先ほどのご説明でしたけれども、この具体的な内容について、工事の内容ですね、教えてください。
○議長(楡井聰君) 臼井優子
こども未来課長。
◎
こども未来課長(臼井優子君) ただいまのご質問にお答えいたします。 放課後児童クラブの工事の内容ということですが、藤井小学校につきましては、現在の理科準備室の改修工事を行います。31年7月から20名の定員で開設する予定になっております。睦小学校につきましては、現在、余裕教室を使いまして運営しているところですが、会員の増加に対応するため、校庭内のプールの南側に2階建ての施設になります、80名の定員で開設する予定でおります。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 遠藤恭子議員。
◆4番(遠藤恭子君) 23ページです。 身体障がい者訪問入浴サービス事業の増額計上についてお尋ねしたいと思うんですけれども、当初予算の60%に及ぶ額なんですけれども、当初予算の見込みが少なかったのか、あるいはサービス利用状況に大きな変化があったのか、要因を聞かせていただきたいのと、後もう一点なんですけれども、同じく23ページの日中一時支援事業の増額計上についてなんですけれども、昨年度も増額補正の計上があったと記憶しておりますが、年々利用者が増えているようなんですけれども、今後の傾向や要因、あと分析をされていると思いますので、詳細をお聞かせいただきたいと思います。 お願いします。
○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。
◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 まず第一点目の身体障がい者訪問入浴サービス事業につきましては、利用者の要望によりまして、週2回の利用となったことから、利用回数が増えたことにより、増額補正を計上させていただきました。傾向といたしましては、利用人数は大きく変化することはない状況ではございますが、週に1回の利用から2回の利用を希望する利用者が増加の傾向にございます。また、サービス事業者も1社増えまして、利用者が求めた場合には、相対的に利用回数が増加し、予算措置も増加する傾向でございます。 次に、二点目の日中一時支援事業につきましては、障がい者及び障がい児の日中における活動の場を確保し、障がい者、障がい児の家族の就労支援及び介護している家族の一時的な休息を図るレスパイト事業で、家族などの社会進出に寄与しているものと考えられます。昨年度の利用実績が49名のところ、今年度の支給決定者がもう既に61名となりまして、増額補正を計上させていただきました。また、保護者などの就労により、大幅に利用時間を増やした利用者がおりまして、委託費はこれからも増加する傾向にございます。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 遠藤恭子議員。
◆4番(遠藤恭子君) もしその身体障がい者の訪問入浴サービス事業が週2回ということで利用回数が増えたということなんですけれども、そのサービス内容というのは週2回、変わっていないんでしょうか。 あと、日中一時支援事業のほうなんですけれども、49名から61名ということになったんですけれども、今後は増加が見込まれるということなんですけれども、どのぐらいの増加が見込まれると想定しておられますか。 よろしくお願いします。
○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。
◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 まず身体障がい者訪問入浴サービスの事業でございますが、今までは事業者の関係で週に1回しか実は回れなかったのが現状でございます。ところが、1社、サービス事業者が増えましたことで、2回ぐらいまでは何とか回れるのが現状ということで、週1回よりも週2回、週2回でも足りないのかなというのが実情かとは思うんですが、これもかなりの費用が1回当たりかかりますので、1万2,500円実はかかります、その辺のところも考慮しながら、この事業のこれからの展開を考えていかなければならないと考えているところでございます。 二点目の、日中一時支援事業でございますが、正直な話を言いますと大体どのぐらいという想定の数はつかんではないのが実情でございます。ただ、どんどん障がいをお持ちの方のご父兄が、親御様が社会進出、就労とかそういったものを希望しておりますので、日中の一時的な居場所づくりでしょうかね、そういったものにおいてはこれからはどんどん増えていくのではないかと考えている状況でございます。 以上です。
○議長(楡井聰君) 玉田秀夫議員。
◆8番(玉田秀夫君) 11ページの歳出の土木費、ここで国庫支出金4,925万円の減額になっています。ここずっと見ていると毎年のように減額されているような気がいたします。これによる今行われている道路整備の影響はどうなるのかお尋ねしたいのと、それから今後補助金の動向、さらにはその動向によって現在取り組んでいる道路整備の見通しはどのようになるのかお尋ねしたいと思います。また、その対応策について考えがあればお伺いしたいと思います。
○議長(楡井聰君) 高木英雄建設部長。
◎建設部長(高木英雄君) 玉田議員のご質問にお答えいたします。 議員ご発言のとおり、国からの補助金についてはここ数年にわたり、要望額に満たない交付額となっております。今年度については道路整備の財源として見込んでいる防災・安全交付金でございますけれども、これ交付率は50.12%、約半分の交付となっているところでございます。 一つ目のご質問でございますけれども、ここの道路整備の影響というところでは、端的には補助金を財源として実施している事業でございますので、これは当初見込んでいる完了年度が遅れるということになります。 二つ目のご質問の今後の補助金の動向というところでございますけれども、国におきましてもなかなか厳しい予算の状況にあることから、今後交付額が極端に上向くことはないなというふうに考えているところでございます。 また、現在取り組んでいる道路整備の見通しでございますけれども、補助金がここまで落ちてきている状況の中、国体の会場へのアクセス道路となります壬生高校通り、これは2級町道の53号線でございますけれども、この路線などは国体の開催までには完了させなければならないというところで取り組んでおりますし、他の路線についても、こういう交付状況であれば、ここの路線をさらに峻別化し、重点化を図っていかなくてはならないと考えております。 対応策というところでございますけれども、国の補助金につきましては引き続き遅れている地方の道路整備の状況等が円滑に推進できるよう、要望活動を通して粘り強く訴えていく必要があるのかなというふうに考えております。 また、重点化を図っても、なお完了予定としております年度に満たないような、これは国体の会場でございます壬生高校通りなどについては、補助金の状況を見極めて、補助金のみに整備の財源を頼るというところではなくて、町の一般財源、さらには起債等の有効活用によりまして整備を図っていかなくてはならないというところでは、今後、財政当局と調整を図り、対応してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(楡井聰君) 田部明男議員。
◆2番(田部明男君) 二つほど。 一つは、先ほどの部長答弁にもあったんですが、27ページのところで町道の整備が軒並み減額になっています。これは、今答弁にありました国庫補助とも合わせて一生懸命工事をやったけれども、年内に工事が終わったんじゃなくて、終わる見込みが立たなかったから、今年度は減額という理解でいいんでしょうか。それが一つです。 それからもう一つは、もっと全体の話で、例えば特に町税収入が増えたということで、ではその増えた分をこういうことに、いろんなところに歳出を増やしますよという話が町長の説明で今あったわけですが、私は特にこういうことを今の時世ですから、生活困窮している方あるいは社会的な立場の弱い方に振り分けたらいいんではないかと思うんですが、そういう意識でこの補正予算が提案されているのか、町長の感想を伺いたいと思います。
○議長(楡井聰君) 高木英雄建設部長。
◎建設部長(高木英雄君) 田部議員のご質問にお答えいたします。 26ページ、27ページだと思いますけれども、道路維持費、道路新設改良費の大幅な減額でございますけれども、これは先ほど玉田議員のご質問でもお答えしたとおり、当初我々としては、これぐらいの事業量を実施したいということで国のほうに要望をしてございます。ただし、今回の交付額は先ほども答弁させていただきましたけれども、約半分しか国の補助金の手当てがなかったということでは、その補助金を財源として整備している道路事業でございますので、端的に補助金が半分になれば、事業費も半分にせざるを得ないというような状況で、その補助金見合いの工事をするための減額という形になってございます。 以上です。
○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。
◎総務部長(出井透君) 町税が7,000万円増えたことについての対応ということでございますけれども、あくまでも補正予算における増額補正ということで、これをもって7,000万で新規の事業を展開したりとか、新たな施策を強化したりとかということにはなかなかならないのかなというふうに考えております。今回増えた7,000万の一部につきましては、財政調整基金の積立等を4,000数百万減額したりということで、あくまでも全体的な財源調整という中で、有効に使わせていただくというような考えのもとに補正予算を編成いたしております。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) 今の件。 小菅一弥町長。
◎町長(小菅一弥君) 内容的には、今、総務部長が答弁をしました。ただ私のほうからちょっと一言。行政の一番大事な仕事というのは公平的に、今、議員がおっしゃったように弱者に対しては行政がしっかりと目を配るという姿勢というのは大前提だというふうには思ってはいます。その上で、ただ、やはり町の力をどんどん伸ばしていくためには、投資が必要だということでございますので、特に補正で出させてもらっていますが学童保育の充実とか、子育ての支援、これは未来への投資、町をつくる投資だというふうに思っておりますので、そういったものに対してはしっかりと予算を補正でつけさせていただいているということでご理解をいただきたいと思います。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) 支出のほうで、これはページ24、25の骨髄のドナー支援事業、これは県の補助事業で、ドナーを提供された方と、その方がお勤めになっている事業所に補助が当てられるものなんですが、これの本町のお住いの方なのかお勤めなのか、そしてこれが壬生町にとって初めてなのか何件かあったことなのか、ちょっとそこら辺を教えていただければと思います。個人情報にかからないところでお答えいただきたいなと思います。 その前のページの22、23のところで、保育対策総合支援事業、今までちょっと聞き及ばなかった新しいメニューが出ております。補助金と書かれたその下に4つほど項目があって、金額では増額のものもあれば減額のものがあります。その中で、雇い上げの強化事業のところで、これ国のPDFからとったものなんですが、定員が121人以上の施設で2名の保育者の雇い上げというふうになっております。本町ではこれはどの保育園に当たっているのか、そして今回減額ということは、これは使えなかった、要は保育者がいなかったのか、ちょっとその詳細をお願いします。 それから、次のキャリアアップのところの人事交流ですね、これもマイナスになっている理由を教えていただきたいのと、その下の業務効率化はこれICTか何かの導入についてなのでしょうか。詳細を。その下の事故防止のところなんですが、これはうつぶせによる無呼吸であったり、突発性であったり、いろいろな赤ちゃんの事故が起きているので、この対策として具体的にどのようなものを計上されているのか教えていただきたいと思います。 よろしくお願いします。
○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。
◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 まず、第一点目の骨髄など移植ドナー支援事業につきましては、当初から新規事業で見込み計上で2名を予定しておりました。今回、本町在住の方が2名既に申請をしておりまして、今回増額補正をさせていただくものにつきましては、新たな申請者が出た場合の措置ということでございます。 周知に関しましては、広報誌やホームページなどで周知をしておるところではございますが、移植コーディネーターのほうが、各市町の状況を把握しておりまして、ドナー提供者に対しまして、こういった制度があるということのお話をして、こういった結果につながっているかとは思います。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 臼井優子
こども未来課長。
◎
こども未来課長(臼井優子君) ご質問にお答えいたします。 保育対策総合支援事業についての内容ですが、まず一点目、保育補助者雇用強化事業、こちらの事業につきましては、保育所における保育士の負担を軽減いたしまして、保育士の離職防止を目的として保育士資格を持たない短時間勤務の保育補助者の雇い上げに必要な費用を支援するものになっております。今年度当初予算には計上いたしましたが、実際は、対象要件に該当する保育園がなかったため減額となっております。 次の、保育士等キャリアアップ構築のための人材交流等支援事業、こちらにつきましては、保育に関する実習生の受け入れ、それに対して、研修等何らかの費用が発生した場合に対象になるという内容になってございまして、該当する園がございませんでしたので、減額となっております。 その次、保育所等業務効率化推進事業、こちらにつきましては、議員がおっしゃいましたとおり、保育所等におけますICT化の推進事業となっております。内容といたしまして、保育園に対する総合システム、こちらは保育の記録、園児の登園、下校のチェック、保護者との連絡機能という内容になってございまして、今年度1園、一つの保育園で希望がございまして、補正を上げさせていただきました。 最後になります。保育所等事故防止推進事業、こちらは内容といたしましては、睡眠中、食事中、水遊び中などの重大事故防止のための備品購入に対する補助ということになってございます。今年度は、睡眠中のチェック機能をもった備品を購入するということで、二つの保育園のほうから申請がございまして補正させていただきました。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) 今の保育のほうについて再質をさせていただきます。 今見込み計上されましたけれども、手が上がらなかったところ、これが減額になっているということで、壬生町の場合これから統廃合があって、民間の方がメインになるわけですけれども、保育士さん、どこの園も保育士不足、担い手不足ということがなく、順調に保育が運営されているということで理解をしてよろしいでしょうか。
○議長(楡井聰君) 臼井優子
こども未来課長。
◎
こども未来課長(臼井優子君) ご質問にお答えいたします。 こちらの補助金につきましては、今後も継続されるものになっております。 十分に町といたしましては、各保育園に周知をいたしまして、今後も保育の質の向上のために利用していただけるように周知、十分に説明させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 坂田昇一議員。
◆7番(坂田昇一君) 29ページなんですけれど、下から2段目の南犬飼中学校の外壁工事の件なんですけれど、当初予算に計上され、すでに工事は着手していると思います。今回の400万円の補正予算の要因をお聞かせいただければと思います。 お願いします。
○議長(楡井聰君) 赤羽根和男学校教育課長。
◎学校教育課長(赤羽根和男君) 坂田議員のご質問にお答えいたします。 今回の工事につきましては、南犬飼中学校の校舎外壁のタイル部分が経年劣化し、躯体から剥がれて落下する恐れがあるため、タイルと下地モルタルを撤去し、下地処理を施してからフッ素樹脂塗装を実施しようとするものでございます。 南校舎の東側管理棟において、タイルの撤去工事に着手したところ、下地のモルタルが当初設計で想定していた約2センチを大幅に上回る約6センチから8センチ程度の厚みがあることが判明しました。そのため、下地モルタルの撤去費用及び処分費用が大幅に増加することになり、また、撤去に要する日数も増えたことになり、工期も延長することになったことから、足場等の機械損料も増加し、今回の増額補正に至ったものです。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第4号 平成30年度壬生町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について行います。 〔発言する者なし〕
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第5号 平成30年度壬生町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)決議について行います。 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) お尋ねをいたします。 歳出のほう、12、13ページ、1番下の部分、地域支援事業の中で地域支え合い推進事業というものがメニューに入っており、今回は人件費の増額ということです。これ、これまでの給付サービスとの違いのようなものをちょっと大枠で教えていただければと思います。
○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。
◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 地域支援事業の中には介護予防と総合事業、これは二つあるんですが、この地域支え合い推進員の費用につきましては任意事業でございまして、包括的な支援事業とともに、給付というよりも維持的な部分の費用とご理解いただければと考えております。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) わかりました。 一般的な介護サービスとは別の中で任意事業で壬生町が採択をしたということなんですが、今回人件費が増えている、要は見込みに対して不足が生じたということで、ここの事業の担当者が当初計画よりも動いておられる、活動をそれが広めるためなのか、内容をより質を上げるためなのか、どのような形でこの見込みから変わってきたのか、その経緯はわかりますでしょうか。
○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。
◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 地域支え合い推進員の活動内容でございますが、今年度は特に地域のサロンに出向き、サロンの状況とか運営について、指導というものではないんですけれど、助言をしたりしているのが現状でございます。そのため、時間外勤務等も増えているのが現状でございまして、当初の見込みよりもはるかに上回る業務内容でございまして、その辺のところで今回補正を計上させていただいたような状況でございます。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第6号 平成30年度壬生町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について行います。 江田敬吉議員。
◆11番(江田敬吉君) 二つほど質問します。 一つは、会計責任者ですから、会計責任者でも部長さんにお尋ねしますが、これ総務部長でいいのかな。一般会計と特別会計の関係で会計が成り立っていることについては承知していますがね、一般会計から繰り出した繰出金が、特別会計の管理費で使われているというのは相当あると思うんですね。 それで、会計責任というのは、それぞれの会計ごとに責任を果たしていくということが義務的にあるんだと思うんですけれど、問題はこの農集の会計で当初260何万かの、いや、2億何千万かの当初の繰出金が一般会計からありますが、途中で今回の補正で100万ぐらいわずかかもしれませんがね、これの繰り出した理由については、農集会計の管理費が不足したからと書いてあるんだね。管理費が不足して一般会計から何回も繰り出して、そういう会計処理をやっているのかどうかというのをちょっとまず答えてくれる。
○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。
◎総務部長(出井透君) まず、一般会計と特別会計の繰出金の関係についてでございますけれども、やはり現実的な問題として、使用料だけでは賄い切れない部分というのを一般会計のほうで補填をさせていただくということでございます。ただし、その財源としましては、議員もご承知のとおり、起債等の元利償還金に対しましては、農業集落もそうですし下水道もそうですし、交付税のほうで一部補填がされております。当然、交付税は一般会計のほうに入りますので、それを原資といたしまして、繰り出しをするというふうなシステム。さらには、管理運営費につきましても一部交付税のほうで措置がされておりますので、その部分につきましても出すということで、一般会計と特別会計の成り立ちといいますか、その関係そのものが交付税というものに裏打ちをされているということもあり、密接な関係にある中では、適正な繰り出し、繰り入れというのはやむを得ないものというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。
◆11番(江田敬吉君) やっている実態じゃなくて、そういう決まりはあるのかと聞いたんですよ。何回でも管理費が不足になったら一般会計から特別会計に繰り出していくというやり方をとっているんですかと聞いたんです。 そういうことは、まあいいです。はっきりしない部分があるんでしょうから。改めて別な機会に、この会計のあり方についてきちっと議論しようと思っていますので、後でお聞きします。 それで、私が今日お尋ねしておきたいと思っているのは、せっかく経営資源を投下して、農家の皆さんのためにつくった施設が、稼働率が何%になっているかという話も聞いたこともないんですよ。これは重要な問題ですから、具体的に指摘をしてみますと、黒川東の羽生田ですけれど、これは去年、一昨年か供用開始になったんでしょう。それで、工事するときは、対象世帯数が300戸とこう言っていたんですよね。私は議員じゃなかったからわかりませんが、そう聞いたとおりに言っているんですけど、300世帯で供用開始になったときに、少なくともその半分以上の人は加入登録するのかなと思っていたら、90世帯しか入っていないんですよ。 農家の負担が大きいですから、大体加入金が30万取られて、自前の敷地内の工事が大体20万以上かかるんでしょう。そうすると全体の世帯数でそれぞれ50万以上の負担をしないとこの農集に参加できないとこうなるわけでしょう。だから、負担が容易じゃないなと思っているんですよ、農家の皆さんも。だから加入率が悪いのかなと思って、この間、黒川東の加入率を見たら、あんまり変わっていないような話だったんで、もう少し加入していただくように積極的に働きかけというのが、担当部署だけではなくて、総力を挙げてやるべきじゃないのとこう指摘をしたことがあるんですよ。 この会計、補正予算の中でも途中で加入した等の加入金なんていうのは全然計上されていないじゃないですか、これ、この補正予算の中に。一般会計から100何万繰り越んだだけが計上されているだけでしょう。こういうやり方は、本当の意味でいえば、事業経営に集中していないという指摘をせざるを得ないですよこれ。 今日はとりあえず、この補正予算の一応承認をしますが、私は。いずれにしてもその指摘について厳しく受けとめてもらって、やはり加入率を高めて、せっかくこれ幾らつくったかというと、1,200世帯ぐらいで、いいですか、1,200世帯で6カ所の農集をつくって、120億かけているんですよ。120億かけて1,200ぐらいしか入っていないんじゃどうしようもないという思いもあるんですよ。だけどそれは費用対効果の問題で、それなりに役人の皆さんは受けとめているようだから、費用対効果を大事にしましょうと言っているようですけれど、だけど現実はこうなっているんですよ。 だから、少なくともこの期の決算までに、決算までにですよ、新規に稼働したところ、供用開始したところも含めて、どういう経営改革をしていくか、対象になっている皆さんにどう協力を求めていくかということをもっと積極的にやってくださいよ。このことだけ答えてください。
○議長(楡井聰君) 高木英雄建設部長。
◎建設部長(高木英雄君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 黒川東部の加入率が低いというお話がまずございますけれども、言いわけ的になってしまいますけれども、どの農業集落排水事業をやった地区においても、供用開始と同時に全ての世帯が接続するというようなことではなく、個々のいろいろな事情がございまして、段階的に供用の、何ていうんですか、世帯が伸びていくというような状況でございます。 ただし、これは江田議員のご発言にもありましたけれども、これでいいとは思っておりませんし、せっかく整備した農業集落排水事業でございますので、早い時期に接続をされるよう、さらに推進をしていきたいと考えております。 以上です。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) 今回の修繕に関しては落雷によるものということでご説明がございました。屋外の施設ですのでどうしても落雷による被害というのは避けられないところなんですが、これは落雷防止対策、避雷針の設置などそういったものが対策をとられた上でも起きてしまったことなのか、いや、そういった対策にはお金がかかるので、何もない中でこういったものが発生しているのか、ちょっと経緯を教えていただければと思います。
○議長(楡井聰君) 池田茂下水道課長。
◎下水道課長(池田茂君) ただいまのご質問にお答えします。 今回の被災を受けました恵川地区の中継ポンプ場、こちらにつきましては、圃場整備地内の側道沿いに設置したポンプ場でございます。故障したポンプは、計装設備と無停電電源装置の弱電設備に雷が落ちまして、故障したものでございます。 こちらにつきましては、周りに大きな建物等もないことから、落雷により一番被害を受けやすいような施設になってございますので、避雷針等特別な施設は設けておりませんが、周りに何もないということで、ここに落雷、雷が落ちたものと考えられます。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) 雷の影響を受けやすいということで説明がありました。今後はどのようにされますか。
○議長(楡井聰君) 池田茂下水道課長。
◎下水道課長(池田茂君) このポンプ場以外にも現在農業集落排水施設につきましては、年間の維持管理ということで、専門業者に委託しているところでございます。 こちらにつきましては、処理場も含めまして各ポンプ場の巡回、点検等を実施しております。今後につきましても、落雷の発生する時間帯、時期等は想定できないことではありますが、引き続き委託している業者に巡回等の周知を図ってまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第7号 平成30年度壬生町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)決議について行います。 〔発言する者なし〕
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 これより順に採決を行います。 まず、議案第3号 平成30年度壬生町
一般会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これにより、議案第3号 平成30年度壬生町
一般会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第4号 平成30年度壬生町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これにより、議案第4号 平成30年度壬生町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号 平成30年度壬生町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これにより、議案第5号 平成30年度壬生町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号 平成30年度壬生町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これにより、議案第6号 平成30年度壬生町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号 平成30年度壬生町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これにより、議案第7号 平成30年度壬生町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第12 議員派遣に基づく報告について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第12、議員派遣に基づく報告についての件を議題といたします。 去る9月定例会において、会議規則第124条の規定により議員派遣の議決をいただいておりますが、その結果について、代表して私からご報告させていただきます。 去る11月27日に、栃木県自治会館において開催されました栃木県町村議会議長会主催による
議員研修会に参加いたしました。 まず、研修の目的でありますが、地方分権時代に対応した議会の活性化と改革を図り、もって住民の福祉向上に資するものというものであります。 研修の内容につきましては、まず一つ目には、山梨学院大学大学院研究科長法学部教授の江藤俊昭氏の「議会改革の新たな動向と課題」と題する講演により、住民自治の根幹としての議会を作動させるということについて学びました。 また二つ目には首都大学東京教授の山下祐介氏の「人口減少時代における自治体のあり方について」と題する講演により、東京一極集中と地方の関係におけるこれからの自治体の責任と果たすべき役割について学びました。 いずれも今後の町村議会の活性化と改革を図っていくために、大変意義のある研修となりましたことをご報告申し上げます。
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○議長(楡井聰君) 以上で本日の議事日程は全てが終了いたしました。 本日はこれにて散会といたします。 大変お疲れさまでした。
△散会 午後零時01分...