関市議会 > 2020-12-17 >
12月17日-22号

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  1. 関市議会 2020-12-17
    12月17日-22号


    取得元: 関市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-29
    令和2年第4回定例会会議録議事日程 令和2年12月17日(木曜日)午前10時 開  議 第1 会議録署名議員の指名 第2 議案第 84号 関市総合福祉会館条例の一部改正について 第3 議案第 85号 関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める           条例の一部改正について 第4 議案第 86号 関市国民健康保険税条例の一部改正について 第5 議案第 99号 公の施設の指定管理者の指定について(関市中央公民館、関市総合体育           館(アリーナ等を除く。)及び関市総合福祉会館) 第6 議案第106号 公の施設の指定管理者の指定について(せきてらす) 第7 議案第111号 令和2年度関市一般会計補正予算(第10号) 第8 議案第112号 令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 第9 議案第113号 令和2年度関市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) 第10 議案第114号 令和2年度関市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 第11 議案第115号 令和2年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第12 議案第116号 令和2年度関市水道事業会計補正予算(第1号) 第13 議案第117号 令和2年度関市下水道事業会計補正予算(第2号) 第14 議案第118号 令和2年度関市一般会計補正予算(第11号) 第15 市議第 3号 新型コロナウイルス感染症に係る医療機関等への新たな支援制度の創設           を求める意見書本日の会議に付した事件  1 議事日程第1から第15まで出席議員(22名)      1番   長 尾 一 郎 君        2番   池 村 真一郎 君      3番   林   裕 之 君        4番   武 藤 記 子 君      5番   浅 野 典 之 君        6番   田 中   巧 君      7番   後 藤 信 一 君        8番   渡 辺 英 人 君      9番   波多野 源 司 君        10番   鷲 見   勇 君      11番   村 山 景 一 君        12番   三 輪 正 善 君      13番   足 立 将 裕 君        14番   幅   永 典 君      15番   市 川 隆 也 君        17番   長 屋 和 伸 君      18番   栗 山   守 君        19番   土 屋 雅 義 君      20番   松 田 文 男 君        21番   小 森 敬 直 君      22番   猿 渡 直 樹 君        23番   石 原 教 雅 君欠席議員(なし)欠員(1名)説明のため出席した者 市     長    尾 関 健 治 君    副  市  長    山 下 清 司 君 教  育  長    吉 田 康 雄 君    市 長 公 室 長    森 川 哲 也 君 財 務 部 長    平 川 恭 介 君    協働推進部長     西 部 成 敏 君 健康福祉部長     後 藤 達 也 君    市民環境部長     市 原 克 美 君 産業経済部長     武 藤 好 人 君    基盤整備部長     後 藤 浩 孝 君 基盤整備部参事    大 西   勉 君    会 計 管 理 者    村 瀬 富喜子 君 教育委員会事務局長  西 部   靖 君出席した事務局職員 局     長    西 部 延 則      次     長    薮 下   彰 係     長    長 尾 鮎 子      主     査    渡 辺   淳     午前10時00分 開議 ○議長(波多野源司君)   皆さん、おはようございます。  これより、令和2年関市議会第4回定例会第5日目の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、私から指名いたします。  20番 松田文男君、21番 小森敬直君のお二人にお願いいたします。  これより議案の審議に入ります。  日程第2、議案第84号から日程13、議案第117号までの12件を一括議題といたします。  これら12件は、所管の各常任委員会に付託してございますので、その審査結果につきまして、各委員長から御報告をお願いいたします。  最初に、総務厚生委員長からお願いいたします。  8番 渡辺英人君、どうぞ。    (8番 渡辺英人君登壇) ◆8番(渡辺英人君)   皆さん、おはようございます。  御指名をいただきましたので、総務厚生委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第84号、関市総合福祉会館条例の一部改正について、議案第85号、関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)の所管部分、議案第112号、令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の所管部分、議案第114号、令和2年度関市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の5件であります。  これらの案件を審査するため、12月10日、全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、関係部課長の出席を求め、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  主な質疑の内容についてですが、議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)の所管部分では、債務負担行為補正地区公民センター指定管理者委託について、電気料金の基本料金の半額を基準に算定する指定管理料は少額であることから、指定管理者から運営が苦しい、厳しいという声は寄せられていないか。また、その対応を問う質疑に対しまして、当局より、新型コロナウイルス感染症禍において、運営が苦しいという話は2、3件伺っているが、それに対する助成や、来年度以降の指定管理料に上乗せをすることは、今のところ考えていないとの答弁がありました。  また、議案第114号、令和2年度関市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)では、歳入の1款介護保険事業収入、3項国庫支出金介護保険保険者努力支援交付金について、新たな交付金が関市に交付されることになった要因を問う質疑に対しまして、当局より、介護保険保険者努力支援交付金は、介護予防健康づくりなどの取組を増加させた保険者に対し、国から交付される今年度からの新たな交付金である。重症化予防の取組、特定健康診査の受診率、特定保健指導の受診率、がん検診の受診率、歯科健診の受診率、データヘルス計画の実施状況などが個々に点数化され、その点数に応じて額が決定されるもので、市の取組が国に評価されたことから交付されたものであるとの答弁がありました。  なお、議案第84号、議案第111号の所管部分の2件につきましては、討論がありました。  そして、採決の結果、議案第84号、議案第111号の所管部分の2件は、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決し、議案第85号、議案第112号の所管部分、議案第114号の3件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、議案第111号の債務負担行為補正地区公民センター指定管理者委託に関連して、市は、新型コロナウイルス感染症禍における公民センターへの影響について、実態調査を行い、必要な措置を検討していただきたいという委員会としての意見の一致を見ました。  以上で、総務厚生委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   次に、文教経済委員長、お願いいたします。  6番 田中巧君、どうぞ。    (6番 田中 巧君登壇) ◆6番(田中巧君)   御指名をいただきましたので、文教経済委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第99号、公の施設の指定管理者の指定について(関市中央公民館、関市総合体育館アリーナ等を除く。)及び関市総合福祉会館)、議案第106号、公の施設の指定管理者の指定について(せきてらす)、議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)の所管部分、議案第113号、令和2年度関市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)の4件であります。  これらの案件を審査するため、12月11日、全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  また、議案第99号につきましては、同日、総務厚生委員会との連合審査会を開催いたしました。  審査に当たりましては、教育長、関係部課長の出席を求め、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  主な質疑の内容についてですが、議案第99号、公の施設の指定管理者の指定について(関市中央公民館、関市総合体育館アリーナ等を除く。)及び関市総合福祉会館)では、指定管理の業務の中に、託児ルームの業務を加えることで、託児事業の管理者が市から指定管理者へ移行し、市が直接的な責任を負わなくなると考えるが、営利を目的とする株式会社を中心とした事業体に福祉事業を委ねることは適切かとの質疑に対しまして、当局より、託児ルームの運営については、これまで委託業務で行っており、指定管理へと移行した後も同様に、市としても責任を持って事業を行っていきたい。  また、今回指定する指定管理者代表構成員株式会社であるが、託児ルームを直接的に運営するのは特定非営利活動法人であり、民間の力を借りつつ、さらなる福祉の向上につなげていきたいとの答弁がありました。  また、議案第106号、公の施設の指定管理者の指定について(せきてらす)では、施設の概要を問う質疑に対しまして、当局より、せきてらす内には、観光案内所、刃物工房、キッチン設備多目的ホールを整備する。様々な方に気軽に訪れていただけるようなたまり場であったり、情報発信の場となるよう努めていきたいとの答弁がありました。  また、指定管理者を指定するに当たり、観光協会以外の一般企業も候補として検討されたのかとの質疑に対しまして、当局より、刃物ミュージアム回廊の構想段階において、当時、法人として独立化した観光協会に限らず、一般企業も含めて検討していたが、市の観光や商工業を熟知し、現在も、市の観光案内所という位置づけで事業を行っている観光協会指定管理者として指定すれば、せきてらすをオープンした際に大きな力を発揮していただけると考えたため、指定することとしたとの答弁がありました。  また、議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)の所管部分では、債務負担行為補正の変更及び地方債補正の変更の市民球場改修事業について、当初の予算額の約9億5,000万円から約14億円へと増額となった経緯を問う質疑に対しまして、当局より、解体工事において発覚したアスベストの除去費用や当初の予定にはなかった球場内の土の搬出等の費用の発生、また、基本設計から実施設計に移行する段階で、改修における様々な追加要望を設計に反映させたことで増額となったとの答弁がありました。  なお、議案第99号、議案第111号の所管部分の2件につきましては、討論がありました。  そして、採決の結果、議案第99号、議案第111号の所管部分の2件は、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決し、議案第106号、議案第113号の2件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、文教経済委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   次に、建設環境委員長、お願いいたします。  19番 土屋雅義君、どうぞ。    (19番 土屋雅義君登壇) ◆19番(土屋雅義君)   御指名をいただきましたので、建設環境委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第86号、関市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)の所管部分、議案第112号、令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の所管部分、議案第115号、令和2年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第116号、令和2年度関市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第117号、令和2年度関市下水道事業会計補正予算(第2号)の6件であります。  これらの案件を審査するため、12月14日、全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、関係部課長の出席を求め、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  そして、採決の結果、議案第86号、議案第111号の所管部分、議案第112号の所管部分、議案第115号、議案第116号、議案第117号の6件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、建設環境委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   それでは、これより各委員長の審査結果の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論の通告がございますので、発言を許可いたします。  21番 小森敬直君、どうぞ。    (21番 小森敬直君登壇) ◆21番(小森敬直君)   ただいま議長さんから御指名をいただきましたので、日本共産党関市議員団を代表いたしまして、各常任委員長の報告に対する討論を行います。  議案第84号、関市総合福祉会館条例の一部改正について、議案第99号、公の施設の指定管理者の指定について(関市中央公民館、関市総合体育館アリーナを除く。)及び関市総合福祉会館)と議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)についての3つであります。  まず、議案第84号、関市総合福祉会館条例の一部改正についてです。  この条例改正では、現在、わかくさ・プラザ内にある託児ルームあゆっこを公の施設の指定管理の指定に加えるためと、託児ルームの使用料を新たに設けるものとなっております。  次に、議案第99号であります。  この条例は、指定管理者の指定をTSG共同企業体に令和3年4月1日から令和6年3月31日までの期間としています。今までの指定管理は、関市中央公民館、関市総合体育館、関市総合福祉会館の建物の管理であります。今回追加されますのが、福祉会館の隣にあります託児ルームあゆっこです。隣には児童センターもあります。現在、託児ルーム子ども家庭課が管理をしています。そして、運営はサン・テンポラリーという会社です。隣の児童センターは、3つの会館を管理しているシダックスという会社であります。  当局の説明では、指定管理する理由として、安定した託児サービスができる、隣の児童センターとの連携が図れる、事務の簡略化、経費の負担軽減などとの理由を述べられました。  安定した託児サービスができるについてですが、現在、安定したサービスができていないのかとの問いには、現在も安定しているとのことでありました。  隣の児童センターとの連携が図れるとは、これも従来と変化はありません。  事務の簡素化については、3年ごとの指定管理の際に、この3つの施設に組み込まれるので、簡単に済むということだけであって、あくまで託児の事務、業務が簡素化されるわけではありません。  また、指定管理者制度にする第一の理由の経費の軽減であります。託児センターあゆっこは、2年間で3,000万円、年1,500万円。児童センターは年500万円です。合計約2,000万円とのことでありました。  どれだけ経費が削減されるかについては、業務内容はほとんど今と変わらないので、経費も多少の削減ができるのではないか、同程度との回答でした。  今回の指定管理者の狙いは、今までの施設の管理から福祉の業務まで、丸ごと指定管理してしまうということであります。公の施設を民間業者に管理させ、コスト削減を図る指定管理者制度は、そこで働く労働者の賃金の引下げや人員削減もされる可能性もあります。  今回、指定管理者は、シダックスからTSG共同体に替わりますが、ここで働く労働者は64人が働いていることです。そのうち48人が関市の在勤者とのことであります。コロナ禍の下で、景気も先行き不透明の中、新しい会社は、今後雇ってくれるのか心配だと、声が上がっておりました。  委員会での答弁では、今まで働いてきた人を今後も雇いたいと、事業者は言っているとのことでしたが、まだこれも確定ではありません。人件費が経費の大部分であるだけに、心配されます。  私たちは、これまでも福祉や教育は指定管理者制度にはなじまないと訴えてまいりました。託児ルームの事業は乳幼児を抱え、預かるという大切な事業です。大きな責任がかかってきます。ですから、市が直接責任を持つべきです。指定管理者に事業を委ねることは適切ではないと考えます。  続いて、議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)についてであります。  この中には、議案第99号の総合福祉会館の委託額が債務負担行為補正として計上されています。  以上の理由を述べまして、この3つの議案に対する反対討論といたします。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   ほかに討論の通告もございませんので、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  採決は区分して行います。  最初に、議案第84号、関市総合福祉会館条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第84号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第85号、関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第85号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第86号、関市国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第86号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第99号、公の施設の指定管理者の指定について(関市中央公民館、関市総合体育館アリーナ等を除く。)及び関市総合福祉会館)を採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第99号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第106号、公の施設の指定管理者の指定について(せきてらす)を採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第106号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第111号、令和2年度関市一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第111号は各常任委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第112号、令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第112号は各常任委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第113号、令和2年度関市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第113号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第114号、令和2年度関市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第114号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第115号、令和2年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第115号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第116号、令和2年度関市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第116号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第117号、令和2年度関市下水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第117号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、日程第14、議案第118号、令和2年度関市一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。  本件は、直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   それでは、今定例会に追加提案をいたします議案第118号、令和2年度関市一般会計補正予算(第11号)につきまして、御説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、12月2日に成立した改正予防接種法により、無償となる新型コロナウイルスワクチンの接種に係る体制整備のほか、ひとり親世帯への給付や感染症指定医療機関等への支援を緊急的に行うため、補正予算を提出するものです。  追加議案書の1ページです。  議案第118号、令和2年度関市一般会計補正予算(第11号)です。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1億6,199万3,000円を追加し、予算の総額を519億7,528万6,000円とするものです。  5ページ、歳入の14款国庫支出金の2項国庫補助金では5,683万3,000円の補正増で、ひとり親世帯への臨時特別給付金給付事業費国庫補助金新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金などによるもの、18款繰入金の1項基金繰入金では、1億516万円の補正増で、財政調整基金繰入金によるものです。  6ページ、歳出の3款民生費の3項児童福祉費では、新型コロナウイルス感染症感染拡大により、生活に大きな影響を受けているひとり親世帯を支援するため、国のひとり親世帯臨時特別給付金によるもので、1世帯5万円、第2子以降、1人につき3万円を支給するためのもの、また、国の支援策に加え、市独自の支援策として、1世帯3万円の特別給付金を支給するもの。4款衛生費の1項保健衛生費では9,688万4,000円の補正増で、新型コロナウイルスワクチンが供給可能となった場合を想定し、速やかに市民に対する接種を行うための事前準備のための経費及び感染者の入院や外来の対応に御尽力いただいております中濃厚生病院と関中央病院への支援によるものです。  以上で、議案第118号の説明を終わります。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようですので、討論を終わります。  これより採決をいたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第118号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第15、市議第3号、新型コロナウイルス感染症に係る医療機関等への新たな支援制度の創設を求める意見書を議題といたします。  本件は、直ちに提出議員代表の説明を求めます。  22番 猿渡直樹君、どうぞ。    (22番 猿渡直樹君登壇) ◆22番(猿渡直樹君)   市議第3号について、提出議員を代表して提案をいたします。  市議第3号、新型コロナウイルス感染症に係る医療機関等への新たな支援制度の創設を求める意見書。  別紙のとおり、関市議会会議規則第13条の規定により、提出します。  提出議員は、私のほか、敬称略して紹介いたします。小森敬直、浅野典之、石原教雅、土屋雅義、合計5名の提出議員でございます。  別紙の案文を朗読いたします。  新型コロナウイルス感染症に係る医療機関等への新たな支援制度の創設を求める意見書(案)。  新型コロナウイルス感染症の拡大により、医療機関は、その対応に奔走し、介護施設、介護事業所(以下「介護施設等」という。)は、感染におびえながら介護を提供している。  こうした中、多くの医療機関では、患者が感染をおそれ、外来の受診を控えたことにより、患者数が減少するとともに、介護施設等でも、感染をおそれた利用者及び新規利用者の減少が起きている。  また、感染症患者受入れ医療機関では、感染者のための専用病床の確保、医師及び看護師等の特別勤務体制を整えたことから、入院患者の受入れが減少するとともに、手術、検査、健康診断の先延ばし等が起きている。  これらのことにより、医療機関及び介護施設等の収入が大幅に減少し、厳しい経営を強いられている。  よって、国におかれては、新型コロナウイルス感染症の影響から医療機関及び介護施設等を守り、安全、安心な医療、介護を維持するため、下記事項について至急対応されるよう強く求める。  記。  1 医療機関及び介護施設等の事業継続に資する新たな支援制度を創設すること。  2 医療機関及び介護施設等で働く人々の雇用の安定が確保できるよう手だてを取ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月17日。  岐阜県関市議会。  提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣。  以上でございます。  御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論のある方はございませんか。  14番 幅永典君、どうぞ。    (14番 幅 永典君登壇) ◆14番(幅永典君)   御指名をいただきましたので、市議会公明党を代表いたしまして、市議第3号、新型コロナウイルス感染症に係る医療機関等への新たな支援制度の創設を求める意見書に、反対の立場で討論します。  この意見書で、介護施設の事業継続に資する新たな支援制度の創設、医療機関及び介護施設等で働く人々の雇用の安定確保を求める点についてはおおむね賛同できますが、1点、医療機関の事業継続に資する新たな支援制度の創設については、慎重な対応が必要であると考えます。  新型コロナウイルス禍で医療機関の収益悪化が深刻化する中、本意見書は、医療機関全体に経済支援を求めるものとなっています。このことは、提案者である猿渡議員にあらかじめ直接確認をしております。  病院や診療所での感染を恐れた患者が受診を控え、緊急事態宣言が解除された6月以後も、患者数の回復がいまだに鈍い状況にあり、医療機関の経営難を行政が助けるべきという意見が多くありますが、医療機関への経済支援は、コロナ対応により直接影響を受ける医療機関に重点的に行うべきであると考えます。  新型コロナウイルス感染の収束が不透明な中、感染症患者は今後も発生し続ける見通しであります。足元で中高年の患者割合が拡大していることを考えると、今後、重症、中等症患者に対する医療体制の確保がコロナ対策の重要な鍵と言えます。この意味において、コロナ対応、医療機関に対する経済支援は最優先課題の一つとして取り扱われる必要があります。  しかしながら、一方で、医療機関全体に対する経済支援の在り方については、経営実態を分析、把握する必要があります。  日本では、診療報酬の多くが出来高で請求でき、医師の裁量も過剰なまでに認められています。現場が提供している医療の中身に行政がほとんど介入しないという医療体制の中で、コロナ禍における患者動向を見てみますと、医科、調剤及び歯科の診療種類のうち、入院外と歯科で患者数が大きく減少する一方、1件当たりの点数は上昇しております。  このことは、医師が収入を維持するために必要以上のサービスを提供する、いわゆる医師誘発需要をつくっている可能性を示唆するものです。  日本の受診行動の最大の特徴に、海外諸国に比べ、頻度の高さが挙げられます。仮にこの高い受診頻度に不必要な受診が含まれており、今回のコロナ禍で受診の抑えでその部分が剥落した、剥がれ落ちたとするなら、それは医療資源の有効活用や医療費適正化の観点からすれば、望ましい方向と言えます。  さらに、この傾向が続く場合、これまで必要性の乏しいサービスの提供や非効率な経営を行ってきた医療機関では、事業の継続が困難になると見込まれますが、このような医療機関を存続させるために、税金や保険料を使って支援を行うことが果たして妥当であるのか、疑問が残ります。  また、こうした診療所などの損失を診療報酬や税金で一律に穴埋めするような救済策は過剰な医療を復活させるだけになりかねないと思われます。医療機関全体への支援については、患者の減少要因について、必要な医療までもが抑制されたためか、あるいは不必要な部分が剥落したためかは、レセプトデータなどを活用して識別し、必要な医療までもが抑制されたためであるならば、当然支援を行い、医師誘発需要をつくっている医療機関においては、より患者ニーズに合った医療サービスを提供する改革を急ぐ必要があり、自助努力を促すべきと考えます。  医療は国民の命を守る社会資本であり、その供給体制の整備は政府の責務であります。しかし、医療は国民に必要だからといって、非効率機関の温存を認め、改革もなされず、医療機関全体に経済支援を行うことになるのであれば、果たしてそれが国民のための施策につながるのか、懸念が生じます。  したがって、医療機関全体への経済支援は、経営の現状を踏まえた上で慎重になされるべきと主張し、市議第3号に反対を表明して討論とします。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   ほかに討論のある方ございませんか。    (発言する者なし)  討論もないようですので、これで討論を終わります。  これより採決をいたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手をお願いします。    (賛成者挙手)  賛成少数と認めます。  よって、市議第3号は否決されました。  次に、当局より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  尾関市長、どうぞ。 ◎市長(尾関健治君)   昨日の県の発表、そして、本日の新聞報道などでも御覧をいただいていると思いますけれども、新型コロナウイルス感染症対策のため、特措法による酒類の提供を伴う店舗に対しまして、県知事から営業時間の短縮の要請が行われることとなっております。  昨日、関市もその対象地域となるということが県のほうから発表されたところでございます。概要について、少し御説明を申し上げます。  御存じのこともあるかと思いますが、まず、対象店舗につきましては、酒類の提供を行う店舗でございます。  要請期間につきましては、当初19日、土曜日ということでありましたが、一日前倒しで、18日、明日、金曜日から1月11日、月曜日までが対象期間となります。  時間につきましては、午後9時から午前5時まで、そして、協力金額につきましては、1店舗につき100万円ということになります。  その財源でございますけれども、100万円のうち、国が80%、県が15%、市が5%という負担になります。したがいまして、市といたしましては、1店舗当たり5万円を負担するということになります。  対応で、周知の方法でございますけれども、本日中に、市内の店舗約430店舗が旧郡部も含めて対象となると見込んでおりますので、市役所の職員60人以上の体制を取りまして、それぞれの店舗を訪問をして、お知らせをするということを予定しております。  ただし、昼間の営業をなされていないというお店もあると思われますので、そういったお店についてはポスティングをして、後ほど、電話などで周知を図っていくということになります。  先ほど申し上げましたとおり、実質的な周知期間は今日一日ということになりますので、私ども、市役所挙げて取り組んでまいりますけれども、議員の皆様の、またお知り合いの店舗等も、経営者の方もいらっしゃるというふうに思いますので、また、議員の皆様からもお声がけいただければ幸いに存じます。  なお、協力金に伴う予算措置でございますけれども、専決処分を予定しておりますので、そのことも併せて御報告を申し上げます。  以上です。 ○議長(波多野源司君)   次に、山下副市長、どうぞ。 ◎副市長(山下清司君)   それでは、発言の許可をいただきましたので、皆様のお手元に配付をさせていただきました4件の損害賠償の額を定める件につきまして、御報告をさせていただきます。  これらは、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分をしたものでございます。  最初に、専決第25号につきましては、専決日は令和2年10月7日でございます。  内容といたしましては、令和2年7月11日、午後11時頃、関市下有知3879番1地先の市道の穴により、次の方が所有する自動車に損害を与えましたので、次のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方とその額につきましては記載のとおりで、市の損失割合は40%でございます。  次に、専決第26号につきましては、専決日は令和2年11月24日でございます。  内容といたしましては、令和2年7月28日午前7時25分頃、関市東山27番41地先の交差点において、職員が公用車を運転し、左折する際、後方から直進してきた自転車が転倒し、次の方が負傷し、損害を与えたので、次のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方とその額につきましては記載のとおりで、市の損失割合は100%でございます。  次に、専決第27号につきましては、専決日は令和2年11月26日でございます。  内容といたしましては、令和2年10月29日午前4時30分頃、関市下白金1054番1地先の市道において、ポストコーンの破損により、次の方が所有する自動車に損害を与えましたので、次のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方とその額につきましては記載のとおりで、市の過失割合は60%でございます。  次に、専決第28号につきましては、専決日は令和2年12月9日でございます。  内容といたしましては、令和2年10月28日午前10時頃、関市塔ノ洞3888番地の中池公園陸上競技場において、職員が支障木の伐採作業をしている際に、伐採した枝が、次の方が所有する電気引込線に接触し、その接続部に損害を与えたので、次のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方とその額につきましては記載のとおりで、市の過失割合は100%でございます。  なお、賠償額につきましては、専決第28号は、全国市長会市民総合賠償補償保険から、それ以外の3件は全て、全国市有物件災害共済会から全額補填を受けるものでございます。  以上、4件の損害賠償につきまして報告をさせていただきました。事故の原因となった市道の穴、ポストコーン及び電気引込線接続部につきましては、既に補修等を終えております。今後はより一層の注意義務をもって、パトロールなどにより、道路の維持管理、交通事故の防止、作業の安全確認の徹底、指導を努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。  続きまして、5,000万円以上の工事請負契約につきまして御報告をさせていただきます。  これは、令和2年9月18日から令和2年12月3日までの契約分についてでございます。事後審査型一般競争入札による当初契約11件、指名競争入札による当初契約1件の計12件で、工事名及び場所、工事概要、契約金額及び相手方、契約日及び工期、参加業者名、または選定業者名は記載のとおりでございます。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(波多野源司君)   次に、長期財政計画、例月現金出納検査報告書1件につきまして皆様に配付してございますので、御承知おき願います。  以上をもちまして、今定例会に提案になりました案件は、全て議了いたしました。  これをもちまして、令和2年関市議会第4回定例会を閉会いたします。
    ◎局長(西部延則君)   御起立をお願いいたします。  ただいまから閉会式を行います。  初めに、議長から御挨拶をいただきます。    (議長 波多野源司君登壇) ○議長(波多野源司君)   閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には、22日間にわたる今定例会会期中、提出されました議案をはじめ、市政の諸問題について、終始熱心な御審議を賜り、ここに全ての案件を議了することができました。  議員並びに執行部各位には、議事運営に格別の御協力をいただきましたことを心からお礼を申し上げます。  今定例会では、様々な問題や課題について議論をいただきました。執行部におかれましては、議員から出された意見、要望等を今後の市政発展の一助として尊重されますようお願い申し上げます。  本年もあと僅かとなりました。皆様方におかれましては、健康に十分御留意され、よき新年をお迎えいただきますよう御祈念を申し上げ、閉会の御挨拶といたします。  皆さん、連日にわたり、誠に御苦労さまでございました。    (降  壇) ◎局長(西部延則君)   続きまして、市長から御挨拶をいただきます。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   令和2年関市議会第4回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会で提案をさせていただきました諸議案につきまして、いずれも慎重に御審議、可決を賜り、誠にありがとうございました。  さて、これまでの議会活性化協議会ですが、出席委員の全員賛成をもって決することを原則という高いハードルを自ら掲げていると伺っております。自らつくったルールにより、自縄自縛とならないことを願っております。  今後の関市議会の活性化の動向について、市民の皆さんと共に、私自身も注視をしてまいりたいと思います。  さて、令和3年関市議会第1回定例会は2月16日の開会を予定いたしたいと考えております。  最後になりましたが、本年も残り僅かとなりました。皆様におかれましては、健康には十分に御留意をいただき、新年を迎えられますことを御祈念申し上げて、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。    (降  壇) ◎局長(西部延則君)   以上をもちまして、閉会式を終了いたします。     午前10時53分 閉会上会議の顛末を記録し、相違ないことを証するために署名する。          関市議会議長       波 多 野   源   司          関市議会議員       松   田   文   男          関市議会議員       小   森   敬   直...