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令和 3年第2回予算特別委員会( 3月15日建設分科会)
令和 3年建設常任委員会( 3月15日)

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  1. 府中市議会 2021-03-15
    令和 3年第2回予算特別委員会( 3月15日建設分科会)


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    最終取得日: 2023-06-03
    令和 3年第2回予算特別委員会( 3月15日建設分科会)               令和3年第2回府中市議会定例会             予算特別委員会建設分科会会議録  令和3年3月15日午後1時0分、予算特別委員会建設分科会を議場において開会した。 1 出席委員   主 査  加藤吉秀         副主査  芝内則明   分科員  橘髙尚裕         分科員  本谷宏行   分科員  山口康治         分科員  加島広宣 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   経済観光部長   若井紳壮   観光戦略推進担当部長                             森川祐司   建設部長     杉島賢治   上下支所長     森藤哲二   商工労働課長兼   i-coreFUCHU推進課長       農林課長兼農委事務局長            近藤和成             池田弘昭   観光課長     浅野昌樹   監理課長      内海敏雅   都市デザイン課長  日野雄蔵   土木課長      河毛茂利
      上水下水道課長  田原 厚   環境整備課長    松山浩一 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦   議事係長      小林正樹 1 本日の会議に付した事件   議案第4号 令和3年度府中市一般会計予算について   議案第32号 令和2年度府中市一般会計補正予算(第13号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午後1時0分 開会・開議 ○主査(加藤吉秀君) ただいまから予算特別委員会建設分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました案件のうち、議案第4号「令和3年度府中市一般会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  若井経済観光部長。 ○経済観光部長(若井紳壮君) それでは、駅周辺の賑わい事業につきまして、i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)の整備方針、また、今後の進め方につきまして配付いたしております資料、またはデータでも配信しております資料に基づきまして、補足説明をさせていただきます。  i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)にも若者や女性など多くの人が訪れたくなるような新たな魅力を創出するため、これまで活用検討委員会などにより第1期整備エリアの活用であるとか第2期整備につきまして、官民連携による事業効果や運営のあり方などを検討してまいったところでございます。  資料1には、i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)のイメージゾーンとして添付しております。現在、第1期整備として府中版ネウボラと屋内広場、多目的スペースなどを令和3年7月の府中天満屋のリニューアルオープンに合わせまして工事を進めているところでございます。i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)は学びとチャレンジというコンセプトを軸に段階的にオープンするため、7月にオープンする第1期エリアは屋内広場など多くの方に利用していただくエリアであるとともに、市役所の各部署が実施する事業やイベントなど、また、第2期のC、Dエリアについては常設的な活用に向け市民や企業団体によるプレプログラムなどを行い、実現可能性を高める機会を醸成したいと考えております。  資料2には、第2期整備までの広場活用のイメージを示しております。i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)の屋内広場は町なかの屋内公園ということ、駐車場を完備し天候に左右されない屋内広場であるということで、芝生広場や幅広い空間の通路を活用し、5G、Wi-Fi環境と公園だけど屋内という日常とは異なる空間として、例えば学生の電車待ちや自習、そして子どもたちの芝生遊び、また地元企業製品の展示、フリーマーケットなど、市民・学生・企業などたくさんの皆さんにそれぞれの使い方、過ごし方のスタイルでの自由に御利用していただきたいと考えているところでございます。  資料3には、アイデアを形に令和3年度実施トライアル案としておりますが、ここには、まず、市役所を中心とした考えられる取り組み事例として、志の教育の発表であるとか学校で実施しているドローンプログラミング教育の実践、児童・生徒による作品展の発表の場、また各種セミナー、絵画展や作品展などのギャラリーの展示、黒板アートなどを考えております。また、映像機器を使ってのデジタル図書館学びフェスタでの生徒のプロモーションビデオ、ゼロハンカーレース、ドローンレースなどの上映、そしてウェブコンサートなど既存の事業や既存のコンテンツを生かして多くの市民の皆さんに見ていただき、実感していただき、これなら私たちもやってみたい、使ってみたいというふうな利用を申し込んでいただけるような好循環をつくっていきたいと考えております。  このほか、プレイヤー発掘のためのプログラムの事例としては、2期整備での恒久的な発展に向けて市内企業での新商品の紹介とか写真家やアーティストの個展、演奏、スペックの高い映像、ゲーム、ロボットなどのプログラミングの指導・発表など、プレイヤー候補の方々等の提案であるとか相談など、今行っているところでございまして、これらをトライアルとして実施していきたいと考えております。  こうした実践を積み重ね、実績をつくりながら市民・学生・企業・学校など皆さんと一緒に使ってみながら育てていきながら段階的に次期の整備につなげていきたいと考えているところでございます。官民連携での事業運営の実施の可能性を見きわめ、憩い・学び・チャレンジできる場の創出を目指してまいりたいと考えております。  新年度予算におきましては、このようなトライアルイベントの経費であるとか、7月オープンに向けた準備経費、またオープン後の施設維持管理経費や設計費などを計上しているところでございます。  資料4、5につきましては、他市での広場活用の事例として、資料4には天理駅前広場として駅の室内空間をパブリックスペースとして市民団体などがさまざまな活動を自由に使える空間として活用されている事例であるとか、資料5については広島の基町クレドの広場の有効な活用に主眼を置いた社会実験でございます。広場に人工芝、ベルギー製の家具などを設置し、ゆったり過ごしたり飲食ができるおしゃれな空間を創出している事例でございます。このような町なかの広場の取り組みなども参考にしながら事業を進めてまいりたいと考えております。  以上で補足説明を終わります。  それでは、主要事業シート1を配信いたします。御審議のほうよろしくお願いいたします。 ○主査(加藤吉秀君) これより、議案第4号中、本分科会の審査区分になっている部分に対する質疑を行います。  質疑はまず、当初予算説明資料主要事業説明シートについて行い、次に、それ以外の部分について款または項の番号順に行います。  原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  これより主要事業説明シートについて質疑に入ります。  まず、資料1、産学官連携支援事業について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 産学官支援事業は、農業従事者の方も利用というか相談ができるのか。そうした際に窓口は産業連係室になるかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 御答弁させていただく前に、新年度の予算要求についての編成を少し御説明させていただきたいと思います。  今年度におきまして、府中市第5次総合計画、また府中市産業振興ビジョンを策定しております。6月には産業連係室を立ち上げまして、ハンズオンで事業所を支援していくというところで今活動を行っているところですが、コロナ禍ということもあり、少し活動を今自粛しているような状況でございます。そういった中、本市における産業の課題で廃業のほうが創業をはるかに上回っているような実態もございます。こういった実態に基づきながら新年度における予算要求をさせていただきました。それにおいて、国または県も事業承継でありますとか創業支援にかなり力点を入れております。こういったところ、国・県とのベクトルもしっかり合っているのではないかと私は確信しているところでございます。  それでは御答弁をさせていただきます。  当事業ですが、業種を特定しているものではございませんので、農業従事者の方も御活用いただけるものでございます。近畿大学におかれては、近大マグロなどの事例もございますように、マグロの養殖に成功されたという研究開発段階ではとどまらず、大学発ベンチャー企業による販売まで行っておられ、市としても市場性、採算性などを含め事業化につながる連携を一つでも多く創出したいと期待しているところでございます。詳細については制度設計中ではございますが、大まかな要件として新製品の開発や新技術の習得などを目的にしている事業であること、大学や研究機関と連携して行う事業であることを想定しております。また、窓口ですが、産業連係室に御相談いただきますと研究機関側との調整を行ってまいりますので、各事業者様においては適した専門家や機関、研究者を探すなどの手間が省けるのではないかと考えております。産業連係室で対応が難しい場合には、対応可能な機関につなげてまいりたいと考えております。まずは産業連係室に御相談いただきたいと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) この事業内容として一つは研究にかかわる経費と二つ目、リカレント教育に係る講師謝金等という形になっておりますが、この事業、新規の事業ということで、非常に期待の大きい事業じゃないかと私も思っておりますが、そうした中で今回こういうふうな事業を新規で始められるに当たって、いろんなニーズ把握等も当然されたことかとは思いますが、そういった調査また、この事業の必要性、先ほど一部紹介もいただきましたけれど、その辺の紹介もしていただきたいと思います。  二つ目に、市内の対象事業者の選定に当たってどういうような選定をされるのか。そしてもう一つ、この事業の評価指標等は設定されるのかどうか。また、どういうような評価をされていくのかお聞かせいただきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) まず、事業に対するニーズ調査、事業の必要性についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響から、厳しい経営環境においても将来にわたる研究開発投資が行われていくことは大変重要であると考えております。当事業によって研究機関への投資が促進され、市内事業者の持続的な発展につながっていく後押しができるものと考えております。加えて、自社のみでは解決できない課題に対して研究機関等の有する学術的知見や最新技術、設備を活用することでより解決に直結した支援を行えるものであると考えているところでございます。  市内事業者の選定方法ですけれども、大学等や公的研究機関と連携し、新製品の開発や新技術の習得などを目的として研究、試験、調査、研修等を行う際の経費に対して補助を行う事業と現在想定しております。多くの事業所の御利用・御活用がいただければと考えておりますが、予算額を上回る申請があるようでしたら事前審査も必要になるとは思いますが、まずは制度の周知にしっかり取り組んでまいりたいと考えております。  評価指標ですが、新規事業ということもございます。技術的な課題解決や新製品に開発に取り組む事業者を支援するもので、数多くある壁を越えていくための手助けをする事業と捉えております。市内企業の持続的な発展につなげていくためにチャレンジをする事業者に支援するものであり、研究開発全てが成果につながるのは難しいというか状況によってということもあると思います。課題解決や新製品開発などを設定することは困難であり、予算としましては研究事業8件240万円、研修事業20件60万円の計300万円を計上しております。産業振興ビジョンに掲げる生産性向上の一環という事業として捉えていきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 先ほど聞いた中で一つ、評価指標はどうなっているのかということと、もう1点、今、必要性等掲げていただいたんですけれど、全くそのとおりだと私も考えております。そういう中で特に府中市の事業所の場合、小規模事業所がやはり多いことで、先ほど掲げられた重要性については重々理解されている事業所もあれば、もちろん理解していてもなかなか具体的なイメージというかどういうふうに活用していいかわからないというところも非常にたくさんあるのではないかと。いろんな事業所の方と話をさせていただいても、そういうふうに感じております。そういった事業所に向けて、例えばモデル的なものの紹介というか、そういうふうなところまで踏み込んで産学官の連携ですので、そこら辺のいろんなモデル的なものもあわせて紹介いただきたいと。これは要望ですけれど、その辺についても先ほど言った1点についてお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 失礼いたしました。評価指標につきましてですが、なかなか相談というところでどういった御相談をいただけるかどうかもございますので、まずは事業所のニーズをしっかりと1回産業連係室なり商工会議所で受けとめさせていただきながら、大学につなげていきたいと考えております。指標として数値としてはこちらで今、考えていない状況でございます。また、窓口なんですけれども、産業連係室でうまくハブ的な役割というのをしっかりしていきたいと思います。あわせて商工会議所ではプロジェクトチームを立ち上げておりますので、会議所としてどういった御支援なりどういった活用方法ができるかも会議所独自で今研究をしていただいている状況です。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 必要性を確信しているという御答弁がありましたので、私もそのように思っております。教育にかかわる講師の謝礼金といった形でこの補助金が60万円計上されているんで、1回当たりが3万円とすれば20回分なのかと理解をしたんですけれども、講義の時間ですとか開催に関しては、例えば午前中と午後と2回開催されるとか、どういうような開催になるのか。もしわかりましたら。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 今年度におきまして、試験的にというところもございまして、市内企業2社において近畿大学さんとのリカレント教育を実施しております。大体1日1時間から2時間の時間の範囲内と今までは設定してきました。おっしゃるとおり20回分の予算となっております。これが多いか少ないかは実際にやってみないとわからないところも正直ございます。また、近畿大学も例えば予算的な部分も含めて今後については調整も教授によって違ってくる可能性もありますので、うまくそこは近畿大学の窓口とも調整していきたいと考えております。時間や内容に関してですが市で設定、限定することはせず、事業者様で抱えられている課題に合わせた内容で実施していきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) そうしましたら、1開催のときに市内の企業、どのぐらいの参加を想定されているか、目標、集まって授業を受けることができるのか。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 先ほど申し上げました、会議所のプロジェクトチームなどですと、会議所の例えば何々部会といったところで一定数の人数が集まれば開催も可能ですし、小社単位での開催も可能と考えております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料2、ビジネスチャンス拡大支援事業について質疑のある方は順次、御発言をお願いいたします。  芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) この中で3点にわたって非対面型の事業展開、あるいは市内で創業する市外在住者を補助対象に追加する、あるいはオンライン企業説明会の実施等の新規3事業について、それぞれ具体的にどのような内容で目標設定をされているかをお聞きしたいと思います。  オンライン企業説明会の実施では、ここで高校生の求人についてマッチング支援で書いてありますが、ここ数年の市内の企業の高卒求人数がどれぐらいあったか、今年度の場合はこのような状態でありますのでそこは厳しいと思いますが、そういう意味でここ数年の状態はどうであったか。また、ここ数年の市内の企業への就職者数はどのくらいであったかをあわせてお聞きします。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) それぞれの予算額ですが、非対面型の事業展開については見本市等出店補助金として200万円、市内で創業する市外在住者を補助対象に追加については、起業支援事業間接補助金として300万円、オンライン企業説明会の実施については人材確保支援事業補助金として80万円を予算計上しております。  次に、内容ですが、非対面型の事業展開については事業者が販路拡大のため展示会等に出店する際の費用の一部を支援する制度として、見本市等出店事業補助金を設けておりますが、このたびこの制度を改正して新たに非対面型の事業展開を対象に追加するものです。昨今のコロナ禍、デジタル化の進展からオンラインで開催する展示会の活用機会が高まり、こうしたニーズに対応するため制度を改正し、支援の対象に加えてまいります。  市内で創業する市外在住者の補助対象に追加については、創業者支援の取り組みの一つとして、創業に係る経費の一部を支援する制度として、起業支援事業間接補助金を設けておりますが、このたび、この制度を改正して新たに市内で創業する市外在住者を補助対象に追加するものです。こちらにつきましては、先ほど申し上げました産業振興ビジョンにおける市内創業数の少なさというところを反映したものとなっております。  オンライン企業説明会の実施についてですが、地元の高校生の企業研究機会の確保と事業者の採用活動の場を確保を図るため、これまで対面型の合同企業説明会府中商工会議所で実施しておりました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大により、実施のあり方を検討する必要が生じました。この検討過程で事業者、高校生に対して実施したアンケート調査において、多数の事業者からオンライン会議ツールを活用した企業説明会の開催の御意見をいただきました。オンライン企業説明会はコロナ禍において有用であると思われることから、実施の検討に至ったものです。  次に、目標ですが、非対面型の事業展開についてはコロナ禍において新たな販路拡大を求める中で、その幅を広げることを目的に新たに支援対象に追加するもので、この制度により非対面型、対面型双方の展示会等への出店を支援したいと考えております。目標としては、制度の活用件数を10件を目標としております。  市内創業者市外在住者の補助対象につきましては、創業者数3件以上を目標値としております。また、オンライン企業説明会については市内高等学校市内就職率を35%、これは産業振興ビジョンに掲げております目標値の一環として行ってまいります。  今、数字を持ち合わせていないんですが、市内3校及び戸手高校の市内就職率なんですけれども、大体60名。当然毎年就職者数、希望者数が違っているのとあるんですけれど、60名前後で推移しております。数字に直しますと大体30%強の数字で推移しております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料3、チャレンジファーム広島上下農場研修生の新規就農に向けた支援事業について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) こちらの事業は650万円を計上していただいているということなんですけれど、まず目的として上下町においてもチャレンジファーム広島、上下農場の研修事業を開始したことからそれに対して研修生の募集からかかわって、新規就農者の育成を目指すという事業になっておりますが、こちらで予算の根拠、例えば研修生何人に対する予算を見込まれているのか。また、人数が増加した場合にはどういう対応をしていくのか。そして研修終了後の持続のための営農支援等全農ひろしまが行うのかどうか。そしてそれに伴って府中市の農業委員会等はどういうふうな役割を担われていくのか、教えていただきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 予算額の根拠等でございますが、チャレンジファーム広島上下農場研修生が2年間の研修を終えた後の農業経営を開始することになりますが、アスパラガスを初めとした施設園芸においては、ビニールハウス施設の建設に多額の費用を要します。また、就農するには農地の確保も当然必要であり、新規就農者にとって農地の確保は大変苦労することの一つでもございます。  府中市では、農業における担い手不足が重要な課題でもあります。全農ひろしま及びJA庄原と協力をしてこの研修事業に今取り組んでいるところでございます。この予定で就農するためには令和3年度中に農地の確保、圃場の簡易的な整備等々、就農準備をする必要があるため、令和3年度に必要な予算計上をしております。  まず、予算の根拠につきましては、この支援事業を計画するに当たりまして、市として経営モデルというものを設定しております。施設園芸を行うためには施設を建設するための農地の確保、及び農地の簡易的な整備でありますとかビニールハウス施設の建設などに多額の費用が必要であるというところがございます。研修生の自己資金のみでは簡単には整備できないというところがあり、業者の支援や農業制度の資金の借り入れ等をすることになります。  この農業制度資金の借り入れや就農後5年間交付を受けることができます、国費事業の農業次世代人材投資事業の交付を受けるためには、研修生がみずから作成をしてもらいます新規就農計画書を市が認定しまして、認定新規就農者になることが必要でございます。この認定新規就農者に認定されるためには、就農から5年後の農業所得が250万円以上、年間農作業時間2,000時間以内となるような計画書が必要となります。市が設定しました経営モデルは5年後の売り上げ目標が800万円以上、所得250万円以上としております。  また、ビニールハウス施設に対しましてはアスパラガス専業で就農する場合には、ビニールハウスの面積を県が作成しております農業経営指標というものを参考に、約3,000平方メートルと設定しております。この建設整備を根拠として資材費の3分の1を支援するものでございます。また、農地の簡易的整備に対しましては、土壌改良、堆肥を散布したりとかそういったものを行ったり暗渠排水等の整備に係る経費を200万円として資材費の2分の1を支援するものです。また、かん水設備等の整備につきましては設備費の2分の1を支援するものを考えております。なお、これらはあくまでも市が考えるモデルでありますので、実際の施設規模等は研修生が計画する新規就農計画で変わりますので、1人当たりの最大の予算と考えております。  次に、研修生何人に対する予算額かという御質問ですが、募集のほう毎年2名を予定しております。現在は1名の研修生が研修中ですので、今回の予算につきましては1名分を予算に計上しております。  次に、人数増加への対応につきましては、研修生の募集を毎年2名予定していることから、最大でも2名の方への支援となる見込みであると考えております。  営農支援等全農ひろしまが行うのかでございますが、研修生の募集、研修の内容や研修状況の確認、新規就農計画の作成支援等を行うために全農ひろしま、JA庄原、広島県、府中市で就農支援会議を組織して現在、就農準備に向けた支援を行っております。就農後もこの組織は継続してサポートすることとしております。  次に、農業委員会の役割でございますが、毎月開催しております農業委員会総会において、研修施設が上下にできることでありますとか募集といった内容の説明もさせていただいております。また、農地の探索でありますとか地元調整なども担っていっていただいている状況でございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 今、説明があったんですが、ビニールハウスの今回のサイズと1棟当たりの金額、アスパラガスビニールハウスに1棟植えて年間でどんぐらい収益が見込まれて利益がどのぐらいになるかを教えてください。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) まず最初に、ビニールハウスのサイズと1棟当たりの金額でございますが、新規就農者の計画する新規就農計画及び農地の規模でありますとか形状によりハウスのサイズが異なってくると思います。このことから、アスパラガス専業でのビニールハウスの面積を県が作成しております農業経営指標等を参考に、先ほど言いました3,000平方メートルを設定させてもらっています。このモデルにおいては、ビニールハウスの規模は間口を0.5メートルとしまして、3,000平方メートルのハウスを建設する場合、6.5メートル掛ける55メートルを5棟、6.5メートル掛ける50メートルを4棟、合計9棟のハウスが建設できる予定でございます。これを仮に1棟6.5メートル掛ける50メートルにより換算しますと、1棟当たり約140万円ぐらいの費用がかかるといったぐあいになります。  ビニールハウス1棟での収益及び利益につきましては、先ほど言いました新規就農計画によりそれぞれ違いがございますが、10アール当たりの収益と利益についてお答えさせていただければと思います。アスパラガスのみで考えますと、収穫量が10アール当たり2.5トン、販売単価がキログラム1,100円で計算しますと、単純には収益は10アール当たり275万円となります。利益につきましては、実際は施設の減価償却費や修繕料等考慮する必要がありますので正確ではございませんが、県の経営指標で計算しますと、約10アール当たり83万円となります。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) チャレンジファーム事業なんですけれども、他市の状況、どういったことを行われているのか。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 全農のチャレンジファーム、企業としましては県内では三原市でここはトマトの栽培、研修内容でされていると聞いております。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 府中市は今回から取り組まれるということなんですけれども、当然研修生を新規就農といった形で育成されていく上で、府中市も取り組まれる以上は残って府中市で農業を継続して頑張ってもらうような努力もしていく必要があるのかと思うんですが、研修期間中は本人たちには収入は当然ないんですよね。何か手当を出してあげられるとか、例えば府中市で他市の方から農業を頑張ってやってみたい、このチャレンジに取り組んでやってみたいというときには、住居ですとかそういったような支援みたいなものは何かお考えがあるのでしょうか。
    ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 研修期間中につきましては、全農ひろしまの臨時職員として採用されます。賃金の支給を受けることとなっておりますので、全農が研修期間中は全部見てくれることになります。研修終了後につきましては、やはりアスパラガスを新規に定植した後、2年間程度は十分に収穫できないところもございます。この就農後2年間の無収入期間については、国費事業であります農業次世代人材投資事業の給付金を就農後3年間は年150万円、その後2年間は年120万円の給付となります。また、別に市も独自に生活を支える支援をする必要があるとは考えておりますが、具体的には令和4年度から予算計上するかどうかといったところで、まだ調整をこれから行っていきたいと思っています。あわせて住居のほうも考えていきたいと思っています。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 済みません、先ほどお聞きすればよかったんですけれど、毎年2人募集をかけられる中で、今年度1名の応募しかなかったということなのか。要するに2人には届かなかったということがやはり課題として何か考えられているものがあるのか。またそこをどういうふうに手当されようと考えておられるのかがあれば、教えていただきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 昨年度も今年度も一緒なんですけれど、2名の募集を行っております。昨年の実績としましては1名で、現在研修を行っていただいております。今年度におきましては、今のところ募集はしておりますがゼロという状況で、やはり今後は市もですけど全農、JAと協力して大学周りであるとかそういった研修生の確保に向けて募集をしっかりPRを図っていきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料4、森林経営管理促進事業について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 森林等の維持修繕、改良についてですけれど、具体的に対象箇所が決まっているのかまずお聞きしたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 対象箇所につきましては、森林整備に必要な林道、林業専用道、森林作業道が対象となります。事業実施後2年以内に森林整備を実施する必要がございます。なお、令和3年度、4年度におきましては上下町岡屋という地区がございます。林道の改良を補助事業で実施することを計画しております。 ○主査(加藤吉秀君) 山口分科員。 ○分科員(山口康治君) 林道、例えば市場線なんかは含まれているのか。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 林道市場線の整備につきましては、森林整備を念頭に置いたものではないことから、森林環境譲与税を充てての整備では今現在対象路線には含まれておりません。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 事業目的に森林所有者から市を介して意欲と能力のある林業経営体に集約化をお願いするとあるんですけれども、林業経営体は市内にどのぐらいあるんでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 林業経営体でございますが、これは知事の登録を受けられて、森林経営管理法の規定により経営管理実施権を受けることができるものと規定されております。経営体の状況でございますが、令和2年10月6日現在で県知事の登録を受けて府中市内で設定を受けられ、希望する林道経営体としましては広島県の東部森林組合でありますとか、甲奴郡森林組合、ほかにも民間ですが3社ございます。合わせて5社でございます。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 続いてなんですが、人工林の公益的機能回復のために森林整備を実施するとあるんですけれども、間伐材が出てくるかと思うんですが、この有効利用といったようなものを考えているのか、何かお考えがあれば。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 現状で未利用材の活用については、搬出路網の整備、山土場といいまして山の途中で木を置いておく場所であるとか、高性能林業機械の導入により林業作業システムが確立された現場では採算が見込まれるといったようなことがございます。ただ、公益的機能回復のための間伐の場合は、チェーンソーによります伐採をしてそのまま切捨てという感じの間伐になります。事業において有効活用することは今のところ検討していないといった状況でございます。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 何か利用できればと感じたんですが、もったいないですね。林道等の維持修繕と機能強化の実施とあるんですけれども、機能の強化というのは具体的に何を言われているのか。また、伐採した後の植林もお考えがあるのかどうか。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 機能強化とは丸太を使った横断溝、林道とかに排水するために丸太を設置して排水性をよくするようなものでありますとか、簡易的な構造物の設置、あとは拡幅などが現状により路網の快適性・安全性を高める改良のことをいいます。伐採後の植林につきましては、森林経営管理促進事業で想定される事業は公益的機能回復のための間伐等による密度管理であることから、植林は想定されておりません。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料10、駅周辺の賑わいづくり事業について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 冒頭、部長からこちらのi-coreFUCHU(いこーれふちゅう)プロジェクトについて補足説明をいただいておりますが、私がここで聞きたかったのが7月に1期工事が終わるということで、その周辺部、先ほど説明のありました中で第2期のエリアについて当然そういう壁とかを設けられるんでしょうけれど、やはり来られたお客様であるとかそういった方が受けられる印象が非常に気になっておりまして、天満屋さんの中に入っておられる事業所さんにもどういうふうになるかということも聞かれたこともあります。こちらはどういう処置というか対応されるのかお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 壁ということで仮囲いと理解してよろしいですか。2期整備の工事用の仮囲い壁等が委員おっしゃられるとおり無機質になることが想定されますので、そういったことを防ぐため、例えば中高生美術部等による黒板アートの活用策などというところを関係課と一緒に検討しているところです。 ○主査(加藤吉秀君) 本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 黒板アートと展示ギャラリーという御説明もいただきました。やはり心配されるのはもちろんそういうふうな形で壁面をいろいろ利活用されるということは必要なことかと思うんですけれど、またそれ以外にももちろんいろんな工夫も必要ではないかと思うんですけれど。今後、そういうような対応も必要ではないかと思うんですけれど、その辺はどういうふうに考えていかれるんでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 広場も含めてのお話になりますけれども、例えばコワーキングスペースであるならばそういった活用の中で無機質にならないような利用は、こちらも何らかの対策が必要かと考えております。壁面の利用についてはこれから実際の工事管理業者とも協議をしながら、なるべく無機質にならないような対策を打っていきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 先ほど、別紙で御説明いただいたんですけれども、第2期のほうも早めに期待しているところなんですが、今回、この名称を新たにということで、最近英語とかカタカナが多いんですけれども、非常にネーミングはいいものだと感じてはいるんですが、英語表記でいかれるのか、それともカタカナ表記でいかれるのか。私、いろんな人に英語表記を見てもらうとなかなかすんなりいこーれと読まれる人が少なくて、イーコーレになっているようなイメージが私も確かにあると、ハイフンの位置が。そのあたり、検討されるかどうかも含めてお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)のネーミングにつきましては、職員から募集をかけておりますが、イコールというところを能動的にしてiというところでいうとICTのIであるとか、出会いの会い、親子・人の愛、私といった意味を持ち合わせております。coreというのは中心的なというところで、ローマ字表記でこれからはいかせていただきながら、ちょっと読みにくいところがあると思うので、少しカタカナで補足もしながらやっていきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料11、グランドデザイン実現に向けたステップについて、質疑のある方は順次御発言をお願いします。  橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) こどもの国のトイレの検討なんですが、設計ですが周辺にマッチしたトイレの設計を検討することになっていますが、その具体的な内容、工程を知りたいんですが、よろしくお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) こどもの国のトイレでございますが、これにつきましては建築学生によるデザインを募集したもので、コンペ方式で募集しようと考えております。この1次審査、2次審査によりまして最終作品を選定いたします。そのアイデアをもとに設計コンサルのほうで改めて構造等の精査を行って設計を仕上げる予定としております。スケジュールといたしましては、おおむね7月頃をめどに作品を募集開始、11月上旬には2次審査を行って最優秀を決定していく。それで選ばれた作品をもとに年度内で実施設計を行うというスケジュールで進めてまいりたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) 業者はいつ決定するわけですか。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 設計につきましてもあわせて委託をしていこうと思っております。作品が決定するまでに業者は選定していきたいと考えています。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) この事業の中で先ほどデザインを募集していくというお話があって非常によいことだと思うんですが、この募集方法、例えば今回の産業連係室を中心にして研究あるいは企業を立ち上げていくという形をしてみえるなら、例えば備後圏域あるいはまずは府中でそういうふうな挑戦、チャレンジをするという若い人たちがいたら、そういうところへのターゲットを絞ったようなことをするのか、そこら辺は少しお考えがあればお聞きしたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 今回の学生チャレンジコンペでございますが、これは全国の学生を対象としてやっていきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) もしできる可能性があるならばそういう形で市内からそういうふうな建築とかいろんなことを専門的にしている学生がいれば、そこに情報が伝わるような形で、その挑戦ができるということを検討をお願いしたいと思います。  私の質問で、ポムポムの完成時においては芦田川沿いに当時、国交省かどこかの補助を受けて芦田川に水辺の事業ということで左岸から右岸に渡るとかというふうな石を芦田川の中へ入れた事業がありました。しかし、数か月で水量が上がって流れて今はもうその痕跡しか残っておりません。そういう中で今回また水辺のこのような事業をされていく上においては、その事業そのものをどのように、簡単に言えば行政としてチャレンジしたわけですから、それが活用されずに放置されているわけですから、それを置いてこの事業に入るということは何らかの一つの新たな視点を持たれて行われるんだと思いますので、その点について御説明をお願いしたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 委員おっしゃられるとおり、たしか平成の頭ぐらいやったと思うんですけれど、芦田川のほう、国土交通省の護岸の整備をしてもらったところでございます。確かに飛び石につきましては大雨のときに流れてしまうとか、そういうところがありましたので、取り除いておりますが、そうは言いましても遊歩道の整備であるとか水と触れ合えるエリアとして今でも多くの人たち、市民に親しまれているところでございまして、今回、このエリアを抜本的に変えるというよりは、どちらかというともっとウオーキングしやすくなるとか、新しくつくるこどもの国の公園とか、出口川であるとかその辺が一体的に使えるようにリニューアルしていくという考えでございまして、むしろ今あるものを今度つくるものとどう連携させていくかというところで考えていきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) わかりました。今あるものをどう連携されるんでしょうか。例えばその当時は芦田川の中にあった石のところを通ることも楽しみで、市内外からの社会見学等でバスは右岸線に置いてそこから石の上を渡りながら川辺の遊び、水に親しむとかそういうことをしながらポムポムのほうへ来られていたということが記憶にありますが、今度はそういうものはない中でそこをトータル的にこれからするんだと言われたんですが、どういうものが今度はできていくのか、一つの構想をお聞かせ願えればと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 構想というか具体なものまでは決まっていないのが今の状況なんですが、少しいろんな活動ができるんじゃないかというところで考えておりまして、例えば今までは川の中でとかそういうところでは公園とかで火を使ってはいけないとか、そんないろんな規制もあるんですけれど、その辺の緩和ができるかできないかとか、そういうところも踏まえた使い方でいろいろ検討してまいりたいと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) わかりました。  次に、河川の空間整備についてですが、出口川流域全体を考えたときに、現在もこの出口川流域についてはそれぞれ取り組みがなされていることは御承知だと思いますが、例えば上流部分は三方、河川をコンクリートで固めてある地域があります。そうして最後の川原あるいは小町を言ったらあれですが、今度はスピードがあるばっかりに土砂はほとんど周辺地域、ちょうど河川空間をされるというところへ全部流れてきているということがあるんですが、そういうことも含めてこの河川の空間整備をされるのならば、そういう地域の中へ今まだある未整備部分、そこの堆積していく原因となる部分について、何らかのことをしながらしなければ、河川のこの部分だけを幾ら投資しても、一般質問か何かで出たと思うんですが、そのたびに取らなきゃいけなくなる。そこにはまた余計なお金がかかるわけですから。その点についてこの計画を進める上においてどういうふうに考えておられるのかが1点。  もう1点は、この地域はまだ河川そのものの上下水の関係が未整備部分があったと思います。そういうところも今後、ポムポムというところをしっかりと拠点として考えるならば、そこについてはどういうことを考えておられるか。利用者の側から見たときの環境について、そこはどういうふうに考えておられるのかお聞かせ願えればと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) まず、出口川全体の実情でございますが、今回の構想そのものが水に親しむ親水公園としての整備ということで考えてまいりますので、例えば洪水時に上がるんじゃないかとかというところであれば、河川管理者と協議をしながらつくるものが例えば洪水のときに流されたら壊れるものはいけませんし、それが洪水につながるようなことがあるともっといけませんので、そういったところが河川管理者と協議しながら、今回は親水、水に親しむというところを中心に考えていきたいと思っております。  もう1点は環境ということで、下水道ということです。ポムポムそのものには下水道がいっていませんが、合併浄化槽という形で整備させてもらっていますので、そういうところでは環境的には問題ないかと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) スケジュールでお伺いしたいんですけれど、先ほどトイレのデザインについて学生さんから募集をかけてという非常によいアイデアではないかと思います。ただ、こどもの国公園に関しては令和3年度中の完成を目指すとなっていると思いますが、先ほど御説明いただいた中では学生のコンペを経て設計に入る。これが令和3年度中ということで、令和4年度からトイレ工事に入るということになると、トイレの整備については公園のオープンには間に合わないということの理解でいいのかということです。  もう1点、先ほどもありましたけれど、紹介いただいたと思いますけれど、出口川周辺整備です。こちらの親水的なものという形で非常に土砂災害以前からも小さな子どもが遊んでいるのをよく拝見もしておりますけれど、先日も志の教育の中で子ども市議会の発表も見させていただきました。その中でも出口川の周辺についてのアイデアも出ていたと思いますけれど、現在、実際近隣の町内会の利用等もあるように聞いておりますけれど、その辺の調整も丁寧にやっていく必要があると思うんですけれど、その辺のお考えをあわせてお聞かせいただきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) まず1点目、トイレの完成でございます。これにつきましては、どうしても設計、着手が令和4年度になりますので、公園の完成には間に合わない状況です。  そして、近隣との調整をどうするのかでございます。御紹介いただきましたように志の教育の中でもアーバンスポーツみたいなものができたらいいんではないかとかという御意見もいただいております。我々もそのあたりを真摯に受けとめて、例えば社会実験的にやってみたらどうかとかというところも検討しておりますので、当然、近隣の皆様方には何らかの形で御意見を聞かせていただこうかと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) 本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 今のトイレの件なんですけれど、ということはトイレが整備されるまでは仮設であるとか何かお考えはあるんですか。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 当面はポムポムの建物の中にもトイレがございますので、そちらの利用をしてもらえないかと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) グランドデザインの実現に向けて(4)にあるんですけれども、にぎわいと交流のエリア、府中駅の南側にされるという、駅構内の測量調査というのがあるんですけれども、府中駅を含めた構想となっていくという考えでよろしいんでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 委員おっしゃるとおりでございまして、府中駅構内の測量調査なんですが、今後、JR府中駅の南部をつなぐ連絡であるとか、そういうものも含めて駅周辺を整備する上で必要な基礎調査でございますので、これが本当に駅周辺の整備に向けた最初の一歩という形になります。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 今、駅構内調査ですけれど、これは南北通路も視野に入れてという形でお聞きはしていたと思うんですけれど、それも含めてということでいいのかどうかということと、最後にもう1点、駅の南側の敷地、府中市が取得された部分もありますけれど、そちらのようなところで社会実験についても説明もいただきました。その社会実験等について、具体的なアイデア等があれば御紹介いただきたいんですけれど。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 駅構内調査につきましては、駅南北を結ぶ連絡通路等の構想の中でも貴重な資料ということで間違いございません。
     駅南で社会実験どういうことがあるかという話なんですが、社会実験の中では市民や来訪者の方がこの場所でどういう時間を過ごせるか、どういうことで自由に集まって楽しめるかを見きわめながら、また、にぎわいづくりに参加できる人たちをどうやって見つけていくかを目的として行ってまいります。アイデアとすればまだアイデアベースなんですが、だれでもくつろぐことができる芝生広場などの整備を構想していまして、例えば自分たちで人工芝を敷いてその上で体を動かしてみようやとか、何かここでおもしろいことが始まりそうだというところから始めてみることも一つでございますし、志の教育の中で府中学園の提案のありましたアーバンスポーツ、バスケットコートなどを実際にそこでやってみるのも一つのアイデアじゃないかと思っております。さらに、市役所若手職員からもアイデアを募集しておりまして、その中では電車カフェをしたらどうかとか、コンテナハウス、町なかアドベンチャーとかドッグランをやったらどうかという御意見も出ておりますので、その辺も可能性を追求していきたいと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料16、観光地域づくり実践事業のうち、(1)地域資源の観光商品化について質疑のある方は順次御発言願います。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 地域資源の観光商品化されるということで、これは来場者数などの目標といったものがあるのかで、1点お伺いします。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 観光商品化で来場者数の目標でございますが、観光地域づくりに取り組んでいる団体、教育旅行を含む産業観光など、本市の地域資源を活用することで観光振興ビジョンに掲げた四つの重点ターゲット、これらに向けた観光商品化及び情報発信の強化に努めていきたいと考えております。  来場者数の目標については、観光振興ビジョンの評価指標といたしまして、地域資源の観光商品開発によって新規来客数を5年間で380人増加させると、こういった目標を立てているところでございます。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) (2)のほうには、高齢者や外国人観光客等全ての観光客がストレスなく快適に観光を楽しめるようにされるとなっているんですが、現在の観光客に対してのストレスというのは府中市はどのようにお考えなんでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 観光客のストレスについてでございますが、これは高齢者や障害をお持ちの方、そして外国人など全ての観光客が本市で観光を楽しんでいただけるよう、ユニバーサルツーリズムを想定したインフラ整備をするものでございます。例えば外国人観光客には多言語対応を図るなど、だれもが気兼ねなくお越しいただき、ストレスなく本市観光を楽しんでいただくための受け入れ環境を整備するものでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料17、観光資源の観光商品化事業のうち、(3)教育旅行の誘致について質疑のある方は、順次御発言を願います。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 教育旅行の誘致とございますけれども、対象とされている年間誘致件数の目標といったものをお伺いしたいんですけれど。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 教育旅行の誘致の件数でございますが、本市には企業による独自の技術や付加価値の高いものづくり産業があることから、今年度、観光協会におきましては教育旅行のコンテンツとして、ものづくりが発展した歴史などを教材として、商品造成を行っております。成果といたしまして、大手旅行会社の企画書にものづくりの町ツアーとして10件を掲載されたところでございます。来年度以降については、本市への教育旅行の誘致に向けて道筋をつけたところであります。年間誘致目標については、具体的な数字はコロナ禍ということでありまして、具体的な数字は上げておりませんが、こういった取り組みを踏まえまして、令和3年度から本格的に誘致に取りかかることにしておりますけれども、実際にそれが商品造成されて府中市へ教育旅行として来ていただけるのは2年から3年程度先になるかと考えておりますが、できるだけ早い時期での実施を実現したいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料18、恋しき・翁座保存活用事業のうち、(1)恋しき・翁座活用検討委員会、(2)歴史的建築物の活用の観点からのアプローチについて、質疑のある方は、順次御発言を願います。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 今(1)(2)で言われたんですが、全体にかかわることにはなるんですけれども、恋しき・翁座保存活用事業とされていますけれども、恋しき・翁座それぞれ歴史的な価値は認めるところではあるんですけれども、歴史的背景でありますとか施設の場所、それぞれ違うので事業を一緒にするのはどういうふうな理由があるのかと感じるんで、別々にするほうがいいんではないかと個人的には思いますが。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 恋しき・翁座の検討を別々にしたほうがよろしいのではという質問でございますけれども、「恋しき」と翁座については本市を代表する歴史的価値の高い大規模な木造建築物でございます。建築も明治、大正、昭和にかけて建てられたという共通点もございます。また、課題としての回遊性の向上、滞在時間の延長、誘客のターゲットなど類似する課題が多くありますので、これを連携させた活用策でありますとか、そういったことであわせた事業と考えているところでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) (2)のほうなんですけれど、恋しき・翁座歴史的建造物を保存する場合は、新築以上に経費がかかると私は把握しております。保存することに専念し、活用については早急な対応を行わず、財政面にゆとりができた時期を見て実施することはできないのか質問をさせていただきます。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 委員おっしゃいますとおり、「恋しき」・翁座につきましては、歴史的建造物ということから老朽化しております。保存には耐震化や長寿命化の改修など、大きくかかると認識しているところでございます。両施設とも登録有形文化財であり、歴史的文化的な価値がある施設といたしまして、こういった本物に触れて感じていただくことを目的に多く来場されております。まず、翁座については復元による改修を基本とし、白壁の町並みと一体化した観光資源とするよう、当時の姿に戻す改修を基本として考えております。改修内容については活用策が前提となるために、今後、活用検討委員会で活用策を議論し、判断していきたいと考えております。  そして、財政運営への影響でございますが、補助金や有利な起債、企業版ふるさと納税、クラウドファンディングなどそういったことも考えていきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 一緒の事業だということではあるんですけれども、そうしますと今後のこうした事業を進めていかれる中で、予算の内容は「恋しき」にかかった予算なのか翁座にかかった予算なのかはわかりにくくなると思うんですけれども、その点はわかりやすくはしていただけるんですか。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 二つの施設を一緒に検討するというところでございますけれども、予算にかかわるものについては「恋しき」・翁座それぞれ項目立てをいたしまして、見える形で進めてまいりたいと思います。今回のあわせての事業というのは活用方法を考えるに当たっての共通点に対して連携することを前提にしておりますので、予算とか決算とかはしっかりわかるように説明していきたいと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) それでは続いて、資料27、排水路(浸水)対策事業について、質疑のある方は順次御発言をお願いします。  芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) 今年度、当初予算額として計上されているわけですが、この当初予算額は調査をするための予算とまず理解をすればいいんでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 当初予算額の2,500万円についてでございますけれども、昨年7月の豪雨を受けての排水路などの調査及び排水改善対策検討の調査業務の経費でございます。業務内容につきましては、市街地全体の排水路や都市下水路、排水樋門、用水路、用水堰などの調査を行って管理者の把握も行い、排水経路を図面化する予定でございます。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) この説明シートを読んでいて、先ほどの説明にもありましたが、ちょっと驚いたのは樋門、あるいはそういうふうなものについて、私は市は全てを把握されていたと思っていたんですが、十分な把握ができていないのが現状ということなんでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 堰とか樋門について全て把握していないのかという質問でございますけれども、まず、排水樋門については管理者は全て把握しております。用水堰につきましても、五ケ村水利組合や地域の水利組合で管理されている管理者を把握しておりますけれども、これ以外にも用水を分水するための堰であるとか水門、現在は用水の利用がなくなったものなども考えられます。今後、調査の中でこのような堰も確認をしていきたいということでございます。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) 今、お聞きしまして、今回新規事業ということになっておりますから、昨年7月豪雨の際の記録的豪雨によって起きた被害は、このような部分をしっかりと把握して、それぞれの機能を果たしていなかったということが7月の時点においての一番の原因だということでこの事業をするということなんですね。 ○主査(加藤吉秀君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 今回の調査の中では、町内会や水利関係者の皆さんにも浸水の状況や堰、用水の管理状況などの聞き取りなども行っていきたいと思っております。また、この中で日常的な管理についても皆様の御協力をいただいて行っていっていただきたい。堰などで水を分水、当然、用水堰ですので田があるところに水を引っ張っていくことになりますので、例えば豪雨のときその堰を外していればそういう状況がなかったということも考えられますので、まずこの調査の中でそういった状況をしっかり確認して今後の対策につないでいきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) それでは、この資料の(2)になりますが、状況確認あるいは対策検討ということでアからウの3地区を挙げられておりますが、この3地区についての事業だと思いますが、今年度合わせて3年計画でこの事業を実施していくと理解すればよろしいでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 対策の期間でございますけれども、調査の結果、部分的な対策で浸水被害が軽減できればそういったことも考えられますけれども、例えば新たな排水路が必要であるというような結果になる場合もございます。こういったことになれば相当期間がかかるとも想定されます。短期としては緊急支援災害防止対策事業というものがございますので、これらを活用して改善を目指し、令和7年度までに被害が軽減できるような対策も進めていきたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) やはり同じ(2)でいうと、いわゆる浸水地域の状況確認と対策検討ということで、三つの地域を挙げられておりますけれど、こちらの地域の皆さんに対しての説明会とかはどう考えておられるのかお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 先ほども答弁いたしましたとおり、まず最初の来年度は状況をしっかりと把握するということでございます。この調査の中で浸水の状況とか用水堰の利用、排水路の利用、そういったことについて地域の皆様には聞き取りを、お話をさせてもらいたいと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) スケジュール感なんですけれども、目崎地区、元町地区、中須地区の3地区が約11カ月、1年近く調査を行うという、1年のこの調査を経てでないと前に進まない。この調査は早まるとかそういうようなことはない。 ○主査(加藤吉秀君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 今回の調査ですけれども、まず状況をしっかり把握することが必要でございます。地域の皆様にも浸水の状況なども聞かせていただく予定にしておりますけれども、堰などの利用状況も含め、五ケ村の用水であれば五ケ村の担当とか水利関係者の皆様、あと町内会の皆様、河川ですと県が管理する河川、芦田川ですと国が管理する河川になりますけれども、こういった関係機関、都市下水なんかもありますし用水だと農林課、上水下水道課や農林課といった市の内部でも関係部署がたくさんございます。こういった関係部署、関係機関と情報共有を図って、まず状況をしっかり把握するということですので、どうしても期間がかなりかかってくるかと考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 答弁としては1年前倒しはできんということ。それを聞きよるんじゃない。 ○土木課長(河毛茂利君) 地域の皆様、今想定しているのが目崎町から中須町の辺りまで、当然、栗柄町も含まれますけれども、そういったところでの利用状況を全て聞き取っていくような、いろいろ話させてもらうようにもなってくると思いますので、11カ月を短くするというのは困難と思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料32、住生活基本計画の策定(府中の暮らし方)について質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 資料32、こちらに空き家活用モデル事業の中に、優れた活用方法を提案したものに対して補助をするとあるんですけれども、優れた活用方法の判断はだれが行うのか、また何件ぐらいこれを想定されているのかお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 空き家活用モデル事業の審査につきましては、まだメンバーとか確定はしていないんですけれど、そういう審査、外部委員を含めた審査機関でお願いしようかと思っています。件数につきましては、1件分を予定しております。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 下段のほうに、住宅耐震化の促進事業の中に個人住宅に有効な補助制度を創設するとなっていますが、この有効な補助制度の内容を教えていただきたいです。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 今回の創設ということなんですが、今現在の耐震診断と耐震改修補助というものをつくったわけなんですが、端的に言えば現行の耐震制度を拡充することで、具体の内容なんですけれど、これまではあくまでそういう国の制度、補助金制度を活用したものだったんですけれど、来年度から広島県が市町を財政的に支援することで、より利用しやすい制度を創設していただけることになっております。これに合わせて府中市も新制度を創設するものでございまして、具体の内容とすれば今までが補助率が2分の1、上限50万円というのを今度は補助率80%、上限100万円みたいな補助率とか金額の拡充。またあわせて除却することも耐震の一つじゃないかみたいなことがありまして、ある程度条件がありますけれど、条件をクリアしたところは除却であるとか建てかえといったものを補助対象メニューに追加していく予定でございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) それでは、当初予算説明資料主要事業説明シートについては質疑はこれにて終了いたします。  10分間休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時28分 休憩                午後2時38分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(加藤吉秀君) 再開します。  予算書の款または項の番号順に質疑を行います。  まず、歳出の4款衛生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、4款衛生費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、5款労働費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、5款労働費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、6款農林水産業費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  山口分科員。 ○分科員(山口康治君) イノシシの防護柵設置事業補助金、これが140万円になっておりますが、昨年度とそんなに予算額が変わっていないと思いますが、毎年この予算内で収まっているのか質問をさせてください。
    ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) イノシシ防護柵設置事業費補助金につきましては、府中市内に農地を所有している方がイノシシ等による農作物の被害を最小限に抑えることを目的として、イノシシ等の侵入を防ぐ防護柵を設置される場合、予算の範囲内において設置費用の一部を補助金として交付いたしております。平成30年度が49件で83万円ぐらいだったものが、令和元年度におきましては70件、約130万円になります。令和2年度2月末時点ではございますが、60件の補助金額が約113万2,000円という状況で、件数及び補助金の支出が増加はしておりますが、予算の範囲内において執行している状況でございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) ハウス資材等助成事業補助金の530万円でございますけれども、こちらの予算でどの程度のハウスが何棟ぐらいできるかお伺いしたいんですが。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 何棟のハウスが設置できるかにつきましては、例えばビニールハウスの間口を6.5メートルとした場合に、6.5掛ける55メートルを5棟を想定している状況になります。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) 羽高湖の森林公園工事費の内容についてお伺いしますが、どのような工事をこの予算でされるかを教えてください。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 近年のキャンプ人気によりまして、羽高湖森林公園のキャンプ場利用者も年々増加傾向にある状況でございます。しかしながら、現在の森林公園内のトイレ施設におきましては、利用者の皆様に御不便をおかけしている状況であり、また、多目的トイレの整備もできていない状況でございます。森林公園を御利用いただく全ての利用者の皆様に快適に御利用いただける施設とするため、府中市の魅力の向上につなげるためにこのたびトイレ施設の建設費を計上しているものでございます。工事内容でございますが、公園内の旧管理棟付近及び、現在くみ取り式の仮設トイレを設置していると思うんですけれど、その南側キャンプ場付近の合計2カ所に設置を予定しております。規模としましては、多目的トイレを含む男子用及び女子用のトイレ及び合併処理浄化槽を設置するように今予定しております。  先ほどの加島委員の分で、棟数が9棟です。すみません、間違っておりました。5棟じゃなしに9棟です。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 大きな額ではないんですが、昨年7月から七ツ池に行くことが可能になったのかと思うんですが、七ツ池憩いの森の管理委託料はどのような管理がされるんでしょうか。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) 委託料につきましては、本山町内会へ委託しているものでございます。管理内容につきましては、雑草木狩り払い除去でありますとか清掃、植栽管理、設備巡視点検などの保守管理といったものでございます。管理業務を行う範囲につきましては、七ツ池自然公園内で旗立山山麓展望広場から火呑山山頂広場までにある七ツ池周辺の施設及び設備と定めております。また、公園内にある遊歩道、火呑植物園、ツツミ池横駐車場といった施設周辺の草刈り業務を年2回、また衛生施設でありますトイレにつきましては清掃、点検作業を週1回行っていただいている状況でございます。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 214ページにございますが、重要インフラ施設の保全森林整備事業委託料400万円、重要インフラ施設保全される場所がどちらになりますか。 ○主査(加藤吉秀君) 池田農林課長。 ○農林課長(池田弘昭君) これは、令和3年度より新たに森林環境譲与税を活用しての公道等重要インフラ施設保全森林整備事業として、台風でありますとか豪雨時による幹線道路、市道・農道・林道などの土砂災害及び風倒木などの自然災害による被害の軽減を目的に、幹線道路に隣接しております民有林と一体的に森林整備を行っていくものでございます。この対象路線につきましては、内部で土木課とかと調整を図りながら、やはり交通量の多いところでありますとか、そういったところを重点的に令和3年度から整備も行っていきたいと考えております。現段階ではまだ路線は上がっていない状況です。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ6款農林水産業費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、7款商工費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 商工費の218ページにありますが、府中商工会議所と上下商工会の中小企業振興事業補助金、これは前年比で350万円増額されていると思いますが、その理由とそれぞれの内訳みたいなものを教えていただければと。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 内訳ですが、商工会議所の雇用企業対策事業ということで400万円の補助金。上下町商工会の補助金が250万円。従前のマル経融資制度の利子補給が昨年度までは200万円の予算でしたが、申請状況が今ふえている状況がありますので、150万円増額しております。加えまして、新型コロナ対策のマル経額の補助金、利子補給が200万円ということでトータル350万円ふえている状況です。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 同じく218ページになりますけれども、地域産品等の販路拡大支援事業負担金でございますけれども、まずはこちらの金額、毎回聞いているんですが、根拠を再度お願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) こちらにつきましては、東京都千代田区の府中市アンテナショップNEKIへの運営の一部補助になっております。こちらにつきましては、第4次府中市総合計画においてアンテナショップの出店を掲げておりまして、そちらを有利な財源で全国商工会連合会の補助金を使って府中商工会議所が事業主体となって申請をした経緯がございます。全国商工会連合会の申請に当たっては、市町の支援というところ、支援計画書の提出が義務づけられておりましたので、そういった経緯からこの事業については会議所と市が共同でやっていくことで今年度1,200万円の予算を計上させていただいております。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 共同でやっていくと言われたんで、同じように商工会議所もそうした予算を立てられていると理解すればよろしいですか。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 商工会議所の予算につきましては、商工会議所の負担分は当然ございますが、商工会議所自体が財源的にそんなに潤沢ではないところもございますので、費用面での負担は市がある程度カバーしていくというところでの予算でございます。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 事業名が販路開拓支援事業負担金となっているので、補助金ではなく負担金なんですけれども、負担金と補助金、府中市の考え方、定義をお伺いしたいんですけれど。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 先ほど申し上げました、府中市第4次総合計画の中でのアンテナショップの出店と位置づける中で、本来市がやるべき事業について有利な財源で全国商工会連合会の補助金を会議所の申請により採択されたということがございます。補助金よりより強い性格である負担金ということで予算計上させていただきながら、先ほど申し上げた共同でやっていくというところの意思表示でございます。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 補助金のほうが強い性格である負担金でという御説明なんですけれども、補助金というのは一時的な特定の事業や研究など、育成や助長するために公益上必要があると認めた場合に対価なくして支出するもので、負担金というのは特定の事業で当該事業から特別の利益を受けることに対して一定の金額を支出するものだと理解しているんですけれども、この事業によって特別な利益を府中市はどのように受けているのかお伺いします。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) アンテナショップの設定におきましては、当然金銭的な利益はないんですが、経済波及効果であるとかといった意味では府中市における知名度の向上でありますとか、特産品の販売促進というところでの利益はあると認識しております。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 経済効果ですとか波及効果は大分今まで行ってきているという思いがするのですが、答弁される中でやはり主体は商工会議所ですというような答弁が多いので、なかなか詳細がいつもわからないんですけれども、仮に毎年毎年計上されるんでしたら、年度ごとにどのぐらいの効果があったかを、例えば府中市の特産品を10だったものが20品目ふえたというような数でありますとか、そうした数字が全く見えなくて漠然としているように思うんですけれども、投資的な費用に対してどういった効果が得られているのかいつも感じるんですが、その点についてどう思われますか。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 投資的効果につきましては経済波及効果などは試算しておりませんが、例えば先日の秘密のケンミンショーのきわみにでも取り上げられ、NEKIを初めとして市内のお好み焼き店でも来店客がふえ府中市のソウルフードとして本市の知名度向上、経済効果にもつながっていると考えております。また、昨年度の事業ではありますが、NEKIでメディア向け試食会と一店逸品グランプリ受賞のお披露目会を同時に開催した際の委託事業者による経済効果の試算では、テレビ6件、新聞などの紙媒体で2件、ウェブ媒体15媒体、合計23媒体で取り上げられ、その効果は広告費で換算すると3,000万円を超える経済波及効果の試算報告を受けております。現状で申し上げますと、特産品で申し上げますと、NEKIへの市内の出店者数が88のうち44社、アイテム数でいうと545品目のうち378品目が市内から出品されている状況です。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 現状は理解できたところではあるんですけれども、毎年毎年行われるのでやはり数字もふえていって特産品の出品数もふえていくというような、私もイメージがなければなかなか投資している意味もないように感じるんですが、そうした中でやはりコロナ禍というときに東京で営業されるのは非常に厳しいのも理解できるんですけれども、PRも頭打ちにきているんだったらもうそろそろ一旦引き上げるのも考えて、広島のTAUというアンテナショップもあるので、そうしたところへ出店する費用の補助をする、そちらへ方向転換してはどうかという考えもあるんですが、その点についてはどのような考えがございますか。 ○主査(加藤吉秀君) 若井経済観光部長。 ○経済観光部長(若井紳壮君) ただいまNEKIの効果というところも御議論いただいているところなんですけれども、そもそもNEKI東京首都圏でも販路拡大ということで拠点として取り組んでいるところでございまして、先ほど課長が答弁したように、市としても今後i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)とか5Gなんか入る環境の中でもっともっと有効に活用しながら府中の知名度を上げていきたいと思っているところでございます。また、事業費につきましてもこの予算が高いか低いかというところもございますが、当初から言えば、有利な補助金を使って開設しているところもございますので、この辺をしっかり活用しながら効果が高められるように今後も続けてしっかり活用して府中市をPRしてまいりたいと、一つの拠点として考えているところでございます。 ○主査(加藤吉秀君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) PRは十分されていると思ってはいるんですけれども、一番懸念しているのはこういったコロナ禍の中でなかなか我々議員も現状把握といったことができないとなると、やはり数字を見て判断するしかないんですけれども、そうした数字もなかなか明らかにしてもらえない部分もあったりして、そうなると何か不信感ではないんですけれども、そうしたものがやっぱり出てくると。府中のお好み焼きを焼いてしっかりPRしていただいているとは思うんですけれども、聞くところによると、府中市から例えばキャベツがいっているわけでもないということでもあるので、そうした府中産のものをしっかりと向こうで使ってもらうような形になっているとか、府中のお店の方、府中の方がそこにどんどん出店されている、ふえているというようなものが伝わってくれば私たち議員も納得ができるんですけれども、その点がどうも頭打ちにきているのかと感じてしまうんで、やはりその辺をしっかりと連携していただいて、ふやしてもらいたいと。よその市のものがどんどんふえてくるようではなかなか東京に出している意味もないと感じてきているので、よろしくお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 市長。 ○市長(小野申人君) 確かにNEKIに対する思いは我々もいろいろ考えているところでありまして、議員おっしゃるように、オープンして3年半ぐらいでそういった点ではある程度の認知度も高まっているとはいえ、例えば府中市出身の方がそこに寄られてさらに府中のことを認識してもらえるという活動も果たして十分だったかという点もあるかと思いますし、あるいはあそこを使って去年あたりですと定住・移住のイベントもやったりしていたんですが、それが果たして効果的に行われていたかは多少そのあたりも議会で御指摘いただいたように十分でなかった点もあろうかと思っております。そういった意味も含めてあそこをさらに改めてどういった府中を売り出すのに活用できるかといったところも含めて考えていく必要があろうかと思いますし、確かにおっしゃるように数字が出てくるのが一つの判断の指標になるとおっしゃるのは当然のことだと思っておりますので、さらに会議所との連携をしながら、府中のせっかくの出店者の方にも積極的に活用していただきたいとは思っておりますし、一方でやはり備後府中という意味で近隣の例えば神石の牛であったり世羅のワインであったり、福山のくわいであったり尾道のレモンであったり三原のパンであったり、そういったものを備後として一緒に生かしていければと、あそこにあればこそ備後の他市町もあそこを活用してみようかという声も出てきますので、そういったところも含めてまだまだ活用が十分でなかったところもあろうかと思っておりますので、そのあたりも含めて取り組んでいきたいと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) 続いて、翁座施設管理経費についてお伺いしたいと思います。この翁座一般公開事業業務委託料の委託先です。これはどこになるのかお聞かせ願いたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 翁座の一般公開事業に係る業務でございますが、これは上下地域で観光や地域づくりに積極的に取り組み、翁座においてもこれまで観光客の案内やPR活動を実践していただいていました、上下まちづくり協議会を委託先と考えております。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) 続いて、恋しき保存活用事業に要する経費の中で、「恋しき」の施設管理運営委託料の財源が書かれておりますが、この財源は前回の議会のときであったと思いますが、観光まちづくり基金というものがつくられていると思いますが、その基金を活用したものであると認識すればいいんですか。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 「恋しき」の施設管理委託料の600万円は、昨年市内企業からいただきました寄附金を財源として積み上げました観光まちづくり基金から繰り入れることでございます。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) わかりました。ということは15年は大丈夫ということですか。これ以上具体的にそのときにもお話があったと思いますが、積み立てを崩すだけじゃなくてしっかりとそれをまた次の政策に向けて基金を積み上げていきたいということがあったわけですが、具体的に何かそこら辺で15年でゼロにするのか、あるいは今の段階ではまだ具体的にないけどこういう構想をもってこれを崩していくという判断に至ったというものがあれば、御説明をお願いしたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 基金をこの施設管理業務委託料を単純に取り崩しを繰り返した場合には15年という計算になるわけなんですけれども、これ以外にもにぎわいづくりとか維持のための修繕であるとか、そういったものにも使う可能性はあると考えています。それから財源としての基金への積み立てなんですけれども、今のところまだ具体的に計画はございませんが、今後、ふるさと納税とかクラウドファンディングとかについて、事業にも当然充てていくんですけれども、財源として基金に積み立てていくことも考えていかなければいけないと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) 前回の基金のときの御説明と一緒でありますが、できればしっかりと基金をつくり上げたわけですから、その基金を生かしながら府中市の観光を、あるいはまちづくりを進められるように、崩すときには次の計画をしっかりと構想を練って進められるべきではないかと申し上げておきたいと思います。  続いて、この「恋しき」の保存活用事業に要する経費ということで、営繕工事費を今年度の予算の中に組まれておりますが、この営繕工事はどのような部分をされるのかお聞かせ願いたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 「恋しき」の営繕工事費でございますが、「恋しき」は築後150年が経過しているということもありまして、大変老朽化が進んでおります。つきましては、長寿命化の改修、これは順次必要になってくると考えられるんですけれども、まず、新年度におきましては本館及び離れの屋根の傷みが激しくなっておりますので、どこをするというのは今後、調査をしまして状況を見ながら決定していくんですけれども、屋根の修繕を手始めに始めていくものでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、7款商工費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、8款土木費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) 道路メンテナンス事業費1億9,900万円あるのですが、この道路新設改良費、工事の場所、工事内容、工期を伺います。 ○主査(加藤吉秀君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) こちらの予算につきましては、市道の橋梁の修繕になります。市道の橋梁につきましては5年に1回の点検を行っており、これらの点検に基づき修繕計画を策定しております。補修工事につきましては、この修繕計画に基づきまして計画的に進めているところでございます。令和3年度の工事におきましては、木野山町の千年橋、目崎町の目崎3号橋、上下町の川手橋など、10橋を予定しております。工期につきましては、非出水期である10月から工事を進め、年度内に完成できるよう取り組んでおります。この工事のほかにも補修設計が10件ございます。 ○主査(加藤吉秀君) 橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) 続いて聞くんですが、一応僕も建設委員会に10年おるんですが、いつも聞いている狭隘道路事業に要する経費の中で1,800万円についてお伺いします。いつも6カ所から7カ所ぐらい年に予算を組まれているわけですが、工事の場所とか内容とか、以前にやったところの進捗状況を少しだけでも教えていただきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 狭隘道路制度について簡単に紹介をさせてください。狭隘道路の整備の対象となります道路は、4メートル未満の市道、もしくは建築基準法で第42条2項に規定する道路、いわゆる2項道路であるとかみなし道路といわれる道路なんですが、これが整備の該当になる道路でございまして、この2項道路というのは建築基準法の中で中心線より2メートルセットバックしなさいみたいなんがございまして、その部分を今回、狭隘道路整備の制度でそこにセットバック部分の余地を提供していただくことができれば、市が舗装とかそういう道路改良の部分も行うというものでございまして、対象のエリアというのは都市計画区域内でございまして、個々の申請によるものでございます。このたび令和3年度につきましては、栗柄町、栗柄9号線支線、高木町の高木10号線において工事を実施するものでございます。2路線とも10月から着手しておりまして、年度内の完成を予定しているものでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 240ページになりますが、桜が丘団地販売促進事業に要する経費でございます。販売実績、販売計画と今後の販売見込み、決意などをお願いします。 ○主査(加藤吉秀君) 内海監理課長。 ○監理課長(内海敏雅君) まず、販売実績でございますけれども、現時点で9区画でございます。さらに今月中にもう1区画決済ということですから、見込みとしては10区画ということになります。販売計画でございますけれども、今年度販売した区画、このうち5区画についてはハウスメーカーさんが購入されております。この5区画につきましては子育て応援モデル住宅を3棟、それから通常のモデル住宅を2棟、7月の完成に向けて現在、メーカーさんで準備といいますか着手に取りかかられたところだと伺っております。また、新年度予算でも子育て応援モデル住宅を1棟、通常のモデル住宅を3棟計上しております。今年度はやはりコロナということもございまして、団地内での大きなイベント、あるいは近隣市町に出向いての営業活動ができておりません。再開とか実施に当たってはやはりコロナの状況を見ながらということになります。そういったことから言いますと、やはり先ほど言いましたように、モデル住宅が数多く建設していただけるということになりますので、団地内での完成見学会、モデル住宅の見学会を中心とした営業活動、販売活動になろうかと思います。それに加えて近隣の住宅展示場へ出展、あるいはハウスメーカーさんの営業担当者へ直接働きかけるといったことにも取り組みながら、販売活動を行っていく予定にしております。  今後の見込みでございますけれども、もちろん目標は21区画が販売計画にも載っておりますので、それを目指していくわけでございますが、やはりコロナの影響もありまして減収ということになります。そうなりますとやはり建築意欲がありましても建築を保留される方がふえてくることも十分考えられるわけでございまして、来年度につきましては今以上に非常に厳しい状況になるのではないかと考えております。ただ、先ほども言いましたように、モデル住宅見学会、あるいは住宅展示場への出展、これらを通じまして顧客の動向、あるいは声といいますか、やはり桜が丘団地に来ていただいて桜が丘団地を知っていただくということで大きなイベントはなかなかできませんけれども、見学会を通じて来ていただく。そういった中でお客様の声を聞くと。また、ハウスメーカーさんからも市場の動向をお伺いする中で状況に応じた取り組みといいますか、販売目標に向けてしっかりと頑張っていきたいと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、8款土木費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、11款災害復旧費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕
    ○主査(加藤吉秀君) なければ、11款災害復旧費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、債務負担行為のうち所管に係る部分について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、債務負担行為のうち所管に係る部分の質疑はこれにて終了いたします。  ほかにありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手をお願いいたします。                〔挙手する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(加藤吉秀君) 次に、議案第32号令和2年度府中市一般会計補正予算(第13号)についての件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  若井経済観光部長。 ○経済観光部長(若井紳壮君) それでは、主要事業シート資料15を配信いたしました。なお、補足説明については特にございません。  慎重審議の上、よろしくお願いいたします。 ○主査(加藤吉秀君) これより、本分科会の審査区分になっている部分についての質疑を行います。  質疑はまず、予算説明資料主要事業説明シートについて行い、次に、それ以外の部分についての款または項の番号順に行います。原則として、後戻りはしませんので、よろしくお願いします。  なお、歳入のうち本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  これより、主要事業説明シートについて質疑に入ります。  まず、資料10のワーケーション推進事業について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) ワーケーション事業なんですが、市内のキャンプ場にリモートワークスペース、Wi―Fi等の整備を行い、今回の補正予算ではそれら活用策を検討されているようでありますが、現状での環境整備の進捗状況をお伺いします。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 9月補正で行いましたワーケーションのための経費の整備の進捗でございますけれども、快適なインターネット環境を構築するためのWi―Fi機器の設置等、リモートワークに必要なハード面の環境づくりを行うものでございます。進捗といたしましては、羽高湖森林公園及び矢野公園四季の里におきまして、リモートワークスペースの整備、それからリモートワークに必要な機器、こういったものの整備を3月中に終了いたしまして、事業完成として予定していた環境整備を完了する見込みでございます。  そのほか、四季の里キャンプ場でのシャワー設備、MGユースホステルでの入浴施設、トイレ改修については令和3年度4月中の完成に向け事業を進めているところでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) ワーケーション事業の推進に向けた取り組みの中に、アウトドアの専門家を招聘しとあるんですが、なかなかイメージがつかないんですが、この専門家に来ていただいて期間を決められているんでしょうか。来ていただく期間。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) アウトドア専門家によるワーケーションやアウトドアなど、商品開発につなげるためのポイントや、キャンプ場など受け入れ環境の現状を診断し、誘客促進につなげるための助言や当事業の関係者との協議を深めるために、予算可決いただきましたら速やかに調整の上、事業を行うものですが、令和3年の5月から6月頃の間に3回程度の招聘を考えているところでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 午前中のワーケーションにもありましたけれど、利用者の場合いろんな先ほどアウトドアの専門家みたいな話もありましたけれど、そういったキャンプ場であるとか併用といいますかそういうような活用が主になってくるのかという気もしますけれど、今回、予算に含まれる事業内容といろんな利用者による市内に、簡単に言うといかにお金が落ちるか。例えばキャンプ等利用される方にとってはいろんな食材の調達であるとか、地域のそういったものに対する連携とかということも今回の取り組みの中にも入るんでしょうか。検討されているのか聞かせていただきたい。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 予算に含まれる事業内容でございますけれども、主な事業内容といたしまして、ワーケーション、アウトドアに係る商品開発を行う専門家の招聘、キャンプ場での滞在プログラム、周辺観光などのプロダクト開発、旅行会社やリモートワークを推奨する企業を対象としたモニターツアーなど、ターゲットに向けた戦略の作成、そのほかプロモーション事業の実施でございます。  それから、お金が落ちるような仕組みでございますが、ワーケーションとかリモートワークのほかに余暇を楽しみにされている方もいらっしゃいます。例えば、キャンプであるとか農業体験、森林浴など豊かな自然環境の中でのアクティビティやさまざまな体験、市内観光を周遊することなどが考えられます。令和3年度につきましては、施設周辺でのアクティビティや農業体験など、地域の交流など余暇を楽しむコンテンツを開発し、地域で消費に結びつく仕組みをつくり上げたいと考えております。また、地域の野菜産直市で地元で収穫された野菜の販売、「道の駅 びんご府中」などの食材調達ができるよう、マップなどこういったものを作成いたしまして、地産地消につなげていきたいと考えております。加えまして、電動アシストつきレンタサイクル、こういったものを整備する予定でございまして、こういったものを使いまして周辺や産直市をめぐっていただくことについても考えていきたいと思っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料16観光地域づくり実践事業について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 受け入れ環境整備ということでありますけれど、県の事業として県が募集するというような形であったかと思うんですけれど、県が採択するに当たっての募集方法、どのような形で行われたのか。簡単に言うとだれでもが応募できるような状況であったのかお知らせいただきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 募集に当たりましては、広島県観光連盟がホームページで告示するとともに、県観光連盟会員への周知など、補助金申請に係る募集を広く周知したところでございます。本市におきましても、観光連盟の事業実施に伴いまして、「広報ふちゅう」12月号におきまして当補助金事業の募集の記事を掲載したところでございまして、事業者及び団体に募集を広く呼びかけたところでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) 続いて、資料17、観光資源の観光商品化事業について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) ないようでしたら、それでは予算説明資料主要事業説明シートについての質疑はこれにて終了いたします。  次に、款または項の番号順に質疑を行います。  まず、歳出の4款衛生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、4款衛生費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、6款農林水産業費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、6款農林水産業費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、7款商工費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  本谷分科員。 ○分科員(本谷宏行君) 7款商工費でありますが、68ページ、広島県頑張る飲食事業者応援事業負担金で1,519万円ということでありますが、こちらの目的とそれに当たっていろいろ市長みずからいろんな団体等にもヒアリング等もされたと聞いておりますが、そういうことも含めてどういったニーズを把握されて今回こういうふうなものを補正として上げていただいたのか。また、その対象者についてお聞かせいただきたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長(近藤和成君) 頑張る飲食事業者応援事業負担金につきましては、広島県が1月18日から2月7日にかけて実施した第2次新型コロナウイルス感染防止集中対策に基づく飲食の場における対策の影響を受けて、売り上げが減少した飲食事業者の支援を目的に広島県と県内各市町が連携して実施するもので、1店舗当たり30万円の支援となっております。飲食店の分類でいいますと、第1分類、第2分類、第3分類に該当する事業者の方がこの事業の対象となります。この財源といたしましては、広島県は3分の2、市町が3分の1を負担することとなっております。ニーズについてですけれども、府中社交飲食組合様から2月1日付で、11月の下旬から12月にかけて市内で新型コロナ感染症が拡大したということもありまして、非常に厳しい状況にあったということでの要望も受けておりますので、そういったニーズから今回の支援に至っております。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、7款商工費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、8款土木費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) 8款の土木費であります。72ページに府中公園整備工事費、これ減額されておりますが、これについて工事内容、それからその理由等お聞かせ願いたいと思います。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) もともと、府中公園のにぎわいの創出のためのパークPFIではございませんが、カフェ等民間活力を入れることができないかというところで、先行して平和会館まで下水道を延伸しようというのがもともとの計画でございました。減額理由といたしまして、実際この平和会館、都市計画公園施設とともに都市計画で定める用途地域が第1種低層住居専用地域というところに該当いたします。第1種、略して1低というんですけれど、第1種低層住宅専用地域は喫茶店などの専用店舗が建築できないことになっておりまして、我々見込みとすれば建築基準法の48条のただし書であるとか都市公園法に改正がございまして、パークPFI等ができるようになった経過の中から何とかできるんじゃないのかというところで、広島県と少し調整をしていたわけなんですが、なかなか都市公園法改正による緩和措置はあるんですけれど、あくまでも建築基準法のほうが優先されて平和会館にカフェが今できないとなっておりますので、これによりまして一旦下水道工事は取り下げたものでございます。 ○主査(加藤吉秀君) 芝内副主査。 ○副主査(芝内則明君) この予算を計上されるときの説明もそういう内容であったと思います。その時点では喫茶店とかあるいはそこをいろいろと御相談を受けていると。例えば写真を展示するとかいろんな相談を受けているというふうな御説明もあったと思うんですが、そういう公園内の施設としての活用も断念を、この時点においては活用策としてはなかなか難しいということで、そのときのお話で言うと下水道の工事をしてそれを活用するようになる、それまでには条例をつくって提案しますよということであったと思うんですが、その条例もつくられないということは今の既存のままの形で平和会館は置いておきますと理解すればいいですか。 ○主査(加藤吉秀君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) ことし、来年につきましてはそのままということでございます。 ○主査(加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、8款土木費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、11款災害復旧費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、11款災害復旧費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、繰越明許費の補正のうち所管に係る部分について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、繰越明許費の補正のうち所管に係る部分の質疑はこれにて終了いたします。  そのほかにありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○主査(加藤吉秀君) それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については御一任願います。  以上で、予算特別委員会建設分科会を散会いたします。
                   午後3時31分 散会...