沖縄市議会 > 2022-07-04 >
07月04日-05号

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  1. 沖縄市議会 2022-07-04
    07月04日-05号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第421回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和4年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第421回                                 ││                                      ││           令和4年7月4日(月)午前10時開議             ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 5 号                 令和4年7月4日(月)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (28名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    21 番 新 屋   勝 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    22 番 金 城 由 美 議員  7 番 屋富祖   功 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    24 番 新 里 治 利 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    25 番 高 橋   真 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    26 番 阿多利   修 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    27 番 伊 佐   強 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (1名) 13 番 仲宗根   誠 議員     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       我 謝 勝 俊 副市長      與那嶺 克 枝    総務部次長      森 山 雅 人 副市長      平 田 嗣 巳    企画部長兼      山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     平 安   栄    上下水道部長     新 里 智 昭 健康福祉部長兼  仲宗根   勲    消防長        知 念 順 一 福祉事務所長 こどものまち   與那嶺 智 才    教育長        比 嘉 良 憲 推進部長 経済文化部長   花 城 博 文    教育部長       島 袋 秀 明 建設部長     比 嘉 直 樹    指導部長       多和田   勝 建設部参事    川 満 輝 繁    教育総務課長     内 間 三千代 上下水道局長   仲 本 兼 章     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     仲宗根   剛    議事課長       金 城 優 一 事務局次長兼   島 袋 勝 博    議事課長補佐     喜屋武 千鶴子 庶務課長                兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数27名でございます。仲宗根 誠議員から欠席の届出が出ております。また、宮城 浩議員から遅刻の届出が出ております。 本日は、議事日程第5号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは市民の皆様、おはようございます。また、議場にいらっしゃいます桑江市長をはじめ、市当局様、市議会議員諸賢の皆様、おはようございます。6月議会、本日から一般質問でございます。会派公明党藤山勇一議員でございます。どうぞよろしくお願いいたします。今定例会の一般質問もしっかりと皆様とこの質問を通しながら市政の発展のために、頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。ちょっと時間も気になりますので、早速通告1ページ、質問の事項1.施政方針についてお伺いをしたいと思います。まずは桑江朝千夫市長が3期目スタートしまして、そろそろ3か月になってくるのかと思っております。沖縄市の更なる施政の発展のために、この市のトップリーダーとして駆け走っている桑江朝千夫市長でございますけれども、今回も施政方針、向こう4年間の様々な取り組み、そして令和4年度の取組を確認させていただきました。市長が掲げております様々な公約の中で、この躍動、安心、沖縄市ということで、沖縄市の更なる発展、そして安心した暮らしのためにこの施政方針からお伺いさせていただきたいと思います。 質問の要旨(1)「貧困の連鎖を断ち切るあらゆる施策を講じ~」等についてお伺いします。①本市の経済状況について見解をお伺いいたしたいと思いますが、先ほどお伝えしました桑江市長が様々やっていく中で、本市桑江市長が2期8年間走り抜いていた中で、本当に様々な状況を見ると、経済的にはすごい右肩上がりになってきたのではないかと本員は思っておりまして、改めて今の現状を確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 2020年1月以降、国内で猛威を振るった新型コロナウイルスの影響につきましては、国民全体が我慢を強いられ、市内経済へも大きな影響があったと考えております。そのような中、市といたしましては、新型コロナウイルス経済対策としまして、プレミアム付商品券事業買い物移動等支援事業、市内企業に対する各種給付事業などを実施してまいりました。 コザ信用金庫が公表する景気動向調査によりますと、県内中部地区の景気は昨年の10月から12月に持ち直しに転じており、今後は改善を見込む企業が多くなっているということでございます。 新型コロナウイルスの感染拡大前は、県内経済の消費関連や観光関連がおおむね好調であったことや沖縄アリーナが稼働を始めていることから、新型コロナウイルス感染の収束後は本市の経済状況についても改善していくことが見込まれます。今後の本市の経済状況が停滞しないよう引き続き市内経済の振興に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 経済文化部長、答弁ありがとうございました。 今、部長の答弁でありますように、新型コロナウイルスが猛威を振るう前は、沖縄県いよいよ観光1,000万人の時代が来まして、本当に経済的にも本当にすばらしい状況が続いておりました。本市においても、着実に様々な支援をして、一つ一つ沖縄市の資源を求めて、すごい経済的には状況として良かったのではないかと思っております。本市の中心市街地とかも様々な選挙戦のときも沖縄市ってなかなかだよねというお話を市外の方からお伺いさせていただくときもありましたけれども、失礼ながら、沖縄市の今のまちの状況を見ると、すごい活性していると思って、これを見ていただかないと沖縄市の状況は分からないですよということを本員はお伝えいたしました。しかし、こういうコロナの状況、またいろいろな状況があるので、本市は今まで新型コロナウイルスの経済対策をしっかりとしているのが、今しっかりと効果が出てきているのではないかと思っております。その一方で、この貧困の連鎖というのはやはり続いているというのが現状でありますので、②にお伺いしたいと思います。質問の要旨②貧困課題の現状について、本市の見解をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 子どもの貧困の現状といたしましては、令和3年に県が実施いたしました沖縄子供調査において、沖縄県の子どもの貧困率が23.2%で、前回の平成28年の国民生活基礎調査における29.9%と比較すると改善が図られているものと考えております。本市における貧困対策事業の効果の一つといたしまして、他市に先駆けて取り組んできた若年妊産婦に対する取組がございます。本市の若年妊産婦の割合につきましては、平成28年度は3.7%と県内11市で一番高く、全国平均の3倍以上でしたが、令和2年度には1.7%と低下し、県内11市中8番目と大きく改善したところでございます。また、こどもの居場所につきましても、平成27年度は4か所のみでしたが、現在は11か所に増え、さらに自治会でのこども食堂が令和4年度に9か所まで拡充することができ、子供たちの支援体制の強化が図られているものと考えております。 しかしながら、沖縄県の子どもの貧困率は、若年妊産婦の割合については依然として高く、依然として全国平均を上回っていることから引き続き継続した支援事業に取り組んでいく必要があるものと考えております。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 おはようございます。藤山議員の一般質問にお答えします。 健康福祉部における②貧困課題の現状についてお答えいたします。まず本市の生活保護の相談件数について。令和2年度と令和3年度を比較いたしますと、令和2年度の相談件数が延べ778件、令和3年度の相談件数が延べ798件、令和3年度は20件の増加となっております。 次に、沖縄市就職生活支援パーソナルサポートセンターへの相談件数について。令和2年度と令和3年度を比較いたしますと、令和2年度の相談件数が2,423件、令和3年度の相談件数が4,060件、令和3年度は1,637件の大幅な増加となっております。相談件数の推移等からしますと、コロナ禍以前から生活困窮の恐れのあった人や脆弱な生活基盤の下、暮らしていた市民が少なからずいらっしゃったものと捉えております。それが長引くコロナの影響により、生活費や家賃の支払い等にも困窮に至る方々が増加傾向にあるものと認識しております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 両部長、ありがとうございました。 こどもの分野からの貧困ということと、また福祉的な立場の観点からの答弁をいただきましたけれども、今、健康福祉部長が最後おっしゃっておりましたように相談件数増加傾向など、またこどものまち推進部のところは若年妊産婦の状況というのはまだまだ依然として変わらない。むしろ増えてきている状況があるのかと思っておりまして、経済的にしっかりと支えていく中でありますけれども、健康福祉部長の答弁の最後にありましたけれども、やはりコロナ以前からのこの生活困窮の恐れがあった方々が、やはり生活基盤が本当に苦しい状況がもうずっと続いていたのではないかと、もうコロナでしっかりこの辺が浮き彫りになって、そういう行政の支援が充実してきたということがありますけれども、そういうことを一つ一つ丁寧にやっていかないとこの貧困の連鎖というのは、また断ち切れることはできないのではないかと思いまして、質問をさせていただいております。そこでお伺いしたいのですけれども、質問の要旨③この様々な支援をしていると思いますけれども、ここでお伺いしたいのは、③生活困窮者支援の効果や生活保護受給からの自立の現状について、お伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 まず、生活困窮者支援の効果についてお答えいたします。本市の生活困窮者支援につきましては、本市及び沖縄市就職生活支援パーソナルサポートセンターにおいて、生活困窮者からの自立相談を受け、個別プランを作成し、住居確保給付金や学習支援一時生活支援等の各種支援を行っております。各種支援の令和3年度実績としましては、住居確保給付金の受給世帯304世帯、一時生活支援の支援者7人、学習支援の通塾者85人となっております。自立相談を継続的にされた方々については、自立意欲や社会参加、就労、進学といったそれぞれの課題を着実に乗り越え、ステップアップにつながっているものと認識しております。 次に、生活保護受給からの自立の現状につきましては、就労阻害要因がないものに対し、就労支援員を配置し、ハローワークと連携をしながら支援を行っております。令和3年度就労等による収入増加により生活保護からの自立・廃止となった世帯は22世帯となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 様々な支援の効果が見えてきたりするところもある一方、生活保護の受給からの自立というところはなかなか厳しい状況もお伺いをさせていただきました。生活保護受給の方たちは様々な方向、高齢者の方であったり、いろいろ抱えている方でどうしても自立という部分は厳しいところもあるとお伺いしました。その中で、様々な支援をしながら、この保護の世帯から自立に向けた現状もお伺いをさせていただいているのですけれども、今回の施政方針にありますように、この貧困の連鎖をどうやって断ち切っていくかということでお伺いしたところがありまして、例えば保護受給の方で世帯として、親の世代はもちろんですけれども、そこに御家庭に児童・生徒とかがいる場合は、このお子さんたちの世代はずっと保護の受給世帯ということだと思います。しかし、この世帯がお父さん、お母さんではなくて、その方のおじいちゃん、おばあちゃんの世帯から、例えば3代とか続いているようなそういう世代で貧困という部分で、もし考えたときにそういう負の連鎖が続いているのではないかと本員はちょっと思っているので、再度質問させていただきますけれども、この貧困の連鎖の把握とか、この支援内容の細かいところを今後の対策について、お伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 まず生活保護においては、議員から御指摘の3世代で保護を受給している世帯が見受けられることから、貧困が連鎖しているケースがあるものと認識しているところでございます。その対策としましては、まず就労支援に関する対策として、生活困窮者の自立意欲を高め、ハローワーク等の関係機関と連携を図りながら粘り強く支援を継続してまいります。一方、複合的な課題を抱え就労に向けた準備が整っていない方につきましては、社会参加や自己実現、知識、技能の習得する機会等を提供するなどの支援を継続して行っております。 学習支援においては、高校進学に向けた学習支援のみならず、保護者に対する養育支援を含めた包括的な支援を継続して取り組んでまいります。また、複合化、複雑化する生活課題を抱えている方への対応といたしまして、重層的支援体制移行支援事業を進める中で、各支援機関が協働して支援をする仕組みづくりを検討してまいります。生活保護を受給する世帯につきましては、高齢からくる身体等の衰え、身体や精神的な障害、自身や世帯の病気やけが、障がい児を抱える世帯や多子世帯など様々な課題を複合的に抱えており、就労により自立できる収入が得られる環境が整えにくい状況となっており、生活保護ではそのような様々な課題を抱える世帯に対し、それぞれの世帯に応じた支援を行っております。高齢者や障がい児、傷病者に対しては医療、介護や福祉サービスなど必要なサービスを提供し、また就労の阻害要因のない方につきましては、就労支援を配置し、ハローワークとも連携を図りながら、早期に就職し、就労が定着するよう就職後も継続して支援を行ってまいります。将来を担う子供たちにつきましては、将来の就職に少しでも有利になるよう学校にも連携を図りながら高校進学への動機づけを行うとともに、通塾の支援等も行ってまいります。今後とも様々な課題を複合的に抱える世帯に対し、必要な支援を適宜提供しながら、貧困の連鎖を断ち切るための支援を行ってまいります。
    小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、丁寧な答弁ありがとうございました。 様々な課題を複合的に交わっているこの問題をいかに捉えてしっかりとした丁寧な支援をできるのか、今後よろしくお願いいたします。 それでは続いて、質問の要旨(2)でございます。こちらも施政方針の中の「貧困の連鎖を断ち切るため、こどもの貧困対策の充実や」等について、お伺いしたいと思います。こちらではこどもの貧困というところで、施政方針に載っているのかと本員は思っておりますが、質問の要旨①これまで支援した子供や保護者などの状況について。また支援の効果などについても、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 本市における子どもの居場所を利用している子供や保護者の支援状況についてお答えいたします。子どもの居場所では、食事支援や学習支援、生活指導、キャリア形成などの支援を行っており、継続的な食事支援による安心感、学習習慣の習得や学習意欲の向上が見られているところでございます。また、拠点型子どもの居場所では、社会福祉士などを配置し、一般の子どもの居場所では対応が困難な子供がいる世帯について、子供と保護者が抱える課題への支援が行われております。子供への関わりとして、歯磨きの仕方やお風呂の入り方、洗濯機などの家電製品の使い方なども支援し、保護者には育児の大変さや不安、悩みに対して共感しながら社会資源などの仲介、調整など丁寧な支援を行っているところでございます。その効果としまして、子供の生活力の向上や保護者の子供に対する態度の変化により、家庭内の生活環境の改善が図られているところでございます。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 おはようございます。藤山議員の一般質問にお答えします。 児童生徒の困り感については、学校における個別の相談支援、不登校ヒアリングや子供の生活サポートチームによる支援等を通して把握に努めているところです。子供の生活サポートチームは、学校等との連携の下、経済的な貧困が背景にあり、支援が必要と思われる児童生徒へのアプローチを行い、課題に対応した支援を行っております。子供の生活サポートチームが支援を行った世帯は教育に関する課題や生活に関する課題、福祉に関する課題などを抱えており、ニーズを踏まえた支援につないでおります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 沖縄市、いち早く子どもの居場所とかもスムーズにやっていただいて、昨今の県の子どもの貧困調査では、コロナを受けて若干、子どもの貧困の率というのが厳しい状況になったのではないかという報道とかもありましたけれども、本市はやはりこどもの居場所とか、こういう指導部長の答弁にもありましたように、このサポートチームが丁寧にしっかり把握しているとおっしゃっておりましたので、効果としては一つ一つではあるかもしれないのですけれども、子供たちへの支援というのが本当にすばらしいと本員は思っております。本員もこども食堂とかの関わりの中で、やはり厳しい世帯のお子さんとかも見ても、このお子さんが進学をして、いよいよ地域のスーパーとかでアルバイトとかをしている姿を見ると、本当にこの支援が成果につながっているのではないかということを本当に実感するケースお子さんもいまして、本当に沖縄市の政策というのはすばらしいのかと改めて思いますけれども、様々な状況で、まだこういう居場所とか、支援に携わっていない方もいるので、やはりまだまだ課題があるのかと思いますけれども、こういう居場所とかも様々な効果が出ているかもしれないですけれども、課題というのはどのようなものがあるか、お願いしたいと思います。お願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 こどもの居場所では、対応が難しい未就学児等の状況把握につきましては、幼稚園や保育所での様子、乳幼児健診や予防接種などの受診状況など等を関係機関に情報共有等により把握するよう努めておりますが、家庭保育や未受診など関わりが少ない場合には、状況把握ができない可能性があることが課題だと考えております。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 課題としては、学校や関係機関への不信感や支援を拒否する場合などの支援につながらない事例や、本人や保護者が困り感がないために支援につながりづらいといった事例があります。今後とも児童生徒や家庭の困り感に寄り添い、経済的な困窮による児童生徒が学習機会を損なうことがないよう粘り強く取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨②今、お伺いしました現状や課題などを踏まえ、今後、きめ細やかな調査を検討してはどうか伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 子どもの貧困に関する調査といたしましては、令和3年度に県が実施している沖縄子ども調査において、子どもの貧困の状況を図るために、45項目の指標により沖縄県子どもの貧困対策計画の進捗状況の把握がなされております。また、本市におきましては、本市の子ども・子育て支援事業計画に掲げている指標等により事業の強化や見直しを図るとともに支援が必要な世帯を把握し、必要な支援が行き届くよう関係部署との連携を深めてまいります。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 教育委員会としましては、児童生徒の困り感については学校における個別の相談支援や不登校ヒアリング。子供の生活サポートチームなどにより把握に努めているところです。また、世帯が抱える課題など支援に必要な情報につきましては、こどものまち推進部や関係機関との情報の連携に取り組んでおります。今後も支援が必要な児童生徒を一人も漏らすことがないよう、関係機関との連携を深めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 今の指導部長の答弁であった最後ですけれども、一人の子供も漏らさないようにしっかりとした丁寧な支援を心掛けていただければと思って、本員は指導部長の前向きな答弁ですごい期待が大きくなりました。ありがとうございます。このこどものまち推進部等と連携が大事だと思いますけれども、いよいよこども家庭庁などの追加で法律が整備されてきています。今まであったように、この今、本市の子供たちを取り巻く貧困の連鎖を断ち切るためには、もっともっといろいろな分野で当局がされているというお話もさせていただいたのですけれども、本当にもっともっと調査をしながら、県とかの調査項目では45項目ありますけれども、本当に部長、こどものまち推進部長のほうからあったみたいに、この未就学児とか、なかなかやはり整理されていないところというのが現状はやはりあるのです。そうなのでしっかりどういった状況で入っていくのか、効果を細かく見ていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨③令和4年度の新規の取り組みについて伺います。この沖縄こども貧困の取り組み、国も全力で応援している中で、令和4年度新規の取り組みが女性の視点、様々な視点がありますので、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 こどもの貧困対策に係る新たな取り組みとしましては、県事業においてこどもの居場所に係る保健事業が予定されております。子どもの貧困対策事業として実施しているこどもの居場所等において、生活支援や学習支援など社会福祉の知見やノウハウを生かした支援を行っておりますが、子供が抱える思春期の性の悩みなどを含めた保健分野に関する知見を持った人材が少ないことから、性に関する悩みに関して、誰にも相談できず避妊を含めた性の知識など保健の知識を得にくいという状況がございます。そのため同事業では、県において保健師を配置し、こどもの居場所等において保健に関する教育や相談支援を行うものとなっております。本市といたしましても同事業が有効に活用されるよう関係機関と連携を図りながら、こどもの居場所等における支援の充実につなげていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 新規令和4年度ですが、国もそういう施策をして、若年妊産婦の様々なつながりもありますので、しっかりと丁寧に進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続いて、質問事項の2.に移ります。子育て支援について、お伺いしたいと思います。質問の要旨(1)保育の待機児童対策について。①本市の待機児童の現状についてお伺いをします。ア.入所申し込み等の推移について、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 それでは、お答えいたします。 御質問の認可保育所への入所申込み数の推移につきましては、過去5年間の4月1日現在でお答えいたします。平成30年度5,272人、平成31年度5,427人、令和2年度5,609人、令和3年度5,759人、令和4年度5,717人となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは質問の要旨イ.待機児童数の推移についてもお伺いいたします。お願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 待機児童数につきましても過去5年間の4月1日現在でお答えいたします。平成30年度264人、平成31年度198人、令和2年度100人、令和3年度46人、令和4年度15人となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 続いて、お伺いします。 質問の要旨②定員数の現状について、お伺いいたします。 ○小浜守勝 議長こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 認可定員数の現状につきましても、過去5年間の4月1日現在でお答えいたします。平成30年度4,929人、平成31年度5,260人、令和2年度5,336人、令和3年度5,542人、令和4年度5,595人となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 次、行きます。質問の要旨③入所申込み時の入所調整の現状についてお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 本市では例年2月中旬頃に入所調整の結果を発送しておりますが、その時点で待機となった保護者へは施設の空き状況を提供するとともに、希望施設の変更受付を行った後、改めて入所調整を行っております。同様な作業を数回繰返しながら保護者の希望に沿った入所調整に努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 ざっと沖縄市の待機保育の入所状況をお伺いさせていただきました。まずはこの5年間の推移を見ても、定員数の拡大、しっかりとした提供、ハード面をしながら、この入所申込み数もどんどん上がってきてはいますけれども、いよいよちょっと人口減少とかも見えているのですか、若干下がってくると。そして今、待機児童もしっかりした着実にやってきているということで、すごい評価をさせていただきたいと思います。しかし、今の入所申込みの調整のときにやると、この例年2月中旬頃の入所調整の結果、まずは、本市はほかの近隣市町村からすると募集時期とか、実際の時期が若干遅いというお声をたくさんお伺いをしておりますので、しっかり、この辺今後改善を要望したいと思っております。また、保護者の希望に沿った、今入所調整を努めているところで本当に様々な状況を入りやすくなってきているといっても、なかなかやはり後でまた質問しますけれども、実際の現状というのは、まだまだハードルが高いのかと本員は感じていますので、一般質問をさせていただきました。さきに戻ると、待機児童もいよいよ減ってきているという実感はしまいますけれども、これは恐らく通常の入所申込み年度のときの申し込みで、その4月現在とかの状況ですけれども、④をお伺いしたいと思います。この年度途中に、この保育所入所申込み時の待機状況についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 年度途中に入所申込みを行った方につきましては、希望する認可保育施設の定員に空きが出るまでの間は待機となります。在園児が退園したなどにより定員の空きがある場合は、毎月行っている入所調整において、案内を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、今御答弁ありましたけれども、恐らく年度途中で出産、育児、育休、復活して申込みをしても、ほぼ入所調整で案内をしているということでありますけれども、今の答弁からするとほとんど待機になっている状況だと、本員は伺っております。この転入、転出でもし沖縄市に来たとしても入れない。今いろいろな状況で離婚とかあって、母子家庭になって、このお母さんが子供を預けながら働かないといけないときにもなかなか入れない。根本的な待機児童という部分は、通年通じてやっていかないと沖縄市待機になかなか減っていないということにもやはりつながっていると思うので実際の状況、この一時の新生児ではなくて、年度を通してのしっかりとした丁寧な支援をこういう待機児童対策というのは、もっと今後は頭に入れて施策を進めていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。今の答弁を聞いたら待機児童、「あまりないよ」みたいに捉える人もいますけれども、実際にはやはりありますので、ぜひこの辺は留意していただければと思います。 質問の要旨⑤待機児童となった、その後の調査等についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 待機児童数を把握するため、必要となることから企業主導型保育施設に入所された児童や育児休暇の延長を行った方の人数については、把握しておりますが、それ以外の方については、認可外保育施設を利用しているものと思われます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひ、先ほどもお伝えしましたように、待機という部分では引き続きいろいろな視点から調査等を行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 最後の質問要旨⑥でございますけれども、市民が希望する保育サービスを提供するための取り組みについてお伺いしたいと思います。待機児童がどんどん減ってきて、いろいろな整備をしていますけれども、やはりこの保護者、子供の子育てをする中では保育園に預けたい。保育園ではなくて家庭保育。家庭でしっかり育てている人たちにもいろいろな支援のサービスというのは、特にこの未就学、丁寧にやらないといけないと思いますので、どうかお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 本市といたしましては、引き続き待機児童の解消に取り組むとともに保育施設を利用していない保護者に対しては、ファミリサポートセンターや子育て支援センター等において、必要な子育て支援が行えるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 続いて、質問の要旨(2)ひとり親家庭支援についてお伺いをしたいと思います。①児童扶養手当の受給について伺います。ア.受給資格の要件について、改めてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 児童扶養手当の支給要件につきましては、児童扶養手当法で定められております。要件に該当する児童は、父または母が婚姻を解消した児童。父または母が死亡や障がいの状態にある児童。父また母の生死が明らかではない児童。父また母が引き続き1年以上看護義務を放棄している児童となり、児童を看護する父または母、もしくは養育者が手当の支給を受けることができます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 この中で、様々な要件がありますけれども、今回、本当にひとり親の方たちからこれまでも多くの御意見をいただいておりました。特に離婚調停中の児童扶養手当が支給できるようにできないかとか、様々な状況で、先ほどの用件でこの遺棄されている状態とかがあっても、申請ができないという状況がありましたけれども、国はそういう要件を今回見直しをしておりますので、ぜひその部分をお伺いしたいと思います。イ.現行の見直しについて、お伺いしたいと思います。お願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 令和4年3月18日付で、厚生労働省より通知があり、児童扶養手当の支給要件のうち、父または母が児童の看護義務を放棄している場合についての認定基準が見直しされております。具体的には離婚調停や審判の係争中で、婚姻関係が継続している場合であっても、父または母による現実の扶養を期待することができないと判断され、児童の看護義務を全く放棄している状態が1年以上継続する場合は、その児童を看護している父や母、または養育している方は児童扶養手当が受給できる可能性があることとなりました。基準見直し後は、事実関係を総合的に勘案の上、児童扶養手当に該当するか、判断することとなりましたので、これまで以上に児童扶養手当の申請相談を丁寧に行ってまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 現行での支障として、先ほどもお伝えしました実質的にひとり親とは変わらない正規の状況の家庭である子供児童を看護するところの判断が困難ということで、今はできなかった、受給できなかったと。しかし今回の見直しで、様々な御意見をいただいた中で、国がしっかりと改正しております。効果として、児童扶養手当が本当に必要な家庭にある児童の心身の健やかな成長に寄与するということで、見直しをされておりますので、部長の答弁にもありました丁寧な相談を心掛けるのはもちろんですけれども、改正されたことをなかなか周知されていないのが恐らく現状です。沖縄市もこの周知はまだされていないとお伺いしましたし、これまでの相談をして受けられなかった方たちの件数とかも分からない状況だと思っております。その改正で恐らくこういう状況でいる世帯が多いと思います。国がこういう見直しがあったときは通達が来ているのであれば、早めに行政はこのお知らせしないと、この方たちは誰も分からないです。しかも早急に丁寧にこういうことで手当てが受けられる世帯がたくさんあるのが現状ですので、こういう細かいところがこういう困窮世帯にもつながると思いますので、ぜひ早めに手を打っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続いて、ウ.未受給者などの支援についてお伺いをいたしたいと思います。今までこういう状況で児童扶養手当を受けてなかった方の支援はなかなかなかったと思います。今回の改正で多くの方も受けられるようになると思いますけれども、それでも所得条件とか、様々な扶養の状況で受けられていない方がいます。県外などでは、このこういう受けられない世帯に児童育成手当などをという新しい手当の範囲の所得を緩和したり、いろいろな視点であるとお伺いしておりますけれども、そういう未受給者への支援をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 児童扶養手当は本人や同居の扶養義務者が所得制限を超える所得を有する場合や手当等を超える年金を受給している場合など、ひとり親であっても児童扶養手当受給の対象外となる場合がございます。児童扶養手当の支給を受けていない世帯への支援といたしましては、令和2年度より新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、家計が急変した世帯に対し給付金をしております。議員から御提案の東京都のような給付金制度、児童扶養手当とは異なる新たなひとり親家庭への市独自の手当につきましては、継続的な財源確保等の課題もあり、現状においては大変ハードルが高いものと認識しております。今後は経済的な支援だけでなく、就労や資格取得など社会的自立に向けた支援を充実させていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 また、今後とも議論ができればと思っています。ありがとうございます。 続いて、質問の要旨(3)幼稚園給食についてお伺いをします。①給食実施の現状・効果についてお伺いしたいと思います。いよいよ今回の今年度全園で本市ですが、市の幼稚園の給食が始まっておりますので、その現状と効果をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 市立幼稚園における学校給食は、平成27年度に比屋根幼稚園、泡瀬幼稚園の2園をモデル園として開始し、その後、給食配膳室の整備を段階的に行い、給食の提供を行ってまいりました。令和3年度に全ての園で給食配膳室の工事が完了し、令和4年度より市立幼稚園全16園で給食が実施されております。市立幼稚園で給食を実施したことにより集団で食べる喜びや楽しさを味わうとともに様々な食べ物に興味や関心を持ち、バランスよく食べるという望ましい食習慣の形成が図られているものと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 與那嶺克枝副市長がしっかり訴えて、いよいよ全園ができたと思っております。そういう子供たちの食を通しての幼児教育がしっかりと沖縄市は進んでおりますので、他市にはない魅力ある支援ができていることで、評価したいと思いますが、②この給食の状況を聞くと、現場の状況とかいろいろありましたけれども、まだまだ弁当の日があるとか、様々な状況がありますので、②給食完全実施など今後の整備の充実について検討可能かお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 幼稚園給食の実施に当たっては、平成25年度に保護者を対象に幼稚園給食に関してのアンケート調査を行っており、週1回のお弁当を希望する保護者が全体の59%、約6割。週2回を希望する保護者が26%となっております。その理由として、子供とのコミュニケーションが図られる。つくってくれた人への感謝の気持ちが養われるというお弁当の利点が挙げられたことから現在の実施となっております。今後の給食の在り方につきましては、前回のアンケートから9年がたっていることから、今年度給食に関するアンケート調査を実施し、保護者ニーズの把握に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひアンケート調査をしていただいて、9年たっていますので、今幼稚園では給食が当たり前の時代になっていると思いますので、結果はまた注視したいと思います。よろしくお願いします。 それでは、質問の通告ページに移りたいと思います。2ページになりますが、質問事項3.福祉行政についてお伺いをしたいと思います。質問の要旨(1)介護人材育成について。施政方針にも載っておりました各会派の代表質問でもお伺いをしましたけれども、改めて、①本市の介護人材の現状についてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 介護人材の現状につきましては、介護保険制度が始まった平成12年以降、介護職員は約4倍と大幅に増加しているものの、高齢化の急速な進展に伴う介護サービスの需要に人材の供給が追い付かず全国的にも人材不足となっております。沖縄県高齢者保健福祉計画によると、令和7年には県内の介護職員は2,045人不足するという推計がなされております。本市においても、同様な状況だと認識しているところでございます。また、令和2年度に介護労働安定センターが調査した結果によりますと、介護人材不足の一番の要因は採用そのものが困難であるということもあり、早急に人材の確保及び育成に関して支援をしなければならない状況だと認識しております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは続いて、質問の要旨②新たに取り組む今回の支援事業の内容について、もう一度お伺いしたいと思います。お願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 介護人材育成支援に関する新たな取り組みといたしまして、2つの支援策を計画しております。 1つ目は、市内介護施設等に対する介護職員等の新たな人材確保や定着支援、介護職に関する周知機会としまして、就職説明会及び研修会を行います。 2つ目は、市内介護事業所に従事する施設職員の育成及び新規採用に対するキャリアップ支援として、介護職員初任者研修及び介護福祉士実務者研修の受講に要した費用を法人が負担した費用の3分の2を助成した法人に対して行います。なお、介護職員初任者研修等に対する市町村の助成制度としては県内初の取り組みになるものと思います。この2つの事業に本市の介護事業を行う法人の人材支援、確保ツールとして活用されることにより、今後も高齢化の振興により介護人材不足を抑制し、本事業の幅広い分野への周知や事業者への実態把握を行い、介護人材の確保及び人材育成に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 様々な事業の内容をお伺いさせていただきました。本当に県内初で、今後想定される介護人材不足にいち早く沖縄市は着手したということで、そこはほかの自治体にも広がるのではないかと期待をしておりますが、その中で先ほどありましたけれども、この介護人材の定着支援というのが今後ポイントになるかと思いますが、③資格取得後の定着支援についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 今回の助成事業においては、介護事業所に勤務中または勤務予定である者に対し、研修受講費用の4分の3以上を法人が負担していることや要件を満たすものが勤務期間3か月を経過し、引き続き勤務していることなど一定の条件を付す予定としております。このことにより、職員のキャリアアップに取り組んでいる市内の介護事業所を支援していくことで、介護現場で従事する職員の働きがいや処遇改善につながることとなり、職員の定着にも一定の効果があるものと期待しております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 しっかりと介護の状況を本当に人材不足、この仕事のいろいろな状況があるので、離職率が高いとか、なかなか敬遠されがちでありますけれども、本当にこれからの御高齢の方たちの支援とか、介護の支援が必要になってきますので、しっかりとした丁寧な支援を行っていただきたいと思っております。こういう形で沖縄市、県内初の取り組みで介護の人材をつかんでいくということでありましたけれども、今回は事業所内に定着とかを含めてですけれども、やはり新しい分野から今後、こういう介護の世界に引っ張っていく人手不足を埋めるであったり、あとはこういう取り組みがあるということを聞くと、高齢施設ではなくて障がい者の施設の方たちも同じ状況とかありますので、しっかり今年度スタートしながら、着実にこの裾野を広げるような新しい取り組みができるのかと思いますけれども、その中で④介護職未経験者などの人材確保についてお伺いをしたいと思います。お願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 介護職につきましては、今後、将来的な高齢者の増加による介護ニーズの高まりにより人材を必要としている現状もございます。そこで今回6月補正予算において、先ほどの資格取得による助成制度と併せて、就職説明会を計画しているところでございます。就職説明会では、各福祉関連の専門学校をはじめ、関係大学の新卒対象者だけではなく、転職希望の方にも御来場していただけるよう週末の開催などを考えております。また、就職説明会の内容についても、高校生を中心とした若年層の方々にも情報が届くよう、周知を併せて行いたいと考えております。ぜひ、沖縄市内の介護関連の事業者が本事業を活用して、他市にない魅力ある働き場としてピーアールできるということをメリットとして活用していただければと考えております。また、介護職は未経験の方でも就労できることとなっており、今後、本制度を活用することで自己負担が軽減されることにより資格取得が促進されることとなるということも併せて期待しているところでございます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現在、沖縄県におきましては建設業や介護サービス業等に人材が不足している状況であり、企業が求める人材と求職者が求める職種にミスマッチが発生している状況が続いております。経済文化部では、就労と支援事業として、通称ジョブカフェを運用しております。ジョブカフェではキャリアカウンセリングをはじめ、応募書類の作成支援、面接対策、職場体験など一人一人に寄り添った支援を行っております。雇用のミスマッチを解消するためには、求職者が希望する職業が未経験でも就職へつなげることが重要であり、求職者に対するスキルアップのための支援も必要だと考えております。今後もきめ細やかな就労支援に取り組むとともに沖縄労働局などの関係機関と連携し、人材不足の解消につなげる支援について、調査・研究に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 両部長、ありがとうございました。 今回、介護の分野ということで、健康福祉部がメインになっていくのですけれども、本市のこの介護人材といいますか、就職雇用の施策としては、やはり経済文化部の中でしっかりとした本市の状況でこういう人材不足、今後そういう雇用の部分からもやっていかないといけないのかと思いまして、質問させていただきましたので、ぜひ連携をしながら本市に何が足りないのか、また若年者の雇用のステップアップとして、介護の魅力を語っていけばもっともっと定着していくのかと本員は思っておりますので、ぜひ力強く行ってください。 続いて、質問の要旨(2)に移りたいと思います。質問の要旨(2)帯状疱疹予防についてお伺いしたいと思います。これは同じ会派上地議員が質問させていただきましたけれども、改めて、①市民からの相談や問合わせ状況、また周知啓発の取り組みについてお伺いします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 まずは帯状疱疹についての説明も含めてお答えしたいと思います。帯状疱疹は加齢、疲労、ストレスなどにより免疫力の低下等により発症いたします。前兆症状といて、皮膚にピリピリ、チクチクとした痛み。体の片側の違和感、皮膚の発疹やかゆみ等が挙げられます。このような症状が出たときには、早く医療機関に受診し治療を行うことが重要となっております。治療といたしましては、症状が軽度から中程度の場合は内服の抗ウイルス薬による治療。症状が重い場合や免疫力が低下している場合は入院した上で、抗ウイルス薬の点滴による治療が必要となる場合がございます。 御質問の市民からの相談や問合せの状況につきましては、帯状疱疹ワクチンが接種できる病院や助成金についての問合せが10件ございました。また、周知啓発につきましては、令和4年広報おきなわ2月号及び沖縄市ホームページに掲載して周知に図っているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 前回からしっかり少しずつこの周知も含めてやっていただいたことはありますけれども、今回、この新型コロナウイルスの感染症がある中で、このストレスとか、大概負荷がかかっている中で帯状疱疹の発生が高齢者を中心に急増しているという状況がありまして、国においてもこのコロナの影響によって発生するこの市民、住民負担をどうにか抑えるために、この帯状疱疹のワクチン接種の費用の負担なども臨時交付金などの活用をされて、行っていることが現状としてありますので、まずはこういう症状のしっかり周知をしながら受診の話をして、しっかり予防を徹底というのはもう一度されたほうがいいのかと思いまして、質問をさせていただいておりますが、次の②帯状疱疹を防ぐには、この予防ワクチンがありますが、ワクチンについて本市の見解をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 現在、国内で許可使用されている帯状疱疹用ワクチンにつきましては2種類あり、生ワクチンについては、2016年から50歳以上の方への帯状疱疹予防に対する効果が追加承認され、さらに2020年より新規ワクチンとして不活性化ワクチンも使用可能となり、選択の幅が広がっております。当ワクチンは希望者が自己負担で受けることができる任意の予防接種で、予防効果が期待される一方で副反応のリスクもございます。接種を検討されている方には予防接種の効果と副反応について、双方を御理解いただいた上で、接種をするかどうか検討していただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ただいまの答弁にもありましたように、任意の予防接種でございます。しかし、高い予防の効果があります。副反応のリスクもありますけれども、これはやはり予防接種、こういう条件があるのはもちろんでございます。この帯状疱疹ですが、その後のひどくなった後の神経痛などですごい高い頻度で合併症などが起きて、本当に結構厳しい状況です。本県ではなかなか合併症になって治療ができるところも少ないということであります。やはり注視しながら予防を高めていたほうがいいのかと本員は思っておりますので、③予防接種ワクチンへの助成について本市の考えをお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 全ての市民が安心して健康で過ごすためにも疾病予防に対する取組は必要であると考えますが、定期接種化に向けた国の厚生科学審議会における帯状疱疹予防ワクチンの検討は、平成30年6月以降、動きがなくいまだ期待される効果や導入年齢に関しては検討が必要とされております。予防接種費用を市で助成する際には接種後の副反応に関する対応や健康被害に関する責任も伴いますので、本市としましては、安全性や費用対効果も含め、国の動向を注視しながら検討していきたいと考えております。まずは日頃から体調管理を心掛け、免疫力が低下しないようにすることの大切さや発症後は早期に病院受診をすることで、重症化のリスクが低くなるなど帯状疱疹について、関係部署と連携し、周知啓発に努めてまいります。
    小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 早めにまた日頃、研究していただいて、多分これは後々は当たり前に助成ができる時期があると思いますので、いち早く本当は取り組んでいただきたいと思っております。帯状疱疹が相当増えてきていると思いますので、皆さんもまずは自分たちから気を付けたいと思いますので、ぜひあのときやっておけばよかったということにならないように当局もよろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨に移りたいと思います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時11分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 質問事項4.道路交通行政についてお伺いします。 質問の要旨(1)学校や保育園施設周辺の通園通学道路の交通安全対策についてお伺いをします。①本市の安全対策についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 児童生徒の通学路における安全安心を確実に確保するために、通学路合同安全点検を毎年実施しております。実施内容は、教育委員会や関係課、学校、PTA、警察、各道路管理者、自治会などの関係者により前年度実施した点検後の資料や各学校からリストアップされた危険箇所を点検しております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 質問の要旨②点検後の整備の進捗状況についてお伺いをします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 通学路合同安全点検で確認した通学路の危険箇所の対策は、沖縄警察署や市民生活課、道路課、南部国道事務所、中部土木事務所などの道路管理者の関係機関が参加する通学路交通安全推進会議において対策を行う担当や実施時期、状況などを確認しております。令和3年度点検後、全対象箇所に対して対策済み箇所の割合は約56%となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 続いて、質問の要旨③キッズゾーン設置の進捗についてお伺いします。これも同会派高橋議員が法改正を含めてお伺いしたと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 キッズゾーンとは保育施設が行う散歩等の園外活動の安全を確保するため、小学校の通学路に設けられているスクールゾーンに順次、原則保育施設の周辺半径500メートルを対象範囲として、交通安全対策を実施するものでございます。令和3年度においては、保育施設へ安全点検調査を依頼し、道路横断時に信号機の間隔が短いなどの個別で対応可能な箇所については、関係機関へ連絡し対応していただいたところでございます。散歩等の園外活動において、園児の安全を確保することは大変重要でありますので、今後も保育施設と協議を進め、必要に応じて関係機関との合同点検が実施できるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 学校周辺、保育園施設の周知、点検をしながらですけれども、整備の状況を56%ということで、様々な課題とかいろいろな実際にはあるということをお伺いをしておりますけれども、しっかりこの点検しながら、整備をしないといけないところはたくさんあるのかと本員は思っております。特に年1回、全部集まって年1回されているのはいいのですけれども、やはり子供たちの目線でいけば通常のときのどういったところの通り道とか、この園で散歩に行くときだけではなくて、通園・通学時に結構、通勤・通学で車も飛ばす箇所も多いですから、そういう面で本当にもうちょっと実質的に子供の目線でどう捉えていけるのか、恐らく夏休みのときにやっていますから、大人の目線しか入っていないと思うので、ぜひこの通学点検をしながらというところももっともっと関係部署、日頃からもちろん道路課のところもパトロールしながらこの辺は通学路の時間は多分大変だろうと想定しながらやっていかないといけないのかと思っておりますので、ぜひ年度途中は大事ですけれども、ちゃんと子供を守るという観点をもう一重本市は持っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨(2)新たな交通・移動手段の活用について。①本市の取り組みについてお伺いをします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 おはようございます。藤山議員の一般質問にお答えいたします。 新たな交通の移動手段としましては、シェアサイクルや電動キックボードなどのパーソナルモビリティがあり、国においても公共交通機関との連携促進を図ることとしております。本市でも胡屋地区交通結節点での整備に向けた検討の中で、電動アシスト自転車や電動キックボードなどの新たな移動サービスの導入によりコザ十字路地区や沖縄アリーナ、こどもの国等の施設との回遊性が高まるとともに通勤・通学や買い物などへの活用を期待できるのではないかと考えております。今後、本市に適した新たな移動手段や活用方法等について、那覇市や浦添市のシェアサイクルへの取り組みなどの先進事例や実証実験の情報収集に努め、調査・研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 本市は様々やっていると思っています。今年の3月ですか。電動キックボードなど体験使用、会派で行かせていただいたのですけれども、②電動自転車や電動キックボードの検証についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 電動キックボードにつきましては、沖縄アリーナ周辺における駐車場不足、交通渋滞問題、中心市街地への誘客などの課題解決のため、令和3年度に沖縄市観光物産振興協会において、実証実験が実施されております。当該事業において、モニターツアー及びアンケート調査を行っており、沖縄アリーナとまちをつなぐ交通手段になり得るかという質問では、約84%が「はい」という回答がございました。一方で、「運転に慣れなかった」「安全に走っている交通環境が整っていない」などの安全面を懸念する意見もございました。また、自走化に向け沖縄市観光物産振興協会を中心に官民連携会議を行っており、沖縄市の職員のほか、沖縄総合事務局やコザ商店街連合会、コザまち社中などの関係者で協議を重ねております。官民連携会議において、乗る楽しさや手軽さを強化するとともに安全性の確保、自走化に向けた料金設定や管理方法などの課題も指摘されております。 電動自転車につきましては、令和2年度にスポーツ庁の地方スポーツ振興費補助金を活用し、運動スポーツをすることの習慣化につなげることを目的に、スポーツ観戦によるQOL向上と電動自転車による運動・スポーツ習慣化促進のモデル構築「HANAKO Project」における事業の一つとして取り組んだ経緯がございます。 シェアサイクルにつきましては、日常的に自転車で楽しみながらサイクリングが行えるよう電動自転車を貸出し、運動の習慣化を目指していく取り組みとして実施しております。引き続き沖縄アリーナからまちへの回遊性向上等に向け、調査・研究してまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 次、③自動運転技術などを活用した検証などについてお伺いしたいと思います。お願いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 自動運転技術の活用に向けては今年度から沖縄県が主催する自動運転移動サービスの導入に向けた意見交換会へ国等の関係機関とともに本市も参加し、自動運転技術に関する理解と知識を深めているところでございます。本市としましては、継続して意見交換会に参加し、自動運転サービスの活用に関する情報収集に努めるとともに庁内関係課と情報を共有し、本市への導入可能性等について、調査・研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 新たな交通手段という形で質問をさせていただきましたけれども、本市でしっかり本市に見合ったそういういろいろな技術を活用というものがあると思います。桑江市長も恐らく電動キックボードを乗って、楽しかったのではないかと思っております。若干この課題としてはこの交通環境、道がガタガタして、なかなか安全性が不安とかありますけれども、そういうハードの整備もしながら誘客をしながら沖縄市の観光に資するところをやったり、また今後、潮乃森東部海浜開発のところでも、こういう自動運転の技術を使って、本当に行きやすいまちづくりをつくるとか、モータースポーツサーキットもありますので、そこでしっかり技術研究をしていただいて、沖縄市の支援ができるようなこともどんどん活用してはいいのかと思いますので、しっかり掛け合わせしてこういう今後の取り組みに期待しておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 電動キックボードをなるべく早めにどこかで自走できるように頑張っていただければと思っております。よろしくお願いいたします。 最後の質問事項に移ります。質問事項5.市民サービスについてお伺いします。質問の要旨(1)行政のデジタル・オンライン化について。①本市の現状についてお伺いをします。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 それでは藤山議員の一般質問にお答えいたします。 本市では住民等の利便性の向上、行政運営の簡素化及び効率化を図るため、子育てや介護関係等に関する手続について、オンライン化を進めているところでございます。児童手当などの手続や保育施設等の現況届など、12手続でオンライン化を実施しており、そのほか介護関係の申請手続などにつきましても、令和4年7月より順次、オンライン化を行えるよう庁内調整を行っているところでございます。また、そのほかに処理件数が多く、オンライン化により住民等の利便性の向上を図られる手続につきましても、検討を進めさせていただきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、答弁ありがとうございました。 しっかり確実にこのデジタル化、オンライン化が効率よく簡素化できるところを市民に優しい窓口づくりと主に一体化をしているということでお伺いさせていただきました。ありがとうございます。その中で、本市は様々な本市のホームページを見てみると、次の質問に移りたいと思いますけれども、本当にごみのことであったり、住民票のことであったり、ピックアップされるのは、この4つぐらいがよく問合せのある中で、いろいろな御意見をいただきましたので、②粗大ごみの受付申請をオンライン化についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 現在、本市での粗大ごみの受付申請につきましては、専用電話にて平日の午前8時30分から午後5時15分まで受付を行っており、受付業務につきましては、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき沖縄市シルバー人材センターに業務を委託しております。粗大ごみ受付申請のオンライン化は、出される粗大ごみの大きさ、重量等が均一であれば受付申請順に回収できることから、非常に有効な手段であると認識しておりますが、実際は受付時に申請者から粗大ごみの大きさ、重量、個数等を聞き取り、粗大ごみの収集運搬業者と調整し、車両の台数、積載量、収集ルート等を考慮して効率的な粗大ごみの回収を行っております。以前は電話受付から粗大ごみの回収まで、2週間程度かかっておりましたが、現在は四、五日程度となっております。粗大ごみ収集の効率化の観点及び高齢者等の安定した雇用の確保の推進からも、現在の電話受付による体制が望ましいと考えておりますが、今後も引き続きオンライン化の導入の調査・研究を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひ、今の体制で望ましいと考えているということですので、様々な御意見があるということだけは、頭に入れていただければと思っておりますけれども、お願いいたします。 続いて、最後ですけれども、質問の要旨(2)市民からの問合せや御意見などについてどのように対応しているのかお伺いします。市民からのお声を私たちも多くお聞かせいただいております。市長も直接いろいろあると思いますけれども、やはり一般的には市役所に相談をしたり、窓口に問合せをしたり、電話、メール等、いろいろなことがあると思いますけれども、どういった形で対応しているのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えさせていただきます。 市民からの問合せの処理対応についてでございますが、市民からの問合せなどにつきましては、本庁1階に設置しております投書箱もしくはホームページの問合せメールがございます。投書箱利用投書件数は、令和3年度で153件となっており、処理済み率は95.4%となっております。また、問合せメールの件数は1,821件で、65.5%の返信率となっております。問合せメールにつきましては、回答の必要のない企業からのメールや内容が不明確なものも含まれた数値となってございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 総務部長、御答弁ありがとうございます。 市民に優しい窓口ということで、65%。返さなくてもいいメールがあると思いますけれども、本員の中では若干、ちゃんと丁寧にされていないメールへの返信、その他の問合せに対して、なかなか不足している部分があるのではないかということで、実際にあるのかと思って、問合せさせていただきましたので、しっかりとした丁寧な支援をしていただければと思っております。よろしくお願いいたします。一般質問を通しまして、私たち本当に市民の目線で、この市政の行政の発展のために寄与していく決意でございますけれども、私たち公明党会派、今年「大衆とともに」という立党精神が示されて60年の節目を迎えております。一つ一つ市民に寄り添って、また今後も施政発展のために頑張っていく決意でございますので、何とぞまた皆様からの御指導、御支援のほどよろしくお願いを申し上げまして、本員の一般質問を終了とさせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で藤山勇一議員の一般質問を終わります。 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ハイサイ、グースーヨ、チュウガナビラ。会派にぬふぁ星おきなわ、議席番号7番、屋富祖です。一般質問に入る前に所見を述べさせていただきたいと思います。 4月14日に仲本兼明副市長が亡くなって急逝したことは非常に残念でありました。桑江市長も突然の訃報に驚き、愕然したと思います。2期8年間いつもそばで支えてくれた仲本副市長、桑江市長が3期目を目指している選挙の中での突然の死に多くの方々が涙したのではないかと思います。桑江市長が3期目に就任し、令和4年度の施政方針を読み上げている中で、かけがえのない存在を失った。仲本副市長との思い出を涙しながら語った時は本員も市長の顔を見ることができませんでした。私も仲本副市長との思い出があります。1期目の新人の頃に、平成27年でした。コザ十字路の一角に葬祭場建設の件で何度か仲本副市長に直接携帯電話で建設を阻止できないかと、代替案の話をしたりした記憶があります。桑江市長と3人で話し合いができないかと仲本副市長にお願いしたところ、3人で市長と本気で語り合ったことを思い出します。それからもう一つの思い出としては、仲本副市長が中の町のラーメン屋で一人でラーメンを食べているときに、たまたま私もこのラーメン屋に入って、酔った帰りなので二人でちょっと世間話をしながら、沖縄アリーナの件とか、屋富祖議員は何で沖縄アリーナを反対しているのとか、そういうことをラーメンを食べながら語った記憶があります。私も最後のお別れに仲本副市長の自宅へお顔を見に行きました。非常に安らかに眠っている姿を見て、残念ではありましたけれども、見送ることができました。御冥福をお祈りいたします。 それでは一般質問に入らさせていただきます。3ページ、質問事項1.道路行政についてでございます。質問の要旨(1)市道美里線の状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 おはようございます。屋富祖 功議員の一般質問にお答えします。 市道美里線につきましては、美里小学校付近の交差点部分を起点とし、美里青年会館付近の市道美里中通り線との合流地点を終点とする延長約280メートル、幅員約6メートルの道路でございます。当該市道の路面状態といたしましては、ひび割れや舗装のつなぎ目などから浸透した雨水と交通荷重が重なることで、舗装の劣化が進行し数箇所でアスファルトの一部が剥がれることなどにより、凸凹が生じておりますが、これまで市民や自治会からの要望などにより、部分的なアスファルト補修を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 御答弁ありがとうございます。 この一般質問は、前回も取り上げました。本員が一般質問を出すときには、まず自治会長にこの地域の問題課題とか、そういうものはないですかということで、今回も自治会長のほうから早急にここをどうにかしてほしいということで、一般質問に上げました。今、説明の中で美里青年会館という話がありましたけれども、そこは地元の人たちが非常に愛着がある地元にとってムラヤーというところなのです。このムラヤーから美里小学校向け、JAの給油所がありますけれども、そこの間約280メートル、今までも何度か陥没等があって、補修はされています。補修されているのですけれども、この陥没した部分だけアスファルトを入れて、転圧してやっている状態がほとんどです。そうなると、先ほどもありました凸凹が増えてくるわけです。1年たって、その後にも補修された形跡があるのですけれども、できるのであれば、この面で陥没した部分だけではなくて、その周辺の面で大きめに段差がないように手直ししていただければ、この凸凹も少しは解消するのかと思います。 続きまして、質問の要旨(2)整備計画をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 議員からお尋ねの市道美里線につきましては、御指摘のように路面の部分補修が点在し、良好な路面状態とは言えない状況であることは把握しております。本市におきましては、約1,700路線、総延長約390キロメートルの市道がございますが、道路の補修が必要な箇所について、緊急性などを考慮し、冠水被害が生じている箇所を優先的に改善整備しているところでございます。 当該路線につきましては、部分的な補修で対応しているところでございますが、快適な道路環境を市民へ提供できるようアスファルト補修方法についての改善に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 今、答弁で本市では1,700路線あると。総延長約390キロメートルあると御答弁がありましたけれども、この地域はもうかなり高齢化が進んで、お年寄りの方たちが今言うシニアカー、そういう乗り物を乗って、ここをよく通ったりする姿をよく見かけます。この車とすれ違うときに陥没があると、車の運転手はこの陥没を避けるわけです。しかし、ここでシニアカーを持っているお年寄りなんかがいると非常に危険だと思いますので、その辺りを全面的な改修とは言いませんけれども、そうした陥没等を何らかの原因があると思いますので、凸凹を直してフラットの状態で整備していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.新型コロナウイルス感染症についてお伺いいたします。質問の要旨(1)新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(原油価格・物価高騰対応分)の財源を活用しての支援についてお伺いします。まず①本市の交付額をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 それでは屋富祖議員の一般質問にお答えいたします。 令和4年4月28日に、国より通知された新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の交付限度額5億4,062万円のうち、コロナ禍における原油価格、物価高騰対応分として、4億546万5,000円が示されているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 本市には5億4,062万円のうち、コロナ禍における原油価格、物価高騰対応分として、4億546万5,000円が示されているという答弁であります。帝国データバンクが食品主要105社を対象にした調査によると、2022年1月1日から6月1日までの5か月間に累計1万789品目で年内値上げの計画が判明したと、このうち4,772品目が5月までに値上げが実施されたというふうにあります。さきの代表質問の上地議員の中でも学校給食等の影響はそんなに出てませんという話がありました。やはりこの物価高騰、これから先も続くのではないかと本員は思うわけです。現在、影響が出ていないかもしれませんけれども、これから徐々に影響が出てくるのではないかと思っておりますので、その支援をしっかりとやっていただければと思っております。続きまして、②支援策をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 本市の新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策第9弾のうち、コロナ禍において原油価格、物価高騰等の影響を受けた市民及び市内事業者への支援等として、子育て世帯の負担軽減に係る給付金や寄附金の支給や広く市民が利用できるプレミアム付き商品券の追加発行、公共交通機関の運行継続に係る支援金の給付など本市の実情に応じ、国や県のサポートが十分に行き届かない対策に取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 今の御答弁で第9弾が出るという答弁です。その中で子育て世帯の負担軽減を図る給付金の支給でありますけれども、これはどういった内容なのか、支給なので支援金なのか。もしこの支給額が分かるのであれば、対象者数と支給額を教えてください。 もう一つ再質問です。公共交通の運行継続を図る支援金の給付もどういった内容なのか、教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 子育て世帯給付金につきましては、コロナ禍において、原油価格、物価高騰等の影響を受けた子育て世帯の負担軽減を図るため、給付金を支給するものでございまして、子供一人当たり1万5,000円を給付する予定でございます。 続きまして、公共交通機関の運行継続支援事業でございますが、こちらにつきましては、公共交通機関の事業継続を図るため、路線バス及びタクシー事業者に支援金を給付するものでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 子育て世代に一人1万5,000円を給付。あとは公共交通の運行継続を図る支給金の中でもタクシー会社とか個人タクシーとかに支給するとありますけれども、ほかにもやはりそういう影響が出てくる可能性というか、出てくるだろうと思われるのが、農家、水産業の方。今、トウモロコシでも非常に物価高になっている。家畜の餌も値段も上がってくる。水産業にしては、燃料高騰でなかなか漁に出られないとか、そういうのが出てくると思いますので、そういう方たちの支援も検討してはどうかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 質問事項3.令和4年度施政方針についてお伺いします。13ページ、質問の要旨(1)こどもの居場所づくりについて。 ①居場所を必要とするこどもの状況調査はどのように行うのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 屋富祖 功議員の一般質問にお答えいたします。 居場所を必要とする子供につきましては、こどもの居場所づくり支援員が中心となって、自治会や児童館、子供や障がい等の福祉相談窓口などの地域福祉、そしてスクールソーシャルワーカーなどからの情報提供により困っている子供たちの状況を把握し、関係機関との調整やこどもの居場所へのつなぎなどの支援を行っております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 ②食事の提供や学習支援等を行う団体への支援策をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 食事の支援や学習支援等を行う団体への支援につきましては、沖縄市こどもの居場所運営支援事業費補助金交付要綱に基づき、年間を通じて継続的に食事支援、学習支援、生活指導、キャリア形成等の支援を行う団体に対し、支援員の人件費、建物の賃借料、食料費、消耗品や光熱水費等の運営上必要な経費を補助対象として支援しております。また、資金面以外につきましても、こどもの居場所づくり支援員による子供たちに関する相談や関係機関との調整などの支援を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ③団体とはどのような組織かをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 こどもの居場所を運営する団体につきましては、NPO法人や一般社団法人、地域の任意団体となっており、食事の支援や学習支援のほか、生活指導、キャリア形成等の支援を行っております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 答弁ありがとうございます。 この一般質問は、代表質問などでも多くの議員が取り上げていました。今、困っている子供たち、把握するのも非常に何か難しいような気もしますけれども、自治会と協力できるところはしっかりと連携を取って、引き続き頑張っていただければと思っております。ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(2)(仮称)美里中学校区児童館の整備について。①用地取得状況をお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 (仮称)美里中学校区児童館の整備につきましては、基本計画を令和2年度に策定しており、美里中学校区は範囲が広いことから北美小学校区と美里小学校区のそれぞれに児童館を整備する予定となっております。また、用地につきましては、基本計画において、小学校に近い場所で児童館を建設可能な土地を選定した後、比較検討を行った上で優先順位を決定しているところで、北美小学校区においては、既に地主からの同意を得たところでございます。一方、美里小学校区においては、今後、児童館の整備の事業内容や用地取得の条件等を掲示しながら地主の移行を確認していくところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ②供用開始までのスケジュールをお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどもまち推進部長 お答えいたします。 (仮称)美里中学校区児童館のうち、北美小学校区児童館のスケジュールにつきましては、本年度は基本設計を実施し、事業認定及び国税協議を行った後、用地を取得したいと考えており、令和5年度に建設工事を行い、令和6年度中の供用開始を目指し、現在、取り組んでいるところでございます。また、美里小学校区児童館のスケジュールにつきましては、今年度用地交渉及び基本設計を行い、令和5年度に実施設計、令和6年度に建設工事を行い、令和7年度の供用開始に向けて取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 北美小学校区は順調に進んでおりますけれども、美里小学校、できれば早めに土地の取得もして、スムーズに進めていただければと思っております。よろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(3)青少年のスポーツ活動の促進についてお伺いします。①県外大会に参加する児童生徒を対象に派遣費を助成するとあるが、内訳をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 各種大会、県外と派遣費補助金は学校体育行事以外の沖縄県スポーツ協会、またはその加盟団体等が主催するスポーツ大会で優秀な成績を収め、県外派遣される児童生徒や引率する指導者の費用の一部を補助し、子供たちの出場の機会の拡大や競技力の向上に寄与しているところでございます。 派遣費につきましては、平成27年度に補助金額の拡充を行い、令和元年度に補助団体の対象を拡大し、また令和2年度には、引率する指導者一人分を対象にするなどの拡充を行っております。今後も競技力の向上や児童生徒間の交流と青少年のスポーツ活動の促進を図るとともに、制度の周知を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 子供たちの県外派遣費、皆さん御存じだと思いますけれども、今の時期、よく夏休みを利用して大会等に行きますけれども、その派遣費が平成27年には幾らか上がったと、これからも子供たちの派遣費、これも親からすればすごい負担が大きいのです。こういう支援をしていただきますようよろしくお願いします。続きまして、②野球及びバスケットボールの強豪校を招聘し、大会を開催するとあるが、具体的な内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 交流試合を通して、競技力の向上や競技人口の拡大、青少年の健全育成と本市のスポーツ振興を図る目的で県外強豪校を招聘し、高等学校野球県外招待試合と沖縄市長杯高等学校バスケットボールおきなわカップを開催しております。近年は新型コロナウイルス感染症の影響のため、中止・延期となっておりますが、今年度は高校野球、県外招待交流試合につきましては、去る5月に仙台育英学園高等学校を招聘し、市内6高等学校と交流を行いました。沖縄市長杯高等学校バスケットボールおきなわカップにつきましても、今年度は開催予定で、実行委員会が調整を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 たしか今年5月、全国でも有名な仙台育英が本市に来て、沖縄市の6校の高校と試合をする予定であったとは思いますけれども、梅雨時期の中でなかなか全部消化できなかったと思います。 もう一つは、再質問になりますけれども、全国的にも強豪チームが沖縄市に来て、沖縄市のチームにレベルの差があると。なかなかいい試合が出来なくて、仙台育英さんからすれば本当にコールドゲームになるぐらいの力の差がはっきりしているという試合。わざわざ沖縄に来て、いい試合をしたいと、沖縄市以外の強豪チームをこの交流に1チーム参加させるとかの見解は考えたことはないのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 ただいまの提案については、今のところ検討はしてございません。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございました。 先ほども言いましたけれども、相手の失礼に当たらないような試合になればと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時55分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 質問の要旨(4)嘉手納飛行場の共同利活用について、お伺いします。 ①共同利活用の具体案をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 屋富祖議員の一般質問にお答えいたします。 嘉手納飛行場の共同利活用につきましては、今後の中部圏域の発展や市の活性化のためには、人流、物流がますます重要性が増すものと考えております。そのため、嘉手納飛行場を共同利活用につきましては、民間機が嘉手納飛行場を離着陸できるような共用空港を目指しております。共同利活用につきましては、三沢飛行場や岩国飛行場において、実際に運用されていることから今後、視察を行いながら、関係法制度や運用状況、地域への経済波及効果等について、調査・研究など取り組みを進めてまいりたいと考えております。
    小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 嘉手納飛行場の共同利活用ということで、本員も飛行機を利用するときには、那覇まで1時間かけたりするわけですけれども、中部にあると一番助かるのはやはり地元の人。そして、北部の人たちもかなり助かるのかと思います。桑江市長の施政方針の中で、すぐには実現はできないけれども、まずは1歩目を踏み込むということだと思います。ぜひ実現できるように頑張っていただきたいと思います。 最後になります。質問の要旨(5)「日本一の市役所」についてお伺いします。①令和3年度の施政方針にも「日本一の市役所」を目指すとあるが、成果をお伺いいたします。どういった取組をしたのかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 屋富祖議員の一般質問にお答えさせていただきます。 日本一の市役所を目指した成果でございますが、令和3年度の取組につきましては、職員研修において、職員の資質及び能力の向上を図り、市民全体の奉仕者にふさわしい職員を養成し、市行政の効率的な運営の実現に資することを基本的理念とし、行政需要に的確に対応できる専門的知識や技能の取得を図ることを目的に毎年度、各階層別に実施しているところでございます。また、市民からの投書としまして、令和3年度の内容になりますが、「丁寧な対応で詳しく説明していただいた」「聞き取りやすい声の大きさで分かりやすかった」「新型コロナウイルスの影響で相談に来た際、とても親切な対応で励まされ、何度もやり直しがあったが嫌な顔をせず、良い対応で気持ちよかった。すばらしい職員です」とのお褒めのお言葉をいただいております。そういった一つ一つの積み重ねが市民から評価をいただけるものと考えており、それが職員にとっての成果であると考えております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 日本一の市役所を目指す。令和3年度の取組をしっかりやってきているということであります。今回、コロナで2年余り職員の方たちも本当に疲弊したのかと思っています。その中で市民からお褒めのお言葉があったと。これからも市民サービス、今市長が目指している日本一、市民から評価される日本一に評価される沖縄市役所を目指して頑張っていただければと思っております。以上をもって屋富祖 功の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で屋富祖 功議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時59分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き、一般質問を行います。 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 こんにちは。会派護憲凛の会、眞榮城健二です。一般質問通告書に従いまして、質問させていただきます。 まず最初に、所見を申し上げたいと思います。先ほど議員からの中でもありましたけれども、今、沖縄県また日本全体で通信障害が起きている中です。昨日、一昨日まで、電話ができたはずの友人や家族、そして子供たち、本当に今、電話ができる状況では取れなくて大変困っている現状をお聞きしております。本員も電話ができなくて、本員の家族やまた友人、知人にも電話ができない状況。電話ができないというのは、相当大変な不便な時です。一日でも早くこの電波障害の改善に向けて考えていただきたいものです。大変な現状はずっと続くと思いますけれども、電話ができなくてもどうにかして、電話をする機会は様々ないろいろあると思いますけれども、本員も電話ができなくてもどうにかお話をしたり、または御自宅に行ったりとかというふうなことで考えていきたいものです。 それでは早速ではございますが、質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 4ページ、質問事項1.教育行政についてであります。質問の要旨(1)特別支援教育補助者、学習支援員についてであります。これまで本員は何度も特別支援教育補助者、そして学習支援員のことについて、一般質問させていただきました。これまで子供たちの現状、また就学支援委員会にも諮られる子供たち、本当に様々な課題やこの子供たちを抱える中で、いろいろな改善に向けても質問をさせていただきましたけれども、今回も本員のほうからも質問をさせていただきたいと思います。①中途退職者の人数、退職者の人数とその理由についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 こんにちは。眞榮城議員の一般質問にお答えします。 令和3年度の任期途中に退職した方は、特別支援教育補助者は4人で、学習支援員は6人おりました。任期途中に退職した理由としては、臨任教諭への採用や転居などがございました。令和3年度から令和4年度に任用を継続更新せず、令和3年度で退職した方は、特別支援教育補助者が9人、学習支援員が10人おりました。更新しなかった理由として声が上がったのは、教員本採用や臨任教諭採用などによる退職でございました。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 任期途中に退職した理由について、臨任教諭の採用、そしてまた転居等ということで、御答弁いただきましたけれども、本員のところに届いている声というのは、もう少なからずちょっと給与の部分がとても低いと、その低すぎて退職しなければならない現状があるというところで聞いておりました。少なからずこの教員本採用、そして臨任教諭採用ということでの退職も幾つかあるとは思いますけれども、果たしてこれが今後、子供たちを支援、そしてサポートする中でもこれでいいのかどうなのか、本当に退職しなければならないという現状というのが、今起きている。その中では給与体系も見直さないといけない現状ではあるのかと本員は考えます。特に次の部分で質問していきたいと思いますけれども、結局、任用体系も含めてどのような形で改善していく方向を考えていくのか、その確認を取りたいと思います。②任用形態や報酬が改善されてきたのかお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和2年度から会計年度任用職員制度が導入され、任用期間がこれまで夏休みで切れる任用であったものが、通年になるなどの改善がございました。また、特別支援教育補助者の任用形態の改善としては、半日勤務ならできるという声があり、令和2年度から半日勤務のできる方の任用を図り、令和4年度においても、特別支援教育補助者31人中7人が半日勤務の任用ができるように待遇の改善を行っております。 学習支援員については、令和3年度に大学4年生等を対象に、短時間勤務を導入いたしましたが、思うように人材が集まらなかったため、令和4年度には全員を1日勤務で23人を任用しております。それらに加え、令和4年度は任用の要件を緩和しており、これまで教員免許や大学卒業程度の要件を必要としておりましたが、教員免許習得見込みの方や大学卒業見込みの方、教育に関する知識等を有している方等の任用を可能とし、支援を必要とする児童生徒のサポートの充実に向けて、事業改善に努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございました。 会計年度任用職員制度が導入されて、任用期間がこれまで夏休みで切れていた部分が、夏休みも継続して任用することができると。これは本当に非常にありがたいことだと考えます。というのは、一旦、雇用をしてそこから夏休み、子供たちがいないから、ではその場と夏休みは任用が切れて、9月に入って、また任用しますというようなことになると、その分報酬関係も非常に下がって、本当に体系がちょっと悪いのではないかというところの声が結構あったのです。本員のほうにも寄せられております。しっかりとしたこの1年を通した、または半日勤務でもそうですけれども、しっかりと子供たちを支える上でのこの特別支援教育補助者や学習支援員が働ききれる環境づくりが必要ではないかとこれまで質問させていただきました。半日勤務ということでもありましたけれども、働く方の実情、様々あると思います。1日勤務できる方もいる。でも半日勤務だったらもっとできると。この様々な活用性も今後生かしながら、ぜひとも給料を少しアップできるような状況をつくっていただきたい。そのように本員は考えます。また、同じようにそのような声が本員のほうにも耳に届いております。働きたいけれども、この給料だったらちょっと厳しいと、なので半日勤務にします。だけれども、子供たちを一生懸命サポートしたい。この給料体系だったらなかなか厳しいという現状もぜひとも考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続いて、③特別支援教育補助者や学習支援員が不足していると聞きます。市の対策についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 特別支援教育補助者や学習支援員の不足については、特に特別支援教育補助者の年度当初の配置に苦慮しているところでございます。特別支援教育補助者については、これまで教員免許保持者及び大学・短大を卒業し、児童生徒の教育もしくは集団生活を支援する職歴などを有するものを要件としておりましたが、近年、特別支援教育に関する知識等を有している者も任用できるようにしております。また、特別支援教育補助者や学習支援員ともに募集に当たっては、ハローワークへの求人のほか、市公式ホームページや広報おきなわへの掲載。県内大学内にある就職案内板への掲載や新卒者への周知などに取り組んでおります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 御答弁ありがとうございました。 ハローワーク、そして市公式ホームページ、広報おきなわへの掲載、また県内大学内での就職案内板への掲載、新卒者への周知のほうに取り組んでいるということであります。子供たちの中では、学習につまずきがあったり、もしくはその学習に追いつけていなくなって、一人で悩んでいる子供たちがいると思うのです。本員の周りにも子供たちをサポートするこの学習支援員や特別支援教育補助者の方からも声も寄せられております。しかしながら、今現状、学校の中では一人体制です。学習支援員、または特別支援教育補助者一人体制だとお聞きしております。大規模、中規模、小規模、それぞれの学校があると思いますけれども、子供たちを支える上で、また子供たちのこの勉強についていけないそういうふうな声をしっかりと届ける。聞くことができる方は、学習支援員や特別支援教育補助者のサポート体制が整えなければならないと本員は考えているわけです。 次の質問にも行きますけれども、学習支援員または特別支援教育補助者が各学校で今一人という体制で賄いきれることができるのか。本員は厳しいのではないかと思います。一人ではなくて、例えば低学年、中学年、高学年に一人ずつ配置。もしくは低中学年に一人、高学年に一人、そのような配置を考えながらやる必要性、行う必要性が本員は急務だと考えております。子供たちが勉強を一生懸命頑張っていく。また、子供たちが勉強を頑張っていく上でもなかなかヒント取り切れない。そのときにこの隣にいる子供たちが、教えたりということがありますけれども、少なからずこの学習支援員や特別支援教育補助者が増員に向けて考えていかなければならない部分は沖縄市の中でも考えていただきたい。そういうふうに本員は考えております。④増員の必要度について、見解をお伺いをしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 特別支援教育について。特別な教育的支援が必要な児童生徒は増加傾向にあり、注意欠陥多動性や自閉症スペクトラムなど個別支援が中心となってきております。そのため、特別なサポートを必要とする児童生徒が安心安全に共に学ぶことができるよう、教育的ニーズに応じた支援の充実に努めてまいります。 学習支援については、授業についていけない児童生徒は学習に対する困り感を抱えております。そのため、授業中や休み時間、放課後補習などにおける学習のつまずきがある児童生徒への学習サポートの充実に努め、児童生徒一人一人に応じた指導に取り組む必要があります。このような特別支援教育や学習支援の充実に向けては支援員も必要な人数確保につながるよう、他市町村の状況を把握や全国的な取組の事例研究など取り組んでまいります ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 指導部長、ぜひとも調査・研究ではなくて、この学習支援員の必要度を各学校からも先生方からも聞き取りをしながら、この学校に応じた対応を教育委員会のほうで、ぜひともやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは続いて行きたいと思います。質問の要旨(2)部活動指導員についてであります。第413回定例会一般質問にて、本員も行っております。部活動指導員の必要性について、以下お伺いしたいと思います。前回、第413回定例会の中では、部活動指導員、これまで任用されていましたけれども、会計年度任用職員になって、この部活動指導員が任用できなくなったと。しかしながら、この部活動指導員の在り方というのは、全国また沖縄県内外でも幅広く今、求められてくる課題ではないのかと本員は考えております。前回の本員の一般質問の中でも質問いたしましたけれども、教育委員会の方向性をどのような形で考えていくのかということで、前回お伺いしました。それから1年ほどたっておりますが、①令和4年度沖縄市の方向性どのような形で考えていくのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 中学校におけるスポーツ、文化、科学等に関する技術的な指導を行う部活動指導員を活用することは中学校の運動部活動等において、課題となっている経験のない教師が指導せざるを得ない状況や休日も含めた指導や大会引率、大会運営への参画が求められるなどの負担を軽減できる取り組みであると考えております。そのことから部活動指導員の活用については、運動部活動の地位向上を見据え、先進的に取り組んでいる事例を収集し、現状や課題、地域や学校の実態、地域資源等を整備するとともに関係機関とも意見交換を進めながら教育委員会としての方向を検討してまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 令和3年度のほうで質問した内容にプラス少しでも歩み寄せられたのかと思います。部活動指導員の在り方というのは、やはり先ほど部長からも答弁がありましたけれども、先生方の働き方改革も含めて、少しでも先生方に対して、この大変な業務を少しでも緩和できるような方向性もあるのかと本員は考えております。本員のほうから、ちょっと現在のことを読み上げたいと思います。スポーツ庁です。学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について。学校における部活動の意義を次のように述べています。「部活動は、教科学習とは異なる集団での活動を通じた人間形成の機会や、多様な生徒が活躍できる場であり、しかし、その反面、これまで部活動は先生方による献身的な勤務の下で成り立ってきましたけれども、教員の長時間の労働問題、長らく問題視されており、もはや持続可能な状態にあるとは言えません。その方策として、部活動は必ずしも教員が担う必要のない業務であることを踏まえ、部活動改革の一歩としては休日の部活動の段階的な地域移行を挙げている。人材確保、費用負担、休日に指導を望む教員など課題は山積みしておりますけれども、文部科学省では2023年以降の部活動改革の全国展開を目指している。指導経験がない先生にとって休日を含む長時間勤務は多大な負担になっていることでしょう。先生方の献身的な勤務によって支えられてきた部活動の在り方が今まさに転換期を迎えている」。本員もそういうふうに考えております。先生方をサポートするそして、先生方のところの長時間労働、この実情を踏まえて沖縄市、考えていかなければならないのかと本員は考えております。2023年から段階的にではありますけれども、部活動改革のほうがスタートすれば、今2022年なので、あと1年、この令和4年度が沖縄市にとっても勝負になるのかと考えておりますけれども、②国が示す学校の働き方改革を踏まえた教員の負担軽減を図るため、部活動改革に向けた教育委員会の見解をお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和2年9月にスポーツ庁から学校の働き方改革を踏まえた部活動改革についての中で、部活動を学校単位から地域単位の取組とするということが示されました。学校の運動部活動を巡る状況は持続可能性という面でも課題であり、学校単位では支えにくい状況もあります。そのことからスポーツ庁から示された運動部活動を地域に移行することも念頭に、学校における働き方改革の推進に向け教員の負担軽減を図ることで、学校教育の質の向上にもつながると考えられます。今後部活動指導員の活用や段階的な地域移行を見据え、現状や課題、条件整備に取り組み、望ましい部活動の在り方を調査・研究してまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長、答弁ありがとうございます。 望ましい部活動の在り方を調査・研究していくというところであります。本員もちょっと調べたのですけれども、実際、地域移行にすることによってどれだけの外部コーチが必要なのか。これを調査・研究をどうしてもしていただきたいと思います。そしてまた、地域移行ということになると、仕組みづくりが必要ではないのかと。部活動指導者の育成、その受け皿も確認しなければならない課題だと思います。そのほかにもクラブチームにお願いをしたとしても、貧困率の高いこの沖縄。また沖縄市にとって、スポーツをする機会が奪われてしまう子供たちが増えるのではないかということでの懸念も挙げられております。ぜひこちらを早急に令和4年度調査していただいて、令和5年度以降の地域型移行も踏まえて、ぜひとも検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは続いて行きたいと思います。質問事項の2.道路行政についてであります。質問の要旨(1)国道330号沿線における落書きについて。こちらのほうをお伺いしたいと思います。①現状をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 こんにちは。眞榮城健二議員の一般質問にお答えいたします。 市街地の落書きにつきましては、職員及び被害関係者と現地の確認をいたしました。国道330号沿線の安慶田バス停や店舗のシャッター、壁面など広範囲にわたって落書きを確認しております。沖縄警察署地域課に確認したところ、落書きにつきましては、以前から警察署へ相談などもありましたが、新聞等でも御存じのとおり、特に北谷町の商業地域や国道330号コザ十字路から一番街付近への落書きが急激に増えており、深夜帯から朝方なのか、いつ書かれたのかは不明とのことで検挙には至っておらず、沖縄署としても注視して巡回に当たっているとのことです。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長、答弁ありがとうございます。 本員も地域の方から、また国道330号沿線のほうで商売をなされる方から相談を受けました。1日で夜なのか朝方なのか分からないですけれども、落書きが店舗の前のシャッターで大幅に描かれてしまって、本当にどうしようもない現状。憤りを隠せない現状だったのです。本員も確認をしたところ、店舗を全面に大きく描かれている落書きがありまして、これをどうにかして考えていただきたいという方の声がありました。果たしてこれが今沖縄市でどのように関わっているのかことを本員も調査して歩いたのですけれども、そうすると中央パークアベニュー周辺にも同じような落書きが描かれておりまして、その店舗の持ち主の方も確認したのですけれども、落書きを消してもまた書かれてしまって、いたちごっこの繰返しだと、どうすればいいのか分からないということが挙げられました。その方にとっては本当に憤りを隠せずにどうしようもない現状があるということを踏まえた中で、何かしらの対策が必要ではないかということを寄せられております。②助成や対策についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 落書き対策への助成につきましては、現在ございませんが、市の対策としましてはホームページを活用し、市民への注意喚起を促すことで防犯意識の向上を目指し、地域や自治会からの情報提供を市と沖縄警察署で連携することで、早期解決が出来るよう対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 この助成については、今現状はないと、対策としては市ホームページを活用して、市民への注意喚起を促すと、本員からするとこの落書きという部分は、店舗の方からすると、相当ないらだちを隠せないです。お店を開けて、1日仕事をするためにスタートして、「よっしゃー頑張ろう」というところになったときに、店舗の前でたくさん落書きをされていて、この現状がどうにかして改善しなければならない。だけれども、その方々からはどのようにして声を出せばいいのか分からない現状があると、本員もこの方、また店舗の方、地主の方とも意見交換をしましたけれども、いち早くここら辺を改善に向けて、対策を沖縄市でも取っていただきたいという声が寄せられております。現状は、早期解決ができるよう対応していきたいということでありますけれども、こちらのほうを踏まえて、通り会や商店街、それぞれ組合はあると思います。再質問させていただきますが、防犯カメラなど商店街または通り会に対する支援や助成、そういうのは可能かどうかお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 眞榮城健二議員の御質問にお答えいたします。 沖縄市商工業協同施設補助金交付規定に基づき、市長が認めた商工業に関する団体が行う防犯カメラの設置工事に対し、予算の範囲内でかかる工事費の50%の補助を行えるようになっております。なお、団体が設置し、所有する設備で工事費が300万円以上のものが対象で、事前に団体において設置後の維持管理が行えるのか、地域住民とも防犯カメラの設置の合意が得られているのかなどの調整が必要となります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 団体との交渉、そして金銭面の課題もあるとお聞きしましたので、300万円以上ということでした。防犯カメラということですので、合意が必要だということでは確認できましたけれども、少なからずこの通り会にも助成をすることは可能だということでよろしいでしょうか。了解いたしました。しっかりとこの私たちのほうも地域の方にも届けて行きながら対策ができるのか、通り会そしてまた商店街の方にも周知をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続いて、次の質問に移りたいと思います。質問の要旨(2)私道における整備補助策についてであります。こちらを読み上げる前に、本員も市民からの様々な相談の中では、私道に関する相談を毎日のように受けております。それというのは結局、何をどのようにして、しなければならないのかという対策になるかと思いますけれども、私道における補助制度、補助策が必要ではないかと本員は考えているわけであります。①私道に対する補助制度は県内ではどのような状況でしょうか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 こんにちは。眞榮城健二議員の一般質問にお答えします。 私道に対する補助制度につきましては、県内の10市に聞き取りを行ったところ、那覇市と宮古島市が私道整備補助金交付要綱を定め、補助用件を満たした私道の舗装工事や側溝工事、擁壁工事を行う者に対して工事費に対する補助金を交付していると伺っております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 参事、答弁ありがとうございました。私道における補助制度を県内の10市のほうに確認、聞き取りをしたところ、那覇市と宮古島市のほうが私道整備補助金交付要綱があるということで確認できました。では、②沖縄市の同制度はあるのでしょうか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 本市における私道への補助制度はございません。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 私道に対する沖縄市の補助制度はないと。こちらのほうは本当にこの私道の課題というのは、多種多様にあるかと思いますけれども、なぜ沖縄市には私道への補助制度がないのか再質問をさせていただきます。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 私道につきましては、管理者である土地所有者が整備・維持管理を行うことが適切ではないかと考えております。本市には、私道に対する補助制度はございませんが、緊急性や安全性を考慮し、対応が必要な箇所につきましては、地域からの要請等を踏まえ、土地所有者の承諾の下、応急的な補修等を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 私道における沖縄市への補助制度がないのかということでお聞きしました。今現状がいろいろなところから声が寄せられているのです。私道に対する補助制度があると大変助かると。しかしながら、この制度が活用できない部分というのはなぜかということでも話を聞きました。地域を歩けば同じような課題に直面する地主の方々がたくさん多くいらっしゃることも本員は聞いております。そこで③財政は課題と考えるが、防衛9条は制度上活用できないのでしょうか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 私道への補助制度につきましては、これまでも調査・研究を行っているところでございます。特定防衛施設周辺整備調整交付金の活用につきましては、沖縄防衛局と調整してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 答弁ありがとうございます。 こちらのほうは、沖縄防衛局と調整をしながら考えていくというところでありますけれども、少なからず、この私道における問題というのは直したいけれども直せないという現状があるわけです。それを理解していただきたい。考えていただきたいという声を本員は代弁したいと思います。那覇市や宮古島市がやっているという現状は少なからず市民に直結した市民における課題が寄せられている。その声を那覇市または宮古島市のほうは、どのような形で改善が必要なのかということで、考えていた方策が私道整備補助制度だと本員は思います。再質問させていただきます。同制度についてです。今後、検討ができないでしょうか。お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 これまで私道の補修につきましては、地域、そして多くの議員の皆様から御相談、御要望を承ってきたところでございます。他市町村で導入している当該制度につきましては、市民の負担の軽減を図り、地域の方々に自主的に私道の適正管理を促し、生活環境の改善に寄与する効果があるものと考えております。今後、財政状況を踏まえるなど財政確保について、関係部局と調整をしながら補助制度の導入について引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 参事、御答弁ありがとうございます。 担当課の職員と、多分意見交換をさせていただきながら、この活用性はいかがでしょうかということで本員も提案いたしました。財政確保については、本当に検討が課題なのかと本員は考えておりますけれども、少なからずこの補助制度があることによって、バランスも必要だと思います。また、そのバランスも含めた中で、市民がどれだけ大切にできるかどうかだと本員は考えております。受益者負担の部分も幾つか課題もあると思いますけれども、ちょっと前向きに参事、こちらのほうを検討していただいて、沖縄市の実情に応じた対策をぜひとも考えていただきたい。補助制度も考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。それでは本員の、令和4年度一般質問を終了させていただきます。本当にたくさんの多くの御意見をいただきながら、令和4年度頑張ってまいりました。本員も市民からの付託を受けてこれまで以上に市民からの声をつなげて、行政に問いただしていきたいと思います。令和4年度6月議会しっかりと最後まで務めていきたいと思います。それでは本員の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で眞榮城健二議員の一般質問を終わります。 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 こんにちは。令和4年6月第421回定例会一般質問、初日の4番目、最後になります。議員諸賢の皆さん、いましばらくお付き合い願いたいと思います。爽やかに、そして明るくスピーディーにまいります。明確な御答弁よろしくお願いいたします。市長並びに市民の皆さん、ウマンチュ、ウチスルティ、シジガフーデービル。会派かがや氣、議席番号4番、伊禮 悟でございます。ミシッチョーティ、ウタビミシェービリサイ。本員15回目の一般質問になります。今回もベストのまちづくりをコンセプトに誇りの持てるまちづくり並びに人材育成、企業育成の観点から一般質問をさせていただきます。それでは一般質問に入ります。 通告書の5ページ、質問事項1.育英制度について。質問の要旨(1)令和2年度より新設された給付型奨学金について、以下伺います。①令和3年度の応募者数と選定した奨学生候補者並びに給付に至った奨学生の人数について伺います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。伊禮議員のご質問にお答えいたします。 令和3年度の応募者数は37人でございました。提出いただいた書類による選考の結果19人に対し面接審査を行い、13人を奨学生候補者として選定いたしました。そのうち大学等への進学が決まり実際に奨学金の給付に至った者は12人となっております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 教育部長、御答弁ありがとうございました。 応募者数は37人、書類選考の結果19人に対し面接を行い13人を候補者として選定。奨学金の給付に至ったのは12人、1人の方が辞退されたという認識でよろしいでしょうか。ありがとうございます。令和2年度に関しましては、9人が給付に至ったと認識しておりますので、令和3年度は3人増えたという実績ですので、この給付型奨学金の制度が市民に受け入れられた成果だと本員は評価したいと思います。ありがとうございました。 続きまして、②本市の給付型奨学金は、上限が30万円となっているが、入学金30万円を超えた奨学生は何人いたか、お伺いします。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 本市給付型奨学金は入学金と施設整備費の合算額を入学支度金として、上限30万円を入学手続時に給付するものでございます。令和3年度の申請のありました12人の奨学生のうち、入学金については全員30万円以下でございました。しかしながら、施設整備費を加えますと上限の30万円を超えるケースが2件ございました。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 入学金については全員30万円以下だった。しかし、施設整備費を合算すると30万円を超えた奨学生が2人いたということが認識できました。入学時に支払うのは入学金と施設整備費を合算した金額ということになるという認識でよろしいです。本員はこの30万円を超えた奨学生に対して、ぜひ入学時に支払う、この入学支度金の全額を給付できるように上限額の増減を要望いたします。しっかりとリサーチしていただいて、手元から出ていくことがないような給付型奨学金にしていただければと思いますので、リサーチからよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、③国の「高等教育無償化新制度」と、本市の給付型奨学金の違いについて、お伺いいたします。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 経済的な理由で進学を諦めることがないよう、入学する機会を確保することが本市給付型奨学金の目的でございます。入学前に入学支度金を給付いたしますが、国の制度は入学後に入学金と授業料の支援となりますので、その辺が違うということになります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 国の制度は入学後の給付になる。しかし、本市の給付型奨学金は入学する機会を確保する目的で入学前に入学支度金を給付している。最大の目玉がそこにあるかと思います。本当にありがとうございます。 続きまして、④令和4年度の給付型奨学金が増額になった背景についてお伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 給付型奨学金をスタートしてから3年目を迎えます。令和4年度は過去2年間の応募者の実績を踏まえまして、より多くの学生が対象となるよう給付対象者を令和3年度の10人から36人に拡充いたしました。本市育英事業が、経済的に安定した将来の暮らしをつくる礎となるようより多くの学生の夢を実現する一助となるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 過去2年間の実績を踏まえ、コロナ禍により厳しい経済環境の下、より多くの学生が対象となるよう給付対象者を36人に拡充したことに対しまして、教育長、市長、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。 続きまして、⑤更なる給付型奨学金の充実に向けて、授業料まで支援内容に取り入れられないか、お伺いします。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 教育委員会といたしましては、まずは経済的な理由で県内の大学等へ進学することを諦めていた学生を支援し、入学前の不安を軽減したいと考えております。入学後の支援につきましては、授業料の減免がある国の高等教育就学支援制度の活用等を丁寧に促してまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 経済的な理由で大学等への進学を諦めていた学生などを支援することを優先的に入学支度金の給付を創設したことは認識できました。授業料については、高等教育就学支援申請制度の活用を促進していることも分かりました。本員が切に要望しますのは、入学支度金の給付と入学の授業料の給付の両輪の給付型奨学金であります。那覇市の給付型奨学金は確か10人枠で入学支度金と授業料を含めて、令和2年度の予算が1,000万円ほど充てられていたかと思います。そういうことを考えますと、給付型奨学金は貸与型奨学金制度よりもさらに人材育成の投資が大きくなります。しかし、卒業後、本市の発展に寄与できる人材として、大切に育ててほしいとの認識からです。財源の問題が考えられますけれども、市内企業にとりましても、本市出身の人材を優先的に登用したいと考えられます。商工会議所との連携を密にして、市内企業へ育成制度の啓蒙を図り、給付を促進してはいかがでしょうか。まずは那覇市を含めて、先進事例をリサーチしていただければと思います。部長、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)本市の貸与型奨学金について、以下伺います。①令和4年度の新規貸与生と継続貸与生の実績について伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 沖縄市育英会によりますと、令和4年度の新規貸与生は15人、継続貸与生は26人となっております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 新規貸与生が15人、継続貸与生26人、合わせて41人ということが分かりました。ありがとうございます。令和3年度は新規貸与生10人でしたので、令和4年度は新規貸与生が5人増えたということが分かりました。 続きまして、②返済が滞っている貸与生に対して、どのように対処しているか伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 沖縄市育英会では、償還が滞っている方に対し電話もしくは直接面談を実施しております。償還の猶予や月々の償還額について相談を行っており、その方に対応できる範囲内で対応させていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 償還が滞っている貸与生に対して、償還の猶予や月々の償還額についても直接電話等や直接会って相談を行って対処しているとのこと、ありがとうございます。答弁を聞いてほっといたしました。コロナ禍において、就職につけず困っている貸与生は返済したくても返済できない生活環境にいるということが推察されます。育英会におかれましても、引き続き貸与生を温かく見守っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続いて、③令和4年度より、新たに専門学校が対象になったと認識しておりますが、対象になった背景について伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 沖縄市育英会におきましては、高等学校に対し進学先の調査を実施したところ、約25%が専門学校へ進学していることから令和4年度より貸与生の対象を専門学校まで拡充しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 高等学校へ進学先の調査を実施し、約25%が専門学校へ進学している実態を踏まえ、令和4年度より拡充したとのことでよろしいですか。ありがとうございます。本員の令和3年6月定例会の一般質問での部長の答弁では、専門学校生を新たに対象者に追加する方法で検討中とのことでした。しかし、令和4年度からこのような形で実施されたということは市民へのサービス並びに人材育成の面からも大いに評価したいと思います。担当課並びに教育長、市長、御礼を申し上げます。ありがとうございます。 続きまして、④令和4年度の専門学校への貸与生は何人か、伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。
    ◎島袋秀明教育部長 令和4年度沖縄市育英会の新規貸与生15人のうち専門学校に通う学生は4人となっております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 新規貸与生15人のうち専門学校に通う貸与生は4人、御答弁ありがとうございます。全体の26.6%、リサーチどおりの結果になっています。順調なスタートにエールを送ります。ますますの充実を期待しております。ありがとうございました。 続きまして、⑤国外大学への留学も認めると募集要項にあります。1年間休学して留学した場合、卒業までに5年を要することになりますが、貸与期間は5年間になるのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 国外大学への進学も育英会の貸与資格がございますが、議員からお尋ねのような在学する大学等を休学して留学する場合は、奨学金の貸与期間も一時中断となります。ただし、単位取得のための留学がある場合など、在学の連続性があると判断できる場合には、貸与の対象となり得ることもあり、実情を確認した上で判断するとされております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 大学を休学して留学する場合、貸与も一時中断となり、単位が取得できる留学であれば貸与の対象になると理解はできました。本員からの要望でございます。例えば留学制度のない大学で1年間語学留学を希望する貸与生がいた場合、ぜひ1年間の留学の間の1年間も貸与ができるような特別枠を検討していただければと思っております。留学制度のない大学も県内ありますので、その大学、例えば2年次あたりでしたら、語学を勉強したいという生徒がいたらそういうものも特別枠として御検討願えたらと思います。これは要望に代えさせていただきます。よろしくお願いします。 続きまして、通告書の6ページ、質問事項2.総務行政について。質問の要旨(1)本市の職員派遣について、以下伺います。①職員派遣の目的並びに期間について伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 こんにちは。午前に引き続きよろしくお願いいたします。伊禮 悟議員の一般質問にお答えいたします。 職員派遣の目的及び期間についてでございますが、職員派遣の目的については、職員を派遣することにより国やほかの自治体における最新動向等を学ぶことで、市職員のスキルが向上し、市政運営能力が高まり、地域の活性化に寄与すると思われます。また、新たな視点からの視野を広げ、これからの業務に生かしていただくことを目的としております。 職員派遣の期間につきましては、同じ職員で2年を基本とし、2年目に派遣の継続等について協議を行い、決定しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 国や他自治体との最新動向を学び本市の施策活性化に寄与することを目的とし、2年間を基本として派遣している。本当にすばらしい事業だと痛感しております。派遣事業を通して、今後とも国や県、他自治体との連携が取れる。そして行政のプロを育成し、本市の活性化に努めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、②令和2年度・令和3年度の実績について伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 市職員は、国や県への派遣の状況でございますが、令和2年度が内閣府内閣官房へ1人、これは本部でございます。内閣府沖縄総合事務局の南部国土事務所へ1人、同じく運輸部へ1人、同じく経済産業部へ1人、それから沖縄県土木建築部港湾課へ1人、計5人を派遣しております。令和3年度につきましても、同様に派遣しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 沖縄総合事務局南部国土事務所1人、運輸部1人、経済産業部1人、沖縄県土木建築部港湾課1人、内閣府内閣官房1人、計5人を令和2年度と令和3年度は職員を派遣した実績ということでよろしいですね。ありがとうございます。内閣官房への職員派遣は沖縄振興一括交付金の事業関連の派遣でよろしいでしょうか。そして、沖縄総合事務局へは国道330号の拡幅及び胡屋北交差点改良の事業関連の認識でよろしいでしょうか。ありがとうございました。 続きまして、③職員派遣の成果について伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 これまで派遣した職員につきましては、派遣終了後において市の主要部署に配属し、培った知識や経験、得た人脈を生かし、市の施策を実施する上でリーダーシップを持って業務に担っていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、④「沖縄県港湾課」へ職員を派遣した目的と、本市でどのような業務を担っているのか伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 沖縄県土木建築部港湾課への職員派遣につきましては、中城湾港、泡瀬地区埋立事業を円滑に推進することを目的に職員を派遣しております。また、主な業務については、県へ派遣することで本市を含めた国や県との連携を図りながら、本市の主要な施策事業でもある東部海浜開発地区「潮乃森」に関連した事業に携わっております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続いて、⑤中城湾港・新港地区の活性化に向けて、うるま市は、「沖縄総合事務局港湾計画課」へ職員を派遣した経緯があると聞いているが、本市では令和4年度より、「沖縄総合事務局港湾計画課」へ職員を派遣したと聞いております。どのような業務を担っているのか伺います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 職員派遣につきましては、職員派遣要綱に基づき市の施策活性化に寄与することを目的に本市の施策での必要性や方向性など、これまで庁内関係部署との協議や相手方であります沖縄総合事務局港湾計画課とも意見交換を行いながら、職員派遣についての検討を行い、令和4年度より沖縄総合事務局港湾計画課、那覇港湾空港整備事務所、中城湾港出張所へ職員1人を派遣しております。令和4年度の当該職員派遣につきましては、中城湾港の整備について、工事現場調査及び港湾振興業務、これはクルーズ船振興でございます。などとともに泡瀬地区潮乃森埋立地に関する計画調査が主な業務内容となっております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 沖縄総合事務局港湾計画課と意見交換を行い、職員派遣の検討を行い、令和4年度より沖縄総合事務局港湾計画課、那覇港湾空港整備事業所、中城湾港出張所へ1人職員を派遣したとのこと、ありがとうございます。業務内容については、中城湾港の整備や港湾振興業務クルーズ振興ですか。そして、埋立に関する計画調査などということも理解できました。ありがとうございます。沖縄総合事務局港湾計画課への職員派遣につきまして、本員、平成30年12月定例会を皮切りに平成31年2月定例会、令和元年9月定例会、令和2年2月を含めて計4回一般質問で取り上げさせていただきました。令和4年度より沖縄総合事務局港湾計画課への職員派遣が実施されたことを市長並びに関係部署の皆さんに感謝を申し上げます。 物流の拠点として中城湾港の機能強化並びに整備拡充に期待を寄せ、地域活性化に弾みがかかるものと確信いたします。よろしくお願いします。 最後になります。⑥リサイクルポートに指定された物流の拠点中城湾港・新港地区の更なる活性化に向けて、「沖縄総合事務局港湾計画課」とのパイプは本市にとりましても、重要だと認識しますが、見解を伺います。お願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 中城湾港整備拡張等に関わる職員派遣につきましても、その必要性や市の施策等に係る関係部署との調整、派遣先となる国の担当部署への派遣意向等も踏まえながら、県と協議を重ねてきたところでございます。令和4年度における沖縄総合事務局港湾計画課への職員派遣につきましては、国との連携を図りながら中城湾港新港地区の整備等や本市の主要な事業として掲げられている東部海浜開発地区潮乃森関連事業に携わることができ、ひいては国の政策など身近になることにより視野を広げ本市の施策に寄与することを目的に派遣しておりますので、当該派遣先については本市や職員の人材育成の観点からも重要であると考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 東部海浜開発事業の早期実現に向け、国や県との連携を盤石にし、更なる本市の発展をお願い申し上げます。これをもちまして、伊禮 悟、15回目の一般質問を終わります。4年間お世話になりました。ありがとうございます。 ○小浜守勝議長 以上で伊禮 悟議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時02分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時02分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日はこれをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) 御異議なしと認めます。よって本日は延会することに決定をいたしました。 次の本会議は明日7月5日火曜日、午前10時より会議を開きます。 本日はこれをもちまして延会いたします。 大変お疲れさまでございました。  延 会 (午後 3時03分)...