白山市議会 > 2017-08-30 >
08月30日-01号

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  1. 白山市議会 2017-08-30
    08月30日-01号


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    平成29年  8月会議---------------------------------------        平成29年白山市議会8月会議会議録第1号---------------------------------------            平成29年8月30日(水曜日)---------------------------------------出席議員(21人)   1番  池元 勝君      2番  中野 進君   3番  大屋潤一君      4番  田代敬子君   5番  山口俊哉君      6番  安実隆直君   7番  吉本史宏君      8番  永井徹史君   9番  南 清人君     10番  石地宜一君  11番  小川義昭君     12番  安田竹司君  13番  北嶋章光君     14番  村本一則君  15番  宮岸美苗君     16番  岡本克行君  17番  寺越和洋君     18番  吉田郁夫君  19番  清水芳文君     20番  藤田政樹君  21番  西川寿夫君---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名市長山田憲昭君 副市長井田正一総務部長竹内正隆君 企画振興部長田持智行健康福祉部長福祉事務所長村井志朗君 市参事兼いきいき健康課長南田茂喜市民生活部長広野晴城君 産業部長川北誠喜観光文化部長毛利文昭君 建設部長高田 隆君市参事兼白山ろく産業土木課長長井克之君 上下水道部長長谷川 茂君総務部次長財政課長南 良一君 美川支所長佐戸慎一鶴来支所長小林厚子君 選挙管理委員会事務局長能嶋秀信代表監査委員北田幸光君 監査委員事務局長高田秀子農業委員会事務局長池田昌俊君 教育長松井 毅君教育部長松田辰夫君   ---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長     北村 潔君   議事調査課長   東野 央君 主査       小林典子君   主査       西川喜朗君 手話通訳士    堀口佳子君   手話通訳士    長谷川智美---------------------------------------            議事日程(第1号)                        平成29年8月30日(水曜日)                        午前10時 開議  日程第1  諸般の報告  日程第2  会議録署名議員の指名  日程第3  議案第67号ないし議案第88号並びに報告第12号及び報告第13号        (説明)  日程第4  行政視察報告---------------------------------------            本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)のとおり---------------------------------------           午前10時0分開議 ◎議会事務局長(北村潔君) 御起立願います。礼。着席願います。 ○議長(小川義昭君) これより平成29年白山市議会8月会議を開きます。 今8月会議の審議期間は、本日から9月25日までの27日間といたします。 直ちに、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○議長(小川義昭君) 日程第1諸般の報告を行います。 平成29年7月4日及び7月28日の各日付にて、監査委員から例月現金出納検査報告書の提出がありました。 8月17日、第135回石川県市議会議長会定期総会が能美市において開催され、全議案を採択し、関係先に陳情することに決定いたしました。 8月30日付にて、市長から議案の提出がありました。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、8月30日付にて、市長、教育委員会教育長及び代表監査委員に対し出席を要求しておきました。 8月30日付にて、市長から説明員の委任及び嘱託について通知がありました。 今8月会議において、本日までに受理した請願及び陳情は、お手元に配付の文書表のとおりであります。 なお、請願第1号及び請願第2号については、総務企画常任委員会に付託いたします。 以上をもって、諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(小川義昭君) 日程第2会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、山口俊哉君、安実隆直君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第67号ないし議案第88号並びに報告第12号及び報告第13号(説明) ○議長(小川義昭君) 日程第3議案第67号ないし議案第88号並びに報告第12号及び報告第13号を一括して議題といたします。---------------------------------------提案理由の説明 ○議長(小川義昭君) 市長から提案理由の説明を求めます。 市長、山田憲昭君。     〔市長(山田憲昭君)登壇〕 ◎市長(山田憲昭君) おはようございます。 本日、ここに平成29年市議会8月会議が開会されるに当たり、最近の市政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 初めに、7月以降、活発な梅雨前線が日本付近に長く停滞をしたため、全国各地で豪雨被害に見舞われました。特に、九州北部豪雨では、多くの方が犠牲となられ、今なお多数の方々が避難生活を強いられております。また、秋田県においても、集中豪雨により河川の氾濫や土砂崩れ、道路の寸断などが発生し、大きな被害となったところであります。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された関係自治体並びに住民の皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。また、一刻も早い復旧をお祈り申し上げる次第であります。 本市におきましても、この7月は幾度も大雨に見舞われました。7月1日朝の大雨の際には、鳥越地域に土砂災害警戒情報が発表されたため、直ちに災害対策本部を設置し、市民サービスセンター職員に避難所の開設を指示するとともに、関係の町内会長へ自主避難の要請を行いました。また、職員が現場に急行し、状況把握と情報収集に努め、周辺住民への周知と注意喚起を行ったものであります。その後、雨は一旦落ちついたものの、夜に再度、大雨警報が発表されたため、翌日の夕刻までパトロールを継続いたしたところであります。 また、3日の夜からも大雨が降り、4日未明に吉野谷及びその周辺地域土砂災害警戒情報が発表されました。これを受け、早朝から3回にわたり災害対策調整会議を行い、県道岩間一里野線の通行どめに伴い孤立した旅館の宿泊客や従業員に対する安全確保に関する指示や、さらには、洪水警報が発表され、用水路等があふれる危険性が高まったことから、水害対策指定職員による土のうの設置など、対応を行ったところであります。 7月は、これ以降も、16日と22日から25日の間にたびたび大雨警報が発表されました。危機管理課や土木課、白山ろく産業土木課を中心に関係各課が連携し警戒に当たり、組織的な災害対応に努めたところであり、被害についても、市道の冠水や林道に一部の土砂の流出等が発生をいたしましたが、人的被害はなく、最小限となったものであります。 さらに、今月に入り、7日から9日にかけましても、史上3番目の長寿記録となりました台風5号の通過により、市内全域が大雨に見舞われました。特に、白山河内では一日の降水量が観測史上最大を記録したほか、8日の朝に尾口、鳥越及びその周辺地域土砂災害警戒情報が発表されたことから、災害対策本部を設置し、対象地域の557世帯1,505人に対し避難準備・高齢者等避難開始を発令するとともに、避難所の開設や住民の受け入れ、支援物資の搬入などを行いました。これにより、自主避難も含め、河内、鳥越、尾口地域の4つの避難所に63人の方々が避難したところであります。 なお、この台風による大雨に伴いましては、床下浸水やのり面の崩壊、林道の路肩の崩落などが発生しており、現在、鋭意復旧に努め、対応を進めているところであります。 このように、近年の豪雨は予測が難しく、限られた地域に集中する傾向があります。さまざまな局面を想定した対策が必要であり、今後とも、訓練などを通じ、迅速かつ的確な態勢がとれるよう徹底してまいりたいと考えております。 次に、我が国の経済情勢と本市の企業活動についてであります。 景気につきましては、企業業績が順調に拡大し、景況感が上向く中、個人消費が緩やかに拡大しており、回復が続いております。先行きにつきましても、各種政策の効果により回復が続くと予想されておりますが、海外経済の変調や金融市場の動向などに十分留意が必要であります。 北陸におきましても、電子部品や医薬品分野が好調な製造業に加え、非製造業でも景況感が上向いており、景気回復の流れが広がっております。しかしながら、いまだ企業と家計にはデフレ心理が根強く残っており、政府には、デフレ脱却を確実にする、さらなる経済再生施策の実行を期待するところであります。 市内企業の業績につきましても、おおむね好調であります。今後の業況判断には若干慎重さが見られるものの、引き続き良好な状態を維持するものと考えております。 また、このほど、山島工業団地に新たな企業の進出が決まりました。川北町でステンレス鋼板の切断加工を手がける株式会社ビー・ケー・テイが事業拡大のため、来年6月の操業開始に向け、本社及び工場の移転整備を行うものであり、さらなる雇用の創出、地域経済活性化につながるものと考えております。今会議におきまして、分譲地の土地売買契約締結に係る財産処分の議決をお願いするものであります。 こうした状況のもと、本市の平成28年度一般会計決算につきましては、市内企業の好調な業績や積極的な設備投資を反映し、税収が過去最高の182億円余りとなったところであり、普通交付税段階的減額措置の影響はあるものの、事務事業の選択と集中を行い、効率的な執行に努めた結果、実質収支で約11億円を本年度に繰り越すことができたところであります。 さらに、決算に基づく健全化判断比率についてでありますが、将来負担比率は前年度より若干高くなりましたが、基準値を下回っており、実質公債費比率も改善をしていることから、健全な財政運営が維持できております。 今後とも、引き続き、持続可能で安定的な行財政基盤の確立に努めてまいる所存であります。 次に、ことしの夏は、大雨や台風の影響が心配されましたが、白山まつりや鶴来の夏祭り、みか1フェスティバル、鳥越一向一揆まつり、サマーフェスティバル白山など、恒例のイベントが盛大に開催をされました。それぞれ工夫を凝らした多彩な催しに多くの方々が集い、夏を満喫され、大盛況となりました。地域の皆様や関係団体の毎年の御尽力に敬意を表する次第であり、今後とも、こうした地域の活力を市勢の伸展に生かしてまいりたいというふうに思っております。 それでは、最近の市政の状況について御説明を申し上げます。 初めに、友好都市ドイツラウンハイム市への訪問と、世界ジオパーク認定に向けた活動についてであります。 昨年、ラウンハイム市からトーマス・ユーヘ市長が来市をされ、友好を深めたところであります。本年は、その答礼に加え、友好都市提携20周年の節目に当たり、さらなる交流と発展を誓うため、改めて調印を交わすこととしており、10月9日からの日程で、私を団長とし、小川議長を初め、関係団体の代表の皆様とともに現地を公式訪問することといたしております。 また、これにあわせ、パリのユネスコ本部を訪問し、本市のジオパークの活動状況や今後の取り組みを説明してまいるとともに、その後、ユネスコの国際地質科学ジオパーク計画事務局長、パトリック・マッキーバー氏の出身地であるアイルランドにも立ち寄り、世界ジオパークバレン・モハー断崖ジオパークを視察することといたしております。このジオパークは、市民活動が非常に盛んで、持続的な地域づくりにおいて先駆的な活動を行っている世界有数のジオパークであり、世界認定を目指す本市にとって大変参考になるものと考えております。 そのジオパークの国際活動につきましては、このほかに、来月17日から23日に中国で開催される第5回アジア太平洋ジオパークネットワークシンポジウムに職員を派遣いたします。本市の活動を発表するとともに、さらなるネットワークの強化に努めてまいります。 また、昨日から本日にかけて、文部科学省においてユネスコを所管する国際統括官が市内の白山手取川ジオパーク及び白山ユネスコエコパークを視察に訪れ、東二口歴史民俗資料館や尾口のでくまわし、百万貫の岩、桑島化石壁など、本市の活動の状況を説明したところであり、こうしたことを通じて世界認定に向けた活動を積極的に推進してまいりたいと考えております。 次に、専門職大学の設置に対する支援についてであります。 本年5月に改正学校教育法が成立をし、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関として、専門職大学が制度化をされました。大学制度の中に既存の大学とは別の新たな枠組みを設けるものであり、企業等との連携により、高度な実践力と経営力を兼ね備えた即戦力となる人材の養成を目指すものであります。 今般、この法律改正を受け、金沢市内を中心に調理や美容、医療事務など8つの専門学校を運営している学校法人国際ビジネス学院が、本市横江町の土地区画整理事業区域内に、食と美容分野の(仮称)金沢専門職大学白山キャンパスの設置を表明いたしました。時代のニーズに即応できる真の職業人を養成するという高い教育理念を掲げ、国の法律施行期日である平成31年4月の開校を目指すこととしており、この10月に文部科学省へ認可申請を行う予定であります。 なお、この申請に当たりましては、文部科学省との事前協議において、財源確保については地元自治体の支援を得るよう指示があり、その指示に基づき、先般、8月4日に国際ジビネス学院から本市並びに市議会に対し要望書が提出をされたところであります。 この取り組みは、地方創生推進の観点からも、若者の交流人口の拡大やにぎわいの創出に資するものであり、さらには、産業界等と連携した専門職教育が実施されることから、今後、さらなる産業の振興と雇用の創出が期待をされるところであります。このようなことから、本市といたしましては、このたびの国際ビジネス学院専門職大学の設置につきましては、地域の活性化に対し大きく貢献するものであり、適切に支援をしてまいりたいと考えているところであります。 次に、白山総合車両所等を活用した観光・産業振興ビジョンについてであります。 現在、本市におきましては、庁内のビジョン策定本部において、町内会や各種団体、市職員から寄せられました388件の提案を絞り込み、鋭意、事業計画書を作成しているところであります。また、能美市、野々市市、川北町においてもそれぞれ事業の取りまとめを行っており、来月の地域ビジョン策定協議会には3市1町それぞれの事業計画が提示をされ、ビジョンの骨子案がまとまる予定であります。11月にも予定される与党・自由民主党の新幹線車両所の活用による観光・産業振興プロジェクトチームにその中間報告を行うこととしており、来年度予算に向け、このプロジェクトチームを初め、関係機関等と十分調整を図ってまいりたいと考えております。 なお、今月の27日に行われました在来線の金沢総合車両所一般公開では、一日で5,500人にも上る多くの鉄道ファンが詰めかけ、大盛況となりました。また、来月の24日には白山総合車両所においても一般公開が予定をされており、さらに多くの見学者が見込まれるところであります。改めて鉄道のまち白山のポテンシャルの高さを認識いたしているところであり、2つの車両所の価値を最大限に引き出せるよう、ビジョン策定において、さらなる事業の磨き上げを行ってまいりたいと考えております。 次に、白山開山1300年記念事業についてであります。 夏山開きとともに本格化をいたしました白山登山では、多くの登山者がタスキリレーや、白山の水の恵みに感謝をするお水返しに参加され、記念登山の連帯感が高まっております。 また、今月5日から、白山一里野温泉スキー場において、3万個、七色のLEDライトが彩る「灯りでつなぐ1300年」を実施いたしております。多くのボランティアの皆様とともに制作いたしましたイルミネーションは、ゲレンデに虹色の禅定道として浮かび上がり、手取川をイメージした青色に変化する光のアートが幻想的であり、9月末までの期間、多くの皆様にごらんいただきたいと思っております。 記念事業は、この秋にも、白山の恵みフェア白山下山仏特別展白山シンポジウムなど、さまざまなイベントを開催いたします。多くの皆様の御来場をお待ち申し上げる次第であります。 また、来月の10日には、1300年記念事業の一環として、第5回白山白川郷ウルトラマラソンを開催いたします。世界遺産ジオパークシリーズといたしまして初めて開催される今大会には、100キロメートルと70キロメートルの部、合わせて1,573人のランナーがエントリーし、100キロの部門では初めて1,000人の大台を突破いたしました。 今回のコースは、世界遺産の白川郷をスタート地点とし、ゴールの松任総合運動公園まで、山・川・海、全域を駆け抜ける標高差1,230メートルのダイナミックな新たなコースとなっており、白山手取川ジオパークの魅力を十分に堪能いただけるものと思っております。 当日は、ボランティア、スタッフ、約1,000人が万全の態勢で運営に当たることとしており、精いっぱいのおもてなしで皆様をお迎えしたいと思っております。 次に、道の駅めぐみ白山についてであります。 道の駅につきましては、順調に工事が進んでおり、今月7日に、国土交通省に対し、道の駅の登録申請を行ったところであります。また、オール白山をコンセプトとした運営につきましても、今月21日に、市と農業団体、経済団体並びに観光連盟を出資者として、第三セクターの株式会社めぐみ白山を設立したところであります。今会議には、指定管理者の指定について議案を上程いたしており、来春の開業に向け、運営面においてもしっかりと準備を進めることといたしております。 なお、道の駅を市民の皆様に広く知っていただくため、11月5日に福祉ふれあいセンターにおきまして、国土交通省との共催で、道の駅めぐみ白山の開業を考えるシンポジウムを開催いたします。全国の道の駅有識者懇談会委員長、筑波大学の石田東生教授の基調講演やパネルディスカッション、施設の見どころ紹介などを行い、開業の機運を高めてまいりたいと考えております。 次に、山島工業団地の第2期造成事業についてであります。 山島工業団地の第2期計画につきましては、今般、地元町内会及び地権者と合意に至り、矢頃島町地内約3.3ヘクタールの計画区域において事業を進めることといたしたところであります。早期の分譲を図るため、今年度内に造成工事に一定のめどをつけることが必要であることから、今会議に用地の取得及び造成工事に関連する所要の経費につきまして補正予算をお願いするものであります。 また、放課後児童クラブについてであります。 本市の放課後児童クラブ入所児童数は、国の入所基準の緩和などにより年々増加をしており、児童1人当たりの面積が基準に満たないクラブについては、順次、施設の増設を行っております。 今般、入所児童の増加が著しい旭丘小学校区及び蕪城小学校区における2つのクラブにつきましては、国より施設整備補助金の内示がありましたので、年度内の完成を目指し、施設の整備に取りかかるものであります。 また、放課後児童クラブの利用料につきましては、現在、18歳未満の児童を3人以上養育する経済的に恵まれない世帯を対象に、第3子以降を原則無料としております。今年度、県が新たに第2子についても対象範囲を広げる制度改正を行いましたので、本市におきましても、子育て世帯のさらなる経済的負担の軽減を図るため、県と歩調を合わせ、本年4月にさかのぼり、原則無料化をするものであります。 次に、一里野温泉スキー場についてであります。 一里野温泉スキー場は、オープンからことしで40周年を迎え、施設の老朽化に加え、利用者ニーズの変化に伴い、時代に合わなくなってきております。こうしたことから、スキー場のさらなる魅力アップと集客を図るため、今般、ゲレンデの一部廃止、集約化を図るとともに、初級、中級、ファミリー層をターゲットとした魅力あるコースの再編整備を行うことといたしたところであります。測量設計を行い、来年度早々に整備に着手する必要があることから、今会議に所要の経費をお願いするものであります。 なお、策定中のスキー場整備計画につきましては、今会議に中間報告を行うことといたしております。 次に、市道白山水戸町線の供用開始と今後の周辺整備についてであります。 白山開山1300年を契機として整備を進めてまいりました市道白山水戸町線が、今月7日に供用開始となりました。この国道157号から白山比め神社表参道へのバイパス道路の完成により、表参道へのアクセスが向上するとともに、周辺のにぎわい創出がより一層図られるものであります。また、あわせて、石川県の手取キャニオンロードも同時に整備をされまして、利便性も向上したところであります。今後は、旧加賀一の宮駅の駅舎の改修と周辺整備を一体的に行い、鶴来地域の町なかへの回遊につなげてまいりたいと考えております。 次に、美川漁港広場における公衆トイレの設置についてであります。 美川漁港では、毎朝、漁船の帰港とともに朝市がにぎわいを見せており、また、毎年9月に行われる美川里海きときと祭には、新鮮な魚介を求める多くの買い物客でにぎわっております。 現在、隣接の漁港広場におきまして建設を進めております公衆トイレにつきましては、来月24日のきときと祭までには完成の予定であり、今後、漁港の利便性の向上が図られるものであります。 次に、松任中央浄化センターにおけるし尿及び浄化槽汚泥の広域処理についてであります。 老朽化が著しく、今後のあり方について検討を重ねてまいりました松任衛生センター及び手取衛生センターにつきましては、このたび、関係一部事務組合並びに構成市町の本市、野々市市、川北町及び能美市との間で、現在の施設は更新をせず、松任中央浄化センター下水道処理施設内にし尿、浄化槽汚泥受け入れ施設、搬入道路を整備し、処理を行う方針に合意をしたところであります。社会資本整備総合交付金を活用し、下水道の汚水処理施設共同整備事業、いわゆるMICS事業として実施をすることにより、施設整備費用の縮減に加え、スケールメリットを生かした効率的な処理が可能となるものであります。平成33年10月の供用開始を目指し、今年度中に事業着手することとしており、今会議に基本設計費及び水処理施設増設詳細設計費などについて補正予算をお願いするものであります。 それでは、提案をいたしました諸議案につきまして御説明申し上げます。 提出案件は、決算認定12件、補正予算案5件、事件処分案5件、報告案件2件の計24件であります。 初めに、議案第67号から第78号までの平成28年度の一般会計を初めとする12会計の決算についてであります。 まず、一般会計につきましては、実質収支で約11億円を繰り越すことができたところであり、国民健康保険などの特別会計及び水道事業会計などの企業会計につきましては、それぞれの事業の目的に沿い、適切な執行に努めた結果、おおむね堅実な決算を結ぶことができました。これもひとえに、議員各位を初め、市民の皆様の御理解、御協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第であり、今後とも市民生活の安全・安心を最優先に、多様な行政需要に的確に対応する一方、健全な財政運営に努めてまいる所存であります。 次に、議案第79号から第83号までの平成29年度補正予算案についてであります。 まず、一般会計につきましては、補正予算額13億6,600万円余となるものであります。その主なものといたしましては、総務費では、平成28年度決算剰余金の2分の1相当額として、5億5,900万円余を財政調整基金へ積み立てるほか、日本年金機構との連携を図るための社会保障・税番号制度システム整備費などを計上するものであります。 また、民生費では、国民年金システム改修費などを計上し、衛生費では、予防接種による健康被害認定に伴う医療手当等の給付費及び健康センター松任の空調機器修繕費用を計上いたしております。 さらに、農林水産業費では、農業機械を購入する認定農業者等に対する経営体育成支援事業補助金のほか、園芸産地の生産力強化等に必要な機械施設の導入を支援する農業機械施設整備支援事業補助金などを計上し、商工費では、公衆浴場施設改善事業費補助金などを計上いたしております。 また、土木費では、JR北島踏切撤去に係る測量調査設計委託料を計上し、教育費では、国からの学校施設環境改善交付金の決定を受け、笠間中学校及び北辰中学校の大規模改造事業費について債務負担行為の予算化を行うほか、エネルギー教育推進事業費を計上するものであります。 特別会計につきましては、介護保険特別会計において、介護給付費準備基金への積立金などを計上し、工業団地造成事業特別会計では、先ほど申し上げました山島工業団地第2期造成事業に関する用地費などを計上するほか、造成工事費等について債務負担行為の設定を行うものであります。さらに、湊財産区特別会計につきましては、決算剰余金の基金積立金を計上するものであります。 次に、議案第84号から第88号までの事件処分案につきましての主なものを御説明申し上げます。 町の名称の変更につきましては、三浦・幸明町土地区画整理事業の施行に伴い、町の区域及び名称の変更が必要となったため、また、平成28年度白山市水道事業会計未処分利益剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金を処分し、建設改良積立金に積み立てるため、さらに、平成28年度白山市下水道事業会計資本剰余金の処分につきましては、資本剰余金を処分し、累積欠損に補填をするため、それぞれ議会の議決を求めるものであります。 次に、報告第12号及び第13号の報告案件について御説明を申し上げます。 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業決算に基づく資金不足比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の定めにより、また、一般財団法人白山市地域振興公社の経営状況の報告につきましては、地方自治法の定めにより、それぞれ議会へ報告をするものであります。 以上をもちまして、8月会議に提出をいたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小川義昭君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △日程第4 行政視察報告 ○議長(小川義昭君) 日程第4行政視察報告を行います。 総務企画常任委員会委員長、吉本史宏君。     〔総務企画常任委員会委員長(吉本史宏君)登壇〕 ◆総務企画常任委員会委員長(吉本史宏君) 総務企画常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月10日から12日までの3日間、熊本県熊本市、熊本県益城町、JR九州及び福岡県小郡市を視察研修してまいりました。 まず初めに、熊本県熊本市の熊本地震について報告します。 昨年4月14日以降に発生した熊本地震は、震度7の地震が立て続けに2回、一連の地震で震度6以上が7回発生するという、気象庁の観測史上初となる地震でした。 熊本市では、道路や橋梁等のインフラ、避難場所となる学校などの公共施設も甚大な被害を受けました。また、避難者数は想定の約2倍の11万人で、避難場所に指定していない施設や福祉避難所にも一般避難者が押し寄せ、絶え間なく続く余震に多くの避難者が不安を感じて車中泊や野宿をするなど、想定外の状況になりました。 災害対応の検証をもとに、本年5月に地域防災計画を抜本的に見直し、最も重点を置いたのが避難対策の強化でした。熊本地震では、ほとんどの避難所で行政が中心に運営し、日々ニーズが変化する避難者の対応などで混乱していましたが、その一方で、防災訓練を実施している地域においては、避難者が助け合い、比較的順調に避難所を運営することができ、その教訓を踏まえ、全地区に地域住民や市職員等で構成する防災連絡会を立ち上げて、避難所運営ゲームなどの訓練を推進されています。 さらに、避難所となる小・中学校においては、非常用電源やWi-Fiなどの情報通信設備、マンホールトイレの設置、貯水機能がある給水設備など、避難所機能を考慮した環境整備を進めています。 また、熊本市の東に隣接する益城町の布田川断層が露出している現地を視察し、宅地や畑を走る断層が大きな横ずれを起こし、周辺の建物などは甚大な被害を受けていました。本市においても森本富樫断層を有しており、活断層による直下型地震の脅威を改めて認識するとともに、災害対応について大いに参考になると感じました。 次に、JR九州の沿線自治体と連携した地域振興について報告します。 JR九州では、平成23年に九州新幹線が全線開通し、多くの観光客が乗降されるようになり、九州新幹線を軸に、在来線の沿線自治体と一体となって観光列車を運行しています。観光列車の内装は、沿線地域の木材や装飾品を使ったデザイン性、地域に基づくストーリー性のある企画や郷土料理を提供しています。 沿線自治体においては、無電柱化などで町並みを整備し、観光列車と直結してバスを運行するなど、周遊観光を実施しています。 中でも、乗客に喜ばれ、高い乗車率を誇っている要因として、自治体や商工団体、高校生などが駅で出迎え、さらには走行中の列車に子供たちも手を振るなど、地域全体でもてなす機運が醸成されていることです。 このほか、沿線自治体と連携して、国内のPR活動やインバウンド対策として、韓国の旅行会社を対象に招請ツアーなども行っています。 本市では、車両所を活用した観光・産業振興に鋭意取り組んでいますが、JR九州から地元の盛り上がりがあってこそ新たな事業が展開できると説明があり、JR西日本との連携をさらに強固にするとともに、市全体で「鉄道のまち白山市」としての一層の盛り上がりが重要であると感じました。 次に、福岡県小郡市の協働のまちづくりについて報告します。 小郡市では、地域におけるまちづくりを自治会に頼ってきましたが、自治会役員への負担増大や相互扶助意識の低下などから、地域、行政、市民活動団体などと協力して協働のまちづくりを推進しています。 住民全体による課題解決に向け、全ての小学校区において新たな地域コミュニティーであるまちづくり協議会を設置し、地域の実情に応じて防災や青少年育成、健康福祉などの専門部会が実働しています。 特徴的な専門部会として自治会バス部会があり、校区内の交通弱者のため、市が無償で貸与する車両を地域のボランティアが運転し、住民のニーズに基づいたルートで運行した結果、毎年利用者が増加し、高齢者の外出のきっかけにもつながり、地域福祉の面でも効果を発揮しています。 このほか、協働のまちづくりの推進に向けて、NPOやボランティア団体に支援を行い、高齢者サロンの運営や女性リーダーの育成などを実施しています。 本市においても市民協働によるまちづくりの構築を検討されていますが、小郡市では住民が地域課題に主体的に取り組むことによる喜びや安心を共有するなどの成果があらわれており、大いに参考になると思います。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料につきましては、事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、総務企画常任委員会の行政視察報告を終わります。 ○議長(小川義昭君) 総務企画常任委員会の行政視察報告は終わりました。 次に、文教福祉常任委員会委員長、安実隆直君。     〔文教福祉常任委員会委員長(安実隆直君)登壇〕 ◆文教福祉常任委員会委員長(安実隆直君) 文教福祉常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月18日から20日までの3日間、三重県名張市と多気町及び愛知県岡崎市を視察研修してまいりました。 まず初めに、名張市の地域福祉教育総合支援システムについて報告をいたします。 名張市では、地区公民館等を単位とする15の地域で、住民主体のまちづくりを行う地域づくり組織が活発に活動しております。 名張市は、第1次地域福祉計画に基づき、地域づくり組織単位で「まちの保健室」を設置し、健康・福祉の総合相談、健康づくり・介護予防の啓発、見守り・支援ネットワークづくりを行っています。市が住民主体のまちづくりを進める中で、地域では生活支援等の有償ボランティア組織が立ち上がり、支え合い活動が盛んになっているとのことでありました。 また、妊娠・出産・育児の切れ目ない支援のシステムである名張版ネウボラの取り組みとして、行政のかかわりが希薄な時期である妊娠中・産後直後に、まちの保健室の職員がチャイルドパートナーとなり、地域での相談、支援を行っております。 平成28年には、これまでの取り組みを発展、強化していくために、庁内体制の整備や、複合的な生活課題にワンストップ窓口で対応する相談員エリアディレクターを配置、地域の課題を検討するエリア会議における関係機関との連携強化を行い、名張市地域福祉教育総合支援システムを構築いたしました。 このような地域での協働による福祉や子育て、教育等の包括的支援制度は、本市の市民主体のまちづくりや、誰もが健康でいきいきと暮らし続けられるまちづくりに関して大変参考になりました。 次に、多気町の高校生レストランまごの店について報告いたします。 まごの店は、五桂自治会が運営する五桂池ふるさと村内に、三重県立相可高校の食物調理科調理クラブの生徒の研修施設としてできたレストランであります。先生の指導のもと、レストランの仕入れ、調理、接客など、全てにおいて高校生が行っております。 初代まごの店は手狭で、簡素な店でしたが、平成15年、文部科学省が高度な職業教育を進める専門高校を支援する目指せスペシャリスト事業の指定校に相可高校食物調理科が選ばれたことから、多気町としても、地域活性化の目玉として、新しいまごの店の建設に取り組むこととなりました。 建設に当たっては、相可高校の生徒がどんな店をつくるか夢をまとめ、県内の建築家を目指す高校生による設計コンペを行い、地域の大人がつくるというストーリーで進めたとのことでありました。 現在も順調に運営を続け、メディアにも多く取り上げられたことから、全国的に知られるようになり、観光施設としても注目されております。 このほか、相可高校は、生産経済科の生徒が地元の食品会社や製薬会社と共同で商品をプロデュースするなど、さまざまな分野で地元と連携しており、町はその取り組みをバックアップしております。 このような地域社会への若者の参画や地元企業とのタイアップは、本市における高等学校との連携による地方活性化の施策として参考になりました。 最後に、岡崎市の岡崎市スポーツ施設配置整備方針について報告します。 岡崎市スポーツ推進計画の中で、老朽化した施設については、長寿命化の視点に立って改修計画を作成するとともに、新設・増設が必要な施設については、整備方針の検討を進めることを施策として掲げています。この施策を実現するために、スポーツ施設配置整備方針を別途定めることとしており、その中で既存施設の管理計画と新規施設の配置整備方針を策定しました。 スポーツ施設の配置状況と利用状況及び市民、スポーツ推進員へのアンケート調査結果等から、スポーツ施設整備に関する課題は、重複する施設の配置や利用時間帯の見直しによる混雑の解消、施設の老朽化対策、新規スポーツ施設の整備、愛知県岡崎総合運動場を市に移管しての利活用、積極的な学校体育施設の開放と利用促進、予算の平準化と財源確保であることが明らかになり、今後は施設ごとに管理計画をつくっていくこと、建物については岡崎市市有建築物管理保全基本方針に基づき計画的に大規模改修、修繕、建てかえを行うこと、各設備について細かな維持管理方法や修繕、更新時期等について定めていくこととしました。 また、不足施設の新規整備は難しいため、まずは学校体育施設の開放や公園の有効利用により補っていくとのことでありました。 岡崎市のスポーツ施設の整備に特化した方針・計画については、本市におけるスポーツ施設の運営や今後の整備計画のあり方等に対し、大変参考になりました。 これらのほか、岡崎市では、健康づくりのための複合施設である岡崎げんき館について、名古屋市、JR東海のリニア・鉄道館では、学校教育への活用について視察してきました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料につきましては、事務局に保管してありますので、御一読をいただきますようにお願い申し上げ、文教福祉常任委員会の行政視察報告を終わります。 ○議長(小川義昭君) 文教福祉常任委員会の行政視察報告は終わりました。 次に、産業建設常任委員会委員長、南清人君。     〔産業建設常任委員会委員長(南 清人君)登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(南清人君) 産業建設常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月19日から21日までの3日間、秋田県横手市、山形県鶴岡市及び新潟県新潟市を視察研修してまいりました。 まず初めに、横手市の食と農からのまちづくり事業の取り組みについて報告します。 横手市は、古くから果樹や露地野菜等を中心とした生産農家が多く、農林水産省の平成27年の調査では266億9,000万円の農業産出額を誇ります。また、こうじを中心とした発酵文化が根づいており、日本酒を初め、みそ、しょうゆや、秋田を代表する漬物であります「いぶりがっこ」が生産されており、平成20年には全国発酵食品サミットが開催されています。 食と農のまちづくり事業は、平成19年度から実施され、市町村合併時の新たな横手市の共通の財産とは何かを考えたとき、農業と食が共通財産であるという思いのもと、農業と食を通じて、それにかかわる産業を元気にしていこうと始まった取り組みであります。 「市民が食に学び、食を楽しみ、食で潤うまちを目指して」をキャッチフレーズに、まちづくりの基本方針として、豊かな自給的食文化の継承・発展、横手の豊かな自給的食文化からの発信と挑戦、豊かな生きものを守り育てるエコ農業や環境創造型農業の推進を掲げ、食育活動や食文化の継承、ブランド化、農業所得の向上を図るためのさまざまな事業を展開しており、本市における農業振興施策や市産品の販路拡大への手がかりとして大いに参考になりました。 次に、横手市の道の駅十文字について報告します。 道の駅十文字は、横手市の南の玄関口として平成19年9月にオープンし、トイレや農産物直売所、コンビニエンスストアなどの施設が一つの建物に入る全国的にも珍しい道の駅であり、旧十文字町長が代表を務める純民間会社の株式会社十文字リーディングカンパニーが管理運営を行っております。 道の駅の全体の売り上げは年間約9億円で、うち農産物直売所の年間売り上げが4億5,800万円と、秋田県内ではトップの売り上げを誇る道の駅であります。 来客数は、東日本大震災前年の年間約72万人をピークに、現在は約60万人程度と減少していますが、売り上げは年々伸びており、開業2年目から行っている秋田市、仙台市、東京都内での外販事業での収益が伸びていることが一つの要因であるとのことで、本市が現在進めている道の駅めぐみ白山の運営や事業展開等に対し、大いに参考になりました。 次に、鶴岡市のユネスコ食文化創造都市についての取り組みについて報告します。 鶴岡市は、海の幸・山の幸に恵まれた豊かな食文化や、出羽三山の山岳修験における精進料理など、精神文化と結びついた独自の食文化が残っております。また、数百年にわたり種を守り継いできた在来作物が50種類以上残っており、その栽培方法とともに継承されています。 こうした歴史と食文化を背景に、平成26年12月に日本で初のユネスコ食文化創造都市に認定されました。主な事業として、地域全体を一つの博物館と見立てた鶴岡ガストロノミーフィールドミュージアム構想の推進や、ユネスコ食文化創造都市や国内外の食の教育研究機関との連携した食のフィールドスタディツアー等を開催するなど、定期的に外国人が訪れる機会を創出する事業を展開し、誘客促進を図っていくとのことで、本市における観光誘客やインバウンド施策の展開に対する一つのヒントとして大変参考になりました。 最後に、新潟市の鉄道のまちづくりについて報告します。 新潟市(旧新津市)は、信越本線、磐越西線、羽越本線が交差する鉄道の要衝であり、新潟鉄道局の車両工場である新津工場を初め、昭和30年代前半までに多くの鉄道機関が設置され、「鉄道の街にいつ」の全盛期を迎えました。 こうしたことから、市民の間から「新津に鉄道博物館を」という声が上がり始め、昭和58年に新津鉄道博物館がオープンしました。その後、新潟市との合併を経て、「鉄道の街にいつ」の中核施設として、鉄道文化をわかりやすく表現することを目的に、平成26年に鉄道博物館をリニューアルオープンしました。 新潟市としては、鉄道博物館を単なるリニューアルで終わらせるのではなく、交流人口の拡大や地域の活性化を初め、鉄道文化を継承・発展する人づくりと、地域・市民・企業との連携により魅力ある事業の展開を図るなど、鉄道のまちのイメージづくりと地域協働を進めているとのことで、本市が現在進めている白山総合車両所等の産業と地域の観光資源を活用した取り組みに対する手がかりとして大変参考になりました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料については、事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、産業建設常任委員会の行政視察報告を終わります。
    ○議長(小川義昭君) 産業建設常任委員会の行政視察報告は終わりました。--------------------------------------- ○議長(小川義昭君) 本日の議事は、これをもって終了いたしました。 次に、休会の件についてお諮りいたします。 議事の都合により、明日8月31日から9月6日までの7日間は本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小川義昭君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。 次の本会議は、9月7日午前10時から開きます。 本日は、これにて散会いたします。          午前11時2分散会---------------------------------------(参照)     平成29年白山市議会8月会議予定表(審議期間27日間)日次月日曜区分開議時刻議事第1日8月30日水 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 諸般の報告  会議録署名議員の指名  議案上程   説明  行政視察報告 本会議終了後全員協議会、決算説明会第2日8月31日木休会午前9時決算説明会決算説明会終了後議員協議会議員協議会終了後車両所活用による振興特別委員会第3日9月1日金休会 (一般質問締め切り 正午まで)午後1時30分広報広聴委員会第4日9月2日土休会  第5日9月3日日休会  第6日9月4日月休会  第7日9月5日火休会  第8日9月6日水休会  第9日9月7日木 午前9時議会運営委員会本会議午前10時  質疑  一般質問第10日9月8日金本会議午前10時 一般質問   委員会付託 本会議終了後議員協議会 議員協議会終了後決算常任委員会第11日9月9日土休会  第12日9月10日日休会  第13日9月11日月休会 (一般質問予備日)第14日9月12日火休会午前9時総務企画・文教福祉・産業建設常任委員会 /決算分科会第15日9月13日水休会 (常任委員会/決算分科会予備日)第16日9月14日木休会午前10時予算常任委員会第17日9月15日金休会 (予算常任委員会予備日)第18日9月16日土休会  第19日9月17日日休会  第20日9月18日月休会  第21日9月19日火休会午後1時決算常任委員会理事会第22日9月20日水休会午前10時決算常任委員会第23日9月21日木休会午前10時車両所活用による振興特別委員会第24日9月22日金休会 (委員会予備日)第25日9月23日土休会  第26日9月24日日休会  第27日9月25日月 午前11時議会運営委員会 午後1時全員協議会本会議午後3時 諸般の報告   委員長報告、質疑、討論、表決平成29年白山市議会定例会  会期 3月6日(月)~平成30年2月28日(水)360日間---------------------------------------     平成29年白山市議会8月会議提出事件一覧表事件の番号        件名議案第67号 平成28年度白山市一般会計歳入歳出決算の認定について議案第68号 平成28年度白山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について議案第69号 平成28年度白山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について議案第70号 平成28年度白山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について議案第71号 平成28年度白山市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について議案第72号 平成28年度白山市墓地公苑特別会計歳入歳出決算の認定について議案第73号 平成28年度白山市温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について議案第74号 平成28年度白山市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について議案第75号 平成28年度白山市湊財産区特別会計歳入歳出決算の認定について議案第76号 平成28年度白山市水道事業会計決算の認定について議案第77号 平成28年度白山市工業用水道事業会計決算の認定について議案第78号 平成28年度白山市下水道事業会計決算の認定について議案第79号 平成29年度白山市一般会計補正予算(第2号)議案第80号 平成29年度白山市介護保険特別会計補正予算(第1号)議案第81号 平成29年度白山市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議案第82号 平成29年度白山市湊財産区特別会計補正予算(第1号)議案第83号 平成29年度白山市下水道事業会計補正予算(第1号)議案第84号 町の名称の変更について議案第85号 道の駅めぐみ白山指定管理者の指定について議案第86号 財産の処分について議案第87号 平成28年度白山市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について議案第88号 平成28年度白山市下水道事業会計資本剰余金の処分について報告第12号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業決算に基づく資金不足比率の報告について報告第13号 一般財団法人白山市地域振興公社の経営状況の報告について請願第1号 免税軽油制度の継続を求める請願書請願第2号 所得税法第56条廃止の意見書採択についての請願書陳情第5号 千代野公民館の設備改善に関する要望書陳情第6号 学校法人国際ビジネス学院白山キャンパス金沢専門職大学設立の補助に関する要望書陳情第7号 「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情書---------------------------------------     平成29年白山市議会8月会議請願文書表請願番号受理月日件名及び要旨請願者紹介議員付託委員会17月11日 免税軽油制度の継続を求める請願書  平成30年3月末で廃止される免税軽油制度を継続していただくため、意見書を政府関係機関に提出していただくことを請願します。白山市尾添リ68 株式会社スノーエリアマネージメント白山 代表取締役社長  山本外勝南 清人総務企画 常任委員会28月21日 所得税法第56条廃止の意見書採択についての請願書  所得税法第56条は、明治時代の家父長制度のなごりの「家」制度によっており、憲法第24条に反する税制度であることから、早急に廃止するよう意見書を政府に送付することを請願します。金沢市新保本町 4-66-4 金沢白山民主商工会 婦人部代表者  泉谷公子宮岸美苗総務企画 常任委員会---------------------------------------     平成29年白山市議会8月会議陳情書一覧表陳情番号受理月日件名及び要旨提出者送付委員会57月31日 千代野公民館の設備改善に関する要望書  千代野公民館の設備改善について下記のとおり要望します。    記 1 エレベーターの設置 2 和式トイレの洋式化千代野町内会連合会 会長  太田芳夫    外1人文教福祉 常任委員会68月4日 学校法人国際ビジネス学院白山キャンパス金沢専門職大学設立の補助に関する要望書  本学院では日本初となる専門職大学の開校を目指し、鋭意準備を進めております。つきましては、本構想の実現のために補助金、体育館・運動場の貸与、開校計画場所の隣地にある公園の整備を要望します。学校法人国際ビジネス学院 理事長  大聖寺谷敏総務企画 常任委員会78月8日 「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情書  山村地域の自治体による森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保などの取り組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にもつながるものです。森林・林業・山村対策の抜本的強化を図るため、全国森林環境税の創設に関する意見書を政府・国会等関係要路へ提出いただきますよう要望します。全国森林環境税創設促進議員連盟 会長  板垣一徳総務企画 常任委員会...