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◯委員長 ないようでしたら質疑を終結いたします。
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日程第2 議案第76号 廿日市市廃棄
物の減量の推進及び
適正処理並びに生活
環境の
清潔保持に関する条例の一部を改
正する条例
日程第3 請願第1号
家庭系可燃ごみ
処理有料化の中止を求める請願
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◯委員長 日程第2、議案第76
号廿日市市廃棄物の減量の推進及び
適正処理並びに
生活環境の
清潔保持に関する条例の一部を改正する条例及び、日程第3、請願第1
号家庭系可燃ごみ処理有料化の中止を求める請願を一括議題といたします。議案第76号について直ちに当局の説明を求めます。
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◯廃棄物対策課長 議案第76号、廿日市市廃棄物の減量の推進及び
適正処理並びに
生活環境の
清潔保持に関する条例の一部を改正する条例について、提案の要旨及び内容をご説明申し上げます。
議案説明書の9ページをお開きください。1提案の要旨でございます。(1)
ごみ処理費用の負担の公平化並びに
社会環境や
生活環境の変化に対応した
市民サービスの向上及び拡充を図ることを目的に、
家庭系廃棄物のうち生ごみ及び再生利用の対象とならない紙類、布類、
プラスチック類等の燃やせるごみの処分をする場合に徴収する手数料の額を定めようとするものでございます。手数料の額は、ごみの排出量に応じた負担とするため、ごみ袋の
製造費等を含めて、1リットルにつき1円とし、45リットル袋1枚で45円、30リットル袋1枚30円、20リットル袋1枚20円、そして10リットル袋1枚10円とするものでございます。(2)その他必要な規定の整理を行おうとするものでございます。2
施行期日は、平成32年4月1日としています。3
根拠法令でございますが、
地方自治法第227条及び第228条でございます。以上で、議案第76号の提案の要旨の説明を終わります。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
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◯委員長 以上で当局の説明は終わりました。請願第1号については
廿日市市議会会議規則第142条第1項の規定により審査のため必要があると認め、
紹介議員である
大畑美紀議員の説明を求めたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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◯委員長 ご異議なしと認めます。よって
大畑美紀議員から説明を求めることに決定いたしました。続いて事務局に請願書を朗読させます。
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◯事務局次長 家庭系ごみ処理有料化中止を求める請願。請願趣旨です。廿日市市は3月の
議員全員協議会で、2020年度から
家庭系可燃ごみ処理を有料化する方針を示しました。全ての市民が必要とする
公共サービスを有料化、市民に負担させるのは間違っています。
廃棄物処理の経費は国からの
地方交付税に算定されています。今回の方針では、
ごみ処理に新しい
サービスを提供するとされていますが、
ごみ処理有料化の必要性は示されていません。市民の収入、可
処分所得がふえない中で、新たな負担は暮らしを一層厳しくするだけです。2015年12月に廿日市市
廃棄物減量等推進審議会は、
ごみ排出抑制や
資源化促進の答申を示しました。廿日市市では、これまで市民・事業者・行政の努力でごみの減量化を進めてきました。さらに3者が協力しあい一体となって、分別の徹底・資源化を進めればごみは減らすことができます。ついては、以下の
請願項目について、その実現と実施を強く求めるものです。
請願項目、
家庭可燃ごみ袋代へ
処理手数料を加算しないでください。市民と事業者、行政の協力でいっそうの
ごみ減量化、
分別回収、資源化をすすめてください。請願者は
請願文書表に記載のとおりです。
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◯委員長 それでは
紹介議員からの説明を求めます。
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◯大畑議員 市民からごみ問題を考える市民の会から、こうして請願が出されております。初日には3,361名という説明もあったと思うのですが、その後865名の署名が集まって、現在4,231名の方が署名してくださっていると聞いております。まず最初に、お願いしたいのはこれだけの多くの市民の方が願っておられる、そういう思いをぜひ皆さんに受け止めていただきたいということなんです。この数だけではなく、署名された方以外にも同じような思いを持っておられる方がたくさんおられるということは肌で感じております。もう少し私なりの説明を加えさせていただきます。これまでに私自身も
一般質問しましたし、ほかの議員の
一般質問、また昨日の予算審査の委員会でもいろいろ出ておりますが、なぜ
家庭ごみの処理を有料化するのかということについての明確な説明が納得のいく説明が今までなされておりません。このなかに書いております、請願の中にあります市民の負担増という点についてなんですが、確かに市民の暮らしが苦しい中でわずかな負担というふうに市は思っておられるかもしれないですけど、わずかな負担が大変厳しいものなんですよね。やっぱり生活が困窮する方がふえている中での、市民の負担増はすべきではないと思いますし、有料化することが減量化、資源化への
インセンティブになる、というふうにもおっしゃいますが、
インセンティブを有料化することで求めるというのは、私は間違った方向ではないかと思います。本来なら、市の
ごみ行政、それから
環境保全に対する理解を市民が深めるということによって、ごみの減量化、資源化を進めるということが大事だと思います。かえって
インセンティブといえば、有料化することによって公衆衛生とか、それから
環境保全への意識がかえって後退するのではないか。お金で
サービスを買うということでそういう意識が遠のくということと、また逆に不適切な
自家処理、それから不法投棄がふえるおそれもあります。この辺は、解決するようなことも言われますが、その具体的な策は示されておりません。それから負担の公平性ですね。今の条例で負担の公平化を図る目的と言われましたが、有料化をした後の
制度設計を見ましても、低所得者に配慮するでありますとか、新たな
サービスを加えるというようなことはありますが、それらは別の
福祉サービスで行ったり、また近所の助け合いなどでできることであったり、別の施策で行うべきことであります。またさらに、その対象者が限られることでかえって不公平感が生まれるのではないかと思います。今、一生懸命努力してごみを減らしている方が、ごみをたくさん出される人に対して不公平であるというふうには思っておられないはずです。無料化こそが、公平性を保つ一番の策ではないかと思います。近年、
受益者負担の適正化とか、負担の公平化といって、今まで有料でなかったものが有料化されたり、また引き上げになったりする例が後を絶たないのですが、本来市は市民福祉の向上でありますとか、生涯学習権の保障でありますとか、さまざまな施策のために税金を投入してやっているわけですよね。その目的に添った市民のいろいろな活動に対して、本来手数料などかけてはいけない部分にまでかかっているということは問題だと思います。それから、市民の理解についてなんですが、しばしば問題になりましたけれども、最終的に昨日の
予算委員会の答弁では、いろいろな出前講座をしたけれども有料化についての方針は一応示しはしたけれども、有料化の理解を求めるためのものではなかったし、市民は有料化に対して理解をしているとは考えていないというふうにおっしゃっています。審議会の答申の中にも市民と一体となって進めていきましょう、理解を求めるというようにとれるような内容でしたので、市民が理解されないところで進めるべきではないと思います。
署名提出者、署名してくださった方の思い、皆さんよくよくわかっておられると思うんです。それから、この2番目の市民と事業者、行政の協力で一層の
ごみ減量化、
分別回収・資源化を進めてください、この点については異論はないと思うんですよね。まだまだ、その余地がある、市民の会の皆さんももっと努力するからと言っておられますので、そこで有料化してしまえばその動きに水を差すようなことになってしまいますので、ぜひ皆さんその気持ちを汲んでこの請願に賛同していただきたいと思います。一方、市民の努力だけではできないところは国の施策、市の施策でごみを大量に市民が出さなくてもいいような流通とか消費、製造のしくみを構築していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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◯委員長 以上で説明は終わりました。これより一括質疑を行います。質疑はございませんか。
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◯小泉委員 まず
ごみ処理費用の、9ページ1の(1)、10、20、30、45と袋がありますが、この作成費それぞれどのぐらいかかるかもう1回教えてください。つくる費用、10リットルがなんぼ、原価。
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◯廃棄物対策課長 今想定してる価格でございまして、これはこれから契約してからのことになります。今、市が想定してるのは45リットルは約15円、それから30リットルは10円、20リットルが9円、それから10リットルは6円程度になろうかというふうに、これは入札してみないとわかりませんが、これくらいで想定しておるところでございます。
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◯小泉委員 以前もらった資料で45、30、20については今言われた金額、これで現実に今こうなっとるということですね。
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◯廃棄物対策課長 これは現実、市内の販売店によっていろいろ違いますけれども、現実、メーカーさんのほうの価格としてはこの価格ということです。小売店でございます。
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◯小泉委員 ということは、一応6円は大体想定で大体これぐらいになるだろうということなんですが、今からこれやったら減量化も進むんじゃないかという、有料化すればね、いうことなんですが、そうすると、減量化をしようと思えば市民のほうができるだけ小さい、負担を少のうしよう思ったら小さいものに入れようとしますよね。ほんならまぁ例えば、45リットル使いよった人が10リットルに押し込めて入れて、そういう人がバッとふえたら、6円ですよね、6円、原価。で、10円処理費がいるじゃないですか、ほんなら10リットルばっかり使ったら赤字になるんじゃないか思うんですが、どうなんですか。
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◯廃棄物対策課長 今のご質問、45から10リットルの中で、いわゆる差額が生まれるということでおっしゃってるということだと思いますけれども、当然減量化が進んで45リットル、例えばの話ですけれども、45リットルからおっしゃるように10リットル1枚に減量化を進めていただいた形になればですね、市に入る歳入というのは当然減ってまいります。
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◯小泉委員 ということは今のその有料化して市に入るお金のうちから
サービスを出そうというその財源が少のうなるんじゃないんですか。
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◯廃棄物対策課長 これは全協等でもご説明しましたけども、いわゆる
歳出経費の中で、有料化に必要な
事務的経費等、それから
収集サービス、あるいは皆さんへの市民への
サービスにかかる経費、それから施設の
維持管理にかかる経費をご説明したと思うんですけれども、当然そういった形で減ってくるということであれば、当然
サービスは維持していかなくちゃいけませんので、
維持管理に充てていく価格が少し減っていくという形になろうかと思います。
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◯小泉委員 ということは、その財源がないならんじゃないんかと言いよる。市が今、
制度設計しとる部分が崩れるんじゃないんかって言いよる。
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◯環境担当部長 これまで
歳出経費の内訳もご説明いたしましたけれども、今小泉委員おっしゃるように、袋が45リットル、それが袋の側のサイズが下がっていく、20、10になっていきますと、ご指摘のとおり、市の歳入のほうは減ってまいります。で、そこの財源については、今回有料化により負担をいただくというのは、全体の
処理経費の一部でございます。ほとんどが
一般財源で賄われておりますので、今のその有料化により手数料が減った分、それについてはこれは
一般財源での補填といいますか、
一般財源でカバーするということになります。しかしながら今回のその
制度設計の中では、まず必要な
サービスにまずは充てさせていただく、そして残りを
維持管理経費に充てさせていただくということでございますので、必然的に
維持管理費のほうは、これは
一般財源のほうで従来分というような形で、
一般財源のほうでカバーをしていく、というようなそういうふうな構図になろうかと思います。
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◯小泉委員 理論的にはようわかるし、そうすると今まで議会のほうにね、説明されたことがちょっと違うんですよね。これで説明したわけですから、こういうのに使います、1億7,000万入ったうちの分割で、もう根本的に崩れるじゃないですか。そりゃ減量化されりゃあそれは市の目的ではね、達成されるのは間違いないけども、市民に対して言ったことがちょっと変わってくる。僕らも会派で
議会報告会をやってますから、このことについて。ですからこれも出しとるわけですから、これ狂うたらね、やっぱり市民も納得できんと思うんですがね。
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◯環境担当部長 これまでご説明いたしました歳入の部分、手数料を1億7,000万と申し上げてまいりました。この1億7,000万の中で指定袋の作成、これについては10リットル、20リットル、30リットル、45リットルでございます。ここの試算については、全て45リットルの試算ではなくて、いろんな世帯がございまして、その世帯人口、そのあたりを想定しながら、それは今までアンケート調査をとった中のその一般家庭の使用する袋の内容、それを今の約5万世帯以上ございますけれども、これに世帯人員の構成を振り分けて、45リットル、30リットル、20リットル、10リットル、これをおおむね試算したもので1億7,000万を積み上げたものでございます。しかしながら、減量化が進むということになりますと、委員ご指摘のとおり、1億7,000万の歳入が変動する要素はございます。しかしながら、有料化の大きな目的というのは、やはり負担の公平性というところに着目したところの要素もございますので、歳入が減るものについてはこれはごみの減量化が進むと同時に、こういった減少も予測はしております。従いまして、そこの1億7,000万については、今現在
サービスの必要性、
サービスの内容についていろいろ精査した中での積み上げた金額をご提示させていただいております。
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◯小泉委員 視点変えて、今回、さっきの議案にもありましたが、廿日市・大野・佐伯の
ごみ処理施設を廃止して、ここに一本化をするということでやった場合に5億5,000万の経費が今までよりは浮くということですね。5億5,000万浮くわけですから、僕が思うにやっぱりこないだ話聞いたら、5億5,000万浮いても、それ一般の水準に下がっただけだと言われましたけども、現実的にやっぱり毎年使いよった分から5億5,000万浮くわけですから、その分を当面ね、利用して
サービスを向上するとか、踏み留まって一遍に、別に浮かんのだったら別に問題ないんですよ。浮くんだから当面留まって、有料化はね、ちょっともう少し頑張って有料化せずに頑張って、どうしても
ごみ処理がかさんで減量化も進まんというふうになればね、ある程度やむを得ないにしても、今の時期じゃあないというふうに思うんですよ。そこで聞きたいのは、なんで一段階とばしとるんじゃないかと思うんですよね。5億5,000万浮いたんだからちょっとこれで様子見てみて、それでなおかつさっき言ったように、お金が、処理費が足らんとか、減量が進まんというようになれば仕方ないんで提案してもらって、しょうがないけえ上げさせてくれと言えば僕も有料化、常に全面反対じゃないわけですよ。どうしようもなけらにゃしょうがないと、市民ですから。じゃけども、そりゃあやっぱり今じゃないんじゃないかのというような気がするんですが、その点どうですか。
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◯廃棄物対策課長 今のご意見につきましてですね、5億5,000万等新たに施設を集約したことによって、
維持管理費の経費の削減はできます。しかしながら、それは浮いたというお金ではなくて、市財政からいいますと、やはりそれは全体最適の中で5億5,000万を下げてきたということでございまして、今回の有料化につきましては、それで宛てがうという意味ではなくて、あくまでもこれまでご説明しましたように、負担の公平化と
サービスの向上ということを目的にやっていることでございますので、今浮いたからこれを使うということではないということがまず1つでございます。それからタイミング的な話で申しますと、当初の平成24年の
ごみ処理基本計画ができたときの話からいいますと、新しい
ごみ処理施設を建設するという新
ごみ処理施設、それから有料化の導入という2つの重点施策を24年3月に出しました。その後、本来であれば、その計画の中では、平成29年度を目途に有料化していくという全体的スケジュールをつくった中で、言いかえれば29年が、言い方が変ですが遅れてるわけではないんですが、そこを目標にしてたのが今に来ているということでございまして、それは当然議会のほうからもご意見いただきましたように、減量化の周知が先ではないかとか、市民への説明が先ではないかということの中で、これまで昨日も申しましたように、広報でありますとか、ホームページ、あるいは出前講座等を使って、有料化だけじゃなくて減量化、資源化、それから市の今
ごみ処理経費にこれだけかかってるんですよとか、いろんなごみに関する情報を提供してきました。そうした中で今に至ってるということでございます。
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◯小泉委員 努力して5億5,000万浮いたと言うけども、現実的に5億5,000万浮くんだから、立ち止まって考えてはどうかと言いよるんよ。すぐ有料化せんでも。5億5,000万当面浮くんじゃけえそうは言っても。いろいろ努力したんじゃろうが、それはわかるけど、努力して減ったのは事実じゃけえ、5億5,000万減るわけじゃけえ。そこでちょっと立ち止まって、もうちょっと努力してみるべきじゃないかって言いよるんです。
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◯環境担当部長 ただいま小泉委員から指摘いただきました、平成28年度の決算額と新
ごみ処理施設、来年4月の稼働、それにおける
維持管理費の比較からご意見をいただいたわけでございますけども、ここには人件費等は含んでおりません。そしてもう1つ、この表は決算ベースで作成をさせていただきましたけども、もう1つ今回新
ごみ処理施設、建設費は約118億でございます。これに関しては、国の交付金、そして合併特例債、そして
一般財源から構成された財源構成の中で建設をしてまいります。先ほど申しました合併特例債でございますけども、これも多く新
ごみ処理施設には、いわゆるその借り入れをいたします。この表が少し不十分ではございましたけども、公債費もこれから歳出として計上させていただくということになります。当面は元金の償還というのは始まりません。元利償還が始まるというのはおおむねもう借り入れから3年後だというふうに思っておりますけども、その中でやはり起債の償還という経費という面もございますので、もちろん大きな起債を借り入れることによって財政的にも歳出面におきましても、大きな金額というのは計上さしていただきます。しかしながら、非常に財源の有利な合併特例債をこのたびは予定しておりまして、なるべく市全体の財政にとっても有利な財源確保はしたつもりではございますが、長々申し訳ございませんけども、いわゆるその建設費に対する起債の償還というのも今後発生するということから、丸々5億5,400というのが全てプラスマイナスの中で浮いてくるという話ではございません。
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◯小泉委員 そがあなことはわかっとるんよ、初めから。そがあなんがあった上で、要するに聞いたんじゃけえ、みんなが。市が言うたんじゃけえね、5億5,000万浮きます言うたんじゃけえ、そこを言いよるんよね。そこは浮くんだから、じゃけえそこで立ち止まっちゃどうかいうて言いよるんよね。ほかのことは言いよりゃへんよ、そのことを言いよるだけじゃけえ。どうですか。
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◯環境担当部長 立ち止まるというお話もございますけども、やはり今回有料化の導入を図る時期であるというのは、先ほど廃棄物対策課長も申しあげたスケジュールの話もございます。しかし、現在一般家庭からの排出の状況から見ますとやはり大きな排出量の格差っていうのがございます。その中でやはり市民意識の中で非常に意識の高い方、そうでない方っていうのが、これがよくわかります。そうした中で、そこをまずは解消していきたい。それは負担の公平化でございます。ここにタイミング的には今のその状況、24年からいろいろ調査してまいりました。そして昨年も調査しました。そういった中で公平化・公平性、ここに少し重点を置いたものでございます。
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◯小泉委員 負担の公平を言うんじゃったら、袋で判断するのはおかしいんじゃないん。袋の中の重さで判断せにゃ。本来よ。じゃないと違うでしょ、重さ。重たい水分含んだ分が入っとる10リットルの袋と、同じ量の45リットル入っとるもんとじゃったら違うじゃないですか。
42
◯廃棄物対策課長 これはおっしゃるように重量なのか容量なのかっていう2つの考え方があると思います。我々とすれば、重量ではなくて容量を採用しております。それはなぜかといいますと、当然重量・容量とも各家庭いろいろ違うというふうには認識しております。そうした中で、収集するときに、実際に料金を手数料をいただくという形の中で、じゃあ重量をどう算定するのかというときに、収集のときに1個1個測るわけにはいきませんので、あくまでも容量、1袋いくらという形でさせていただいているところでございます。
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◯小泉委員 負担の公平いうんだったら、そこをやらにゃいけんて言いよるんよね。今いわれたように、重さを測るのが面倒くさいけえやれんて言いよるわけでしょ。じゃあ負担の公平いうんだったら、そこをやってもらわにゃあ公平にならんじゃないですか。さっき言ったように、同じ量のものが45リットルに入っとるんと、10リットル入っとる分で同じじゃけえ、実際には。実際には重さも容量も一緒なのに処理料が違うだけ、処理費が。それおかしいよ、公平じゃないじゃない。
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◯廃棄物対策課長 重量のほうが公平という意味合いになりますかね。ですからそうすると、今度は容量のほうが公平でなくなるという、ちょっとどちらをとるかということになろうかと思うんですけれども、基本的に今おっしゃったように面倒くさいということではございませんで、一番わかりやすいのは、量に応じた、排出量に応じたものでいうことで、1リットル1円という考え方、これは大体45リットルで、平均的には4キロぐらいの重さになるんですけど、平均ですけども、こういったものを考えたときにも1袋45リットルで1リットル1円ということでございまして、確かに重たいのもあれば、軽いのもあるかもしれませんけども、一番わかりやすいのはやはり量というふうに市は判断したということでございます。
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◯小泉委員 量でいうても、要はその処理する熱量によって違うんじゃないん、実際には、処理する費用は。焼却の熱量によって違うわけじゃけえ、今の容量で公平だとは言えんのじゃないんですか。
46
◯廃棄物対策課長 量によってというか、今の熱量でいいますと、熱量でいうとあれですけども、いわゆる施設はあくまでもそのトン換算で今やっていますけれども、今から出されるっていうごみ量につきましては、当然1袋45リットルで今ずっと説明していますので、4キロというのが固定観念であるかもしれませんけども、実際には出される方によってその中身が2キロの方もいらっしゃいましょうけども、それはパンパンに詰めた状態で軽い物が捨てられるかもしれませんし、重たいものを出されるかもしれません。しかしそれは量で燃やしていきますので、実際には量によって重量が変わりますけども、量は公平感があるのではないかというふうに思います。
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◯小泉委員 僕は公平感がないと思います。袋でいくんだったらね。実際にこないだ聞いた分の中ではキロ当たり50円ぐらいの、1リットル当たりか、50円の今現在処理費がかかっとる。で、そのうちの今回は1円分を負担してくれと言ったけど、1リットル当たり50円の処理費が現在かかっとるんじゃないん、この前の説明で。45リットルの分で、200円の処理費で、1リットルが4.4円。じゃけえ4キロで1リットル当たり50円の処理で、その50円、じゃけえリットル当たり50円、現在よ、いう説明じゃなかったかいね。4キロが大体1リットルで約50円ぐらいという。そのうちの1円を負担せえということじゃろ。
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◯廃棄物対策課長 先ほどの件でございますが、45リットルの袋1枚で
処理経費が200円ということでございまして、それが4キロ、平均して4キロ入ってるということでそれを割っていただくと、44円ぐらいになるという、まあ44円とは言っていませんけれども、4キロで割っていただくということだったと思います。
49
◯小泉委員 そのうちの1円を負担せえいうことよね。違うんかいね。この今の条例は。
50
◯廃棄物対策課長 そのうち、今言いました50円の一部ということではございませんで、あくまでも45リットルに換算しての一部ということでございます。
51
◯小泉委員 45リットルで市民負担はなんぼ、45円。
52
◯廃棄物対策課長 45円です。
53
◯小泉委員 今のわかったような、わからんのんで。もう1つは
サービスの件で。僕が思うにやっぱり今の障がい者と高齢者とかの部分ね、
サービスを市民負担でやるというんじゃけど、これは本来やっぱり福祉施策でやるべきじゃないかと思うんじゃけどね。市民のごみの処理費をとって、
市民サービスを向上させるのはちょっと無理があるような気がするんですがね。
54
◯廃棄物対策課長 福祉施策にということでございますけれども、我々が
サービス、あるいはそういったものに手数料を使っていこうっていうことにつきましては、あくまでも
ごみ処理に係る収集でありますとか、あるいは移動式で拠点回収をしますとか、美化活動、市民の皆様がごみ意識を、清掃活動をされる、そういったものに対しての
サービスに宛てがうということでございますので、福祉的なこともありますけども、やはり
ごみ処理全体での考え方というふうに思っております。
55
◯小泉委員 各個人の家にね、それはごみが出せん人のところへ回るというのは、要するに普通の人がごみ出した分の処理費をそっちへ充てるわけじゃけえ。障がい者や高齢者の人の自宅を回る分の費用に充てるわけじゃけえ、それはおかしいんじゃないん。それは上乗せしとるようになるじゃん、実際に、その
サービス分を
ごみ処理の分に。わからん。ほかの人のお金から出すわけじゃない。収集した負担した分から出すという説明じゃったじゃない。それはおかしいんじゃないん。
56
◯廃棄物対策課長 これはやはり、
廃棄物処理という形の中で適正な処理ということを考えますと、当然皆様からいただいた手数料の中で廃棄物を適正に処理していく1つの
サービスというふうに思っておりますので、今おっしゃるように、確かに個別になるかもしれませんけども、それは
廃棄物処理全体での適正な処理を考えたときに、そちらの収入を使っていくというのは我々とすれば適正な使い方であるかなというふうに思っております。
57
◯小泉委員 おかしいない。ごみを出す人からよ、その
サービスの人の分、ごみを出す人のお金に上積みするわけじゃけえ。そりゃ出す人が了解すりゃあええよ、それを。じゃが、せんと思うよ、そりゃあ。おかしいじゃろ。自分のごみ出すのに処理として払うんじゃったらまあ理解できても、ほかの人のとこの収集するやつのとこへ、自分の処理費が上積みして渡すいうのは理解できんと思うがね。
58
◯委員長 休憩しますか。暫時休憩します。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
休憩 午後2時20分
再開 午後2時21分
~~~~~~~~○~~~~~~~~
59
◯委員長 休憩を解いて会議に戻ります。
60
◯廃棄物対策課長 これは
廃棄物処理に関わる市の取り組みになろうかと思うんですけれども、現状も市の地域によって収集の形態は異なっております。これは例えばの話ですけども、宮島地域であれば地域の実情ですので、すでに個別収集が始まっているところもございます。それから例えば後畑地区であればそちらに直接取りに行くとか、そういった皆さんのいただいている税金を使いながら、地域の実情に応じて今
サービスをしているところでございます。そうした中で、今回手数料いただいた中でも、それが個別収集が必要ということであれば、当然そこは行きますし、例えばの話ですけども、個別収集が難しいんであれば、ダスターステーションをふやしていくとか、そういったいろんな
サービスの方法が考えられるようになっております。これはあくまでもふれあい収集・個別収集に特化してお話していますけども、そういった手数料をいただいた中、あるいは手数料はごく
ごみ処理経費の一部ではございますけれども、全体の税金とそれからいただいた税とそれから手数料等をあわせ持って、皆さんへの
サービスを向上していきたいというのがこの考え方でございますので、こちらはご理解いただければと思います。
61 ◯細田委員 済みません、ちょっと長かったもんで。尋ねたいことは小泉委員が言ってくれたこともありますけれども、
紹介議員さんにちょっと2点ほどお伺いしたいんですけれども、この請願の中の文言で分別の徹底、資源化を進めればごみは減らすことができますって書いてるところなんですけれども、この分別の徹底という文言で、これは分別の種類をふやすという意味かどうか、そこをちょっと教えてください。
62
◯大畑議員 請願者に聞いてみないとどういことですかっていうのはわかりませんが、私が思うに、その両方だと思うんですよね。ふやすということと、今、焼却ごみの中に入っているようなものも資源化できるものもあるということもあるし、市民の中で分別ができるものでもちゃんとやっていなくて、資源化になるものでも燃えるごみになっているものもあるとか、そういうようなことも含まれるのではないかと思います。今もうちょっと徹底できる余地があるということはわかっていただけるかと思います。
63 ◯細田委員 私たちも今からだんだん歳をとっていく中で、今からずっと市の人口を考える中で、すごく少子高齢化が進んでいますよね。その中で今が一番最適な分別の方法だっていうこともお聞きしています。その中でもう1点なんですけれども、
紹介議員に。この中で行政として
市民サービスを謳っているわけなんですけれども、この請願を出された方の中では将来、市としていろんな、今さっきいろんな議論がありましたけれども、
サービスを今まで説明の中で私たちもいろいろ聞いておりますけれども、将来のその
市民サービスのことに関してどのようなお考えがあるかお聞きいたします。
64
◯大畑議員 将来のというところがちょっとわからないんですが、違っていたらまた指摘していただきたいと思うんですが、全員のその署名された方とか、考える市民の会の方の考えはわからないんですが、一部話した中では、
制度設計の中で新たな
サービスを受けられる方が限られている。特に紙おむつを使用している方だとかの
サービスもほんとに一部であって、低所得者にしてもほんとに限られた人であって、その
サービスがかえって市民の皆さんに必要な
サービスまでは行き届かないんじゃないかということは聞いております。それなら別の
福祉サービスですべきではないかということは聞いております。
65 ◯細田委員 行政にお聞きいたします。今まで説明の中で減免制度とか、そのほかに新たな
サービスの導入ということで、再度繰り返しになるかと思うんですけれども、
市民サービスと既存の
サービスっていうことでちょっと問います。
66
◯廃棄物対策課長 新たな
サービスと既存の
サービス、あと減免等の制度でございますけれども、今市のほうで考えておりますのは、新たな
サービスということでふれあい収集と。これは高齢者・障がい者の方で、ダスターステーションまでごみ出しが、持って行かれるというのが困難な方につきまして、そこを直接お伺いに行くということでございます。それはあくまでも地域で、今コミュニティー等でおやりになられるという団体というか、地域もあろうかと思いますが、そういった地域で自主的にやられることにつきましては、我々とすればそちらのほうを優先していただいて、あくまでも地域の方にお世話にならないというセーフティーネットの考え方でふれあい収集を導入したいなということでございます。また移動式の拠点回収ということで、これもごみ出し等非常に難しい方につきまして、有害ごみとか、小型複雑ごみとか捨て方が困難なものを剪定枝、そういったものについて移動式で拠点を設けて回収していきたいなというふうに思っております。また環境美化推進活動の補助ということで、地域清掃活動でありますとか、不法投棄防止活動に関わる経費について、市のほうで手助けしたいというふうに考えております。そのほか保管庫あるいは資源物の保管庫ですね、そういったものでありますとか、ごみ散乱防止ネット、カラス対策とか、そういったものに対する助成を考えていきたいと思っております。また既存の
サービスの拡充でございますが、これは減量化・資源化に資する補助ということで、現状の資源回収報償金の金額の増額、新たに減量化・資源化に関わるそういったものにつきまして、補助を追加していきたいということがございます。また不法投棄対策等につきましては、監視カメラの貸し出しでありますとか、大型ごみの搬出困難者につきましては、そちらに対しての補助というふうに思っております。また減免につきましては、先ほど少しお話ございましたけども、2歳未満の乳幼児の養育者に対しまして、今のごみ袋を支給する。また日用生活紙おむつの受給者に対してもこれは袋を直接提供していきたいと。また家庭介護用品の支給受給者ということで、こちらも紙おむつですけれども、これも直接ごみ袋を市のほうからご提供していくということ、また生活保護受給者に対してもそういった減免制度を設けていくということでございます。概要でございますけども。
67 ◯細田委員 資源化っていうの中で、剪定枝のこと以前ちょっと聞かしていただいたような気がするんですけれども、これをなんか熱の利用で再利用とかいうようなことがあったかと思うんですが、その点もちょっと教えていただけますか。
68
◯廃棄物対策課長 剪定枝につきましては、現在燃えるごみという形で排出していただいてると思うんですが、これからは、今後の考え方でございますけれども、資源ごみとしていわゆる市で焼却ではなくて、そういったものに使えるところと実際には協議していきながら、資源ごみとしての扱い、これは剪定枝というのが基本的には減量が非常に難しいということもございますので、そういったものに有効利用していきたいなというふうに思っているところでございます。
69 ◯細田委員 資源化っていうことで、リサイクル、ペットボトル・空き缶とか、そういうのの今市の持ち出しといいますか、そこら辺の話ちょっとお聞かせください。
70
◯廃棄物対策課長 市の中で今資源として扱っているものは、6種9分別のいわゆる白いトレーとか、あるいはペットボトル、それから紙、それから新聞・紙・雑誌類そういったもの、布類ですけど、そういったものを資源物として扱っております。これにつきましては、当然曜日を変えて収集運搬をしながら紙あるいはビン・缶類については売り払い、資源物の売り払いということで収入が入っているいうことでございます。またペットボトル等の容器包装については、容器包装リサイクル協会というところがございますけども、そちらに回収していただき再生利用する。で、それが前年度の量に応じて翌年度に少し歳入が入ってくるということでございます。
71 ◯細田委員 そこら辺のちょっと金額を、歳入と歳出いうか、持ち出しいいますか、そこの金額を教えてください。
72
◯廃棄物対策課長 先ほども言いましたが、容器包装リサイクル協会のほうに出す資源物の拠出金といいますけども、これは市に返ってくるのが年間約700万円ぐらいでございます。それから有価物といいまして、資源物の売り払い、先ほどいいました缶あるいは新聞・雑誌等の売り払いでございますが、これは年間約4,400万ぐらいでございます。
73
◯堀田委員 今回のこの事業のスタートが、平成24年度からかかられたと。そしてその中で、目標年度としては29年度ぐらいから実施したいよということが今日に至っており、さらに市民との話し合いといいますか、情報提供を含めて市民の声を聞きましょうよというのはさらに延長されて、32年4月から有料化が進むわけですから、その直前までは市民への周知徹底ということを図っていかれるんですか、お尋ねします。
74
◯廃棄物対策課長 これはその直前まででもなく、即答でそれはやります。なおかつ、有料後もですね、当然今の資源化・減量化についての周知はずっと続けていくということでございまして、有料化あるいはその資源化につきましては、今おっしゃる直前までというのは、直前まで当然進めていきたいと思っております。
75
◯堀田委員 とすると、例えば今ご提案を我々にいただいておる資料の中には、
収集サービス対策に関わる経費であったりとか、あるいは市民にね、その
サービスをする内容であったり、多岐にわたって今は暫定ですよと、今から市民のニーズを聞きながらそれに応じてさらに追加の可能性もあるし、現状のままの可能性もあるのかもわかりませんけれども、いずれにしろ市民との対話の中で、市が掲げておる協働のまちづくり、これを推進していくためにも
循環型社会を構築する上においても、あくまでも市民の声を受け入れながらこの事業を進めるんですよというふうに捉えてよろしいんでしょうか。
76
◯廃棄物対策課長 おっしゃいますように、当然今、
予算委員会のほうでもお話しましたパンフレットの作成がございますけども、パンフレットを作成した後、する前でもあれなんですけども、地元のほうに、地域のほうに出て、資源化それから減量化もお話しますし、有料化のお話もさせていただきながら、そういった活動を続けていきたい、いくということでございます。これは当然今おっしゃいましたように、今定例会で可決された後のお話でございますけれども、有料化につきましては実際可決後については、そういった制度の内容を、当然
サービスの内容もお話しながら、地域の方からこういった
サービスもいるんじゃないんかとかいう話がございましたら、それは導入までなのか、その導入までにできるものもあるかもしれませんけども、いろんな形で市民の声というのは
サービスのほうにも反映していきたいなというふうに思っております。
77
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
78
◯委員長 ないようでしたら質疑を終結いたします。ここで説明員入れ替えのため、暫時休憩いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
休憩 午後2時37分
再開 午後2時49分
~~~~~~~~○~~~~~~~~
79
◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第4 議案第82号 平成30年度
廿日市市墓地管理事業特別会計補正予算
(第1号)
80
◯委員長 日程第4、議案第82号平成30年度廿日市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。直ちに当局の説明を求めます。
81 ◯環境政策課長 議案第82号平成30年度廿日市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1号)について、歳入歳出補正予算事項別明細書により、その内容をご説明いたします。
補正予算書の5ページをお願いします。1の総括歳入でございます。3款繰入金を990万円増額するものでございます。6ページをお願いします。歳出でございます。1款墓地管理費を990万円増額するものでございます。続いて、8ページをお願いします。2の歳入でございます。歳入につきましては、事業費の増額に伴うものでございまして、歳出のところで説明させていただきます。10ページをお願いします。3の歳出でございます。1款墓地管理費、1項墓地管理費、1目墓地管理費、右ページ説明欄001墓地管理事業、補正額990万円の増額でございます。これは、平成30年6月18日に発生した大阪府北部地震により、ブロック塀が倒壊し、小学生が死亡した事故を受け、地御前二丁目にあります市営金剛寺墓地の周囲に設置されておりますブロック塀について、通学路等に面していることから、安全性を考慮して撤去し、新たに目隠しフェンスを設置するとともに、工事に伴う既設墓地の影響を考慮し、あらかじめブロックに近接する墳墓の水平測定等を行うことから、委託料及び工事請負費を増額するものでございます。また、事業費の増額に伴い、財源であります墓地管理事業基金繰入金を990万円増額するものでございます。以上で、説明を終わります。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
82
◯委員長 以上で当局の説明が終わりました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
83
◯小泉委員 金剛寺墓地の調査委託と撤去ということですが、大体ブロック塀の距離と高さを教えていただきたい。
84 ◯環境政策課長 延長でございますが、約180メーター、高さが1.6メーターから2メーター程度ございます。
85
◯小泉委員 調査を今からするんでしょうけど、後の工事はどんな、撤去した後、どういう形に。
86 ◯環境政策課長 委託料につきましては、工事についてはブロックを撤去しますので、金剛寺墓地はブロックのぎりぎりに墳墓がかなり設置してあります。で、ブロックを取り壊すときに墳墓に影響を与える可能性がかなり高い。墳墓というのは墓碑です。墓碑が場所によってはブロック塀にくっついてつくってあるところがかなりございます。したがってブロック塀を撤去する場合に、その墓碑が動く可能性があります。それとか場合によっては縁石っていいますか、あれを外さないとできないところも出る可能性があります。そういったことが工事に入る前に、その墓碑が例えば傾きとか、曲がってないかとか位置を確認しとかないと、例えば工事後に動いたときに、どういうふうな修繕をかけるかとかいうのがわからない部分でありますので、その調査の委託。で、その委託で調査した後にまずブロックを撤去し、場合によっては基礎をつくって、アルミなどの目隠しフェンス、軽いやつで材料をやろうと思いますが、目隠しができるようなフェンスを設置しようと考えております。
87
◯小泉委員 そのフェンスというのはこれには入ってないん。
88 ◯環境政策課長 もちろん撤去と設置も入っております。
89
◯堀田委員 関連ですが、そのフェンスの様式というのは上から下まで全部メッシュというか網のようなものになるんですか。それともある程度、人間の目の高さ以上が網なら網になって、その下は見えないようなものになるのか。
90 ◯環境政策課長 目隠しフェンスにつきましては、今のところまだ具体的にこれを使うとは決めておりません。今後ですね、現場によって道路の部分につきましては、墓地自体が少し高くなっておりますので、フェンスの部分っていうのはあまり高くしなくても大丈夫だと思っています。ただ、場所によってですね、そのフェンスの高さっていうのは変化させるようになると思います。
91
◯堀田委員 さっきね、長さや高さの説明では現状のブロックが2メートルというふうにおっしゃったんですよね。とういことは恐らく私があそこを通って感じるには、道路から一段高くしてあるのは石積みでちゃんとできてるんですよね。さらにその上に2メートルぐらいのブロックが積み上げられるというふうに判断していいんですか。
92 ◯環境政策課長 道路部分につきましては、1.5メーターから1.6ぐらいあると思っています。
93
◯堀田委員 今私が質問したのは、要するに基礎部分、下のね、石垣から道路から1段高く墓地自体の土地ができているんですよ。そこから上が2メートルブロックがついてあるのかどうかということ。
94 ◯環境政策課長 道路側につきましては、ブロックの高さは1.5メーター、1.6メーター程度です。ただ、金剛寺墓地は裏側といいますか、囲ってあるんですが、裏側のほうにつきましては、2メーター程度の高さのブロックが積んであります。だから場所によってブロックが2メーター程度のところもあれば、1.6メーター、まあ石積みがあって1.6メーターのところもあれば、場所によってブロックの高さが変化します。
95
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
96
◯委員長 ないようでしたら質疑を終結いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第5 議案第85号 工事請負契約
の締結について(宮島おもてなしトイレ
整備工事)
97
◯委員長 日程第5、議案第85号工事請負契約の締結について(宮島おもてなしトイレ整備工事)を議題といたします。直ちに当局の説明を求めます。
98 ◯契約課長 議案第85号工事請負契約の締結について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。
議案説明書の19ページを、お開きください。1の提案の要旨でございますが、廿日市市宮島町536番地1において施工いたします宮島おもてなしトイレ整備工事の請負契約を締結しようとするものでございます。本工事は、利便性、快適性、清潔性などに配慮した、誰でも安心して利用できる宮島おもてなしトイレに加え、観光案内などのガイド機能や、無料休憩スペースなどのレスト機能を備えた施設を整備することで、観光客の快適な滞在のサポートや、利便性の向上を図るものでございます。2の請負契約の内容でございます。(1)の工事内容でございますが、建築主体工事、木造2階建て、延べ面積504.28平方メートルでございます。詳細につきましては、後ほど図面によりご説明申し上げます。8月2日に、入札に参加できる条件を広島県内に主たる営業所または継続して契約履行等の委任を受けている営業所を有するAまたはBランクの企業とし、同種工事の施工実績や市内企業の活用計画などの地域貢献項目を評価した地域実績評価型総合評価方式による条件付一般競争入札を行いました結果、(2)の請負金額2億6,
568万円で、(3)の請負者広島市中区鶴見町4番25号株式会社増岡組広島本店常務取締役本店長迫清孝氏に、落札をしたものでございます。
入札状況でございます。お配りしております議案第85号関係入札状況調書をごらんください。入札状況調書は、消費税及び地方消費税抜きの金額を記載しております。2者の応札があり、応札額と加算点から評価値を算出した結果、本件につきましては加算点による逆転はなく、応札額が低い者が落札者となっております。なお、税抜きの予定価格は、2億5,497万2,000円で、落札率は、96.5%となっております。
議案説明書にお戻りください。
(4)の工期につきましては、議決の日の翌日から、平成31年7月31日までとさせていただいております。3の
根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条でございます。それでは、次のページ以降の図面によりまして、工事内容についてご説明申し上げます。図面1枚目の位置図をごらんください。今回の工事場所は、廿日市市宮島町536番地1で図面中央の丸で囲んでいる箇所でございます。次のページをごらんください。建物の配置図でございます。図面の左上が北側になります。図面中央に計画建物と記載して斜線で示しておりますのが、今回新築する箇所でございます。図面上が郵便局側で、図面右が表参道商店街側になります。次のページをごらんください。1階平面図でございます。図面の左側を公衆用トイレ、右側を観光案内スペースとして整備いたします。公衆用トイレは、男性トイレ、女性トイレを配備するとともに、車いす優先トイレや、お子様連れ優先トイレ、だれでもトイレ、キッズトイレなど、さまざまな機能を有し、誰もが安心して快適に利用できるトイレ空間といたします。
次のページをごらんください。2階平面図でございます。2階にはギャラリー兼休憩スペースを配置し、Wi-fi環境、充電用コンセントを備えた、気軽に情報を収集、発信できるコーナーを整備いたします。また、図面中央右側にあります車いす対応の13人乗りエレベーターを設置し、2階にも図面下側にありますトイレ及び車いす優先トイレを配備いたします。次のページをごらんください。各方向から見た立面図でございます。左上の図、東立面図が表参道商店街側から見た立面で、右上の図、北立面図が郵便局側から見た立面となります。窓枠の一部は旧中之町トイレから移設し、その他の窓につきましては、木製の格子を設置する計画としております。また、外壁は砂状の吹きつけ仕上げ、屋根は瓦ぶきとし、宮島の景観に配慮しております。以上で、議案第85号の提案理由及び内容の説明を終わらせていただきます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
99
◯委員長 以上で当局の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑はございませんか。
100
◯小泉委員 入札状況調書なのですが加点がえらい占部さんのが多いですが、これ地元ということで多いのですかね。
101 ◯契約課長 こちらの加算点につきましては22点満点を10点満点で換算したものを記載させていただいておりますけども占部建設工業さんは17点、今回の落札者である増岡組さんにつきましては9点という得点になっております。占部建設工業さんのほうが多い、点数が高かった点は成績優良者表彰、技術者の施工経験、建築CPDの取り組み状況、技術者の表彰、市内営業所の有無、災害協定の締結、障がい者の雇用、こちらのほうで配点が高くなっております。
102
◯小泉委員 それでもなおかつ取られているのは、なんか増岡組のほうが優秀な点があったのですか。
103 ◯契約課長 今回の入札におきましては総合評価方式における入札になりますので、加算点に加えまして入札の金額を加味した上で最終的な落札者を決定させていただいております。今回入札金額に897万円の差がございます。点数の差が8点ということになっておりますけども、これで加算点では金額の逆転はなく金額の安い増岡組さんのほうが落札者ということになったものでございます。
104
◯小泉委員 ほかのとこへ行きます。図面の2階の部分ですが19-5、エレベーター13人乗り用があるんですが、停電のときはどうするんですか。スロープはないようだけど。
105 ◯観光施設担当課長 停電時にはエレベーターにつきましては、自動着床装置ということで、安全に1階部分までは降りて来るんですが、2階に取り残されたお客様、これはちょっとしばらくお待ちいただくか、ここにおります観光案内を行う者もおりますので、スタッフが、その辺での対応をということになろうかと思います。
106
◯小泉委員 要は担いで降ろすということ。
107 ◯観光施設担当課長 そのような状態になろうかと思います。
108
◯小泉委員 やっぱり障がい者に優しいと言ったり、おもてなしトイレですから、そういう意味でいえばやっぱりスロープぐらいないとバリアフリーにはならんのじゃないか思うんですが。考えんかったですか。
109 ◯営繕課長 エレベーターにはインターホンの呼び出しがありまして、聴覚障がいの対応も装備しております。身体障がい者にも対応できるように車いすが乗り入れできまして、そこから……
110
◯委員長 停電のときよ。
(小泉委員「普通だったらスロープつい
とるじゃないですか。サンチェリーな
んか裏へスロープで2階へ上がれるよ
うになっとるじゃないですか」と呼ぶ)
111
◯委員長 小泉委員、停電のときに使えんかったときに、スロープは取りつけないんですかっていうことよね。
112 ◯観光施設担当課長 委員のおっしゃることも十分理解できるんですけど、宮島地域の停電の頻度っていうのは、非常に少ない状況にあります。仮に停電した場合のスロープの対応ですけど、敷地の配置図を見ていただいてもおわかりのように、かなり目いっぱい建物を建ててしまってるもんですから、そこら辺の配慮は十分できていない状況にあります。そういったこともありまして、先ほど申し上げましたように、人力の介助でということで対応させていただくというふうに考えております。
113
◯小泉委員 今度から、今回は図面できとるんでしょうがないにしても、今後はやっぱりそういうやっぱり今はね、障がい者・高齢者対応がね、十分できとるんで、今後についてはやっぱり
公共施設については特にそういった停電のときもあるわけですから、スロープを今後は設置を検討していただきたいと思います。
114 ◯細田委員 図の分ですけども19-4です。真ん中のおむつ替え室と上に調乳室というのがあるのですけど、このおむつ替え室は何組くらい入れるのか。調乳室いうのを説明ください。
115 ◯観光施設担当課長 少し図面が小さくて見にくい状況にありますけども、おむつ替え室の中にはベンチが1基、それからおむつの交換台が2基用意してありますので、最大3名の方が交換することは可能と思います。調乳室ですが、こちらはミルクを調合していただいて授乳していただくという用途になろうかと思います。
116 ◯細田委員 せっかくだからちょっと少ないかなという思いもするのですよね。おむつ替えの台にしても。その調乳室というのがミルクをつくったり授乳したりっていうことも含まれているというような今答弁だったのですけども、よくデパートとかにしたら、ほんとちっちゃくてもいいからお母さんと赤ちゃんとご主人もいるときがあるのですよ、ミルクをつくったりするとき、赤ちゃんが手放されなかったりする場面もあるのですね。そういうときに、あるデパート行ったときに、それが3つとか4つとかほんと小部屋に分かれてカーテンで仕切っていましたけども、それでも個室が多いほうがいいかとも思いますけども、その辺についてどうですかね。
117 ◯観光施設担当課長 調乳室のブースは1つしかございませんけど、ベンチについては2人掛けくらいできるような大きさのものを用意しています。よってお父さん、お母さん、それから赤ちゃんという形での対応はできるように思っております。それから2階のほうにもフリースペースという形で授乳ができる場所も取っております。そういう意味では、このトイレこの施設に関しては2カ所に分散してということになります。それから質問からずれるかもしれませんけど、1階の公衆トイレ部分に子ども連れ優先トイレというブースも設けておりますので、こちらも活用していただければと思っております。
118 ◯細田委員 お子様連れ優先トイレ。トイレはトイレですから、授乳はその中ではできないのだと思いますけど、台なんかもフリースペースも多いわけですから、要望ではないのですけどもさっき言ったように宮島ですからね、宮島の観光客のためのおもてなしトイレということで、やっぱりブースは狭くてもいいから5つくらいのブースを分けたような授乳室というのを確保していたほうがいいかと思いますけども、いかがでしょうか。
119 ◯観光施設担当課長 スペース的には区割りが固まっておりますので、よその施設も研究させていただきますが、カーテンとかで仕切れるという方法があれば、工事の中ででも対応できればと思います。
120
◯堀田委員 まさにおもてなしというふうな入札価格になっていますけども、非常に想像するに豪華なトイレになるのだろうと想像しています。というのも、トイレ機器等はメーカーさんの協力で提供していただくということもあるわけですから、外部であったりとかいろんな付属のものを含めて相当高価なものになる。当初提案されたときの話では、木造りの宮島の環境に合ったような建物にしたい、これは当然のことだろうと思うのですが、そこで坪当たり大体どれくらいの単価になるのかをお伺いします。
121 ◯営繕課長 面積当たりが52万5,000円。坪当たりだと173万円です。
122
◯堀田委員 それこそお城みたいな感じにとれるのですね、我々市民からみれば。当然ながら搬入搬出にも相当のお金もかかるのだろうかと思うのですが。ここまで設備をされて、また投資をされて、さらにさっきからいったようなおもてなしという部分から言うと、市当局からすればそれこそ宮島に来島される方に快く気持ちよくお迎えするのですよ、という気持ちがこもった施設になるということなんでしょうね。
123 ◯観光施設担当課長 多額な工事費をかけてという整備になりますので、今後は
維持管理ということが非常に重要になろうかと思います。清潔性、快適性というのを恥じないように管理をしていくように、今まさに運営方法を検討していますので、そこはクリアしていきたいと思います。
124
◯小泉委員 19-5で左下に清掃人控室というのがあるのですが、常時清掃する人おられるのですか。
125 ◯観光施設担当課長 現在、清掃方法、運営方法は調整中ではありますが、私どもの考え方とすれば清掃員を常駐させて清掃を行う考え方で今調整している最中です。
126
◯小泉委員 是非やっぱり汚れとったらせっかくいいものをつくってもあれなんで、是非常駐してもらって常時きれいなところへ使っていただけるようよろしくお願いいたします。
127
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
128
◯委員長 ないようでしたら質疑を終結いたします。ここで休憩いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
休憩 午後3時18分
再開 午後3時20分
~~~~~~~~○~~~~~~~~
129
◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。これより必要であれば議員間討議を行いたいと思いますがいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
130
◯委員長 それではこれより議案ごとに討論及び採決を行います。議案第75
号廿日市市
廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
131
◯委員長 ありません。討論なしと認めます。これより議案第75
号廿日市市
廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例を採決いたします。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
132
◯委員長 ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に議案第76
号廿日市市廃棄物の減量の推進及び
適正処理並びに
生活環境の
清潔保持に関する条例の一部を改正する条例及び請願第1
号家庭系可燃ごみ処理有料化の中止を求める請願の2件について一括討論に入ります。討論はありませんか。
133
◯小泉委員 議案に反対、請願に賛成の立場で討論いたします。質疑でも言いましたけども、処理施設を一括化して今回整備しているのですが、その結果5億5,000万の処理費用が浮くということで、やはりもう少し今そういう費用が浮くわけですから、そこに立ち止まってごみの減量化等を進めていって、それでもなおかつ費用が足らないとか減量化が進まないとかいうふうになれば、有料化もやむなしですけども、今現状でいえば、先ほど言いましたように、5億5,000万の費用が浮くということで、この件については反対と賛成ですが、あとは
制度設計についてもやっぱり今の
福祉サービス的なことが今処理費用に含まれているという中で、やはりその
制度設計上、問題があるんじゃないかなと。福祉施策でやるべきものを市民の負担で補おうとしているということでございます。あとは出前講座でいろいろ市民の理解を得るということですけども、なかなか議会の報告会をやっても、なかなかやっぱり市民の人は今のこの内容について理解をしてない。ごみの有料化についても理解していないというのが今の現状だろうというふうに思います。やはりもう少しやっぱりそういう努力が必要、今の時点でね、必要ではないかというふうに思っています。いろいろあるんですが、一応そういう理由で議案に反対、請願に賛成の立場で討論します。
134
◯委員長 ほかにありませんか。
135
◯堀田委員 私は議案第76
号廿日市市廃棄物の減量の推進及び
適正処理並びに
生活環境の
清潔保持に関する条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論いたします。この条例は、
ごみ処理費用の負担の公平性を図る目的で、
家庭系廃棄物のうち、燃やせるごみの処理をする場合に徴収する手数料の額を定めようとするものであります。よって手数料はこれまでの袋代から、新たに1リットル当たり1円にすることで得た財源をもって、これから迎える高齢化社会や
市民サービスの向上を図ろうとするものということであります。
サービスの中身については、内容を十分に検討され、先ほども質問いたしましたけれども、32年4月からの実施に向かって市民の声を反映しながら、周知されることを切に望み、賛成討論といたします。
136
◯委員長 ほかにありませんか。
137 ◯細田委員 請願に反対の立場と議案第76号に対する賛成討論をいたします。値上げ反対、市民への説明・周知不足っていうことに関しては全くそのとおりだと私も思っております。9月議会上程は時期尚早ということに関してもそういうことも思いますけれども、この値上げ反対はどこまでいっても賛否両論ある議論だと思いますし、つきまとってくる課題だと思っております。私も値上げはないほうがいい、全くそのとおりでございます。市民周知が足りないのではないか、いうことも先ほどもいいましたけども、全くそのとおりでございます。私たち主婦の立場からでいいますと、5円でも10円でも例えばいろんな食品を買う。卵を買いたいときでも、ほんと少し遠く離れたスーパーにでも一生懸命行くんですね、主婦っていうのは。ほいじゃけえ、ほんとにその値上げに関しての思いっていうのはよくわかります。市民の説明を待っていないで、市民の中へ飛び込んでしっかり説明してくださいと私たちにもわかりやすい説明してくださいっていうことを行政のほうにもしっかりこの前からずっと言い続けております。ほいで、請願の中にもごみ袋代の
処理手数料を加算しないでくださいっていうことなんですけれども、今までの説明を受けまして、処理費用として毎年12億円は税金で賄っているっていう答弁もありました。これからも同じです。ごみ袋代が処理代ではありませんっていうような答弁でございました。それから
公共サービスを有料化、市民に負担させることは間違っていますとありました。これを税金の二重取りとか不公平とかいっておりますけれども、二重取りではないと私は理解をさしていただきました。水道料金みたいにやっぱり多く捨てた人がその分を払う、そういう
受益者負担の原理なんかなということも感じさせていただきました。多く使っても少ししか使わなくても一律がいいと思われますかって逆にちょっと問いたいような気もしております。処理費用として毎年12億円は税金で賄っている、これからも同じだっていうことをもう1回言わせていただきますけれども。それから袋代を値上げしていると思われますけれども、民間で袋をつくっていたときは45リッターを15円で買えたのになぜ45円になるのかとの問いに、ごみの管理費やマージンを全て税金で払っていたっていう答弁でした。今までは袋代だけだった。多くのごみを捨てる人も少なく捨てる人も均一に税金から支払われていたことになります。でも、それぞれの家庭には家庭の事情や状況が違うと思うんです。赤ちゃんがいる家庭や、寝たきりや、障がい者がいる家庭で、今から我々もそうなんですけれども、高齢者になっていく。そういう家庭等々、家庭の事情があります。というように市は減免制度や
市民サービスを考えています。市民と事業者、行政の立場で一層のごみの減量化・分別・回収・資源化を進めてくださいとありましたけれども、分別の徹底・資源化を進めることはほんとにこれは当たり前のことだと思っております。資源化、リサイクルも廿日市市の持ち出しは、お金を払って処分してもらっていると先ほどの質問の中でもありました。反対署名が先ほど何名とか出たっていうことで説明されておりましたけれども、やっぱりこの署名っていうことなんですけれども、値上げという論調でいくとこの結果になるかなっていう思いがしてます。この署名が市民の本当の意思と私は思っておりません。将来の廿日市の財政からしっかり話していくと理解してくださる市民はたくさんいると思っております。ただ単に不安に陥らせるだけではいけないと思っておりますので、しっかり市民の皆様、意見・要望等をしっかり受け止めて、超高齢化していく将来を見据え、
市民サービスの徹底をしていってもらえるならば、袋代が45リッターが45円に30円値上げした分はしっかり返って来るものと思っております。私はこれはどういうんですかね、私議員としても、一般市民としても、支援者と共に出前講座等をたくさんしていただき、本当に市民は本当に何を考えて、何を要望したいのかっていう生の声を発信してもらい、共々によい廿日市にしていただきたいと思っております。将来の廿日市の教育、子育て、福祉、そしてまちづくりのための条例改正だと思い、この請願には反対ですけれども、議案第76号に対する賛成討論とさせていただきます。
138
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
139
◯委員長 ないようでしたら討論を終結いたします。討論がありましたので初めに議案第76
号廿日市市廃棄物の減量の推進及び
適正処理並びに
生活環境の
清潔保持に関する条例の一部を改正する条例を挙手により採決いたします。本件は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
140
◯委員長 挙手多数であります。よって本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて請願第1
号家庭系可燃ごみ処理有料化の中止を求める請願は議案第76号と反対趣旨であり既に条例は可決すべきものと決しているので本請願は不採択とすべきものとみなすことにご異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
141
◯委員長 異議がありましたので、請願第1
号家庭系可燃ごみ処理有料化の中止を求める請願を挙手により採決いたします。本請願を採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
142
◯委員長 挙手少数であります。よって本請願は不採択すべきものと決定いたしました。
次に議案第82号平成30年度廿日市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
143
◯委員長 討論なしと認めます。これより議案第82号平成30年度廿日市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
144
◯委員長 ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。次に議案第85号工事請負契約の締結について(宮島おもてなしトイレ整備工事)について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
145
◯委員長 討論なしと認めます。これより議案第85号工事請負契約の締結について(宮島おもてなしトイレ整備工事)を採決いたします。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
146
◯委員長 ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
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日程第6 所管事務調査について
147
◯委員長 日程第6、所管事務調査についてを議題といたします。皆さんの忌憚のないご意見等いただき具体的に調査したい案件があれば提案をいただきたいと思います。ここで暫時休憩をいたします。
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休憩 午後3時35分
再開 午後3時54分
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148
◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
149 ◯荻村委員 所管事務調査の案件ですが2つです。1つは新
ごみ処理施設です。現状も含めてなのですが新
ごみ処理施設への収集運搬のどういった経路とか、今までのものとしてこれからどうなるかという点、大竹市も含めて、それを1つとするということと、もう1点は宮島、特に弥山の原生林を守る、もしくは世界遺産を守るという観点で、禁煙の条例をつくるということでの調査研究をしたらどうかと思います。いかがでしょうか。
150
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
151
◯委員長 ただいま提案のありました2点について1点は新
ごみ処理施設に係る収集運搬これからどうなるのかということを含めて大竹市の収集もございますが、今までのことこれからどうなるのかということも含めた調査研究と、弥山における禁煙区域を、禁煙の条例について調査研究この2点について閉会中の所管事務調査を行うことにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕