本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第77号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第77号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第78号から
議案第80号まで、計3件について一括して討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第78号から
議案第80号まで、計3件を一括して採決いたします。
この3件に対する
委員長の報告は、可決であります。
この3件は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、
議案第78号から
議案第80号までの3件は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第81号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第81号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第82号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第82号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第83号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第83号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第84号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第84号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第85号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第85号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第
86号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第
86号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第87号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第87号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより
議案第88号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより
議案第88号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) 日程第15、発議第2号、
府中市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。
田邉稔君から、提案理由の説明を求めます。
田邉稔君。
〔17番議員 田邉稔君 登壇〕
○17番議員(田邉稔君)
府中市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例案について、提案理由及び要綱を述べさせていただきます。
平成30年6月に議会改革
特別委員会を設置して以降、議員定数、議員報酬、政務活動費及び議会改革の推進について協議、検討を進めてきました。この
委員会では、平成30年
府中市議会議員一般選挙が無投票であったことから、議員の成り手不足の解消についても議論を行ってきました。議会力向上、チェック機能強化及び政策提言につなげるため、調査研究活動のさらなる充実が必要であり、確実に議員の活動量はふえています。また、人口減少、少子高齢化が進展する中、若者、女性など多様な層からの立候補がしやすい環境を整えるため、議員個人の持ち出しが必要となっている実態の解消を図り、年額24万円とすべきという結論が出されました。これにあわせて、市議会議員が市民からの一層の信頼と信託を得るため、市民の代弁者である議員一人ひとりが応分の責任と倫理、品位と見識を持って活動を行うことと、政務活動費の使途についてより厳格な運用マニュアルを作成するとともに、広報の充実を図ることにより、さらなる透明性を確保することを市民に宣言し、この条例案を提出するものであります。
以上、よろしくお願いします。
〔17番議員 田邉稔君 降壇〕
○議長(
棗田澄子君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。
休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前11時8分 休憩
午前11時8分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) 再開いたします。
これより、発議第2号の質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております発議第2号について、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、発議第2号については、
委員会の付託を省略することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) これより発議第2号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより発議第2号を採決をいたします。
本案を、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) 日程第16、
所管事務調査の報告についての件を議題といたします。
総務文教常任
委員会、厚生常任
委員会及び建設常任
委員会の各
委員長から
委員会が行った
所管事務調査について報告したい旨の申し出がありましたので、これを認めます。
なお、各
委員会の
所管事務調査の報告はタブレットに配信しておりますので、御参照ください。
まず、総務文教常任
委員会、
加納委員長。
〔
総務文教常任委員長 加納孝彦君 登壇〕
○
総務文教常任委員長(
加納孝彦君) それでは、令和3年度総務文教常任
委員会の
所管事務調査の報告をさせていただきます。
お手元の資料にございますように、令和3年4月7日に今年度の
所管事務調査事項を、防災・減災対策について、
府中「GIGAスクール構想」ステップアップ事業について、行財政改革についての以上3項目に決定し、調査研究を行うこととし、合計12回にわたる
委員会を開催し、調査を進めてまいりました。管内視察については、GIGAスクール関係者の研修会をDVDで視聴する方法で、令和3年6月22日に行いました。
続いて、意見交換につきましては、
府中市防災士ネットワークと令和3年7月2日に実施いたしました。行政視察につきましては、視察先を熊本県熊本市、愛媛県松山市と決定し、令和3年10月7日及び8日にかけてオンラインで実施をしております。熊本市では、福祉避難所等の設置運営マニュアルについて、松山市では、防災・減災に向けた取り組みについてとマイ・タイムライン普及の取り組みについて、研修を行っております。詳しくは、お手元の資料を御参照願います。
事務事業評価については、議員が事業の目的や内容、事業量等を確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性等の観点から、その問題点等を明らかにするため、評価作業を実施いたしました。本
委員会では、歴史的財産保存・活用事業(恋しき・郡役所)、新たな「関係人口」の創出・拡大による移住定住促進事業、スポーツによる魅力あるまちづくり~まちづくりの視点から捉えたスポーツ施策の展開~、地域防災力強化事業、ICTを活用したまちづくりの5事業を抽出し、評価を行った結果、歴史的財産保存・活用事業(恋しき・郡役所)とスポーツによる魅力あるまちづくり~まちづくりの視点から捉えたスポーツ施策の展開~と地域防災力強化事業については、一部
見直しの上継続すべきとし、新たな「関係人口」の創出・拡大による移住定住促進事業は、抜本的な
見直しの上、継続すべきとし、ICTを活用したまちづくりは、現状のまま継続するべきとし、意見を付して、来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言を行いました。
最後に、これまでの
所管事務調査や意見交換会などを踏まえ、次のとおりまとめております。
1、防災・減災対策について。
各地域における自主防火防災会の防災活動の充実に向けて、
町内会や防災士等の活動を支援する取り組みを引き続き強化されたい。特に災害から命を守る行動を周知徹底するために、住民の防災・減災に対する意識の醸成、防災情報の入手方法、マイ・タイムラインの普及促進に向けた研修会の開催や防災訓練を行うよう
町内会等へ強く働きかけられたい。次に、コロナ禍の避難所運営については、各避難所の状況をしっかりと把握し、感染症対策に十分配慮した運営がなされるよう、日頃から周到な準備に努められたい。また今後、災害救助法の適用となるような大規模災害の発生を想定し、福祉避難所なども速やかに開設されるよう検討されたい。さらに、頻発する未曽有の豪雨災害に対処できるよう河川の防災対策を強化されたい。
2、
府中「GIGAスクール構想」ステップアップ事業について。
新型コロナ感染症の影響により、
所管事務調査が思うように進まず、計画していたGIGAスクール関係者との交流やGIGAスクール先進地への行政視察も実施できず、現場の生の声を聞くことも難しかったが、
府中市で行われているGIGAスクール関係者の研修会をDVDで視聴し、管内視察を行うことができました。
府中市ではいち早く教育に投資し、1人1台の端末整備を始め、子供たちがICTを利活用できるようにサポートする先進的な教育環境の整備が進められています。コロナ禍により社会環境が変化していく前に、環境を整えて子供の学びを支えることができたのは、大きな意義があったと考えております。GIGAスクール構想の推進が本格化する中、全国的にも学習端末によるいじめや中傷などの問題が続発している状況がある。予防的な情報モラル教育や子供が報告しやすい環境づくり、問題が起きた場合に子供をどう指導するかといった具体的な対応策を講じられ、指導者へのサポートにも引き続き取り組んでいただきたい。
3、行財政改革について。社会環境が大きく変化し、社会全体のデジタル化が求められている今、行政もDXの取り組みにより、市民の生活の利便性を高める行政
サービスを提供する役割が求められております。市民と行政とのつながりは一方通行のコミュニケーションではなく、双方向のコミュニケーションが図れるよう、本当に欲しい情報を確実に伝え、あるいは受け取ることができる、具体的な取り組みを行っていただきたい。また、だれもが利用したい、しやすい
サービスから優先して情報発信に取り組んでいただき、日々の暮らしを守る生活支援としていただきたい。例えば、ごみの分別や、ごみ出しの日の確認、道路の損傷等の通報、防災での情報伝達、ICTでの水害対策、市民が欲しい回覧板情報をタイムリーに届ける、AI会議録の性能アップ、休日当番医のお知らせ、観光案内など。また、コロナ禍への対策として、窓口申請の滞在時間を少なくすることや、窓口に来なくても申請できるといったことが、今後さらに重要になってくる。市民
サービス向上につながる仕組みを考えてもらいたい。デジタル庁が創設されることで、全国の自治体のDXはより加速すると考えられる。
府中市もデジタル庁の動向を注視し、利用できる制度は活用され、ICT都市ふちゅうの実現に向けて取り組まれたい。
以上3点を、市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきます。
以上をもちまして、総務文教常任
委員会の令和3年度
所管事務調査の報告といたします。
〔
総務文教常任委員長 加納孝彦君 降壇〕
○議長(
棗田澄子君) 続いて、厚生常任
委員会、
大本委員長。
〔
厚生常任委員長 大本千香子君 登壇〕
○
厚生常任委員長(
大本千香子君) それでは、令和3年度厚生常任
委員会の
所管事務調査の報告をさせていただきます。
お手元の資料にございますように、令和3年4月7日には、今年度の
所管事務調査事項を1、地方独立行政法人
府中市病院機構の経営状況、2、地域医療の確保、3、オンライン診療の拡充、4、ネウボラ事業、5、地域共生社会、以上の5項目とし、合計12回にわたる
委員会を開催し、調査を進めてまいりました。
管内視察につきましては、
府中市民病院、
府中市社会福祉協議会、湯が丘病院にて行いました。詳しくは、お手元の資料を御参照願います。
事務事業評価につきましては、議員が事業の目的や内容、事業量等を確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性等の観点から、その問題点等を明らかにするため評価作業を実施しました。本
委員会では、
府中版ネウボラ事業、三玉プロジェクト、地域福祉計画実施に向けた取り組み、市民病院の将来の
あり方検討、ICTを活用したまちづくり、以上の5事業を抽出し、評価を行った結果、
府中版ネウボラ事業は現状のまま継続すべきとし、その他の事業は、いずれの事業も一部
見直しの上継続すべきとし、意見を付して、来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言いたしました。
最後に、これまでの
所管事務調査や管内視察などを踏まえ、次のとおりまとめております。
1、地方独立行政法人
府中市病院機構の経営について。
府中市病院機構は、市からの財政支援の繰出金補填を受けてなお3期連続赤字となっている。
府中市の基幹病院として市民の命と健康を守り続けるためには、独立採算制のもとで健全な経営を取り戻す必要がある。
ア、地域の基幹病院として公的病院に必要な医療を充実させるためにも、病院職員一体となって経営の健全化に努められたい。イ、医療機器、医師の体制、手術の可否など病院の
サービス内容を市民に広報周知し、経営資源を最大限に生かす方策を見つけられたい。ウ、整形外科医、麻酔科医、外科医等の医師確保が進み、急性期医療拠点としての医療体制が整えられつつある。市内の外来・入院患者が頼れる市民病院として
府中市民病院へ来ていただき、医業収益の増加につながるようされたい。エ、両病院の将来像について、地域住民や関係機関と調整しながら早急に確定されたい。
2、地域医療体制の確保(湯が丘病院)について。
湯が丘病院の建てかえについては、土砂災害特別警戒区域指定を解除するための対策と、
府中市立湯が丘病院の将来ビジョン策定支援業務最終報告に出された180床体制による病院建てかえ後の制度設計について、早急にお示しいただきたい。また、患者さんの利便性を高めるため、公共交通機関の充実や、
府中市民病院での診療などについてさらなる連携強化を図られたい。
3、オンライン診療の拡充について。
現在新型コロナウイルス感染症の影響や今後さまざまな感染症の発症に伴い、子育て世代や基礎疾患を持った患者などの受診控えによる健康被害を防ぐ対策や、今後のデジタル化社会を踏まえオンライン診療の拡充が考えられる。
ア、市のDX推進の1つとして、市の主導による、行政・公立病院・医師会・市民など、関連機関で構成した「(仮称)オンライン診療推進協議会」を設置し、具体的な検討を進められたい。イ、オンライン診療と対面診療の報酬格差の是正を国に対して強く要望されたい。ウ、オンライン診療を行う上でのICT環境の整備や医師の研修への支援の検討を図られたい。
4、ネウボラ事業について。
本年7月21日、
天満屋2階にオープンした子育てステーションちゅちゅは、コロナ禍でも
利用者が着実にふえており、子育て世代のニーズに応えられていると思われる。今後、上下地域に開設予定の子育てステーションとともに、ネウボラ機能をさらに拡充し、地域や企業とも連携しながら「子育てしやすい町
府中」の核となるよう取り組まれたい。
ア、上下地域に来年5月にオープン予定の子育てステーションの円滑な運用と、多くの方に利用していただくためにも、さらに広報等周知を強化されたい。イ、保健師、保育士、心理士等専門職の確保に継続的に取り組まれたい。ウ、子育てステーションは月曜日が休館日となっているが、美容師などの職種の方が、安心して相談できる体制を整えられたい。エ、産後うつの方や子育てに疲れた保護者のレスパイト(一時休息)のための支援体制を整備されたい。オ、子育てステーションからのタイムリーな情報発信の工夫に取り組まれたい。
5、地域共生社会について。
多様化する社会の中、地域に生きる一人ひとりが尊重され、その人の生きる力や
可能性を最大限に発揮でき、だれもがつながる地域共生社会を実現するための取り組みを強化する必要がある。
ア、世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるような取り組みを進展させ、丸ごと相談(断らない相談)窓口を設置すること。イ、地域コミュニティ活動、ボランティア活動や各種団体等、地域住民をはじめとする多様な主体が、つながり活動できる取り組みを促進すること。またコロナ禍の現在にあっては住民の現状や各活動の十分な情報の収集に努めつつ推進されたい。ウ、地域共生社会の実現のため、社会福祉士等の人材育成と確保にあらゆる手段や適切な財政措置を講じること。他の福祉団体や社会福祉協議会との十分な連携を図ること。エ、三玉プロジェクトについては、住民に説明、協議の上、使いやすい活動の場となるよう継続して努力すること。
この5点を、市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきます。
以上をもちまして、厚生常任
委員会の令和3年度
所管事務調査の報告といたします。
〔
厚生常任委員長 大本千香子君 降壇〕
○議長(
棗田澄子君) 続いて、建設常任
委員会、
加藤委員長。
〔
建設常任委員長 加藤吉秀君 登壇〕
○
建設常任委員長(
加藤吉秀君) それでは、令和3年度建設常任
委員会の
所管事務調査の報告をさせていただきます。
お手元の資料にございますように、4月6日に今年度の
所管事務調査事項を、グランドデザイン(駅周辺の
にぎわいづくり)について、産業振興(観光振興等含む)についての2項目を決定し、調査研究を行うこととし、合計13回にわたる
委員会を開催し、調査を進めてまいりました。7月9日には、産業連係室との意見交換を行いました。詳しくは、お手元の資料を御参照願います。
事務事業評価については、議員が事業の目的や内容、事業量等を確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性等の観点から、その問題点を明らかにするため評価作業を実施しました。本
委員会では、まちなか再生(グランドデザイン)の実行に向けて、駅周辺の賑わいづくり事業、観光振興ビジョンの実行、上下地域の観光振興事業、中小企業振興に向けた産業連係室の創設、企業流出防止に向けた産業用地確保の推進の6事業を抽出し、評価を行った結果、上下地域の観光振興事業については、抜本的な
見直しの上継続とし、まちなか再生(グランドデザイン)の実行に向けて、観光振興ビジョンの実行については、一部
見直しの上継続すべきとし、駅周辺の賑わいづくり事業、中小企業振興に向けた産業連係室の創設、企業流出防止に向けた産業用地確保の推進については、現状のまま継続すべきとし、意見を付して、来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言をいたしました。
最後に、これまでの
所管事務調査や行政視察を踏まえ、次のとおりまとめております。
1、インフラ整備について。
産業振興、観光振興、企業誘致等において、道路インフラは必要不可欠であります。企業流出防止及び企業誘致のため、
府中松永線の早期開通を促すよう、継続して広島県へ働きかけをされたい。駅周辺の
にぎわいづくりのため、
府中駅南北を車で横断するなど、国道まで抜ける道路整備を検討されたい。観光関係
施設へ市内外から観光客を受け入れるため、観光関係
施設への道路整備及び
駐車場整備を検討されたい。
2、グランドデザイン(駅周辺の
にぎわいづくり)について。
人口減少の中、計画どおりに実施可能か不明確であるが、第3期都市再生整備計画について、国の承認を得られたことは評価でき、今後は計画の着実な実施を図られたい。
府中駅南側周辺整備には、
府中市の実情を把握した上で、イベント開催等の社会実験を行い、効果を適正に分析し、多様化している価値観の中、スピード感のある進捗管理が求められるため、短期・中期の具体的な数値目標を新たに設定し、ニーズの変化に対応するため必要に応じて内容の
見直しを行いながら取り組まれたい。その際、まちづくりに取り組んでいる市民、団体等をふやし、市が後押しできる部分は積極的に支援されたい。また、JRとの合意形成は必要不可欠であることから、綿密な情報交換を行い、合意形成が可能な内容を提示するなど、さらなる合意形成に努められたい。
3、産業振興(観光振興等含む)について。
コロナ禍により、大きなダメージを受けている業種に対し、まずは、コロナ禍前の水準に回復させるため、国・県の施策を最大限に活用するなど、消費マインドの好転に必要な施策を、最優先かつ重点的に取り組まれたい。昨年度、設置された産業連係室は、
事業者からの相談や訪問により、各事業所が抱える問題・課題の抽出・分析・解決策の提案や、品質や生産性の向上・合理化などの技術指導も行われ、
事業者にはとても力強い存在となっていることから、農業分野においても対象範囲とするよう検討されたい。
近畿大学との包括連携協定の効果を最大限に発揮させるため、積極的にPRされたい。これらに対応するため、産業連係室のさらなる体制強化と機能強化を図られたい。
観光振興については、コロナ禍により、観光関係の
施設及び
事業者は大きなダメージを受けている。そうした中、トイレ整備などアフターコロナを見据えた取り組みがされている。今後は道路及び
駐車場といった整備と、あわせて、観光商品開発、観光資源の磨きに取り組まれたい。特に、通年で営業している「道の駅 びんご
府中」は、磨き上げれば大きな力を発揮するものであり、その運営について、さらにアイデアを出しながら誘客に努められたい。アフターコロナの際には、国による観光消費促進対策が想定されることから、観光消費を取り込める体制の構築に取り組まれたい。翁座耐震・大規模修繕改修については、地域で稼ぐ観光の実現を掲げているのであれば、費用対効果が極めて低いため休止・廃止すべきである。上下地域については、費用対効果の高い投資を検討されたい。
以上3点を、市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきます。
以上をもちまして、建設常任
委員会の令和3年度
所管事務調査の報告といたします。
〔
建設常任委員長 加藤吉秀君 降壇〕
○議長(
棗田澄子君) 各報告に対する質疑は、議会運営
委員会の決定により省略いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
棗田澄子君) 以上で、今期
定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。
閉会に当たり、市長から御挨拶がございます。
小野市長。
〔市長
小野申人君 登壇〕
○市長(
小野申人君) 12月
定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
今議会におきましては、皆様によります慎重なる御審議の末、提案させていただきました全ての
議案を原案どおり御可決いただきましたことを、まずもってお礼を申し上げます。今議会でお認めいただきました条例、予算などにつきましては、御意見・御意向を十分に反映して、市政発展のため、職員一同、その執行に全力で取り組んでまいります。引き続き、深甚なる御理解と御指導をお願い申し上げます。
それでは、ことしも残り2週間余りとなってまいりました。振り返りますと、ことしも昨年と同様にワクチン接種などの新型コロナ対策あるいはプレミアムバル事業や観光誘客支援事業などの消費が落ち込んだ
事業者への支援に奔走した1年でありましたが、そのような中であっても総合計画に掲げる将来像の実現に向け、さまざまな分野における施策、事業を推進してまいりました。来年度の予算につきましては、現在政策協議を進めており、選ばれるまち
府中市を目指し、新型コロナへの対応、DXの推進などの政策的事業を中心に編成してまいります。さらに、今議会で議論をさせていただきましたカーボンニュートラルの取り組みといった新たな動きについても引き続き検討を行っていき、予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。
続いて、ワクチンの3回目の接種の実施についてであります。
国において2回目から8カ月経過した人を対象としていましたが、先日前倒しを認めるといった方向性が出されたところであります。
府中市におきましては、関係機関との連携をとる中で、ワクチンの状況等見ながらできる限り対応できるよう進めてまいります。また、18歳以下の子供への計10万円給付についてでございますが、当初24日に現金5万円の給付で進めていたところでありますが、現在の国の動向を踏まえ、全額現金での給付を基本にできる限り早い給付に向けて準備を進めているところであります。
12月に入り、朝晩の冷え込みが一層厳しくなってまいりました。議員の皆様におかれましては、お身体に留意され、ますます御活躍されますことをお祈り申し上げまして、私の今12月議会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。