加東市議会 > 2022-06-24 >
06月24日-04号

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  1. 加東市議会 2022-06-24
    06月24日-04号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年 6月 第107回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第260号                     │  │      第107回(定例)加東市議会会議録      │  │              令和4年6月24日(第4日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 第39号議案 加東市立木から市民等の生命及び住宅等の財産を守る条例制定の件     委員会報告 産業厚生常任委員会委員長 岸 本 眞知子     委員長報告に対する質疑、討論、採決  第2 報告第6号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)  第3 第42号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第2号)  第4 第43号議案 旧東条東小学校閉校施設活用工事請負契約締結の件  第5 第44号議案 加東市社地域小中一貫校建設工事請負契約締結の件  第6 第45号議案 加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事請負契約締結の件  第7 第46号議案 小型動力ポンプ付積載車購入の件  第8 同意第7号 加東市教育委員会教育長の任命の件  第9 同意第8号 加東市教育委員会委員の任命の件  第10 議員提出第2号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件  第11 委員会の閉会中の継続調査の件2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(15名)      1番  北 原   豊 君      2番  別 府 みどり 君      3番  鷹 尾 直 人 君      4番  廣 畑 貞 一 君      5番  古 跡 和 夫 君      6番  大 畑 一千代 君      7番  高 瀬 俊 介 君      8番  長谷川 幹 雄 君      9番  石 井 雅 彦 君      10番  岸 本 眞知子 君      11番  小 川 忠 市 君      12番  小 紫 泰 良 君      14番  桑 村 繁 則 君      15番  山 本 通 廣 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(1名)6 説明のため出席した理事者(19名)     市長          岩 根   正 君     副市長         小 林 勝 成 君     技監          野 崎   敏 君     まちづくり政策部長   三 木 秀 仁 君     まちづくり政策部人事課長藤 原 英 樹 君     総務財政部長      肥 田 繁 樹 君     総務財政部総務財政課長 西 山 卓 良 君     総務財政部管財課長   谷 垣 直 哉 君     市民協働部長      土 肥 彰 浩 君     健康福祉部長      大 西 祥 隆 君     産業振興部長      長 田   徹 君     都市整備部長      大 畑 敏 之 君     上下水道部長      小 坂 征 幸 君     会計管理者       眞 海 秀 成 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育振興部長      田 中 孝 明 君     こども未来部長     広 西 英 二 君     こども未来部参事    井 上   聡 君     こども未来部小中一貫教育推進室長                 丸 山 真 矢 君7 参考人(1名)     教育長候補者      藤 原 哲 史 君8 出席事務局職員(3名)     事務局長        壷 井 初 美     次長          山 川 美智子     書記          松 本 裕 介        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~                午前9時30分 開議 △開議宣告 ○議長(小川忠市君) 皆様、おはようございます。  ただいまの議員の出席数は15名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。 △日程第1 第39号議案 加東市立木から市民等の生命及び住宅等の財産を守る条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 日程第1、第39号議案 加東市立木から市民等の生命及び住宅等の財産を守る条例制定の件を議題とします。  産業厚生常任委員会委員長 岸本眞知子君の報告を求めます。  10番岸本眞知子君。              〔10番 岸本眞知子君登壇〕 ◆10番(岸本眞知子君) 失礼いたします。  産業厚生常任委員会委員長報告をいたします。  令和4年6月3日、第107回加東市議会定例会の本会議において付託されました第39号議案 加東市立木から市民等の生命及び住宅等の財産を守る条例制定の件につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書の写しのとおりです。  審査に当たりましては、6月7日に委員会を開催し、委員全員出席の下、鋭意審査を行いました。その経過並びに結果について御報告申し上げます。  議案の内容につきましては、既に本会議において提案説明がされておりますので省略いたします。  まず、理事者から補足説明がありましたので簡略に御報告いたします。  この条例は民法での相隣関係、隣り合う土地の所有者同士の問題であることを認識した上で、その中でも特に生命や生活に大きく影響する危険木の可能性がある立木に限定して条例を制定するものであること。  仮に、倒木被害から訴訟になった場合、市が行うこととしている確認、立入調査、危険木の認定、助言、指導の行為について責任を問われる可能性はゼロではないと認識しているが、条例に沿って業務を適切に行っている限り問題はないと考えていること。  立木の適正な管理方法や健全な木が倒れた際の速やかな撤去についての周知の方法については、ホームページ広報紙等により周知する。また、適切な管理方法については個別に相談対応することをホームページ等で周知していくこと。  以上の説明がありました。  次に、審査の過程で委員各位より出されました質疑、意見とその答弁につきましては、特に議論が集中いたしました事項を中心に御報告申し上げます。  委員より、立入調査で危険木ではないと市が判断をした後にその立木が台風等で倒れた場合、市の責任が問われるのではないか、との質疑に対し、理事者より、一度確認した立木については強風の後には再度確認する必要があると考えている。最終的な処分ということになると民民の問題になると思うが、条例の趣旨にあるように、未然に防止をするというところを丁寧に説明していく必要があると考えている、との答弁がありました。  次に、委員より、適切な管理というのはどの程度までの管理を言われているのか、との質疑に対して、理事者より、どのような不具合が起きている状態かというところをしっかり所有者に説明していく。例えば、傾斜がどれくらい発生しているか、根がしっかり張っているか、木の幹が割れていないか、腐食が発生していないか、そのような不具合が起きないように管理することをしっかり説明し行政指導を行っていきたい、との答弁がありました。  次に、委員より、健全な木であっても倒れた場合の撤去義務は所有者にあるというのはしっかり啓発なり周知をしていってほしい、との意見に対し、理事者より、倒木の撤去の義務、責任の所在は所有者にあるというところをしっかり周知を行っていくことを考えている、との答弁がありました。  以上が委員会での議案審査における委員の質疑とそれに対する理事者の答弁の概要であります。  質疑終了後、討論において、市の責任が問われないという具体的な保証がないのでこのまま条例として制定することに疑問があるので反対する、との反対討論と、今回この条例案は健全な木に対して適切な支持を義務づけるものとはなっていないが、危険木の所有者等に対し伐採や剪定などの適切な措置を講ずるものとするとともに、立木全般について危険木とならないよう、適切な管理を義務づけるなど評価できるものである。また、条例規定の内容については法律の専門家である弁護士とも相談、指導を受けていることから問題はないものと考える、との賛成討論がありました。  次に、採決の結果でありますが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、何とぞ当委員会の決定どおりに御賛同賜りますようお願い申し上げまして、産業厚生常任委員会審査報告を終わります。  以上です。 ○議長(小川忠市君) 産業厚生常任委員会委員長報告が終わりました。  これから委員長報告に対する質疑を行います。  念のため申し上げます。  加東市議会運営基準第100に、議員は自己の所属する委員会の委員長報告に対しては質疑をしないと規定しておりますのでよろしくお願い申し上げます。  それでは、質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから第39号議案に対する討論を行います。  討論は会議規則第53条の規定に基づき行ってください。  まずは、原案に反対者の発言を許します。  山本君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) 第39号議案の条例制定について、反対の立場で討論いたします。  まず、問題点として、1番、財産権への不当な制約になる可能性があるということです。個人の財産権は法律上保護されており、立木の管理処分権限はその所有者に帰属します。確かに財産権の行使は他人の生命、財産、その他の権利を害することは許されないとの制約に服するわけですけれども、これは本来的に相隣関係等を規律する民法、その他の法令に基づき紛争当事者間において民事的に解決されるべきものであります。全く無関係な第三者が介入すべきものではなく、ましてや行政が干渉すべき問題ではないと思います。  この点、第6条は当事者間で解決することを妨げるものではないと定めているのですが、本条例と相隣関係における民事的な解決との関係が極めて不明確であります。民事的解決を有利に進めるために本条例による調査等が不当に利用され、民事紛争のために税金を投入した公のサービスが利用される事態に陥ることが強く懸念されます。  行政が関与すべきと言えるのは、倒壊等の危険のある立木が公共の安全や福祉を害するほどに社会問題化していることを示す立法事実が存在する場合であるのですが、そのような立法事実は示されておりません。  2番としまして、市に対する行政不作為責任の追及がなされるおそれがあります。この条例を前提とすると、仮に立木が倒壊して他人の財産を損壊したという事案が発生した場合、市が対応することが可能であったにもかかわらず、適切に対応しなかったためにこのような損害が発生したという行政不作為の責任を取られる可能性があります。これは第7条のことです。  3番としまして、その他の問題点として第2条第1項第5号の危険木の定義は曖昧です。それから、立入調査権限について、市から立入りを求められると所有者は立入りを拒むことは事実上困難であると言えるし、所有者の同意が不要となる場合がある所有者不明等の定義が曖昧であります。立木を所有する市民に対し過剰な権利行使を招きかねないということになります。  第5条も無関係の市民に過大な責務を負担させることになります。立入調査等が特定の個人を狙い撃ちにし、濫用的に行使されるおそれがある。これに対する対策がなされておりません。  第9条については、第1項の危険木の認定が定義も基準も曖昧であるばかりでなく、第2項がいかなる効果を有するのか不明であり、伐採、剪定、その他必要な措置を講じない所有者に対してどのような効果が生じるのでしょうか。  以上から、本条例をあえて制定するまでもなく、本相隣関係は民法第233条及び同法第717条の定めにより解決が図れるものであり、民法の定めを無視して行政が一方的に加担するのは許されないと思います。  以上、反対討論とします。 ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  大畑君。              〔6番 大畑一千代君登壇〕 ◆6番(大畑一千代君) 本条例に賛成の立場で討論をさせていただきたいと、このように思います。  まず、一番大事にしなければいけないのは行政の仕事というのは一体何なのかということです。行政の仕事というのは、市民の安全、生命、財産、これを守ることが第一義です。そこから出発するわけでございますから、民法だけで解決できる話ばかりだったらいいんですけれど、民法が今こういう規定しておるのは、例えば管理瑕疵があって危険木が倒れて、市民の生命あるいは財産に危険を及ぼした場合は誰が責任を取るんだということを規定しておるだけなんです。相隣関係についてもいろいろな規定がございますけれども、そういうことだけで未然に防止する策を講じるとか、そういうことは民法では一切書いてないんですよ。  ですから、こういう条例が必要、ほかの法律もいっぱいそういうのがあるわけですよ。民法で全てが解決されるんだったら、不要な法律、条例、山ほど出てきますよ。役場、市役所なんか要りませんよ、そしたら。もう弁護士と裁判所だけでいいんですよ。  そういうものじゃないんですよ。行政というのは市民の安全を守るために法律に規定していない、法律がそこまで及んでいない部分について条例できちっと市民を守る、危険を除外する、こういうことが大事なんです。それが行政の根本原則だと私は思います。  立入調査のことなんかもいろいろ言われておりますけれども、立入調査を規定している加東市の条例、これ幾つもあるんですよ。良好な環境の保全に関する条例であったり、空家等の適切な管理に関する条例、工場だとか指定作業場、建築物の敷地の関係であったり、市営住宅条例だったり、有害図書類及び有害玩具類自動販売機設置の規制に関する条例、法定外公共物管理条例、こういうのでもたくさん立入調査の権限を行政に付与しとるわけですよ、条例で。そういうことがあるのにもかかわらず、この条例に限ってそういうことを認めないというのはいかがなものかと思います。  それから、行政の責任が問われるんじゃないかという御指摘もあります。もちろんこういう条例をつくって市がほったらかしにしておったら駄目ですよ。ただ、それなりの調査、それなり立入調査までして危険木かそうでないか判断をして、中には本当は中が空洞やのに分からなかったという分もあるかも分からない、万一に。でも、そういうところまで分からなかったといって行政に責任が発生するということはまずありませんわ。そういうふうに私は思います。  全てが全て民法で解決するんであれば、不要な、要らない法律、条例、山ほど出てくる。そうじゃなしに、やはり未然に防止する、事故が起こった後のことは民法では書いてありますけれども、未然に防止する手段というのは全く書いてないわけですから、それをするのが行政、市役所の役目です。それだけ申し上げまして賛成討論としたいと思います。  ただ、前にも申しましたように、私は健全木についてもこういう適切な管理、台風の規模が昔と違っておりますんで、健全木についてももう少し行政の力を発揮して市民の命を守らないといけないんじゃないかということを申し上げてきたわけでございますが、今回については危険木に限った条例にはなっております。それも命令とか、もちろん代執行もありませんし、命令とか指示とか、そういうこともございません。指導、助言で止めております。もう少し私は踏み込んだ条例にしてほしいなとは思っておったんですけれども、この弁護士の先生方、弁護士の先生の考え方も非常に安全係数と申しますか、ちょっと高過ぎるんじゃないかなということも思いますけれども、まずこの条例を足がかりにしてこの審査の中でも、行政は健全木についても適切な管理を促していく、あるいはまた立木が倒れたときの所有者の撤去責任、こういったことも促していくんだということでございますんで、まずこの条例を足がかりと申しますか、スタートとして、第一歩目として市民の安全、安心、生命、財産が守られることをお願い申し上げて賛成討論とします。よろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) 次に、原案に反対者の発言を許します。  ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第39号議案を採決します。  本案に対する産業厚生常任委員会委員長報告は可決です。  第39号議案について委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小川忠市君) 起立多数。  したがって、本案は委員長報告のとおりに可決されました。 △日程第2 報告第6号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること) ○議長(小川忠市君) 日程第2、報告第6号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)を議題とします。  趣旨説明を求めます。  教育振興部長。              〔教育振興部長 田中孝明君登壇〕 ◎教育振興部長田中孝明君) 報告第6号 専決処分報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告いたします。  その内容でございますが、令和4年4月27日午前11時30分頃、市職員が公務中、加東市さんあいセンター駐車場に車両を駐車し、運転席のドアを開けたところ、強風にあおられ勢いよくドアが開いてしまい、隣に駐車していた相手方の車両の助手席側ドアに接触させ破損させたもので、市が相手方の車両の修理費用の全額20万6,775円を賠償することにより和解するものでございます。  以上、報告第6号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)についての説明とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで、質疑を終わります。  これで報告第6号 専決処分の報告の件を終わります。
    △日程第3 第42号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第2号) ○議長(小川忠市君) 次に、日程第3、第42号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 肥田繁樹君登壇〕 ◎総務財政部長肥田繁樹君) 第42号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、新型コロナウイルスワクチン接種に係る健康被害救済制度に基づく給付金や資材価格等高騰の影響に伴う滝野交流保養館滝野温泉ぽかぽ」の改修工事費などの補正を行う必要が生じたことによるものでございます。  予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ237億1,175万7,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容を第1表、歳入歳出予算補正により御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。  まず、歳入でございます。  第16款国庫支出金、第1項国庫負担金12万1,000円の増額は、新型コロナウイルスワクチン接種対策健康被害給付費負担金の補正でございます。  次に、歳出でございます。  計上しております事業につきましては、別途配付をしております補足説明書にその概要をお示ししております。予算書とともに御覧いただきたいと思います。  第3款民生費、第2項児童福祉費6万1,000円の増額は、算定誤りにより過大に徴収しておりました公立こども園等保育料に係る還付金の補正でございます。  第4款衛生費、第1項保健衛生費12万1,000円の増額は、新型コロナウイルスワクチン接種に係る健康被害救済制度に基づく新型コロナウイルス予防接種健康被害給付金の補正でございます。  第7款商工費、第1項商工費720万5,000円の増額は、資材価格等高騰の影響による滝野交流保養館滝野温泉ぽかぽ」の川の湯サウナ改修工事に係る工事請負費の補正でございます。  第14款予備費726万6,000円の減額は、今回の補正における歳入歳出予算総額の調整でございます。  以上、第42号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第2号)につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) 新型コロナウイルスワクチン接種による健康被害厚生労働大臣より認定されたという事例ということなんですけれども、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大西祥隆君) 今回の認定の事案でございますが、アナフィラキシーショックによる治療を受けられた方への認定ということで、1日入院された方への入院費用、治療費、医療手当の3項目で支出をしようというものでございます。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) アナフィラキシーショックで1日入院ということだったんですけれども、その後は症状は回復されて、後遺症とかそういうことはなかったということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大西祥隆君) 事案発生後から申請まで少し日にちを置いて申請されてございます。ですから、それ以降にまた出る可能性というのは否めませんが、現在のところ、当時のアナフィラキシーショックの症状以外の内容は聞いてございません。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) そのアナフィラキシーショックなんですけれども、その方自体はその注射以前にはアナフィラキシーというのは出たことのない方だったんでしょうか。また、新型コロナウイルスワクチン接種による健康被害の中ではそれなりの頻度で出てくる事案ということで理解していいんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大西祥隆君) その方が以前にそういう症状があったかどうかというのはちょっとここではお答えを差し控えさせていただきたいと思います。現在のところ、そういう後遺症的な形、例えば倦怠感であったり、接種部位の痛みであったりというところで健康課への相談というのは11件ございます。そのうちのお一人が今回、実際に申請をされたというところで、そのような状況になってございます。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) 今回、健康被害というのは出てきたのは最初かと思うんですが、今言われた11件の方の御相談があって、それ以外には全くないという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長大西祥隆君) 直接県とかに御相談されている事案については把握はできてございませんが、健康課に電話なり、来所なりという形で相談を受けたのは先ほど申し上げた11件という形になってございます。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) 滝野交流保養館なんですけれども、昨年度の実施設計を基に設計書単価の調整や機械設備等の見積りを再徴収した結果、資材価格等の高騰により工事費が不足することが判明したということなんですけれども、当初の予算工事請負費が1,805万3,000円、そこからしますと720万5,000円の増額というのは約4割アップということで、資材価格等の高騰にしてはちょっと増額幅が大きいと思うんですけれども、何かほかに要因があるということはないんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(長田徹君) 今言っていただきました以外の要因というのはございません。少し内容を御説明させていただきますと、特にサウナ関係、そこについては23.2平米やとは思うんですけれども、そこの木工事、そういったところが部材の高騰によりまして当初から約2.6倍ぐらいの金額になってございます。  あとはそのサウナ関係で言いますと、例えばサウナヒーター、それに関連する機器類、そういったところも当初の予定から2.3倍ぐらい上がっているという状況です。  あとは電線類、金属類がかなり値上がりしとるというところもございまして、その電気設備の関係についても、当初から約1.3倍。それぐらい増えとるというところを今の刊行物、いわゆる公の単価並びにその部分で補えないところは見積りを取ってそのような単価をしているという状況でございます。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第42号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第2号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第4 第43号議案 旧東条東小学校閉校施設活用工事請負契約締結の件 ○議長(小川忠市君) 次に、日程第4、第43号議案 旧東条東小学校閉校施設活用工事請負契約締結の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 肥田繁樹君登壇〕 ◎総務財政部長肥田繁樹君) 第43号議案 旧東条東小学校閉校施設活用工事請負契約締結の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、旧東条東小学校閉校後施設活用工事請負契約を締結することについて、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものでございます。  その内容でございますが、契約の目的は旧東条東小学校閉校後施設活用工事で、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。契約しようとする金額は4億4,550万円、契約しようとする相手方は兵庫県高砂市梅井3丁目23番1号、塩谷建設株式会社代表取締役塩谷宏平でございます。支出予算科目は、令和4年度加東市一般会計予算、(款)総務費、(項)総務管理費、(目)財産管理費でございます。  次に、添付しております説明資料1を御覧ください。  施工場所は、加東市掎鹿谷56番地ほか、工期は契約締結日の翌日から令和5年3月24日まででございます。  工事内容は、旧東条東小学校南側校舎棟、プール、屋内運動場等の解体及び北側校舎棟の改修でございます。  説明資料2を御覧ください。  入札の経過でございますが、入札公告年月日は令和4年5月11日、入札年月日は令和4年5月31日から同年6月1日まで、開札年月日は令和4年6月2日、開札場所は加東市役所501会議室でございます。  この入札につきましては予定価格が1億円以上の建設工事であるため、低入札価格調査制度を適用して入札を行いました。入札参加者は4者で、開札の結果、予定価格の制限範囲内でかつ失格判断基準価格以上の価格をもって入札した者のうち、最低価格4億500万円で入札しました塩谷建設株式会社を最低価格入札者とし、当該契約内容に適合した履行がされるかどうかの調査を行い、その結果、6月13日に落札者として決定したものでございます。  なお、入札金額は消費税抜きの金額でございます。  説明資料3-1には解体平面図、3-2には改修平面図、3-3には北側校舎棟1階、2階の改修平面図を掲載させていただいております。  以上、第43号議案 旧東条東小学校閉校施設活用工事請負契約締結の件につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  高瀬君。 ◆7番(高瀬俊介君) 請負金額に関しては別に異論はないんですけれども、これからこの後も議案が入札の案件ばかりでありますけれども、これどう見ましても今の入札案件が少ない中で、加東市内の業者がどうしても入れない、金額が大きい、ランクもそうなんでしょうけれども。何かもう少し工夫して、私以前から言っておりますけれども、少し金額が高くなっても加東市内の業者が入札できる分離発注、これを常々申し上げておるんですけれども、そういう方法は何か取れないんでしょうか。解体とか改修。  後の案件に関しても、これ皆、監理は一括でやりますと役所は楽だと思いますけれども、もう少し、あまりにも加東市とあまり縁のない業者ばかりが落札してるんですけれども。もう少し加東市の業者のことも考えようとはされないんでしょうか。ちょっと答弁お願いします。 ○議長(小川忠市君) 管財課長。 ◎総務財政部管財課長(谷垣直哉君) 分離発注なんですが、土木工事などで道路工事ですとか河川工事で分離発注可能な分についてはそういう対応は取れるのかと思われるんですが、建築工事になりますと限られた範囲での仕事になります。その中で分離発注してしまいますと、なかなか工事がふくそうするとか、調整が取りにくいということでありますので、分離発注については工種によって変わってくるものと考えております。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。  山本君。 ◆15番(山本通廣君) これ請負額4億4,550万円ですか、この場合に解体工事と改修工事ということで2つに分かれとるわけですけれど、こういった場合、議会に報告するときには解体工事と改修工事、それぞれ内訳を報告願いたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 管財課長。 ◎総務財政部管財課長(谷垣直哉君) 申し訳ございません。入札するときには一括で発注しておりますので、その予定価格自体は公表してるんですが、設計の内容は公表しておりませんので、別々の金額提示はできないです。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第43号議案 旧東条東小学校閉校施設活用工事請負契約締結の件を採決します。  本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第5 第44号議案 加東市社地域小中一貫校建設工事請負契約締結の件 ○議長(小川忠市君) 次に、日程第5、第44号議案 加東市社地域小中一貫校建設工事請負契約締結の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  こども未来部長。              〔こども未来部長 広西英二君登壇〕 ◎こども未来部長(広西英二君) それでは、第44号議案 加東市社地域小中一貫校建設工事請負契約締結の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、加東市社地域小中一貫校建設工事請負契約を締結することについて、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものでございます。  その内容でございますが、契約の目的は加東市社地域小中一貫校建設工事で、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。契約しようとする金額は52億7,450万円、契約しようとする相手方は松村組・吉住工務店特定建設工事共同企業体、代表者は大阪府大阪市北区天満1丁目3番21号、株式会社松村組大阪本店、取締役常務執行役員本店長上野 稔でございます。支出予算科目は、令和4年度加東市一般会計予算、(款)教育費、(項)教育総務費、(目)小中一貫校整備費及び債務負担行為、(事項)社地域小中一貫校整備事業(増築校舎等新設分)でございます。  次に、添付しております説明資料1を御覧ください。  施工場所は、加東市木梨1134番地62ほか、工期は契約の締結日の翌日から令和6年3月25日までとしております。  工事内容は、鉄筋コンクリート造り及び鉄骨造り地上4階建て、建築面積を1万399.75平方メートルとする小中一貫校を建設するものでございます。  説明資料2を御覧ください。  入札の経過でございますが、入札公告年月日は令和4年3月16日、入札年月日は令和4年5月24日から同月25日まで、開札年月日は令和4年5月26日、開札場所は加東市役所501会議室でございます。この入札につきましては予定価格が1億円以上の建設工事であるため、低入札価格調査制度を適用して入札を行いました。入札参加者は5者で、うち1者が辞退。開札の結果、予定価格の制限範囲内でかつ失格判断基準価格以上の価格をもって入札した者のうち、最低価格47億9,500万円で入札しました松村組・吉住工務店特定建設工事共同企業体を、最低価格入札者とし、5月30日に落札者として決定したものでございます。  なお、入札の金額は消費税抜きの金額でございます。  説明資料3-1から3-5には加東市社地域小中一貫校の全体配置図、1階から4階までの各階平面図を掲載させていただいております。  以上、第44号議案 加東市社地域小中一貫校建設工事請負契約締結の件につきましての御説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) すみません、先ほどの東条の分もそうなんですけれど、当初の公共施設適正化計画から東条の分は倍、この分は大体18億円ぐらい増加になってるんですけれど、公共施設適正化計画の適性、逆に言えば今のままでやったほうが安く上がってしまっている感じになってるんですけれど、その点どうなんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 北原君、「今のまま」というのをもう少し具体的に。  答弁がしやすいように分かりやすい質疑をしてください。  北原君、どうぞ。 ◆1番(北原豊君) 公共施設適正化計画に沿わないで今の形で社地域の学校を残し、滝野地域の学校も残し、東条地域の学校も残していったほうが安く上がったのではないでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 公共施設適正化計画のもともとの計画どおり……              (1番北原 豊君「その方が安く上がったんじゃ」と呼ぶ)  公共施設適正化計画は小中一貫校の整備になってますけれど。一貫校にするため。  北原君。 ◆1番(北原豊君) なぜ公共施設適正化計画に上がったかというたら、合併したほうが、経費が安くつくということでやってたわけなんですけれど、先ほどの旧東条東小学校にしても初めは2億2,000万円で計算されてたんが倍の額になってますし、倍以上の額になってますし、今回におきましても大体18億円ぐらい高く。これでまた変更をかけていったらさらに高くなっていくと思いますし、さらに校舎とかもまだ潰したわけじゃないんで何とも言えないんですけれど。さらに費用は増える一方なんで、公共施設適正化計画をしなかったほうが市としては持ち出しが少なかったんではないでしょうか。 ○議長(小川忠市君) ちょっと議案と外れてますが、答弁だけあれば。  こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) まず、統廃合と言われましたですけれども、教育委員会としては小中一貫教育を進めるという思いで今まで進めております。  あと、増額ということで確かに増額はしております。そのことにつきましてはこれまでも財政計画の見直しとかをしまして、その分についての市の財政への影響とかを御説明させていただいて、御承認いただいてここまで来ているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) 総務財政課にお聞きしますけれど、以前、どうして財源を生み出すんかと問うたら、節約して生み出すということを聞いてたんですけれど、私が節約をどうやってされましたかって聞いても答えられない状態なんで、本当に大丈夫なんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 北原君。この契約案件からかなり質問がずれております。それで、財政計画等については公共施設適正配置計画の年次計画等で議会にも十分説明があり、それを基にこの計画を立てておりますので、今の質問は却下させてください。  ほかに、よろしいか。ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第44号議案 加東市社地域小中一貫校建設工事請負契約締結の件を採決します。  本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小川忠市君) 起立多数。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。                午前10時18分 休憩                ─────────                午前10時19分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。 △日程第6 第45号議案 加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事請負契約締結の件 ○議長(小川忠市君) 次に、日程第6、第45号議案 加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事請負契約締結の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  こども未来部長。              〔こども未来部長 広西英二君登壇〕 ◎こども未来部長(広西英二君) それでは、第45号議案 加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事請負契約締結の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事請負契約を締結することについて、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものでございます。  その内容でございますが、契約の目的は加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事で、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。契約しようとする金額は3億4,980万円、契約しようとする相手方は兵庫県姫路市辻井1丁目1番23号、株式会社赤鹿建設代表取締役赤鹿竜夫でございます。支出予算科目は令和4年度加東市一般会計予算、(款)教育費、(項)教育総務費、(目)小中一貫校整備費でございます。  次に、添付しております説明資料1を御覧ください。  施工場所は加東市天神56番地、工期は契約締結日の翌日から令和5年3月24日までとしております。工事内容は、旧東条中学校の解体及び駐車場、大運動場等の整備でございます。  説明資料2を御覧ください。  入札の経過でございますが、入札公告日は令和4年5月11日、入札年月日は令和4年5月31日から同年6月1日まで、開札年月日は令和4年6月2日、開札場所は加東市役所501会議室でございます。  この入札につきましては予定価格が1億円以上の建設工事であるため、低入札価格調査制度を適用して入札を行いました。入札参加者は4者で、開札の結果、予定価格の制限範囲内でかつ失格判断基準価格以上の価格をもって入札した者のうち、最低価格3億1,800万円で入札しました株式会社赤鹿建設を最低価格入札者として当該契約内容に適合した履行がされるかどうかの調査を行い、その結果、6月13日に落札者として決定したものでございます。  なお、入札金額は消費税抜きの金額でございます。  説明資料3-1には現況平面図、3-2には計画平面図を掲載させていただいております。  以上、第45号議案 加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事請負契約締結の件につきましての御説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これ一応設計書とそれに関連する図書を配付されるわけですけれど、入札に当たって質疑書、質問書なんかは出てきたのかどうか教えていただけますか。 ○議長(小川忠市君) 管財課長。 ◎総務財政部管財課長(谷垣直哉君) すみません、ちょっと確認をしたいので、質疑があったかどうかちょっと今分からない状態です。申し訳ございません。 ○議長(小川忠市君) 暫時休憩します。                午前10時25分 休憩                ─────────                午前10時26分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  それでは、答弁を求めます。  小中一貫教育推進室長。 ◎こども未来部小中一貫教育推進室長(丸山真矢君) 失礼いたします。  入札の参加の申込みの業者から質問、質疑ございまして、原課で回答案を作成しまして回答しております。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 設計図書がついてますよね、立面図、平面図、たくさんついてました。気になったのは、天体ドーム、あの絵というか、意匠というか、要は屋上にありますよという図面が、私はよう見つけなかったんですけれど、ついてましたか。  設計書も細かく一応見せていただいて、移設されるのは時計と、照明ですよね。時計と照明は移設しますということはありましたけれどそれ以外はなくて、天体ドームの関係については設計書になかったと思ったんです。私の見間違いかどうかも併せて、平面図、立面図設計図書も、あれ当初の図書を添付されてる分もあったと思うんですが、その中に天体ドームが入ってましたか。そこを尋ねたいんですよ。  私が見る限りなかったので、業者としては現場を見たらそういう質問は必ずあるのかなと思ったんです。それで今聞かせてもろうた。そのあたりちょっと答えていただけますか。 ○議長(小川忠市君) 小中一貫教育推進室長。 ◎こども未来部小中一貫教育推進室長(丸山真矢君) 解体の図面の中の旧東条中学校の校舎の中の図面で屋上部分の一部として図面としてはあったと思っております。  天体望遠鏡なんですけれども、今先ほど移設するものについては時計とかは明記されているというところなんですが、校舎の中におきましても記念品とかがございまして、別の工事で記念品とか天体望遠鏡等につきましても移設の検討をしているところでございます。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) ということは、図面にはドームの絵も入っていたとおっしゃるわけですね。業者にお渡しされた平面図、立面図。私、見させていただいたけれどなかったように思うんですけれど。 ○議長(小川忠市君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 最終確認はできていませんけれども、いろいろな現場で詳細について細かく示すことができない部分ありますが、事前に現場を見ていただいて、業者についてはその上で入札をしていただくということで落札していただいたと考えております。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 今ネットで図面を見てはりますけれど、ついていたらついていると言うてください。図面で入っているって。私ちょっとよう見つけんかったんですけれど、入っていますか。 ○議長(小川忠市君) 暫時休憩します。                午前10時29分 休憩                ─────────                午前10時31分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 失礼します。  確認しましたら、図面の表示にはその絵は入っておりません。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) ですよね。設計書の中にもそれ入ってますか。要は、あの屋上のドーム部分は、あれは絶対もう潰すしかないんですよね。それに対してどれぐらいの金がかかりますよって設計上がりますよね。個々に上げてあるじゃないですか、技術室は何ぼとか、設計くくってはりますよね。ドームの設計書なんかなかったと思いますよ。僕あれ全部見ましたよ。  それで業者さんは、現場当然見に行きますよね。屋上にドームありますよね、あれどうするんですかという質問があったのかなと思って聞いたんですけれど、そういう質問はなかったんですか、質問書の中に。  じゃあ、そこを聞きますわ。そういう質問書は業者からなかったかどうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 質問はございませんでした。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) じゃあ、どういう設計で金額が出てくるんですか、設計価格。これ私の設計書の見間違いやったらいいですよ。だから、これ設計くくりはった人に、一遍聞いてください。ドームの部分は積算されているかどうか。そこが気になったんですよ。されていたらそれでいいんです。僕の確認ができなかったということでいいんですけれど、見る限りは多分なかったと思うんですよ。だから、その辺どうなのかなと思って。  だから、私の見間違いやということで、積算はちゃんとくくってますよということだったらそれで結構です。だから、図面はやはりなかったですよね。だから、そういうところはやはりしっかりと現在の図面を出していただかないと、現状と違うわけですから。そういうことも十分に留意しながらこういうものは出さんと、現場と図面とが違いますがなという話、僕が業者やったらしますけれど。  それはそれとして、すみません、今言うとるところだけ確認させてください。 ○議長(小川忠市君) 質問分かりましたか。  まず、設計書に入っていたのかどうか、それを積算に入っていたのかどうかというのが鷹尾議員の質問です。まず質問に答えていただいた後に、教育委員会の考え方を言ってください。  こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 積算に入っておるかどうか、もしくは抜けておりましても最終業者が現場を確認しまして、この現場でのこの入札と。その上で業者から質疑が上がってこなかったのでこのまま入札を執行しました。ですので、今回の入札については問題なく執行されたという考えであります。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 設計書に入っていませんという話というのは、まず発注書そのものが問題じゃないんですか、そしたら。あんなものだけ残せないじゃないですか。下にあったら残せますけれど。屋上にあるやつは残せないじゃないですか。  そういったものが、今回解体しますよって。金額にしたら約3億5,000万円の中の額としたら僅かでしょうけれど。僅かであろうが何であろうが、潰すものはやはり設計書にしっかりと上げなければ、いや、これ入ってませんでしたという話になると、これまた変更でしょ。  設計変更を見越して入札なんか出さないじゃないですか。設計変更というのは当然ある行為を進める中でこういう事情が出てきたから変更しましょうねというのが設計変更でしょ。だから、解体の設計だったら初めからこういうものが全てありますよ。恐らく、例えばですよ、天井裏に今いっぱい何やかんやと新しく入ってますよね、当初つくったときから考えますと。そういうものが新たに出てきました、それは仕方がなかったと僕は思いますよ。でも、明らかに目に見えてるものが設計書のその図面の中にも出ていません。ということは、設計もくくってはらへんのかなと思ったから聞いたんです。  それがそのまま発注されて、後になってあれが入ってないんちゃいますか、そしたらそれ設計変更で金くださいねって、これ管財課はこれでええんですか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 設計図面には入っておりませんけれど、現場で見て入札をしていただいております。その上で、質疑書もないということですので、教育委員会としては変更の対象には考えておりません。  あと、先ほど言われました掘削したり、下によくがらがあったりとか、そういう確認はできなかった分、これは業者も現場で確認できませんので、これについては変更は考えております。ですので、天体望遠鏡のドームにつきましては業者も現地で確認をしておりますので、これは入札は適正に執行されたと考えております。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 管財課はそんな契約でええんですか。これを潰しますよ、現存しとるものを潰しますよって発注しますよね。今も言いましたように明らかにありますよ、額としては少ないかもしれませんが。  だからそれが漏れているか、漏れてないかちゃんと調べてくださいよ。私も聞くところがないから管財課に聞いとるんやけれど、管財課も聞かれたって、いや、そらあって言いはるでしょうね、私もそんな経験ありますから。  でも、明らかにあるもので残すべきものでないもの、屋上にあるものが残るわけないから、それを現場で見たから、現場で見ているから、あれも含めて入札積算されてますからそれでええんですわって、いや、それでええんやったらそれでええんですけれど。私はそんなものじゃないと思うとるですけれど。加東市の契約はそれで行くんですとおっしゃるんやったらもうこれ最後にしますわ。 ○議長(小川忠市君) 暫時休憩します。                午前10時38分 休憩                ─────────                午前10時55分 開議
    ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  答弁を求めます。  小中一貫教育推進室長。 ◎こども未来部小中一貫教育推進室長(丸山真矢君) 申し訳ありませんでした。  設計書を確認しました。設計書の中の旧校舎棟解体工事の中に含んでおると、数量としては含んでおりますので、設計書の中に入っているということでございます。 ○議長(小川忠市君) ほかに質疑ございますか。  よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 賛成者の発言ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第45号議案 加東市立東条学園小中学校駐車場整備ほか工事請負契約締結の件を採決します。  本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第7 第46号議案 小型動力ポンプ付積載車購入の件 ○議長(小川忠市君) 次に、日程第7、第46号議案 小型動力ポンプ付積載車購入の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 肥田繁樹君登壇〕 ◎総務財政部長肥田繁樹君) それでは、第46号議案 小型動力ポンプ付積載車購入の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、小型動力ポンプ付積載車を購入することにつきまして、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決を求めるものでございます。  その内容でございますが、加東市消防施設等整備に係る事業採択基準及び補助金の交付に関する要綱において、小型動力ポンプ、積載車、小型動力ポンプ付積載車及び消防ポンプ自動車の更新基準を新規登録後、17年以上経過したものとしており、既に更新基準を満たしております上田分団、下三草分団及び光明寺分団の小型動力ポンプ付積載車を各1台、更新、購入しようとするものでございます。  契約の方法は制限付一般競争入札、購入予定金額は3,900万6,000円、契約しようとする相手方は兵庫県たつの市新宮町井野原276番地1、有限会社岡本ポンプ代表取締役岡本 正でございます。  次のページの説明資料1に購入目的等を記載しておりますので、お目通しいただきますようお願い申し上げます。  次に、説明資料2により入札の経過を御説明申し上げます。  入札公告年月日は令和4年5月11日、入札年月日は令和4年5月31日から令和4年6月1日まで。開札年月日は令和4年6月2日、開札場所は加東市役所501会議室でございます。入札参加者は4者で、開札の結果、有限会社岡本ポンプが税抜き3,546万円で落札したものでございます。  また、説明資料3として小型動力ポンプ付積載車の仕様書を添付させていただいております。  以上、第46号議案 小型動力ポンプ付積載車購入の件につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) この積算方法をお教え願います。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長肥田繁樹君) 設計につきましては4者見積りにより設計をいたしました。 ○議長(小川忠市君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) 除じん機やポンプなんかつくるときやったら材料費と労務工数を掛けて積み上げていったほうが多分安くはなると思うんですけれど、そういうのはされないんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長肥田繁樹君) 安くするというよりは、消防車の仕様を満たす必要なものをつくるためのものですので、そういった基準に沿って設計はつくっておりますので、そういったものに関しては必要最低限、できるものはやっておりますし、できないものはできないという形で、必要なものを設計に入れております。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  ほかに。  鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 基本的なことを教えてください。今回購入されるのは二駆の車ですよね、四駆じゃなくて。消防車というのは急斜面のところも、ぬかるんだところも行かないかん現場があるじゃないですか。そういうことからいうたら四駆がいいのかなと常に思ってたんですけれど、市内の消防自動車というのはほとんどに二駆ですか、まずそこを教えてください。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長肥田繁樹君) ほとんど二駆ではございますが、例えば鴨川地区の分団であるとか、そういったところにつきましては4WD車になっております。  また、車体の大きさにつきましても地区の特性によりまして、例えば軽自動車のほうが動きやすいのならば軽自動車という形で分団の意向を聞きまして、そういった形の車を選択しております。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) あと、スタッドレスタイヤ、3本と5本ってなってるんですけれど、これはどういう計算なんですか。3台替えはんねんね。多分二駆車だったら駆動する分だけのスタッドレスタイヤかなと思うんですけれど、数字的にこれどう合わすんかなって、そこだけ教えてください。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長肥田繁樹君) 今回の対象になっております車につきましては、前輪と後輪で、後が2本、前が1本ということで合計6本という形になっております。それぞれ前輪と後輪と大きさが違いますので、1本ずつスペアをつけて8本という形になっております。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) すみません、先ほどの件なんですけれど、車を300万円として、あと材料費を100万円、ポンプを100万円としたら残り800万円で、800万円もあれば1年間、溶接工が雇えるぐらいの価格なんで、ちゃんと積み上げていったらかなり安く上がると思うんですけれど、その点いかがお考えでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 北原君が今言った金額の100万円とか200万円とか、どういう根拠で100万円かかるとか、200万円かかるとかというその根拠を示していただかないと答弁できないと思います。  それはあなたの考え方ですよね。  そういう質問は答弁できませんので御遠慮ください。              (1番北原 豊君「いや、それは。議長」と呼ぶ)  質問ですか。  北原君、どうぞ。 ◆1番(北原豊君) これはやはり支出するときに考えんとあかんことだと思うんですけれど、いかがお考えでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 要は、購入金額をどうすれば抑えれるんですかという御質問ですか。  購入金額を低く、できるだけ経費を抑えるという工夫をしたとかという、そういう御質問でよろしいですか。  総務財政部長。 ◎総務財政部長肥田繁樹君) 先ほども申しましたとおり、やはり必要なものは必要として購入して装備につけていかないといけないことはございますので、必要以上に安くするために装備のランクを落とすとか、減らすことはできませんので、昨年来、御指摘もいただいておりました、例えば同等品を可とするということを今回から仕様に含めておりますので、そういったところで入札の価格を競争させるということで経費を抑える取組はさせていただいております。 ○議長(小川忠市君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) 節約していこうという気がないんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長肥田繁樹君) 消防団が使う車というものは節約して使うのではなく、まず第1に消防団員の命を守ることが前提でございます。火を消すことも大事でございますが、消防団員あってこその消火活動ですので、それに対してお金を節約するということは考えてはおりません。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行いますが、討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第46号議案 小型動力ポンプ付積載車購入の件を採決します。  本件について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第8 同意第7号 加東市教育委員会教育長の任命の件 ○議長(小川忠市君) 次に、日程第8、同意第7号 加東市教育委員会教育長の任命の件を議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。              〔市長 岩根 正君登壇〕 ◎市長(岩根正君) 同意第7号 加東市教育委員会教育長の任命の件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  加東市教育委員会教育長として現在4期目の藤本謙造氏につきましては、4期、12年余りにわたって御尽力いただいておりましたが、藤本氏より辞職願が提出をされ、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第10条の規定に基づく手続を経て、本年6月27日をもって退任されることとなりました。  その後任といたしまして、現在、教育委員を務めていただいております藤原哲史氏を教育長として任命いたしたく、同法第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  また、任期は同法第5条第1項ただし書の規定により、前任者の残任期間、令和6年5月26日までとなります。  藤原氏の略歴を添付いたしておりますので、お目通しをいただきたいと存じます。  人事の案件でございますので、何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上、同意第7号 加東市教育委員会教育長の任命の件につきましての説明とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 提出者の説明が終わりました。  ここで申し上げます。  本件につきましては、被任命者に所信表明をしていただきたく、地方自治法第115条の2の規定により被任命者を参考人として招致したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  よって、被任命者を参考人として招致し、所信表明をしていただくことに決定いたしました。  それでは、被任命者に入場を求めますので、暫時休憩いたします。                午前11時08分 休憩                ─────────                午前11時09分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  藤原哲史様、本日は御足労いただきありがとうございます。  本議会は教育長の任命同意に際し所信表明を求めております。藤原哲史様におかれましては、登壇の上、所信の表明をお願いいたします。  藤原哲史様。              〔教育長候補者 藤原哲史君登壇〕 ◎教育長候補者(藤原哲史君) 失礼いたします。  それでは、私の所信を述べさせていただきます。  私は38年間、教員として、その後4年間、教育委員として教育に携わらせていただきました。子どもたちの笑顔、自分の力をいっぱい伸ばそうとする姿に励まされ務めてまいりました。子どもたちは数多くの可能性を秘めています。私はそんな加東市の子どもたち、夢と志を持ちたくましく未来を切り開く力を育成したいと考えています。  社会の変化が加速度を増し、先端技術の高度化が社会の在り方まで劇的に変化させようとしている今日、複雑で予測困難な状況に子どもたちを取り巻く状況も大きな影響を受けています。  学校教育においても子どもの多様化に伴う指導の在り方、生徒指導、学習意欲の低下など課題が複雑化し困難さが増しています。また、新型コロナウイルス感染症についても先行き不透明な状況が続いています。  このような急激に変化する時代の中では、変化を前向きに捉え自立的にたくましく多様な人と協働しながら社会変化を乗り越え豊かな人生を切り開く力が求められます。私は変化を前向きに捉え、自立的であるためには何より子どもたち一人一人が自分のよさや可能性をしっかりと認識し、自己肯定感や自己有用感を育て、自分を愛する気持ちを抱かせることが大切であると考えています。  かけがえのない自分を大切にする、そのことが仲間、他者を大切にする心につながり、ひいてはふるさとを愛する心につながると考えています。自分を大切にできてこそ夢や志が育まれるのです。その夢や志を実現する未来を切り開く力を培うためには、心身ともに健康で幅広い知識と豊かな情操を身につけるため、確かな学力、豊かな心、健やかな体の生きる力をバランスよく育まなければなりません。  確かな学力を育むためには一人一人の個に応じた指導、個別最適な学びと協働した学びにより分かる授業の実現に努めていきます。  併せて、様々な体験を通じて豊かな情操や規範意識、自他の生命を尊重するなど、豊かな心の育成や各教育段階に応じて体力の向上、健康の確保を図りながら健やかな体づくりの実現を目指していきます。  本市で推し進めている小中一貫教育では学びの連続性を大切にし、9年間を通して子どもを見守り、育てる指導体制の中で切れ目のない一貫した指導を行います。そして、子どもたち一人一人の能力、適性に応じてその意欲を高め、子どもの個性を伸ばし自己実現を図る教育を実現することにより一人一人を大切にした教育の実現に取り組んでいきます。  人生100年時代の到来、社会が複雑になり日進月歩を続ける現代社会においては、生涯にわたって学び続けることが不可欠になっています。就学前の子ども、青少年、成人、高齢者、全ての人たちがそれぞれのライフステージに応じ、学ぶことのできる学習機会を提供し、市民一人一人が生涯にわたって学び続け、教養を高め生きがいを持って自己実現を図ることのできる人権文化に根差した生涯学習社会の形成に努めていきます。  私は市民の皆様の思いや願いを受け止めながら、加東市の教育の発展のため未来を切り開く自立した子どもたちを育むまち、学びの環境が充実したまちの実現のため、誠心誠意取り組んでまいります。  以上、私の所信といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) ありがとうございました。  それでは、藤原哲史様には退場していただきますので、暫時休憩いたします。                午前11時15分 休憩                ─────────                午前11時15分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  被任命者の所信表明が終わりました。  人事の案件でございます。質疑、討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。  これから同意第7号 加東市教育委員会教育長の任命の件を採決します。  本案について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は同意することに決定いたしました。 △日程第9 同意第8号 加東市教育委員会委員の任命の件 ○議長(小川忠市君) 次に、日程第9、同意第8号 加東市教育委員会委員の任命の件を議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。              〔市長 岩根 正君登壇〕 ◎市長(岩根正君) 同意第8号 加東市教育委員会委員の任命の件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  現在、教育委員の藤原哲史氏につきましては、4年余りにわたって加東市教育委員会委員として御尽力いただいておりましたが、先ほどの同意第7号におきまして教育長に任命することの同意をいただきました。そのため令和4年5月27日に教育委員として2期目を任命したところではございましたが、本年6月27日をもって教育委員を退任いただくことになります。  その後任といたしまして、別惣裕美子氏を教育委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  なお、同法第4条第5項の規定により教育委員に保護者であるものを含める必要がございますが、別惣氏がその件に該当することとなります。  また、任期は同法第5条第1項ただし書の規定によりまして、前任者の残任期間、令和8年5月26日までとなります。  別惣氏の略歴を添付いたしておりますので、お目通しをいただきたく存じます。  人事の案件でございますので何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上、同意第8号 加東市教育委員会委員の任命の件につきましての説明とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 提出者の説明が終わりました。  人事の案件でございます。質疑、討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、質疑、討論を省略いたします。  これから同意第8号 加東市教育委員会委員の任命の件を採決します。  本案について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は同意することに決定いたしました。 △日程第10 議員提出第2号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 日程第10、議員提出第2号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  15番山本通廣君。              〔15番 山本通廣君登壇〕 ◆15番(山本通廣君) 議員提出第2号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由とその内容を申し上げます。  改正の要旨を御覧ください。  改正の理由でございますが、加東市東条西ふれあい館条例が令和4年3月議会において修正可決され、令和4年4月1日から施行しました。  これによりまして、東条西ふれあい館と施設の設置目的が同様に地域コミュニティー活性化と教育、文化活動の推進であるこの加東市地域交流センターにおいても使用許可の要件を整合させる必要があるため所要の改正を行うものです。  次に、改正内容ですが、第8条に規定する施設の使用を許可しない要件のうち、政党または宗教の勧誘活動の要件を削るものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、議員提出第2号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件について提案理由とその説明といたします。御審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 3月議会からの続きになってしまうかも分かりませんけれども、3月定例会のときにも私もこれ指摘させてもらいました。東条西ふれあい館とこれと違うけれどもどうなんだ。委員長からはそごがあるということはもう認められましたし、そのことは十分御理解されていたと思うんですが。  要は、1つはそのときになぜ出てこなかったというのもあるんですけれど、それ以降今日までの間に総務文教常任委員会からの提案ですから、総務文教常任委員会の中でいろいろ議論があったんだろうと思うんですけれども、その議論、審議と申しますか、検討の経緯、これについて御説明をいただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 挙手お願いします。  山本君。 ◆15番(山本通廣君) お答え申し上げます。  特段何もございませんでした。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 何もないのにこれが出てくるわけがないんですよ。どっかから湧いてきたんですか。どなたかが発議されてこれを検討しようということになって、その結果これが出てくる。これどう見たって委員長から出てきているんで、委員会の中で何かが……。どっかから湧いて出てくるわけじゃないですよね。何もないのに何で出てくるんですか、さっぱり分かりませんが。 ○議長(小川忠市君) 山本委員長、これを提出に至った経緯が委員会の中であったと思いますが、それの説明を求められております。  山本君。 ◆15番(山本通廣君) 回答します。  特段、先ほど言ったとおりなんですが、議会の議決の結果によって使用許可の内容に差が生じることがあったこと及び本定例会には理事者から条例改正を提案する予定がないため、当委員会から提案することについて議長からの打診もあり、当委員会から条例改正を提案する方が望ましいという判断に至ったのでこういうことになっております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 議長からそういうお話があってということなんですが、それにしたって何らかの委員会で検討があったんじゃないんですか、意見のやり取りとかが。たしか前回、東条西ふれあい館条例制定のときは藤尾委員が修正案を提案されて、全会一致じゃなしにそのことについては反対された方もいらっしゃったと承知しとるんですけれども。それにしたってその部分はいろいろなやり取りがあったはずですよね。  今回は議長からの打診があっていきなりこれが出てくるわけじゃないですよね。委員会でどなたかがこういう案をつくられて、これで行きましょうかとなって、でないと委員会としての主体性も何も全然ないですし、一体どうなってるのか全く見えないんですけれども。そんなんでよろしいんでしょうか。よろしいと、もうそういうふうに考えられとんだったらそう答えください。 ○議長(小川忠市君) 暫時休憩します。                午前11時27分 休憩                ─────────                午前11時28分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  答弁を求めます。  山本君。 ◆15番(山本通廣君) 先ほどもありましたように、議長からどうだと、これしたほうがいいんじゃないかということがありまして、それで総務文教常任委員会で提案したほうがいいんじゃないかということでこういう経緯になっております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 委員会にかかったわけですよね。それは分かるんです。その中で意見のやり取りとか、どういう意見があったのか。とにかく、今から1年半前ですか、令和2年12月にはこの規定があるのを認められたんですよね。それを可決されたんですよね。今回はそれを削られようとしとるんですから、それ相当の議論がなかったら、こんなん出てくるはずがないというのが私の認識なんですよ。  前回の東条西ふれあい館条例も一緒です。それも、私は言いましたけれど、この条例でそういう規定を認めとって何でこうなるんだと質問しても、一切何のお答えもなかったですよね。だから、全然それが分からへんのですよ。そんなんでいいんですかということですよ、まず。  前言ってたこと、前したことをごろんと真逆のことをされておるんですよということを言ったって全然聞き入れてくれてなかったですよね。そういうことが今回も丸ごとこれですよ。前は東条西ふれあい館条例だったけれども、今回は地域交流センター条例ですよね。私が幾ら言ったって、皆さんじゃないですけれど、賛成多数でこれを通された。今回真逆の判断、真逆のことをされようとしとるのに話が何もなかった、そんなんで通るんですか。  内容は私は賛成ですよ、もちろん、これ。これで私の言っていたことが通るんですから。ところが、私が何ぼ言ったってそれを聞き入れずに、今になって委員会がこんなもの出してくるということが私、分からへんのですよ。  私も提案しようか思うたけれど、前回否決されたんだから私が提案しても否決されるだろうと、そういうことでできませんよ、そんなの。ところが、真逆のことをやられる。それなのにどういう発言があったんかという審議の経緯は何もなかった。これで市民に説明がつくんですか。そのあたりの考えはどうですか。 ○議長(小川忠市君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) お答え申し上げます。  これまでの経緯、御意見については3月議会で十分拝聴しておりますけれども、本提案は議決により生じた同趣旨の2つの施設の使用に係る許可内容の整合性を図るためのものであることを御理解いただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) ほかに質疑ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 内容には大賛成です。令和2年12月、大きな声で長々と反対討論をして、議長からも注意を受けたりしました。一部の議員は私の意見に賛同して反対していただきましたけれども、加東市議会としては賛成多数でそれを可決した。こんなことをしたら市民サービスの低下になるし、窓口の職員が困るだけやからこれは否決せえと私は言いました。言っても聞き入れてもらえなかった。それで今これです。  3月議会では東条西ふれあい館条例、同様の規定があるのに前のこの地域交流センター条例のことには一切触れずに修正案を出されて、その修正案が通った。完全に真逆のことをやられとるわけです。  そこで、やはりなぜこうなったのかという説明は市民に対して私はすべきだと思いますよ。それもせずにこういう改正がされるということ、一体加東市議会はどこを向いておるんだ、何を審議しとるんだということになりませんか、市民の方から見れば。ですから、市民に分かりやすいようにきちっと私は説明すべきだと思います。  恐らくこの地域交流センター条例の改正条例が出されてくるんですから、前の判断は間違ってました、ごめんなさいというのを心の中で言っておられるんだろうと、こう解釈して賛成はしますけれども、それでは駄目だと思います。はっきりと口に出してごめんなさいと言ってほしいなと、こんな気持ちで今はおります。それだけ申し上げて賛成討論とします。 ○議長(小川忠市君) ほかに討論ございますか。  よろしいか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから議員提出第2号議案 加東市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。           日程第11 委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(小川忠市君) 日程第11、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  各委員会から加東市議会会議規則第111条の規定に基づき、閉会中の継続調査の申出がありました。  内容につきましては、お手元に配付の議会運営委員会及び常任委員会所管事項の閉会中継続調査事件一覧表のとおりでございます。  お諮りします。  各委員会からの申出のとおり閉会中の継続調査することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、各委員会からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 △閉会宣告 ○議長(小川忠市君) これで本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  本定例会に付された事件は全て終了いたしました。  したがいまして、加東市議会会議規則第7条の規定により閉会したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、本定例会は閉会することに決定いたしました。  これで本日の会議を閉じ、第107回加東市議会定例会を閉会いたします。                午前11時37分 閉会 △あいさつ ○議長(小川忠市君) 第107回加東市議会定例会の閉会に当たりまして、まずは藤本教育長におかれましては6月27日をもって退任されますことから、一言御挨拶を申し上げます。  藤本教育長におかれましては平成22年に教育長に就任されて以来、今日まで12年間にわたり加東市の教育行政の責任者として教育委員会基本方針の具現化のため誠心誠意取り組んでこられました。  特に、小中一貫教育の推進につきましては新しい教育形態について地域住民や保護者の皆様の御理解を得るために大変な御尽力をされました。その結果、北播の近隣市町はもとより、県下においても小中一貫教育の先進地となり、また安田前市長とともに加東市内3地域での一貫校整備の道筋もつけられました。  しかしながら、東条学園では入札不調による開校時期の延期など難産の末の開校であり、大変な御苦労があったかと御推察申し上げます。  このように様々な課題に対しましても豊富な教育行政の経験を基に、誠実に、そして信念を持って対処され、将来の加東市の教育行政の礎を築かれたことに対しまして心より敬意を表します。  これからはまず御健康に十分御自愛いただきまして、今後は教育長としての貴重な経験を基に一市民として加東市の行政や教育等について御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げ、誠に簡単措辞でございますが御挨拶とさせていただきます。12年間本当にお疲れさまでした。  それでは、改めて閉会の御挨拶を申し上げます。  今期定例会は去る6月3日から本日まで22日間にわたり諸議案について鋭意審議をしてまいりました。結果、議員各位の御精励により適切、妥当な結論を得て、本日ここに閉会の運びとなりましたことは市政のため誠に御同慶に堪えません。議員各位の御精励に対しまして敬意を表しますとともに、心より御礼を申し上げます。  また、市長をはじめ、当局の皆様には議会審議での真摯な態度に対しまして敬意を表しますとともに、その審議の過程で議員各位より述べられました意見、そして提案、要望等についてはそれを尊重していただき、今後の市政運営に反映されますよう望むものでございます。  さて、新型コロナウイルス感染症関係は、国においては国内の行動制限の撤廃や外国人の入国条件の緩和、またマスク着用の基準等については緩和してきており、少しずつではありますが平常時の生活に戻りつつあるのかなと感じております。  しかし、感染症は完全に終息しておりません。引き続き油断することなくしっかりとした感染予防をお願い申し上げる次第でございます。  さて、近畿地方もいよいよ梅雨に入り、しばらくはうっとうしい日が続きます。これからは暑さによる熱中症対策や大雨による災害にも備えておかなければなりません。議員各位並びに市職員の皆様、市民の皆様におかれましては十分に御自愛いただきますようお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  ここで、閉会に当たりまして、市長より挨拶の申出があります。  市長。              〔市長 岩根 正君登壇〕 ◎市長(岩根正君) 第107回加東市議会の閉会に当たりまして御挨拶申し上げます。  今議会におきまして私どもからお諮りをいたしました案件につきまして慎重に御審議をいただき、全件原案のとおり決定をいただきました。心から感謝を申し上げます。  とりわけ補正予算におきまして、燃油高騰対策として1億5,000万円余りの大型予算など議決をいただきました。早急な経済対策をという思いがかないましたので、状況を確認してよく観察をいたしながらしっかりと進めてまいります。  また、新たに教育長、教育委員の任命に関する同意をいただきました。藤原哲史新教育長とはこれからよく相談し議論をしながら二人三脚で歩んでまいりたいと考えてございます。  退任されます藤本謙造教育長には、この場をお借りいたしまして、12年余りの御精勤に対し心からの敬意を表し御礼を申し上げます。  小中一貫教育への移行を進め、東条学園を開校をさせられたほか、加東みらいこども園、発達サポートセンターはぴあなどの開設など、実に多くの実績を残されております。まさに加東市の教育行政に多大なる貢献をなされたもので、その御功績に対して心から賛辞を送るものでございます。本当にありがとうございました。  最後に、既に御報告いたしておりますとおり、私の着任以来、少し事務上のミスが続いてございました。そうした中で、昨夜以来、県内他市で全市民の個人データ紛失のニュースが流れました。他市で起こることは加東市でも起こる可能性がある、これは安田前市長が常々口にされたことでございます。そして、こういう行政上の失敗、ミスというものは、因果関係はあまりないんだろうと思うんですけれど、結構続くものでございます。  そういった意味で、私どももしっかり心してこうしたことがないように市政の運営に努めてまいりますので、引き続き皆様にはよろしく御指導、御鞭撻賜りますことをお願い申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) 市長の挨拶が終わりました。  次に、令和4年6月27日をもって退任をされます教育長、藤本謙造さんから挨拶の申出がございます。  教育長。              〔教育長 藤本謙造君登壇〕 ◎教育長(藤本謙造君) 議長のお許しを得て一言退任の挨拶をさせていただきます。  先ほどは市長、そして議長から身に余るお言葉をいただきました。胸が熱くなりました。私は平成22年5月27日から12年と1か月の長きにわたり加東市教育長として勤めをさせていただきました。時にはその重責に心が折れそうになったこともありましたが、今思い返すとあっという間の12年と1か月であったとも思います。  最初に就任した挨拶で私は「自分の色が出せれば」と申し上げました。市民の皆さん、そして議会の皆さんに、議員の皆さんにとってはどのような色に映っておられるのか気なるところではございますが、私は一貫して「人間力の育成~豊かな学びが新しい自分と地域を育むまち 加東~」そのことを目指すことを基本理念として、学校教育、社会教育を進めてきたつもりでございます。  その間、議員の皆様をはじめ、多くの方々から叱咤激励をいただき今日という日を迎えることができたと思っております。感謝しかありません。  また、本日小中一貫校に関わる2つの議案と2つの同意案件に御賛同いただきました。本当にありがとうございました。今後はふるさと加東がより住みよい、住み続けたいまちとなり、未来ある子どもたちのための教育がさらに充実することを一市民として応援していきたいと思っています。  最後となりますけれども、議員の皆様におかれましては健康に留意され御活躍されることを御祈念申し上げ、言葉足らずではありますけれども、退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。本当にお世話になりありがとうございました。(拍手) ○議長(小川忠市君) 12年間、本当にお疲れさまでした。  教育長の挨拶が終わりました。  それでは、これで散会します。どうもお疲れさまでした。  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名をする。                加東市議会議長  小  川  忠  市                署 名 議 員  山  本  通  廣                署 名 議 員  井  上  茂  和...