時津町議会 > 2016-03-23 >
平成28年第1回定例会(第4日 3月23日)

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  1. 時津町議会 2016-03-23
    平成28年第1回定例会(第4日 3月23日)


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    平成28年第1回定例会(第4日 3月23日)               平成28年第1回定例会 (平成28年3月23日)  出席及び欠席の状況  出欠議員   出席15名   欠席 1名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   大 塚 俊 久  出    9   新 井 政 博   出     2   平 埜   靖  出   10   久 保 哲 也   出     3   川 原 貴 光  欠   11   水 口 直 喜   出     4   濱 﨑 幸 德  出   12   濵 田 孝 則   出     5   山 口 一 三  出   13   相 川 和 義   欠     6   浜 辺 七美枝  出   14   川 口 健 二   出     7   中 原 裕 子  出   15   矢 嶋 喜久男   出     8   山 脇   博  出   16   山 上 広 信   出 議会事務局
      事務局長    太 田 達 也   補助職員      若 杉 幸 治 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       吉 田 義 德   住民環境課長    帶 山 保 磨  副町長      森   達 也   建設部長      吉 川 忠 彦  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    松 尾 祐 二  総務部長     田 口 房 吉   農業委員会事務局長 松 園 喜 秀  総務課長     中 尾 博 英   区画整理課長    江 頭 春 彦  企画財政課長   大 宅 啓 史   都市整備課長    朝 長 郁 雄  情報管理課長   出 岐 貴 弘   水道局長      小 森 康 博  税務課長     溝 上 辰 雄   上下水道課長    菊 野 一 朗  福祉部長     前 田 純 孝   会計管理者兼会計課長                               石 橋 修 治  福祉課長     太 田 信 孝   教育次長      請 田 和 則  保育所長     扇   美智子   教育総務課長    蒔 添 浩 明  国保・健康増進課長          社会教育課長    永 尾 和 敏           大 石 三 幸  高齢者支援課長  大 串 亮 治   学校教育課長    岡   由紀子 議  事  日  程                  開  議       議案説明 日程第 1 議案第    38号 工事請負契約の締結について(町道子々川日並線の                  り面工事)       議案審議 日程第 2 議案第    20号 平成28年度時津町一般会計予算 日程第 3 議案第    21号 平成28年度時津町国民健康保険特別会計予算 日程第 4 議案第    22号 平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計予算 日程第 5 議案第    23号 平成28年度時津町介護保険特別会計予算 日程第 6 議案第    24号 平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算 日程第 7 議案第    25号 平成28年度時津町水道事業会計予算 日程第 8 議案第    26号 平成28年度時津町下水道事業会計予算 日程第 9 議案第    27号 町道の路線の廃止について(西時津左底3号線) 日程第10 議案第    28号 町道の路線の認定について(西時津左底3号線) 日程第11 議案第    29号 町道の路線の廃止について(長券寺線) 日程第12 議案第    30号 町道の路線の認定について(長券寺線) 日程第13 議案第    31号 町道の路線の廃止について(浜田西時津線) 日程第14 議案第    32号 町道の路線の認定について(浜田西時津線) 日程第15 議案第    33号 町道の路線の廃止について(第2浜田西時津線) 日程第16 議案第    34号 町道の路線の認定について(第2浜田西時津線) 日程第17 議案第    35号 町道の路線の廃止について(西時津左底2号線) 日程第18 議案第    36号 町道の路線の認定について(西時津左底2号線) 日程第19 議案第    37号 町道の路線の認定について(第4木場崎線) 日程第20 議案第    38号 工事請負契約の締結について(町道子々川日並線の                  り面工事) 日程第21 委員会提出議案第1号 時津町議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第22            産業厚生常任委員会所管事務調査報告について 日程第23            所管事務調査について(議会運営委員会) 日程第24            所管事務調査について(議会広報編集特別委員会) 日程第25            所管事務調査について(とぎつっ子の夢を育む基金                  運用調査特別委員会) 日程第26            議員の派遣研修会等の報告について 日程第27            行政調査について                  閉議、閉会              (開議 午前9時30分) ○議長(山上広信君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりです。  日程に入る前に諸般の報告を行います。  3月10日、監査委員から定期監査報告書が議長あてに提出されております。  また、本日、町長から議案第38号の1件の議案と議会運営委員長から1件、委員会提出議案が、それぞれ議長あてに提出されております。  以上で、諸般の報告を終わります。             ~日程第1 議案第38号~ ○議長(山上広信君)  日程第1、議案第38号、工事請負契約の締結についての件を議題とします。  提出者、町長の議案の説明を求めます。  町長。 ○町長(吉田義德君)  皆さん、おはようございます。  それでは、議案第38号、工事請負契約の締結について御説明いたします。  本議案は、町道子々川日並線のり面工事の請負契約でございます。  この契約につきましては、10業者を指名し、3月2日に入札を執行いたしました。  その結果、藤永地建株式会社が7,866万3,000円で落札いたしております。これにより、消費税を含め、8,495万6,040円で契約を締結しようとするものでございます。  工事概要につきましては、町道子々川日並線の道路拡幅に伴う、のり面工150メートルを予定しており、のり面の高さは最大で18.8メートル、のり面勾配を5分で山を削り、法枠とアンカーによりのり面の安定を図るようにいたしております。  また、山側斜面地からの落石対策といたしまして、最上部に落石防護柵136メートルを設けております。  つきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  以上で、議案第38号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山上広信君)  議案の説明を終わります。             ~日程第2 議案第20号~ ○議長(山上広信君)  日程第2、議案第20号、平成28年度、時津町一般会計予算の件を議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(川原貴光君)  皆さん、改めまして、おはようございます。  それでは、本議会におきまして総務文教常任委員会に付託されました議案第20号、平成28年度時津町一般会計予算の審査が終了しましたので報告いたします。  開催場所、開催日、委員の出席状況、説明員の内容はお手元に配付のとおりでございます。  今回の全体の予算の総額は、103億7,000万円と過去最大の予算で、前年度と比較しまして、3億9,000万円、率で3.9%の増となっております。  審査方法としましては、各担当課の説明を受けて質疑を行い、また、後ほど町長以下三役の説明、その後質疑を行うこととしております。  企画財政課の説明でございます。
     3目その他基幹統計費で、1,215万7,000円減少しているのは、国勢調査が終了したことによるもの、ということです。  質疑に入りまして、統一的な基準による地方会計制度を予定されているが、どのように考えているか。  答弁、平成28年度決算から開始予定である。今後は統一基準により他市町と比較が可能となり、予算編成や決算分析などの活用が期待できる。  情報管理課、総務課の説明。  電算業務がホストコンピュータ式からクラウド方式に変更された。平成28年度から情報管理課の業務と総務課の契約や管財に係る業務を統合して行政管理課を新たに設置する組織改編を行った。  質疑。電算システムクラウド方式に変更されたが、システム改修などはどうなるか。  基本的にはメーカーが作成したパッケージを適用することとなるため、新たな費用等は発生しない。  職員の人事異動等における電算システムの対応は。  クラウド方式では、システム所管課で電算処理や帳票の印刷等を実施することになり、事務処理の形態が大きく変更される、ということです。  総務課に入ります。  選挙費は、参議院議員選挙が7月に実施されるため約1,085万円計上している。長崎県総合防災訓練に係る経費を計上している、ということです。  質疑に入りまして、県防災訓練の日程、規模、内容はどのように計画しているのか。  本年5月18日に第10工区のナフコの裏で実施される。海上保安庁や自衛隊も参加する。災害の対象としては、大雨による日並川の氾濫を想定した10工区での開催にふさわしいものにしたい、ということでございます。  税務課でございます。  町税の個人町民税は、前年度比較で減額を見込んでいる。滞納整理が順調に進み、滞納繰越分調停見込み額が減少しているためである。  質疑。フィナンシャルプランナーの業務とは。  毎月1回、滞納者と面談を行い、収入、支出、負債などを詳細に聞き取り、収支の改善や滞納解消に向けた具体的指導を行う、ということであります。  区画整理課に入ります。  説明。区画整理課の予算総額は、約11億2,782万円で、事業費総額は10億6,500万円である。平成27度事業は、予定どおり元村2公民館を含む20棟の移転補償契約が完了した。  平成28年度事業は、建物移転補償契約を31棟予定しており、工事は繰り越し分のほか、28年度分として7・8街区の造成、元村下街区公園造成のほか、区画整理区域内の道路築造工事地区外のり面整備等を予定している、ということであります。  質疑に入りまして、工事は予定どおり進捗しているのか。  地山と盛り土の改良に時間を要しており、3カ月から5カ月程度おくれていると把握している、ということであります。  次に、産業振興課農業委員会でございます。  農業振興費は前年度比較で525万円程増加しているが、農業振興奨励費としてふるさと納税農業振興奨励費を428万7,000円計上した。  質疑に入りまして、農業振興奨励金は個人に交付するのか。  各部会に交付する。今年度はブドウ部会に112万円程度を交付した。ブドウ部会では肥料を購入し、耕作地の面積分案分により各部会員に配付している、ということであります。  続きまして、都市整備課でございます。  道路台帳維持管理システムを導入したり、修繕料に町道点在舗装側溝補修等として2,000万円増の計上をしておりまして、3,000万円程度となっているということで、業務量の増加により職員も増加しておるということでございます。  質疑に入りまして、町道日並左底線の進捗状況について、予定どおりか。  用地買収契約が約70%で、同意を得られた方を含めると約90%になる。郷山も買収することができ、おおむね順調と考えている。  町道の維持補修で中央商店街の補修はどうなっているかということにつきまして、CBR試験結果が出たので、カラー舗装がよいと思うが、どのような舗装にするかを検討して設計し、9月補正計上を予定している、ということでございます。  保育所の説明は、記載のとおりでございます。  福祉課に入ります。  福祉課に係る予算総額は27億6,111万6,000円、前年度比1億1,568万9,000円の増額。  福祉センターの福祉バス及びひまわりの園のバスの購入費を2台分で1,308万円。低所得の高齢者向けの給付金の事業費が7,698万円の増、また、その事務費が329万8,000円の増となっている。減額分は、国県費がある補助金の臨時福祉給付金の事業費が725万4,000円の減である、ということであります。  質疑に入りまして、福祉バスの購入について、1台購入か、現在のは購入して何年経過しているのか、町内メーカーによる入札となるのか、ということでございますが、送迎等に使用する福祉バスとひまわりの園で使用する送迎用バスをそれぞれ1台ずつ入札によって購入した、ということでございます。  それから、国保・健康増進課でございます。  事業費はおおむね前年度と同規模の予算である、ということでございます。  質疑に入りましてジェネリック薬品のシェアと国保事業体の合併の動向はどうなっているか、ということで、ジェネリック薬品の県の目標は60%であるが、本町は63.8%を占めている。合併の目標年は平成30年度で、平成28年度中に方向性が県から町に示され、平成29年度に移管のためのシステム築造を行い、30年度に移管される予定である、ということです。  住民環境課でございます。  戸籍住民基本台帳費は、前年度比較で約2,514万円減少した。内訳は、人員増により人件費は増加したものの、マイナンバー制度導入の完了に伴い、番号制度対応作業委託料及び番号制度対応作業負担金等が減少したことによるもの。  質疑に入りまして、粗大ごみ収集日に高齢者等は運搬できず、地区のボランティアが運搬しているが、町の支援はないのか、ということに対して、協働のまちづくり事業を利用して同様の活動をしている元村1及び2地区には消耗品の現物支給と車の利用に対する費用の一部を支給しており、そういう事例があるときには相談してほしい、ということでございます。  高齢者支援課です。  本年度10月にねんりんピック開催が予定されている。開催に係る職員の時間外手当、ねんりんピック実行委員会補助金等のほかに後期高齢者医療療養給付費負担金の増加によって2,170万円前年度よりも増加している、ということでございます。  質疑に入りまして、ねんりんピックの概要、進捗状況を教えてほしい。  10月15日から17日の日程で開催される。競技場所はコスモス会館で、競技内容は将棋でございます。団体戦がリーグ戦と決勝トーナメントで開催され、個人戦もあるということでございます。  また、イベントとしてプロ棋士4名による指導対局を予定しておるということでございました。  それから、教育総務課でございます。  時津北小学校屋内運動場基本設計委託料に1,034万9,000円、鳴鼓小学校トイレ改修工事及び雷対策工事等に1,721万9,000円を計上している。  なお、小学校と中学校も雷対策工事を行うようにしている、ということでございます。  質疑に入りまして、奨学金の申し込みはいつから行うのか。平成29年度からの貸し付け開始となるのか、また、どのような周知を行ったのかということで、募集開始は6月から。貸し付け決定した者には平成28年8月ごろに4月分までさかのぼった額を貸し付ける。  制度の周知は、広報紙1月号に記事掲載し、町ホームページにも記事掲載した。学校には、校長会を通じて制度の周知を図っている、ということでございます。  雷対策工事は既存設備の更新か、ということに対して、ICT関連機器やその他消防施設、放送機器等の高額な機材を落雷から守るため設置するもの、ということでございます。  社会教育課の説明でございます。  公民館費は、時津公民館駐車場整備等により前年度比較で約978万円増加した。北部コミセン空調機更新事業により前年度比3,300万円増、カナリーホール費空調設備修繕工事等により818万円の増である、ということでございます。  質疑に入りまして、公民館駐車場の工事で駐車台数は何台ふえるのか。  現在の駐車台数は30台で、これを15台ふやして45台になる見込みです。  北部コミセン空調機更新に3,300万円を計上しているが、故障して使用できない状況でもないのに更新するのはどうかと考える。  答弁として、北部コミセンは開館から15年を経過して、空調機の部品供給がない状況であり、故障してからでは住民の利用に支障が生じるため更新するものである、ということでございます。  続きまして、学校教育課でございます。  各小学校予算に共通して今年度から教育振興費は総合学習に係る予算だけを計上し、そのほかは各小学校費に組みかえたということでございます。  質疑に入って、不登校の時津町の現状は。  現状として厳しいと捉えている。不登校者数の数を数えるに当たり、病気を持つ児童を詳細まで確認し不登校者数に入れるなど、内容を見ながら進めている。4月から12月までの不登校者数は、小学校全体で7名、中学校全体で24名である、ということでございます。  それから、三役の審査に入ります。  町長から予算の概要説明と質問事項への回答、教育長からは質問事項への回答をいただいております。  28年度の歳出予算の特徴としては、民生費が前年度比較で約1億4,800万円伸びている。内訳として、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業などによるもの。商工費は、前年度比較で約1億2,800万円の伸びであるが、主にふるさと納税事業費によるもの。土木費は、前年度比較で約5,800万円の伸びであるが、引き続き道路整備事業、第2区画整理事業を推進していく。  歳入では、個人町民税は減少しているが、法人町民税が3,800万円ほど伸びている、ということです。  それから、ふるさと納税で寄附金の使途に関し、町長にお任せの考えは、ということに対して、農業、漁業に対する奨励金交付要綱をつくって振興を図るとともに、子育て支援健康づくりに取り組みたい。  神崎花園の28年度以降の運営に係る考えは、ということに対して、地主さんの意向や協力団体の意向を確認しながら判断したい。  子々川日並線については、平成29年度完成を目標に取り組んでいる。  それから、待機児童の解消策については、平成28年度は鳴鼓幼稚園が認定こども園として保育事業に参入してもらい、さらに30人ほどの定員増加が図られる見込みである。待機児童の解消は図られるのではないかと考えている、ということでございます。  教育長です。  北小学校体育館の概要について。  1,220平米程度の床面積である。アリーナ面積が830平米、ステージは奥行きを5メートル、幅は12メートル程度。玄関ホールの上には多目的に利用できるギャラリーを設置し、アリーナの両側には点検管理を兼ねた通路の設置。駐車場の確保については、約150台と考えている。観覧席については、学校体育館としての機能や広さを確保して、学校が使いやすくあるべきと考え、その趣旨から必要ないと考えている。  お茶屋の活用について。  まだ方向性までは出されていない。平成28年度中、あるいは早い段階に保存計画や活用方針などについて方向性を検討したい、ということであります。  中学校体育で柔道を取り入れた経緯、内容、指導方法などについてでございますけれども、1年生の場合、どちらの学校も補強運動を行って、そして受け身の練習を行っている。さらに時津中学校では、固めわざ、寝わざの指導も行っている。3年生になると、投げわざの形の練習等を安全面に配慮しながら行っている、ということでございます。  質疑に入りまして、町長への質疑。  ふるさと納税の返礼品で特産品の開発と安定供給に対する支援はどのように考えるか。  ふるさと納税の返礼品代、送料・手数料を差し引くと約35%残る。これに1.5倍を加算して生産のための奨励金をブドウ部会ミカン部会等に交付して生産量をふやしていただきたいと考えている。また、アスパラガスなども特産物として供給できないか検討したいということでございます。  ふるさと納税制度が廃止された場合の農業等への支援はどう考えるか。  制度が廃止された場合でも販路は支援していきたい、ということであります。  教育長に入ります。  不登校児童生徒への支援は。  学校として不登校生に対しよく対応している。今後は適応指導教室を設置して、不登校対策にも努力したい、ということでございます。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論。時津町の重要課題である道路整備、第2土地区画整理事業の予算を確保されているが、引き続き国・県への予算確保のための要望を積極的に行っていただき、事業の早期完成を図っていただくことを要望して、議案第20号に賛成する。  採決に入りまして、議案第20号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決した。  以上で、委員会報告を終了します。 ○議長(山上広信君)  委員長の報告を終わります。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありませんか             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  議案第20号、平成28年度時津町一般会計予算への反対討論を行います。
     私は、これまで繰り返し子供医療費助成の拡充、小中学校トイレの洋式化、通学路の安全対策を求めてまいりました。  本町の平成28年度予算には、子育て世帯経済的負担の軽減を図るために乳幼児までだった福祉医療費の支給対象を小学生まで拡大するために1,552万2,000円計上されています。また、通学路の交通安全対策事業に500万円、鳴鼓小学校のトイレ改修工事に1,300万円組んでいます。このことは、十分とはいえませんが、前進面として大いに評価したいと思います。  しかしながら、予算案に大きな問題点があります。1つは、全国の多くの自治体は国保税の負担軽減のため、一般会計からの法定外繰り入れを行っているのに、本町は高過ぎる国保税の一般会計からの法定外繰り入れをしていないことです。世界に誇る長寿国日本は、国民皆保険制度、その柱ともいえる国保制度があったからだと思います。  しかし、この国保制度が揺らいでいます。  市町村が運営する国民健康保険では、住民の支払い能力をはるかに超える国保税や国保料が全国各地で大問題となっています。  高過ぎる国保税を完納できない滞納世帯がふえ、滞納世帯への保険証の取り上げなどが大きな社会問題となっています。  本町でも1割以上が滞納しています。保険証が取り上げられ、資格証明書を交付された世帯数が80、短期保険証を交付された世帯数が50、さらには、国保税滞納による差し押さえ件数は207件にも及んでいます。これでは、命と健康を守るための国保の役割を果たしているとはいえません。  住民福祉の向上を本旨とする自治体として、一般会計からの法定外繰り入れをするのは当然だと思います。  2つ目は、フッ化物洗口推進のために169万6,300円の予算を組んでいるということです。  以前、一般質問で取り上げたように、フッ化物とは、大量のフッ化ナトリウムという劇薬のことです。これを大量に溶かし、薄めてつくることを薬剤師の資格のない学校職員、多くは養護教員に一任することは、安全管理体制上大変問題です。  さらに、健康上の問題があります。フッ素洗口は劇薬であるフッ化ナトリウムを薄めた液を口に含み、1分間歯の全体に洗口液がゆきわたるようにぶくぶくうがいを行います。1分経過したら洗口液を吐き出します。小学生低学年などは飲み込む危険性があります。このような子供の健康を損なうおそれがある事業のために予算を組むことは反対です。  3つ目は、マイナンバー推進のために728万3,000円の予算を組んでいることです。  マイナンバーは、プライバシー情報の漏えいやなりすましなどの犯罪のおそれがある上に、国民の資産も含めて、個人情報を把握することで、税、保険料の徴収を強化する狙いがあります。こういう予算には賛成できません。  以上、3つの理由を述べて、反対討論とします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  5番、山口君。 ○5番(山口一三君)  議案第20号、平成28年度時津町一般会計予算について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  28年度予算については、昨年の予算から3.9%増、金額にして3億9,000万円増であります。103億7,000万円。27年度当初予算は99億8,000万円、26年度当初予算は100億2,500万円。26年度に引き続き、100億越えの大型予算となっております。  28年度は年金生活者等支援臨時福祉給付金や時津百合保育園の移転に係る保育所等整備交付金等に新規計上、ふるさと納税の返礼品の事業に係る経費計上の増加、北部コミセンの空調機更新や鳴鼓小学校のトイレ改修工事、本町の最重要課題である各種道路の整備、町営住宅長寿命化事業、第2区画整理等々の幅広く町民に直結する事業に予算化されております。  限られた予算の中でより効率的に事業を推進されることを要望し、議案第20号、平成28年度時津町一般会計予算の賛成意見といたします。  以上です。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり) ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  冒頭に申しわけないですけれども、初当選から43年になって初めて、議会を初日だけ出席して、大変、議長以下、議運委員長、副議長に迷惑かけたし、総務委員長以下、総務委員の皆さん方にも当初予算の審査という中で、これも完璧に欠席させてもらいました。病院に行きましたら、インフルエンザということで、休まないといかんと言われまして、病気を併発したら、あんた死ぬよとまでもとかわ先生から言われて、それでビビりまして、2階の部屋に隔離されて、ずっとおりました。おかげさんで回復しましたので、きょうこうして出ておりますけれども。  それぞれ、賛成・反対、るる討論があっておりますけれども、私は町長の28年度のこの予算に伴う、あるいは1年間の執行に伴う施政方針というところからして、安倍内閣で1億総活躍ということを言われています。町長はこれを時津町にたとえて、町民総活躍社会を目指しということでうたわれております。  その中では、高齢者の皆さんをもっと大事にしていきたいと、長生きしていただきたいということも冒頭に書いてあるようであります。  時津町の総合戦略を策定されました。この総合戦略の中で、若者の地元就職を促進するということでございます。これはもう、若者がどんどんどんどん、東京一極主義とは言えんところもあります。大阪初め福岡とか、みんな出ていっていると。そういう形の中で、何とかして若者に帰ってきてもらえる町にしたいということがうたわれているようでございまして、また吉田町長も、当初はふるさと納税には、ちょっと考え方がおかしいということで、私もそれは話をしました。ところが実際、現実に、平戸を初めとするところが何十億というふるさと納税のかかわる事業として入ってくるという実態の中で、もうやらにゃ損だというふうに気持ちを変えていただいて、その結果が新しく予算科目にも入っております。これもいいことだと思います。いつまで続くかわかりません。しかしこれは、時間がたてばたつほど、私は各自治体定着してくると思うんです。国民にも。だから、できればこれがある限りは、精いっぱい努力していただいて、時津町内の生産品を中心として、そのふるさと納税の中で、今議会の定例会の一般質問における私の質問に対して、生産者、いわゆる農業者、漁業者に、振興に力を入れたい、そっちに振り分けたいとまで言っていただきました。大変、私の願うところでございまして、この日本の2,000年は、農業者を中心に、漁業者のおかげで営々と築いて、今の日本国がつくられたということは間違いないわけですから、絶対に農業者、漁業者が1人でも2人でもおる間は、身捨てないでいただきたいという思いを持って、これに私は賛成しております。  次に、道路の問題です。いつも私は言いましたけれども、平瀬町長は、3期12年して何を平瀬は残したかと必ず問われる。そのときに道だけは絶対よくなったと言われるように僕は努力したんだと言われて、それを副町長さんでおったあなたは、立派に後継者として西彼杵道路を初めとする町内のそれぞれの道路に相当な予算を費やしておられる。これも新設しても修繕しても常に、あとは維持管理費で金はかかりますけれども、少なくとも維持費もふやしていただいておるということのこの予算の内容を見たときに、大変喜ばしことであります。  次に、施政方針の演説の中に、「生活都市とぎつ~誰もが住みたくなる町へ~」ということが本町の将来像にうたわれておりますけれども、3つのテーマを特に設定されておられます。快適で活力のある町、健やかで美しい町、人が育つ協働の町と。その実現を図ってまいりたいということで、断定的に書かれておられまして、ぜひ1年間努力して、全ての事業がうまく施行されて、そして、それがあなたの任期中、あと残り3年有余ありますけれども、それに実現するように努力をしていただきたいと思います。  ぜひ、この103億7,000万の中には、あなたの思いが全部詰まっておるわけです。ぜひひとつ、自信を持って、この議会が済んで、多分僕は可決されると思いますが、その後は副町長を中心とした各部長、課長、精いっぱい努力していただいて、そして、よかったらこの1年間よく頑張ったなと、町民からも認められ、特に議会から、よくぞ本当にやってくれましたねと言われるようなまちづくりに邁進していただきたいと思います。  それと、苦言を呈しておきます。  役場の職員の中に、つっけんどんな職員がいまだにおります。悪いけれども、無愛想です。私の持論です。頭を下げて、笑顔であいさつするのに1円の投資も要らんわけです。ぜひ、これは町長からは一々そういうことは言われんと思うが、副町長以下、総務部長、ぜひひとつ、そういう面での指導をぜひしていただいて、接遇だとか接客何とかって、役場内部でやっておるわけでしょ。あんなことをわざわざ講師を呼んでやらんでも、誰でもいいんですよ。お互いが、どういうところがおれの悪かかな、そのぐらいのことをやってもらえればよくなっていくはずです。  役場の職員のことを町内に回って聞くときが一番嫌なんです。結局、そういうことを言われれば、こっちとしてもおもしろくない。だから結局、誰かが言わないと。私がその立場にあるから、まだ苦言を呈しよる。ぜひ、そういうことを心してやってください。  それと、この間から私もちょっと気になっておったのが、バイクと自転車の駐輪場、2階の出入り口のところ。あそこ、バイクが並んでおったらいいんです。ところが、バイクはそれなりに順序よく並べてあるんですけど、自転車をちょっとバイクから離して置いているんです。私もバイクで行きますから、役場の職員より遅いです。どうしても来るのが。きょうも私がバイクをとめて、立てて、自転車を移動させました。空き過ぎなんです。あそこは毎日職員が置いているわけですから。バイクにしても自転車にしても。ぜひ、後から来た人たちが置きやすいように、ぜひひとつ指導していただきたい。これはモニターで見ている人もおるかもしれませんので、幾らかは、ああ、おれのことかなという人もおるかもしれんけど、これはやむを得んです。ちゃんとしてください。  これから先、町長を批判することは簡単なんです。ところが、町長も実際いって政治的な立場にある人ですから、これは、3万人の町で3万人の人に合わせることはできんにしても、少なくとも、町長、町民にはにこにこしておってください。そうせんと、あなたが眉間にしわを寄せていれば、ああいやさ、無投票2回連続でのぼせ上がってとっさ、その声が既に出ているんですよ。それが非常に残念ですから、ひとつにこにこして、103億を十分に使わせてください。  以上、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  議案第20号の28年度の予算、賛成意見を申し上げたいと思っております。  今年度、28年度の予算は過去最大となっております。その中で歳入も伸びておりますが、この主な原因は税収の伸び、そしてまた、ふるさと納税じゃないかなと思っているところであります。  特に、決算じゃないんですが、固定資産税の伸びを見込まれるという問い合わせに当たっての見込みについて、伸びているということは、関係当局の御努力の結果だろうと思って、この点については一連の評価をするところであります。  また、歳出に当たりましては、ふるさと納税の伸びを計上されておりますが、これにおきましては、一次産業の農、漁業の振興に当たり、そしてまた、その差額についてもこの産業に導入していくということの町長の答弁でありますし、この点についても期待するところであります。地場産の産物を特に使っていただきながら、消費の伸び、そしてまた、生産者に奨励金としての還付をし、ダブル効果を狙ってやられるこの政策に対して、広く評価するものであります。  それと、土木費でありますが、道路の点在補修に2,000万円の増額をされております。いよいよ建設もさることながら、道路維持管理の時代に来たのかなということも考えているところであります。  それに加えまして、道路台帳維持管理システムの導入ということで、今後の管理にも力を入れられるということでございますので、ぜひとも、私が望んでおります私道の管理についても、この点よろしくお願いしておきたいと思っております。  それと、一番気にしておりました中央商店街の改修の問題でありますが、初年度予算に組んでおられないのが少し残念でありますが、地元の協議がおくれているということで、9月の補正ということでございますが、何とぞ本町の中心街の商店でありますので、一日も早く地元の協議を済まされ、カラー舗装といわず、何か絵がらでも入れた、時津町の目玉となるようなカラー舗装等補修に向けて進んでいただければ幸いかと思っているところであります。  それと、奨学金がいよいよスタートされました。説明によりますと6月からの募集ということでありますが、この使い方にいろいろと県の条例とか、いろんなよそも実施しておりますが、当初これがつくられたいきさつということを考えるならば、やはり、町独自の使途を考えるべきじゃないかなと思っております。  ことしからやっと始まるわけでございますが、次年度のための募集をぜひかけていただきたい。当初でありますが、このことを要望しておきたいと思っております。進路を決めるためには、前の年に決めなければならないということで、今年度は当初でございますので、6月から募集で4月にさかのぼるということでございますが、ぜひともこの奨学金のつくられたいきさつから考えますと、我が町の特色を生かしながら、我が町の後継者の育成ということを考えていただくことが大事だと思っておりますので、この点も十分、期待しているところであります。  いずれにしましても、28年度の103億7,000万円という予算、本町の28年度の活気あるまちづくりの予算として使われることを期待しまして、第20号、平成28年度時津町一般予算に賛成するものであります。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  9番、新井君。 ○9番(新井政博君)  議案第20号、平成28年度の一般会計予算について、賛成の立場で意見を申し述べます。  総額は、委員長報告のとおり、歳入歳出それぞれ前年度当初予算対比3.9%増の103億7,000万円の予算案を計上されておられます。  施策内容としては、投資的経費として、206号線の慢性的な渋滞解消のために西彼杵道路建設に向けての予算が少しでもついたことや、その他道路整備、また、時津中央第2土地区画整理事業費、特に道路整備事業として町道点在舗装の維持・修理費が、前年度対比47%増ということは、大いに評価できるものと思っております。  人事面では、今後も職員研修を図りながら、専門職員の採用や再任用制度の配置を充実させ、職員のレベルアップに努めていただきたいと考えております。  民生費の予算額の比率は、全体の37.5%を占め、かなりウエートが高いのは、これは必然的な傾向と思いますが、子育て支援や若者への支援策などもさらに盛り込んで評価していただき、少しでも人口減少に歯どめをかけてほしいと願っております。  また、町創生戦略については、余り触れられていないような気がいたしますので、何をどのように進めていくのか、もっと明確にすべきと思っております。  教育委員会においては、ICTの活用を駆使していただきながら、学力アップにもつなげてほしいと思っております。また、学校主事への権限をもっと強化させ、学校長や幹部職員も含めて、教職員全体の資質の向上を図っていただきたいと思っております。  スポーツ振興策については、時津町スポーツ基本計画書を早急に立ち上げていただき、スポーツに励んでいるとぎつっ子たちは、全国的にも注目されている生徒が数多くいるようですので、その後押しをしてほしいと思っております。  4月に新しいタイプの総合型地域スポーツクラブが設立されます。時津町には東京オリンピックに向けて頑張っている選手の方々もおられることと思いますので、スポーツ振興を大いに進めてほしいと思っております。  文化財の保護については、具体的に何をどのようにしていくのか、関連がある団体、例えば、文化協会や史談会との連携を深めていただき、年間計画を立案し、貴重な時津の財産を守っていく施策をつくっていただき、実行してほしいと考えております。  以上、意見を付し、また、平成28年度の施策方針を完全に実行していただくことを強く要望して、議案第20号、平成28年度の時津町一般会計予算に対しまして、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  3番、川原君。 ○3番(川原貴光君)  所管の委員会の立場で、中立な委員長の立場として委員会の中で賛成討論を述べることができませんでしたので、この場をかりて、本議会の中で賛成討論を述べさせていただきます。  今、それぞれ同僚議員が、それぞれの事業に対して賛成の立場で評価をされておりました。もちろん反対もありましたけれども、私が特に今回気になったのが、やっぱりふるさと納税の中身です。川口議員、それから水口議員も申しましたけれども、ふるさと納税が27年度は2億円突破したということで、今年度も3億円の目標を見込んでいると。当初予算では1億8,000万円しか見込んでいないということですけれども、それもどうしてかなと思いましたが。その中で、やっぱり委員会の中でも申しましたけれども、せっかく農業対策としてやっていくという中で、今後ばりばり補助も一次産業のために活用していきますよと。ふるさと納税で上がってきた分をまた繰り越して有効活用するということで、どんどん農地をふやしていきたいという話で、町長も農業者のために考えているということでございましたけれども、しかし、これがいつ終わるかわからないということで質問をいたしました。その中でどう考えているかということの中で、そこで終わってしまうのではなくて、今後、ふるさと納税の制度が終わってしまいましても、農業者がそこで終わってしまうのじゃなくて、今までさんざん畑を広げてきたけれども、先がしり切れトンボになってしまったら何にもならないじゃないかということで言いましたけれども、そしたらもう、それはちゃんと方向性を考えて検討していきたいという力強い町長の言葉もいただきましたので、そこを非常に評価したいと思いますし、今後、ふるさと納税に対して、農業者に対しての話をどんどん盛り上げていってもらいたいという一方で、この前、第5次総合計画の推進委員会の中で、私も委員長として参加させていただきましたけれども、その中の話で、農業者側、それから濵田議員からも話がありましたけれども、今後の第5次総合計画の中でも農業の対策として、耕作放棄地、これを少なくしていきたいと。それを総合計画で上げるということでなっておりましたけれども、しかし、農業者から言わせれば、担い手もいないと。山はちょっと整備したけれども、高齢者になってしまって大変だと。そこで濵田議員あたりが大分農業者のために道を入れてくれと、町のほうにもお願いしたけれども、それを突っぱねてしまって、それはもう無理だということだと。それは話が矛盾しているんじゃないかと。せっかく総合計画も今後見直しで、耕作放棄地もどんどん減少していくという方向性であるんですから、そのあたりは、町長の考えとして、やっぱりバックアップを農業者のほうにもっと重点的にやっていって、目標を立てたからにはそういったふるさと納税かれこれの分も、いろんな意味での農業者対策、耕作放棄地対策まで含めた意味合いを持って、今後対応していってほしいという、こういう意見を付しまして、反対意見ではないですけれども、苦言を呈しましたけれども、私もお店として生産者にかかわってますので、ますます気持ちがわかりますので、一般的な考えとして、時津町はもう農業の町ではないかもしれませんけれども、しかし、農業面積地がある以上、しっかりと守っていただきたいと切に思いますので、こういった対策も並行して考えてほしいという意味を込めまして、私の第20号議案、一般会計予算についての賛成討論とさせていただきます。ちょっと長くなりました。済みません。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第20号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第20号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。    ~日程第 3 議案第21号 日程第 4 議案第22号 日程第 5 議案第23号     日程第 6 議案第24号 日程第 7 議案第25号 日程第 8 議案第26号     日程第 9 議案第27号 日程第10 議案第28号 日程第11 議案第29号     日程第12 議案第30号 日程第13 議案第31号 日程第14 議案第32号     日程第15 議案第33号 日程第16 議案第34号 日程第17 議案第35号     日程第18 議案第36号 日程第19 議案第37号~ ○議長(山上広信君)  日程第3、議案第21号から日程第19、議案第37号までの17件を一括議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員長。
    ○産業厚生常任委員長(山脇 博君)  それでは、平成28年第1回定例会におきまして、産業厚生常任委員会に付託を受けました議案第21号から37号までの審査を終わりましたので、一括して御報告します。  まず、議案第21号、平成28年度時津町国民健康保険特別会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  まず、税務課であります。  国民健康保険税5億9,777万3,000円、前年度比較4,043万3,000円の減額。減額の主な要因として、平成27年度に続き、平成28年度課税においても軽減世帯の判定内容が見直されたことにより、軽減対象世帯の増加が見込まれること、ということであります。  質疑に入りまして、まず国民健康保険税軽減世帯の割合がふえる見込みと説明があったが、国民健康保険加入の低所得者が増加しているということであるか、ということで、答弁といたしまして、制度改正により低所得者軽減の対象要件が緩和されたことによるもの、ということであります。  次に、徴収率を上げるには口座振替率を上げるのが効果的だと思うが、何か取り組みを行っているのか。  答弁といたしまして、国保・健康増進課の窓口では、国保に新規加入される方に対し、口座振替の利用について御案内している。税務課では、国保税の納付書発送時に口座振替依頼用のはがきを同封し、口座振替の利用を呼びかけている。また、滞納世帯に対しても、納税相談を行う際に、現年度分はできるだけ口座振替にしてもらうよう勧めている、ということであります。  国保・健康増進課であります。  療養給付等負担金6億2,641万9,000円は、前年度比736万9,000円の減額。減額の要因としては、老人保健医療費拠出金負担金と介護納付金負担金の減額によるもの、ということであります。  質疑に入りまして、現状の国保特別会計の運用は健全に行われているのか。  答弁といたしまして、現状では一般会計からの法定外の繰り入れは考えていない。決算が確定していないので確実なことは言えないが、歳出超過となった場合には、平成28年度国民健康保険特別会計予算からの繰り上げ充当をしないといけない。その際には専決処分となるので、事前に全員協議会にて議員の皆様に説明するということであります。  次に、特定健診の見込み人数と1人当たりの費用額はどれぐらいか。  答弁といたしまして、2,500人程度を見込んでいる。1人当たりの費用は平成27年度において個別医療機関で健診した場合は8,700円。集団健診の場合は4,400円であるということであります。  討論に入りまして、反対討論といたしまして、一般会計からの法定外繰り入れを求め、反対討論とする。  賛成討論といたしまして、平成28年度予算額は前年度対比の差がないにもかかわらず、特定健診受診率向上、予防医療の推進に努めている。限られた予算の中で特定保健指導等の充実を図り、医療費の抑制や健全な国保会計の運営に取り組んでいると評価し、賛成する。  採決に入り、議案第21号は、賛成多数により、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第22号、平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  説明といたしまして、後期高齢者医療保険料2億1,203万7,000円のうち、特別徴収保険料は1億2,678万4,000円。滞納繰越分を含めた普通徴収保険料が8,525万3,000円。後期高齢者医療保険料は2年ごとに見直しを行うが、平成28年度からの保険料は変更はなく、平成26・27年度と同じ保険料率を適用する、ということであります。  質疑に入り、糖尿病性腎症重症化予防事業の事業内容は。  答弁といたしまして、平成27年度から開始した事業で、人工透析が必要となる要因で最も割合の高い糖尿病性腎症について、医師の指導により管理栄養士や保健師が保健指導を行う事業、ということであります。  高齢者からの徴収は難しいと思うが、できるだけ理解を得て納付していただけるよう努力をお願いしたい。負担能力があるかの見きわめは難しいと思うが、滞納分よりも現年分に力を入れるべきだと思う。  答弁といたしまして、現年分の未納を減らし、滞納分がふえないように対応していく、ということであります。  討論に入り、反対討論といたしまして、後期高齢者医療制度は高齢者を別枠の医療保険に強制的に追い込み、負担増と差別医療を押しつける悪法であることから、後期高齢者医療制度の即時廃止を求め、反対討論とする。  賛成討論なし。  採決に入り、議案第22号は、賛成多数により、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第23号、平成28年度時津町介護保険特別会計予算の件でございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  説明といたしまして、第1号被保険者保険料4億2,127万3,000円の介護保険給付費における負担割合は22%。  国庫補助金の調整交付金5,971万1,000円は、本来国が25%負担するが、その内5%を各地域の条件により調整して支払われる。平成28年度は3.2%として計上しているということであります。  質疑に入りまして、他市町と比べると、介護保険特別会計総額に占める介護予防費用の割合は低いのか。  答弁といたしまして、数字としてみると少ないように思われるが、給付費の減少や認定率の減少、また一般会計で行っている生きがいづくり事業等も考えると、費用対効果が出ていると思われる、ということであります。  次に、高齢者サロンには特定の人しか参加できていないのではないか。閉じこもりの人を参加させ、要介護者にならないように取り組んでいくべきだと思う。  答弁といたしまして、住民一人一人が自分の健康への意識を持っていただくことが必要と考えている。高齢者サロンでの運動や老人会活動に参加されていない方でもウオーキングなど各自で取り組んでいただければと思っている、ということであります。  討論に入りまして、反対討論といたしまして、本議案には町独自の支援策が見られませんので賛成できないことを述べ、反対討論とする、ということであります。  賛成討論なし。  採決に入り、議案第23号は、賛成多数により、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第24号、平成28年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算の件であります。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  まず、上下水道課。  説明といたしまして、平成28年度新規設置予定8基と平成27年度末設置見込みである218基の浄化槽を維持管理していく。歳入歳出予算の総額は、それぞれ4,628万1,000円で、前年度比較568万2,000円の増額ということであります。  質疑に入りまして、浄化槽設置計画の全体300基中、未設置が85基あり、平成28年度に8基設置予定と説明があったが、今のペースではあと10年近くかかる。高齢化や過疎化が進んでいることもあり、設置計画を見直すべきではないか。  答弁といたしまして、平成27年度の調査では、未設置世帯の空き家が13世帯、高齢者世帯が25世帯あった。そのような世帯の設置は難しいと思われる。平成28年度は浄化槽設置計画の見直し年度になるので、現状を踏まえ、浄化槽設置計画の検討を行う、ということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第24号は全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第25号、平成28年度時津町水道事業会計予算の件であります。  審査日、出席者の状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  説明といたしまして、収益的収入及び支出。水道事業収益に7億6,113万3,000円を計上、前年度比較1,452万9,000円の増額。水道事業費用に6億2,024万5,000円を計上、前年度比較2,452万6,000円の増額。  資本的収入及び支出。資本的収入に8,164万9,000円を計上。資本的支出に2億9,586万1,000円を計上、ということであります。  質疑に入りまして、平成28年度から水道メーター検針業務はどのようになるのか。4月から8月分として水道メーター検針業務委託料577万4,000円を計上。9月分からは包括委託業務として上下水道料金徴収等業務包括委託2,737万2,000円を計上。委託期間は5年間ということであります。  次に、包括委託による費用対効果はどれくらいあるのか。  答弁といたしまして、費用対効果が見込めるのは平成30年度以降で、年間800万円ほど削減できる、ということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第25号、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第26号、平成28年度時津町下水道事業会計予算の件でございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  説明といたしまして、収益的収入及び支出。下水道事業収益9億6,060万円を計上。下水道事業費用に8億1,407万3,000円を計上。  資本的収入及び支出。資本的収入に9,957万2,000円を計上。資本的支出に5億1,396万6,000円を計上しております。  質疑に入りまして、将来的に宅地や商業施設がふえた場合、下水処理場は現状の4系列で対応できるのか。  答弁といたしまして、水道使用量の増加要因は、戸数の増加ではなく、大型商業施設の井水使用量増によるものである。水道の使用量自体は減少傾向であり、また人口も減少傾向であることから、今後の汚水量について大幅な増加は見込まれず、対応できると思われる、ということであります。  次に、営業外収益について、一般会計繰入基準見直しによる繰入金の増額という説明があったが、町の裁量にて額が決められているのか。上位法があるのか。  答弁といたしまして、繰入金は交付税額がそのまま繰り入れられている。交付税の繰入基準は総務省の定めによるもの、ということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第26号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第27号、町道路線の廃止についてから、議案第36号、町道路線の認定までについて、関連の議案ですので、一括して御報告します。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、質疑を行い、現地調査を行った後、改めて担当課長に質疑を行いました。  説明といたしまして、熱回収施設建設に伴い、築造が完了した都市計画道路、西時津左底線の交差点部において、各路線の起終点に変更が生じることから、関係する路線を一旦廃止し、改めて路線の認定を行う。  質疑に入りまして、久保池方面から長券寺線を下る車両がかなりの速度で通行している。規制等の安全対策が必要ではないか。  答弁といたしまして、開通後に長券寺線の車両利用が多いクリーンパーク長与には安全通行についてお願いしている。今後、担当課を通じて安全対策について警察に相談する、ということであります。  次に、浜田西時津線に設置されてある点字ブロックが民有地の駐車場に近接しており、車両が駐車した場合、点字ブロックへの影響があるのではないか。盲学校の寄宿舎も近くにあることから、安全対策の検討が必要ではないか。  答弁といたしまして、今後、当該路線の拡幅計画に合わせ、安全対策を検討する、ということであります。  討論に入りまして、議案第27号から第36号は、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第27号から第36号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  続きまして、議案第37号、町道の路線の認定についてでございます。  審査日、委員の出席状況、説明のために出席された方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、質疑を行い、現地調査の後、改めて担当課長と質疑を行いました。  質疑に入り、現地調査により問題点はなしということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第37号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(山上広信君)  委員長の報告を終わります。  これから、案件ごとに質疑を行います。  まず、議案第21号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第22号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第23号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)
     質疑なしと認めます。  次に、議案第24号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第25号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第26号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第27号及び議案第28号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第29号及び議案第30号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第31号及び議案第32号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第33号及び議案第34号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第35号及び議案第36号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第37号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、1件ごとに討論、採決を行います。  まず、議案第21号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  平成28年度時津町国民健康保険特別会計予算の反対討論を行います。  市町村が運営する国民健康保険では、住民の支払い能力を遥かに超える国保税や国保料が全国各地で大問題となっています。  高過ぎる国保税を完納できない滞納世帯は、加入世帯の約2割に上り、時津町でも1割以上が滞納しています。  滞納制裁として保険証を取り上げられた生活困窮者が医者にかかれず、重症化、死亡したり、生計費を差し押さえられて、滞納者が餓死や自殺に追い込まれるなどの事件も各地で多発しています。  こうした事態を引き起こした元凶は国の予算削減です。歴代の自民党政権は、1984年の国保法改悪で、国保の国庫負担を引き下げたのを皮切りに、国保の財政、運営に対する国の責任を後退させてきました。  1984年度から2010年度の間に市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合は50%から25%へ半減し、それと表裏一体に1人当たりの国保税・国保料は2倍以上に引き上がりました。  国保財政を危機に追いやっているもう一つの要因は、加入者の所得減、貧困化です。かつて国保加入者の多数派は自営業者と農林漁業者でしたが、2010年度には国保世帯主の4割が無職です。加入世帯の平均所得は1991年の260万円から2012年度は142万円と激減しています。加入者が貧困化しているのに保険税が上がり続けるのでは、滞納がふえるのは当然です。  日本社会を未曾有の貧困が覆っている今、国保制度の抜本的な改革はもはや避けられません。こういう中で全国の多くの自治体は、一般会計からの法定外繰り入れを行って、少しでも国保税の負担を少なくしようと努力しています。県内でも2014年度、長崎市で4億752万円、南島原市で2億5,327万円、五島市でも2億6,294万円の法定外繰り入れをしています。  ところが本町では、繰り入れを拒否し続けており、その立場からの国保予算に賛成することはできません。本町に一般会計からの法定外繰り入れを行うことを求めて、反対討論とします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第21号について賛成意見を述べさせていただきます。  平成28年度当初予算については、歳入歳出予算の総額が41億6,305万2,000円で、前年に比べると287万3,000円の増となっております。  平成28年度の歳入の減が見込まれる要因としましては、国民健康保険税の減収があり、国保加入者の所得に係る減税判定基準が見直され、軽減対象者の幅が広がったことによるものであります。軽減対象者の幅が広がったということは、低所得者に対する国の措置であったり、低所得者にとっては税の軽減につながるものと思われます。  また、総務費では、ヘルスアップ事業を含む医療費適正化特別事業費等の経費を計上しておりまして、歳入が減る分、医療費の軽減に努める予算であり、議案第21号について賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  数字的なことはもう申しません。ただ、ほんの一部が一般会計から繰り入れてくれということを毎回おっしゃいます。ところが、その構成が時津町の25%あるかないかです。残り75%の人がそういう人たちのために負担しろということ、その75%の人たちは社会保険に入られて、自分たちの保険の分はちゃんと負担して納めているわけです。それにもってきて税金も徴収されているとすれば、社会保険に入っている方々にしてみれば、税金の二重取りになる可能性があるんです。  例えば、一般会計から幾ら補填するか知りませんけれども、5,000万円負担したとして、その5,000万円の分が一般会計でサービスが低下するわけです。私はそういう持論を実は持っているんです。  現実に反対議員の中に言われたようなことも世の中にあるでしょう。ところが、実際、法律で定められた目的税であるということです。健康保険は病気のための目的税、水道は水道事業をするための、いわゆる、これは商売ですから、水道は商売です。そういう形でいきますと、私はその25%前後の人のために貴重な財源を一般会計からつぎ込んでほしくない。それをするならば、道路だって何だって、まだいっぱいしてもらうことはあるわけです。そういうことも含めれば、今の反対の論からいきますと、全て水道事業がうまくいかなくなった、いわゆる、負担がちょっと高くなった、安くしなさい、一般会計からしなさい。実は、直近では、隣の琴海町、合併前に水道会計はかなりの赤字だったんです。ところが、一般会計で全部押さえてきておった。だから、町民の大半は水道会計は赤字というのは承知してなかったんです。議員の皆さんたちは知っておったんですけど。それは町民に言ってない。合併しました。それからようやく長崎市並みになった。高い高いと言っている。これが現実なんです。日本は法治国家ですから、絶対、時津町、自治体が法人格としての立派な時津町ですから、そこに3万人の人がいらっしゃる。そして、今度は収支103億7,000万円、事業費を入れますと200億円近くなる。それを考えますと、絶対法治国家の時津町であるということを十二分に自覚していただいて、そして、私は、町民のために御尽力いただきたいということを付して、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  7番、中原君。 ○7番(中原裕子君)  議案第21号に対して賛成討論を述べます。  保険がなくては、私たちは病院にはなかなかかかることができないようになります。これが潰れてしまってはいけないということで、今一生懸命減らす努力をしているわけですけれども、その中で時津町としましては、いろいろ取り組んでいただいておりまして、本当に保健師さんや栄養士さんなんかも一生懸命していただいているわけなんですけれども、病気になって何を一番治すためにするかというと、お医者さんのところでお薬をもらって治しますが、それプラス、長期化する病気ということになれば、栄養指導が入ります。何で栄養指導かというと、やはり病気を治すためには、食事が、食べ物が大事ということで、お医者さんから栄養指導を受けてくださいという指導が入ります。そのぐらい食べること、食事ということが大切なわけです。  それは、病気を防ぐということに関してもすごく大切なことで、それは指導として、いろんな場面で栄養士さんとか保健師さんが時津町でもやっていただいているわけです。そういうことをもっと徹底的に、町民を挙げて、町民自体もどうしたら健康になれるのか、病気をしないで済むのかということは、すごく大きな関心事でありますので、それを町民の皆さんにも、もっと一緒に頑張りましょうということで、前にも言いましたけれども、健康によい食事づくりなどのクッキング教室をしていただくとか、そういう講座を設けていただくとか、小さい子の料理教室なんかはお母さんに対してしていただいているみたいですけれども、大人に対して、公民館講座でもいいですので、そういうのを利用して、もっともっと普及をしていただきたいという思いがあります。それをすることによって、医療費の削減になっていくのではないか、町民が健康になっていくのではないかというのがありますので、いろんな行事とかもしていただいていますけれども、そういうのをもっとしていただくように、また、広報もしていただきますように、意見を付しまして、賛成討論にかえたいと思います。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第21号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第21号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計予算への反対討論を行います。  後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込んで、負担増と差別医療を押しつける空前の悪法です。  2008年、後期高齢者医療制度導入を担当した当時の厚労省、課長補佐が地方での講演で、医療費が際限なく上がっていく痛みを高齢者に直接感じてもらうと発言し、大問題となりました。高齢者に際限ない保険料の値上げを押しつけ、負担増を我慢するか、医療を受けるのを我慢するかを迫るというのが、後期高齢者医療制度です。  医療費の増加などが保険料負担に直結し、この制度が続く限り保険料の増加はとめられません。値上げが2年ごとに繰り返されるのでは、後期高齢者はもとより、これから高齢期を迎える現役世代にとっても老後の不安が募るばかりです。  後期高齢者医療制度は廃止し、元の老人保健制度に戻すべきです。老人保健制度は、高齢者が国保や健保に加入したまま現役世代より低い窓口負担で医療を受けられるようにする財政調整の仕組みです。老人保健制度に戻せば、保険料の際限ない値上げや別枠の診療報酬による差別医療はなくなり、高齢者が75歳になった途端に家族の医療保険から切り離されることもなくなり、65歳から74歳の障害者も国保や健保に入ったまま低負担で医療を受けられます。差別の制度を廃止した上で、減らされてきた高齢者医療への国庫負担を抜本的に増額し、保険料窓口負担の軽減を推進することが求められています。  後期高齢者医療制度の即時廃止を求め、反対討論とします。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  11番、水口君。 ○11番(水口直喜君)  議案第22号、平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計予算でございますが、この制度につきましては、国の上位法に基づき、我が町もその一つの自治体として粛々とこの制度にのっかって予算で組んでいる次第であります。  この制度がよりよく、高齢社会になり、区分することによってわかりやすい医療制度になることが目的でこの制度がつくられたものと思っております。今後ともわかりやすい医療とするためにこの制度を守っていくべきと私は思っておりますし、先ほども申したとおり、国が決めた制度に粛々と運用のために予算をつけられたものでありますので、議案第22号、平成28年度時津町後期高齢者医療特別会計予算について賛成するものであります。 ○議長(山上広信君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。
     議案第22号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第22号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  6番、浜辺君。 ○6番(浜辺七美枝君)  平成28年度、時津町介護保険特別会計予算への反対討論を行います。  2015年度から特別養護老人ホームへの入所は、原則として要介護3以上に限定され、2015年3月末時点で、本町在住の要支援1・2の方394人が特養ホームから締め出されました。昨年8月からは、介護保険の利用料に初めて2割負担が導入されました。負担増の対象となるのは、所得160万円以上、年金収入280万円以上の層です。本町の場合、107人がこれまでの2倍の2割負担になりました。  低所得者が施設を利用する場合に、食費、居住費の負担を軽減する補足給付に昨年8月から新しく資産要件を加えました。預貯金1,000万円、配偶者があるときは2人で2,000万円を超えると給付を受けられません。また、利用者と別世帯でも配偶者が課税されていると給付を受けられません。そのため補足給付を受けている人と配偶者に自治体が通帳の写しと金融機関に調査するための同意書の提出を求めるようになりました。本町の場合、補足給付の更新の申請をしたのは、更新案内をした236人のうち186人で、50人が申請していません。これは、プライバシー無視の申請の仕方にも要因があると思います。  国の社会保障切り捨てによる介護基盤の崩壊を防ぐために、本町としての独自の支援が必要不可欠になっています。しかしながら、本議案にはそのような町独自の支援策が見られませんので、賛成できないことを述べて、反対討論を終わります。 ○議長(山上広信君)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ者あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第23号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第23号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第24号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第24号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、濱﨑君。 ○4番(濱﨑幸德君)  議案第25号について、賛成意見を述べさせていただきます。  今回の予算の中では、資本的収入が4,656万3,000円増額しております。その要因といたしましては、大型開発によるものであり、人口がふえることは時津町にとってとても喜ばしいことであり、さらに水道事業の充実をお願いしたいと思います。  また、上下水道料金徴収等業務包括委託が計上されており、平成29年度からは、5年間委託することにより、削減効果が今から表われてくると思われることから、議案第25号については、漏水量を減らす努力と早目の敷設がえを要望いたしまして、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第25号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第25号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。             (午前10時59分 休憩)             (午前11時10分 再開) ○議長(山上広信君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第26号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第26号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第26号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第27号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第27号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。
     これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第28号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第28号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第29号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第29号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第30号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第30号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第31号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第31号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  10番、久保君。 ○10番(久保哲也君)  産業厚生常任委員会に付託されました議案第32号、町道の路線の認定についてに賛成の立場から意見を申し上げます。  本会議の折、町長の議案の説明の中でも詳しく内容説明がありましたが、この路線は、熱回収施設建設に伴い完成した都市計画道路西時津左底線の交差点部において、各路線の起点と終点に変更が生じ、関係する路線を一旦廃止、改めて現況に即した路線認定を行うために提案された議案でありました。  したがいまして、何ら反対の余地なく、賛成意見といたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第32号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第32号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第33号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第33号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第34号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第34号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)
     反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第35号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第35号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第36号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第36号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第37号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第37号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~日程第20 議案第38号~ ○議長(山上広信君)  日程第20、議案第38号、工事請負契約の締結についての件を議題とします。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  この議案は、子々川日並線の沿道というふうに聞いております。極めて大事な道路でありますし、一日でも早く仕上げていただきたいと思っているわけでございますから、あえて立ちましたのは、日並の木庭山の部分、両サイドの中の、こちらからいきまして左側、それと臨港道路に入って右側、いつかも僕は指摘しておったと思うけれども、そののり面が意外ともろく、崩れたわけです。結局、その工事も手直し工事をして復旧したわけですけれども、そういうことがないように、例えば、道路は立派にできましたけど、通過車両がどんどん行く中に、のり面が崩れたじゃ困るわけです。  ぜひ、私も質問しませんでしたけど、藤永建設と言われたかな、藤永地建だったか、多分専門業者と思います。その実績あたりがどうなのか、把握してなかったら、できれば把握していただいて、そして、そういうことが時津の事例として、時津町の仕事じゃなかったけれどもあっているんだという事実を問うてほしいんです。そういうことのないように、施工管理はちゃんとしてくれということを、現場管理者、あるいは契約先と話し合いを、改めて正式契約締結の際は申し出をしていただいて、そういうことがないように。そうせんと、後で我々言うのも嫌ですし、だから、ぜひひとつ、町長、そういうことを真摯に受けとめていただいて、申し出だけはしとってください。  以上、賛成いたします。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。  8番、山脇君。 ○8番(山脇博君)  この議案第38号の賛成討論をさせていただきます。  今、先輩議員のほうからるる指摘がありましたけれども、この事業に対して担当課の努力、これは非常に評価するものであります。  私の地元でありまして、先ほどの町長の議案の説明にもありました、先ほど同僚議員の指摘にもありましたけど、のり面の高さが18.8メートル、これは非常に危険を伴うものであると思います。ここは岩山で、非常にかたい岩盤の山ではないかなと聞いております。  工期が約240日、これはもう地元の方に非常に迷惑をかける部分もあろうかと思います。特に地元の方々には説明会等を開いて対応をしていただきたいと思います。事故防止に対しては、特に気配りが必要であると思います。  また、現場の近くは非常に狭い道路であります。大型トラック等の往来もかなり多くなると思われますので、子々川地区というのは高齢者が非常の多い地区であります。安全対策には特に注意を払っていただきたいと思います。  特に、事故が起こらないように業者への指導、これは強く要望して、議案第38号に賛成させていただきます。 ○議長(山上広信君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第38号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。          ~日程第21 委員会提出議案第1号~ ○議長(山上広信君)  日程第21、委員会提出議案第1号、時津町議会委員会条例の一部を改正する条例の件を議題とします。  提出者、議会運営委員長 濵田孝則君の議案の説明を求めます、  議会運営委員長、濵田孝則君。 ○議会運営委員長(濵田孝則君)  本案は、時津町役場の組織機構改革に伴い、常任委員会の所管事項を変更するため、条例の一部を改正するものであります。  改正の内容としまして、時津町役場の総務部内の組織機構改革により情報管理課が廃止され、行政管理課が新設されるため、総務文教常任委員会の所管事項中、課名を「情報管理課」から「行政管理課」に変更するものでございます。  なお、この条例は、平成28年4月1日から施行することとしております。よろしくお願いします。 ○議長(山上広信君)  議案の説明を終わります。  これから、質疑を行います。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。
                (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  委員会提出議案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は、原案のとおり可決されました。     ~日程第22 産業厚生常任委員会所管事務調査報告について~ ○議長(山上広信君)  日程第22、産業厚生常任委員会所管事務調査報告についての件を議題とします。  本件について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(山脇 博君)  それでは、所管事務調査、上下水道施設の管理状況について御報告します。  委員の出席状況、説明のために出席した方の氏名はお手元に配付のとおりでございます。  調査概要といたしまして、上水道設備につきまして、平成27年11月20日に現地調査を行い、説明員から説明を受け、その後質疑を行いました。  下水道設備につきましては、平成28年1月27日に現地調査を行い、説明員から説明を受け、その後質疑を行いました。  質疑内容といたしまして、上水道設備につきまして、配水管の老朽化対策はどのようにしているのか。  答弁といたしまして、配水管の経過年数については台帳で管理をしており、40年近く経過したものについては、定期的に取りかえるように計画している。平成28年度以降は漏水調査等を行うために、予算を多目に計上している、ということであります。  次に、配水後の塩素濃度についてはどのように確認を行っているのか。  個人の家での確認はしていない。配水管の終末箇所にある公共の公園の水で確認しているということであります。  続きまして、下水道設備についてでございます。  浄化センターの施設整備に関する変遷とその事業費はどれぐらいか。  答弁といたしまして、平成3年4月から供用を開始。その後、下水道の面整備が進み、それに合わせて処理施設も増設しながら、現在まで平成19年度に第4期工事が完了。平成20年度から1日当たり最大1万2,900立方メートルまで処理ができるようになっている。事業費については、平成20年までに総事業費として約200億円がかかっているということであります。  次に、節水タイプの洗濯機・トイレが開発され、平成3年の供用開始時に比べ、流入水の濃度が濃くなっていると思われるが、放流水質に変化はあっているのか。  答弁といたしまして、エアレーションタンク内の活性生物量や酸素量等調整しているので、放流水質は良好な状態で処理できているということであります。  調査結果といたしまして、調査の結果、計画的な更新計画を立案し、施設及び水質の維持管理に努めており、良好な管理状況であるといえる。しかし、上下水道施設ともに供用開始から年数が経過していることから、今後も適切な上下水道施設の維持管理に努める必要がある、ということであります。  以上で報告を終わります。 ○議長(山上広信君)  委員長の報告を終わります。  なお、本件は、所管事務調査の報告でありますので、報告のみにとどめます。  ~日程第23 所管事務調査について 日程第24 所管事務調査について    日程第25 所管事務調査について~ ○議長(山上広信君)  日程第23から日程第25、所管事務調査についての3件を一括議題とします。  本件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長、とぎつっ子の夢を育む基金運用調査特別委員長から、目下調査中の事件につき、会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出があっております。  お諮りします。  ただいまの3委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、日程第23から日程第25、所管事務調査についての3件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長、とぎつっ子の夢を育む基金運用調査特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。       ~日程第26 議員の派遣研修会等の報告について~ ○議長(山上広信君)  日程第26、議員の派遣研修会等の報告についての件を議題とします。  お諮りします。  会議規則第129条の規定に基づき、決定した議員の派遣について、その結果は、お手元に配付の報告書のとおりであります。  この報告書に御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付した報告書のとおりと決しました。           ~日程第27 行政調査について~ ○議長(山上広信君)  日程第27、行政調査についての件を議題とします。  お諮りします。  平成29年3月31日までに各常任委員会ごとに行政調査を実施したいと思います。  これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、平成29年3月31日までに各常任委員会ごとに行政調査を実施することに決しました。  以上で、本定例会に付議された案件の審議は、全て終了しました。  最後に、町長からあいさつがあります。  町長。 ○町長(吉田義德君)  それでは、平成28年第1回定例会の閉会に当たりまして、一言お礼の言葉を申し上げます。  議員皆様には、3月1日からの一般質問並びに議案の審議等、大変お疲れさまでございました。  提出させていただいた議案全てに対しまして、原案のとおり可決いただきましたことに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。  特に、今回は、平成28年度の一般会計を初めとする各会計の当初予算についても御審議をいただいたところでございます。施政方針でも述べましたように、人口減少社会、高齢化社会の中で、高齢者の健康づくり子育て支援は今後ますます重要になってきています。  加えて、昨年9月に策定した時津町総合戦略に基づく地域活性化につきましても、各産業団体とも協議を重ね、その実践に努めてまいりたいと考えております。  あわせまして、道路区画整理等の都市基盤整備事業につきましても、引き続き積極的に取り組んでまいります。  また、ことしは、5月に時津10工区埋立地で長崎県総合防災訓練を、10月には全国健康福祉祭長崎県大会が開催され、本町ではコスモス会館において将棋交流大会が開催されます。関係団体と連携して、それぞれ成功に向けて取り組んでまいりたいと思っております。議員皆様の御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。  これから1年で最も暮らしやすい季節を迎えます。議員皆様におかれましては、健康に留意され、御健勝にて御活躍されますことを祈念し、閉会のあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○議長(山上広信君)  町長のあいさつを終わります。  これをもって、平成28年第1回時津町議会定例会を閉会します。           (閉議、閉会 午前11時32分)...