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  1. 姫路市議会 2023-03-13
    令和5年3月13日厚生分科会−03月13日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和5年3月13日厚生分科会−03月13日-01号令和5年3月13日厚生分科会 令和5年3月13日(月曜日) 予算決算委員会 厚生分科会 第3委員会室 出席委員  有馬剛朗石見和之竹尾浩司竹中隆一、  杉本博昭谷川真由美大西陽介妻鹿幸二 欠席委員  山崎陽介厚生委員会市民局)の審査】 開会                10時33分 市民局               10時33分 送付議案説明  ・議案第 1号 令和5年度姫路市一般会計予算  ・議案第 4号 令和5年度姫路市国民健康保険事業特別会計予算  ・議案第 6号 令和5年度姫路市後期高齢者医療事業特別会計予算  ・議案第13号 令和4年度姫路市一般会計補正予算(第9回)
    質疑                10時41分 ◆問   公民館へのWi−Fi環境の整備については非常によいことだと思うが、市民センターなど他の施設に拡大することは考えているのか。 ◎答   まずは公民館に整備したい。将来的な公共施設のWi−Fi整備についてはデジタル情報室等と連携していく必要があると考えているが、他のコミュニティ施設への拡大は今後の研究課題としたい。  現在は、令和6年度以降に増やしていくという想定はしていない。 ◆問   地区連合自治会校区集会所を設置するに当たり助成を拡充しているが、実際に集会所を設置したいと考えている地区連合自治会はあるのか。 ◎答   現在、15校区程度校区集会所が設置されている。  毎年度、連合自治会を通じて情報を提供しており、令和5年度の集会所の新設等の要望についても既に6か所分を聞き及んでいるが、全て単位自治会であり、現状では校区集会所設置希望は把握していない。  地域の人口の多寡にかかわらず補助金額が同じであるという指摘も従前から受けているところであるが、姫路市公共施設等総合管理計画に基づき検討していかなければならないと考えており、行政が新たに施設を設置することは非常に難しいと考えている。一方、コミュニティ施設の設置を希望する声も聞いているため、自分たちで取り組んでいきたいと考える地区連合自治会を手厚く支援するために当該助成を拡充するべく予算計上したものである。 ◆問   具体的に希望する声があるために事業を拡充するというわけではないが、そのような自治会を思いやって予算を組んだということなのか。 ◎答   具体的に助成を拡充してほしいという声が上がっているわけではないが、新たなコミュニティ施設設置要望をしている校区もある。行政懇談会等でもあまり希望に応えられていない状況であり、市は何もしてくれないのかという厳しい声も寄せられている。それらの声に対応するために拡充を考えたものである。 ◆問   地区集会所設置支援の補助について、人口にかかわらず上限額が同じであるのはいかがなものかという意見を令和3年度決算審査の際にしたところであるが、公民館の会議室は、1万人以上の住民がいる校区であっても、1,000人程度の住民の校区であっても、50人程度しか入らないなどほとんど同じ基準で造られている。  教育委員会から市民局に移管され、Wi−Fiも整備して地域のコミュニティ活動活性化していこうとしている中、人口規模が反映できていなかった公民館の取扱いを考えるべきで、集会所自治会に自前で設置してもらうという話はそもそもおかしいと思う。  各町から10人ずつ、15単位自治会で150人程度が集まろうとしても、公民館に集まれないような状態である。そのような状況の中、行政としては、公民館の大規模改修を通して、人口規模に応じて十分な人数が集まれるキャパシティ公共施設を確保すべきではないか。各地域や各町で取り組みたいことについては、その人口規模に合ったものをそれぞれの地域で考えてもらうということは理解できるし、補助内容の拡充もよいことではあるが、実際に制度を活用できるのかは疑問である。補助制度を否定するわけではないが、課題の本質に踏み込んだ対応が必要であると思うがどうか。 ◎答   従前から、人口規模に応じた補助をすべきであるという指摘は聞いている。しかし、姫路市公共施設等総合管理計画に基づいて、公民館類似施設の在り方を姫路市全体で考えていく必要がある。公民館だけを捉え、人口が多い地域の公民館は増築するということになると、単純に公共施設の面積が増えてしまうことになるため難しい。  そのような状況の中で、今後の展開としては、デジタル化を見据え、地域へのデジタル支援に取り組み、公民館のさらなる有効活用を探っていきたいと考えている。  また、今後の施設全体の在り方については、市民局所管のその他の施設や市民局以外が所管する施設との複合化や集約化なども検討課題として出てくると考えており、全庁的に検討すべきであると認識している。現在、市民局は特に多くの施設を所管しているため、積極的に各局と連携しながら、施設の在り方について考えていきたい。  短期的には難しいことであると思うが、中・長期的に、しっかりとビジョンを持って取り組んでいく必要があると考えている。 ◆要望   長期的にと言うが、教育委員会から市民局公民館を移管した上、地域コミュニティ活性化するためにWi−Fiを整備して、子育て世代から高齢者世代、また若者たちも交流できる施設にしようというビジョンを持っているのであれば、それに見合った建物を整備することで、政策として同一性が担保されると考える。しっかり検討してもらいたい。 ◆問   公民館駐車場について、多いところであれば数十台、他の施設と複合化した公民館であれば数百台のキャパシティがあるが、城北公民館では5台程度しか駐車できない。広峰公民館は20台程度である。  人口規模で考えると十分かもしれないが、高齢化している中で、公民館を利用したくても駐車できず、また臨時駐車場公民館から離れているため、公民館を利用できず、稼働率も下がってしまう状態にある。そのため城北公民館稼働率が低くなり、様々なことが後回しにされ、稼働率が高い公民館が優先されるなど不公平感が生じている。  しかし、現在の土地の中で駐車場を広げるわけにもいかないため、公民館の近くに土地があれば購入し、さらに5台、10台の車が駐車できるよう整備してもらいたいがどうか。  また、公民館では大規模改修が近づいているため、エアコンが壊れていても直してくれないという苦情を聞く。夏はどうするのか聞いても「我慢してください。」という回答であったとのことであるが、それはおかしいのではないか。  1年、2年先に大規模改修があるといっても、設備の故障にはしっかり対応しないと、安全面でも問題があるし、利用者の減少にもつながる。公民館について市はどのように考えているのか。 ◎答   人口が多い校区、少ない校区ともどのように支援していくべきか、常に検討しているところであるが、過疎化が進んだ人口の少ない自治会からは、何かに取り組もうとしても人がおらずできないという声も多く聞いている。人口の規模に応じたバランスのよい自治会の支援については常に悩んでいるところである。  稼働率の悪循環との指摘もあったが、今後市全体の施設の在り方や、市民会館、各市民センター個別実施計画策定のため分析する際には、施設の稼働率利用実態をしっかりと把握した上で、適正な規模、適正な施設について検討していかなければならないと考えている。  また、稼働率が低いから後回しになることはおかしいのではないかという意見であったが、どうしても稼働率を中心に分析せざるを得ないと考えている。  各公民館では利用者の増加に向け様々な工夫をしており、多世代交流を既に実現できている公民館もあると承知しているが、場所によっては大体同じ人が利用しているところもあると聞いている。そのような公民館も様々な人が立ち寄れる場所にするため、Wi−Fiを整備し、若者も含めて多世代交流が生み出せないかということも考えている。  ただ、行政側から活用方法の指示をすることはできないため、公民館の整備をしながら先進的な取組を行う公民館の情報を積極的に共有し、稼働率の低い公民館の取組の参考にしてもらいたいと考えている。  駐車場についても、公民館と図書館の複合施設になっているような施設では、駐車場台数が不足している。施設全体の在り方は市民局だけでなく市全体で検討を深めていかなくてはならないと考えている。 ◆問   駐車場が不足する公民館は対応を検討してもらえるということでよいのか。 ◎答   現状を把握した上で検討したいが、ピーク時に合わせた駐車スペースの確保は非常に難しい。また、平時でも駐車スペースが不足しているのであれば課題であると思うが、そのために土地を確保するというのは現在の財政事情を考慮すると非常に難しい。  ふだんの利用時から4、5台しか駐車できないというところは、現状を把握した上で、何か手だてがないか、地域と相談しながら検討していきたい。 ◆要望   城北公民館は、平時から詰めて駐車しており、出入りする際には、ほかの車を移動しないといけない状況である。対応を検討してもらいたい。 ◆問   集会所の設置に向けた支援については、自治会の規模にかかわらず、一律の金額であることはおかしいと思う。人口の多いところでは、先ほど指摘があったように、公民館に人が入りきらない。  白浜であれば、灘市民センターを代替として使えるが、城北ではほかに何も施設がないため、小学校の体育館を利用する必要がある。町なかは土地が高かったり、土地がないこともあり、コミュニティ施設を設置したくてもできない状況である。例えば、公園に集会所を建てることができればよいが、そのような連携についても検討してもらいたい。公園が草むしりするだけの場となってしまっており、なかなか利用できていないため、有効な活用方法を考えてもらいたいがどうか。 ◎答   人口の多い地域は様々な問題を抱えていると思うが、自治会の成り手不足は人口にかかわらず同じであるし、人口規模の小さい地域もそれぞれの課題を抱えていることは聞いている。  校区集会所の3,000万円というのは上限額であり、最大で3,000万円までは助成するという設計をしているものである。今後、運用の中で課題が出てくる可能性もあるため、そこで寄せられた意見を参考にしながら、補助の在り方をさらに検討していきたい。 ◆問   老人クラブ活動事業費については会員の規模に応じた助成金額となっているが、100人以上の規模の場合は同額となっている。以前、100人以上でも人数規模に応じた金額にしてもらいたいと要望したが、現在の状況はどのようになっているのか。 ◎答   さらに細かな人数規模に分類して補助できればよいと思うが、現在のところ、見直しには至っていない。 ◆要望   大規模な老人クラブにこそ、さらに支援をしていかなければならない。予算の問題で活動したくてもできない状況になっている。  昨年の厚生委員会でも要望していることから、老人クラブ連合自治会とともに、早急に検討してもらいたい。 ◆問   手柄公民館の駐輪場について、同館は図書館と併設しているが、現在テントを張った仮置き場のような状態になっているため、公民館の利用者と図書館の利用者で大変混雑している。  駐輪場の場所は現在と同じところに造る予定であるのか。 ◎答   現在と同じところではなく、館の北側に造る予定である。  山陽中学校テニスコートを拡張する予定であるが、その土地の一部については館の駐車場の拡張に使用する予定である。駐車場のレイアウトを見直す中で、駐輪場も併せて移そうと考えている。 ◆問   自転車は何台駐輪できるのか。 ◎答   正確な数字は把握できていないが、15台程度は駐輪できると思う。駐車場も、5、6台は増える予定である。 ◆問   手柄や青山の公民館は図書館の上に設置されており、大規模改修に併せてエレベーターを外づけして、バリアフリー化を図っているが、令和5年度に大規模改修を予定している城陽公民館大津茂公民館公民館単体の建物である。これらの公民館エレベーターの設置はどのようになるのか。  増位公民館は比較的新しい施設であるが、地域住民からは「階段で上がるのは大変だ。」という声もよく聞く。  土地が限られていてどうしても改修できないところ以外は、原則大規模改修に併せて、エレベーターを設置していくべきであると考えるがどうか。 ◎答   2階建ての施設については、大規模改修に併せてエレベーターの設置を必ず検討している。物理的にエレベーターの設置が難しかったり、外づけできるものの駐車場を潰してしまうなど、様々な課題があるが、地域住民の声を聞きおき、大規模改修に併せてしっかりと方向性を定めていきたいと考えている。  現状、基本的には、可能であれば大規模改修に併せてエレベーターを設置する方向で検討している。 ◆問   城陽公民館大津茂公民館エレベーターは設置されるということなのか。 ◎答   令和5年度に実施設計に入る予定であり、その中で検討を進めていく。  現在、エレベーターの設置について確定したものはないが、設置する方向で検討を進めていく予定である。 ◆要望   今後、公民館の大規模改修は順次実施されていくが、基本的にはバリアフリー化していくという方針で進めてもらいたい。 ◆問   令和5年度、一部の公民館において公民館職員によるスマートフォン基本操作に関する相談対応を試行的に実施するとのことであるが、具体的にどこの公民館で取り組む予定であるのか。 ◎答   基本的にはWi−Fi環境整備完了が令和5年度の年度末近くになると思われるが、デジタル化に積極的に取り組みたいという館から相談があれば、そのような館を中心に実施したいと考えている。 退職者挨拶 市民局終了             11時11分 【厚生委員会(環境局)の審査】 環境局               11時49分 送付議案説明  ・議案第 1号 令和5年度姫路市一般会計予算  ・議案第13号 令和4年度姫路市一般会計補正予算(第9回) 質疑                11時59分 ◆問   電気自動車導入助成事業については、特に中小企業等事業規模の小さいところに導入を促すものなのか。それとも、事業規模に関係なく助成するものであるのか。
     また、個人向け次世代自動車導入助成について、電気自動車は比較的安価なものもあると思うが、特に燃料電池自動車は高額であり、購入を考えるのは財力のある人なのではないか。助成を行う必要があるのか疑問であるが、燃料電池自動車に50万円を補助しようとする意図を説明してもらいたい。 ◎答   事業者に対しては、事業規模に関係なく支援することで、二酸化炭素排出量の削減を目指すものである。  また、個人に対しての燃料電池自動車補助の台数は多くないが、実際には、市や国の補助制度があるということが、購入の意思決定の最後の一押しになることもあるということである。  本市は、県下で3番目に水素ステーションを設置しており、水素ステーション稼働率上昇は、今後のインフラ整備にとって重要であると考えている。燃料電池自動車に対する補助の最適な在り方については、今後状況に応じて変更していくと思うが、検討しながら事業を進めていきたい。  電気自動車の助成についても、当該助成により台数を少しでも増やしていくことが市内の電気自動車充電設備の整備につながり、その整備によってさらに電気自動車が増えるという好循環を生むことになるため、研究を重ね、制度を見直しながら取り組んでいきたい。 ◆要望   電気自動車購入金額にはかなり幅がある。その中で、一律20万円の助成でいいのか、上限を設定した上で購入金額に応じた助成を行ったほうがよいのか、今後研究してもらいたい。  予算に限りがある中で、多くの人に次世代自動車の購入の後押しをしたいというのであれば、多くの人に助成できるよう、購入金額に応じた助成についてしっかり考える必要があると思う。検討してもらいたい。 ◆問   EV用急速充電設備の整備については、本庁舎第2駐車場に設置するとのことであるが、何台設置する予定であるのか。 ◎答   設置台数は1台を予定している。  たつの市役所や加西市役所に設置されている充電設備は、1か月当たり約100台の利用があるとのことであるが、県が設置している充電設備は、場所によってはもっと利用台数が少ないところもあると聞いている。  まず1台設置し、その後、さらに拡大していくのか考えていきたい。 ◆問   市役所に設置される充電設備は、無料で利用できるのか。 ◎答   有料である。既に他都市で同様の事業を行っており、電気代相当分を事業者に収めてもらうという事業スキームが確立している。  利用者には、民間のEV用充電スタンドを利用する場合と同様に、専用カードを用いることで、自動車販売店や量販店だけでなく市役所の駐車場でも充電できるというものである。 ◆問   姫路城ゼロカーボンキャッスル構想に関連して、市の遊休地に太陽光発電設備を設置するとのことであるが、どこに設置するのか。 ◎答   住宅課等と協議し、市内に幾つかある市営住宅撤去後の土地等で利用目的が定まっておらず、今後20年以上利用できるような場所を抽出し、ヒアリングを行った上で場所を選定した。山林等に設置すると、太陽光の反射等の問題があるため、そのような場所は除いて、現在、各地域に説明を行っており、理解を得られたところから進めていきたいと考えている。  地元としてもずっと空き地になっている土地であるため、パネル設置については前向きに考えてもらえているところが多く、今後も積極的に設置を進めていきたい。 ◆問   公共施設を新たに設置するときに、できるだけ太陽光パネルを設置したり再生可能エネルギーを利用するような方針があると思う。環境局として、手柄山中央公園再整備をはじめ、今後新たに姫路市が造る公共施設に関しては太陽光パネルを設置するよう各局に周知してもらいたいがどうか。 ◎答   手柄山中央公園は、当初の設計に太陽光パネルの設置も含めており、可能な範囲で対応しているところである。  市全体として再生可能エネルギーの普及を意識しており、大規模な施設整備に際して環境局が会議で意見する機会もある。可能な範囲で太陽光パネル設置省エネルギー化を進めていくことは当然のこととして、市全体で取り組んでいるところである。 退職者挨拶 環境局終了             12時10分 散会                12時10分...