西海市議会 > 2019-09-27 >
09月27日-06号

  • "交通船特別会計決算"(/)
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  1. 西海市議会 2019-09-27
    09月27日-06号


    取得元: 西海市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 元年  9月 定例会(第3回)     令和元年第3回西海市議会定例会議事日程(第6号)                        令和元年9月27日(金)                        午前10時開会(日程第1 議案第50号から日程第25 議案第74号までの25議案一括上程日程第1 議案第50号 西海市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第2 議案第51号 西海防災会議条例の一部を改正する条例制定について日程第3 議案第52号 西海消防団条例の一部を改正する条例制定について日程第4 議案第53号 江島辺地総合整備計画の変更について日程第5 議案第54号 西海大瀬戸特産品直売所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について日程第6 議案第55号 財産の取得について日程第7 議案第56号 市道の路線廃止について日程第8 議案第57号 市道の路線認定について日程第9 議案第58号 公有水面埋立に係る意見について日程第10 議案第59号 西海市営肥前大島ターミナルビルの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第11 議案第60号 西海肥前大島ターミナル駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第12 議案第61号 上水道課公用車交通事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについて日程第13 議案第62号 平成30年度西海一般会計決算認定について日程第14 議案第63号 平成30年度西海国民健康保険特別会計決算認定について日程第15 議案第64号 平成30年度西海後期高齢者医療特別会計決算認定について日程第16 議案第65号 平成30年度西海簡易水道事業特別会計決算認定について日程第17 議案第66号 平成30年度西海下水道事業特別会計決算認定について日程第18 議案第67号 平成30年度西海工業団地整備事業特別会計決算認定について日程第19 議案第68号 平成30年度西海交通船特別会計決算認定について日程第20 議案第69号 平成30年度西海介護保険特別会計決算認定について日程第21 議案第70号 平成30年度西海水道事業会計決算認定について日程第22 議案第71号 平成30年度西海工業用水道事業会計決算認定について日程第23 議案第72号 令和年度西海一般会計補正予算(第3号)日程第24 議案第73号 令和年度西海簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第25 議案第74号 令和年度西海介護保険特別会計補正予算(第2号)(日程第26 請願第4号の1件上程)日程第26 請願第4号 「幼児教育保育無償化」に伴う保育施策に関する請願書日程第27 請願第5号の1件上程)日程第27 請願第5号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の堅持を求める2020年度政府予算に係る意見書採択の要請について(日程第28 閉会中の継続調査申し出日程第28 閉会中の継続調査申し出について(日程第29 議員派遣日程第29 議員派遣         令和元年度第3回西海市議会定例会会議録                              (第6号)招集年月日     令和元年9月6日招集の場所     西海市議会議場開会(開議)    9月27日 午前10時0分 宣告(第22日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不応招 ▲◯公務欠席     1 清水正明   ◯     10 中尾清敏   ◯     2 渕瀬栄子   ◯     11 平井満洋   ◯     3 杉山誠治   ◯     12 田川正毅   ◯     4 内野繁樹   ◯     13 永田良一   ◯     5 田崎耕太   ◯     14 岩本利雄   ◯     6 中里 悟   ◯     15 浅田直幸   ◯     7 戸浦善彦   ◯     16 佐嘉田敏雄  ◯     8 朝長隆洋   ◯     17 宮本一昭   ◯     9 小嶋俊樹   ◯     18 平野直幸   ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長          杉澤泰彦   教育次長        山口英文  副市長         小島 明  西海ブランド振興担当理事              松川久和  検査指導担当理事    古賀健吾  総務部長        山添秀士  さいかい力創造部長   森林良行  市民環境部長      福田龍浩  保健福祉部長      宮森好光  西海ブランド振興部長  村野幸喜  西海ブランド振興次長  辻野秀樹  建設部長        十九本和敏  水道部長        松尾博之  総務課長        下田昭博  財務課長        瀬川初浩  教育長         中小路和職務のため出席した者の職氏名  事務局長        今村史朗  書記          岩永志保  書記          樫山祐次     午前10時0分 開議 ○議長平野直幸)  おはようございます。ただ今出席議員は18人です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 △日程第1 議案第50号から日程第25 議案第74号までの25議案一括上程議長平野直幸)  日程第1、議案第50号「西海駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」から、日程第25、議案第74号「令和年度西海介護保険特別会計補正予算(第2号)」までの25件を一括議題とします。 各委員長報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長報告を求めます。田崎耕太総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長田崎耕太) 〔登壇〕 総務文教常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第108条の規定により報告します。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告します。 議案第50号「西海市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」 原案可決。 議案第51号「西海防災会議条例の一部を改正する条例制定について」 原案可決。 議案第52号「西海消防団条例の一部を改正する条例制定について」 原案可決。 議案第53号「江島辺地総合整備計画の変更について」 原案可決。 議案第67号「平成30年度西海工業団地整備事業特別会計決算認定について」 認定。 議案第68号「平成30年度西海交通船特別会計決算認定について」 認定。 審査の結果については以上ですが、議案第67号の審査において工業団地整備事業の進捗について質疑があり、予算ベース進捗状況は、県事業が約70%、市の事業が約17%、全体として43%であるとの答弁をいただいております。 当該事業の進捗について委員会として確認をいたしましたので、ご報告いたします。 以上をもって総務文教常任委員会報告といたします。 ○議長平野直幸)  以上で総務文教常任委員長報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長報告を求めます。田川正毅産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員会田川正毅) 〔登壇〕 産業建設常任委員会委員会報告を行います。 産業建設常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第108条の規定により報告いたします。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告いたします。 議案第54号「西海大瀬戸特産品直売所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について」 原案可決。 議案第55号「財産の取得について」 原案可決。 議案第56号「市道の路線廃止について」 原案可決。 議案第57号「市道の路線認定について」 原案可決。 議案第58号「公有水面埋立に係る意見について」 原案可決。 議案第59号「西海市営肥前大島ターミナルビルの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」 原案可決。 議案第60号「西海肥前大島ターミナル駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」 原案可決。 議案第61号「上水道課公用車交通事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて」 原案可決。 議案第65号「平成30年度西海簡易水道事業特別会計決算認定について」 認定。 議案第66号「平成30年度西海下水道事業特別会計決算認定について」 認定。 議案第70号「平成30年度西海水道事業会計決算認定について」 認定。 議案第71号「平成30年度西海工業用水道事業会計決算認定について」 認定。 議案第73号「令和年度西海簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」 原案可決。 審査の結果については以上ですが、議案第61号「上水道課公用車交通事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて」の審査において、当該事故にこれまでも職員の公務中の交通事故が多発していることを踏まえ、委員からは、管理職は職員の労務管理を的確に行い、労務過多などの事故を起こす要因となりかねない状況が発生しないよう努めること。また、万が一事故が発生した場合の対応プロセス関係法令、市が加入している保険の内容など、十分に把握しておくべきじゃないかという意見が出されております。 以上をもって産業建設常任委員会報告といたします。 ○議長平野直幸)  以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 次に、厚生常任委員長報告を求めます。戸浦善彦厚生常任委員長。 ◆厚生常任委員長戸浦善彦) 〔登壇〕 厚生常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第108条の規定により報告します。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告します。 議案第63号「平成30年度西海国民健康保険特別会計決算認定について」 認定。 議案第64号「平成30年度西海後期高齢者医療特別会計決算認定について」 認定。 議案第69号「平成30年度西海介護保険特別会計決算認定について」 認定。 議案第74号「令和年度西海介護保険特別会計補正予算(第2号)」 原案可決。 以上です。 ○議長平野直幸)  以上で厚生常任委員長報告を終わります。 次に、予算決算常任委員長報告を求めます。朝長隆洋予算決算常任委員長。 ◆予算決算常任委員長朝長隆洋) 〔登壇〕 予算決算常任委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第108条の規定により報告します。 事件の番号、件名、審査の結果の順に報告します。 議案第62号「平成30年度西海一般会計決算認定について」 認定。 議案第72号「令和年度西海一般会計補正予算(第3号)」 原案可決。 審査結果については以上ですが、議案第62号「平成30年度西海一般会計決算認定について」の審査の過程において各委員から出されました意見として、いまだとまらない人口減少対策や、ここ数年、極端に出生数が減ってきていることに対する少子化対策及び子育て支援対策、幼児から市内の高校支援まで含めた全体的な教育環境の充実などの質疑意見については、次年度以降の予算編成においても十分反映されることを望むとともに、西海監査委員決算審査意見書に指摘された「財政運営」、「市民目線に沿った予算の執行」、「法令遵守の徹底」、「企業誘致地場産業の育成」については、今後、予算執行を行う上で特に留意していただくよう執行部側へ申し添え、予算決算常任委員会報告といたします。 ○議長平野直幸)  以上で予算決算常任委員長報告を終わります。 これで各委員長報告を終わります。 これから、各委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) 以上で総務文教常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。1番、清水正明議員。 ◆1番(清水正明)  議案第55号「財産の取得について」、産業建設委員長にお尋ねをいたします。 当議案につきましては、私、総括質疑の中で取得価格は土地と建物を分けて明示すべきと質問をいたしました。市長の回答として、議案に明示する項目ではない旨の回答がありました。 そこでお尋ねしたいのは、当委員会でそういった土地と建物の価格の明示があったのかどうか、委員長にお尋ねしたいと思います。 ○議長平野直幸)  田川正毅産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員会田川正毅)  ただ今のご質問ですけれども、総括質疑清水委員からありましたので、委員会において、委員の中からその旨について質疑もなされておりますが、かなり慎重審議をしたつもりですけれども、結果として問題はないということで判断しております。 ○議長平野直幸)  これから自由討議を行います。 委員長報告に対する質疑に関して討議ありませんか。     (「なし」の声あり) これで自由討議を終わります。 次に、厚生常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) 以上で厚生常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、予算決算常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) 以上で予算決算常任委員長報告に対する質疑を終わります。 これで各委員長報告に対する質疑を終わります。 これから討論となりますが、討論の通告はあっておりません。 これから、議案第50号から議案第74号までの25件を一括して採決します。 これら25件に対する各委員長報告は、いずれも原案可決、または認定です。 これら25件の議案は、いずれも各委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、議案第50号から議案第74号までの25件については、いずれも各委員長報告のとおり可決されました。 △日程第26 請願第4号の1件上程 ○議長平野直幸)  日程第26、請願第4号「「幼児教育保育無償化」に伴う保育施策に関する請願書」を議題とします。 厚生常任委員長報告を求めます。戸浦善彦厚生常任委員長。 ◆厚生常任委員長戸浦善彦) 〔登壇〕 厚生常任委員会に付託された請願審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第141条第1項の規定により報告します。 受理番号請願第4号。 付託年月日令和元年9月6日。 件名、「幼児教育保育無償化」に伴う保育施策に関する請願書。 審査の結果、採択すべきもの。 委員会意見、願意が妥当であるので、採択すべきものとする。 措置、執行機関へ送付し、請願処理経過及び結果の報告を請求する。 以上、請願第4号の審査結果の報告といたします。 ○議長平野直幸)  厚生常任委員長報告が終わりました。 これから、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。2番、渕瀬栄子議員
    ◆2番(渕瀬栄子)  措置として執行機関へ送付し、請願処理経過及び結果の報告を請求するというご報告がありましたけれども、国基準による副食費の免除対象とならない子どもたちに対して、県が2分の1、市が2分の1ということで副食費の助成をしようという件が出ておりますけれども、長崎県においてはどういうふうな動きになっているかということで、質疑がなされたかどうかをお尋ねしたいと思います。 ○議長平野直幸)  戸浦善彦厚生常任委員長。 ◆厚生常任委員長戸浦善彦)  その件につきましては、委員会では質疑はございませんでした。 ○議長平野直幸)  これから自由討議を行います。 厚生常任委員長報告に対する質疑に関して、自由討議ありませんか。     (「なし」の声あり) これで自由討議を終わります。 これから討論を行います。 討論ありませんか。 この際申し上げます。討論採択反対者から発言を許可します。     (「なし」の声あり) 次に、採択賛成者の発言を許可します。2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子)  請願第4号「「幼児教育保育無償化」に伴う保育施策に関する請願」について、賛成の立場から討論を行います。 良質な保育幼児教育を全ての子ども無償で提供することは、子どもの成長、発達の権利保障として大切であると考えます。 本市においては、第2子以降の保育料無償化多子世帯への支援など、先駆けて取り組まれてきたところです。また、生活保護世帯ひとり親世帯住民税非課税世帯では、今でも無償の措置がとられています。ところが、10日1日からの無償化では、副食材料費公的給付から外され、保育施設が実費徴収することになり、年収360万円を超える世帯には新たな負担となることから、現場に支障をもたらすことが懸念されています。 西海市では、子育て安心応援事業として独自に無償化の対象としているケースにおいては、余り負担が減らない世帯や、むしろ負担が増える世帯があることから、市独自の副食費に係る独自の助成を打ち出しているところですが、請願の趣旨にある3歳以上児の完全無償化を求める請願は妥当であると考えます。 ただし、安倍政権無償化政策公立保育所での無償化の費用が全て市町村負担となっていることや、保育現場や自治体の声を聞かずに、消費税増税に伴い、強引に進めてきたことが混乱を招いているものと考えます。よって、給食は保育の一環であり、保育給付に含めることは当然であり、本市だけではなく、国に完全無償を求めるべきと考えることを申し添えて賛成といたします。 ○議長平野直幸)  次に、採択反対者の発言を許可します。     (「なし」の声あり) 次に、採択賛成者の発言を許可します。     (「なし」の声あり) これで討論を終わります。 これから、請願第4号「「幼児教育保育無償化」に伴う保育施策に関する請願書」を採決します。 この採決は電子採決システムによって行います。 請願第4号に対する委員長報告採択です。 本案は委員長報告のとおり採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。     (採決中) ボタンの押し忘れはありませんか。     (場内沈黙) ないものと認めます。 採決を確定いたします。 賛成多数です。 したがって、請願第4号「「幼児教育保育無償化」に伴う保育施策に関する請願書」は採択することに決定しました。 ただ今採択された請願執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたします。 △日程第27 請願第5号の1件上程 ○議長平野直幸)  日程第27、請願第5号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の堅持を求める2020年度政府予算に係る意見書採択の要請について」を議題とします。 総務文教常任委員長報告を求めます。田崎耕太総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長田崎耕太) 〔登壇〕 総務文教常任委員会に付託された請願審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第141条第1項の規定により報告します。 受理番号請願第5号。 付託年月日令和元年9月6日。 件名、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の堅持を求める2020年度政府予算に係る意見書採択の要請について。 審査の結果、不採択とすべきもの。 委員会意見、願意が妥当でないので、不採択すべきものとする。 以上、請願第5号の審査結果を報告いたします。 ○議長平野直幸)  総務文教常任委員長報告が終わりました。これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。 この際申し上げます。討論採択反対者から発言を許可します。     (「なし」の声あり) 次に、採択賛成者の発言を許可します。1番、清水正明議員。 ◆1番(清水正明)  請願第5号につきまして、請願の趣旨を読み上げ、賛成の立場で討論をいたします。 教育現場における課題が複雑化する今日、子供たちの「ゆたかな学び」を実現するためには、教職員の安定的な確保が不可欠でございます。特に小学校においては、平成30年度より「新学習指導要領」の移行期間に入っており、外国語教育実施等による授業時間数の調整への対応等が必要となります。また、長時間労働の是正など「働き方改革」の推進の視点から、10年以上新たな定数改善計画が策定されていない状況を考えると、教職員定数改善は喫緊の課題と言えます。 現在約6万人いる加配定数については、政策目的や地域の実情に応じた定数措置を可能にするものとして一定評価できるものですが、その人数については毎年度の予算措置によって決まることから、地方自治体にとって、安定的・計画的な教職員の採用・配置に繋がりにくいという課題もあります。今後、客観的条件に応じて算定される基礎定数の拡充を目指すべと考えます。 財源の確保はもとより、市町村財政力の差によって義務教育における教育水準に格差が生じないようにすることは、憲法の要請するところでもあり、従って、「義務教育費国庫負担制度」の堅持は不可欠です。 こうした観点から、2020年度政府予算編成において下記事項が実現されるよう、地方自治法第99条の規定にもとづき国の関係機関への意見書提出請願いたします。 1.計画的な教職員の配置に向けた、新たな教職員定数改善計画を策定し、推進すること。 2.教育機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 以上でございます。 議員各位賛同方、よろしくお願いいたします。 ○議長平野直幸)  次に、採択反対者の発言を許可します。     (「なし」の声あり) 次に、採択賛成者の発言を許可します。2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子)  請願第5号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の堅持を求める2020年度政府予算に係る意見書採択要請について」、願意が妥当でないので、不採択とすべきものとするとの委員会報告がありましたが、私は賛成の立場から討論を行います。 学校現場においては、学力向上のみならず、いじめや虐待など、解決すべき問題が山積する中で、子どもたちの豊かな学びを実現するための教材研究授業準備の時間を十分に確保することが必要であると考えます。 特に、小学校においては新学習指導要領移行期間中であり、外国語教育実施のための授業時数の調整など、豊かな学びの実現のためには、教職員定数改善などの施策が課題であると思います。 また、学校現場においては、長時間労働是正に向けて教職員の働き方改革が進められようとしていますが、その観点からも教職員定数改善は欠かせないと考えます。 平成31年4月、長崎県市長会から長崎県に対し、きめ細やかな指導の充実や創造性に富んだ人材を育成するため、全学年、少人数学級編成と少人数指導のための教職員加配措置の拡大などが求められています。よって、請願項目、政府に対して計画的な教職員の配置に向けた新たな教職員定数改善計画を策定し推進すること、教育機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める願意は妥当と考え、賛成いたします。 ○議長平野直幸)  次に、採択反対者の発言を許可します。     (「なし」の声あり) 次に、採択賛成者の発言を許可します。     (「なし」の声あり) これで討論を終わります。 これから、請願第5号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の堅持を求める2020年度政府予算に係る意見書採択の要請について」を採決します。 この採決は、電子採決システムによって行います。 請願第5号に対する委員長報告は不採択です。 ついては、請願第5号を採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。     (採決中) ボタンの押し忘れはありませんか。     (場内沈黙) ないものと認めます。 採決を確定いたします。 賛成少数です。したがって、請願第5号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度の堅持を求める2020年度政府予算に係る意見書採択の要請について」は不採択とすることに決定しました。 △日程第28 閉会中の継続調査申し出 日程第28、閉会中の継続調査申し出を議題とします。 各常任委員長から、会議規則第109条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。 各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。 したがって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 △日程第29 議員派遣議長平野直幸)  日程第29、議員派遣を議題とします。 お諮りします。 議員派遣については、お手元に配付のとおり、10月23日及び12月19日に、市内2箇所で開催する市民と議会のつどいに、それぞれ議員を派遣することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。 したがって、お手元に配付のとおり、市民と議会のつどいに議員を派遣することに決定しました。 これで本日の日程は全部終了しました。 閉会に当たり、市長から発言の申し出があっておりますので、これを許可します。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕 令和元年西海市議会第3回定例会の終了に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 提案いたしました議案について、本議会や各委員会で慎重なご審議を賜りましたことに対し厚くお礼を申し上げますとともに、審議の中でいただきましたご意見、ご指摘等につきましては、その対応に十分留意しながら取り組んでまいります。 さて、先日の台風17号については、幸いにも人命にかかわる災害はなかったものの、ビニールハウス9棟や水稲の倒伏など、収穫期を迎えた農作物を初め、強風による被害があっており、大変残念で、被害を受けた皆様には心からお見舞い申し上げます。 台風や豪雨そのものを防ぐ手だてはありませんが、日頃から備えがあれば、被害を最小にとどめ、また、早期に復旧することができます。 そのような中で、議員の皆様にもご参加いただきました、今月1日に初めて行った西海市総合防災訓練は、大変意義のあるものであったと思っております。 自衛隊、消防、福祉団体など、さまざまな団体が共同しての訓練であったため、相互の役割が直に実感でき、災害対応への想定がより明確になったことと存じます。万が一災害が発生した場合、集落ごとに対応できる人、資材等も異なります。また、山間部や離島部においては、荒天時に人的派遣や物資の輸送もままならないことも想定しなくてはなりません。そこに住む地域住民の活動が重要になってまいりますので、今後は、自主防災組織の参加、拡充を図りながら、さらに訓練を続けてまいりたいと思っております。 なお、先月から運用を開始いたしました本庁と支所及び出張所を結ぶテレビ電話については、災害時の伝達手段として効果的に活用できるものであり、日頃からの業務等を通じ、なれ親しんでいただければと思っております。議員の皆様からも、市民へ広く周知いただきますようお願い申し上げます。 さて、議員の皆様もご承知のとおり、西彼杵道路の延伸につきまして、機会あるごとに要望活動を続けてまいりましたが、今年初めて、大串インターからの南進について、時津工区の完成後速やかに着手できるよう、今年度から概略ルート、インターチェンジの位置、整備の優先順位等の検討に取り組んでいくとの知事の回答があったところであります。 議会を初め、これまでさまざまな方々の協力を得ての要望活動が実を結んだ形となりました。今後はより活動を強め、一日も早い実現に努めてまいります。 結びに、議員皆様方のご健勝とますますのご活躍を祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。 第3回定例会、まことにお疲れさまでした。 ○議長平野直幸)  これで会議を閉じます。令和元年第3回西海市議会定例会を閉会します。お疲れさまでした。     午前10時38分 閉会 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。              議長              署名議員              署名議員...