府中市議会 > 2022-06-22 >
令和 4年第4回予算特別委員会( 6月22日厚生分科会)
令和 4年厚生常任委員会( 6月22日)

  • 待機児童(/)
ツイート シェア
  1. 府中市議会 2022-06-22
    令和 4年第4回予算特別委員会( 6月22日厚生分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年第4回予算特別委員会( 6月22日厚生分科会)               令和4年第4回府中市議会定例会             予算特別委員会厚生分科会会議録  令和4年6月22日午前10時6分、予算特別委員会厚生分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主 査  広瀬和彦         副主査  真田光夫   分科員  棗田澄子         分科員  水田 豊   分科員  大本千香子 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   健康福祉部長   唐川 平   参事兼湯が丘病院事務長                             皿田敏幸   市民課長     内海敏雅   健康推進課長    宮原哲也   女性こども課長  池田かおり  福祉課長      近藤鉄也   介護保険課長   山路英利   上下地域共生推進課長                             佐々本積 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   主任        吉岡佑三子 1 本日の会議に付した事件
      議案第39号 令和4年度府中一般会計補正予算(第3号)について            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前10時6分 開会・開議主査広瀬和彦君) ただいまから予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました議案第39号「令和4年度府中一般会計補正予算(第3号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 補足説明はございません。 ○主査広瀬和彦君) これより、議案第39号中、本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会審査区分となっている歳出関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  まず、歳出の3款民生費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、歳出の3款民生費質疑はこれにて終了いたします。  続いて、歳出の4款衛生費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  真田主査。 ○副主査真田光夫君) それでは、質問をさせてもらいます。  4款衛生費につきまして、新型コロナウイルスワクチン住民接種事業についてお伺いしたいと思います。  質問は、過去のワクチン接種率は何%ですか。また、今回の接種目標は何%ですか。最後は、過去3回の反省点などはございましたでしょうか。お伺いいたします。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) 御質問ありがとうございます。  まず、過去のワクチン接種率ですが、まず先に皆様に資料を配信させていただければと思います。ワクチン接種接種率をまとめたものです。今、配信をさせていただきました。  こちらの資料に沿って説明させていただきますと、まず、12歳以上を対象としたこれまでの接種率ですが、表でいいますと下から2番目の段を横に見ていただきたいのですが、1回目接種が87.3%、2回目接種が86.9%、そして、3回目の接種率につきましては、72.4%の方が接種を終えられている状況でございます。人口でいいますと、3回目の接種率は67.1%になっております。この接種率、2回目を接種された方の3回目の接種率でいいますと、83.3%で、対象の方からすると、80%を超えている状況になっております。この数値につきましては、いずれも県内全体の接種率を上回っている状況でございます。  続きまして、御質問いただきました4回目接種目標接種率、何%かでございますけれども、接種率目標について掲げるのは、非常に難しいところでございまして、ただ、希望する対象者の方が速やかに接種ができるよう、取り組んでいきたいと考えております。重症化予防の有効な手段として、接種を前向きに検討していただけるよう、しっかりと周知を行いまして、希望する全ての人が接種を受けられる体制を構築することで、接種率の向上に取り組んでいきたいと考えております。  もう1点、過去3回の反省点はあったかという御質問ですが、接種開始時期で申し上げますと、1回目の接種体制の構築に非常に時間がかかってしまいまして、開始時期が多少遅くなったというところがございます。そのため、3回目の接種、また、今回始める4回目の接種開始時期につきましても、接種日から6カ月とか5カ月とか、間隔をあけることもございますので、そういったところで影響が出ているところはございますが、いざ接種開始をしましたら、順調に進んでいるように思っております。  それから、接種率で申し上げますと、1回目、2回目の接種と比較しまして、3回目の接種、特に40歳未満若年層接種率が低い状況となっております。この理由としましては、これまでの接種で副反応がひどかったということで、3回目の接種をためらっておられる方がかなりいらっしゃるということ、それから、感染をしても感染者の多くが軽症で済んでいるということで、接種するメリットが少ないと感じられている方もいらっしゃると思われます。  こうした状況が、府中市だけでなく全国的な傾向ではございますけれども、接種メリットを十分に伝え切れていなかったところは、反省としてはございまして、幾らか前向きに検討していただける周知が不足していたのではないかと認識しております。  こうしたことから、これまで未接種の方に対しまして、個別勧奨はがきを送付するということも取り組みたいと考えておりまして、そうした知恵を絞りながら、啓発を進めていきたいと思っております。  現在、ファイザーモデルナ社ワクチン有効性と同程度で副反応が少ないとされている新しく承認されたワクチンですが、武田社製ワクチン、ノババックスにつきましても、接種を行えるよう準備を進めております。そうした機会も含めまして、1回目、2回目で副反応が大きく、接種に二の足を踏まれている方、また、アレルギー等で未接種の方につきましては、接種を検討していただける選択肢としていきたいと思っております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 今の感じで3回目までは、まずまず順調かなとは思ったんですけれども、まだちょっと敬遠をされている方もいらっしゃると伺いました。  パーセンテージもちょっと先ほど出たので、どれぐらいかというのもわかったんですけれども、それで、よその市町でもあると思っておるんですけれども、そういう感じで打たれなかったモデルナ製なんかでも廃棄をしたということが新聞報道にもたくさん出ていたように思うんですけれども、府中市ではいかがでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) 1回目、2回目までの接種ファイザーワクチンが、ほぼ皆さん、接種を受けられているんですけれども、3回目からはモデルナが中心というような形で接種を受けていただいておりましたが、副反応がやはり気になることで、接種をためらっている方はたくさんいらっしゃったと認識はしております。特に40歳未満接種率では、1回目2回目の接種率が7割前後であったものが、3回目では5割程度という低い状況になっているところがございますので、そうしたところが影響はあったものと考えております。 ○主査広瀬和彦君) 棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 廃棄処分をしたようなものはあったんですか。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) 廃棄したワクチンでございますが、全国的にモデルナ社ワクチン、敬遠される傾向が強いということで、余ったワクチン廃棄が報道もされております。府中市においては、5月26日で使用期限を迎えたワクチンがございました。そちらが142本、これが1本当たり15人で接種をするとしますと、2,130人分のワクチンをやむを得ず廃棄をすることになりました。  こちら、当初の接種計画によりますと、4月13日までには使い切る予定で計画をしておりましたけれども、やはりモデルナ接種予約が埋まらない、そういうことがございまして、副反応が気になることもあったと思うんですけれども、想定よりも接種が進まなかったことが原因と思われます。また、ファイザー社ワクチンについては、予約をあけるとすぐに埋まるような状況も続いておりましたので、やはりファイザーワクチンを選ばれたというところも大きかったと思っております。  ですので、ワクチンには使用期限がありまして、1回目のワクチン接種の頃と違いまして、今は供給も十分に行われておりますので、対象となった方には、できるだけ早い時期に接種を受けていただきたいと、検討していただきたいと考えております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) 議案説明でも聞いておるんですが、休憩もあるということなので、この4回目接種に向けての全体像にもなるんですけれども、対象者開始時期、集団接種個別接種かについてお伺いしたいのと、この予算の中に、県コールセンター負担金が入っていまして、これがどういうものなのかも教えていただきたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) 4回目の接種に関する概要でございます。  まず、接種対象者についてでございますが、4回目接種は、今まで、3回目までと少し異なりまして、感染予防というよりも重症化予防目的として、実施をされるものとなります。したがいまして、対象者が少し絞られます。3回目の接種日から5カ月を経過した方のうち、60歳以上の方は全員、それから18歳から59歳の方で基礎疾患を有する方、また、そのほか医師重症化リスクが高いと認める方が対象になります。  市内対象者市内接種を行う対象者につきましては、約1万2,000人を想定しております。ですので、今までは、医療従事者介護従事者の方は接種対象になっておりましたが、今回は年齢によるもの、基礎疾患によるものがなければ対象とならないことになります。そこは、ちょっと前回までと違うところです。  それから、開始時期でございます。府中市では、現在、昨年12月とことしの1月の間に3回目を打たれた方、こちら355人いらっしゃいますが、この方には6月3日に接種券を発送しております。そして、この方を対象にした接種は、実は本日、6月22日から府中市民病院接種開始いたします。また、7月4日からは、府中北市民病院でも対象接種開始いたします。  それから、接種体制でございます。今、対象が5カ月を経過した方が、まだ少ない時期でございますので、7月の上旬までは個別接種で行います。しかしながら、対象が増加する7月中旬頃、7月13日から、府中文化センターでの集団接種に切りかえて実施をいたします。上下地域につきましては、北市民病院で、7月21日から集団接種という形で行いたいと考えております。その後、8月中旬を迎えますと、さらに対象者が増加をいたしますので、個別接種もあわせて実施をいたしたいと考えております。  いずれにしましても、3回目接種から5カ月を迎える方々が速やかに接種できる機会を提供するため、対象者に応じた接種体制を構築していく予定でございます。  もう1点、県のコールセンター負担金は、どういった内容になるのかという御質問でございますが、府中市においても、コールセンターを設置しております。広島県においても、同じくワクチンに関する各種相談を24時間受け付けるコールセンターを設置しておられます。  役割としましては、府中市のコールセンターでは接種予約、それから、接種券の再発行、そういったところを主な業務としておりますが、県のコールセンターにおきましては、ワクチン接種の専門的な相談、いわゆる副反応だとか、基礎疾患があるんだけど打てるかなというような御質問看護師や薬剤師、そういった専門の方が対応いただきまして、相談を受けています。また、県内は広域で、今どこでも接種が可能となっておりますので、そういった県内接種会場についての詳細な情報、それから、予約方法など、そういった御案内も行っていただいております。  そういったことから、この県のコールセンター負担金につきましては、県の負担だけでなく、市町も一部負担をするようになりますので、今回の予算では、府中市が負担する額を計上しているものでございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 今回、4回目のワクチン接種予算を組まれているんですけれども、繰越明許の中に残っていた1億円を超える3回目の予算、それから、今回、1億円をまた超える4回目ということで、これは3回と4回を並行しながらやられることになるんだろうと思うんですけれども、ちょっと重なる部分も前よりかは多くて、事務的にどう分けられるのか、よくわからないんですけれども、事務量的にどうなのかというのが、ちょっと分けて精算をされるんだと思うんですけれども、その辺の精算の煩雑さがふえているのかどうかということと、それから、繰越明許の中に、やはり移動手段確保というのが、500万円ぐらい残っていたかと思うんですが、今回は、このワクチン接種に関しての移動手段という明記がないように思うんですけれども、これはどこかで考えられているものがあるんでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) まず、補正予算繰り越しと、今回、また補正をさせていただいています予算につきましては、基本的に足らない、今、1回目から2回目までは当初想定しておりましたが、3回目は、また追加で接種されました。そのときに補正を組ましていただきました。また、3回目の時点で、また4回目は想定をしておりませんでしたが、結局やることになりまして、3回目もまだ受けられる状態で4回目も接種していくことで、足らない部分補正させていただいたということになるんですが、内訳などは、やはり流動的でございまして、足らないところへ流用してというような形は確かにございますので、そうしたところで予算がなくてできなかったというのは避けたいところもございますので、気をつけて補正を今までしてきたところです。  そういった補助金だとか、そういった申請にも影響はありますので、かなり事務的には煩雑しているところではあるんですけれども、そこは間違いなく迅速に接種ができるようにやっていきたいと考えております。  それから、交通移動手段でございますけれども、今回、補正には上げておりませんが、昨年度の残額は全額繰り越しをしておりまして、これも4回目接種交通移動手段使用できるようにさせていただこうと考えております。  ですので、こちらを3回目の接種、それから4回目の接種でも継続して、この事業は進めていきたいと考えております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 食糧費が載っているわけでございますけれども、今、保護者の方が外出をできないようなときにお届けするというふうになろうかと思うんですけれども、市内でどれぐらいの方が、そういうのを利用なさっていたのかということと、それから、そこの管轄は庁内では、どこが受け持っていらっしゃるんでしょう。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) 食糧費につきましては、医師看護師集団接種にお越しいただいたときに、お茶をお配りしておりまして、そちらの費用のみでございます。毎回来ていただいて、長時間におよび接種に携わっていただいておりますので、水分補給はしっかりしていただくことから、これは補助金でも経費として認められておりますので、その部分だけは、御用意させていただいている状況です。 ○主査広瀬和彦君) 棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 私、ちょっと聞きたかったのは、家族の方たちが全員かかったりして、外に出られなくなったりすると、食料品とか、日用品とかをお届けするサービスみたいなのが、たしかあるはずなんです。それを府中市庁内では、どこが管轄しているかなと思っています。また、それで、その食糧費って、どれぐらい要るのかなと。ここにある食糧費が、それに当たるのかなと思ったんですが。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) 感染者家庭自宅待機のときの食糧費につきましては、コロナワクチン接種では、さすがに対象にはちょっとなりませんので、さらに言いますと、県の保健所が、自宅待機のための食料品だとか、日用品だとか、そういったのは一定程度家庭にお配りをされている状況でございまして、市で負担をするようなところは、今のところはございません。  ですが、県の保健所で、感染者拡大しまして逼迫する場合、手が回らないような場合に備えて、こちらで用意をしていくというところは想定はしておりますので、その辺りは、また用意はしていきたいと考えております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) ちょっとコロナではなくて、障害者福祉サービス継続事業、960万円で、これは施設に対して援助をするという内容になっていますが、これまでどういう実績があったのかということと、今後の見込みを教えていただきたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 山路介護保険課長。 ○介護保険課長山路英利君) それでは、お答えする前に、概要を少し御説明させていただきたいと思います。  介護障害福祉サービス継続支援事業、960万円につきましては、クラスター感染リスクを抱える介護施設事業者及び障害者施設事業者に対しまして、適切な感染防止対策を講じてもらうことを目的として、マスクや消毒液抗原検査キット購入などに要した費用の一部につきまして、一サービス事業所につき10万円を上限に、市の独自支援策として、昨年度に引き続き支援する制度でございます。  昨年度の実績でございますが、介護事業所で申しますと、41事業所、約400万円でございます。障害事業所につきましては、13事業所で約120万円の助成をしたものでございます。こちらの購入したものにつきましては、パーティションやサーモカメラ抗原検査キット衛生用品などで、感染防止対策に必要な備品や消耗品購入に充てていただいているものでございます。  見込みにつきましてでございますが、特に高齢者など、重度化する可能性が高い介護施設障害者施設では、施設内クラスターの発生が心配されているため、感染対策に細心の注意を払いながらケアに当たっていただいている状況でございます。市内でも感染者数拡大や減少を繰り返している状況でございまして、収束にはまだ時間がかかるものと考えております。  という状況でございまして、感染対策には、事業所に対しましてまだまだ負担がかかるものと見込んでいるものでございます。  そのほか、支援もございまして、これも御紹介をさせていただきたいと思います。  新型感染症対策としまして、今回、補正でお願いしています医療福祉従事者宿泊助成金抗原検査キット確保事業とあわせて、事業所支援することで、福祉サービス事業所の方の感染を防ぐとともに、介護障害サービス事業所従事者の方が安心して働ける環境づくりになるものと考えているものでございます。  また、事業所では、クラスターなど発生した場合には、ガウンや手袋など、大量の衛生用品が必要となることから、市が備蓄する備品等も積極的に放出したり、保健所事業所などとサービス継続について調整を行って支援をしている状況でございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 医療福祉従事者宿泊助成金というのがあるんですが、先ほどちょっと出たようですけれども、どれぐらい利用されているかについて、お聞きをしたいんですが。 ○主査広瀬和彦君) 山路介護保険課長。 ○介護保険課長山路英利君) 医療福祉従事者宿泊助成事業の御質問でございましたので、そちらの事業、ちょっと別の事業になりますので、こちらの制度概要もあわせて御説明をさせていただきます。  医療福祉従事者宿泊助成事業、120万円についてでございますが、こちら、ウイルス感染リスクと隣り合わせの状況で、治療やケアなどを従事する医療福祉施設職員感染拡大防止のために宿泊施設を利用した場合について、その宿泊費用の一部として、1泊6,000円を上限に、市の独自支援策として、昨年度に引き続き支援する制度でございます。  実績でございますが、昨年度の状況で御説明しますが、利用者につきましては、介護サービス事業所職員になっております。人数で申しますと7人で、37泊、22万2,000円を助成をしている状況でございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありますか。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) 抗原検査キット確保事業、275万円、これは先ほどの介護障害福祉サービスとは別にエッセンシャルワーカーに対する支援説明が書いてありますけれども、この支援をする具体的な手続というか、内容を教えていただきたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) こちらの検査キットにつきましては、事業所抗原検査キットを備えていただく、そちらが不足する場合の予備のような形で、備蓄というような形で考えております。  概要説明をさせていただきますと、まず、こちらの事業は、2つ目的がございまして、本事業では、エッセンシャルワーカーということで、府中市の業務をとめることはできないということもございまして、本事業検査キット使用想定しておりますのは、府中市職員、それから、府中市が施設管理を行う事業所で公民館、児童クラブ、保育所、それから小・中学校の職員想定しております。  この目的一つでは、感染拡大によりまして、行政サービス継続して行えることを目的に、市職員や市の関連施設職員濃厚接触と認定された場合、待機期間を短縮するための検査として使用する検査キット確保するものでございます。通常、濃厚接触者となった場合には、7日間の自宅待機が求められるところですが、症状がなく、抗原検査で陰性の判定となった場合には、その期間を5日間に短縮できるということがございまして、本市の業務におきましても、社会生活を維持するために中断や縮小ができない業務に従事する職員早期復帰のために必要と考えておるものでございます。  それから、もう一つ目的としましては、先ほども申しましたが、医療機関、それから介護施設等検査キットを調達することが困難になった場合に緊急的な対応が必要となった場合に提供ができますように、備蓄として確保していくものでございます。
     医療機関、それから介護事業者では、ある程度検査キット確保されている状況ではございますけれども、一旦施設内で感染者が出ることになりますと、感染拡大を抑え込むために大量にキットを一定期間継続して使用することがございまして、こうした事態には、施設確保する検査キットでは不足する事態想定されることから、緊急的な支援のために備えておくものでございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  真田主査。 ○副主査真田光夫君) 先ほど、エッセンシャルワーカーということで出てきたわけですけれども、それは、こういった府中市の職員であったり、小・中学校の先生であったりというような回答なんですが、基本的にエッセンシャルワーカーといいますと、そこにかかわる運転手とか、あるいは社会復帰をするためにさまざまな方と定義づけられているんですが、なぜ府中市の場合は、そういう狭いエリアなんでしょうか。お答えください。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) エッセンシャルワーカーの定義といいますと、日常生活を維持するために不可欠な職業の従事者のことを言います。ですので、具体的には行政職員医療介護、福祉、保育、教育など、そういった公共サービスや、通信、公共交通、電気など、そういった社会インフラにまで及びまして、そういった職業に従事する方が、エッセンシャルワーカーと定義されております。  その中でも、事業所内での感染拡大については、今、オミクロンの流行になりましてからは、事業所内で基本的には感染予防をしていくことになっておりまして、そこの全ての業種に対する検査はできないことになっております。基本的には感染が発生したときには、保健所の指示によりまして、各事業所が対応することになりますので、そちらは、今回、除外をさせていただいているところでございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) 私も同じような質問を実は思っていたんですけれども、そういうことであれば、この府中市の職員エッセンシャルワーカーに当たって、府中市として用意するんだと書けば別段勘違いしないわけで、社会機能を維持するために必要な事業に従事する者に必要数を確保すると言うから、そうしたら、私はエッセンシャルワーカーなんだから、市が予算確保してくれたんだから、手を挙げたらもらえるのかなと思うじゃないですか。だから、そこをちょっとね。そうじゃないんだなということがわかりましたが、そういうふうな書き方、ちょっと注意していただければと思いますけれども。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  真田主査。 ○副主査真田光夫君) あわせてなんですけれども、そういった方にお渡しする、どのようなルートでその方々に抗原検査キットが届いているのかをお教えください。あわせて、前年度の抗原検査キット使用数などもお伺いいたします。 ○主査広瀬和彦君) 宮原健康推進課長。 ○健康推進課長宮原哲也君) まず、先ほど言いました目的、1つ目の職員検査を行う場合でございますけれども、こちらにつきましては、市役所内で検査実施いたします。ですので、御本人にお渡しすることではございません。  検査に当たりましては、厚生労働省がガイドラインに基づく市のマニュアルを作成しておりますので、こちらに従いまして、感染予防を徹底した上で検査を行うこととしております。  また、2つ目の目的医療機関介護施設で不足する場合、必要となった場合になりましては、担当課を通しまして、健康推進課に申し出いただければ、必要数をお届けするという流れでさせていただこうと考えております。  もう一点、前年度の抗原検査キット使用数という御質問でございますが、こちらにつきましては、昨年度の予算では計上しておりませんが、1月以降、感染拡大をしたことに伴いまして、予備費を充用して実際に事業を行っております。調達いたしましたのが1,950個、このうち市職員への使用は、幸い感染拡大が特にございませんでしたので実績はございません。キットが入手困難で緊急支援として備蓄部分を他の機関に提供した数でございますけれども、医療機関には約600個、それから高齢者施設では750個、そして現在在庫としては600個手元にあるという状況でございます。  そして、このたび計上している予算におきましては、2,000個の抗原検査キット確保できる見込みでございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、4款 衛生費の質疑はこれにて終了いたします。  そのほかにありませんか。              〔そのほかに質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査広瀬和彦君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任願います。  以上で予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。                午前10時46分 散会...