• 不納欠損(/)
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  1. 府中市議会 2020-09-15
    令和 2年厚生常任委員会( 9月15日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 2年厚生常任委員会( 9月15日)               令和2年第5回府中市議会定例会                厚生常任委員会会議録  令和2年9月15日午前10時0分、厚生委員会本市議事堂において開会した。 1 出席委員   委員長  大本千香子        副委員長  広瀬和彦   委 員  棗田澄子         委  員  森川 稔   委 員  楢﨑征途         委  員  水田 豊   委 員  田邉 稔 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長      村上明雄   健康福祉部長   唐川 平   税務課長     谷口達也   医療政策課長   皿田敏幸   市民課長     川崎公也   福祉課長     佐々本積   介護保険課長   山路英利   湯が丘病院事務長 岡 信洋 1 事務局及び書記   局長       赤利充彦   主任       吉岡佑三子 1 本日の会議に付した事件
      議案第72号 府中市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について   議案第74号 府中市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について   議案第86号 令和2年度府中国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について   議案第87号 令和2年度府中介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議案第88号 令和2年度府中後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について   議案第90号 令和2年度府中病院事業会計補正予算(第1号)について   議案第78号 令和元年度府中国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について   議案第80号 令和元年度府中介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   議案第81号 令和元年度府中後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について   議案第82号 令和元年度府中病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定について   議案第84号 令和元年度府中病院事業会計決算認定について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時0分 開会 ○委員長(大本千香子君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  本委員会に付託されました案件のうち、まず議案第72号「府中市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) それでは、議案第72号、府中市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について配信をいたします。  府中市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例案を次のとおり提出するものでございます。  8ページの提案理由を御覧ください。印鑑登録証明書等コンビニ交付サービスの導入に伴い、個人番号カードを利用して全国のコンビニエンスストア等の多機能端末機から印鑑登録証明書の交付を受けることができるよう、所要の整備を行うため、この条例案を提出するものです。  内容につきましては7ページのとおり、個人番号カードを使用して多機能端末機に暗証番号、その他必要な事項を入力する方法により、印鑑登録証明書の交付を市長に申請することができ、申請があったときは多機能端末機により印鑑登録証明書を交付するものでございます。施行期日は令和2年10月15日です。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) このたびの印鑑登録証明コンビニでできるような条例なんですけれども、今後マイナンバーカードが普及する状況に応じて、戸籍証明とか、それから税証明含めてだんだんと広げていくつもりがあるのか、その辺の事情をマイナンバーカードの普及の促進との絡みの中で教えていただければと思います。  それと、印鑑登録ということで、現在、印鑑証明カードを使って窓口で印鑑証明していただいているんですけれども、その印鑑証明カードの運用はどうなるのか。印鑑証明カードをもう取らなくてもそのままマイナンバーカードコンビニで証明していただける、証明書を発行できるのか、その辺の運用を教えていただければと思います。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) コンビニでの証明の種類ということでございますけれども、コンビニ交付で証明ができる種類というのは、住民票、記載事項証明書印鑑証明書、税の課税証明所得証明、それから戸籍と附票の7種類でございます。府中市で10月15日開始予定のコンビニ交付では、住民票と住民票記載事項証明書、それから印鑑証明課税証明所得証明が取得できるようになる予定でございます。したがいまして、コンビニ交付でできるものとしては戸籍、附票以外は取得できる予定で現在準備をしておる状況でございます。戸籍につきましては、コストやニーズなどを検討しながら、今後慎重に研究を進めてまいりたいと考えております。そのほか、マイナンバーカードの機能としては、別途自治体ポイント公共施設等での利用が可能になる機能も備わっているものでございます。今後こうした住民の利便性向上のためのICT利活用の分野での検討は引き続き行ってまいりたいと考えております。  それから、印鑑証明カードの運用ということでございますけれども、現時点では市役所及び支所にございます証明発行システムでは、マイナンバーカードを読み取ることができないものになっております。したがいまして、登録されている方に発行しております印鑑登録カードにつきましては、引き続き市役所、支所窓口で印鑑証明を申請する際には使用する予定としておりますので、よろしくお願いいたします。なお、マイナンバーカード印鑑証明を取得するのはコンビニ交付のみということになりますので、御利用の際はお間違いのないようによろしくお願いいたします。 ○委員長(大本千香子君) 田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 課税証明とか住民票も発行できるということなんですけれども、罹災証明も、今、戸籍関係以外はできると言われたんですけど、罹災証明もできると捉えていいんですか。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 罹災証明につきましては独自で設定すれば可能だと思いますけれども、いわゆるコンビニ交付でできる種類というのは先ほど言いました住民票や印鑑証明等の7種類でございまして、それ以外の証明、罹災証明等は、いわゆる自己開発が必要なものと考えております。 ○委員長(大本千香子君) 田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 非常にコンビニ交付で便利になるということだと思うわけですけれども、今議会の一般質問等でされていた答弁の中で、このシステムに関する費用の回収は10年ぐらいということが言われてたと思うわけですけれども、そのために、今現在マイナンバーカードの普及率が20%台でしたかね、そういう状況の中で回収しようと思えばさらにマイナンバーカードの普及をしていかなければいけないと思いますが、コンビニ交付普及との関連で、マイナンバーカードの普及について、どういうふうにやっていこうと思われているのか教えてください。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) コンビニ交付にかかわってということで、マイナンバーカードを伸ばす取り組みということでは、9月10日現在ですが、ちょうど17%、発行枚数にして6,495枚という状況なわけですけれども、これを短期的な目標としては、出前講座などこういった取り組みを強化しまして、年度内には20%以上を達成するように普及のほうは取り組んでまいりたいと考えております。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。                  〔挙手あり〕 ○委員長(大本千香子君) 楢﨑委員から要求がありましたので、これより議員間討議を行います。  これから順次、本議案についての各委員の皆様の見解をお聞きし、意見交換をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。なお、冗長な意見や対立する意見の水かけ論にならないよう、見解は明確に、論拠を明らかに御発言いただけると議論が高まっていくと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、楢﨑委員。 ○委員(楢﨑征途君) マイナンバーカードは2016年に税務、社会保障、災害支援の分野で活用するということで導入されたものであって、身分証明書として使える程度で利便性が低く、個人情報漏えいの不安などから普及が進んでいないということなんで、現在、さっき田邉議員が言われましたように2割も満たない登録者で、その原因というのは、やっぱりいろんな分野で個人情報の漏えいなどの不安があり、そこのところを市民の皆さんは心配されて、なかなかマイナンバーカードの登録に不安視されているんじゃないかと思われますので、そこのところはもうちょっとその不安をなくすような、そういう漏えいがないんだというようなことがきちっとできるような政策があればと思うんですけど、その辺お聞きしたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  広瀬委員。 ○委員(広瀬和彦君) 先ほど楢﨑委員のほうから個人情報の漏えいとかそういったところでの普及がままならないっていうことで話があったんですが、これからのデジタル社会の時代に突入してるというか、府中市もICT都市ふちゅうという形でそういったデジタル系の事業を進めていく上でやはりこれからペーパーレスも含めて利便性を考えると、こういった市民に対するサービスっていうのをできるだけ利便性高いコンビニとかそういったところでできるような形であるというのは、非常に私としては推進していく上ではいいと思っています。そういった意味で、この議案に対してはいいと思います。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  森川委員。 ○委員(森川稔君) 情報漏えいというような問題もあろうかとは思うんですが、その辺はこれから工夫をしていけば十分対策が取れていくんじゃないかなと思いますし、このマイナンバーカード、私も家族で取得しておりますが、まだまだ何に使ったらいいか、使ったことがないんですが、これからコンビニ交付とか、この先は保険証として使えるとかっていうようなことで、これをうまく活用して行政の業務効率を高めていけるようなそういうことに少しでも寄与すれば効果が出てくるんじゃないかなと思いますんで、そういう点から私はこの議案に賛成をいたします。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 情報漏えいということがあるからマイナンバーカードが普及しないということを言われたわけですけれども、やはりそうじゃなくて、日本の文化としてなかなかキャッシュレス化とかデジタル化とかというものがまだなかなかなじんでないということで、その点を解消するために、例えばキャッシュレス化の部分においてはいろんなプレミアムとか還元とかという中で、かなりそれは進んできて30%台に迫ろうということになっているわけですけれども、同じようにマイナンバーカードも利便性、今回府中市がやられているのもその一つのコンビニ交付だと思うわけですし、今後、健康保険証のかわりとか、それから税証明とかその辺含めて、ICチップが中に入っているので、いろんな機能がこれから出てくるということで、普及に関しては利便性でもって今後解消されると思いますし、その努力を今いろんな、自治体、国含めてやっているんじゃないかと思います。  それで、先ほどから出てきている情報漏えいに関しては、何を新しく始めるに当たってもいろんな問題があるわけで、その漏えい部分に関しては、今回のキャッシュレスの中でドコモサービスがいろんな認証をきちっとやってなくてできなかった問題もテレビで放映されていますけれども、そういった部分は森川委員が言われたように、一つずつ解消することで、日本のIC技術っていうのは簡単に漏えいされるような形で進むんじゃないということは、今現在のICT、IOT技術の状況を見ればわかると思いますんで、今後やはり高齢化社会を迎えていろんな利便性なりを追求する上ではぜひとも進めていっていただきたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  棗田委員。 ○委員(棗田澄子君) --実際に自分が覚えてないというようなこともたくさんあるので、カードにしてあればフルに使えるのかなと思います。これからの若い人たちにとってはこういうカードでいろんなものを決済したり、そういう証明を出すというのは必要になってくることかなとは思います。  それから、車の免許、私たちはこれからもう車の免許は返納したりするというようなことになると、身分証明っていうのがこれにかかわってくると思いますので、それにつきましては十分個人情報の漏えいに気をつけながら取り組んでいっていただきたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  水田委員。 ○委員(水田豊君) マイナンバーカードについての議員間討議ということで、情報漏えいの問題について意見がありましたが、この個人情報を誰が管理をするのかということになると、政府が一元管理をするということになります。個人情報を全て政府が握ると。つまり政府がどのように運営するのかということに対する国民に対する安心感みたいなものがない限りはなかなか進んでいかないとも思いますし、それから利便性をつけて使いやすいようにして普及を図るということ自身は、それはそれでいいんでしょうけど、全ての国民が使いなさいという強制をするのはどうかとも思います。その辺の危惧がある限りはなかなか、そういうことをもっと明らかにしていただきたいと思っております。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  楢﨑委員。 ○委員(楢﨑征途君) 私も先ほど漏えいとかなんとかって言いましたけど、また利便性言われましたけど、今いわゆる中山間地帯にはコンビニとかそういうところがまだまだ不足しています。それで、高齢者の方が利用しようにも利用できないいうこともあると思います。その辺を十分補って、どこでもそれが使えるというような状況を生んでもらいたいと思います。私もこの議案第72号については、さっき言ったようなことは不安がありますけど、もう現在も持っておられて利用されておる方がおられます。その点はやっぱり憂慮して、別に反対するもんではないんですけど、今言った山間地帯とかそういうところに住んでおられる高齢者の方たちも十分使えるように施設も整えてやっていただきたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、議員間討議はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 続いて、議案第74号「府中市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) それでは、議案第74号、府中市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について配信をいたします。  府中市老人集会所設置及び管理条例の一部を改正する条例案を次のとおり提出するものでございます。  14ページの提案理由を御覧ください。府中市集会施設個別施設計画に基づき、活動拠点を府中市三郎丸町老人集会所から他の施設に移転することに伴い、この条例案を提出するものでございます。  内容につきましては13ページのとおり、別表、府中市三郎丸町老人集会所の項を削るものでございます。施行期日は公布の日でございます。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  広瀬副委員長。 ○副委員長(広瀬和彦君) 今回、老人集会所の見直しということで、随時見直しをやられていると思うんですが、今回の三郎丸町の老人集会所は、実際に解体をされるのか、それと、この廃止に伴って他の施設に移転するとなっていますが、他の施設に対する補助は発生するのかを教えていただければと思います。 ○委員長(大本千香子君) 佐々本福祉課長。 ○福祉課長(佐々本積君) 三郎丸老人集会所については老朽化しており、他の施設として使用する予定もないことから、市で解体する予定でございます。  三郎丸老人集会所で行われていた活動が、地域で設置された龍王会館で行われますので、龍王会館の改修にかかわる費用について400万円を限度に府中市地域集会所整備事業補助金制度で補助を受けることができます。また、移転後の集会所を地域の拠点として使用するということから、その運営や活動費に要する費用として10万円を限度に地域コミュニティ活動推進事業で補助を受けることができます。そのため、龍王会館への移転に伴う補助金として、合わせて上限410万円の補助が発生することになります。 ○委員長(大本千香子君) 広瀬副委員長。 ○副委員長(広瀬和彦君) 補助金とか解体の費用、これに対する補助金については、先日の決算総括の中で1年に6,000万円ずつで3年間積み立てる公共施設整備基金から、出していくのか。どうなんですか。 ○委員長(大本千香子君) 佐々本福祉課長。 ○福祉課長(佐々本積君) 大変、誠に申しわけないんですが、整備基金のほうで出されるかどうかはちょっと福祉課では存じ上げないことになります。補助の対象としてそうしたものが行われるということで聞いておりますので、また調べさせて御回答させていただきたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  森川委員
    ○委員(森川稔君) 先ほどちょっと老朽化したというようなことを言われたんですけれども、この三郎丸町の老人集会所は、いつ頃建てられて、多分建てられたときには結構補助金が国からばんばん来ていたんじゃないかなと思う。どういった補助金で建てられたのか。さらに、これ以外にも十四、五か所老人集会所があると聞いておりますけれども、これについても同様なことが言えるのかどうか、その辺を含めてお伺いしたい。 ○委員長(大本千香子君) 佐々本福祉課長。 ○福祉課長(佐々本積君) 三郎丸老人集会所については昭和49年に建設されております。築年は46年経過した物件となります。他の老人集会所についても昭和45年から昭和59年にかけて建設されておりまして、築年数が40年以上経過したものが多く、老朽化が進んでおるということが課題になっております。いずれの老人集会所についても、広島県の老人集会施設設置補助金を活用して設置されている状況でございます。 ○委員長(大本千香子君) 森川委員。 ○委員(森川稔君) 一つは老朽化ということと、後は市でこういった施設をまとめるというようなことになるかと思うんですけれども、今回のものを含めて、おおむね補助金をもらっていろんな役目が終えて、老朽化したために今後これを処分したりする方向で進められるという考え方で理解すればよろしいでしょうか。 ○委員長(大本千香子君) 佐々本福祉課長。 ○福祉課長(佐々本積君) 府中市集会施設個別施設計画に基づきまして老朽化した施設については、老朽化というよりも集会所等を見直しを図りまして整備をしているところでございます。今ある対象の施設については、20施設を拠点施設として残りの53施設について、集会施設は73施設ありますが、拠点施設として20施設を、残りの53施設については地域の実情に応じて随時見直しを図りながら、統合とかそうした見直しを図りながら整備していくという計画になっております。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手をお願いします。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) それでは、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第86号「令和2年度府中国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第86号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第87号「令和2年度府中介護保険特別会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第87号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 介護保険の関係で繰入金ということで2か所から繰入金が出ていると思うんですけれども、その一つで一般会計から893万円、それが事務費ということでシステム変更委託料ということになっているんですけれども、これが何に使われてどういうものなのかということと、もう一つの繰入金は介護給付費負担金介護給付準備基金から出ている、1,312万円出ていますけれども、これで介護給付費負担金の返還ということに使われるわけですけれども、この負担金の返還がこのように発生する仕組みというか、その2点についてお伺いいたします。 ○委員長(大本千香子君) 山路介護保険課長。 ○介護保険課長(山路英利君) それでは、繰入金の発生の理由ということでお答えをさせていただきます。  繰入金につきましては、まず事業実施に必要な財源といたしまして一般会計や基金から資金を移動させるというものが繰入金ということでございます。一般会計繰入金ということにつきましては、介護保険事務処理システムの変更の委託料の財源として充てるというものでございます。こちらにつきましては、主に介護報酬改定や認定ソフトのバージョンアップに対応するもので活用させていただくと考えているところでございます。  あと、介護給付費準備基金ということでございますが、2項、基金繰入金ということで、これ歳出の全体の不足額を補うために介護給付費の基金から1,312万円を取り崩して活用させていただくというものでございまして、こちらも歳出のほうに充てるものということで御理解いただければと考えております。 ○委員長(大本千香子君) 田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 今の質問の中で、負担金の返還が千幾ら出るからくりというか仕組みというか、それがちょっとわからなかったんで聞いてみたいと思いました。 ○委員長(大本千香子君) 山路介護保険課長。 ○介護保険課長(山路英利君) 返還金ということでございますが、事業を行いました昨年度の事業の精算による返還ということでございまして、支払基金ということで支払基金給付金という、給付をした負担相応分の額を返還するというものがございます。これが国庫であるとか県費であるとか国保連であるとかそういったところに精算によって返還をするというので、全て給付費が主なものになっております。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手をお願いします。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) それでは、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第88号「令和2年度府中後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第88号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第90号「令和2年度府中病院事業会計補正予算(第1号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第90号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 今回、医療従事者の関係で湯が丘病院の方だと思いますけれども、149人に配付されるということなんですけれども、この慰労金っていうのはどういう趣旨で、湯が丘病院だけじゃなくてほかの病院含めてなのか、その辺の内容を伺います。
    ○委員長(大本千香子君) 岡湯が丘病院事務長。 ○湯が丘病院事務長(岡信洋君) まず、この制度の概要でございますが、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金制度と申します。これはコロナウイルス感染症の対応に従事する医療従事者等への慰労等を目的として現金を給付するものです。そして給付要件は、病院や診療所などの全ての保険医療機関等において3月6日から6月30日までの間に10日間以上勤務した者のうち患者との接触を伴う病院業務に従事した者が対象で、資格や職種に制限はございません。さらに、既に今現在退職されている者、加えて給食業務など委託先事業者の従事者の方も、要件を満たしておれば給付の対象になります。具体的に湯が丘病院におきましては、この給付要件に該当する者を調査したところ、医師や看護師をはじめ休職中の職員以外は全て該当いたしました。なので、退職者を含め職員分が131名、そして給食業務等の委託先事業者の従事者分が18名、計149名を慰労金の給付の対象として申請する予定でございます。したがいまして、これ保険医療機関に限るという制限が入るんですけど、他の病院等も全て該当するものでございます。  これはもともとが国の制度設計されたもので、県を通してこういった事業を実施するものでございます。府中市独自のものではございません。 ○委員長(大本千香子君) 田邉委員。 ○委員(田邉稔君) よくわかりました。それで、医療従事者慰労金で出されるわけですけれども、医療現場で直接患者と接触されている方、事務の方とか、先ほど給食の方とか言われていたんですけれども、配付の額については幾らで、差はいろんな従事状況に応じてあるのか、その辺をお伺いします。 ○委員長(大本千香子君) 岡湯が丘病院事務長。 ○湯が丘病院事務長(岡信洋君) お答えいたします。額につきましては3種類、20万円、10万円、5万円と3種類ございます。湯が丘病院におきましては、このうち5万円が給付の対象となるところです。この内訳、その差異につきましては、まず県から役割を設定された病院かどうか、ここでまず一つ大別をされます。そして、県から指定をされた病院である、その中で直接コロナウイルスの感染者にかかわるかどうかで20万円か10万円か分かれるところでございます。湯が丘病院にございましては、特に第一の大別するところの県から特には指定を受けた、役割を与えられたという病院ではございませんので、その他の5万円に該当するところでございます。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手をお願いします。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) それでは、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、決算議案の審査を行います。  御承知のように、決算審査は、予算執行が予算に従って適正に、かつ能率的、合理的に行われ、市民の福祉の増進に役立ったかどうかを検討するという観点からなされるものであります。令和元年度歳入歳出決算書とともに提出されております主要な施策の成果に関する説明書、財産に関する調書及び監査委員の各会計決算資料等を参考にされ、審査に当たっていただくようお願いいたします。  また、決算審査については、事務執行にかかわる過ちについて指摘を行えることとなっておりますが、質疑とあわせて委員会の審査の中で十分行っていただくようお願いいたします。  まず、議案第78号「令和元年度府中国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第78号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 被保険者医療給付費等は減少しているが、被保険者1人当たりの受診回数や医療給付費、診察費というんでしょうかね、そういうものが増加してるという指摘がありました。監査報告の中にそういう記述があったんですが、被保険者の減少というのは、これはもう続いた傾向なのかどうか。それと、受診回数がふえていることについて、何かそういう傾向というか原因とかいうものがあれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 御指摘のとおり、被保険者数は減っておりますけれども1人当たりの単価が上昇しているという御指摘でございます。これは単純に、いわゆる被保険者数が減っている、しかしながら高血圧でありますとか糖尿病で人工透析をしなければならないといった治療を要する方の数っていうのはそんなに減ってないということで、被保険者数が減ったために、必要な医療費はそんなに額は変わってないけれども、いわゆる割り勘の額が増えるというような計算、そういった状況になっているということでございます。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 水田議員と同じ質問だったんで別なところから。国民保険の収納状況の中で今年度は不納欠損が1,067万円、前年度は2,371万円ということで、かなり下がっていながら、収納率も85%台となっているわけですけれども、一般的に考えればちょっと徴収率が悪いなと思うわけですけれども、その点はどうなんでしょうか。 ○委員長(大本千香子君) 谷口税務課長。 ○税務課長(谷口達也君) 不納欠損につきましては、先般の総括質疑のときにもお話をさせていただいたんですが、ふだん積極的な収納事務を進めておるということ、また財産調査などを行って差押えなどを積極的に行っているということで、そういった積み重ねがございまして昨年度より大きく減っているというようなところでございます。ただ、収納率につきましては、これ収納に取り組んでおるんですが、やはり財産がなかったりとか、滞納者が生活に困窮していて無理やりに徴収することができないというような、それが結局不納欠損につながっていってるんですけれども、そういった事情の方というのがどうしてもいらっしゃいますので、なかなか徴収率については一気に上がってないというようなところがあるのは事実でございます。その辺りも含めて今後積極的にさらに取り組んでいきたいと思っておるところでございます。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  森川委員。 ○委員(森川稔君) 歳入で一つお伺いをしたいと思います。国民健康保険税、これ調定額が8億5,200万円ほどありますけれども、予算現額がもともと7億1,200万円ということで、約1億4,000万円増加しております。その要因についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 予算現額と税の調定額という御質問でございますけれども、予算現額につきましては、県単位化されました広島県の国保会計への納付金、令和元年度では10億3,000万円余でございますが、これを確保するために広島県が市町の収納率などを考慮した上で各市町に示された額が予算現額7億円余の額でございます。これは収納に着目した額でございまして、県が県全体の医療費見込みから各市町の納付金の額を決定し、これに法定繰り出しの中から保険税軽減分などを足して県に納付していく。言い換えれば県への納付金を確保するために加入者が納付すべき収納の基準額というものが予算現額でございます。また、調定額8億5,000万円余につきましては、現年度分の課税額と過年度分、それから滞納繰越分、こうした累計の課税額の合計額が8億円余の合計額になっているものでございます。したがって、直接的には基本的な考え方が異なる数字ですので、直接な比較が困難な数字ということにはなっております。 ○委員長(大本千香子君) 森川委員。 ○委員(森川稔君) それでも一応国民健康保険料を県へ納めるのが約7億1,100万円ということと、府中市民から納められた金額は8億5,200万円という、そこはそういう考え方でよろしいんでしょうか。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) おおむねよろしいかと。予算現額はあくまで収納の目標額といいますか、基準額でございます。収納に関する額。調定額はあくまで税の徴収する100%といいますか、全額ということでございます。 ○委員長(大本千香子君) 森川委員。 ○委員(森川稔君) そうしますと、収入が8億5,200万円あった、それで県へ納めたのは7億1,100万円ということで、一応4,000万円は残ったという見方に見えるんですけれども、そういう考え方じゃないということですよね。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) それは先ほど申しましたように、収納の基準額と税の調定額というので、いわゆる1億4,000万円を掛けたり足したりして調定額になっているわけではないということで、あくまで収納の基準額と、税のいわゆる100%の調定額ということで、直接足したり掛けたりして2つの数字を比較するというものではございません。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手を願います。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) それでは、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第80号「令和元年度府中介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第80号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 先ほどの国保と同じように、保険料の収入済額は1.8%減少してるんですけれども、サービス給付費は1人当たり3万円増加してるということで、その要因と、このような傾向が続くのか伺います。 ○委員長(大本千香子君) 山路介護保険課長。 ○介護保険課長(山路英利君) 介護保険料の減収ということでございますけれども、まず、減少の要因ということでございまして、令和元年度の介護保険料の減少要因につきましては、消費税増に伴う低所得者対策として保険者の第1段階から第3段階に該当する方の保険料を軽減をしているということがございます。その分の保険料として減少しているということでございます。なお、その軽減分につきましては、国、県、府中市の一般会計というところから繰入れをして、補填をしておりますので、全体の収入としては0.3%ふえている状況でございます。  続きまして、介護給付費が増加をしているということでございますが、平成30年度の1.03倍となっているということでございますが、要因といたしましては、要介護度4または5、重度の方のサービスが増加をしていると、利用者が増加しているということでございます。また、サービス事業者らが参入ということがございまして、訪問看護とか訪問リハといった事業所の参入がふえているということが理由でございます。  続きまして、今後の傾向ということでございますけれども、介護保険料の今後の見通しについてですが、保険料は、第1号被保険者、65歳以上の方で給付費を約23%負担をしていただいているものであるため、高齢者人口が大きく影響するということになります。高齢者人口の見通しにつきましては、国立社会保障・人口問題研究所の推計で今年度がピークということになり今後は減少に転じますので、保険料額が変わらなければ減少するということになるかと思います。一方、給付費につきましては、介護状態になる可能性が高くなる75歳以上の高齢者の方が2030年度まで増加をすることが見込まれておりますので、こういった状況に伴いまして給付費も増加をする見込みと考えているところでございます。こうした状況の中におきまして介護保険料につきましては、3年ごとに作成する介護保険事業計画に連動して見直すことになりますので、令和3年度からの介護保険料につきましては次期計画により算出することになりますけれども、増加するサービス利用に対して適正な保険給付ができるよう介護保険料を見込んでいきたいと考えているところでございます。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手を願います。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第81号「令和元年度府中後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第81号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 広域連合納付金に関連して、不用額が904万円と出ているんですけれども、不用額がこれだけあるということは最初の見積りが割と余裕を持って広域連合の納付金に関しても査定を送られていると考えていいんですか。 ○委員長(大本千香子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) まず、後期高齢者医療保険の制度ということで、毎年7月に所得確定による本算定の作業を行って保険料額が年間確定するということになります。予算については、広域連合が計算をしまして各市町に示して組んでいるものですけれども、当初の予算編成時は前年度データによる賦課した額で示されるものでございます。したがって、毎年差額が生じるっていうのは、計算の時期と予算年度の仕組み上、発生するもので、この不用額についてはそういった時期と予算の差という仕組みの上で発生することで、毎年この程度の不用額が発生している状況でございます。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  森川委員。 ○委員(森川稔君) まず、総務費の徴収費の中で時間外勤務手当、これ70万円ほどなんですけれども、総括質疑でもちょっと触れたと思うんですけれども、残業時間が年々ふえていってるというようなことがありまして、この70万円の時間外勤務手当、1名だったんで3,500円のチャージで見ますと年間約200時間、月に十五、六時間ぐらいされるような状況かなと見たんですけれども、この業務についてどんな内容でされてこういったものになるのか、その辺の要因について聞かせてください。 ○委員長(大本千香子君) 谷口税務課長。 ○税務課長(谷口達也君) 時間外勤務手当についてでございますが、内容といたしましては、税務課の後期高齢者医療保険の主担当職員1名の人件費の一部でございますが、まず、御質問の時間外の勤務時間は358時間となっております。主な作業の内容でございますが、後期高齢者医療の保険料の税務課における事務で、年度当初の予算編成作業時、それから6月、7月の本算定作業時及び申告時期と市民税の当初賦課作業時期において主に時間外が発生しておるところでございます。昨年度につきましては、申告時期の対応ではコロナ対策として例年より1カ月延長して申告を受けるというような対応をいたしましたので、そういったことも多少の影響はあるかと考えております。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手を願います。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第82号「令和元年度府中病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 議案第82号を配信をいたします。  補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 歳出のところで病院事業資金として3億8,000万円貸し付けされているんですけれども、これが前年比2倍超となっているわけですけれども、病院事業の経営の効率化とかが言われている中で、こういった投資に関してきちっと回収計画なりをつくって病院側が投資を行っているのか、その辺を、3億8,000万円の投資内容を含めて伺いたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長(皿田敏幸君) 失礼いたします。まず、では病院事業、3.8億円の投資内容から説明させていただきますけれども、この内訳については平成30年度からの繰越分が1億5,510万円ございます。それから令和元年度分が2億2,610万円ということでございます。まず、繰越分1億5,510万円から申し上げますと、府中北市民病院の電子カルテ導入で1億540万円。それからのサービス付き高齢者向け住宅の整備につきまして平成30年度分と令和元年度分がございますけれども、このうち令和元年度分として4,970万円、それから令和元年度分2億2,610万円につきまして主なものでお答えさせていただきますと、府中北市民病院につきましてはMRI導入で約8,800万円、それから昇降式エックス線テレビ装置で約2,500万円、それから空調機器工事で約2,400万円、その他の医療機器購入などを合わせまして合計で1億6,300万円。また、府中市民病院分につきましては、昨年度、整形外科の手術を再開いたしましたけれども、この手術室の改修で約2,200万円、それから移動式エックス線撮影装置で約1,300万円、その他医療機器購入などをあわせまして約6,300万円となっております。  それから、返済計画などを立っているのかということでございますけれども、3月に病院機構の中期計画とあわせまして新たな繰り出し基準を市が作成をいたしました。そのときに今後の返済計画を独法と協議をいたしまして、変動分を繰り出し基準の中に設けまして、元利償還金の返済に対応して額が変わるようになっております。そのときに独法と返済計画というものを一応立てて行っておりますので、今後4年間はその計画に基づいて返済を行っていくことになろうかと思います。 ○委員長(大本千香子君) 田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 投資内容についてはわかったわけですけれども、投資回収計画というのはそのお金の返済のことではなくて、投資効果に対して回収率含めてどういうふうに、回収率というよりは投資効果についてちゃんと考えているのかというのを聞かせていただいたわけで、返済についてもください。 ○委員長(大本千香子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長(皿田敏幸君) 失礼いたしました。これら投資効果についての評価、投資効果についてですけれども、回収率ということでは表しておりませんけれども、府中市民病院の整形外科再開のための手術室の改修などにつきましては、これは手術を再開するという目的もさることながら今後の収益にも大きく貢献するものでございますので、投資効果非常に大きいものと考えております。一方で、府中北市民病院につきましては、平成30年度、令和元年度にかけてサービス付き高齢者向け住宅の整備、電子カルテの導入、MRIの更新といった大型投資が続いておりますけれども、例えば電子カルテにつきましては直接収益の増などに貢献するわけではございませんけれども、将来的なICT化への対応といった面もございますが、お客様の待ち時間を短縮するといったサービス向上の面での効果、それからまた府中北市民病院は恒常的な看護師不足というものを課題として抱えておりますけれども、その看護師不足に対応する対応策の一つとして看護師の負担軽減を図るといった面もございます。また、MRIにつきましても、上下地域への収益性という点では多少疑問に思われる向きもあろうかと思いますけれども、高齢者の多い上下地域では脳梗塞の疑いでMRIによる検査が必要であることが多く、こういった迅速な対応が必要な疾病に対応する必要があるということでのMRIの更新を決定いたしております。こういった投資につきましては市の繰出額にも影響を与えるわけですけれども、総務省の繰り出し基準につきましては、こういった救急医療でありますとか僻地医療、不採算地区病院の運営に関する経費について繰り出し基準項目に上げておりまして、市もそれに基づき新たな繰り出し基準を設けたわけでございますので、全て不採算地区だからといって許されるわけではないんですけれども、必要な医療提供に資する投資については当然その効果といった点も考慮しながら、引き続き病院と協議しながら行っていく必要があろうかと考えております。 ○委員長(大本千香子君) 田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 不採算医療の中でそれぞれの投資項目の重要性については説明されてよくわかったわけですけれども、民間企業であれば投資をする場合、いろんな条件の中でシミュレートして、それで回収率が幾らで、それを現在価値に直して投資効果があるかどうかを吟味する中でその案件が認められるということがあります。それで病院経営もそんなに楽なところじゃないんで、投資効果についてはしっかりと見きわめてやるということが今後必要なんじゃないかと思いますので、付け加えておきます。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手を願います。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 次に、議案第84号「令和元年度府中病院事業会計決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 補足説明はございません。 ○委員長(大本千香子君) これより本案に対する質疑を行います。  まず、主要な施策の成果に関する説明書の主要施策重点事業管理シートについて、事業名35、湯が丘病院基本構想策定事業について質疑のある方は順次御発言を願います。  森川委員。 ○委員(森川稔君) この主要事業の説明の中で、将来検討委員会において考え方の整理ができたというふうに記述があるんですけれども、どのように整理されたのか、その内容をお聞かせください。 ○委員長(大本千香子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長(皿田敏幸君) 失礼いたします。考え方の整理ということでございますけれども、湯が丘病院の建てかえの前提となります湯が丘病院基本構想策定事業につきましては、関係部課長や県の担当課長及び外部知見を含めました湯が丘病院将来構想検討委員会を設置いたしまして、建てかえの規模でありますとか建てかえの方法、建てかえの考え方、建設コストなどについて検討を重ねまして、そういった点についての一定程度の考え方の整理というものはできたものの、建てかえの前提条件でございます今後の医師確保の見通しや、それを踏まえた建てかえの明確な時期といった課題の整理がまだ残っておりまして、最終的な構想案として詳細をお示しができる段階になりましたらまた御報告をさせていただければと思っております。 ○委員長(大本千香子君) 森川委員。 ○委員(森川稔君) 課題の整理ができたということなんですけれども、その課題について、本来であれば一つ一つ、いつまでにその課題を解決するかという、こういったことを、一般の企業だったらPDCAを回してそれを決めていくっていうようなことになるんですけど、その辺のところはまだできていないということでよろしいんですか。もし、今後いつまでにそういうことをされるか決められていればあわせてお伺いしたいと思います。 ○委員長(大本千香子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長(皿田敏幸君) 申しわけございません、できるだけ早い時期というふうには想定いたしておりますけれども、遅くとも年度内にはお示しできるようにさせていただければと思っております。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。  田邉委員。 ○委員(田邉稔君) 質問の通告をちょっとしていないんですけれども関連して、湯が丘病院のこの計画の中で前提条件で医師確保のことを言われたんですけれども、府中市が単独でこういった病院を持つことの負荷というか、負担はかなり大きいという中で、病院の特徴としてかなり広域的に利用される、県北部とかいう単位で取れると思うわけですし、そういった病院を全国で持ってるところは府中市ともう一つぐらいしかないと聞いているわけですけれども、病院自体を建てかえることも今あるわけですけれども、その前提として県へ移管するとか、広域でもって、府中市だけじゃなしに県北単位でもって今後運営するとかそういうことも想定の中にはあり得ると思うわけですけれども、そういったことは検討の中で出なかったんでしょうか。 ○委員長(大本千香子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長(皿田敏幸君) 県とか広域でという、今お話でしたけれども、以前広域についてはそういった取り組みを湯が丘病院でやったことがございましたけれども、不調に終わったという経緯がございまして、今回の検討委員会ではそういった議論にはなっておりません。今回の検討委員会では県の担当課長も出席をいただいて検討を重ねたんですけれども、こちらも県で持つという話には実際に至らなかったということです。 ○委員長(大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) 続いて、令和元年度府中市病院事業会計決算書について、質疑のある方は順次御発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について議員間討議を要求される方は挙手を願います。                  〔挙手なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本議案については議員間討議を実施いたしません。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立
    ○委員長(大本千香子君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(大本千香子君) 以上で厚生委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告の作成については御一任願います。  以上で厚生委員会を散会いたします。                午前11時25分 散会...