姫路市議会 2022-10-04
令和4年第3回定例会−10月04日-05号
令和4年第3回
定例会−10月04日-05号令和4年第3回
定例会
出 席 議 員 (45人)
1番 石 見 和 之 25番 石 堂 大 輔
2番 小 林 由 朗 26番 西 本 眞 造
3番 白 井 義 一 27番 宮 下 和 也
4番 中 西 祥 子 28番 三 輪 敏 之
5番 山 口 悟 29番 阿 山 正 人
6番 常 盤 真 功 30番 酒 上 太 造
7番 井 上 太 良 31番 梅 木 百 樹
8番 三 和 衛 32番 村 原 守 泰
9番 金 内 義 和 33番 苦 瓜 一 成
11番 三 木 和 成 34番 竹 中 由 佳
12番 江 口 千 洋 35番 牧 野 圭 輔
13番 松 岡 廣 幸 36番 伊 藤 大 典
14番 坂 本 学 37番 大 西 陽 介
15番 今 里 朱 美 38番 森 由紀子
16番 東 影 昭 39番 谷 川 真由美
17番 萩 原 唯 典 40番 杉 本 博 昭
18番 竹 尾 浩 司 41番 八 木 隆次郎
19番 駒 田 かすみ 42番 蔭 山 敏 明
20番 有 馬 剛 朗 43番 山 崎 陽 介
21番 川 島 淳 良 44番 木 村 達 夫
22番 重 田 一 政 45番 宮 本 吉 秀
23番 汐 田 浩 二 46番 竹 中 隆 一
24番 井 川 一 善
───────────────────────────────
欠 席 議 員 (1人)
10番 妻 鹿 幸 二
───────────────────────────────
欠 員 (1人)
───────────────────────────────
事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 上 田 憲 和
次長 田 靡 正 和
議事課長 岡 田 大 作
議事係長 川 嶋 秀 一
主任 榎 本 玲 子
主任 森 祐 輔
主任 井 手 真 綾
主事 赤 鹿 裕 之
───────────────────────────────
会議に出席した市長、職員及び委員
市長 清 元 秀 泰
副市長 和 田 達 也
副市長 佐 野 直 人
副市長 志々田 武 幸
代表監査委員 甲 良 佳 司
教育長 西 田 耕太郎
医監 北 窓 隆 子
防災審議監 山 岡 史 郎
上下水道事業管理者 段 守
政策局長 井 上 泰 利
総務局長 坂 田 基 秀
財政局長 石 田 義 郎
市民局長 沖 塩 宏 明
環境局長 福 田 宏二郎
健康福祉局長 岡 本 裕
こども未来局長 白 川 小百合
観光スポーツ局長 大 前 晋
産業局長 柳 田 栄 作
都市局長 三 輪 徹
建設局長 佐々木 康 武
会計管理者 樫 本 公 彦
消防局長 松 本 佳 久
───────────────────────────────
議 事 日 程
第5日(10月4日(火)) 午前10時開議
〇開 議
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 議案第77号〜議案第91号及び議案第94号〜議案第98号
日程第3 請願第8号
日程第4 閉会中継続審査申出の件(請願)
日程第5 議案第99号
日程第6 議案第100号
日程第7
議員派遣の件
日程第8 閉会中継続調査申出の件
〇閉 会
〇
議長挨拶
〇
市長挨拶
───────────────────────────────
議 事 順 序
1 開 議
2
会議録署名議員の指名
3 議案第77号〜議案第91号及び議案第94号〜議案第98号
(1) 一括上程
(2)
委員長報告
(3) 質 疑
(4) 討 論
(5) 採 決
4 請願第8号
(1) 上 程
(2) 質 疑
(3) 討 論
(4) 採 決
5 閉会中継続審査申出の件(請願)
(1) 上 程
(2) 採 決
6 議案第99号及び議案第100号
(1) 一括上程
(2) 提案理由説明
(3) 質 疑(議案第99号)
(4) 討 論(議案第99号)
(5) 採 決
7
議員派遣の件
8 閉会中継続調査申出の件
(1) 一括上程
(2) 採 決
9 閉 会
10
議長挨拶
11
市長挨拶
午前9時58分開議
○
宮本吉秀 議長
おはようございます。
ただいまから本日の会議を開きます。
妻鹿幸二議員から欠席の届出がありましたので、ご報告いたします。
これより日程に入ります。
本日の日程は、お手元に配付しております
議事日程に記載のとおりであります。
──────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
宮本吉秀 議長
まず日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第79条の規定により、
白 井 義 一 議員
井 上 太 良 議員
大 西 陽 介 議員
を指名します。
──────────────────────
△日程第2
議案第77号〜議案第91号及び
議案第94号〜議案第98号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第2、議案第77号から議案第91号まで、及び議案第94号から議案第98号までをまとめて議題とします。
これより、
委員会の審査結果について、
委員長の
口頭報告を求めます。
登壇の上、ご報告願います。
文教・
子育て委員会委員長 小林由朗議員。
◎
小林由朗 文教・
子育て委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、9月16日及び20日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第94号、
姫路市立野外活動センター条例の一部を
改正する条例についてであります。
委員会において、
梯野外活動センターを令和4年度末に廃止した後、土地や建物の活用についてはどのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、現在、同
センターがある宍粟市に今後の活用の意向について確認しているところであるが、もし宍粟市が活用しないようであれば、本市にとって有益な形になるよう
市場調査を行うなど様々な
活用方法を検討していきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
梯野外活動センターは本市の貴重な財産であることから、有用な活用策をしっかりと検討されたいことを要望いたしました。
第2点は、
小規模特認校への
通学手段についてであります。
委員会において、
小規模特認校への
就学条件として、
保護者の負担と責任により、児童を安全に通学させることとあるが、
スクールバス導入等による
通学手段の確保や
小規模特認校の近隣に位置する空き家や
市営住宅への
移住促進など、通学に関する支援は考えていないのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、令和5年4月から
小規模特認校となる
莇野小学校及び
安富北小学校までの通学については
保護者による車での送迎を想定しており、
空き家等の活用については、物件の状況や
入居条件等の課題があるものの、引き続き
関係部局と協議を行っていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
小規模特認校制度の実施を契機に様々な人が
当該地域に関わることとなり、
地域活性化にもつながると考えられることから、児童の安全な通学に向け
地域住人とも相談しながら、
教育委員会だけではなく全市を挙げて柔軟に対応されたいことを要望いたしました。
第3点は、
市立高等学校の再編による新設についてであります。
現在本市では、
姫路市立高等学校在り方審議会からの答申を踏まえ、3校ある
市立高等学校を再編し、新たに1校の
市立高等学校として
発展的統合を行おうと考えております。
委員会において、新たな
市立高等学校については現中央
卸売市場用地に建設することを検討しているようであるが、約6割が民有地である同用地に
学校施設を建設することについて見通しは立っているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、本市は4割程度しか土地を所有しておらず、新しい
高等学校を建設するためには
地権者の協力が必要不可欠である。
今後は、市長部局と連携を取りながら、土地の取得に向けて丁寧に説明を行い、理解と協力を求めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、新しい
市立高等学校建設のために、全庁が一丸となって、
地権者との交渉を進められたいことを要望いたしました。
第4点は、新たに3歳児保育を実施する
市立幼稚園への園児の送迎についてであります。
委員会において、現在でも、送迎時の
交通渋滞に対する
近隣住民からの苦情や
交通事故発生についての懸念の声があるが、今後、さらに送迎する車の増加が予想される中、どのように対応するつもりなのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、実際に、同園の運営を担う
教育委員会と連携し、朝夕の送迎時には
保護者車両を円滑に誘導できるよう対応を検討していきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
近隣住民にしっかり説明を行うとともに、
子どもたちが事故に巻き込まれることのないよう
交通対策に取り組まれたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、
学校施設の
目的外使用許可による
白浜小学校相撲場の
一般市民への開放に当たっては、
利用者が使いやすくなるよう環境を整えられたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
厚生委員会委員長 有馬剛朗議員。
◎
有馬剛朗 厚生委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、9月16日及び20日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆様の審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第91号、姫路市こどもの
未来健康支援センター条例についてであります。
委員会において、同
センターでの
子どもたちの
成育過程に応じた切れ目のない支援の実施に向けて、どのように
関係部局と連携して取り組もうと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、現在、保健所と
教育委員会が連携して開催している
思春期保健連絡会を同
センターにおいて継続して開催することや、小学校の
社会見学に活用し、性教育について学んでもらうことなどを検討している。
また、
こども未来局が同
センターに
地域子育て支援拠点を開設し、運営することに加え、市内の
医療機関と開催している周産
期連絡会や
ルネス花北と連携した
心理相談や
発達相談等を引き続き実施することとしている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
乳幼児期だけでなく学童期や思春期の子どもの健やかな成育を支援するという同
センターの特徴を十分に周知するとともに、
子どもたちを取り巻く環境が刻々と変化する中で、親子をしっかりと支援できるよう
関係機関等と連携して同
センターを運営されたいことを要望いたしました。
第2点は、
臨時特別給付金給付事業についてであります。
委員会において、令和3年度分の
住民税非課税世帯を対象とした給付に関して、
要件確認書の返送があった約6万800件のうち、約300件について支給に至っていないとのことであるが、どのような理由によるものなのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、令和3年度分の給付の申請に関しては、現在も受付を行っているところであるが、申請に際して、
必要書類に不備があり、
追加提出を求めている世帯や給付を辞退した世帯などがあるためである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、同
給付金事業の目的である
コロナ禍により厳しい生活を送っている
住民税非課税世帯や
家計急変世帯への支援を達成するためにも、書類の
不備等により支給に至っていない世帯に対してしっかりとサポートを行い、
給付金の支給につなげられるよう取り組まれたいことを要望いたしました。
第3点は、アイランドハウスいえしま荘の今後の
方向性についてであります。
同施設は、築後28年が経過し
老朽化が進んでいることに加え、近年の
利用者数が低迷していることから、
民間事業者の
創意工夫を最大限生かし、新たな
地域活性化を図るため、施設を
民間譲渡する方向で検討しており、それに伴い、本年9月下旬から12月までサウンディング型
市場調査を行う予定であります。
委員会において、同施設の
利用者数は
新型コロナウイルスが流行する以前から低迷していたのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
新型コロナウイルスの影響だけでなく、
高齢化や人口減などにより
近隣住民の
日帰り利用の機会が減少していたことに加え、客室が和室の大部屋であるため、
家族旅行をはじめ少人数での
宿泊利用のニーズに合致しないことなどにより、
コロナ禍以前から
利用者数が低迷していたものである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
観光スポーツ局所管の家島B&
G海洋センターをはじめ他局が所管する施設と併せて総合的に利用を促進していくことが重要であると考えられることから、
関係局と
十分連携を図るとともに、同施設の今後については、
家島地域にとってよりよいものになるよう、
民間譲渡だけではなく様々な
方向性も視野に入れて検討されたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、全国的に大規模な
水害等が発生しており、
温暖化対策が喫緊の課題であると思われることから、令和5年に
改定予定の姫路市
地球温暖化対策実行計画(
区域施策編)に掲げる目標の達成に向けて、広く
事業者等の意見も聴きながら、連携の上、
温暖化対策に取り組まれたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
建設委員会委員長 重田一政議員。
◎
重田一政 建設委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、9月21日及び22日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、
街路樹の点検についてであります。
委員会において、他都市では、根元が腐食した
街路樹が倒れ、
信号待ちの乗用車に損害を与える事案が発生していたが、本市ではどのように
街路樹の点検を行っているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
街路樹に限った
点検作業は行っていないものの、
道路パトロール車による
日常点検により
街路樹の
状況把握に努めるとともに、
委託業者による定期的な
街路樹の
剪定作業の中で
倒木等の
危険性がある樹木について
情報提供を受け、必要に応じた対応を行っている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
街路樹の十分な点検がなされないまま
倒木等による被害が発生した場合には、本市の
道路管理者としての
管理責任が問われることから、
危険性のある
街路樹が放置されないよう適切な
街路樹管理に努められたいことを要望いたしました。
第2点は、
甲山浄水場更新事業についてであります。
同事業は、設計・施工・
維持管理の
一括方式である
DBM方式を見直し、全体事業のうち、
浄水場本体の
事業方式について有効な新
技術導入などにも対応できる
官民連携手法の導入を再検討するものであります。
委員会において、
建築コストの高騰や
建築資材の不足についてはどのような対応を考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、近年、
建築コストが上昇しているため
事業費の見直しも検討していく必要性を感じている。
また、
建設資材の不足については、
国際情勢等の影響もあり想定しにくいところではあるが、しっかりと
情報収集に努めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
民間事業者から提案される新技術の有効性や
事業費の妥当性を判断する必要があることから、他都市の
導入事例も調査しながらしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
第3点は、
八木地区における漏水の発生についてであります。
本事案は、令和4年8月24日、13時30分頃に
八木地区で
水道管の破損による漏水が発生し、白浜・八木・糸引・的形及び
四郷地区の一部において水道水の濁りが生じたものであります。
委員会において、
当該事案の影響を受ける
自治会への連絡や議会への報告はいつ頃行ったのか。
また、
水道管の
老朽化が破損の原因とのことであり、他の地域でも同様の事象が発生する可能性があるが、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、影響を受ける
自治会には24日の14時頃に連絡を行い、議会に対しては、原因・復旧時期・
影響範囲等を精査した上で、同日16時頃に報告を行ったものである。
また、
老朽化した
水道管については、現在、年間20キロメートル程度を更新しているが、その対象となる
水道管は、年間70キロメートル程度を整備していた当時のものであり、管路の更新が追いつかない状況であるため、
水道管の種類や地盤の状況などから優先度を設けて対応している、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、1か所で
老朽化に伴う漏水が発生すると、その後、
周辺地域でも同様の事象が発生するおそれがあることから、
市民生活に影響が出ないよう十分に注意されたいことを。
また、議会への報告については速やかに一報を入れるとともに、その後、詳細な内容について報告されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
予算決算委員会委員長 川島淳良議員。
◎
川島淳良 予算決算委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、9月14日及び15日には各局から説明を受け、16日及び20日から22日までの4日間にわたって各
分科会を開催し、さらに28日には各
分科会からの報告を受け、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を認定または可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要を報告するとともに、本
委員会としての要望を申し上げますので、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
まず、議案第77号、令和3年度姫路市
一般会計決算認定について申し上げます。
総務分科会関係について、第1点は、第70款、第10項、
寄附金についてであります。
本
寄附金は、
ふるさと姫路応援寄附金とひめじ創生
戦略推進経費寄附金等から成り、当初予算として1億1,200万円を計上し、さらに令和3年11月には、1億5,000万円を増額補正したものであります。
分科会において、
当該寄附金の
決算額は、
収入済額1億7,159万8,273円、
収入率65.5%となっているが、どのような見込みを立てて補正を行ったのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、当初予算では、
ふるさと納税による
寄附額として1億円を見込んでいたところ、予想を上回る寄附があったことから、例年、同
寄附額が多くなる12月を見据えて増額補正したものの、
寄附額3,000万円以上の
プレミアム体験型返礼品が2件の募集に対して1件のみの応募にとどまるなど、
寄附金が
補正予算の見込みを下回り、
収入率が低くなったものである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、当初の想定を超える
ふるさと納税があったことは喜ばしいことではあるものの、最終的な
寄附金の
収入率が、全体で65%程度にとどまったことについてはしっかりと受け止めるとともに、本市の
ふるさと納税による収支は毎
年度赤字となっている現状を踏まえ、しっかりと取り組まれたいことを要望します。
第2点は、
消防団員退職報償金交付金についてであります。
分科会において、第85款、第90項、雑入の
収入率129.3%に関し、増加の主な理由として、想定よりも多い221人の
消防団員の
退職者があり、
消防団員等公務災害補償等共済基金から
消防団員退職報償金交付金を多く収入したため、とのことであるが、
退職者が多くなった理由についてどのように考えているのか。
また、令和3年度末時点における団員の
充足率と令和4年4月1日以降の団員の補充についてはどのようになっているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
消防団員の7割以上がサラリーマンという状況の中、団員に任命されていたものの、通常の
消防団活動に参加できていなかった者などがあり、令和4年度以降の
団員報酬の
個人支給に際し、報酬に見合う活動ができないため、退職する者があったと聞いている。
また、令和4年4月1日時点における団員の
充足率は89.6%であり、現在も努力しているものの、団員の充足には至っていない、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、各地域の様々な事情により
消防団員の成り手不足が市全域に広がっていることから、
消防局としても積極的に広報を実施するとともに、各地域に対して働きかけを行われたいことを要望します。
文教・
子育て分科会関係について、第1点は、
総合教育センター費中、
非行防止活動費についてであります。
分科会において、同
活動費として1,691万6,687円を支出しているが、具体的な内容を説明してもらいたい、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
少年補導委員に係る報償費など
補導活動業務費に1,602万9,444円、
少年無職化防止対策指導員に係る報償費など予防啓発活動業務費に88万7,243円を支出している、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、補導活動業務の1つとして実施してきた、
少年補導委員による月4回の街頭補導を、令和4年度から2回に変更したことについて、同委員の中に
教育委員会への不信感を抱く者もいると思われることから、補導の在り方についてしっかりと時間をかけた上で、丁寧に説明されたいことを要望いたします。
第2点は、児童福祉費負担金についてであります。
分科会において、同負担金については収入未済額463万2,120円、不納欠損額49万6,900円が計上されているが、収納率は例年どおりの水準であったのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、収入未済額、不納欠損額の大部分は、放課後児童健全育成事業受益者負担金、いわゆる放課後児童クラブの利用に係る負担金と、市立及び私立施設教育・保育給付費
利用者負担金、いわゆる保育所等の利用に係る保育料となっている。
放課後児童健全育成事業受益者負担金の現年度収納率は、令和3年度が99.7%、令和2年度が99.9%で、前年度に比べて0.2%下がっている。
また、市立及び私立施設教育・保育給付費
利用者負担金の現年度収納率は、令和3年度が99.87%、令和2年度が99.93%で、前年度に比べて0.06%下がっている。
今後は、キャッシュレス決済やコンビニエンスストアでの納付について周知することで、収納率向上に取り組んでいきたい、とのことでありました。
厚生
分科会関係について、第1点は、集会所建設助成
事業費についてであります。
当該事業については、予算現額1億3,600万円に対し、支出済額が9,862万7,000円であり、3,737万3,000円の不用額が発生しております。
分科会において、当該
事業費はどのように予算を計上しているのか。
また、執行率が低くなった原因についてどのように分析しているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、前年度中に各
自治会に対し集会所の建設を予定しているのか確認した上で、建設予定数に応じた予算を計上しているが、令和3年度においては、
新型コロナウイルスの影響などにより建設を次年度以降に先送りする
自治会が多かったものである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、昨今、建設資機材や人件費が高騰していることを踏まえ、補助限度額の見直しを検討するとともに、
自治会の人数によって必要とされる集会所の規模も異なることから、全ての
自治会について一律の補助とするのではなく、人数に応じた補助の在り方についても検討されたいことを要望いたします。
第2点は、第85款、第90項、雑入のうち、生活保護費返還金についてであります。
分科会において、雑入における不納欠損額3,307万4,339円のうち、約3,020万円が同返還金であり、また、収入未済額2億4,006万91円についても、主な内容は同返還金であるとのことであるが、収納率はどれくらいなのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、過去5年の現年度分と過年度分を合わせた収納率はおおむね4割から5割であり、消滅時効である5年が経過した時点で不納欠損として処理している、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、資力がない人から返還してもらうことは大変難しいと思われることから、事前に不正を見抜くことにより適正な生活保護行政を実施できるよう取り組まれたいことを要望いたします。
経済観光
分科会関係については、社会体育施設建設費中、市内スポーツ施設における故障等に緊急対応するための枠内予算についてであります。
分科会において、同予算で執行した姫路市立球技スポーツ
センター給水管更新工事について、120万円を超える軽工事となっているが、必要な工事を全て施工した結果、軽工事で行える金額に収まったものなのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、同スポーツ
センターの給水管更新工事は、トイレの給水管の水漏れを急遽修理したものであり、現在、水漏れは収まってはいるものの、施設の
老朽化が著しいことから、根本的な修理にはなっていない、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、多くのスポーツ施設を抱える中、故障への対応等、緊急に工事を行わなければならない場合があることは十分理解できるものの、一時的な補修を重ねるよりも計画的に改修していくほうが全体のコストダウンにつながると思われることから、各施設の設備等の点検をしっかり行い、計画性を持って
維持管理に努められたいことを要望いたします。
建設
分科会関係については、都市計画道路川手線の整備事業に係る国庫補助金についてであります。
同補助金は、令和2年度に社会資本整備総合交付金として申請し、その一部を令和3年度に繰り越し、地方道路整備
事業費補助金として収入されたものであります。
分科会において、当該事業に関して、本市が国庫補助金を過大に受給していたため、返還を前提に国・県と調整を進めるとの新聞報道がなされたが、現在はどのような状況なのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、令和4年5月に県から、国の通達に照らして本件補助申請事務に疑義があるとの指摘があり、現在は、国・県・市の3者で事案の検証を進めている状況である、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、国の通達に関しては、その内容を十分に理解して事務の遂行に当たられたいことを。
また、
当該事案の発覚後、新聞報道がなされるまでの間、議会に対する報告が行われなかったことについて、今後は速やかに報告するとともに、必要に応じて
委員会の開催を求められたいことを要望いたします。
次に、議案第88号、令和4年度姫路市一般会計
補正予算(第4回)中、漁業近代化施設整備事業についてであります。
同事業は、輸出先国の規制等への対応に必要な施設等の整備費を助成しようとするものであります。
分科会において、
市場の売上げを伸ばすには、輸出先国が求めるHACCP(食品衛生管理手法)に対応した上で海外への販路拡大を図る必要があるため、事業者がHACCPの認定等を取得できるよう、さらなる支援が必要ではないのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、従来から、様々な方法により販路拡大を支援しているところであり、HACCPによる衛生管理を進めるための支援についても積極的に検討したいと考えている、とのことでありました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
宮本吉秀 議長
以上で
委員長の
口頭報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
これより討論に入ります。
発言の通告に基づき指名します。
32番 村原守泰議員。
◆村原守泰 議員
日本共産党議員団を代表して、討論を行います。議員の皆様方のご賛同をお願いします。
議案第77号、令和3年度姫路市
一般会計決算認定について反対します。
反対の第1の理由は、地方公共団体の役割である住民福祉の増進を図る決算になっていないということです。
住民にとって最も身近な行政である地方自治体が住民福祉の機関として果たす役割は、
コロナ禍でより一層重要になっています。
2021年度の姫路市一般会計決算の単年度収支は、一昨年の赤字から6億4,018万8,000円の黒字となりました。基金については、21世紀都市創造基金や財政調整基金、減債基金などに47億99万7,000円の積立てを行い、前年度と比べ42億6,494万5,000円増え、合計641億2,212万2,000円としました。その上で、実質収支は54億9,602万9,000円で、1968年度以来、54年連続の黒字決算となっています。
自治体の黒字決算は、家計の黒字と同様に単純に評価される性質のものではありません。
本市の財政力指数は0.873で、中核市平均値は0.81ですから上位に位置し、財源に余裕があると言えます。
議会事務局調査課の調べによりますと、回答のあった中核市32市の普通会計目的別歳出の民生費が占める割合の平均は43.0%に対して、本市は41.9%となっています。
土木費の割合は、中核市平均9.6%に対して、本市は12.2%となっています。アクリエひめじの建設等が終わり、イベントゾーン整備
事業費で163億6,451万6,000円、姫路駅周辺整備関連
事業費で13億9,403万円等が減少し、昨年より236億1,136万9,000円減っています。しかし、姫路市は長年にわたり民生費の比率が中核市平均より低く、土木費の比率は依然として高いという状況が続いています。
教育費の割合を見ると、姫路市は11.1%で、中核市平均値は10.1%となっており、市立高校を3校抱えている本市なら、もっと多くてもいいのではないかと考えます。
また、性質別歳出の普通建設
事業費の割合については、中核市平均が10.6%に対して、姫路市は昨年より減少したとはいえ12.9%と、回答のあった32中核市のうち6番目の高い比率を占めています。そのうち単独事業は7.3%と、こちらも中核市平均の5.5%より多くなっています。
コロナ禍の下で、格差と貧困が大きく広がっており、市民の命と暮らしを守るため、住民福祉の向上を図る予算執行を、市民は求めています。
反対の第2の理由は、行財政改革の名の下に職員削減を進めた結果、業務量の実態に即した人員配置になっておらず、職員の過重な労働強化、市民サービス低下を招いているのではないかということです。
2021年度、職員の時間外勤務時間数は69万463時間となっており、月60時間を超える時間外勤務をした職員は延べ1,038人で、年間720時間を超えた職員は昨年と変わらず19人です。
年間最高の時間外勤務は人事課の職員で、1,145時間にも上っています。
コロナ禍とはいえ、年間1,000時間を超える職員は、人事課が3人、保健所が2人となっています。保健所の場合はコロナ感染拡大に伴い、やむを得ない状況にありますが、市役所全体のワーク・ライフ・バランスを推進しなければならない人事課が改善されないのは大問題です。時間外勤務が常態化され、過労死が危惧されます。早急に必要な職員配置を行うべきです。
生活保護受給世帯に対するケースワーカーの配置人数に対しても、毎年指摘していますが、2021年度末時点で1人当たりの担当世帯数は101世帯と、国標準世帯の80世帯を大幅に上回っています。この数字は2019年から変わらず、全く改善されていません。
反対の第3の理由は、大企業呼び込み型、大型公共工事優先の決算になっていることです。
工場立地促進条例に基づき、工場奨励金、雇用奨励金、事業所奨励金が大企業13社22件に対して3億1,664万円が、中小企業には89社135件に対して3億4,040万円、総額6億5,705万円が執行されています。
大企業1社当たりの奨励金は2,435万7,192円に対して、中小企業は1社当たり382万4,825円となっています。力のある大企業により多額の市民の税金が使われています。
また、甘い道路需要見込みの下に計画された、大型公共事業である播磨臨海地域道路計画推進の執行状況は、予算額3,104万9,000円に対して不用額が1,246万6,000円となっています。
兵庫県により環境影響評価の説明会が開催され、内陸・加古川ルートが決定されましたが、完成がいつになるのかも分かりません。計画策定時から地域の交通量も変化し、この計画そのものの必要性も問われています。
反対の第4の理由は、予算執行が本当に住民福祉の向上となっていないからです。
私たち議員団が市民の
皆さんと一緒に要望してきたこども医療費の無料化は、所得制限があるために、令和3年度末では約1万3,000人と、子ども全体の約18%が依然として無料になっていません。
新型コロナウイルス感染防止のための受診控えの影響がない令和元年度の決算ベースで見ても、約3億8,000万円で所得制限を撤廃することができます。姫路市の財政力なら十分可能です。
また、高齢者バス等優待乗車助成制度の運用に当たって、タクシーの選択については、介護度に関係なく希望する全ての高齢者に認めるべきです。
市営住宅の空き家戸数は2021年度末で1,086戸となっていますが、入居募集戸数は159戸となっており、空き家改修予算が十分でないため、空き室があるにもかかわらず、入居募集ができない状況が続いています。
市民の暮らし応援のために財政を支出すべきと考えます。
以上の理由により、議案第77号に反対します。
続いて議案第80号、令和3年度姫路市国民健康保険事業特別会計決算認定について反対します。
私たち日本共産党議員団は、国民健康保険は社会保障であるとして、支払能力に応じた保険料にするべきと、一貫して求めてきました。
令和3年度の全加入世帯は6万7,144世帯です。そのうち保険料減免世帯は、7割軽減が2万6,776世帯、5割軽減が1万2,059世帯、2割軽減が8,672世帯で、合計4万7,507世帯で全加入世帯の約70%を占めています。
この割合は、令和2年度の69.0%と比較しても年々増加傾向にあります。コロナ減免を受けた世帯数は、令和2年度より減少して329世帯となっています。
また、保険料滞納世帯数は9,732世帯となっており、そのうち年間所得100万円以下の世帯は5,834世帯で、全体の60%を占めています。払いたくても払えない、高すぎる保険料に問題があります。姫路市の保険料収納率は89.1%で、中核市の中でも上位を維持していますが、その一方で差押え件数は722件となっています。
65歳以上被保険者の加入率は44.7%で、他の医療保険と比べ年齢構成も高く、必然的に医療水準も高くなるなど構造的問題もあります。それに見合う国庫補助率になっていないところにも大きな問題があります。
令和3年度の窓口一部負担金の減免制度は僅か8世帯で、前年度より3世帯増えていますが、必要な人に適切にもっと周知を図るべきです。
全ての加入者が安心して受診できる公的医療制度にしていくためにも、国に対して国庫補助率の引上げを強く求めるとともに、国民健康保険財政安定化基金や一般会計からの法定外繰入金を増額し、支払能力に応じた保険料にすべきです。
よって、議案第80号に反対します。
続いて議案第82号、令和3年度姫路市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について反対します。
反対の理由は、後期高齢者医療制度は長年社会に貢献してきた高齢者を75歳という年齢だけで家族から切り離し、高齢者の医療負担を増大させる制度だからです。
その上、年金が年額18万円以上の高齢者は、年金から自動的に引き落とされる特別徴収となっています。そのため、令和3年度の徴収率は99.4%と高い水準を維持していますが、滞納者の83.2%は年間所得が100万円以下となっています。差押え件数は259件となっています。
この医療制度は、
利用者が増えれば増えるほど保険料が上がる仕組みとなっており、憲法第14条の
法の下の平等、第25条の生存権を踏みにじるものです。
よって、議案第82号に反対します。
以上で討論を終わります。
○
宮本吉秀 議長
以上でご発言が終わりましたので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
まず議案第78号、議案第79号、議案第81号、議案第83号から議案第91号まで、及び議案第94号から議案第98号まで、以上17件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり認定、可決または同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり認定、可決または同意されました。
次に、議案第77号、議案第80号及び議案第82号、以上3件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり認定されました。
──────────────────────
△日程第3
請願第8号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第3、
委員会審査の終了しました請願第8号を議題とします。
所管の文教・子育て
委員会の
委員長から、お手元に配付のとおり審査結果の報告書が提出されております。
お諮りします。
本件に対する
委員長の
口頭報告は省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
これより、討論に入ります。
発言の通告に基づき指名します。
33番 苦瓜一成議員。
◆苦瓜一成 議員
日本共産党議員団を代表して、請願第8号、公立幼稚園の3歳児受け入れと預かり保育の全園実施について、その願意に賛成し、討論を行います。
本請願は、2年前の令和2年第3回
定例会に提出された請願で、姫路市公立幼稚園を守る会が呼びかけ団体となり、短期間の署名活動で集めた4,723人の請願署名が添えられています。
請願事項は、全ての公立幼稚園での3歳児受入れ、預かり保育の実施を求めるものです。
姫路市は、幼稚園を義務教育及びその後の教育の基礎を培う幼児期の学校として位置づけ、1小学校1幼稚園として幼稚園教育の充実に努めてきました。しかし、近年は廃園、休園が続き、現在は33園になっています。
3歳児は、身の回りの物事に興味を持つようになり、吸収力も急速に旺盛になります。この時期に適切な指導が必要という訳です。姫路市でも3歳児を受け入れる幼稚園が増え、来春には10園となるなど3歳児教育の重性が認識されています。
両親ともに働いている家庭が多くなっていることから、幼稚園教育を希望しても保育時間の関係で断念する状況もあります。
そこで、預かり保育を求める要求が大きくなっています。
2019年の調査ですが、全国では全幼稚園の87.8%、うち公立園でも70.5%が預かり保育を実施するなど、預かり保育の需要の高さが示されています。
以上のことから、姫路市においても、全園での3歳児受入れ、預かり保育の実施を求めるものです。請願第8号、公立幼稚園の3歳児受け入れと預かり保育の全園実施について採択を求めます。
以上、議員の
皆さんの本請願へのご賛同をお願いし、討論とします。
○
宮本吉秀 議長
以上でご発言が終わりましたので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
請願第8号、公立幼稚園の3歳児受け入れと預かり保育の全園実施についてを採決します。
本件に対する
委員長報告は不採択であります。
お諮りします。
本件は、採択することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立少数であります。
よって、本件は不採択と決しました。
──────────────────────
△日程第4
閉会中継続審査申出の件(請願)
○
宮本吉秀 議長
次に日程第4、閉会中継続審査申出の件を議題とします。
お諮りします。
請願第16号については、引き続き閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
──────────────────────
△日程第5
議案第99号
△日程第6
議案第100号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第5、議案第99号及び日程第6、議案第100号をまとめて議題とします。
これより理事者に提案理由の説明を求めます。
和田副市長。
◎和田達也 副市長 (登壇)
ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます。
議案第99号、令和4年度姫路市一般会計
補正予算(第5回)につきましては、歳入歳出予算の補正は76億9,010万円の増額でございまして、補正後の予算規模は2,326億7,421万円となっております。
それでは、歳出からご説明申し上げます。
民生費につきましては、国の追加経済対策に伴う給付事業として、緊急支援
給付金給付
事業費に38億1,600万円を、原油価格・物価高騰に対応する各種福祉施設を支援するため、福祉施設等物価高騰特別対策
給付金事業費として、心身障害者福祉費に9,010万円を、児童育成費に6,170万円を、老人福祉費に2億4,740万円を、公立保育所等における給食用食材費の物価高騰分を負担するため、運営費に340万円をそれぞれ計上いたしております。
衛生費につきましては、医療従事者に対するインフルエンザワクチン接種助成経費として、予防接種経費に1,810万円を、オミクロン株対応ワクチン等の接種経費として、
新型コロナウイルスワクチン接種
事業費に14億5,300万円をそれぞれ計上いたしております。
商工費につきましては、原油価格・物価高騰に対応する
事業者等を支援するため、中小企業等原油価格・物価高騰支援金に18億9,000万円を、来て、みて、ホットする姫路キャンペーン
事業費に1,600万円を、姫路観光コンベンション
事業費に3,500万円をそれぞれ計上いたしております。
教育費につきましては、公立小中学校等における給食用食材費の物価高騰分を負担するため、学校給食運営経費に3,674万4,000円を、北部学校給食
センター運営経費に935万4,000円を、南部学校給食
センター運営経費に1,072万1,000円を、夢前学校給食
センター運営経費に217万9,000円を、家島学校給食
センター運営経費に40万2,000円をそれぞれ計上いたしております。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
国庫支出金につきましては、歳出でご説明いたしました国の補助事業の財源として、制度に基づき計上するとともに、市単独事業の財源として国が追加交付予定の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を計上いたしております。
また、繰越金につきましても、今回の補正に係る所要一般財源として補正しようとするものでございます。
議案第100号、公平
委員会委員の選任につきましては、公平
委員会委員である津田隆雄氏の任期が本日をもって満了いたしますので、その後任として適任と認める澤田千秋氏を選任しようとするものでございます。
以上、簡単ではございますが、議案の説明を終わります。
何とぞよろしくご審議いただきまして、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
宮本吉秀 議長
以上で提案理由の説明は終わりました。
これより日程第5、議案第99号について質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
この際お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よってそのように決しました。
これより討論に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご発言がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
議案第99号、令和4年度姫路市一般会計
補正予算(第5回)を採決します。
本件は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に日程第6、議案第100号について、この際お諮りします。
本件については、議事の順序を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより採決に入ります。
議案第100号、公平
委員会委員の選任についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
宮本吉秀 議長
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
──────────────────────
△日程第7
議員派遣の件
○
宮本吉秀 議長
次に日程第7、
議員派遣の件を議題とします。
お諮りします。
本件については、お手元に配付のとおり派遣することにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付のとおり本市議会議員を派遣することに決しました。
なお、この際お諮りします。
ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、
議員派遣の内容に変更が生じる場合には、議長に一任することに決しました。
──────────────────────
△日程第8
閉会継続調査申出の件
○
宮本吉秀 議長
次に日程第8、閉会中継続調査申出の件を議題とします。
お手元に配付の閉会中継続調査事項一覧表のとおり、各
委員会から閉会中継続調査の申出がありました。
お諮りします。
本申出のとおり、閉会中も引き続き継続調査を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
──────────────────────
○
宮本吉秀 議長
以上で本日の日程は終了しました。
お諮りします。
本
定例会に提出されました案件は全て審議が終了しましたので、閉会したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、令和4年第3回姫路市議会
定例会は、これで閉会します。
午前11時03分閉会
──────────────────────
△
議長挨拶
○
宮本吉秀 議長
閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今
定例会には、令和3年度各会計決算認定の件をはじめ、条例の制定や契約の締結など多くの重要案件が提出されましたが、議員の皆様には、9月2日の開会以来、本日までの33日間の会期中を通じて熱心にご審議をいただき、本日無事閉会することができました。
ここに、議員の皆様のご協力に対し心からお礼を申し上げます。
今後とも皆様におかれましては、議会の活性化と円滑な議会運営にご協力を賜わりますようお願い申し上げまして、簡単ながら閉会のご挨拶といたします。
どうもありがとうございました。
──────────────────────
△
市長挨拶
◎清元秀泰 市長 (登壇)
閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の皆様方には、9月2日の開会以来、本会議並びに各
委員会におきまして、令和3年度各会計決算の認定をはじめ、本年度
補正予算、条例制定等の議案について、終始、熱心かつ慎重にご審議いただき、いずれも原案にご賛同を賜りました。
厚く御礼を申し上げます。
ご議決いただきました
補正予算に基づき、オミクロン株に対応したワクチンの接種を開始し、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に取り組むとともに、物価高騰の影響に対し、市民や事業者の皆様への支援を迅速かつ確実に行ってまいります。
また、本会議並びに
委員会の審議過程においていただきました数々のご提案、ご要望につきましては、その趣旨に十分配慮し、可能な限り市政に反映してまいりたいと考えております。
議員の皆様方におかれましては、今後とも、市政の推進と
市民生活の向上に、一層のご理解、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。
さて、国においては、オミクロン株の特性を踏まえ、先月から、療養期間の短縮や陽性者届出に関する報告の簡素化等の見直しを行うなど、
新型コロナウイルス感染症対策は変化しつつあります。
本市といたしましては、今後も感染状況や感染対策の変化を見極め、引き続き感染拡大の防止に努めるとともに、今後、新たな感染拡大の波が来たとしても最小限にとどめることができるよう、予防施策の充実など必要な対策を、国、県や関係機関と連携し、確実に行ってまいりたいと考えております。
これらの対策が実施できることもひとえに、長期にわたる献身的な医療従事者や関係機関の皆様のご尽力、並びに感染拡大防止に対する市民や事業者の皆様のご理解とご協力の賜物であり、改めて、心から感謝を申し上げます。
最後に、報道関係の皆様方のご協力に感謝申し上げ、閉会の挨拶といたします。
ありがとうございました。
──────────────────────
地方自治
法第123条第2項により署名する。
姫路市議会議長 宮 本 吉 秀
会議録署名議員 白 井 義 一
同 井 上 太 良
同 大 西 陽 介...