姫路市議会 2022-09-02
令和4年第3回定例会−09月02日-01号
令和4年第3回
定例会−09月02日-01号令和4年第3回
定例会
出 席 議 員 (46人)
1番 石 見 和 之 24番 井 川 一 善
2番 小 林 由 朗 25番 石 堂 大 輔
3番 白 井 義 一 26番 西 本 眞 造
4番 中 西 祥 子 27番 宮 下 和 也
5番 山 口 悟 28番 三 輪 敏 之
6番 常 盤 真 功 29番 阿 山 正 人
7番 井 上 太 良 30番 酒 上 太 造
8番 三 和 衛 31番 梅 木 百 樹
9番 金 内 義 和 32番 村 原 守 泰
10番 妻 鹿 幸 二 33番 苦 瓜 一 成
11番 三 木 和 成 34番 竹 中 由 佳
12番 江 口 千 洋 35番 牧 野 圭 輔
13番 松 岡 廣 幸 36番 伊 藤 大 典
14番 坂 本 学 37番 大 西 陽 介
15番 今 里 朱 美 38番 森 由紀子
16番 東 影 昭 39番 谷 川 真由美
17番 萩 原 唯 典 40番 杉 本 博 昭
18番 竹 尾 浩 司 41番 八 木 隆次郎
19番 駒 田 かすみ 42番 蔭 山 敏 明
20番 有 馬 剛 朗 43番 山 崎 陽 介
21番 川 島 淳 良 44番 木 村 達 夫
22番 重 田 一 政 45番 宮 本 吉 秀
23番 汐 田 浩 二 46番 竹 中 隆 一
───────────────────────────────
欠 員 (1人)
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事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 上 田 憲 和
次長 田 靡 正 和
議事課長 岡 田 大 作
議事係長 川 嶋 秀 一
主任 榎 本 玲 子
主任 森 祐 輔
主任 井 手 真 綾
主事 赤 鹿 裕 之
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会議に出席した市長、職員及び委員
市長 清 元 秀 泰
副市長 和 田 達 也
副市長 佐 野 直 人
副市長 志々田 武 幸
代表監査委員 甲 良 佳 司
教育長 西 田 耕太郎
医監 北 窓 隆 子
防災審議監 山 岡 史 郎
上下水道事業管理者 段 守
政策局長 井 上 泰 利
総務局長 坂 田 基 秀
財政局長 石 田 義 郎
市民局長 沖 塩 宏 明
環境局長 福 田 宏二郎
健康福祉局長 岡 本 裕
こども未来局長 白 川 小百合
観光スポーツ局長 大 前 晋
産業局長 柳 田 栄 作
都市局長 三 輪 徹
建設局長 佐々木 康 武
会計管理者 樫 本 公 彦
消防局長 松 本 佳 久
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議 事 日 程
第1日(9月2日(金)) 午前10時開会
〇
市長挨拶
〇
議長挨拶
〇開 会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸 報 告
日程第4 議案第77号〜議案第98号及び報告第14号〜報告第30号
〇散 会
───────────────────────────────
議 事 順 序
1
市長挨拶
2
議長挨拶
3 開 会
4
会議録署名議員の指名
5 会期の決定
6 諸 報 告
7 議案第77号〜議案第98号及び報告第14号〜報告第30号
(1) 一括上程
(2)
提案理由説明
8 散 会
△
市長挨拶
◎
清元秀泰 市長 (登壇)
開会に先立ち、一言ご挨拶を申し上げます。
本日、令和4年第3回
姫路市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の
皆様方には、ご参集いただきありがとうございます。
さて、
新型コロナウイルス感染症につきましては、
変異株である
オミクロン株系統のBA.5の台頭により、本年6月末から第7波と言われる感染の急拡大の状況を招いております。
本市におきましても、7月下旬から、連日のように1,000人を超える多数の
新規感染者が確認される事態となりました。
政府は、第7波で逼迫する
医療機関や保健所などの負担を軽減するため、
都道府県レベルにおいて、
感染者の
全数把握から、
高齢者、
基礎疾患保有者、妊婦、乳幼児などの
重症化リスクが高い人に限定して把握する方針に転換いたしました。
療養期間の短縮により
医療機関等への
負担軽減を図るとともに、
重症化リスクの低い
若年層を中心に
自主療養制度にて対応するという考えに基づくものであります。
一方、
オミクロン株の系統であるBA.5に対しては、従来の
ワクチン接種では
感染予防効果を十分に得ることができないのではないか、との指摘が一部でなされております。
しかし、従来からの
ワクチンを接種することは、
重症化を防ぐ観点から大変有効であるとされており、特にこれから
自主療養を求められる
若年層、
中年層の皆様には、積極的に
ワクチンを接種していただくよう、この場をお借りいたしましてお願い申し上げます。
本市といたしましては、今後も引き続き、国、県や
関係機関と緊密に連携し、
ワクチン接種を希望される全ての市民の皆様に、3回目、4回目の接種を確実に受けていただけるよう取り組んでまいります。
また、今後
オミクロン株に対応した
ワクチンの接種が可能となった際には、速やかに市民の皆様に接種していただけるよう、全力を尽くしてまいります。
医療従事者の皆様、各
関係機関の皆様におかれましては、長期間にわたり、
医療提供体制の維持、
感染拡大防止や
感染予防にご協力をいただいており、市長として、改めて心から敬意を表しますとともに、深く感謝申し上げます。
大変困難な状況ではございますが、市民の命を守るため、引き続きご尽力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
また一方で、
社会生活を守るために、
経済活動を推進することも非常に重要な取組であります。
本市といたしましては、折からの
原油価格や物価の高騰により影響を受けておられる市民の皆様や
事業者の皆様に対しましても、国、県や
関係機関と緊密に連携しながら助成や支援を行ってまいります。
今
定例会には、令和3年度の各会計の
決算認定や先ほど申し上げました従来からの
ワクチン接種を推進するための予算を含む本年度の
補正予算、条例の制定など、合わせて39件の案件を提出いたしております。
議員の
皆様方におかれましては、よろしくご審議いただき、原案にご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
以上、簡単ではございますが、開会の挨拶といたします。よろしくお願い申し上げます。
──────────────────────
△
議長挨拶
○
宮本吉秀 議長
開会に先立ちまして、一言ご挨拶申し上げます。
本日ここに、令和4年第3回
姫路市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様には、ご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
本日提案されます案件は、令和3年度の各
会計決算認定の件をはじめ、
補正予算や条例の制定など、合わせて39件であります。
いずれも重要な案件でありますので、慎重にご審議くださいますようよろしくお願い申し上げ、簡単でございますが、開会の挨拶といたします。
──────────────────────
午前10時03分開会
○
宮本吉秀 議長
ただいまから、令和4年第3回
姫路市議会定例会を開会します。
これより本日の会議を開きます。
これより日程に入ります。
本日の日程は、お手元に配付しております
議事日程に記載のとおりであります。
──────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
宮本吉秀 議長
まず日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第79条の規定により、
石 見 和 之 議員
三 和 衛 議員
金 内 義 和 議員
を指名します。
──────────────────────
△日程第2
会期の決定
○
宮本吉秀 議長
次に日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
今
定例会の会期は、本日から10月4日までの33日間としたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
──────────────────────
△日程第3
諸報告
○
宮本吉秀 議長
次に日程第3、諸報告であります。
お手元に配付のとおり、
監査委員から監査の結果について、また、
教育長から
教育委員会報告がありました。
以上で諸報告を終わります。
──────────────────────
△日程第4
議案第77号〜議案第98号及び
報告第14号〜報告第30号
○
宮本吉秀 議長
次に日程第4、議案第77号から議案第98号まで、及び報告第14号から報告第30号までをまとめて議題とします。
これより
理事者に
提案理由の説明を求めます。
まず、議案第77号から議案第87号までについて、
佐野副市長。
◎
佐野直人 副市長 (登壇)
ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます。
まず、議案第77号から議案第84号までの
決算認定議案についてご説明申し上げます。
議案第77号は、令和3年度姫路市
一般会計の
決算認定を、議案第78号から議案第84号までは、
卸売市場事業特別会計以下7つの
特別会計の
決算認定をそれぞれお願いするものでございます。
地方自治法及び同
法施行令の規定により、
事項別明細書、
実質収支に関する調書、財産に関する調書、令和3年度
主要施策報告書並びに令和3年度
基金運用状況報告書を添付しております。
議案第85号から議案第87号までは、令和3年度姫路市
水道事業会計、
都市開発整備事業会計及び
下水道事業会計の3つの
公営企業会計決算について認定をお願いするものでございます。
なお、決算及び
基金運用状況につきましては、法令の定めるところに基づき、
監査委員の審査に付し、その
意見書の提出がありましたので、併せて提出しております。
それでは、各
会計決算の概要についてご説明申し上げます。
まず、議案第77号、令和3年度姫路市
一般会計決算につきましては、
歳入決算額2,424億8,278万5,075円、
歳出決算額2,332億5,220万4,092円で、差引き、
形式収支では92億3,058万983円の黒字となり、翌年度への繰り越すべき財源37億3,455万1,454円を除きますと、
実質収支は54億9,602万9,529円の黒字となりました。
決算額を前年度と比較いたしますと、歳入が18.2%の減、歳出が18.5%の減となっております。
令和3年度姫路市
歳入歳出決算書の2ページ、3ページをお開きください。
歳入について、款別に予算現額に対する増減を中心にご説明申し上げます。
まず、第10款、市税は、
収入済額959億5,857万330円で、予算現額に対しまして36億5,857万330円の増収となっております。
不納欠損額は1億5,299万7,407円、
収入未済額22億7,499万2,150円は令和4年度へ繰り越し、引き続き徴収に努めてまいります。
第15款、
地方譲与税は
収入済額14億7,912万4,725円で、予算現額に対しまして4,862万4,725円の増収、第17款、
利子割交付金は
収入済額7,019万7,000円で、1,319万7,000円の増収、第19款、
配当割交付金は
収入済額7億1,271万6,000円で、2億8,371万6,000円の増収、第21款、
株式等譲渡所得割交付金は
収入済額8億4,354万8,000円で、3億8,554万8,000円の増収、第22款、
法人事業税交付金は
収入済額12億6,678万円で、2億3,378万円の増収、第23款、
地方消費税交付金は
収入済額123億8,628万3,000円で、4億8,628万3,000円の増収、第25款、
ゴルフ場利用税交付金は
収入済額6,066万6,366円で、2,166万6,366円の増収、第28款、
環境性能割交付金は
収入済額1億9,223万7,608円で、6,523万7,608円の増収、第30款、
国有提供施設等所在市
助成交付金は
収入済額691万円で、9万円の減収となっております。
次に4ページ、5ページに移りまして、第33款、
地方特例交付金は
収入済額18億3,707万6,000円で、予算現額に対しまして3億5,107万6,000円の増収、第35款、
地方交付税は
収入済額156億7,243万8,000円で、20億1,154万4,000円の増収、第40款、
交通安全対策特別交付金は
収入済額1億252万5,000円で、1,152万5,000円の増収、第45款、
分担金及び
負担金は
収入済額9億3,027万1,473円で、4,115万6,527円の減収、
不納欠損額49万6,900円、
収入未済額483万7,703円は
児童福祉費負担金などでございます。
第50款、
使用料及び手数料は
収入済額45億9,369万2,072円で、6億5,355万8,928円の減収、
不納欠損額268万2,453円、
収入未済額4,653万9,255円は
住宅使用料などでございます。
第55款、
国庫支出金は
収入済額582億9,867万9,272円で、131億5,298万7,552円の減収、
収入未済額105億9,298万9,262円は
社会福祉費補助金等の翌年度への繰越しによるものでございます。
第60款、
県支出金は
収入済額143億1,388万7,064円で、12億5,622万8,036円の減収、
収入未済額2億8,019万5,000円は農水産
費補助金等の翌年度への繰越しによるものでございます。
第65款、
財産収入は
収入済額5億4,634万5,933円で、9,191万5,067円の減収、
収入未済額40万5,400円は
土地建物貸付収入でございます。
第70款、
寄附金は
収入済額2億7,333万7,773円で、8,455万5,227円の減収、
収入未済額132万円は
河川港湾費寄附金の翌年度への繰越しによるものでございます。
第75款、繰入金は
収入済額9億3,740万9,560円で、34億9,879万3,440円の減収となっております。
次に6ページ、7ページに移りまして、第80款、
繰越金は
収入済額102億1,537万3,914円で、665円の増収となっております。この
繰越金は、令和2年度決算における
歳入歳出差引額でございます。
第85款、諸収入は
収入済額43億3,011万5,985円で、1,695万4,015円の減収、
不納欠損額は9,163万4,937円、
収入未済額15億8,099万6,434円は
市税滞納延滞金などでございます。
第90款、市債は
収入済額174億5,460万円で、151億30万円の減収となっております。
以上、
一般会計の
歳入合計は2,424億8,278万5,075円で、予算現額に対し、
執行率は90.2%となっております。
これを前年度と比較いたしますと、
歳入合計で537億7,658万5,062円の減、
執行率は2.1ポイントの減となっております。
8ページ、9ページをお開きください。
歳出につきまして、目的別にご説明申し上げます。
第10款、
議会費は
支出済額9億6,041万5,343円で、
不用額5,821万5,657円は、
政務活動費が
見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第15款、
総務費は
支出済額182億7,660万8,874円で、翌
年度繰越額1,166万7,700円は、
戸籍住民登録経費でございます。
不用額18億7,646万133円は、
情報システム最適化推進事業費における節減などによるものでございます。
第20款、
民生費は
支出済額990億3,106万6,554円で、翌
年度繰越額46億1,374万4,000円は、
臨時特別給付金給付事業費などでございます。
不用額44億6,902万3,946円は、
国民健康保険事業及び
介護保険事業特別会計への
繰出金が
見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第25款、
衛生費は
支出済額202億2,342万5,170円で、翌
年度繰越額29億5,236万6,000円は、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費でございます。
不用額9億7,847万7,794円は、
予防接種経費の
対象者が
見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第30款、
労働費は
支出済額1億8,417万662円で、
不用額2,670万8,338円は、
経費節減などによるものでございます。
第35款、
農林水産業費は
支出済額27億9,697万8,933円で、翌
年度繰越額4億3,841万1,600円は、強い
水産業づくり推進事業費などでございます。
不用額4億1,429万7,413円は、
地域農業生産総合振興対策事業費の対象が
見込みを下回ったことなどによるものでございます。
次に、10ページ、11ページに移りまして、第40款、
商工費は
支出済額62億9,895万5,874円で、翌
年度繰越額8億9,571万6,984円は、
地域経済緊急対策事業費などでございます。
不用額8億2,085万8,824円は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力事業の
対象者が
見込みを下回ったことなどでございます。
第45款、
土木費は
支出済額201億5,001万7,351円で、翌
年度繰越額48億6,845万9,272円は、
公営住宅建設事業費などでございます。
不用額37億8,491万7,685円は、
幹線道路新設改良事業の
入札残などによるものでございます。
第50款、
消防費は
支出済額68億8,604万5,587円で、
不用額2億5,812万5,867円は、
入札残や
経費節減などによるものでございます。
第55款、
教育費は
支出済額234億1,118万4,540円で、翌
年度繰越額47億7,690万6,000円は、
小・中学校校舎整備事業費などでございます。
不用額28億57万54円は、
小・中学校校舎整備事業費等の
入札残などによるものでございます。
次に、12ページ、13ページに移りまして、第65款、
公債費は
支出済額219億7,355万600円で、
不用額2億8,466万8,400円は、
市債借入額の減や利率が
見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第70款、諸
支出金は
支出済額130億5,978万4,604円で、
不用額10億5,687万7,396円は、
水道事業会計や
下水道事業会計への
繰出金が
見込みを下回ったことなどによるものでございます。
最後に、第95款、
予備費の
不用額は1億6,987万8,018円となっております。これは、当初
予算額2億円に対して、3,012万1,982円を充用したことによるものでございます。
以上、
一般会計の
歳出合計は2,332億5,220万4,092円で、予算現額に対し、
執行率は86.8%となり、前年度と比較いたしますと2.4ポイントの減となっております。
また、繰越しを含めた場合の
執行率は93.7%となっており、前年度と比較いたしますと0.1ポイントの増となっております。
続きまして、14ページ以降の令和3年度
特別会計決算についてご説明申し上げます。
特別会計7会計の合計は、
歳入決算額1,144億1,858万517円、
歳出決算額1,110億8,490万7,983円で、差引き、
形式収支では33億3,367万2,534円の黒字となり、翌年度へ繰り越すべき財源41万6,387円を除きますと、
実質収支は33億3,325万6,147円の黒字となりました。
予算現額に対し、
執行率は、歳入が92.3%、歳出が89.6%となっており、これを前年度と比較いたしますと、歳入で0.1ポイントの増、歳出で0.3ポイントの減となっております。
会計別の
実質収支では、全ての会計において
赤字決算はございません。
それでは、各会計につきましてご説明申し上げます。
14ページからの議案第78号、令和3年度姫路市
卸売市場事業特別会計決算につきましては、
歳入決算額44億5,956万1,931円に対し、
歳出決算額39億9,237万4,582円で、
形式収支は4億6,718万7,349円、翌年度への
繰越財源41万6,387円を差し引いた
実質収支は4億6,677万962円の黒字となっております。
19ページからの議案第79号、令和3年度姫路市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算は、
歳入決算額 1億5,875万1,180円に対し、
歳出決算額2,014万9,859円で、1億3,860万1,321円の黒字となっております。
24ページからの議案第80号、令和3年度姫路市
国民健康保険事業特別会計決算は、まず、
事業勘定につきましては、
歳入決算額550億8,638万9,736円に対し、
歳出決算額536億2,346万2,996円で、14億6,292万6,740円の黒字となっております。
次に、
直営診療施設勘定は、
歳入決算額1億6,183万1,614円に対し、
歳出決算額1億2,005万8,618円で、4,177万2,996円の黒字となっております。
33ページからの議案第81号、令和3年度姫路市
介護保険事業特別会計決算は、
歳入決算額462億7,910万1,987円に対し、
歳出決算額452億8,731万9,280円で、9億9,178万2,707円の黒字となっております。
38ページからの議案第82号、令和3年度姫路市
後期高齢者医療事業特別会計決算は、
歳入決算額81億437万2,028円に対し、
歳出決算額78億7,297万607円で、2億3,140万1,421円の黒字となっております。
43ページからの議案第83号、令和3年度姫路市
奨学学術振興事業特別会計決算は、歳入、歳出とも2,706万976円の
決算額となっております。
最後に、48ページからの議案第84号、令和3年度姫路市
財政健全化調整特別会計決算は、歳入、歳出とも1億4,151万1,065円の
決算額となっております。
以上、令和3年度
一般会計並びに各
特別会計の
歳入歳出決算の概要についてご説明申し上げました。
なお、令和3年度各
公営企業会計決算の概要につきましては、議案第85号の令和3年度姫路市
水道事業会計決算及び議案第87号の令和3年度姫路市
下水道事業会計決算は
上下水道事業管理者から、議案第86号の令和3年度姫路市
都市開発整備事業会計決算は
都市局長から、それぞれご説明申し上げます。
何とぞよろしくご審議いただきまして、令和3年度各
会計決算を認定賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○
宮本吉秀 議長
段
上下水道事業管理者。
◎段守
上下水道事業管理者 (登壇)
私からは、議案第85号、令和3年度姫路市
水道事業会計決算の概要及び議案第87号、令和3年度姫路市
下水道事業会計決算の概要につきましてご説明申し上げます。
初めに、議案第85号、令和3年度姫路市
水道事業会計決算の概要につきましてご説明申し上げます。
令和3年度姫路市
公営企業会計決算書の2ページをご覧ください。
まず、概況の総括事項のうち給水状況でございますが、令和3年度末の給水人口は52万7,572人、普及率は前年度と同様の99.6%となりました。年間総給水量は、5,989万2,784立方メートルで、前年度より2.2%の減少、年間総有収水量は5,449万5,817立方メートルで、前年度より1.6%の減少、有収率は91.0%となり、前年度より0.6ポイント向上しております。
次に、建設改良事業のうち浄水場整備工事では、田井浄水場外非常用発電機設置工事を行ったほか、配水池整備工事として甲山低区第1配水池耐震補強工事などを実施しました。配水管整備工事では、市内各所で、延べ1万5,690メートルの布設替え工事などを実施しました。
次に、財政状況でございますが、収益的収支の総収益は116億4,057万7,000円で、前年度より8億1,952万1,000円の増、総費用は91億3,178万円で、前年度より6億3,081万4,000円増加しました。その結果、25億879万7,000円の純利益を計上しております。
一方、資本的収支につきましては、企業債、工事
負担金等25億6,376万9,000円を財源として、建設改良などに61億21万3,000円を支出し、不足額の35億3,644万4,000円は、内部留保資金などで補填いたしております。
以上が決算の概況でございます。
続きまして、決算報告書についてご説明申し上げます。
11ページ、12ページをお開きください。
決算報告書の
決算額は
予算額と対比するため、消費税込みの表示としております。
初めに、収益的収入でございますが、第1款、水道事業収益、
予算額126億1,107万1,000円に対し、
決算額127億296万1,742円、
予算額に比べ9,189万742円の増、収入率は100.7%となっております。収入増の主な内容は、給水収益の増によるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款、水道事業費用、
予算額100億5,245万4,000円に対し、
決算額97億6,406万6,432円、
執行率は97.1%、
不用額は2億8,838万7,568円でございます。
不用額の主な内容は、浄水場等の動力費、その他物件費及び人件費の減によるものでございます。
次に、13ページ、14ページをお開きください。
資本的収入及び支出のうち、収入でございますが、第1款、資本的収入、当初
予算額31億7,888万3,000円に前年度からの繰越額1,950万円を加えた
予算額合計31億9,838万3,000円に対し、
決算額は25億6,376万9,120円で、
予算額に比べ6億3,461万3,880円の減、収入率は80.2%でございます。収入減の主な内容は、他会計出資金及び工事
負担金の減によるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款、資本的支出、当初
予算額75億3,243万2,000円に前年度からの繰越額9億6,481万4,000円を加えた
予算額合計84億9,724万6,000円に対し、
決算額61億21万3,549円、
執行率は71.8%、翌年度への繰越額13億455万1,000円を除いた
不用額は10億9,248万1,451円でございます。
不用額の主な内容は、工事の
入札残等による建設改良費の減によるものでございます。
なお、欄外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、繰越工事資金、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。
次に、15ページ、16ページをお開きください。
損益計算書でございますが、16ページの下から3行目に記載のとおり、当年度純利益は25億879万7,327円となり、前年度・繰越利益剰余金はございませんので、当年度未処分利益剰余金も同額でございます。
次に、19ページをお開きください。
令和3年度姫路市水道事業剰余金処分計算書(案)でございますが、当年度未処分利益剰余金25億879万7,327円のうち、非現金収入である長期前受金戻入相当額の9億1,792万678円を資本金に組み入れ、残額の15億9,087万6,649円は、今後予定しております基幹施設の改良資金とするため、建設改良積立金に積み立てることとしております。
以上で、令和3年度
水道事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
今後も、新浄水場の整備をはじめ、施設・管路の老朽化対策及び耐震化を着実に進めるとともに、姫路市水道ビジョンに基づき、引き続き投資の合理化や業務の効率化に取り組み、持続可能な事業運営に努める所存でございます。
続きまして、議案第87号、令和3年度姫路市
下水道事業会計決算の概要につきましてご説明申し上げます。
令和3年度姫路市
公営企業会計決算書の69ページをご覧ください。
まず、概況の総括事項のうち、処理状況でございますが、令和3年度末の処理区域内人口は51万6,256人、普及率は前年度と同様の97.5%となりました。
総処理水量は9,505万1,797立方メートルで、前年度から2.3%増加しております。
次に、建設改良事業のうち管渠工事は、管渠新設工事として林田西幹線(第5-1工区)下水道工事などを、また管渠の老朽化対策として白銀町地内外下水道管更生工事などを実施いたしました。
ポンプ場工事では、浸水対策事業として大塩ポンプ場増設工事委託などを、また処理場工事では、大塩処理場汚泥処理設備他改築工事などを実施いたしました。
次に、財政状況でございますが、収益的収支の総収益と総費用はともに180億8,520万2,000円となり、収支は均衡いたしました。
一方、資本的収支につきましては、企業債、国庫補助金等135億7,582万3,000円を財源として、建設改良費、企業債償還金など203億9,425万3,000円を支出し、不足額の68億1,843万円は内部留保資金などで補填いたしております。
以上が決算の概況でございます。
続きまして、決算報告書についてご説明申し上げます。
84ページ、85ページをお開きください。
決算報告書の
決算額は
予算額と対比するため、消費税込みの表示としております。
初めに、収益的収入でございますが、第1款、下水道事業収益は、
予算額184億3,678万2,000円に対し、
決算額178億1,775万998円、
予算額に比べ6億1,903万1,002円の減、収入率は96.6%でございます。
第2款、コミュニティ・プラント事業収益は、
予算額7億9,742万円に対し、
決算額7億6,591万5,742円、
予算額に比べ3,150万4,258円の減、収入率は96.0%でございます。
第3款、集落排水事業収益は、
予算額5億5,111万8,000円に対し、
決算額5億1,078万6,268円、
予算額に比べ4,033万1,732円の減、収入率は92.7%となっております。収入減の主な内容は、下水道
使用料及び他会計
負担金の減によるものでございます。
次に、86ページ、87ページをお開きください。
支出でございますが、第1款、下水道事業費用は、
予算額181億1,297万5,000円に対し、
決算額172億7,754万4,768円、
執行率は95.4%、
不用額は8億3,543万232円でございます。
第2款、コミュニティ・プラント事業費用は、
予算額7億9,166万3,000円に対し、
決算額7億3,974万4,680円、
執行率は93.4%、
不用額は5,191万8,320円でございます。
第3款、集落排水事業費用は、
予算額5億4,636万6,000円に対し、
決算額5億840万2,364円、
執行率は93.1%、
不用額は3,796万3,636円でございます。
不用額の主な内容は、各処理場及び流域下水道事業、流域下水汚泥処理事業等に係る維持管理費の減によるものでございます。
次に、88ページ、89ページをお開きください。
資本的収入及び支出のうち、収入でございますが、第1款、下水道事業資本的収入は、当初
予算額、
補正予算額及び前年度からの繰越額を加えた
予算額合計202億1,586万4,000円に対し、
決算額130億9,173万773円、
予算額に比べ71億2,413万3,227円の減、収入率は64.8%でございます。
第2款、コミュニティ・プラント事業資本的収入は、当初
予算額及び前年度からの繰越額を加えた
予算額合計6億4,999万3,000円に対し、
決算額2億2,995万7,000円、
予算額に比べ4億2,003万6,000円の減、収入率は35.4%でございます。
第3款、集落排水事業資本的収入は、当初
予算額及び前年度からの繰越額を加えた
予算額合計2億7,245万2,000円に対し、
決算額2億5,413万5,131円、
予算額に比べ1,831万6,869円の減、収入率は93.3%となっております。収入減の主な内容は、建設改良事業を翌年度に繰り越したことに伴う企業債の発行額及び国庫補助金の減によるものでございます。
次に、90ページ、91ページをお開きください。
支出でございますが、第1款、下水道事業資本的支出は、当初
予算額、
補正予算額及び前年度からの繰越額を加えた
予算額合計266億1,986万5,000円に対し、
決算額195億7,377万5,908円、
執行率は73.5%、翌
年度繰越額61億6,306万8,000円を除いた
不用額は8億8,302万1,092円でございます。
第2款、コミュニティ・プラント事業資本的支出は、当初
予算額及び前年度からの繰越額を加えた
予算額合計8億9,090万7,000円に対し、
決算額4億1,681万9,193円、
執行率は46.8%、翌
年度繰越額3億5,071万1,000円を除いた
不用額は1億2,337万6,807円でございます。
第3款、集落排水事業資本的支出は、当初
予算額及び前年度からの繰越額を加えた
予算額合計4億2,014万円に対し、
決算額4億365万8,097円、
執行率は96.1%、翌
年度繰越額45万7,000円を除いた
不用額は1,602万4,903円でございます。
不用額の主な内容は、工事の
入札残等による建設改良費の減によるものでございます。
なお、欄外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。
次に、92ページをお開きください。
92ページから95ページまでが損益計算書でございます。
95ページをお開きください。
95ページの上から1行目に記載のとおり、当年度純利益はゼロ円となり、これに前年度繰越利益剰余金1億9,011万275円及びその他未処分利益剰余金変動額3,000万円を合わせた結果、当年度未処分利益剰余金は2億2,011万275円となっております。
次に、98ページをお開きください。
令和3年度姫路市下水道事業剰余金処分計算書(案)でございますが、当年度未処分利益剰余金2億2,011万275円のうち、減債積立金の取崩しによって生じた3,000万円は資本金に組み入れ、残る未処分利益剰余金1億9,011万275円は翌年度に繰り越しいたします。
以上で、令和3年度の
下水道事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
現在いただいております様々なご指摘を踏まえまして、適正な事務の執行を図り、施設等の老朽化対策や浸水対策事業等を着実に推進するとともに、姫路市下水道事業経営戦略に基づき、経営基盤の強化に努めてまいる所存でございます。
議員各位におかれましては、水道事業並びに下水道事業に対しまして、さらなるご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、添付いたしております財務諸表等をご参照の上、ご審議いただき、本決算を認定賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○
宮本吉秀 議長
三輪
都市局長。
◎三輪徹
都市局長 (登壇)
私からは、議案第86号、令和3年度姫路市
都市開発整備事業会計決算の概要につきましてご説明申し上げます。
姫路市
公営企業会計決算書の44ページをご覧ください。
初めに、事業の概況につきましてご説明申し上げます。
まず、総括事項でございますが、都市開発事業として、名古山霊苑、姫路西霊苑及び片山霊園の貸付けを行いました。
続きまして、営業活動でございますが、霊苑事業では、名古山霊苑53区画、姫路西霊苑10区画、片山霊園10区画の貸付けを行いました。
次に、財政状況でございますが、収益的収支につきましては、総収益8,798万9,000円となり、これに対する総費用は4,368万4,000円で、4,430万5,000円の純利益を計上することとなりました。
一方、資本的収支につきましては、新たな財源を外部に求めることなく2億151万8,000円を支出し、不足額2億151万8,000円は過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。
次に、経営指標に関する事項でございますが、経営の健全化を示す経常収支比率は201.42%、営業収支比率は291.43%となり、どちらも健全経営の水準とされます100%を上回っております。
一方、減価償却の状況を示す有形固定資産減価償却率は95%と高水準でございますが、当該有形固定資産は車両と備品等のみのため、更新需要への備えに大きな問題はないものと考えられます。
以上が決算の概況でございます。
続きまして、決算報告書についてご説明申し上げます。
49ページ、50ページをご覧ください。
収益的収入及び支出につきましてご説明いたします。
まず、収入についてでございますが、第1款、都市開発事業収益は、名古山霊苑、姫路西霊苑及び片山霊園の墓地貸付収入が主な内容でございます。
また、第2款、都市整備事業収益は、土地
使用料収入が主な内容でございます。
収入総額は、
予算額1億301万6,000円に対し、
決算額は8,798万8,507円で、
予算額に比べ1,502万7,493円の減、収入率は85.4%となっております。なお、収入減の主な理由といたしましては、霊苑事業の墓地貸付けの減によるものでございます。
次に、支出についてでございますが、第1款、都市開発事業費用は、姫路西霊苑及び片山霊園の墓地貸付けに係る土地売却原価が主な内容でございます。
支出総額は、
予算額1億234万6,000円に対し、
決算額は4,368万3,735円で、
執行率は42.7%となっております。
不用額は5,866万2,265円の主な理由は、霊苑事業の墓地貸付けの減に伴う土地売却原価の減によるものでございます。
続きまして、51ページ、52ページをご覧ください。
資本的収入及び支出につきましてご説明いたします。
まず、収入につきましてはございません。
次に、支出でございますが、第1款、都市開発事業資本的支出は、霊苑事業に係る建設改良費など及び投資有価証券購入費でございます。
支出総額は、
予算額2億1,007万3,000円に対し、
決算額は2億151万8,000円で、
執行率は95.9%となっております。
不用額は855万5,000円となり、その主な内容は、建設改良費の未執行によるものでございます。
なお、欄外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填しております。
次に、53ページ、54ページの損益計算書をご覧ください。
54ページの下から3行目の記載のとおり、当年度純利益は4,430万4,772円となり、前年度繰越利益剰余金の9,043万5,221円と合わせて、当年度未処分利益剰余金は1億3,473万9,993円でございます。
次に、57ページをご覧ください。
都市開発整備事業剰余金処分計算書でございますが、これは令和3年度末の未処分利益剰余金1億3,473万9,993円につきまして、翌年度に繰り越すものでございます。
以上で、令和3年度姫路市
都市開発整備事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
今後も、名古山霊苑をはじめとする霊苑事業等の貸付けを進め、資産の有効活用に努めてまいる所存でございます。
議員各位におかれましては、本事業に対しまして、さらなるご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、添付の財務諸表などをご参照の上、ご審議いただき、本決算をご認定賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○
宮本吉秀 議長
佐野副市長。
◎
佐野直人 副市長 (登壇)
失礼いたします。
先ほど皆様にご説明申し上げました議案第77号、令和3年度姫路市
一般会計決算におきまして、歳入、第25款、
ゴルフ場利用税交付金におきまして、増収額を2,166万6,366円と申すべきところ、1,266万6,366円と申し上げました。訂正させていただきます。
また、歳出、第20款、
民生費における
不用額44億6,902万3,946円の理由として、
国民健康保険事業及び
介護保険事業特別会計への
繰出金が
見込みを下回ったこととご説明するところを、
繰越金と申し上げました。重ねて訂正させていただきます。申し訳ございませんでした。
以上でございます。
○
宮本吉秀 議長
ただいま発言の訂正がありましたので、そのようにお取り計らいください。
次に議案第88号から議案第98号まで、及び報告第14号から報告第30号までについて、
和田副市長。
◎和田達也 副市長 (登壇)
引き続きまして、議案第88号からご説明申し上げます。
議案第88号、令和4年度姫路市
一般会計補正予算(第4回)につきましては、歳入歳出予算の補正は13億6,810万円の増額でございまして、補正後の予算規模は2,249億8,411万円となっております。
それでは、歳出からご説明申し上げます。
衛生費につきましては、新型コロナウイルス
ワクチンの4回目接種の追加経費として、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費に1億300万円を、結核患者に対する医療費助成経費として、結核患者医療給付経費に2,420万円を、新型コロナウイルス患者の入院医療費助成経費として、
新型コロナウイルス感染症対策事業費に2億3,240万円を、それぞれ計上いたしております。
農林水産業費につきましては、国の追加内示に伴う補助事業費の増により、漁業近代化施設整備事業費に6,000万円を計上いたしております。
商工費につきましては、
原油価格や物価の高騰に対応する中小
事業者等を支援するため、中小企業等事業復活支援金に9億円を計上いたしております。
消防費につきましては、姫路東消防団広峰分団詰所の改修工事費の追加として、分団施設等整備事業費に600万円を計上いたしております。
教育費につきましては、家島幼稚園の園庭整備費用として、造成整備事業費に1,730万円を、旧三木家住宅の保存修理費用として、保護顕彰費に2,520万円をそれぞれ計上いたしております。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
国庫支出金及び
県支出金につきましては、歳出でご説明いたしました国及び県の補助事業の財源として、制度に基づき計上いたしております。
市債につきましては、普通建設事業の財源として、制度に基づき計上いたしております。
また、
繰越金につきましても、今回の補正に係る所要一般財源として補正しようとするものでございます。
次に、繰越明許費の補正につきましては、阿保土地区画整理事業費など3事業におきまして、本年度内に事業の完了見通しが得られないため、これを翌年度に繰り越して執行いたしたく、繰越しの予算措置をお願いするものでございます。
また、地方債の補正は、今回の補正に係る借入限度額の変更をお願いしようとするものでございます。
議案第89号、令和4年度姫路市
介護保険事業特別会計補正予算(第1回)につきましては、歳入歳出予算の補正は7億2,875万1,000円の増額で、補正後の予算規模は471億1,199万2,000円となっております。
歳出につきましては、介護保険給付費準備基金積立金に3億7,395万4,000円を、過年度国
県支出金等返還金に3億5,479万7,000円を、それぞれ計上いたしております。
歳入につきましては、
繰越金につき、今回の補正に係る財源として補正しようとするものでございます。
議案第90号、令和4年度姫路市
下水道事業会計補正予算(第1回)につきましては、資本的収入及び支出の補正でございますが、支出につきましては、県施工工事に附帯する下水道管撤去工事費の増により、建設改良費を1億7,000万円増額いたしており、補正後の予算は209億5,799万6,000円となっております。
収入につきましては、その他資本的収入を1億7,000万円増額いたしており、補正後の予算は140億7,255万円となっております。
続きまして、一般議案のご説明を申し上げます。
議案第91号、姫路市こどもの未来健康支援センター条例につきましては、母子保健及び思春期保健に係る対人保健サービスを実施し、次代の社会を担う子どもの健やかな成育を支援するため、地域保健
法に基づく保健センター及び母子保健
法に基づく母子健康包括支援センターとして設置する、姫路市こどもの未来健康支援センターについて必要な事項を定めようとするものでございます。
議案第92号、姫路市職員の育児休業等に関する条例の一部を
改正する条例につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律が
改正され、育児休業の取得回数制限が緩和されることに伴う規定整備をするとともに、非常勤職員の育児休業について、非常勤の国家公務員と同様に、取得要件の緩和及び配偶者と交替して取得することを可能とする等取得の柔軟化を図るほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。
議案第93号、姫路市建築確認申請手数料等徴収条例の一部を
改正する条例につきましては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の
改正に伴い、新たに設けられた既存住宅に係る長期優良住宅維持保全計画の認定申請等に対する審査手数料を定めるとともに、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の
改正に伴い、共同住宅等の住戸部分に係る低炭素建築物新築等計画の認定申請に対する審査手数料を廃止するほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。
議案第94号、姫路市立野外活動センター条例の一部を
改正する条例につきましては、令和4年度末をもって姫路市立梯野外活動センターを廃止するとともに、必要な規定整理をしようとするものでございます。
議案第95号、契約の締結につきましては、白浜支所・姫路市立図書館白浜分館大規模改修(建築)工事について、契約金額1億5,081万円をもって株式会社正光と請負契約を締結しようとするものでございます。
議案第96号、市道路線の認定及び廃止につきましては、27路線を市道として認定するとともに、5路線を路線認定替え等により廃止しようとするものでございます。
議案第97号及び議案第98号は、いずれも公営企業会計における剰余金の処分についてでございます。
議案第97号、令和3年度姫路市
下水道事業会計剰余金の処分につきましては、下水道事業における令和3年度末の未処分利益剰余金のうち、3,000万円を資本金に組み入れようとするものでございます。
議案第98号、令和3年度姫路市
水道事業会計剰余金の処分につきましては、水道事業における令和3年度末の未処分利益剰余金25億879万7,327円のうち、15億9,087万6,649円を建設改良積立金に積み立て、9億1,792万678円を資本金に組み入れようとするものでございます。
報告第14号、健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、令和3年度決算に基づく健全化判断比率として、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質
公債費比率、将来負担比率の4指標と、公営企業会計の資金不足比率について、それぞれ
監査委員の審査に付した上で、議会にご報告するものでございます。
報告第15号、姫路市内部統制に関する基本方針及びこれに基づき整備した体制について評価した報告書の提出につきましては、
地方自治法の規定により、姫路市内部統制に関する基本方針に基づき整備した令和3年度の財務に関する事務に係る内部統制の評価についてご報告するものでございます。
報告第16号から報告第23号までは、本市が資本金、基本金その他これらに準ずるものの4分の1以上を出資している一般財団法人姫路市まちづくり振興機構ほか6法人、並びに本市及び同機構が合わせて資本金の2分の1以上を出資している姫路ウォーターフロント株式会社の収支決算及び事業計画等の経営状況を説明する書類を提出するものでございます。
報告第24号から報告第29号までは、いずれも専決処分の報告についてでございまして、市長の専決処分事項に関する条例の規定に基づき、法律上市の義務に属する損害賠償額の決定について専決処分いたしましたので、そのご報告をするものでございます。
報告第30号、姫路市債権管理条例に基づく債権の放棄の報告につきましては、令和3年度におきまして、姫路市債権管理条例第8条の規定に基づき、2,345件、2,449万6,924円の債権を放棄いたしましたので、同条例第9条の規定に基づき報告するものでございます。
以上で議案の説明を終わります。
何とぞよろしくご審議いただきまして、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
宮本吉秀 議長
提案理由の説明は終わりました。
──────────────────────
○
宮本吉秀 議長
以上で本日の日程は終了しました。
お諮りします。
明日3日から8日までの6日間は、議案調査等のため休会としたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
宮本吉秀 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
次の本会議は、9日午前10時から再開します。
本日はこれで散会します。
どうもありがとうございました。
午前11時01分散会
──────────────────────
地方自治法第123条第2項により署名する。
姫路市議会議長 宮 本 吉 秀
会議録署名議員 石 見 和 之
同 三 和 衛
同 金 内 義 和...