• "実効性"(/)
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  1. 八戸市議会 2022-07-21
    令和 4年 7月 総務協議会-07月21日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年 7月 総務協議会-07月21日-01号令和 4年 7月 総務協議会   総務協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和4年7月21日(木)午前10時00分~午前10時20分 第1委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項の報告について   1 八戸市体育館の建て替えに関する基本構想(案)について   2 八戸市デジタル推進計画の策定に関する基本方針について  ────────────────────────────────────── 出席委員(6名)  副委員長 間   盛 仁 君  委 員  吉 田 洸 龍 君   〃   上 条 幸 哉 君   〃   苫米地 あつ子 君   〃   坂 本 美 洋 君   〃   五 戸 定 博 君
    欠席委員(2名)  委員長  藤 川 優 里 君  委 員  高 橋 正 人 君 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  まちづくり文化スポーツ部長   前 田   晃 君  総務部長            岩 瀧 大 介 君  まちづくり文化スポーツ部次長兼 石 丸 隆 典 君  スポーツ振興課長                           他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹 八木橋 昌 平  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○間 副委員長 おはようございます。  本日の欠席通告者は、藤川委員長高橋正人委員でありますので、報告いたします。  ただいまから総務協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項の報告について ○間 副委員長 理事者から所管事項について報告の申出がありますので、これを受けることにいたします。  皆様にあらかじめ申し上げます。  今般の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、所管事項の報告については、報告案件に関係する部署が順次入室して説明し、報告終了後は退室することになりますので、御了承願います。  ──────────────────────────────────────  1 八戸市体育館の建て替えに関する基本構想(案)について ○間 副委員長 初めに、八戸市体育館の建て替えに関する基本構想案について報告願います。 ◎石丸 まちづくり文化スポーツ部次長スポーツ振興課長 おはようございます。  それでは、八戸市体育館の建て替えに関する基本構想案について、資料に基づき御説明いたします。  タブレットの資料2ページを御覧願います。  まず、1の構想策定の目的でございますが、八戸市体育館の建て替えに関する基本的な考え方を取りまとめることでございます。  次に、2のこれまでの経緯でございますが、平成27年12月に八戸市体育館の耐震診断を実施した結果、震度6強以上の地震に対して倒壊または崩壊の危険性があるとの診断を受け、平成31年3月に今後の八戸市体育施設の在り方及び整備・改修に係る基本的な方向性についてまとめた八戸市体育施設整備に関する基本方針を策定してございます。  その中で、八戸市体育館の建て替えについては、八戸圏域連携中枢都市圏内の中核を担う体育施設となるよう検討すること、武道館、弓道場及びプールとの複合施設化を検討すること、長根公園内の別な場所への配置を検討することに考慮し、早期に基本構想の策定に着手することを規定してございまして、このことを受け、今年1月20日に、学識経験者スポーツ団体関係者、建築に関する有識者、まちづくりに関する有識者等で構成する八戸市体育施設整備検討委員会を新たに立ち上げ、八戸市体育館の機能、規模、配置等に関する御審議をいただいており、昨日7月20日に同整備検討委員会に対して、八戸市体育館の建て替えに関する基本構想案について諮問したものでございます。  次のページを御覧願います。  3の建て替えに関する基本的なコンセプトでございますが、「する」スポーツ、「みる」スポーツ、「ささえる」スポーツ活動を促し、スポーツのある日常生活を支えるための「多様な世代の誰もがスポーツに親しめるスポーツ振興拠点」とし、主な日常時の利用はスポーツ活動としますが、非日常時はスポーツ施設としてだけではなく各種コンベンション開催等多目的利用が可能な施設となるよう、必要な機能を整備することとしてございます。  次に、4の新たな体育館の施設の構成に関する考え方でございます。  まず、(1)のメインアリーナでございますが、バスケットボールコート3面分程度の面積とし、観客席については固定式で現在の体育館の4分の3程度の1500席以内、また大規模な大会等の開催の際の座席については、仮設により増やし対応することを想定してございます。  次に、(2)のサブアリーナでございますが、バスケットボールコート1面分程度の面積とし、メインアリーナと連続性を持たせることを想定しており、また観客席については固定式で500席以内とし、メインアリーナと合わせて、現在の体育館の2000席と同程度の席数を確保することを検討しております。  向かって左側の図は、メインアリーナ3面、サブアリーナ1面としたときのイメージ図、向かって右側の図は、参考としてメインアリーナ2面、サブアリーナ2面としたときのイメージですが、一部のスポーツ競技団体から提案されており、この2案で整備検討委員会の中等で検討を行っているものでございます。  次に、(3)の柔道場でございますが、試合場サイズ64平方メートルで、2面分程度の面積とすることを想定してございます。  次のページを御覧願います。  (4)の剣道場は、試合場サイズ121平方メートルの2面分程度の面積、(5)のトレーニングルームは、現在の体育館のトレーニングルームの面積717平方メートルと同程度の面積とすることを想定してございます。  次に、(6)のプールは、7レーン程度の屋内25メートル公認プールの整備について検討することとしてございます。  次に、(7)その他の諸室は、会議室、器具庫、スタッフルーム、更衣室、シャワー室、医務室、多目的室及びキッズルーム等の必要な施設の整備を検討することとしてございます。  次に、5の長根公園内のほかのスポーツ施設等の構成に関する考え方でございますが、まずは(1)の武道館でございます。関係するスポーツ競技団体の意向等を踏まえ、武道館は存置し、レスリング場等として利用を継続し、柔道場及び剣道場は新体育館内に整備することとしてございます。  また、(2)の弓道場も存置し、利用を継続することとしてございます。  次に、(3)のプールでございますが、廃止し、新体育館内への整備について検討、(4)のスポーツ研修センターも廃止し、スポーツ研修センター及び長根屋内スケート場等の会議室の利用状況等を踏まえ、新体育館内に会議室を整備、(5)のスケートリンクは廃止することとしてございます。  次のページを御覧願います。  6の新たな体育館の整備想定エリアでございますが、廃止することとしてございますプール、スポーツ研修センタースケートリンクが位置するエリアとしてございます。  次に、7の建て替えに向けて配慮すべき事項でございますが、まずは(1)のユニバーサルデザインでございまして、多様な世代の誰もが利用しやすい体育館となるよう配慮すること、(2)環境負荷の低減は、可能な限り環境負荷の低減を図るよう配慮すること、(3)の将来の需要に応じた仕様は、市内のスポーツ競技人口の動態及び現状の市内施設の利用率等も踏まえ、将来の需要に応じた体育館となるよう配慮すること、(4)の快適性は、する・みる・ささえるスポーツそれぞれの立場における快適性に配慮することとしてございます。  次に、(5)の配置は、中心市街地との回遊性に配慮するとともに、長根公園外からのアクセス及び公園内の他の施設との動線も踏まえ検討すること。次のページを御覧願います。(6)の防災機能は、長根公園は、地域防災拠点及び広域避難場所に位置づけられており、また、その中に立地する長根屋内スケート場地域防災拠点施設として、帰宅困難者等の一時避難施設、消防・警察・自衛隊等の災害応急復旧活動拠点及び救援物資等集積場所等としての役割を担っていることから、その役割について検討することとしてございます。  次に、8の建て替え・運営手法でございますが、市が自ら建て替え等を行う従来型手法のほか、民間の創意工夫等を活用したPFI手法等の導入についても検討することとしてございます。  次に、9の着工までの流れでございますが、上から順に、八戸市体育館の建て替えに関する基本的な考え方をまとめた基本構想を今年11月を目途に策定予定でございまして、次いで、基本構想でまとめた内容について整理し、より詳細な規模、仕様及び設備等をまとめた基本計画を策定し、次いで、基本計画で示した内容について、法令や敷地の条件等を踏まえながら基本的な図面としてまとめた基本設計基本設計に基づき、実際の工事を考慮した上で詳細な図面を作成するとともに、具体的な工事費の積算を行う実施設計を経て着工という流れを想定しているものでございます。  次に、10の今後の予定でございますが、本日から来月31日までバブリックコメントを実施し、10月12日の第6回委員会における審議を経て、11月の第7回委員会におきまして、八戸市体育館の建て替えに関する基本構想案の答申を整備検討委員会からいただき、同月中に構想を策定予定でございます。  なお、昨日、八戸市体育施設整備検討委員会に対しまして諮問いたしました八戸市体育館の建て替えに関する基本構想案につきましては、本日、市議会議員の皆様に対しまして事務局廊下前のボックス経由でお配りしておりますので、お知らせいたします。  資料の説明につきましては以上でございます。 ○間 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆五戸 委員 今この図面を見ると、ちょうどこの場所が昔はずっと沼だったところなんです。それについて地盤調査というのはちゃんと一回してあるのかないのか、ちょっと伺います。 ◎石丸 まちづくり文化スポーツ部次長スポーツ振興課長 五戸委員の質問にお答えいたします。  地盤調査ということですけれども、昭和44年の段階で地質調査というのをやってございまして、その際には深度約24メートル緯線のN値が50となっているものでございます。また、建築の場合には改めて実施することを想定しているものでございます。  以上でございます。 ◆五戸 委員 我々子どもの頃、よくここに来て滑ったもんですけれども、本当に沼だったところなので、計画して新たにまた地盤改良とかそういうものが発生しないように、しっかりと調査してからお願いいたします。  以上です。 ○間 副委員長 ほかにありませんか。 ◆苫米地 委員 今の五戸委員の質問に関連してなんですけれども、建築の前には改めて地質調査、地盤調査のようなものを実施するということでした。建築の前ということは、実施設計等とこの計画があるんですけれども、着工までの流れのところでどの段階で改めての調査を実施する予定なのか、計画があれば教えてください。 ◎石丸 まちづくり文化スポーツ部次長スポーツ振興課長 苫米地委員の御質問にお答えいたします。  現時点でこの段階というのは具体的にはないんですけれども、考えているのは基本計画から基本設計の間ということを想定してございます。  以上でございます。 ◆苫米地 委員 分かりました。先ほども出たように、着工してからあらあらということになるのが一番大変なわけですので、ここは今までもあったから急に地盤が弱くなるということはないとは思うけれども、ずっと将来にわたって使うわけですから、そこのところはきちんとお願いいたします。  終わります。 ○間 副委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○間 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 八戸市デジタル推進計画の策定に関する基本方針について ○間 副委員長 次に、八戸市デジタル推進計画の策定に関する基本方針について報告願います。 ◎皆川 行政管理課長 それでは、八戸市デジタル推進計画の策定に関する基本方針について御説明いたします。  タブレットの資料では7ページ目をお開き願います。  まず、1、策定経過等についてでございますが、表の1行目を御覧ください。  去る令和4年7月5日に第1回八戸市デジタル推進本部会議で、八戸市デジタル推進計画の策定に関する基本方針を決定し、2行目に参りまして、7月21日、本日の当総務協議会基本方針を御説明させていただくところでございます。  次に、3行目に参りまして、八戸市デジタル推進計画の本体の策定に入りますが、まずは8月下旬に第1回八戸市デジタル推進懇談会の開催を予定しております。この懇談会は、外部有識者等により構成される地域社会デジタル化を推進するための取組をより実効性の高いものとするため幅広い意見を聴取するもので、今年度は3回の会議を予定しているところでございます。  計画策定の流れにつきましては、右側の矢印のとおり、素案、原案、案の流れで策定作業を行い、その都度懇談会を開催し、総務協議会で報告させていただきたいと考えております。  令和4年の最後の行になりますが、12月下旬から計画の原案についてパブリックコメントの実施を予定しております。  令和5年に参りまして、2月上旬に第2回八戸市デジタル推進本部会議を開催しまして、パブリックコメントを踏まえたデジタル推進計画案について決定し、2月中旬の総務協議会で報告という流れで進めてまいりたいと考えております。  次に、2、八戸市デジタル推進計画の策定に関する基本方針について御説明いたします。  タブレットの8ページ目からが基本方針となりますので、順次資料に基づき御説明いたします。  ページを2枚お進みいただきまして10ページ目、1、策定の趣旨でございますが、まず国の状況として、第1段落目ですが、平成28年に官民データ活用推進基本法を制定し、官民データの活用を推進してきたこと、第2段落目に参りまして、令和3年9月にデジタル庁を創設し、デジタル社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進することとしていること、第3段落目に参りまして、さらに自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画を策定し、全ての地方自治体で足並みをそろえて進めていくことを記載しております。  次の段落に参りまして、当市の状況でございますが、そのような中で八戸市においても第7次八戸市行財政改革大綱においてデジタル化を図ってきたが、さらに進めていく必要があること、次の段落に参りまして、さらに市民サービス行政事務デジタル化に加え、地域社会デジタル化を推進し、市民が暮らしやすさを実感できるデジタル社会を形成していくことが重要であること、最後の段落に参りまして、このようなことから八戸市デジタル推進計画を策定するとしております。  次に、2、計画の位置づけでございます。  次のページ、11ページのイメージ図を御覧ください。  八戸市デジタル推進計画は、市の最上位計画である第7次八戸市総合計画に即した個別計画であり、第7次八戸市行財政改革大綱の推進を補完するものとして位置づけております。  また、国の計画との関係でございますが、自治体DX推進計画の内容を踏まえつつ、市町村官民データ活用推進計画を兼ねる計画と位置づけております。  次に、3、計画の基本目標でございます。  当計画では、市民サービスデジタル化行政事務デジタル化を加速させるとともに、地域社会デジタル化を推進するため、計画の大きな柱として3つの基本目標を定めるものでございます。  まず、1つ目のすみよいデジタル「より快適に、より便利に」でございます。こちらは、市民サービスデジタル化ということで、行政手続のオンライン化情報発信の充実・強化を図るとともに、通信インフラの整備やデジタルリテラシーの向上とICT教育の推進、医療、健康、子育て等の分野におけるデジタル化に取り組み、より快適でより便利な市民生活の実現を目指すとしております。  2つ目は、はたらくデジタル「働き方のリデザイン」でございます。こちらは行政事務デジタル化ということで、庁内BPRの推進やRPA・AIの活用による業務の効率化・高度化を図るとともに、情報システムの標準化・共通化や情報資産の最適化、情報セキュリティー対策の徹底を図り、職員の働き方のリデザインにつなげるとしております。  3つ目は、うみだすデジタル「いきいきとしたデジタル社会へ」でございます。こちらは、地域社会デジタル化の推進ということで、産学官金民の連携により、デジタル技術を生かしたまちづくりの推進やデジタル化による地域経済の活性化を図り、生き生きとしたデジタル社会の実現を目指すとしております。  次に、12ページに参りまして、4、基本目標達成のための取組でございます。  こちらは、先ほどの3つの基本目標を達成するため、それぞれの基本目標ごとに取組項目を示しております。  まず、(1)すみよいデジタルでは、1つ目として行政手続のオンライン化の推進、2つ目として情報発信の充実・強化、3つ目として通信インフラの整備の推進、4つ目としてデジタルリテラシーの向上とICT教育の推進、5つ目として医療・健康・子育て等デジタル化の推進に取り組むこととしております。
     次に、(2)はたらくデジタルでは、1つ目として庁内BPRの推進、次のページに参りまして、2つ目としてRPA・AIの活用促進、3つ目として情報システムの標準化・共通化の推進、4つ目として情報資産の最適化と情報セキュリティー対策の徹底に取り組むこととしております。  次に、(3)うみだすデジタルでは、1つ目としてデジタル技術を生かしたまちづくりの推進、2つ目としてデジタル化による地域経済の活性化に取り組むこととしております。  次のページ、14ページに参りまして、5、策定体制でございますが、ページ中段イメージ図を御覧ください。  左側の庁内推進体制としては、全庁を挙げてデジタル化の取組を推進していくため、市長を本部長とする八戸市デジタル推進本部を設置し、下部組織として総務部長を座長とした庁内連絡会議を設置しております。また、必要に応じてワーキンググループを設置する予定としております。  右側の枠になりますが、地域社会デジタル化を推進するための取組をより実効性の高いものとするため、外部有識者等で構成する八戸市デジタル推進懇談会を設置し、各事業の進捗状況の報告や意見聴取を行うこととしており、今後8月をめどに設置を予定してございます。  次に、6、策定スケジュールでございますが、こちらは本年7月から来年3月までの9か月間で策定することとしております。  次に、7、効果検証ですが、基本目標ごとの数値目標及びKPIを設定することとしております。こちらについては、庁内連絡会議や懇談会で都度検討しながら進めてまいりたいと考えております。  次に、15ページ目に参ります。  こちらは用語集を掲載しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。  以上で、八戸市デジタル推進計画の策定に関する基本方針についての説明を終わります。 ○間 副委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆上条 委員 ちょっと1点だけ意見を申し上げておきたいと思うんですけれども、(2)の④情報資産の最適化と情報セキュリティー対策の徹底というところなんですけれども、垣根を払ってどんどん情報を使いやすくしていくということは、同時に漏えいした場合のリスクも非常に大きくなるということで、各方面から情報漏えいに伴ういろんな被害、実際に起こっているケースが報告されていますので、特にこの方面にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  八戸はどこにも負けない、セキュリティーにおいてしっかりとやっていると、ほかがやっていないことを八戸はここまでやっている、そのぐらいの取組をしていただければと思いますので、その点だけお願いしておきたいと思います。  以上です。 ○間 副委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○間 副委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は全て終了いたしました。  ────────────────────────────────────── ○間 副委員長 これをもちまして総務協議会を閉じます。  お疲れさまでした。    午前10時20分 閉会...